JPH01295972A - コンクリート均し装置 - Google Patents
コンクリート均し装置Info
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- JPH01295972A JPH01295972A JP12619788A JP12619788A JPH01295972A JP H01295972 A JPH01295972 A JP H01295972A JP 12619788 A JP12619788 A JP 12619788A JP 12619788 A JP12619788 A JP 12619788A JP H01295972 A JPH01295972 A JP H01295972A
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、打設済みコンクリート表面の均し作業と、
均し天端面のレベル出し作業に用いて好適なコンクリー
ト均し装置に関する。
均し天端面のレベル出し作業に用いて好適なコンクリー
ト均し装置に関する。
[従来の技術]
構造物のスラブ上面等のコンクリート工事においては、
所定の打込み場所へのコンクリート打設作業が行われた
後、コンクリート表面を所定の精度に仕上げ、かつ美観
を得るために均し作業が行われる。
所定の打込み場所へのコンクリート打設作業が行われた
後、コンクリート表面を所定の精度に仕上げ、かつ美観
を得るために均し作業が行われる。
この均し作業は、従来よりバイブレータ等によりコンク
リートを適度に締固めながら、コンクリート表面の天端
レベルが所定レベルかつ平らになるように、人力により
コンクリート表面をトンボやアルミ定規等の均し道具を
用いて実施されている。
リートを適度に締固めながら、コンクリート表面の天端
レベルが所定レベルかつ平らになるように、人力により
コンクリート表面をトンボやアルミ定規等の均し道具を
用いて実施されている。
[発明が解決しようとする課M]
ところで、上述した従来の均し作業は、人力によって行
われるため、均し面の仕上がり精度にばらつきか多く、
後工程において補修作業が必要となるといった欠点があ
った。また、中腰姿勢の作業となるため、特に長時間作
業の場合に作業者に過大な負担を強いることにもなり、
さらに、熟練土間工の減少によってその確保も年々難し
くなっているという問題もあった。
われるため、均し面の仕上がり精度にばらつきか多く、
後工程において補修作業が必要となるといった欠点があ
った。また、中腰姿勢の作業となるため、特に長時間作
業の場合に作業者に過大な負担を強いることにもなり、
さらに、熟練土間工の減少によってその確保も年々難し
くなっているという問題もあった。
この発明は、このような背景の下になされたもので、打
設済みコンクリートの表面を均す均し装置を提供して、
均し作業の機械化を推進することを目的とする。
設済みコンクリートの表面を均す均し装置を提供して、
均し作業の機械化を推進することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記課題を解決するためのこの発明は、打設済みコンク
リートの表面に沿って移動しながらコンクリート表面を
均すコンクリ−1・均し装置であって、支持台と、該支
持台に回転自在に取り付けらた回転体の回転運動により
前記支持台を移動させる移動機構と、前記支持台の進行
方向後端側に、前記コンクリート表面に対する傾きを調
節可能な状態で取り付けられた前記コンクリート表面を
均す均し手段とを具備してなるものである。
リートの表面に沿って移動しながらコンクリート表面を
均すコンクリ−1・均し装置であって、支持台と、該支
持台に回転自在に取り付けらた回転体の回転運動により
前記支持台を移動させる移動機構と、前記支持台の進行
方向後端側に、前記コンクリート表面に対する傾きを調
節可能な状態で取り付けられた前記コンクリート表面を
均す均し手段とを具備してなるものである。
[作用 ]
上記構成によれば、移動機構の回転体が、打設されたコ
ンクリート表面下に埋設された鉄筋、あるいは土間等の
強度部材に当接されることにより、支持台が打設済みコ
ンクリートの表面と対向された状態で支持され、さらに
回転体の回転運動によリコンクリート表面に沿って移動
させられる。そして移動中は、均し手段の傾きが常に所
定の天端レベルに一致するように調節され、この状態で
均し手段によるコンクリート表面の均し動作が繰り返さ
れる。
ンクリート表面下に埋設された鉄筋、あるいは土間等の
強度部材に当接されることにより、支持台が打設済みコ
ンクリートの表面と対向された状態で支持され、さらに
回転体の回転運動によリコンクリート表面に沿って移動
させられる。そして移動中は、均し手段の傾きが常に所
定の天端レベルに一致するように調節され、この状態で
均し手段によるコンクリート表面の均し動作が繰り返さ
れる。
[実施例]
以下、第1図ないし第6図を参照して、本発明の詳細な
説明する。
説明する。
第1図に示すように、本実施例のコンクリート均し装置
(以下、均し装置と略称する)は移動部1及び該移動部
lに支持された均し部2とから概略構成されている。
(以下、均し装置と略称する)は移動部1及び該移動部
lに支持された均し部2とから概略構成されている。
前記移動部lは平板状をなす支持台3と、該支持台3に
取り付けられた移動機構4とからなるものである。移動
機構4は支持台3の両側に設けられた一対の車輪5を、
打設済みコンクリートC1に埋め込まれた鉄筋R上で各
々の車軸5a回りに回転運動さけることにより、支持台
3を主として図中矢印Y1方向(以下、この方向を均し
装置の進行方向とする)に移動させるもので、各車輪5
の外周には、前記鉄筋Rとの摩擦係数を高めるための多
数の突起体5b(例えばゴム製)が等ピッチで形成され
ている(第2図参照)。また、各車輪5の車軸5aは車
輪フレーム6に回転自在に支持された上で各車輪フレー
ム6の反対側に突出され、それぞれの先端にはプーリ7
が一体に固定されている。そして、各車輪フレーム6に
はモータ8が取り付けられており、該モータ8の回転が
モータ軸(図示略)に嵌装されたモータプーリ9からベ
ルトIOを介して前記プーリ7に伝達されて、各車輪5
が個別に正転逆転させられるようになっている。また、
前記各車輪フレーム6は、それぞれの一端が支持台3と
ピン1■を介して回動自在に連結されると共に、他端が
支持台3上に設けられたダンパフレーム12にダンパー
13を介して取り付けられ、車輪5の負荷変動に応じて
車輪5が上下に動くようにダンパー13を変位させて鉄
筋Rに対する接地力を常に一定に保つようになっている
。
取り付けられた移動機構4とからなるものである。移動
機構4は支持台3の両側に設けられた一対の車輪5を、
打設済みコンクリートC1に埋め込まれた鉄筋R上で各
々の車軸5a回りに回転運動さけることにより、支持台
3を主として図中矢印Y1方向(以下、この方向を均し
装置の進行方向とする)に移動させるもので、各車輪5
の外周には、前記鉄筋Rとの摩擦係数を高めるための多
数の突起体5b(例えばゴム製)が等ピッチで形成され
ている(第2図参照)。また、各車輪5の車軸5aは車
輪フレーム6に回転自在に支持された上で各車輪フレー
ム6の反対側に突出され、それぞれの先端にはプーリ7
が一体に固定されている。そして、各車輪フレーム6に
はモータ8が取り付けられており、該モータ8の回転が
モータ軸(図示略)に嵌装されたモータプーリ9からベ
ルトIOを介して前記プーリ7に伝達されて、各車輪5
が個別に正転逆転させられるようになっている。また、
前記各車輪フレーム6は、それぞれの一端が支持台3と
ピン1■を介して回動自在に連結されると共に、他端が
支持台3上に設けられたダンパフレーム12にダンパー
13を介して取り付けられ、車輪5の負荷変動に応じて
車輪5が上下に動くようにダンパー13を変位させて鉄
筋Rに対する接地力を常に一定に保つようになっている
。
また、第1図及び第2図に示すように、前記支持台3の
下面には、該支持台3の進行方向(第2図中矢印Y1方
向)に沿って平板状をなす2枚のスタビライザ14が設
けられている。これらスタビライザ14は、当該均し装
置の荷重を複数の鉄筋Rに分散させて鉄筋Rのたわみを
減少させると共に、当該均し装置移動時の姿勢を安定さ
せるためのもので、その下面は第2図に示すように車輪
5の最下端とほぼ同一高さとされ、その長さは支持台3
の全長よりやや短い程度に定められている。
下面には、該支持台3の進行方向(第2図中矢印Y1方
向)に沿って平板状をなす2枚のスタビライザ14が設
けられている。これらスタビライザ14は、当該均し装
置の荷重を複数の鉄筋Rに分散させて鉄筋Rのたわみを
減少させると共に、当該均し装置移動時の姿勢を安定さ
せるためのもので、その下面は第2図に示すように車輪
5の最下端とほぼ同一高さとされ、その長さは支持台3
の全長よりやや短い程度に定められている。
なお、スタビライザ14の材料としては、車輪5を駆動
するモータ8へ過度の負担が加わらないように超高分子
ポリエチレンなどの低摩擦係数(θ)の材料が用いられ
る。当該均し装置移動時の全体重量Wは、ダンパー13
により負荷変動に車輪5にかかる重量W、と、スタビラ
イザ14にかかる重量Wtとにバランス良く分散される
。そして、スタビライザ14には進行方向と逆向きにθ
W。
するモータ8へ過度の負担が加わらないように超高分子
ポリエチレンなどの低摩擦係数(θ)の材料が用いられ
る。当該均し装置移動時の全体重量Wは、ダンパー13
により負荷変動に車輪5にかかる重量W、と、スタビラ
イザ14にかかる重量Wtとにバランス良く分散される
。そして、スタビライザ14には進行方向と逆向きにθ
W。
の摩擦抵抗力がかかることになる。また、支持台3上面
の進行方向前端側には、当該均し装置の駆動源となる発
電機I5、前記モータ8や後述する均し部2の傾斜調節
モータ等を制御するための制御装置1G、及び無線遠隔
操作用の受信器17がそれぞれ取り付けられている。こ
れら発電機15、制御装置16、受信器17の取り付は
位置は任意で構わないが、なるべくは支持台3の進行方
向後端側に設けられた前記均し部2の自重とのバランス
を取る上で、図示のように支持台3の進行方向前端側に
取り付けることが好ましい。
の進行方向前端側には、当該均し装置の駆動源となる発
電機I5、前記モータ8や後述する均し部2の傾斜調節
モータ等を制御するための制御装置1G、及び無線遠隔
操作用の受信器17がそれぞれ取り付けられている。こ
れら発電機15、制御装置16、受信器17の取り付は
位置は任意で構わないが、なるべくは支持台3の進行方
向後端側に設けられた前記均し部2の自重とのバランス
を取る上で、図示のように支持台3の進行方向前端側に
取り付けることが好ましい。
一方、第1図に示すように支持台3の進行方向後端側に
は、上下に平行に推べられた2本の横梁1Bと、各横梁
I8を連結する2本の支持アーム19とで構成された支
持フレーム20が配置され、各支持アーム19の下端が
支持台3にショックダンパ(図示路)を介して固定され
て、支持フレーム20と支持台3は一体とされている。
は、上下に平行に推べられた2本の横梁1Bと、各横梁
I8を連結する2本の支持アーム19とで構成された支
持フレーム20が配置され、各支持アーム19の下端が
支持台3にショックダンパ(図示路)を介して固定され
て、支持フレーム20と支持台3は一体とされている。
この支持フレーム20は前記均し部2の一部をなすもの
で、以下、均し部2について説明する。
で、以下、均し部2について説明する。
均し部2は、支持フレーム20と、該支持フレーム20
に取り付けられた傾斜調節機構21と、該傾斜調節機構
21に支持された均し手段22とから構成されている。
に取り付けられた傾斜調節機構21と、該傾斜調節機構
21に支持された均し手段22とから構成されている。
傾斜調節機構21は、支持フレーム20の両端に設けら
れた傾斜調節モータ23を駆動させることにより、支持
フレーム20に配置されたロッド24の両端を上下に移
動させて、ロッド24と平行に配置されて懸垂され、た
均し手段22の傾きを所要の天端レベルと一致させるよ
うになっている。
れた傾斜調節モータ23を駆動させることにより、支持
フレーム20に配置されたロッド24の両端を上下に移
動させて、ロッド24と平行に配置されて懸垂され、た
均し手段22の傾きを所要の天端レベルと一致させるよ
うになっている。
すなわち、第4図ないし第5図に示すように、各傾斜調
節モータ23は、支持フレーム20の両端(図では片側
のみ示す)に設けられたモータブラケット25に固定さ
れ、図示しないモータ軸は、モータブラケット25内部
に回転自在に取り付けられたボールネジ26のネジ軸2
6aと連結されている。ネジ軸26aと螺合されたナツ
ト26bはロッド24の両端とビン27を介して回動自
在に連結されて、ネジ軸26aの軸線回りには回転不可
とされ、各傾斜調節モータ23に駆動されるネジ軸26
aの回転によりロッド24を伴って上下に移動させられ
るようになっている。そして、第1図に示すように、ロ
ッド24の両端部近傍には、前記均し部22を懸垂する
連結部材28か固定されると共に、レー・ザ受光器29
が取り付けられており、各レーザ受光器29は、柱や床
等に設置されたレーザレベル装置(図示路)から発射さ
れる基準レーザ光の受光位置が、レーザ受光器29自身
の中央位置からずれると支持台3に設けられた前記制御
装置16にレベル補正信号を送出するようになっている
。なお、基準レーザ光は、水平に設定されており、打設
済みコンクリートC+の表面が、所要の天端レベルと一
致するようにレーザー受光器29の高さを調整すること
ができる。
節モータ23は、支持フレーム20の両端(図では片側
のみ示す)に設けられたモータブラケット25に固定さ
れ、図示しないモータ軸は、モータブラケット25内部
に回転自在に取り付けられたボールネジ26のネジ軸2
6aと連結されている。ネジ軸26aと螺合されたナツ
ト26bはロッド24の両端とビン27を介して回動自
在に連結されて、ネジ軸26aの軸線回りには回転不可
とされ、各傾斜調節モータ23に駆動されるネジ軸26
aの回転によりロッド24を伴って上下に移動させられ
るようになっている。そして、第1図に示すように、ロ
ッド24の両端部近傍には、前記均し部22を懸垂する
連結部材28か固定されると共に、レー・ザ受光器29
が取り付けられており、各レーザ受光器29は、柱や床
等に設置されたレーザレベル装置(図示路)から発射さ
れる基準レーザ光の受光位置が、レーザ受光器29自身
の中央位置からずれると支持台3に設けられた前記制御
装置16にレベル補正信号を送出するようになっている
。なお、基準レーザ光は、水平に設定されており、打設
済みコンクリートC+の表面が、所要の天端レベルと一
致するようにレーザー受光器29の高さを調整すること
ができる。
そして、制御装置16は、各レーザ受光器29から送出
されるレベル補正信号を元にして、各レーザ受光器29
の中央で基準レーザ光が検知されるように各傾斜調節モ
ータ23を駆動してロッド24の両端を個別に上下動さ
せるよ・うになっており、従って、ロッド24と連結部
材28を介して平行に連結された均し手段22の傾きは
、所要の天端レベルに一致させられることとなる。なお
、制御装置16は、各レーザ受光器29から送出される
レベル補正信号をキャンセルして、均し手段22を上昇
限度まで移動させるように各傾斜調節モータ23を駆動
させることもできる。また、均し手段22の傾き状況は
、各レーザ受光器29のレベル補正信号に応じて点滅さ
せられる運転状聾表示灯30によりモニタ可能とされて
いる。
されるレベル補正信号を元にして、各レーザ受光器29
の中央で基準レーザ光が検知されるように各傾斜調節モ
ータ23を駆動してロッド24の両端を個別に上下動さ
せるよ・うになっており、従って、ロッド24と連結部
材28を介して平行に連結された均し手段22の傾きは
、所要の天端レベルに一致させられることとなる。なお
、制御装置16は、各レーザ受光器29から送出される
レベル補正信号をキャンセルして、均し手段22を上昇
限度まで移動させるように各傾斜調節モータ23を駆動
させることもできる。また、均し手段22の傾き状況は
、各レーザ受光器29のレベル補正信号に応じて点滅さ
せられる運転状聾表示灯30によりモニタ可能とされて
いる。
また、前記均し手段22は、前記傾斜調節機構21のロ
ッド24に懸垂された支持板31に、均しオーガ32、
均し板33及びタンパー34を、それぞれの長手方向が
均し装置の進行方向に対して直交するように取り付けた
概略構成とされている。均しオーガ32及び均し板33
は、打設済みコンクリートC1の表面を平滑化するため
に設けられたもので、均しオーガ32は、前記均し板3
3及びタンパ−34に対して当該均し装置の進行方向O
ij方側に配置されて支持板31に支持されると共に、
支持板31に固定されたモータ35とタイミングベルト
36を介して連結されて図中矢印Y2方向に回転駆動さ
せられるようになっている。
ッド24に懸垂された支持板31に、均しオーガ32、
均し板33及びタンパー34を、それぞれの長手方向が
均し装置の進行方向に対して直交するように取り付けた
概略構成とされている。均しオーガ32及び均し板33
は、打設済みコンクリートC1の表面を平滑化するため
に設けられたもので、均しオーガ32は、前記均し板3
3及びタンパ−34に対して当該均し装置の進行方向O
ij方側に配置されて支持板31に支持されると共に、
支持板31に固定されたモータ35とタイミングベルト
36を介して連結されて図中矢印Y2方向に回転駆動さ
せられるようになっている。
均しオーガ32の形状は、第3図に示すように、右巻き
、左巻きの一対のスクリューオーガを、均し装置の進行
方向側からみて右半分が左巻き、左半分が右巻きとなる
ように連結した形状とされ、その回転により凹凸状をな
す打設済みコンクリートCI(第2図参照)表面の画部
分を掻き取って中央方向(第8図中矢印Y3、Y4方向
)に移送させるようになっている。なお、均しオーガ3
2は、掻き取る打設済みコンクリートCIの厚さ、ある
いは性状(普通、軽量のいずれかや、呼び強度、スラン
プ等)に応じて最適な均し機能を発揮させるために、回
転速度が自在に制御できるようになっている。また、均
しオーガ32の長さは、移動部1の各車輪5やスタビラ
イザ14等の痕跡が均し後のコンクリートC2の表面に
残らないように、移動部1の幅より十分に長く定められ
ている。そして、第2図に示すように、均し板33は、
均しオーガ32の進行方向(図中矢印Y1方向)後方に
、該均しオーガ32の外周に沿うようにして設けられ、
均しオーガ32により均された打設済みコンクリートC
Iの表面をより一層平滑化さ仕るようになっている。
、左巻きの一対のスクリューオーガを、均し装置の進行
方向側からみて右半分が左巻き、左半分が右巻きとなる
ように連結した形状とされ、その回転により凹凸状をな
す打設済みコンクリートCI(第2図参照)表面の画部
分を掻き取って中央方向(第8図中矢印Y3、Y4方向
)に移送させるようになっている。なお、均しオーガ3
2は、掻き取る打設済みコンクリートCIの厚さ、ある
いは性状(普通、軽量のいずれかや、呼び強度、スラン
プ等)に応じて最適な均し機能を発揮させるために、回
転速度が自在に制御できるようになっている。また、均
しオーガ32の長さは、移動部1の各車輪5やスタビラ
イザ14等の痕跡が均し後のコンクリートC2の表面に
残らないように、移動部1の幅より十分に長く定められ
ている。そして、第2図に示すように、均し板33は、
均しオーガ32の進行方向(図中矢印Y1方向)後方に
、該均しオーガ32の外周に沿うようにして設けられ、
均しオーガ32により均された打設済みコンクリートC
Iの表面をより一層平滑化さ仕るようになっている。
一方、第1図に示すように前記タンパ−34は均しオー
ガ32によって均された打設済みコンクリ−1−01表
面に打撃を加え、表面の粗骨材を沈下させると共にモル
タルペースト分を浮」―させるためのもので、均しオー
ガ32とほぼ等しい長さを持つ鋼板(網目状鋼板)の各
線を上方に向けて折り曲げ、平鋼により補剛した形状と
されている。
ガ32によって均された打設済みコンクリ−1−01表
面に打撃を加え、表面の粗骨材を沈下させると共にモル
タルペースト分を浮」―させるためのもので、均しオー
ガ32とほぼ等しい長さを持つ鋼板(網目状鋼板)の各
線を上方に向けて折り曲げ、平鋼により補剛した形状と
されている。
タンパー34は支持板31に摺設された2本のタンパ−
支持軸(以下、支持軸と略称する)38に支持さ粘て上
下動可能とされ、支持軸38に嵌装されたスプリング3
9により支持軸38と共に常時下方に付勢されている。
支持軸(以下、支持軸と略称する)38に支持さ粘て上
下動可能とされ、支持軸38に嵌装されたスプリング3
9により支持軸38と共に常時下方に付勢されている。
支持軸38の上端は、支持板31を貫いて上方に突出さ
れており、タンバー駆動ロッド(以下、ロッドと略称す
る)40に固定されたタンパ−駆動板(以下、駆動板と
略称する)41と回動自在に連結されている。そして、
ロッド40はタンパー34と平行に配置されると共に両
端が支持板31に固定されたブラケット42に回転自在
に支持されており、タンパ−34及び支持軸38の自重
とスプリング39の弾発力を受は止めると共に、これら
自重とスプリング39の力により図中矢印Y5方向に回
転させられるようになっている。そして、ロッド40の
中央部には従動カム板43が固定され、その下面に形成
されたカム溝43aが、タンパ−駆動用モータ37のモ
ータ軸(図示略)に取り付けられた駆動カム44と係合
されて、ロッド40の図中矢印Y5方向への回転を規制
する。そして、駆動カム44は楕円状に形成されると共
にタンパ−駆動用モータ37のモータ軸に偏芯させて取
り付けられてタンバー駆動用モータ37の回転に伴って
従動カム板43をロッド40の軸線回りに揺動させるよ
うになっており、これによりタンパ−34が上下に駆動
させられて打設済みコンクリートCIの表面にタンピン
グが施されるのである。
れており、タンバー駆動ロッド(以下、ロッドと略称す
る)40に固定されたタンパ−駆動板(以下、駆動板と
略称する)41と回動自在に連結されている。そして、
ロッド40はタンパー34と平行に配置されると共に両
端が支持板31に固定されたブラケット42に回転自在
に支持されており、タンパ−34及び支持軸38の自重
とスプリング39の弾発力を受は止めると共に、これら
自重とスプリング39の力により図中矢印Y5方向に回
転させられるようになっている。そして、ロッド40の
中央部には従動カム板43が固定され、その下面に形成
されたカム溝43aが、タンパ−駆動用モータ37のモ
ータ軸(図示略)に取り付けられた駆動カム44と係合
されて、ロッド40の図中矢印Y5方向への回転を規制
する。そして、駆動カム44は楕円状に形成されると共
にタンパ−駆動用モータ37のモータ軸に偏芯させて取
り付けられてタンバー駆動用モータ37の回転に伴って
従動カム板43をロッド40の軸線回りに揺動させるよ
うになっており、これによりタンパ−34が上下に駆動
させられて打設済みコンクリートCIの表面にタンピン
グが施されるのである。
次に、以上のように構成された均し装置を用いた均し作
業の手順について第6図を参照して説明する。なお、均
し装置の各構成要素については第1図を参照するものと
する。
業の手順について第6図を参照して説明する。なお、均
し装置の各構成要素については第1図を参照するものと
する。
均し作業を行うにあたって、まず、均し装置はその均し
部2の各傾斜調節モータ23により均し手段22が上昇
限まで上昇された状態で、打設済みコンクリートCI上
の均し開始点PI(第6図参照)に載置され、移動部1
の各車輪5及び支持台3下面の各スタビライザ14が打
設済みコンクリートCtに埋め込まれた鉄筋Rに当接さ
れる。
部2の各傾斜調節モータ23により均し手段22が上昇
限まで上昇された状態で、打設済みコンクリートCI上
の均し開始点PI(第6図参照)に載置され、移動部1
の各車輪5及び支持台3下面の各スタビライザ14が打
設済みコンクリートCtに埋め込まれた鉄筋Rに当接さ
れる。
続いて、傾斜調節機構21の各傾斜調節モータ23によ
り、柱や床等に載置されたレーザレベル装置(図示略)
の発射する基準レーザ光が、各レーザ受光器29の中央
部で検知されるようにロッド24の両端の高さが調節さ
れ、均し手段22の傾きが所要の天端レベルと一致させ
られる。そして、均しオーガ32及びタンパ−34を駆
動する各モータ35.37が起動されて均しオーガ32
及びタンパ−34による均し動作が開始され、続いて各
車輪5を駆動するモータ8が起動されて車輪5が同一方
向に回転し、均し装置が進行方向(第6図において矢印
Y1方向)へとその移動を開始する。そして、均し装置
の移動中、傾斜調節機構21の傾斜調節モータ23は常
時均し手段22の傾きを所要の天端レベルと一致させる
ように駆動される。従って、打設済みコンクリートCt
の表面は、その傾きが所要の天端レベルと一致させられ
た均しオーガ32、均し板33及びタンパー34により
逐次平滑化され、さらにはタンピングされることとなり
、均し後のコンクリートC2の表面は所要の天端レベル
に一致した平滑面となるのである。
り、柱や床等に載置されたレーザレベル装置(図示略)
の発射する基準レーザ光が、各レーザ受光器29の中央
部で検知されるようにロッド24の両端の高さが調節さ
れ、均し手段22の傾きが所要の天端レベルと一致させ
られる。そして、均しオーガ32及びタンパ−34を駆
動する各モータ35.37が起動されて均しオーガ32
及びタンパ−34による均し動作が開始され、続いて各
車輪5を駆動するモータ8が起動されて車輪5が同一方
向に回転し、均し装置が進行方向(第6図において矢印
Y1方向)へとその移動を開始する。そして、均し装置
の移動中、傾斜調節機構21の傾斜調節モータ23は常
時均し手段22の傾きを所要の天端レベルと一致させる
ように駆動される。従って、打設済みコンクリートCt
の表面は、その傾きが所要の天端レベルと一致させられ
た均しオーガ32、均し板33及びタンパー34により
逐次平滑化され、さらにはタンピングされることとなり
、均し後のコンクリートC2の表面は所要の天端レベル
に一致した平滑面となるのである。
そして、均し装置が第1の折り返し点P2に達すると、
一方の車輪5の回転方向が切り替えられ、均し装置の向
きがその場で90°変換される。そして、既に均された
コンクリートC2の表面を重複して均す無駄が生じない
ように、各車輪5が同方向に回転させられて均し装置が
第2の折り返し点P3まで館進させられ、この後再度一
方の車輪5の回転が逆転されて、さらに均し装置の向き
が90°変更させられる。これにより均し装置の進行方
向が、第6図に矢印Y6方向で示す向きに反転され、こ
の後均し装置が移動させられて打設済みコンクリートC
Iの表面の均しか繰り返される。
一方の車輪5の回転方向が切り替えられ、均し装置の向
きがその場で90°変換される。そして、既に均された
コンクリートC2の表面を重複して均す無駄が生じない
ように、各車輪5が同方向に回転させられて均し装置が
第2の折り返し点P3まで館進させられ、この後再度一
方の車輪5の回転が逆転されて、さらに均し装置の向き
が90°変更させられる。これにより均し装置の進行方
向が、第6図に矢印Y6方向で示す向きに反転され、こ
の後均し装置が移動させられて打設済みコンクリートC
Iの表面の均しか繰り返される。
そして、以下同様に均し装置の進行方向反転、移動が繰
り返されて、この結果すべての表面が所定の天端レベル
に均されるのである。
り返されて、この結果すべての表面が所定の天端レベル
に均されるのである。
以上説明したように、本実施例においては、移動部1に
より均し手段22の均しオーガ32、均し板33及びタ
ンパ−34を打設済みコンクリートCIに沿って移動さ
せながら、均し部2の傾斜調節機構21により均し手段
22の傾きを常時所要の天端レベルに一致させるよう調
節することにより、打設済みコンクリートCtの表面を
逐次所要の天端レベルと一致した状態に均すことができ
る。従って、均し作業に要する人員を、従来の人力作業
に比して大幅に削減させることができ、また人為誤差も
排除されることから均し精度を大幅に向上させることも
できるのである。
より均し手段22の均しオーガ32、均し板33及びタ
ンパ−34を打設済みコンクリートCIに沿って移動さ
せながら、均し部2の傾斜調節機構21により均し手段
22の傾きを常時所要の天端レベルに一致させるよう調
節することにより、打設済みコンクリートCtの表面を
逐次所要の天端レベルと一致した状態に均すことができ
る。従って、均し作業に要する人員を、従来の人力作業
に比して大幅に削減させることができ、また人為誤差も
排除されることから均し精度を大幅に向上させることも
できるのである。
なお、本実施例では特に均し手段22の均しオーガ32
を右巻きと左巻きの一対のスクリューオーガを組み合わ
せて、その中央部に余分なコンクリートを移送する構成
としたため、均し装置の外部に余分なコンクリートが排
出されないという効果が得られた。
を右巻きと左巻きの一対のスクリューオーガを組み合わ
せて、その中央部に余分なコンクリートを移送する構成
としたため、均し装置の外部に余分なコンクリートが排
出されないという効果が得られた。
次に本発明の他の実施例について第7図ないし第9図を
参照して説明する。なお、本実施例は上述した実施例に
おける均し手段22を変更したものであり、同一の構成
要素には同一符号を付してその説明を省略する。
参照して説明する。なお、本実施例は上述した実施例に
おける均し手段22を変更したものであり、同一の構成
要素には同一符号を付してその説明を省略する。
第7図ないし第9図に示すように、本実施例は均し手段
22の均しオーガ32と均し板33の間に、コンクリー
ト還流用オーガ(以下、還流用オーガと略称する)51
を設けたものである。還流用オーガ51は、第8図に示
すように、その巻き方向が均しオーガ32と逆に均し装
置の進行方向(第7図ないし第9図において矢印Y1方
向)側から見て右半分が右巻き、左半分が左巻きとされ
、後述するモータにより均しオーガ32と同一方向に回
転させられて均しオーガ32の中央部に掻き寄せられる
コンクリートを両端(図中矢印Y7、Y8方向)に向け
て移送するようになっている。
22の均しオーガ32と均し板33の間に、コンクリー
ト還流用オーガ(以下、還流用オーガと略称する)51
を設けたものである。還流用オーガ51は、第8図に示
すように、その巻き方向が均しオーガ32と逆に均し装
置の進行方向(第7図ないし第9図において矢印Y1方
向)側から見て右半分が右巻き、左半分が左巻きとされ
、後述するモータにより均しオーガ32と同一方向に回
転させられて均しオーガ32の中央部に掻き寄せられる
コンクリートを両端(図中矢印Y7、Y8方向)に向け
て移送するようになっている。
第7図に示すように、還流用オーガ51は、カバー52
に覆われると共に、その両端が、均しオーガ32と同一
高さに設定された中央部分に対して持ち上げられて支持
板31の上方に突出されており、カバー52の両端に取
り付けられたモータ53により前述のように均しオーガ
32と同一方向に回転駆動される。なお、還流用オーガ
51は、還流させるコンクリートの量を調節するために
、その回転速度が自在に制御できるようになっている。
に覆われると共に、その両端が、均しオーガ32と同一
高さに設定された中央部分に対して持ち上げられて支持
板31の上方に突出されており、カバー52の両端に取
り付けられたモータ53により前述のように均しオーガ
32と同一方向に回転駆動される。なお、還流用オーガ
51は、還流させるコンクリートの量を調節するために
、その回転速度が自在に制御できるようになっている。
そして、カバー52両端の下部にはコンクリート排出口
(図示略)が設けられており、還流用オーガ51の両端
に移送されたコンクリートを支持板31の上面に固定さ
れたシュート54に落下させるようになっている。そし
て、シュート54の前端は均しオーガ32の両端に達す
る位置まで延長された上で下方に向けて折り曲げられて
おり、該シュート54に排出されたコンクリートを、均
しオーガ32の両端部に供給するようになっている。な
お、還流用オーガ51はスクリュ一部分の細い、いわゆ
るリボンスクリュータイプのオーガとされており、均し
オーガ32に掻き寄せられたコンクリートを撹拌しなが
ら移送して、その骨材分離を防止するようになっている
。
(図示略)が設けられており、還流用オーガ51の両端
に移送されたコンクリートを支持板31の上面に固定さ
れたシュート54に落下させるようになっている。そし
て、シュート54の前端は均しオーガ32の両端に達す
る位置まで延長された上で下方に向けて折り曲げられて
おり、該シュート54に排出されたコンクリートを、均
しオーガ32の両端部に供給するようになっている。な
お、還流用オーガ51はスクリュ一部分の細い、いわゆ
るリボンスクリュータイプのオーガとされており、均し
オーガ32に掻き寄せられたコンクリートを撹拌しなが
ら移送して、その骨材分離を防止するようになっている
。
本実施例においては、均しオーガ32に掻き寄せられた
コンクリートが、撹拌されながら均しオーガ32の両端
に還流されで、再度均しオーガ32に供給されるので、
特に打設済みコンクリート表面の凹部に対する均し効果
が改善されてコンクリート表面がより確実に均されると
いう効果が得られる。すなわち、均しオーガ32は打設
済みコンクリートの表面の凸部からコンクリートを掻き
取って中央に移送すると共に、打設済みコンクリート表
面の凹部に掻き取−)たコンクリートを適宜補給するこ
とによってコンクリート表面を均すしのであるため、極
端な凹部や均しオーガ32の両端部近傍に形成された凹
部に対しては補給するコンクリートの量が不足して均し
切れない恐れがある。ところが、本実施例では、均しオ
ーガ32の中央部に掻き寄せられた余剰コンクリートが
、還流用オーガ51により繰り返し均しオーガ32に還
流されるので、四部に補給されるコンクリートの不足が
解消され、結果として打設済みコンクリート表面がより
確実に均されるのである。また、本実施例では還流用オ
ーガ51を特にリボンスクリュータイプのオーガとして
、撹拌機能を持たせたため、骨材分離が防止されてコン
クリートの成分が均一に保たれるという効果も得られた
。
コンクリートが、撹拌されながら均しオーガ32の両端
に還流されで、再度均しオーガ32に供給されるので、
特に打設済みコンクリート表面の凹部に対する均し効果
が改善されてコンクリート表面がより確実に均されると
いう効果が得られる。すなわち、均しオーガ32は打設
済みコンクリートの表面の凸部からコンクリートを掻き
取って中央に移送すると共に、打設済みコンクリート表
面の凹部に掻き取−)たコンクリートを適宜補給するこ
とによってコンクリート表面を均すしのであるため、極
端な凹部や均しオーガ32の両端部近傍に形成された凹
部に対しては補給するコンクリートの量が不足して均し
切れない恐れがある。ところが、本実施例では、均しオ
ーガ32の中央部に掻き寄せられた余剰コンクリートが
、還流用オーガ51により繰り返し均しオーガ32に還
流されるので、四部に補給されるコンクリートの不足が
解消され、結果として打設済みコンクリート表面がより
確実に均されるのである。また、本実施例では還流用オ
ーガ51を特にリボンスクリュータイプのオーガとして
、撹拌機能を持たせたため、骨材分離が防止されてコン
クリートの成分が均一に保たれるという効果も得られた
。
以上の実施例では特に支持台3を移動させる移動機構4
を車輪5の回転運動によるものとしたが、本発明の均し
装置はこれに限るものでは無く、例えばクローラの回転
運動によるものとすることも十分に考えられる。また、
車輪5の配置や個数ら限定されるものではなく、さらに
複数設けてスタビライザ14の代わりをさせることもで
きる。さらに、車輪5の外周に設けた突起体5bは必ず
しも必要では無く、平滑面であっても差し支えはない。
を車輪5の回転運動によるものとしたが、本発明の均し
装置はこれに限るものでは無く、例えばクローラの回転
運動によるものとすることも十分に考えられる。また、
車輪5の配置や個数ら限定されるものではなく、さらに
複数設けてスタビライザ14の代わりをさせることもで
きる。さらに、車輪5の外周に設けた突起体5bは必ず
しも必要では無く、平滑面であっても差し支えはない。
また、均し手段22の構成も均しオーガ32、還流用オ
ーガ51、均し板33及びタンパ−34によるものに限
らず、その池にも様々なものが考えられる。
ーガ51、均し板33及びタンパ−34によるものに限
らず、その池にも様々なものが考えられる。
また、タンパー34を上下動させる機構らカムによるも
のに限らず、直接アクチュエータ等で駆動するようにし
ても良い。さらに、カムを用いた場合の駆動カム44と
従動カム板43の形状については以上の実施例によるも
のに限らず、例えば第10図に示すように、タンパ−駆
動用モータ37(第1図ないし第7図参照)のモータ軸
37λと同軸上に設けられた円盤状をなす駆動カム61
のカム溝61aに、ロッド40(第1図ないし第7図参
照)に取り付けられた従動カムレバー62を係合させる
ようにしても良く、この場合には、従動カムレバー62
が駆動カム61の外周からカム溝61aに落とし込まれ
る時点において駆動カム61と従動カムレバー62との
係合が外れて、タンパー34がその自重とスプリング3
9の弾発力によりコンクリート表面に押圧されるため、
タンピングが強固に為されると共に、そのタンピング強
さをスプリング39の弾発力を変えることにより変化さ
せることができる。
のに限らず、直接アクチュエータ等で駆動するようにし
ても良い。さらに、カムを用いた場合の駆動カム44と
従動カム板43の形状については以上の実施例によるも
のに限らず、例えば第10図に示すように、タンパ−駆
動用モータ37(第1図ないし第7図参照)のモータ軸
37λと同軸上に設けられた円盤状をなす駆動カム61
のカム溝61aに、ロッド40(第1図ないし第7図参
照)に取り付けられた従動カムレバー62を係合させる
ようにしても良く、この場合には、従動カムレバー62
が駆動カム61の外周からカム溝61aに落とし込まれ
る時点において駆動カム61と従動カムレバー62との
係合が外れて、タンパー34がその自重とスプリング3
9の弾発力によりコンクリート表面に押圧されるため、
タンピングが強固に為されると共に、そのタンピング強
さをスプリング39の弾発力を変えることにより変化さ
せることができる。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明においては、均し手段を打
設済みコンクリートの表面に沿って移動機構により移動
させながら、均し手段の傾きを所定の天端レベルに一致
するように調節することにより打設済みコンクリート表
面を逐次所定の天端レベルに均すことができる。従って
、均し作業は機穢化され、このため作業に必要な人員が
従来の人力作業に比して大幅に削減され、また、人為誤
差も排除されるので均し精度も大幅に向上する。
設済みコンクリートの表面に沿って移動機構により移動
させながら、均し手段の傾きを所定の天端レベルに一致
するように調節することにより打設済みコンクリート表
面を逐次所定の天端レベルに均すことができる。従って
、均し作業は機穢化され、このため作業に必要な人員が
従来の人力作業に比して大幅に削減され、また、人為誤
差も排除されるので均し精度も大幅に向上する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は均し装置の外観図、第2図は均し装置の側面図
、第3図は均し装置の平面図、第4図は傾斜調節機構の
正面図、第5図は傾斜調節機構の側面図、第6図は均し
作業における均し装置の移動経路を示す図、第7図ない
し第9図は本発明の他の実施例を示すもので、第7図は
均し手段の外観図、第8図は均し手段の構成を示す水平
断面図、第9図は均し手段の配置を示す垂直断面図、そ
して第10図はタンパ−を駆動するカム機構の変形例を
示す図である。
第1図は均し装置の外観図、第2図は均し装置の側面図
、第3図は均し装置の平面図、第4図は傾斜調節機構の
正面図、第5図は傾斜調節機構の側面図、第6図は均し
作業における均し装置の移動経路を示す図、第7図ない
し第9図は本発明の他の実施例を示すもので、第7図は
均し手段の外観図、第8図は均し手段の構成を示す水平
断面図、第9図は均し手段の配置を示す垂直断面図、そ
して第10図はタンパ−を駆動するカム機構の変形例を
示す図である。
Claims (1)
- 打設済みコンクリートの表面に沿って移動しながらコン
クリート表面を均すコンクリート均し装置であって、支
持台と、該支持台に回転自在に取り付けられた回転体の
回転運動により前記支持台を移動させる移動機構と、前
記支持台の進行方向後端側に、前記コンクリート表面に
対する傾きを調節可能な状態で取り付けられた前記コン
クリート表面を均す均し手段とを具備してなるコンクリ
ート均し装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126197A JP2719628B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | コンクリート均し装置 |
US07/355,909 US5129803A (en) | 1988-05-24 | 1989-05-23 | Concrete leveling machine |
GB8911967A GB2219333B (en) | 1988-05-24 | 1989-05-24 | Concrete leveling machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63126197A JP2719628B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | コンクリート均し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01295972A true JPH01295972A (ja) | 1989-11-29 |
JP2719628B2 JP2719628B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=14929106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63126197A Expired - Lifetime JP2719628B2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 | コンクリート均し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2719628B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0369769A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-26 | Tokyu Constr Co Ltd | 生コンクリート床均しシステム |
JPH0578811U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-26 | 清水建設株式会社 | コンクリート打設面処理機 |
JP2019138030A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 矢作建設工業株式会社 | モルタル充填機 |
WO2022154075A1 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-21 | 株式会社フロアエージェント | コンクリート均し用搬送装置 |
CN115467531A (zh) * | 2021-06-10 | 2022-12-13 | 广东博鼎建筑科技有限公司 | 整平装置及自升造楼系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146363A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | 清水建設株式会社 | コンクリ−トセルフレベリング自動打設法及び自動打設機 |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP63126197A patent/JP2719628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146363A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-30 | 清水建設株式会社 | コンクリ−トセルフレベリング自動打設法及び自動打設機 |
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---|---|---|---|---|
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JPH0578811U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-26 | 清水建設株式会社 | コンクリート打設面処理機 |
JP2019138030A (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-22 | 矢作建設工業株式会社 | モルタル充填機 |
WO2022154075A1 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-21 | 株式会社フロアエージェント | コンクリート均し用搬送装置 |
CN115467531A (zh) * | 2021-06-10 | 2022-12-13 | 广东博鼎建筑科技有限公司 | 整平装置及自升造楼系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2719628B2 (ja) | 1998-02-25 |
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