JPH01295584A - 静止画通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野］ この発明は静止画通信装置に係り、特に０然画像等の静
止画を伝送する静止画通信に当り、画像の内容説明のた
めのポインタの表示方法の改良に関するものである。

［従来の技術］ 従来から、電話回線を用いた静止画を含む通信方式とし
てテレビジョン電話装置やテレビジョン会議システム等
の装置が知られているが、これらの装置では一般に伝送
した静止画の解説や確認を行うために送信側・受信側の
双方でポインタを設定し、このポインタを通信回線を通
じて交換しながらポインタで示される静止画上の位置を
お互いに確認しながら音声による会話ないしは会議を行
っている。

このポインタは第３図の説明図に示すように、ＣＲＴ表
示装置（１）上に表示される静止画上に一点を示す機能
を有し、従って会話や会議の進行に伴い静止画１−の話
題の点が変ってくると、第３図（Ａ）〜（Ｄ）に示すよ
うに、次から次へとポインタの位置を動かしながら新た
なポイントを指定している。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の静止画通信装置は以上のように構成されているの
で、ポインタで示される１点に関する話題に対しては充
分にその機能を満足できるものの、複数の位置を指定し
たり重要な範囲を囲んで示すような場合は充分ではなく
、静止画伝送における多様な情報交換の機能を発揮でき
ないという問題点があった。

この発明は上記のような課題解決のためになされたもの
で、静止画上の複数のポイントの指定や重要な部分を囲
んで示すことを可能とし、静止画通信における情報交換
の確実度を高めた静止画通信装置を得ることを目的とす
る。

［課題を解決するための手段］ 上記課題解決のために、この発明の静止画通信装置は、
静止画を管理する第１のプレーンと、ポインタを管理す
る第２のプレーンと、第１のプレーンと第２のプレーン
を合成して表示する手段と、第１のプレーンと第２のプ
レーンの内容を個別に他の局と通信する手段と、第２の
プレーンにポインタを設定する入力手段と、入力手段か
らのポインタの設定に基づいて第２のプレーンにポイン
タの軌跡を設定するポインタ制御手段を有するものであ
る。

［作用］ この発明における静止画通信装置は、指定されたポイン
タ位置の軌跡を設定表示することによって、複数の位置
の設定の指定や静止画上の必要な範囲の指定を行ってい
る。

［実施例］ 以下、図面を参照しながらこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係る静止画通信装置の概
略構成図である。図において、（１）は送信静止画や受
信静止画をポインタ（９）と共に表示するＣＲＴ表示装
置、（２）はＣＲＴ表示装置（１）に表示すべき静止画
を格納する静＋１．両プレーン、（３）はＣＲＴ表示装
置（１）に表示すべきポインタ（９）を格納するポイン
タ・プレーン、（４）はマウス等のデジタイザ（５）に
よって設定されたポインタ（９）の位置に対して、その
指定位置と軌跡（１０）を演算・記憶しこれを静止画プ
レーン（２）に設定すると共に通信回線（７）を介して
相手局（８）に送信するポインタ制御装置、（δ）は静
止画プレーン（２）に格納された静止画にポインタ・プ
レーン（３）に格納されたポインタ（９）とその軌跡（
１０）をスーパー・インポーズしてＲＣＲＴＣＲＴ表示
装置に表示させるスーパー・インポーズ制御装置（６）
である。

係る構成において次にその作用を説明する。

ＣＲＴ表示装置（１）上に表示したり相手局（８）に通
信回線（７）を通じて送信するためのポインタ（９）は
ポインタープレーン（３）」二にポインタ制御装置（４
）によって書き込まれるが、このポインタ（９）はスー
パー・インポーズ制御装置（６）によって静止画プレー
ン（２）に格納されている静止画にスーパｍ−インポー
ズされてＣＲＴ表示装置（１）上に表示される。このポ
インタ（９）の表示や移動はオペレータの操作するデジ
タイザ（５）によって行われ、デジタイザ（５）からの
指示に従って、ポインタ制御装置（４）がポインタ・プ
レーン（３）上のポインタ（９）の位置を書き換えるこ
とで実施される。ポインタ制御装置（４）はこのポイン
タ（９）の表示・抹消や位置に関する情報を併せて通信
回線（７）を通じて相手ｋＥ５（８）にも伝送する。

一方、デジタイザ（５）はポインタ（９）の軌跡（１０
）の人力の指定も可能であり、軌跡（１０）の表示の指
示を人力するとポインタ制御装置（４）はポインタ（９
）の書き換えと同時にポインタ（９）の軌跡を演算・記
憶してこれをポインタ・プレーン（３）の書き込み、ポ
インタ（９）とその軌跡（１０）を静止画プレーン（２
）からの静止画にスーパー・インポーズ制御装置（６）
を通じてスーパー・インポーズしてＣＲＴ表示装置（１
）上に表示させる。ポインタ制御装置（４）はこのポイ
ンタ（９）とその軌跡（１０）の表示・抹消や位置に関
する情報、軌跡（１０）の開始・終了に関する指示情報
を併せて通信回線（７）を通じて相手局（８）にも伝送
し、相手局（８）側にも同様に表示を行わせる。

一方、通信回線（７）を通じて相手局（８）よりポイン
タ（９）やその軌跡（１０）に関する情報を受は取ると
ポインタ制御装置（４）はこの情報に従ってポインタ（
９）や軌跡（１０）をポインタ・プレーン（３）に書き
込み静止画プレーン（２）からの静止画情報にスーパー
・インポーズ制御装置（６）を通じてスーパー・インポ
ーズしてＣＲＴ表示装置（１）上に表示させる。

以上のような動作を通じて、ＣＲＴ表示装置（１）上に
は第２図の説明図に示すように、ポインタ（９）と軌跡
（１０）が併せて表示されることになる。従って、会話
や会議の進行に伴い静止画上の話題の点が変わってきた
り他の点と併せての指示が必要になってくると、第２図
（Ａ）〜（Ｄ）に示すように、ポインタ（９）の位置を
動かしながら併せて軌跡（１０）でポインタ（９）の位
置の経過を表すことによって、複数の静止画上の点を指
示することが可能であり、さらに軌跡（１０）を伴うポ
インタ（９）で静止画りのある範囲を囲むことによって
、静止画」二の特定の範囲を指定表示することが可能で
ある。

なお、」−記実施例では静止画プレーン（２）とポイン
タ・プレーン（３）を分けて機能させる場合を例示した
が、両者を併せた構成としてもよく、静止画プレーン（
２）に特定のビット・プレーンを設定してここにポイン
タ（９）や軌跡（１０）を書き込むようにし、ＣＲＴ表
示装置（１）上への表示の時に両者を同時に読み出すよ
うにすることによって同様の効果を得ることができる。

また、静止画プレーン（２）に静止画と併せて直接ポイ
ンタ（９）やその軌跡（１０）を書き込むような構成と
しても同様の０的を達成すること力（ｉＪ能である。

［発明の効果］ 以」二のように、この発明によればデジタイザ等で指定
されたポインタ位置の軌跡をポインタと共に設定表示す
ることによって、ｈｉｔ数の位置の指定や静止画にの・
必要な範囲の指定を行うことが可能で、さらにこれを通
信回線を通じて相手局に伝送することができるため静止
画を含む情報交換の確実性を向上させることが可能な静
＋）−画通信装置を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る静止画通信装置の概
略構成図、第２図は第１図の構成の作用の説明図、第３
図は従来の静止画通信装置のポインタの扱いに関する説
明図である。 図において、（１）はＣＲＴ表示装置、（２）は静止画
プレーン、（３）はポインタ・プレーン、（４）はポイ
ンタ制御装置、（５）はデジタイザ、（６）はスーパー
・インポーズ制御装置、（７）は通信回線、（８）は相
手局、（９）はポインタ、（１０）は軌跡である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （他　２名） １　い　、　エ　、　（自発）　　　はｆ／べ１年４４
４日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 静止画を管理する第１のプレーンと、ポインタを管理す
   る第２のプレーンと、第１のプレーンと第２のプレーン
   を合成して表示する手段と、第１のプレーンと第２のプ
   レーンの内容を個別に他の局と通信する手段と、第２の
   プレーンにポインタを設定する入力手段と、入力手段か
   らのポインタの設定に基づいて第２のプレーンにポイン
   タの軌跡を設定するポインタ制御手段を備えることを特
   徴とする静止画通信装置。