JPH0129631Y2 - - Google Patents

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JPH0129631Y2
JPH0129631Y2 JP1984083278U JP8327884U JPH0129631Y2 JP H0129631 Y2 JPH0129631 Y2 JP H0129631Y2 JP 1984083278 U JP1984083278 U JP 1984083278U JP 8327884 U JP8327884 U JP 8327884U JP H0129631 Y2 JPH0129631 Y2 JP H0129631Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
input
polyester film
thickness
pen
protective sheet
Prior art date
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Application number
JP1984083278U
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JPS61632U (ja
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Priority to JP8327884U priority Critical patent/JPS61632U/ja
Publication of JPS61632U publication Critical patent/JPS61632U/ja
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Publication of JPH0129631Y2 publication Critical patent/JPH0129631Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、文字、図形などをコンピユータなど
の処理装置に入力する場合に、端末機器として用
いる入力タブレツトの入力プレート面を保護する
保護シートに関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、入力タブレツトにおいては、入力プレー
ト表面下に複数本の導体細線を互に直交し、かつ
直交した導体細線が電気的に接触されない様に配
置し、外部よりこれらの導体細線の内の2本の平
行線に交流電流を供給して磁界を発生させる。こ
の2本の線から発生した磁界の中に検出コイルを
置くことにより、検出コイルに誘導起電圧が発生
する。この時、各々2本の線から発生する誘導起
電圧が等しくなる点を座標として検出する。
供給する交流電流を、次々と異なる導体細線に
流せば、発生する磁界のプレート面上での位置は
異なり、これを検出コイルで検出すれば、その位
置、すなわち入力プレート面上の連続した座標を
知ることができる。
検出コイルは、入力ペンの先端部に設けられて
おり、ペン先を入力プレート面に100gr〜200g
rの圧力を加えて文字を書くあるいはメニユーを
押すことになる。入力プレート面が有機材料の様
なもので構成されているとき、入力ペンのペン先
が金属製であれば、入力時に入力プレート表面は
損傷する。これを保護するため、入力ペンのペン
先にゴムなどのキヤツプを設けたり、あるいは入
力面上に単板状の有機フイルムを置いたりしてい
た。
入力ペンで入力面上に手書き文字を入力する
時、ペン先にゴムキヤツプが設けてあるとペン先
が入力面上をスムースに動かず非常に入力し難
い。また、保護シートとしてポリエステルフイル
ムは有機材料の中でも表面硬度が高く良好なもの
であるが、単板状であると、入力ペンで文字入力
した場合、ペン先がすべりすぎ文字が書きにく
い。さらに、入力ペンのペン先の方で上述の如き
欠点をなくすことも考えられ得るが、ペン先をと
り替え難い構成のペンにおいてはやはり難かしい
などの欠点があつた。
考案の目的 本考案は、入力タブレツトの入力プレート面上
に、文字を手書きしてもすべり過ぎず違和感のな
い、しかも入力ペンで手書き入力したときの耐久
性も、単板状のものより優れている入力タブレツ
トの入力プレート面保護シートを提供することを
目的とするものである。
考案の構成 本考案の入力プレート面保護シートは、厚みが
45μm〜100μmの上面ポリエステルフイルムを
20μm〜50μmの層厚の粘着剤にて下面ポリエス
テルフイルムにはり合わせて構成するものであ
る。
実施例の説明 以下に本考案を実施例図を用いて説明する。
図は本考案の一実施例の保護シートの断面を示
したものである。すなわち、ポリエステルフイル
ム1とポリエステルフイルム2を粘着剤3にては
り合わせた構成のものである。
この構成で、本考案の目的である入力ペンによ
る違和感のない手書き入力を得るには、 ○イ 粘着剤の層3の厚さは、20μm〜50μmが良
好である。2枚のポリエステルフイルム1,2
の間に粘着剤層3を設ける理由は、入力ペンで
保護シート面を加圧して文字を手書きするとき
のペンの動き(以下に書きあじと呼ぶ)を良く
するためであり、その程度は粘着剤の層3の厚
みと、ポリエステルフイルム1(以下に上面ポ
リエステルフイルムと呼ぶ)の厚みにより良好
な範囲がある。粘着剤の層3の厚みが20μmよ
り薄くなると、手書き入力時にペン先がすべり
すぎ違和感を生ずる。また50μmより厚くなる
と、逆にペン先は保護シート内に沈みすぎてス
ムースに動かなくなり、ひつかゝる様な違和感
を生ずる。すなわち両者とも書きあじが悪くな
る。
○ロ ○イの接着剤層3の厚みにも関連するが、上面
ポリエステルフイルムの厚みも手書き入力時の
ペン先のスムースな動き、すなわち“書きあ
じ”に関係する。上面ポリエステルフイルムの
厚みは45μm〜100μmが良好な書きあじを得る
範囲である。粘着剤の層3の厚みが、50μm
で、上面ポリエステルフイルムの厚みが45μm
より薄くなると、ペン先はすべりにくくなり書
きあじは悪くなる。また粘着剤の層3の厚みが
20μmで、上面ポリエステルフイルムの厚みが
100μmより厚くなると、ペン先がすべり易く
なり書きあじは悪くなる。
本考案の他の目的は、手書き入力した時、保護
シート面のペン先による損傷に対する耐久性を単
板シートより優れたものにすることであるが、保
護シートを本考案の構成にすることにより達成で
きる。すなわち、本考案の保護シート面(上面ポ
リエステルフイルム側)にペン先で100gr〜200
grの筆圧を加えて手書き入力した時、保護シー
ト面はペン先で適度なへこみが出来、上面ポリエ
ステルフイルム1へのペン先による損傷が緩和さ
れる。上面ポリエステルフイルム1、ならびに粘
着剤層3の厚みが本考案の範囲外、すなわち、 ○イ 粘着剤層3の厚みが50μmより厚く、上面ポ
リエステルフイルム1の厚みが45μmより薄い
場合には、ペン先による保護シート面のへこみ
が大きすぎてペン先はひつかゝり保護シート面
の損傷は大となつて耐久性は悪くなる。
○ロ 粘着剤層3の厚みが20μmより薄く、上面ポ
リエステルフイルム1の厚みが100μmより厚
くなる場合には、ペン先の筆圧に対する粘着剤
層3の緩衡効果が少なくなり、保護シート面の
ペン先によつてこすられる効果が大となり耐久
性は悪くなる。ポリエステルフイルム単板の場
合には更にペン先による損傷効果は大となり、
耐久性はより悪くなる。
ポリエステルフイルム2(以下に下面ポリエス
テルフイルムと呼ぶ)の厚みは制限するものでは
ないが、むやみに厚くする必要はない。また薄く
し過ぎる必要もない。45μm〜150μm程度の厚み
であれば十分である。
本実施例においてはポリエステルフイルム1,
2ならびに粘着剤層3の透明性について限定して
いないが、入力タブレツトにメニユーを使用する
場合で、保護シート下側に重ねるときは、保護シ
ートを透明にする必要がある。この場はポリエス
テルフイルム1,2ならびに粘着剤として透明性
のあるものを用いればよい。
考案の効果 本考案による保護シートの効果について以下に
説明する。
上述した如く、本考案による保護シートは、
45μm〜100μm厚の上面ポリエステルフイルムと
下面ポリエステルフイルムを、層の厚みが20μm
〜50μmである粘着剤層で接着して構成されるも
のである。
本考案の保護シートを入力タブレツトなどの入
力面上に置き、その上から入力ペンで手書き入力
するとき、ペン先で100gr〜200gr筆圧を加え
て入力する。本考案の構成である保護シートを用
いた場合は、手書き入力時の書きあじは良好であ
るのに対し、従来の単板構成のものは手書きに対
し、ペンがすべりすぎて入力し難く、本考案の効
果は大である。また、本考案の構成による保護シ
ートは、ペン先による加圧に対し適当なへこみ
が、粘着剤層により発生し、上面ポリエステルフ
イルムのペン先による損傷を緩和させている。こ
れにより耐久性は単板を用いた場合にくらべ大幅
に向上する。たとえばペン先の筆圧を150grに
して保護シート面の同一線上を往復運動させると
き、本考案の保護シートでは損傷をうけ始めるの
が数十万回であるのに対し、同一厚みのポリエス
テルフイルム単板を用いた場合は十万回未満であ
る。
この様に本考案の保護シートは、入力タブレツ
トなどに用いて入力ペンで手書き入力する場合に
必要な、書きあじ、ならびに耐久性において従来
の保護シートより大幅に優れており、有効なもの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の入力プレート面保護シ
ートの斜視図である。 1……上面ポリエステルフイルム、2……下面
ポリエステルフイルム、3……粘着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚みが45μm〜100μmの上面ポリエステルフイ
    ルムを20μm〜50μmの層厚の粘着剤にて下面ポ
    リエステルフイルムにはり合わせてなることを特
    徴とする入力プレート面保護シート。
JP8327884U 1984-06-04 1984-06-04 入力プレ−ト面保護シ−ト Granted JPS61632U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8327884U JPS61632U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 入力プレ−ト面保護シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8327884U JPS61632U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 入力プレ−ト面保護シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61632U JPS61632U (ja) 1986-01-06
JPH0129631Y2 true JPH0129631Y2 (ja) 1989-09-08

Family

ID=30631761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8327884U Granted JPS61632U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 入力プレ−ト面保護シ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61632U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58211244A (ja) * 1982-05-31 1983-12-08 Fujitsu Ltd 反射防止膜の形成方法
JPS5971216A (ja) * 1982-10-16 1984-04-21 ソニー株式会社 透明電極スイツチ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58211244A (ja) * 1982-05-31 1983-12-08 Fujitsu Ltd 反射防止膜の形成方法
JPS5971216A (ja) * 1982-10-16 1984-04-21 ソニー株式会社 透明電極スイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61632U (ja) 1986-01-06

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