JPH01295710A - 油圧ピストンのリターンバルブおよび油圧式加工機 - Google Patents

油圧ピストンのリターンバルブおよび油圧式加工機

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JPH01295710A
JPH01295710A JP12358888A JP12358888A JPH01295710A JP H01295710 A JPH01295710 A JP H01295710A JP 12358888 A JP12358888 A JP 12358888A JP 12358888 A JP12358888 A JP 12358888A JP H01295710 A JPH01295710 A JP H01295710A
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piston
valve body
valve
return
return valve
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JP12358888A
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Akiteru Murakami
村上 彰昭
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ISHIHARA KIKAI KOGYO KK
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ISHIHARA KIKAI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、加圧油を利用して、ピストンを移動させ、
ピストン先端に設けた加工治具を利用して、穿孔加工1
曲げ加工、切断加工等所定の機械加工を行なう油圧ピス
トンのリターンバルブおよびリターンバルブの装着され
た油圧式加工機に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、建設作業現場、土木作業現場等においては、
多数の鉄筋や鉄板が利用され、鉄筋を所定角度に折曲げ
たり、所定長に切断したり、鉄板に孔をあけたりする機
械加工が、現場において。
必要とされる。そのため、ペングー、カッター。
ηイ スト4Fコナー、パンチャーなどと称する各種の携帯用
油圧式加工機が、利用されている。
この種の携帯用油圧式加工機において、本体の一部を構
成するシリンダ内に、ピストンが往復動可能に配設され
ている。そして、ピストンによって、詳細に言えば、ピ
ストンヘッドによって、−対のチャンバが、シリンダ内
でピストンヘッドの左右に規定される。そして、リザー
バに常時連通してリザーバの一部を形成する一方のチャ
ンバに、たとえば、圧縮コイルスプリングよりなるリタ
ーンスプリングが、配設される。ここで、ピストンの先
端には、加工機の種類に対応した加工治具、たとえば、
鉄筋パンチャーではパンチが取付けられ、対応するダイ
スが、パンチに対向して、本体のハウジングに取付けら
れている。
このような構成のパンチャーにおいて、ピストン先端の
パンチと、ハウジングのダイスとの間に、鉄板のような
被加工物を置いた後、始動スイッチが操作される。する
と、内蔵するモータが作動し、ポンプによって加圧され
た作動油(加圧油)が、リザーバから別のチャンバに供
給され、ピストンが、リターンスプリングの偏倚力に抗
して前進する。そして、パンチが、鉄板を貫通してダイ
スの孔に嵌合され、パンチと略同−径の孔が鉄板に穿設
される。加圧油の供給されるチャンバは、流出路を経て
リザーバに連通しているが、流出路の開口は、ピストン
の前進中、つまり、ピストンの往路では、リターンバル
ブによって閉塞され、チャンバ、流出路の連通が遮断さ
れる。しかし。
ピストンが所定ストローク前進すると、リターンバルブ
が流出路の開口から離反し、流出路は開放され、チャン
バ、流出路が連通される。
ここで、ピストンの前進中、リターンスプリングは圧縮
され、十分な偏倚力がリターンスプリングに蓄積されて
いる。そのため、流出路が開放されると、ピストンはリ
ターンスプリングの偏倚力によって、復路を移動して初
期位置に復帰し、ピストンの移動に応じて、チャンバ内
の加圧油は、開放された流出路を流れて、リザーバにド
レインされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
公知の油圧加工機において、実公昭55−18588号
に開示するように、一般に、流出路はピストンヘッドに
設けられる。リターンバルブはへ一2ド付の中実弁体か
ら形成され、流出路に遊挿される。リターンバルブは、
弁体のヘッドに作用する加圧油によって流出路を閉塞し
、ピストンが所定ストローク前進すると、弁体の先端が
ハウジングに蹴られて(キックされて)、弁体のヘッド
が流出路の開口から離反し、流出路が開放される。流出
路が開放されると、加圧油は、流出路を介して、リター
ンスプリングサイドのチャンバに流出し、リザーバにド
レインされる。
ここで、流出路、リターンバルブの弁体間の隙間が、加
圧油の流路となり、この隙間が大きければ大きいほど、
大きな流路が確保できる。そして、大きな流路が得られ
れば、加圧油がリザーバに大量に流出し、ピストンは初
期位置に迅速に復帰できる。つまり、ピストンの復帰速
度は、流出路、リターンバルブの弁体間の隙間に比例す
る。
しかし、流出路に対して、リターンバルブの弁体を芯出
しする構成となっていない、そのため。
隙間を大きくすると、弁体のずれによって、流出路が、
弁体のヘッドに閉塞されずに常時開放される虞れがある
そのため、公知の油圧式加工機において、流出路、リタ
ーンバルブの弁体間の隙間はさほど大きく設定できず、
ピストンが初期位置に迅速に復帰r!5ない。
この発明は、ピストンを初期位置に迅速に復帰できる。
油圧ピストンのリターンバルブおよびリターンバルブの
装着された油圧式加工機の提供をEi的としている。
〔発明の概略〕
この目的を達成するために、この発明によれば、流出路
は、ピストンヘッドのような可動部材でなく、シリンダ
に設けられる。そして、リターンバルブは6流出路内に
遊挿され加圧油により流出路の開口に段部が押圧Jれて
流山路を閉塞するヘッド付弁体を備えている。この弁体
は、流出路内に遊挿される部分に、端部までのびた軸線
方向の流路と2軸線方向の流路に連通する側孔とを有し
た中空形状に形成されている7そして、所定ストローク
前進したピストンが弁体をキックし、弁体の段部を流出
路の開口から離反させて、チャンバ内の加圧油が、弁体
の側孔、軸線方向の流路な経て、流出路に流れるように
なっている。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
縞に説明する。
第1図、第2図に示すように、この発明に係る油圧式加
工機10は、鋳物合金から形成されたほぼ円筒形のシリ
ンダ12を具備し、ピストン14が、シリンダ内に往復
動可能に配設されている。実施例の油圧式加工機10は
、携帯用のパンチャーとして構成され、穿設用パンチ1
eが、ピストンの先端に+hめねじ17を利用して固定
されている。シリンダ12は、ピストンヘッド15によ
って、2つのチャンバ12a 、 12bに分割され、
圧縮コイルスプリングのようなリターンスプリング1B
が、左方のチャンバ12b内に配設されているや シリンダ12の右方に、ポンプケース2G、モータケー
ス22が、シリンダの左方に、ハウジング24が、それ
ぞれ配設されている。そして、ハウジング24、シリン
ダ12、ポンプケース20.モータケース22は、パツ
キンを介在して、順次、ボルト止めされて一体化され1
本体を構成している。
また、パンチ16に対向して、ダイス2Bが/\ウジン
グ24に固定され、パンチの嵌合孔27がダイスに形成
されている。
ポンプ28がポンプケース20に、モータ(図示しない
)が、モータケース22にそれぞれ内蔵され。
ポンプは、モータのカムシャフト23の回転に伴って駆
動する公知の構成をしている。
作動油は、ポンプケース20内に規定されたリザーバ3
0に貯えられている。そして、左方のチャンバ12bは
、シリンダ12に穿設された連通路(図示しない)を介
して、リザーバに連通し、リザーバの一部を形成してい
る。
作動スイッチ31を操作して、モータを起動し、ポンプ
28を駆動させると、作動油は、ポンプによって加圧さ
れ、加圧油として、*路(流入路)32から、右方のチ
ャンバ12a内に流入する。チャンバ12aに流入し供
給された加圧油は、ピストンへラド15の右サイドに作
用し、リターンスプリング18の偏倚力に抗して、ピス
トン14を左方に移動(前進)させる、ここで1作動ス
イッチ31の操作以前に、鉄板34のような被加工物が
、パンチ18、ダイス26間に配設されている。そのた
め、ピストン14は鉄板34を貫通してダイスの嵌合孔
27に遊嵌され、パンチと略同−径の孔が鉄板に穿設さ
れる。
第1図に加えて、!IIk2図を見るとよくわかるよう
ニ、チャンバ12a 、  リザーバ30を連通する流
路(流出路)36が、ピストン14と同軸にシリンダ1
2に穿設され、リターンバルブ40が、この流出路に挿
通されている。
リターンバルブ40は、第2図、第3図に示すように、
ヘッド付弁体42を備え、弁体は、段部41によって、
流出路36の開口を閉東可tに形成されている。そして
、弁体42は、流出路内に遊挿される部分(実施例では
右端部)に、端部までのびた軸線方向の流路44と、こ
の流路に連通する側孔48とを有した中空形状をしてい
る。側孔4Bは、穿設作業の容易さから1通常、180
°離反して2つ形成されるが、1つでもよく、また、3
つ以上としてもよい。
弁体のヘッド43はテーパ面48を持ち、側方に開口し
た切欠!!50が、ヘッドの前面に形成されて1/する
リターンバルブ40は、弁体42を大小一対の圧縮コイ
ルスプリング52.53と組合せて構成され、大径の圧
縮コイルスプリング52は、弁体のヘッド43に設けら
れた溝54を利用して、弁体42に巻装され、小径の圧
縮コイルスプリング53は、流出路・内に遊挿される部
分で、弁体に巻装されている。
シリンダ12の中央は延出し、この延出部13に流出路
3Bが形成されるとともに、延出部の挿入される凹部5
8をピストンヘッド15に設けて、リターンバルブ40
を凹部内に収納している。第2図からよくわかるように
、圧縮コイルスプリング53の右端部の係止可能な段部
37が、延出部13の先端で、流出路3Bに設けられて
いる。また、凹部5Bの孔径より小さな内径を持つ環状
部材58が、凹部の入口で、ピストンヘッド15にボル
ト止めされてピストン14の一部を形成し、この環状部
材は、後述するように、リターンバルブ40のキツカー
として作用する。
なお、第1図において、参照符合80.81はピストン
のパツキン、62はピストン14の円滑な移動を保証す
るエアーバッグ、B4は加圧油の供給量を調整する手動
のリリーフバルブ、6Bは把持用ノーンドルをそれぞれ
示す、たとえば、リリーフIくルブ84は、パンチ18
の先端の突起によって、被加工物34に位置決めの小孔
を穿設するとき開放される。
上記構成のリターンバルブ40の装着された油圧式加工
機10において、加圧油が、流入路32からチャンバ1
2a内に流入すると、上記のように、ピストン14が前
進する。
加圧油がチャンバ12a内に流入した時点での。
リターンバルブ4Gに作用する押力として、まず、加圧
油の押力が、リターンバルブの弁体のヘッド43の左右
両サイドに作用する。また、弁体の圧縮コイルスプリン
グ53は段部37(第2図参照)、ヘッド43間に圧縮
して配設されており、偏倚力が弁体42を左方に押すよ
うに作用する。しかし、ヘッド前面にテーパ面48、切
欠き50を設けているため、ヘッドの左方サイドに作用
して弁体42を右方に押す加圧液の押力が、ヘッドの右
方サイドに作用する加圧液の押力と圧縮コイルスプリン
グ53の偏倚力の和より大きい、そのため、第1図に示
す初期位置からピストン14が前進しても、リターンバ
ルブ40は移動せず1段部41が流出路3Bを閉塞し続
けて、流出路3Bはなおも開放されない。
しかし、ピストンへラド15に設けられた環状部材58
が、ピストン14とともに前進すると、この環状部材は
、弁体42の外方の圧縮コイルスプリング52に当接し
、徐々に圧縮し、偏倚力を蓄積する。
そして、第4図に示すように、ノ々ンチ1Bが鉄板34
を貫通してダイスの嵌合孔27に挿入されるまでピスト
ン14が前進した時点で、圧縮コイルスプリング52の
偏倚力が弁体42を右方に押す加圧油の押力に打勝つよ
うに、ピストンのストローク、圧縮コイルスプリング5
2のばね定数等が、予め設定されている。そのため、ピ
ストン14が所定ストローク前進して、圧縮コイルスプ
リング52の偏倚力が弁体42を右方に押す加圧油の押
力に打勝つと、環状部材58は弁体42をキックし、弁
体の段部41は、流出路3Bから離反され、リターンバ
ルブ40が開口される。そして、流出路36が開放され
る。
ここで、ピストン14の前進中、リターンスプリング1
Bは圧縮され、偏倚力がリターンスプリングに蓄積され
ている。そのため、流出路38が開放されると同時に、
チャンバ12a内の加圧油を、弁体の側孔4B、軸線方
向の流路42を介して、流出路38から流出させながら
(第5図参照)、ピストン14は復路を移動して初期位
置に復帰する。
この発明によれば、チャンバ12a内の加圧油は、側孔
4Bを経て、軸線方向の流路44を流れて流出する。そ
して、弁体40に設けた軸線方向の流路44は、リター
ンバルブの弁体40、流出路38t11の隙間に比較し
て、かなり大きく設定できる。また、側孔4Bは、自由
な大きさに設定できる。そのため、公知の構成のように
リターンバルブの弁体、流山路間の隙間から流出する加
圧油の流量に比較して、この発明の構成では、大量の加
圧油が、側孔4B、軸線方向の流路44を介して流出さ
れる。従って、ピストン+4の復帰速度が大きくなり、
初期位置へのピストンの迅速な復帰が可能となる。
また、圧縮コイルスプリング53が、圧縮状態で弁体4
2の回りに配設されている。そのため、リターンバルブ
40が開口されて、流出路3Bが一旦開放されると、圧
縮コイルスプリング53は、弁体42を左方に偏倚し、
弁体の段部41を流出路38の開口から離反させ、流出
路を開放状態に維持する。そのため、チャンバ12a内
の加圧油が、弁体のヘッドぺ3を右方に押圧し段部41
を流出路31iの開口に再度押圧して流出路を閉塞する
虞れもない。
Vに、ピストン+4の一部である環状部材58と弁体4
とへ・ラド43との聞1、圧縮コイルスプリング52を
介在させている。このように、圧縮コイルスプリング5
2th!、2tすれば、圧縮フィルスプリングは緩衝体
として機ffi!、、  ピストン14が弁体42にダ
イレクトに衡突しない。そのため、Iii突によるピス
トン14.弁体42の損傷が防止できる。
弁体のヘッド43の周面をテーバ面4日とするだけでな
く、何方に開口した切欠き50を、身体のへラド43の
前面に設けている。そのため、加圧油による右方への押
力を大きく設定でき、ピストン14の往路において、リ
ターンバルブ40を閉塞位置に確実に維持できる。
第6図に示すように、弁体のヘッド143から延出した
ガイド部80を有した形状に、リターンバルブ140を
構成してもよい、このリターンバルブ140は、ガイド
部80をピストン14に穿設されたガイド孔81に挿通
させて、流出路36に装着される(第7図参照)。この
ように、ピストン14に支持さねるガイド部80を設け
た構成では、弁体!42が短く成形で!、端部にかけて
、テーパ面83を弁体に形成できるやそのため、ピスト
ンの環状部材58Vよって、弁体142がキックされ1
段部41が流出路の開口から離反されると、テーパ面8
3の存在により、弁体1嶽2、流出路30間に、大きな
隙間が直ちに設定される。従って、加圧油は、側孔48
、軸線方向の流路44に加えて、弁体142.流出路3
8間の陳IIIからも流出し、ピストンは、より迅速に
初期位置に復帰できる。
ガイド部80を持つリターンバルブ140では、切欠き
50が形成できない、そのため、側孔a2をヘッド14
3に設けるとともに、この側孔に連通する軸線方向の孔
84をガイド部に設けた中空形状(ガイド部80を形成
するとよい、このような構成では。
切欠き50を設けた場合と同様に、ka圧油による右づ
jへの押力を増強できる。
そして、上記のようなリターンバルブ40,140の装
着された油圧式加T、4110によれば、ピストンの迅
速a−復帰が可能となるゆそのため、加工サイクルが短
縮されて、所望の機械加工が迅速に行なえ、作業効率が
改善される。
なお、上記の実施例では、第1図かられかるように、リ
リーフバルブ64を上面に、把持用ハンドル66を側面
に分離して設けている。しかし、第8図に示すように、
リリーフバルブ64、把持用ハンドIl/68を隣接し
て、たとえば、本体の像面に設り、把持用ハンドルを把
持した手でリリーフバルブを操作可能とすることが好ま
しい、そのために、リリーフバルブの先端にまたとえば
、ローレットの切られた扇形の操作片B5を固定し、操
作片の一部が把持用ハンドルの下部フランジ87から貢
出するような関係に、操作片、操作用ハンドルが設けら
れる。
一般に、右利きのすベレーターは、左手で把持用ハンド
ルを把持して、パンチャー10を固定した状態で、右手
で作動スイッチ31を操作している。
そして、リリーフバルブ64、把持用ハンドル8Bが離
反して設けられた構成では、右手を作動スイー。
チ3Nから放し、右手でリリーフバルブを操作している
。しかし、リリーフパル1641把持用ハンドル8Bが
隣接して配設された第8図の構成では、作動スイッチか
ら右手を放すことなく、左手で操作片85の馬面を押圧
してリリーフバルブが開放でさ、位置決め用の小孔が迅
速、容易に穿設できる。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであ
り、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技
術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明
に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例では、ピストンが前進時、所定の機械
加工を行なっているが、ピストンの後退時、機械加工を
行なうように、油圧式加工4110を構成してもよい。
この発明は、実施例において、油圧式加工@10は、携
帯用のパンチャーとして具体化しているが、鉄筋ペング
ー、カッター、スプリッター(コンライ クリート石割機)、ストーナ−(曲げ修正機)等、他の
油圧式加工機として具体化できる。また、油圧式加工機
として、携帯用のものに限定されず、据付けて使用され
る大型の油圧式加工機としてもよい。
〔発明の効果〕 上記のように、この発明に係るリターンバルブによれば
、加圧油は、弁体、流出路間の隙間でなく、弁体の側孔
、軸線方向の流路を介して流出される。
そして、弁体に設けた軸線方向の流路は、リターンバル
ブの弁体、流出路間の隙間に比較して。
かなり大きく設定でき、側孔は、自由な大きさに設定で
きる。そのため、公知のようにリターンバルブの弁体、
流出路間の隙間から流出する加圧油の流量に比較して、
大量の加圧油が、側孔、軸線方向の流路を介して流出さ
れ、初期位置へのピストンの迅速な復帰が可能となる。
また、圧縮コイルスプリングを弁体に巻装して、ピスト
ンが弁体を直接キックするのを防止すれば、衝突による
ピストン、弁体の損傷が防止できる。
更に、圧縮コイルスプリングを、圧縮状態で弁体の回り
に配設すれば、リターンバルブが開口されて流出路が一
旦開放されると、圧縮コイルスプリングは、流出路を開
放状態に維持する。そのため、加圧油が弁体の段部を流
出路の開口に再度押圧して流出路を閉塞することがない
そして、側方に開口した切欠きを、弁体のヘッドの前面
に設ければ、ピストンの往路において。
リターンバルブを閉塞位置に確実に維持できる。
また、上記のようなリターンバルブを油圧式加工機に装
着すれば、ピストンが迅速に復帰するため、加工サイク
ルが短縮され、所望の機械加工が迅速に行なえて1作業
効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、この発明に係る油圧式加工4m(携
帯用パンチャー)の一部破断の概略正面図および拡大破
断図、 第3図(^)、(B)は、リターンバルブの一部破断の
概略正面図および左側面図、 第4図、第5図は、リターンバルブがピストンにキック
される直前、直後での油圧式加工機の拡大破断図、 第6図、第7図は、別実施例に係るリターンバルブの一
部破断の概略正面および第2図に類似する油圧式加工機
の拡大破断図。 第8図は、リリーフバルブ、把持用ハンドルを側面に設
けた油圧式加工機の正面図である。 lO:油圧式加工機、12ニジリンダ、 12a、12
bニジリンダのチャンバ、13ニジリンダの延出部、1
4=ピストン、15:ピストンヘッド、18:パンチ、
18:リターンスプリング、20:ポンプケース、22
:モータケース、24:ハウジング、28:ダイス、2
7:パンチの嵌合孔、28:ポンプ、30:リザーバ、
32:流路(流入路)、33:作動スイッチ、34:鉄
板(被加工物) 、 40.140:リターンバルブ、
41=リターンバルブの段部、42:弁体、 43,1
43=弁体のヘッド、44=弁体の軸線方向の流路、4
B=弁体の側孔、48=ヘツドのテーパ面、50:ヘッ
ドの切欠き、52,53:圧縮コイルスプリング、58
;ピストンの凹部、58:環状部材(キツカー)、84
:リリーフバルブ、B5:リリーフバルブの扇形の操作
片。 8B:把持用ハンドル、B7:把持用ハンドルのフラン
ジ、80ニガイド部、81ニガイド孔、82ニガイド部
の側孔、84;ガイド部の軸線方向の孔。 出願人  石原機械工業株式会社

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピストンがシリンダ内に往復動可能に配設され、
    シリンダの一方のチャンバに供給された加圧油によって
    ピストンが前進され、ピストンが所定ストローク前進す
    ると、開放されて加圧油をチャンバから流出させる油圧
    ピストンのリターンバルブにおいて、 シリンダに設けられた流出路内に遊挿されるヘッド付の
    弁体を備え、弁体は、加圧油により流出路の開口に押圧
    されて流出路を閉塞する段部と、流出路内に遊挿される
    部分に、端部までのびた軸線方向の流路と軸線方向の流
    路に連通する側孔とを有した中空形状に形成され、 所定ストローク前進したピストンが弁体にキックして、
    弁体の段部を流出路の開口から離反させて、チャンバ内
    の加圧油が、弁体の側孔、軸線方向の流路を経て、流出
    路に流れることを特徴とする油圧ピストンのリターンバ
    ルブ。
  2. (2)ピストンが弁体を直接キックするのを防止する緩
    衝体としての圧縮コイルスプリングが、弁体に巻装され
    ている請求項1記載の油圧ピストンのリターンバルブ。
  3. (3)流出路の開口から離反した状態を維持する圧縮コ
    イルスプリングが、流出路内に遊挿される部分で、弁体
    に巻装されている請求項1または2記載の油圧ピストン
    のリターンバルブ。
  4. (4)弁体のヘッドの前面に、側方に開口した切欠きを
    設けている請求項1ないし3のいずれか記載の油圧ピス
    トンのリターンバルブ。
  5. (5)ピストンに穿設されたガイド孔に挿通されるガイ
    ド部が、弁体のヘッドから延出している請求項1ないし
    4のいずれか記載の油圧ピストンのリターンバルブ。
  6. (6)ガイド部は、軸線方向の孔を有した中空形状に形
    成され、この軸線方向の孔に連通する側孔が、弁体のヘ
    ッドに形成されている請求項1ないし5のいずれか記載
    の油圧ピストンのリターンバルブ。
  7. (7)請求項1ないし6のいずれか記載のリターンバル
    ブの装着された油圧式加工機。
JP12358888A 1988-05-20 1988-05-20 油圧ピストンのリターンバルブおよび油圧式加工機 Pending JPH01295710A (ja)

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