JPH01295575A - 固体撮像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、固体撮像バイアスを用いた固体撮像装置にお
いて、固体撮像バイアスの位置精度を保つための熱変形
に対する冷却手段に関するものである。

（従来の技術） 例えば、３個の固体撮像デバイス（赤、緑、青）を用い
、得られる各々の撮像出力からＮＴＳＣ方式などの標準
カラーテレビジョン信号、に変換して出力する場合の３
板式固体搬像装置では、撮像される各色成分の被写体像
の重ね合せ、いわゆるレジストレーション調整が解像度
を決定するうえで重要である。

ところで、この固体撮像デバイスとの構成部材である周
辺回路基板の発熱により伝熱部材が変形し、これが固体
撮像デバイスの位置精度に悪影響を及ぼさないよう例え
ば、第２図の断面図に示すような熱電冷却素子を１Ｏｒ
、Ｌｏｇ、１０ｂを用いた３板式固定撮像装置がある。

これは、図に示すように色分解プリズム１がプリズム側
板２と、プリズム保持具３を介して装置筐体４に固定さ
れいる。そして、この装置筐体４に設置されたレジスト
マウント５の撮像レンズ（図では省略）によって集合さ
れた撮像光が、前記色分解プリズム１で色分解される。

さらに各色の出射面６ｒ、６ｇ、６ｂには固体撮像デバ
イス７　ｒ　ｅ　７　ｇ　ｍ　７　ｂが各レジストレー
ション調整を行なってから接合ピース８を介して接着固
定されている。

また、前記固体撮像デバイス７ｒ、７ｇ、７ｂには前記
装置筐体４に一端が固体された伝熱部材９ｒ。

９ｇ、９ｂによって熱電冷却素子１０ｒ、１０ｇ、１０
ｂが圧接されている。さらに、色分解プリズム１の周囲
には１周辺回路基板（図では省略）が配設されている。

このような構成により１周辺回路基板からの発熱に対し
熱電冷却素子１０ｒ、Ｌｏｇ、１０ｂにより、固体撮像
デバイス７　ｒ、　７　ｇｙ　７　ｂへの影響のないよ
う伝熱部材９　ｒ、　９　ｇ、　９　ｂとともに作用し
ている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記のような構成では１周辺回路基板の発
熱により前記固体撮像デバイス７ｒ、７ｇ。

７ｂ近傍の温度上昇が原因で色分解プリズム１゜プリズ
ム側板２．プリズム保持具３．伝熱部材９ｒ、９ｇ、９
ｂ等の構成部材の熱膨張や熱収縮によって、前記熱電冷
却素子１０ｒ、１０ｇ、１０ｂと上記固体撮像デバイス
７ｒ、７ｇ、７ｂとの間にエア・ギャップが発生して熱
抵抗の大きな部分が形成される。

また、前記伝熱部材９　ｒ、　９　ｇ、　９　ｂによっ
て前記固定撮像デバイス７ｒ、７ｇ、７ｂへ前記熱電冷
却素子１０ｒ、１０ｇ、１０ｂを圧接しているため、前
記固体撮像デバイス７ｒ、７ｇ、７ｂと前記接合ピース
８の接着部に変形を生じさせてしまう恐れがある。

本発明は、これらの点に鑑みて、伝熱部材を固体撮像デ
バイスに対して外力を加えずに密着させ、熱変形が生じ
、た場合にも固体撮像デバイスの位置精度を保ったまま
、良好な冷却を行える冷却手段を備えた固体装置を提供
することを目的とする。

（１１題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため、固体撮像デバイスの
発熱量を筐体へ放熱するため該筐体に固定された第１の
伝熱部材と、第２の伝熱部材とが位置調整手段で連結さ
れ、第２の伝熱部材を前記固定撮像デバイスへの当接方
向へ前記位置調整手段により任意位置に設定しつるよう
構成したことを特徴とする。

（作　用） 本発明の構成によれば、第２の伝熱部材（雄ねじ）と第
一の伝熱部材（バックラッシュを持つ雌ねじ）とが、雄
、雌ねじで連結され、ねじの進行方向に対して任意の位
置で固定し、かつバックラッシュ方向でねじの進行方向
に微調整ができる。

したがって上記第２の伝熱部材を固体撮像デバイスに対
して外力を加えずに密着させ、熱変形が生じても上記ね
じによる可動部分で熱変形を吸収し、固体撮像デバイス
の位置精度を保持して、良好な撮像状態を保障するもの
である。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の構成を示す断面図であって
、第２図と同一数字記号は同じものである。本実施例は
第１の伝熱部材９１ｒ、９１ｇ、９１ｂと第２の伝熱部
材９２　ｒ　＊　９２　ｇ　ｔ　９２ｂとを有し、各熱
電冷却素子１０ｒ、１０ｇ、１０ｂは、雄ねじを設けた
第２の伝熱部材９２ｒ、９２ｇ、９２ｂに夫々固定され
る。さらに第２の伝熱部材はこの雄ねじに対してバック
ラッシュを持つ雌ねじを設けた第１の伝熱部材９１ｒ、
９１ｇ。

９１ｂと嵌合する。

即ち、上記ねじ部において、第１の伝熱部材９１ｒ、９
１ｇ、９１ｂはねじの進行方向に対して任意の位置に設
定して固体し、バックラッシュの方向でねじの進行方向
に微調整可能な位置調整手段を設けたことになる。ここ
で、バックラッシュは雌ねじに対して雄ねじの外径を小
さくすることで設定可能であり１色分解プリズム１．プ
リズム側板２゜ブリ゛ズム保持具３．第１の伝熱部材９
１ｒ、９１ｇ、９１ｂの熱膨張係数の違いによって予測
される熱変形に合せて設定すればよい。

また、第１．第２の伝熱部材９１ｒ、９１ｇ、９１ｂ、
９２ｒ。

９２ｇ、９２ｂの連結部には、粘弾性体（例えば、シリ
コングリース）を入れて熱抵抗を小さくする。

また、撮像レンズによって集光された撮像光を。

色分解プリズム１により分解（Ｒ，Ｇ、Ｂの３原色）し
、各々の出射面６ｒ、６ｇ、６ｂに各固体撮像デバイス
７ｒ、７ｇ、７ｂをレジストレーション調整に際しては
、組立ての際にねじと熱電冷却素子の隙間管理を行なう
ことにより、レジストレーション調整後の固体撮像デバ
イス７　ｒ、　７　ｇｙ　７　ｂの位置精度の悪化を防
止できる。

また、筐体内部温度の変化やベルチェ素子からの排熱に
より色分解プリズム１やプリズム側板２゜プリズム保持
具３．第１．第２の伝熱部材９１ｒ。

９１ｇ、９１ｂ、９２ｒ、９２ｇ、９２ｂの熱変形が起
こっても、ねじのバックラッシュの範囲で熱変形が吸収
できる。

したがって、固体撮像デバイス７　ｒ　ｖ　７　ｇ　ｖ
　７　ｂの熱変形の影響を加えることなく冷却すること
ができる。

本実施例では３板式固体撮像装置に対する場合について
のべたが、その他の位置精度を必要とする機構にも応用
できるし、ねじ部の代りに編組線やヒンジによる可動機
構を設けても同様の効果がある。

（発明の効果） 以上の説明から明らかなように１本発明は固体撮像デバ
イスの発熱量を筐体へ放熱する手段を設け、上記伝熱手
段を少なくとも筐体に固体された第１の伝熱部分と上記
伝熱部分と連結部分によって連結された可動部分とから
なり、上記連結部分が当接方向に任意の位置に設定可能
な調節手段を有した冷却手段を設けることにより、周辺
回路基板の発熱による雰囲気温度の上昇などで、構成部
材が熱変形を起こした場合でも可動部分が吸収し。

良好な冷却を行えるという効果がある。

また、この冷却装置を固体撮像装置に用いたことで、固
体撮像デバイスのレジストレーション調整槽゛度を損う
ことなく冷却を行えるので、良好な画像を与えるという
効果がある。

また、前記伝熱部材を少なくとも二部材とからしたこと
で、色分解プリズム、プリズム側板、プリズム保持具等
の寸法精度は前記第１の伝熱部材への影響を前記第２の
伝熱部材が吸収できるので寸法精度をおとすことができ
る。また、前記第１の伝熱部材を前記筐体に固定し、前
記第２の伝熱部材を小さくすることで、装置の振動等に
なる固体撮像デバイスの位置精度への影響をさけられる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す３板式固体撮像
装置の断面図、第２図は従来の３板式固体撮像装置の断
面図である。 １　・・・色分解プリズム、　２・・・プリズム側板、
　３・・・プリズム保持具、　４・・・筐体、　５・・
・　レンズマウント、　６　ｒ、　６　ｇ。 ６ｂ・・・出射面、　７ｒ、７ｇ、７ｂ・・・固体撮像
デバイス、　８　・・・接合ピース、　９ｒ。 ９ｇ、９ｂ−・・伝熱部材、１０ｒ、１０ｇ、１０ｂ　
−熱電冷却素子、９１ｒ、９１ｇ、９１ｂ−第１の伝熱
部材、９２ｒ、９２ｇ、９２ｂ−第２の伝熱部材。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 １　、色分Ｐ／Ｉｒ７．．ズ・、　　　　　　　２・ブ
ソｌム（＃’ｌ　ｉ３−７ソｌｌｂ　’＃３４ゴ民　　
　　　　　４　　筐φ　　　　５　　しンス“マウ〉ト
ロｒ、６ｇ、６ｂ　　、ｆｇ　ｔｊ＋面　　　　　　　
　７ｒ、７ｇ、７ｂ　　−１！］イ＊１１ｔ”＆テ゛°
γマイス８　　市シ合ヒ゛−ス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　固体撮像デバイスの発熱量を筺体へ放熱するため該筐
   体に固定された第１の伝熱部材と、第２の伝熱部材とが
   位置調整手段で連結され、第２の伝熱部材を前記固定撮
   像デバイスへの当接方向へ前記位置調整手段により任意
   位置に設定しうるよう構成したことを特徴とする固定撮
   像装置。