JPH01295087A - 油圧制御用電磁弁 - Google Patents
油圧制御用電磁弁Info
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- JPH01295087A JPH01295087A JP12413788A JP12413788A JPH01295087A JP H01295087 A JPH01295087 A JP H01295087A JP 12413788 A JP12413788 A JP 12413788A JP 12413788 A JP12413788 A JP 12413788A JP H01295087 A JPH01295087 A JP H01295087A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 26
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 26
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
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- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被油圧制御機器の油を適宜吐出させて規定油
圧を得る油圧制御用電磁弁に関する。
圧を得る油圧制御用電磁弁に関する。
従来より9例えば自動車用トルクコンバータ等の油圧制
御は、電磁弁を用いて行われている。この種の電磁弁は
、被油圧制御機器の油出口に取り付けて、弁体をデユー
ティ制御により1秒間に数千回動作させ、このようにし
て油の吐出量を調整することで規定の油圧を作り出して
いる。また、電磁弁の弁体としては、例えば特開昭60
−175884号公報等に開示されるように、安価で弁
の小形軽量化を図り得るスチールボール(磁性球弁)を
−般に用いている。
御は、電磁弁を用いて行われている。この種の電磁弁は
、被油圧制御機器の油出口に取り付けて、弁体をデユー
ティ制御により1秒間に数千回動作させ、このようにし
て油の吐出量を調整することで規定の油圧を作り出して
いる。また、電磁弁の弁体としては、例えば特開昭60
−175884号公報等に開示されるように、安価で弁
の小形軽量化を図り得るスチールボール(磁性球弁)を
−般に用いている。
具体的には、ヨークの内部に、電磁コイル、コア、ばね
、ばねで弁シート側に付勢されるスチールボール等を組
込んで電磁弁を構成し、電磁コイルをデユーティ制御し
て、スチールボールをコア側に断続的に磁気吸引して弁
開閉を行なう、そして、開弁時に弁シートを通してヨー
ク内に油を導入し、この導入油をドレーンを介して外部
に吐出する。
、ばねで弁シート側に付勢されるスチールボール等を組
込んで電磁弁を構成し、電磁コイルをデユーティ制御し
て、スチールボールをコア側に断続的に磁気吸引して弁
開閉を行なう、そして、開弁時に弁シートを通してヨー
ク内に油を導入し、この導入油をドレーンを介して外部
に吐出する。
ところで、この種の油圧制御用電磁弁は、油を導入する
弁シートの通路方向がヨークの軸方向に向いているのに
対し、ヨーク内のドレーン用の通路(穴)はヨークの側
壁に、ヨークの軸に対し直交させるか或いはある角度を
もたせて配置されていた。
弁シートの通路方向がヨークの軸方向に向いているのに
対し、ヨーク内のドレーン用の通路(穴)はヨークの側
壁に、ヨークの軸に対し直交させるか或いはある角度を
もたせて配置されていた。
しかしながら、このような油通路構造によれば。
電磁弁の油通路が途中で方向を変えるので、油の流れが
スムーズでなくなり、特に弁シートの通路とドレーンの
交点となるスチールボール収容部付近が油溜りとなって
渦流が発生し、油の流れを悪くする原因となっていた。
スムーズでなくなり、特に弁シートの通路とドレーンの
交点となるスチールボール収容部付近が油溜りとなって
渦流が発生し、油の流れを悪くする原因となっていた。
更に、この油の流れ特性が不安定になると、油圧制御精
度を低下させることにもなり、その改善が望まれていた
。
度を低下させることにもなり、その改善が望まれていた
。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり。
その目的とするところは、この種電磁弁内に導入される
浦を油溜りさせることがなくスムーズにドレーンさせて
、油圧制御精度を向上させることにある。
浦を油溜りさせることがなくスムーズにドレーンさせて
、油圧制御精度を向上させることにある。
上記目的は、ヨークの内部に、ボビンに巻装される電磁
コイルと、ボビン内部に挿入されるコアと、前記コアの
一端に対向しつつ、ばねにより弁シート側に付勢される
磁性のボール弁とを組込み、前記電磁コイルの通電によ
り前記ボール弁が前記コア側に磁気吸引されると、前記
弁シートを通して前記ヨークの内部に被油圧制御機器の
油が導入され、前記ヨークの内部には導入油を吐出させ
るドレーンを設けてなる電磁弁において、前記ボビン及
びコアの少なくともいずれか一方には、前記ボール弁の
収容空間を介して前記弁シートの通路と連通ずるドレー
ン用通路を軸方向に向けて形成して、このドレーン用通
路を前記弁シートの通路と同一方向に配置してなること
で達成される。
コイルと、ボビン内部に挿入されるコアと、前記コアの
一端に対向しつつ、ばねにより弁シート側に付勢される
磁性のボール弁とを組込み、前記電磁コイルの通電によ
り前記ボール弁が前記コア側に磁気吸引されると、前記
弁シートを通して前記ヨークの内部に被油圧制御機器の
油が導入され、前記ヨークの内部には導入油を吐出させ
るドレーンを設けてなる電磁弁において、前記ボビン及
びコアの少なくともいずれか一方には、前記ボール弁の
収容空間を介して前記弁シートの通路と連通ずるドレー
ン用通路を軸方向に向けて形成して、このドレーン用通
路を前記弁シートの通路と同一方向に配置してなること
で達成される。
このような構成よりなれば、電磁コイルの非通電時には
、ボール弁が弁シートにばねの力で圧接して閉弁状態と
なり、電磁コイル通電時には、ヨーク、ボール弁、コア
が磁気回路を形成し、ボール弁がばね力に抗してコア側
に磁気吸引され、開弁状態となる。
、ボール弁が弁シートにばねの力で圧接して閉弁状態と
なり、電磁コイル通電時には、ヨーク、ボール弁、コア
が磁気回路を形成し、ボール弁がばね力に抗してコア側
に磁気吸引され、開弁状態となる。
そして、開弁時には、被油圧制御機器からの油が弁シー
トを通ってヨーク内に導入され、その後、ドレーンを介
して油が吐出される。この場合、本発明では、ドレーン
用の通路をボビン及びコアの少なくとも一方に軸方向に
向けて形成して、ドレーン用通路と弁シートの通路との
方向性を同一方向にするので、弁シートを通過した油が
油溜りすることなくスムーズに進行方向に向けて吐出さ
れる。従って、ボール弁開弁信号に対する油のドレーン
応答性が良好となり、油圧制御精度を高めることができ
る。
トを通ってヨーク内に導入され、その後、ドレーンを介
して油が吐出される。この場合、本発明では、ドレーン
用の通路をボビン及びコアの少なくとも一方に軸方向に
向けて形成して、ドレーン用通路と弁シートの通路との
方向性を同一方向にするので、弁シートを通過した油が
油溜りすることなくスムーズに進行方向に向けて吐出さ
れる。従って、ボール弁開弁信号に対する油のドレーン
応答性が良好となり、油圧制御精度を高めることができ
る。
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1実施例の分解斜視図である。
第1実施例の分解斜視図である。
これらの図において、1はトルクコンバータ部で、その
油出口に油圧制御用の電磁弁2が装着される。
油出口に油圧制御用の電磁弁2が装着される。
電磁弁2は、ヨーク3.スチールボール4.コア5.ば
ね6.電磁コイル7等で構成される。
ね6.電磁コイル7等で構成される。
ヨーク3はその一端内壁に弁シート8が形成され、弁シ
ート8の通路8aとヨーク3の軸心方向は一致する。
ート8の通路8aとヨーク3の軸心方向は一致する。
ヨーク3の内部には、ボビン11に巻装される電磁コイ
ル7と、ポビン11内部に挿入されるコア5と、コア5
の一端に対向しつつ、ばね6により弁シート8側に付勢
されるスチールボール4とが組込まれる。
ル7と、ポビン11内部に挿入されるコア5と、コア5
の一端に対向しつつ、ばね6により弁シート8側に付勢
されるスチールボール4とが組込まれる。
ヨーク3のスチールボール収容部14付近には。
油通路の一部となる切欠き13が複数配設され、またボ
ール収容部14には、非磁性の筒状ガイド部材9が固定
配置される。筒状ガイド部材9は。
ール収容部14には、非磁性の筒状ガイド部材9が固定
配置される。筒状ガイド部材9は。
その内径がスチールボール4及びコア5の外径とほぼ同
径で、一端がコア5側の外周一端に、他端がヨーク3の
内周一端(弁シート8付近)に圧接して固着される。ま
た、筒状ガイド部材9の壁面には、複数の油通過口(穴
)9aが形成され、穴9aを介してスチールボール収容
部14と切欠き13とが連通ずる。
径で、一端がコア5側の外周一端に、他端がヨーク3の
内周一端(弁シート8付近)に圧接して固着される。ま
た、筒状ガイド部材9の壁面には、複数の油通過口(穴
)9aが形成され、穴9aを介してスチールボール収容
部14と切欠き13とが連通ずる。
12はボビン11の内周にその軸方向に向けて形成され
た直線状のドレン用溝で1本実施例では溝14は第2図
に示すように3個等間隔で配設され、このような配置構
造により弁シート8の通路8aと同一方向に向けである
。この溝12は、その−辺がコア5の外周によって覆わ
れる。
た直線状のドレン用溝で1本実施例では溝14は第2図
に示すように3個等間隔で配設され、このような配置構
造により弁シート8の通路8aと同一方向に向けである
。この溝12は、その−辺がコア5の外周によって覆わ
れる。
10は環状の絶縁板で、ボビン11の一端とコア5のフ
ランジ部5aとの間に介在される。フランジ5aはヨー
ク3の開口一端にてかしめにより固定される。環状絶縁
板10及びフランジ5aには、第2図に示すように、ボ
ビン11に設けた溝12に対応する溝15.16が形成
される。
ランジ部5aとの間に介在される。フランジ5aはヨー
ク3の開口一端にてかしめにより固定される。環状絶縁
板10及びフランジ5aには、第2図に示すように、ボ
ビン11に設けた溝12に対応する溝15.16が形成
される。
スチールボール4を付勢するばね6は、コア5内に嵌装
され、その一端にばね6の抜止とボール4の押圧を兼ね
る抜止用ブツシュ17が装着される。18は、ばね力調
整用のねじである。
され、その一端にばね6の抜止とボール4の押圧を兼ね
る抜止用ブツシュ17が装着される。18は、ばね力調
整用のねじである。
次に本実施例の動作を説明する。
電磁コイル7には、外部の駆動回路(図示せず)よりデ
ユーティ信号(油圧制御信号)が送られ、電磁コイル7
は、通電、非通電をある周期で繰り返す。
ユーティ信号(油圧制御信号)が送られ、電磁コイル7
は、通電、非通電をある周期で繰り返す。
この場合、電磁コイル7の非通電時には、スチールボー
ル4がばね6の力で弁シート8に圧接し閉弁状態となる
。
ル4がばね6の力で弁シート8に圧接し閉弁状態となる
。
電磁コイル7の通電時には、ヨーク3.コア5゜スチー
ルボール4が磁気回路を形成して、スチールボール4が
ばね力に抗してコア5側に磁気吸引され、開弁状態とな
る。この場合、スチールボール4は、筒状のガイド部材
9に案内されて、径方向にふらつくことなく軸方向にス
ムーズに移動する。なお、筒状ガイド部材9は、非磁性
であり、電磁コイル7の励磁により磁化されることはな
いので、筒状ガイド部材9がボール5に磁気吸着作用を
及ぼすことはない。
ルボール4が磁気回路を形成して、スチールボール4が
ばね力に抗してコア5側に磁気吸引され、開弁状態とな
る。この場合、スチールボール4は、筒状のガイド部材
9に案内されて、径方向にふらつくことなく軸方向にス
ムーズに移動する。なお、筒状ガイド部材9は、非磁性
であり、電磁コイル7の励磁により磁化されることはな
いので、筒状ガイド部材9がボール5に磁気吸着作用を
及ぼすことはない。
また電磁コイル7の通電を遮断した場合には、スチール
ボール4は、ばね力で弁シート8側に移動するが、この
場合も、ガイド部材9によりスムーズに案内される。
ボール4は、ばね力で弁シート8側に移動するが、この
場合も、ガイド部材9によりスムーズに案内される。
従って、スチールボール5は、弁開閉時に常に安定した
動作で規定の方向にスムーズに移動する。
動作で規定の方向にスムーズに移動する。
また、この時の油の流れは、第2図の矢印Aの如くなる
。すなわち、トルクコンバータ部1から流出する油は、
弁シート8の通路8aを通り、その後、ボール収容部1
4.筒状ガイド部材9の穴9a、ドレーン溝12,15
.16を介して吐出される。しかして、本実施例では、
ドレーン用の通路となる溝12,15.16の方向が、
弁シート8の通路8aと一致するので、弁シート通路8
aからヨーク内に導入される油が、ボール収容部14で
油溜りすることなくスムーズに進行方向に向けて吐出さ
れる。従って、デユーティ信号(ボール弁開弁信号)に
対する油のドレーン応答性が良好となり油圧制御精度を
高めることができる。
。すなわち、トルクコンバータ部1から流出する油は、
弁シート8の通路8aを通り、その後、ボール収容部1
4.筒状ガイド部材9の穴9a、ドレーン溝12,15
.16を介して吐出される。しかして、本実施例では、
ドレーン用の通路となる溝12,15.16の方向が、
弁シート8の通路8aと一致するので、弁シート通路8
aからヨーク内に導入される油が、ボール収容部14で
油溜りすることなくスムーズに進行方向に向けて吐出さ
れる。従って、デユーティ信号(ボール弁開弁信号)に
対する油のドレーン応答性が良好となり油圧制御精度を
高めることができる。
特に本実施例では、ドレーン性能を向上させる他に、ス
チールボール4の動作特性も筒状ガイド部材9によって
向上させるので、両者の相乗作用で、デユーティ#御に
よりオン・オフを繰返す油圧制御用電磁弁のドレーン応
答特性を顕著に高めることができる。また、本実施例で
は、ドレーン通路12をボビン11の内周に設けた溝で
構成し、且つ筒状ガイド部材9も既存のスチールボール
収容空間14に配されるので、これらの通路12゜筒状
ガイド部材9の存在によって、電磁弁全体を大形化する
こともなく、油圧制御用電磁弁の小形軽量化を維持する
ことができる。また、ドレーン用通路12は、ボビン1
1の成形時に簡単に同時成形でき、且つ筒状ガイド部材
9も安価なものなので、製作コストも従来とほとんど変
わりなく経済的である。
チールボール4の動作特性も筒状ガイド部材9によって
向上させるので、両者の相乗作用で、デユーティ#御に
よりオン・オフを繰返す油圧制御用電磁弁のドレーン応
答特性を顕著に高めることができる。また、本実施例で
は、ドレーン通路12をボビン11の内周に設けた溝で
構成し、且つ筒状ガイド部材9も既存のスチールボール
収容空間14に配されるので、これらの通路12゜筒状
ガイド部材9の存在によって、電磁弁全体を大形化する
こともなく、油圧制御用電磁弁の小形軽量化を維持する
ことができる。また、ドレーン用通路12は、ボビン1
1の成形時に簡単に同時成形でき、且つ筒状ガイド部材
9も安価なものなので、製作コストも従来とほとんど変
わりなく経済的である。
なお、筒状ガイド部材9は非磁性のチューブを引き抜き
加工或いは第6図に示すように一枚の抜を筒形に丸めて
形成すればよい。
加工或いは第6図に示すように一枚の抜を筒形に丸めて
形成すればよい。
第3図は本発明の第2実施例を示す部分断面図で、本実
施例は、第1実施例のような抜止用ブツシュ17を用い
ることなく、スチールボール4をばね6で直接押圧する
もので、部品点数を少なくする利点を有する。
施例は、第1実施例のような抜止用ブツシュ17を用い
ることなく、スチールボール4をばね6で直接押圧する
もので、部品点数を少なくする利点を有する。
第4図は本発明の第3実施例を示す要部断面図、第5図
は、その使用状態を表わす半裁断面図である。図中、第
1図と同一符号は同一部分を表わす。
は、その使用状態を表わす半裁断面図である。図中、第
1図と同一符号は同一部分を表わす。
本実施例は、第1実施例と同様にドレーン用の通路12
をボビン11の内周に軸方向に向けて設けることで、ド
レーン用通路12と弁シート通路8aどの方向性を一致
させるが、筒状ガイド部材9を用いず、これに代わって
、弁シート8には、スチールボール4より曲率の小さい
半球状の曲面8′を形成し、この曲面8′がスチール4
の一部を包囲するようにしである。弁閉時には、この曲
面8′にスチールボール4の球面一部が受入れられ、こ
のような弁シート形状によれば、弁閉時は勿論、弁の移
動時にも曲面8′の存在により、スチールボール4の径
方向のふらつきを防止できる。
をボビン11の内周に軸方向に向けて設けることで、ド
レーン用通路12と弁シート通路8aどの方向性を一致
させるが、筒状ガイド部材9を用いず、これに代わって
、弁シート8には、スチールボール4より曲率の小さい
半球状の曲面8′を形成し、この曲面8′がスチール4
の一部を包囲するようにしである。弁閉時には、この曲
面8′にスチールボール4の球面一部が受入れられ、こ
のような弁シート形状によれば、弁閉時は勿論、弁の移
動時にも曲面8′の存在により、スチールボール4の径
方向のふらつきを防止できる。
なお、開弁時のスチールボール4と弁シート曲面8′と
の空隙は、実際には0.3〜0.51111+程度のも
ので、開弁時にもスチールボール4の一部が曲面8′に
囲まれる状態となり、この場合にもスチールボール4の
径方向のふらつきを防止でき、曲面8′が筒状ガイド部
材9に代わるガイド機能を充分に果す、また、本実施例
では、筒状ガイド部材9の廃止により部品点数の削減を
図り得る。また、この曲面8′に代えて弁シート8のテ
ーパ面を形成しても同様の効果を奏し得る。
の空隙は、実際には0.3〜0.51111+程度のも
ので、開弁時にもスチールボール4の一部が曲面8′に
囲まれる状態となり、この場合にもスチールボール4の
径方向のふらつきを防止でき、曲面8′が筒状ガイド部
材9に代わるガイド機能を充分に果す、また、本実施例
では、筒状ガイド部材9の廃止により部品点数の削減を
図り得る。また、この曲面8′に代えて弁シート8のテ
ーパ面を形成しても同様の効果を奏し得る。
第7図は本発明の第4実施例を示す要部の分解斜視図で
、図面では、ボビン11とコア5どの分解状態を表わし
、その他の構成は第1実施例がら第3実施例までのいず
れかと同様なので説明を省 ン略する6本実施例は、ポ
ビン11内周にドレーン用の溝12を形成する他に、ポ
ビン11内周とコア5の外周とに、両者が組込まれた時
に互いに係合し合う凸部21と凹部20とを設けてなる
。このような構成によれば、凹部2o及び凸部21の係
合を介してボビン11とコア5の相対的な回動を容易に
防止することができる。
、図面では、ボビン11とコア5どの分解状態を表わし
、その他の構成は第1実施例がら第3実施例までのいず
れかと同様なので説明を省 ン略する6本実施例は、ポ
ビン11内周にドレーン用の溝12を形成する他に、ポ
ビン11内周とコア5の外周とに、両者が組込まれた時
に互いに係合し合う凸部21と凹部20とを設けてなる
。このような構成によれば、凹部2o及び凸部21の係
合を介してボビン11とコア5の相対的な回動を容易に
防止することができる。
なお、上記各実施例においては、ドレーン用の通路12
をポビン11内周に形成するが、これに代えてボビン1
1の肉厚に軸方向に向けて通孔を貫設し、この通孔でド
レーンを構成してもよく。
をポビン11内周に形成するが、これに代えてボビン1
1の肉厚に軸方向に向けて通孔を貫設し、この通孔でド
レーンを構成してもよく。
またコア5の外周に形成してもよい。
以上のように本発明によれば、ヨーク内のドレーン用の
通路を弁シートの通路方向と一致させることにより、電
磁弁内に導入される油を油溜りさせることなくスムーズ
にドレーンさせるので、開弁信号に対応するドレーン応
答特性を向上させ。
通路を弁シートの通路方向と一致させることにより、電
磁弁内に導入される油を油溜りさせることなくスムーズ
にドレーンさせるので、開弁信号に対応するドレーン応
答特性を向上させ。
ひいては油圧制御精度を高めることができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図は
第1実施例の分解斜視図、第3図は本発明の第2実施例
を示す部分断面斜視図、第4図は本発明の第3実施例を
示す要部断面図、第5図は第3実施例の半裁断面図、第
6図は第1実施例に使用する筒状ガイド部材の斜視図、
第7図は本発明の第4実施例を示す要部分解斜視図であ
る。 1・・・被油圧制御機器、2・・・電磁弁、3・・・ヨ
ーク、4・・・ボール弁、5・・・コア、6・・・ばね
、7・・・電磁コイル、8・・・弁シート、8′・・・
曲面、8a・・・弁シート通路、9・・・筒状ガイド部
材、9a・・・通過口、11・・・ボビン、12・・・
ドレーン用通路、14・・・ボール弁収容空間、20.
21・・・係合用凹凸部。
第1実施例の分解斜視図、第3図は本発明の第2実施例
を示す部分断面斜視図、第4図は本発明の第3実施例を
示す要部断面図、第5図は第3実施例の半裁断面図、第
6図は第1実施例に使用する筒状ガイド部材の斜視図、
第7図は本発明の第4実施例を示す要部分解斜視図であ
る。 1・・・被油圧制御機器、2・・・電磁弁、3・・・ヨ
ーク、4・・・ボール弁、5・・・コア、6・・・ばね
、7・・・電磁コイル、8・・・弁シート、8′・・・
曲面、8a・・・弁シート通路、9・・・筒状ガイド部
材、9a・・・通過口、11・・・ボビン、12・・・
ドレーン用通路、14・・・ボール弁収容空間、20.
21・・・係合用凹凸部。
Claims (7)
- 1.ヨークの内部に、ボビンに巻装される電磁コイルと
、ボビン内部に挿入されるコアと、前記コアの一端に対
向しつつ、ばねにより弁シート側に付勢される磁性のボ
ール弁とを組込み、前記電磁コイルの通電により前記ボ
ール弁が前記コア側に磁気吸引されると、前記弁シート
を通して前記ヨークの内部に被油圧制御機器の油が導入
され、前記ヨーク内部には導入油を吐出させるドレーン
を設けてなる電磁弁において、前記ボビン及びコアの少
なくともいずれか一方には、前記ボール弁の収容空間を
介して前記弁シートの通路と連通するドレーン用通路を
軸方向に向けて形成して、このドレーン用通路を前記弁
シートの通路と同一方向に配置してなることを特徴とす
る油圧制御用電磁弁。 - 2.第1請求項において、前記ボール弁を収容する空間
には、該ボール弁の移動を案内する非磁性の筒状ガイド
部材を設け、この筒状ガイド部材の壁面に油通過口を設
け、この油通過口を介して前記ボール弁の収容空間と前
記ドレーン用通路とを連通させてなる油圧制御用電磁弁
。 - 3.第1請求項において、前記弁シートには、前記ボー
ル弁の球面一部を包囲する曲面或いはテーパ面を形成し
てなる油圧制御用電磁弁。 - 4.第1請求項ないし第3請求項のいずれか1項におい
て、前記ドレーン用通路は、前記ボビンの内周或いは前
記コアの外周に軸方向に向けて形成される溝よりなる油
圧制御用電磁弁。 - 5.第1請求項ないし第3請求項のいずれか1項におい
て、前記ドレーン用通路は、前記ボビンの肉厚に軸方向
に向けて貫通させた通孔よりなる油圧制御用電磁弁。 - 6.第2請求項において、前記筒状ガイド部材は、チユ
ーブを引き抜き加工或いは一枚の板を筒形に丸めて形成
してなる油圧制御用電磁弁。 - 7.第1請求項ないし第6請求項のいずれか1項におい
て、前記ボビンの内周と前記コアの外周面とには、互い
に係合し合つて該ボビン及びコアの相対的な回動を防止
する回り止め用の凹凸部を形成してなる油圧制御用電磁
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12413788A JPH01295087A (ja) | 1988-05-21 | 1988-05-21 | 油圧制御用電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12413788A JPH01295087A (ja) | 1988-05-21 | 1988-05-21 | 油圧制御用電磁弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01295087A true JPH01295087A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14877837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12413788A Pending JPH01295087A (ja) | 1988-05-21 | 1988-05-21 | 油圧制御用電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01295087A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000320696A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-24 | Ckd Corp | 流量調節弁 |
JP2017219136A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | オムロンヘルスケア株式会社 | 流量制御弁およびその製造方法、ならびに血圧情報測定装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289825A (en) * | 1976-01-20 | 1977-07-28 | Suyudo Mentonansu Soc A Resp L | Method for manufactring edge of electromagnetic jet valve body and electromagnetic jet valve |
JPS5740775B2 (ja) * | 1977-08-05 | 1982-08-30 | ||
JPS6313976A (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | 電磁弁 |
-
1988
- 1988-05-21 JP JP12413788A patent/JPH01295087A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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