JPH01294493A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH01294493A
JPH01294493A JP63123329A JP12332988A JPH01294493A JP H01294493 A JPH01294493 A JP H01294493A JP 63123329 A JP63123329 A JP 63123329A JP 12332988 A JP12332988 A JP 12332988A JP H01294493 A JPH01294493 A JP H01294493A
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JP
Japan
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refueling
amount
preset
correction
flow rate
Prior art date
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JP63123329A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Yamashita
和久 山下
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/08Arrangements of devices for controlling, indicating, metering or registering quantity or price of liquid transferred
    • B67D7/22Arrangements of indicators or registers
    • B67D7/24Arrangements of indicators or registers with means for producing or issuing a receipt or record of sale

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車輌の燃料タンクに燃料を給油する給油装置に
関し、特にPOS端末機によってプリセット給油制御を
行う場合に用いて好適な給油装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、事務機器、マイクロコンピュータ淳の発展に伴な
い、多くの給油所においても販売管理等の合理化のため
に、PO8端末機(以下、rPOSJという)といわれ
る販売管理装置を設置するところが多い。
これについて、第11図について説明すると、1は給油
所事務室等に設けられたPOSで、該POSIは給油エ
リアに設けられたN台の計量機2A 、 2B 、・・
・2N(全体として「計量機2」という)と接続され、
該Po5tは計量a2によって給油された給油量に基づ
き、販売管理等を行うようになっている。
ところで、POS1と計Ha2との間の信号接続方式と
しては、近時マルチワイヤ一方式が普及している。この
マルチワイヤ一方式について具体的に説明すると、第1
1図に示すように、POS1と各計量機2どの間は、ポ
ンプロック信号(以下、rPLK信号」という)を伝送
するPLK信号ライン3、計量パルス信号(以下。
rBUSY信号」という)を伝送するBUSY信号ライ
ン4、計量パルス信号(以下、rposパルス信号」と
いう)を伝送するPOSパルス信号ライン5からなる系
統の信号ラインを介して結合されている。なお、第11
図では簡略化して示しているが、POSIと各計量#1
2との間の信号ライン3〜4はそれぞれ独立している。
次に、POSIと各計量@2との間にこれら各伝送ライ
ン3〜5を用いたデータ送受信の関係について述べる。
まず、第12図に示す通常給油時のタイムチャートを用
いて、通常給油動作について述べる。
(イ)、カード読込み、計量様選択(ta )作業者は
顧客が所持したカードをPOSIのカードリーグに読ま
せ、当該顧客の給油作業に使用する計量機、例えば計量
92Aを選択しその311機番号を入力すると、POS
Iは給油作業条件が適か否か(顧客が所持したカードが
正規なカードであるか否か、選択した計量機2Aは既に
稼動中であり空いていないか否か)を確認した上で、当
該選択した計量a2Aに対して出力していたPLK信号
を消勢する。
(ロ)、給油ノズル外しくtb) 作業者が給油作業のため当該計量a2Aの給油ノズルを
そのノズル掛けより取り出すと、計M41t2Aはノズ
ル掛けに設けられたノズルスイッチの閉成によりこれを
検出し、postからのPLK信号が消勢されているの
を条件に、ポンプモータを付勢し給油量表示器の表示を
零リセットすると共に、Po5tに対しては当該計量機
2Aが稼動中である旨のBUSY信号を出力する。
(ハ)、ノズル開弁(t cs) 作業者が給油ノズルを開弁操作して給油を開始すると、
計量機2Aは流量計に付設された流量パルス発信器から
出力される流量パルスを計数して給油量を演算し給油量
表示器に表示せしめると共に、この流量パルスに対応さ
せたPOSパルスをPOSパルス信号ライン5によって
POS lへ出力する。
POSIはこの計量m2Aより供給されてくるPOSパ
ルス信号を計数し給油量を計量機2Aとは独立して演算
する。
(ニ)、ノズル閉弁(t ce) 作業者が給油ノズルを閉弁操作すると、給油ノズルから
の油液の吐出も停止し、流量パルスも出力しなくなるか
ら、POSパルス信号の停止する。
(ホ)、給油ノズル戻しくtd ) 給油ノズルをノズル掛けに掛は戻すと、計量機IAは前
述のノズルスイッチの開成によりこれを検出し、前述の
tbにおいて付勢されているポンプモータを消勢すると
共に、POS1へ出力していた当該計量機IAが稼動中
である旨を示すBUSY信号を消勢する。
POS1はこのBUSY信号の消勢に基づき、前述のt
a段階において消勢していたPLK信号を出力し、計量
機IAの駆動を禁止すると共に、プリンタより当該計量
機IAより給油中供給されていた計量パルスを計数演算
して得られた給油量をプリントアウトした給油伝票を発
行する。
従って、上記マルチワイヤ一方式で計量機2と接続され
たPo5tにおいては、第1に給油ノズルの閉弁操作に
よらず、PLK信号を付勢出力にすることによりポンプ
モータを消勢して給油停止を行える点、第2に計量機か
ら供給されてくる計にパルスに基づき、給油量を給油進
行に合わせて把握できる点において特徴を有する。
この結果、現在は所望のプリセット値に対する自動給油
、即ちプリセット給油のための制御を備えたPOSも知
られている。
そこで、次にこのプリセット給油a濠を備えたPOSと
計量機との間のプリセット給油時におけるデータ送受の
関係の一例を、第13図に示すプリセット給油作業のタ
イムチャートをもとに説明する。
(イ)、カード読込、計量様選択、プリセット値設定(
t、) 作業者は前述の給油作業の場合と同様に、顧客が所持し
たカードをPo5tのカードリーグに読ませ、当該顧客
の給油作業に使用する計量機、例えば計量機2Aを選択
しその計量様番号を入力すると共に、テンキーによって
顧客が所望する給油量値または給油金額値をプリセット
値として設定入力する。POS1は給油作業条件が適で
あることを確認した上で、当該選択した計量機2Aに対
して出力していたPLK信号を消勢すると共に、設定入
力されたプリセット値をプリセット給油制御のために所
定の記憶エリアに記憶しておく。
(ロ)、給油ノズル外しくtb ) 前述した通常給油作業の場合と同様である。
(ハ)、ノズル開弁(t cs) 作業者が給油ノズルを開弁操作して給油を開始すると、
計量機2Aは流量計に付設された流量パルス発信器から
出力される流量パルスを計数して給油量を演算し、給油
量表示器に表示せしめると共に、この流量パルスに対応
させたPOSパルスヲP OS パルス信号ライン5に
よってPo5tへ出力する。
POS1はこの計ua2Aより出力されてくるPOSパ
ルス信号を計数し、給油機を計に機IAとは独立して演
算する。さらに、postはこの演算した給油量を先に
設定したプリセット値と比較し、給油量がこのプリセッ
ト値に対応する値になったかどうかを判別する。
(ニ)、プリセット給油終了(tp )POSIは演算
した給油量がプリセット値に対応する値になったことを
判別すると、前述の1aにおいて消勢していたPLK信
号を付勢出力し、当該計量機IAの駆動を禁止させて前
述のtbにおいて付勢されているポンプモータを消勢す
る。
従って、給油ノズルがノズル掛けより外されかつ給油ノ
ズルが開弁操作されているにも拘らず、当該計量機2A
による給油はこのPOS1からのPLK信号の付勢出力
により強制的に自動終了させられる。そして、POSI
はプリンタよリプリセット値をプリントアウトした給油
伝票を発行する。
(ホ)、給油ノズル戻しくt(1) 前述tpの後作業者が給油ノズルを閉弁操作しくtcp
)、給油ノズルをノズル掛けに掛は戻すと、計HalA
は前述のノズルスイッチの開成によりこれを検出し、前
述のtbにおいてPOSIへ付勢出力していた当該計量
機IAが稼動中である旨を示すBUSY信号を消勢する
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したPOSIによるプリセット給油制御
においては、計量機2の給油量表示器に表示された給油
ff1Qにと、POS1のプリンタから発行される給油
伝票に記載された給油ff1Qpとがしばしば合致せず
顧客の不信を招くことがある。一方、こればかりか、実
際に給油ノズルから吐出給油された給油量Qz も前記
給油量Qに及びQp と一致していないことが検査を行
うことによってわかることもある。
これら、それぞれの給油量QK  、QP  、QZの
不一致の原因としては1次のことが考えられる。
■ POSは計量機とは異なり、計測機器として行政上
の検定対象物ではないこと。
■ また、POSから計量機に対しプリセット給油終了
のため付勢出力されるPLK信号の付勢出力タイミング
tpはPO8によって様々であること。
即ち、POSからPLK信号が出力されることによって
ポンプモータは停止しても、ポンプは慣性回転によって
行過量ΔQ+ を発生するが(この行過量は第13図中
のvi、量特性で、ΔQ!として表われる流量分である
)、この行過量は流量計によって計測されるものである
から、POSパルスとして出力され、POS側でも計測
可能な行過量である。しかし、posの機種によってこ
の行過量ΔQ1の取扱いがまちまちであり、例えばPO
S側で給油量として演算する場合と演算しない場合があ
り、また行過量ΔQ1を予測してプリセット値から当該
行過量ΔQ+ を差引いた値が計測給油量と一致した時
、プリセット給油終了タイミングtp とする機種もあ
る等、機種によって様々である。
また、POSはプリセット給油終了時は設定されている
プリセット値をそのまま給油量として給油伝票に記載し
て発行してしまうのに対し、計量機は先のPLK信号付
勢出力後にポンプの慣性回転によって発生する計測可使
な行過量ΔQ+ を素直に計測した値を給油量として給
油量表示器に表示してしまう。
この結果、計量機の給油量表示器に表示された給油RQ
にと、POSのプリンタから発行される給油伝票に記載
された給油E= Q p即ちプリセット値との間に不一
致が生じてしまうという問題点がある。
(■ 給油終了状態は、ポンプが駆動した状態での給油
ノズルの閉弁操作による通常給油作業の場合と、給油ノ
ズルは開弁したまま給油ホース上流側に設けられたポン
プを停止するプリセット給油作業の場合とで異なる。即
ち、前者の通常給油の場合は給油ホースにはポンプによ
るリリーフ圧がかかっているため給油ホースは膨張状態
にあるのに対し、後者のプリセット給油では給油ホース
には略大気圧が作用した収縮状jEにある。
このため、前回通常給油作業を行った後に今回プリセッ
ト給油を行った場合は、この給油ホースの状態変化差分
の流量ΔQ2  (第13図中の流量特性でΔQ2とし
て表わされる流量分)が計量機及びPOSによって実際
に計測が可能なパルス出力となって現われることなく実
際には給油されてしまう、この結果、計量機の給油量表
示器に表示された給油量QX、またはPOSのプリンタ
から発行される給油伝票にプリントされた給油量Qp(
即ち、プリセット値)と、実際に給油ノズルから吐出さ
れた給油mQz との間に不一致が生じてしまうという
問題点がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、プリセット給油機能を有するPOS端末機を用い
てプリセット給油を行った場合にも、計量機の給油量表
示器による表示給油量と、給油伝票に記載された給油量
と、給油ノズルから吐出された実給油量との王者の値を
一致させ、取引き上の信頼性を高めるようにした給油装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、第1図の機能ブ
ロック図に示す如く、流入側が貯油タンクに連なる配管
101と、該配管101の途中に設けられ、ポンプモー
タ102により駆動されるポンプ103および被測流量
に対応した流量パルスを出力する流量パルス発信器10
4が付設された流量計105と、前記配管101の流出
側にホース106を介して接続された給油ノズル107
と、前記流量パルス発信器104から出力された流量パ
ルスを給油量として演算する給油量演算手段108と、
該給油量演算手段108による計測給油量を表示する給
油量表示器109と、給油所適所に設けられ、プリセッ
ト給油制御機能を有するPOS端末機110とを備え、
プリセット給油の際、該POS端末41110は前記給
油量演算手段108から流量パルスに基づく計量パルス
信号が入力されることにより、所望の給油量に達したと
き前記ポンプモータ102を停止せしめるための給油停
止信号を出力するようにした給油装置において、 前記給油ノズル107が所定の待機位こにあるか非待機
位置にあるかに基づき給油作業の終了。
開始を検出する給油作業検出手段111と、通常給油終
了時とプリセット給油終了時のホース106の状態の差
異に基づく補正量が記憶されている記憶手段112と、 前記給油作業検出手段111からの給油作業終了信号の
出力と前記Pos端末機110からプリセット給油の際
出力される給油停止信号の出方とにより今回給油がプリ
セット給油であるか否かを判別するプリセット給油判別
手段113と、該プリセット給油判別手段113によリ
プリセット給油と判別されたときには前記給油量演算手
段108で演算された給油量に基づきプリセット値を予
測判定するプリセット値予測判定手段114と、 前記プリセット給油判別手段113によリプリセット給
油と判別されたときには前記給油量演算手段108で演
算された給油量に前記記憶手段112に記憶されている
補正量に対応する補正流量パルスを加算し、かつ前記P
OS端末機110に計量パルス信号として出力する第1
の補正手段115と、 第1の補正手段115の作動中、給油量がプリセット値
予測判定手段114で判定されたプリセット値が等しく
なったときには前記給油量表示器109をロックせしめ
、第1の補正手段115の作動後、給油量が判定された
プリセット値よりも小さいときには前記給油停止信号の
入力にも拘らず、プリセット値に対応する給油を完了さ
せるべくポンプモータ102を再駆動停止する第2の補
正手段116と、 プリセット給油終了後、前記給油作業検出手段111に
より給油作業終了が検出されたときには前記ポンプモー
タ102を再駆動し、この際前記流量パルス発信器10
4より出力される流量パルスを計数し、結果を補正値と
して前記記憶手段112に更新記憶する補正値記憶手段
117と、を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、POS端末機110によるプリセット
給油制御が行われ給油装置が給油停止されても、給油装
置はプリセット給油判別手段113によって今回給油が
プリセット給油であることを判別し、給油量演算手段1
08で演算された給油量に基づきプリセット値予測判定
手段114によってPOS端末機110に設定されたプ
リセット値を予測判定することができる。そして、給油
装置は、この判定したプリセット値に基づき、第1の補
正手段115によって給油量演算手段108で演算され
た給油量に、通常給油終了時とプリセット給油終了時の
ホース106の状態の差異に基づき記憶手段112に記
憶された補正量の補正を施し、第2の補正手段116に
よって前記第1の補正手段115による補正の結果、給
油量がこのプリセット値を越えないように給油量表示器
109を表示制限し、かつ給油量がこのプリセット値に
足りないときには、POS@末機110とは無関係にこ
の不足分を独自に、かつ自動的に給油して判定したプリ
セット値に対応する給油を完了させることができる。
また、前記記憶手段112に記憶されている通常給油終
了時とプリセット給油終了時のホース106の状態の差
異に基づく補正量も、POS端末機110によるプリセ
ット給油終了後、給油ノズルを待機位置に戻す度に補正
値記憶手段117により再計測され、更新される。
〔実施例〕
以下、本発明の給油装置を固定式給油装置に適用した場
合につき、第2図ないし第11図に示す実施例に基づい
て詳細に述べる。
第1図は本実施例に用いる給油装置の全体構成図を示し
、同図において、11は給油所事務所等に設けられたP
OS端末機で(以下、rPOsllJという)、該PO
SIIはマイクロコンピュータ等によって構成されるP
OS制御回路12と、テンキー、個別キー等からなり、
プリセット値の設定が可能なキーボード13と、カード
リーダ14と、表示器15と、プリンタ16と、磁気デ
ィスク装置等からなる外部記憶装置17と、後述する各
計rE@21 A 、 21 B 、−21Nトノイン
タフェースとなる計量機インタフェース18A、18B
、・・・18N(全体として、「計量機インタフェース
18」という)と、屋外端末機インタフェース19とか
ら大略構成されている。
そして、前記POSIIはカードリーダ14による顧客
カードの読込み、POSパルスの入力等によって、顧客
毎に個別の金銭管理、集計管理を行い、プリンタ16に
よってレシートの発行を行うもので、事務管理機として
広く知られている。
一方、キーボード13によるプリセット値の入力により
、当該プリセット値に対するプリセット給油制御が可能
な構成となっており、この点も従来公知である。
なお、20は給油現場、計量機21等に設けられた屋外
端末機で、該屋外端末機20もキーボード、カードリー
ダ、表示器、プリンタ等を内蔵し、屋外での給油管理、
プリセット値の設定を可能としたもので、屋外端末機イ
ンタフェース19を介してPOSIIと接続されている
また、21A、21B、・・・21Nは給油所の敷地内
に設けられたN台の計量機(全体として、「計量機21
Jという)、22は該計量4j121内に配設された配
管で、該配管22の途中にはポンプモータ23によって
駆動されるポンプ24、流量計25が設けられ、該流量
計25には流量に比例した流量パルスを発信する流量パ
ルス発信器26が装着されている。また、計量機21の
正面には給油量を11i算表示する給油量表示器27と
、後述する給油ノズル30の開弁状態を報知する開弁報
知器28とが設けられている。
29は基端側が前記配管22に接続されたホース、30
は該ホース29の先端側に設けられた給油ノズルで、該
給油ノズル30を開弁することにより燃料タンクに油液
を吐出しうるようになっている。31は計量a21の側
面に設けられたノズル収納部で、給油ノズル30は該ノ
ズル収納部31に掛は外しするもので、該ノズル収納部
31には給油ノズル30の掛は外しと連動して開閉成す
るノズルスイッチ32が設けられ、該ノズルスイッチ3
2は給油ノズル30を外したときONとなり、給油作業
中であることを示すノズルスイッチ信号を出力する。
33はPOSインタフェースで、該POSインタフェー
ス33は各計量機21A、21B、・・・21NとPO
SIIの各計量機インタフェース18A、18B、・・
・18Nとの間を、ポンプロック信号(以下、rPLK
信号」という)を伝送するPLK信号ライン34、計量
パルス信号(以下、rBUsY信号」という)を伝送す
るBUSY信号ライン35、計量パルス信号(以下、r
posパルス信号」という)を伝送するPOSパルス信
号ライン36からなる系統の信号ラインを介して結合し
ている。
37は計量機21内に設けられた制御装置で、該制御装
?137は、第3図に示す如く、インタフェース38、
CPU39、ROM40、RAM41、データバス42
等からなるマイクロコンピュータとして構成されている
。そして、インタフェース38の入力側はノズルスイッ
チ32、Iiπパルス発信器26と接続され、出力側は
ポンプモータ23を駆動するポンプモータ駆動回路43
、給油量表示器27.開弁報知器28と接続され、さら
にデータバス42はPOSインタフェース33と接続さ
れている。また、ROM40内には第5図ないし第7図
に示すプログラムが格納され、さらにRAM41は第4
図に示すような構成となっている。
即ち、第4図において、41Aは流量パルスのカウント
値Cを計数する給油量カウンタで、給油量カウンタ41
Aには、顧客への給油作業に伴ない、流量パルス発信器
26から出力される流量パルスに加え、POS11によ
るプリセット給油制御の際には後述の補正値記憶エリア
41Nに記憶されている補正値Jも合せて計数記憶され
、顧客への給油量がカウント値Cとして計測される。
41Bは補正量りを計数する補正カウンタで、POS 
l 1によるプリセット給油制御が行なわれたときに、
後述の補正値記憶エリア41Nに記憶されている補正値
Jが前記給油量カウンタ41Aのカウント値Cに加算さ
れたか否かを計数確認するためのカウンタである。
また、41Cはプリセット値pを予想記憶するプリセッ
ト値設定エリアで、給油作業の際に給油ノズル30をノ
ズル収納部31へ掛は戻したときにノズルスイッチ32
から出力されるOFF信号の入力前、即ちノズルスイッ
チ32からは給油ノズル30をノズル収納部31から外
して給油作業中であることを示すON信号が依然として
出力されているうちに、POSIIから当該計量機21
に対しPLK信号が供給されたときに、この給油作業は
POSIIによるプリセット給油作業であるとして、給
油量カウンタ41Aのカウント値CをもとにPOSII
に設定されているプリセット値Pを予測演算し記憶する
エリアである。この結果、このプリセット値設定エリア
41Cには、この給油に際してPOSIIまたは屋外端
末機20を操作して設定したプリセット値pが当該計量
機21により予測され設定記憶されるのである。
410は追加補給量qを演算設定する追加補給量設定エ
リアで、pos t 1によるプリセット給油作業の際
、追加補給量設定エリア410には、前記プリセット値
設定エリア4ICに記憶された予測プリセット値pに対
し、補正量Jも合せた給油量カウンタ41Aのカウント
値Cが等しいか否かを確認すべく、その差量(p−c)
を追加補給mqとして演算記憶しておくところである。
41Eは付勢時間dを計数する付勢時間カウンタで、p
osiiによるプリセット給油作業の際、前記追加補給
量設定エリア41Dに演算記憶された追加補給ff1q
分だけ追加給油するため、追加補給量qに見合う微小駆
動時間mだけポンプモータ23を付勢するとき、その時
間をdとして計数するものである。
41Fは微小駆動時間mを記憶する微小駆動時間設定エ
リアで、上記のように追加補給給油を行なう場合に、追
加補給量設定エリア41Dに記憶されている追加補給量
qに見合う給油を行なうために必要なポンプモータ23
の微小駆動時間m〜mnのうちの何れかの時間mが後述
の微小駆動時間テーブル41Fのデータ郡より選択され
て記憶されるところである。
41Gはタイムカウンタで、該タイムカウンタ41Gは
、前述の給油量カウンタ41Aのカウント値Cに補正値
記憶エリア41Nに記憶されている補正値Jを加算する
際、補正値Jの加算歩進タイミング文を得るために時間
tを計測するためのもので、即ち給油量表示器27の表
示値を補正値1分だけ歩進するための歩進インターバル
を計測するためのものである。
41Hはパルスインターバルカウンタで、このパルスイ
ンターバルカウンタ41Hは流量パルス発信器26より
出力される流量パルスの出力間隔iを計数するためのも
のである。
411は計数値jを計数記憶する補正量カウンタで、先
に〔発明が解決しようとする課題〕の項で述べた、プリ
セット給油作業の際の行過量ΔQ+ 、及びプリセット
給油作業と通常給油作業との給油作業変化による給油ホ
ース29の状態変化差分の流量ΔQ2による給油量補正
のために、プリセット給油作業終了毎に行なわれる補正
量計測給油作業の際に、流量パルス発信器26より出力
される流量パルスを計数記憶するものであり、この補正
量カウンタ411によって計測された計数値jは補正量
計測給油作業の終了に関連して必要に応じ補正量Jとし
て補正値記憶エリア41Nに記憶される。
41J、41に、41L、41Mは各種処理フラグであ
る。
まず、補正フラグ41Jは、ノズルスイッチ32から給
油作業中であることを示すON信号が出力されているう
ちにPOSIIからPLK信号が供給されたときに、当
該POSIIによるプリセット給油制御が行なわれ、給
油量カウンタ41Aのカウントfr1cに対し補正値記
憶エリア41Nに記憶されている補正値Jの加算補正処
理が必要であると判定されたときにセー、トされ、その
後この補正値Jの給油がカウンタ41Aに対する加算補
正処理が完了したときにリセットされる。
補正量カウントフラグ41には、プリセット給油作業終
了後給油ノズル30をノズル収納部31に掛は戻してノ
ズルスイッチ32よりOFF信号が供給されるとセット
され、その後前記補正量カウンタ411を用いた補正量
計測給油作業による次回給油に備えての補正値記憶エリ
ア41Nの補正値Jの更新確認が完了したときにリセッ
トされる。
パルスインフラグ41Lは流量パルス発信器26からの
パルス入力毎にセットされた後、前述のパルスインター
バルカウンタ41HによりUffiパルスの出力間隔i
を計測すべくリセットされる。
付勢時間カウントフラグ41Mは、POS11によるプ
リセット給油作業の際、追加補給量設定エリア410に
記憶されている追加補給量qだけ追加補給給油を行なう
毎に、またはプリセット給油作業終了後に行なわれる補
正量計測給油作業の際に、ポンプモータ23の駆動開始
に備えてリセットされて、ポンプモータ23の駆動開始
後前述の付勢時間カウンタ41Hにより微小駆動時間設
定エリア41Fに設定記憶された付勢時間mの計測が完
了しポンプモータ23が停止されたとき、次回のポンプ
モータ23の微小駆動に備えてリセットされる。
一方、41Nは補正値Jを記憶する補正値記憶エリアで
、この補正値記憶エリア41Nは補正量計測給油作業の
終了後に補正量Jとして記憶するものである。
さらに、41Pは微小駆動時lInテーブルで、この微
小駆動時間テーブル41Pには、前述の追加補給給油の
際の追加補給量q1〜qnに対しこの追加補給量q1〜
Qnを給油するに足るポンプモータ23の最小の微小駆
動時間ml xm、1が追加補給m q + 〜qnを
インデックスとして記憶されている。なお、このポンプ
モータ23の微小駆動時間ml ”’mnは予め実験計
測でポンプモータ23を駆動して得られた値である。
4IQは補正量計測データエリアで、この補正場計測デ
ータエリア4IQには、ポンプモータ23の所定の計測
駆動時間データmo と所定の開弁検知流量データqo
 とが補正量計測データとして記憶されている。ここで
、計測駆動時間データmoは、プリセット給油作業後、
給油ノズル30が閉弁操作された状態で、プリセット給
油作業終了により収縮状態にある給油ホース29を通常
給油終了状態と同じ膨張状態にするに必要十分なポンプ
モータ23の駆動時間データであり、また開弁検知流量
データqoは、プリセット給油作業後給油ノズル30が
閉弁操作されることなく開弁されたままの状態でポンプ
モータ23をこの計測駆動時間データnoだけ駆動した
場合に計測される流かデータである。
そして、これら構成により計量fi21内に設けられた
ル制御装2137は、第5図ないし第7図に示す制御処
理を行なう構成となっている。そして、制御処理は第5
図(イ)〜(ハ)に示す給油処理、第6図に示すタイマ
割込処理、第7図に示す流量パルス発信器26より供給
される流量パルスが供給される電性われる流量パルス割
込処理からなる。
(給油処理) 計量機21が給油作業を行っていない待機状態において
は、制御装置37のCPU39は、POSインタフェー
ス33を介してPOSIIから供給されているPLK信
号が消勢されたか否か、即ち作業者が顧客が所持したカ
ードをPOS11のカードリーダ14または屋外端末[
20のカードリーグ(図示せず)に読ませ、当該計量機
番号をキーボード13等を使って入力することにより、
給油作業条件が適であるとして当該計量機21に対する
駆動許可状態とし、POS11が前回給油作業終了後か
ら出力していたPLK信号を消勢したか否かを監視確認
している(ステップS1)。
そして、CPU39は、上記PLK信号監視確認処理と
併せ、給油ノズル30がノズル収納部31から取外され
てノズルスイッチ32より0N(rA成)信号がインタ
フェース38を介して供給されたか否かを監視確認して
いる(ステップS2)。
このステップS1,2により、CPU39は給油作業の
開始を監視しており、これにより給油作業の開始が確認
されると、CPU39は、POSインタフェース33を
介してposttに対し当該計量機が給油稼動中である
旨を示すBUSY信号の出力を開始すると共に(ステッ
プs3)。
今回給油に備えてRAM41の給油量カウンタ41Aの
カウント値Cを零クリアして(ステップS4)、給油量
表示器27に表示されていた前回給油作業における給油
量を零リセットする。さらに、CPU39は今回給油に
備えてRAM41の補正カウンタ41Bのカウント値り
を零リセットしくステップS5)、インタフェース38
を介してポンプモータ駆動回路43に駆動信号を出力し
てポンプモータ23を駆動する(ステップS6)。
次に、この給油処理においては、CPU39は、給油ノ
ズル30がノズル収納部31に掛は戻されてノズルスイ
ッチ32よりOFF (開成)信号がインタフェース3
8を介して供給されたか(ステップS7)、及びRAM
41の給油量カウンタ41Aのカウント値Cが所定値、
例えば零より大きくなっているか(ステップ58)を併
せ確認している。この結果、ノズルスイッチ32よりO
N信号が供給されたままで、給油量カウンタ4LAのカ
ウント値Cが零よりも大きくなったことが確認されたと
きには、CPU39は作業者が給油ノズル30を開弁操
作して実際の給油作業を開始したものと判断し、また、
ノズルスイッチ32よりOFF信号が供給され、給油量
カウンタ41Aのカウント値Cが零のままであるときに
は、作業者が給油ノズル30を開弁操作することなく実
際の給油作業を行わずに今回給油作業を終了させたもの
とCPU39は判断し、後述のステップSll以下の処
理を行う。
そこで、CPU39が上記ステップ57.8により実際
の給油作業が開始されたと判断した場合は、CPU39
はPOSインタフェース33を介してPOSl lから
PLK信号が供給されたか(ステップS9)、及び給油
ノズル3oがノズル収納部31に掛は戻されてノズルス
イッチ32よりOFF信号がインタフェース38を介し
て供給されたか(ステップS 10)を併せ確認してい
る。この結果、ノズルスイッチ32よりON信号が供給
されたままで、POSIIよりPLK信号が供給された
場合には、今回給油作業はPOS11によるプリセット
給油であると判断して、後述のステップS31以下の処
理を行うのに対し。
ノズルスイッチ32よりOFF信号が供給され。
POSl 1からはPLK信号が消勢されたままである
場合には、今回給油作業は作業者の給油ノズル30のマ
ニュアル操作に基づく通常給油作業であると判断して次
のステップSll以下の処理を行う。
即ち、CPU39は上記スフ−/プS9.IOにおける
プリセット給油・通常給油判別あ理において、今回の給
油作業は通常給油であると判断したときには、インタフ
ェース38を介してポンプモータ駆動回路43への駆動
信号の出力を停止してポンプモータ23を停止しくステ
ップ5ll)、POSインタフェース33を介してPO
SIIに対して出力していた当該計量機が給油稼動中で
ある旨を示すBUSY信号の出力を取止めて(ステップ
512)、今回の給油作業における処理を終了し次回の
給油作業に備える。、なお、この通常給油による処理は
第12図に示したタイムチャートと同様である。
これに対し、CPU39は上記ステップ59゜10にお
けるプリセット給油−通常給油判別処理において、今回
の給油作業はPOS11によるプリセット給油作業であ
ると判断した場合は、次に述べるような処理を行なう。
まず、CPU39は今回の給油作業がPOS11による
プリセット給油作業であることを判断すると、インタフ
ェース38を介してポンプモータ駆動回路43への駆動
信号の出力を停止してポンプモータ23を停止しくステ
ップ531)、RAM41内の給油量カウンタ41Aの
現在のカウント値Cを読出し、これに基づきPOS11
に今回給油作業に際して設定されたであろうプリセット
値を予測演算し、演算結果を予測プリセット値pとして
RAM41のプリセット値設定エリア41Cに設定記憶
する(゛ステップ532)、そして、CPU39はRA
M41内の補正フラグ41JをHL=1としてセットし
くステップ533)、給油量カウンタ41Aのカウント
値Cに対して補正値記憶エリア41Nに記憶されている
補正値Jの加算補正処理を行い、プリセット給油作業と
通常給油作業との給油作業変化による給油ホース29の
状態変化差分の流量692分の給油量の計測を開始させ
ると共に、ポンプモータ23の停止指示後のポンプモー
タ23の慣性回転による行過量ΔQ+ の計測を行わせ
る。
次に、CPU39は、前述の補正フラグ41Jが加算補
正処理が終了しHL=0リセットされているか(ステッ
プ534)、及びRAM41内のパルスインターバルカ
ウンタ41Hのカウント値iが所定値によりも大きくな
っており、ポンプモータ23の慣性回転による行過量Δ
Q1に基づく流量パルスも流量パルス発信器26より出
力されて流量パルス発信器26からの流量パルスの出力
が停止したか(ステップ535)を併せ確認する。
上記ステップ334.35により加算補正処理が完了し
給油が停止したことが確認されると、CPU39はプリ
セット値記憶エリア41Cに設定記憶された予測プリセ
ット値Pから給油量カウンタ41Aのカウント値Cを減
算し減算結果を追加補給量qとして追加補給量設定エリ
ア410に設定記憶する(ステップ536)。
そして、CPU39は、給油ノズル30がノズル収納部
31に掛は戻されてノズルスイッチ32よりOFF信号
がインタフェース38を介して供給されたか(ステップ
537)、及び追加補給量設定エリア410に設定記憶
された追加補給量qが検定における計測許容誤差Δqよ
りも小さいか(ステップ538)を併せ判別する。
ここで、POSIIによるプリセット給油制御の結果、
計量機21の給油ノズル30よりの実際の給油量即ち給
油量カウンタ41Aのカウント値CがPOSIIによる
プリセット値即ちプリセット値設定エリア41Cの予測
プリセット値Pよりも小さく、かつその差量としての追
加補給量設定エリア41Dの追加補給量qが計測許容誤
差Δqよりも大きいときは、実際の給油量がPOSII
によるプリセット値と等しくなるように次に述べる追加
給油作業をCPU39は行う。
CPU39は、追加補給量設定エリア410に記憶され
た追加補給量qを給油するに足るポンプモータ23の最
小駆動時間mを微小駆動時間テーブル41Pのデータ群
の中から選択し、この選択した微小駆動時間mを今回追
加給油作業におけるポンプモータ23の駆動時間として
微小駆動時間設定エリア41Fに設定記憶する(ステッ
プ539)、そして、CPU39は、付勢時間カウント
フラグ41MをFL= 1としてセットしくステップ5
40)、付勢時間カウンタ41Hのカウント値dを零リ
セットして(ステップ541)、ポンプモータ23を微
小駆動時間設定エリア41Fに設定記憶されている微小
駆動時間mだけ駆動するために備えると共に、インタフ
ェース38を介してポンプモータ駆動回路43へ駆動信
号を出力しくステップ542)、ポンプモータ23を駆
動開始させる。CPU39はこれと同時に付勢時間カウ
ンタ41Eの刻々更新されるカウント値dを読出し、読
出したカウント値dが先に微小駆動時間設定エリア41
Fに設定記憶されている微小駆動時間mに達したか否か
を確認する(ステップ543)、この結果、ステップ3
43によりCPU39がポンプモータ23の駆動時間が
微小駆動時間mに達したと判断したときには、CPU3
9はインタフェース38を介してポンプモータ駆動回路
43へ出力している駆動信号の出力を停止してポンプモ
ータ23を停止させる(ステップ544)と共に、この
ポンプモータ23の微小駆動に備えセットした付勢時間
カウントフラグ41MをFL=Oにリセットする(ステ
ップ545)、そして、CPU39は前記ステップS4
4によるポンプモータ23の停止処理後、ポンプモータ
23の慣性回転による行過量ΔQ1に対応する流量パル
スが流量パルス発信器26より出力し尽くされ、流量パ
ルス発信器26からの流量パルスの出力が停止したか否
かを、パルスインターバルカウンタ41Hのカウント値
五が所定値によりも大きくなったか否かで確認する(ス
テップ546)。
そして、ステップS49による流量パルスの停止による
今回の追加給油作業の終了が確認されたならば、CPU
39は前述したステップS36゜S37 、S38の処
理を行い、今回の追加給油作業により実際の給油量即ち
給油量カウンタ41Aのカウント値CがPOS11によ
るプリセット値、即ちプリセット値設定エリア4ICの
予測プリセット値pに対し等しくなったか否かを確認し
、その差量としての追加給油量設定エリア41Dの追加
補給−%qが計測許容誤差Δqよりも大きくかつ給油量
カウンタ41Aのカウント値Cが予測プリセット値Pに
満たないときには、再びステップ339〜46の追加給
油処理を繰返す。
この結果、ステップ338により追加補給mqが計測許
容誤差の範囲内となり、実際の給油量が予測プリセット
値p、即ちPOS11によるプリセット値と等しくなっ
た場合は、CPU39はステップS37〜S38〜S3
7の処理に基づくプリセット給油完了による給油作業終
了待ち状態となり、作業者が給油ノズル30を給油口よ
り外してノズル収納部31に掛は戻しノズルスイッチ3
2よりインタフェース38を介してOFF信号が供給さ
れたか否かのみを確認する状態となる。
そして、CPU39は給油ノズル30のノズル収納部3
1への掛は戻しに係りノズルスイッチ32よりOFF信
号が供給されると、次に述べる如くの補正量計測給油作
業を行う。
CPU39は、補正量カウントフラグ41にのフラグを
JL=1にセットし、この補正量計測給油作業に備える
と共に(ステップ561)、微小駆動時間設定エリア4
1Fには補正量計測データエリア4IQに記憶されてい
るポンプモータ23の所定の計測駆動時間データnoを
設定記憶しくステップ562)、補正量カウンタ411
のカウント値jを零リセットしくステップ563)、ポ
ンプモータ23の計測駆動時間データmoの微小駆動に
備え、付勢時間カウントフラグ41MをFL= 1とし
て再びセットしくステップ564)、付勢時間カウンタ
41Hのカウント値dを零リセットする(ステップ56
5)。
そして、CPU39はインタフェース38を介してポン
プモータ駆動回路43へ駆動信号を出力すると共に(ス
テップ566)、付勢時間カウンタ41Eの刻々更新さ
れるカウント値dを読出し、読出したカウント値dが先
に微小駆動時間設定エリア41Fに設定記憶されている
計測駆動時間データmoに達したか否か(ステップ56
7)、  インタフェース38を介してこのポンプモー
タ23の計測駆動中に作業者が給油ノズル30を誤って
ノズル収納部31より次回給油作業のために取外しノズ
ルスイッチ32からON信号が供給されたか否か(ステ
ップ368)、及びこのポンプモータ23の計測駆動に
より補正量カウンタ411のカウント値jが補正量計測
データエリア41Qに記憶されている開弁検知流量デー
タqoに達したか否か(ステップ569)、即ちプリセ
ット給油終了後作業者が給油ノズル30を閉弁操作しな
いで給油ノズル30を開弁状態のままノズル収納部31
に掛は戻してしまったか否かを併せ確認している。
ここで、プリセット給油終了後作業者により給油ノズル
30は閉弁操作された後ノズル収納部31に掛は戻され
、かつポンプモータ23の計測駆動中給油ノズル30が
ノズル収納部31より誤って取外されることなく付勢時
間カウンタ41Hのカウント値dが微小駆動時間設定エ
リア41Fに記憶されている計測駆動時間データmeに
達すると、CPU39はインタフェース38を介してポ
ンプモータ駆動回路43へ出力していた駆動信号の出力
を停止しくステップ370)、ポンプモータ23を消勢
すると共に、このときの補正量カウンタ411のカウン
ト値jを次回プリセット給油の際における給油ホース2
9の状態変化差分の流量ΔQ2による補正量Jとして補
正値記憶エリア41Nに記憶更新する(ステップ571
)、なお、この補正iJの補正値記憶エリア41Nへの
記憶更新は、計測駆動時間meだけポンプモータ23を
駆動させる以前において、給油ノズル30が閉弁状態に
あれば、プリセット給油作業終了後の収縮状態にある給
油ホース29が通常給油作業終了後の膨張状態にある給
油ホース29と同じ状態になってしまうまでポンプモー
タ23が駆動された段階からはポンプ24はリリーフ駆
動されるだけなので、CPU39により計測駆動時間m
の経過後ポンプモータ23の慣性回転による影響を考慮
せず行われるものである。
そして、CPU39は上記補正量Jの更新後、次回の給
油作業に備えて、付勢時間カウントフラグ41MをFL
=0リセットしくステップ572)、補正量カウントフ
ラグ41KlJL=1リセツトすると共に(ステップ5
73)、次回の給油作業が給油ノズル30のマニュアル
操作に基づく通常給油作業に備えてプリセット値設定エ
リア4ICには満タン給油データとしての1回給油作業
における給油制限量を設定しておく(ステップ574)
これに対し、前述のステップS68.69において、ポ
ンプモータ23の計測駆動中に作業者が給油ノズル30
を誤ってノズル収納部31より次回給油作業のため取外
してしまったこと、またはプリセット給油終了後作業者
が給油ノズル30を開弁したままの状態でノズル収納部
31に掛は戻してしまったことを、CPU39が確認し
たときには、プリセット給油終了後の補正量計測給油作
業が正確に行われない、そこで、CPU39は。
インタフェース38を介して即座にポンプモータ駆動回
路43への駆動信号の出力を停止しくステップ575)
、 インタフェース38を介して開弁報知器28を付勢
する(ステップ576)、その後、CPU39は、作業
者が計測駆動中に次回給油作業のため取外してしまった
給油ノズル30をノズル収納部31に掛は戻したか、給
油ノズル30が開弁したままノズル収納部31に掛は戻
されている給油ノズル30を、作業者が一旦ノズル収納
部31より取外し、該給油ノズル30を閉弁操作した後
再び該給油ノズル30をノズル収納部31に掛は反した
かを、インタフェース38を介してノズルスイッチ32
より供給されるON信号及びOFF信号の順次入力によ
り確認しくステップS77.78)、この確認に基づき
インタフェース38を介して開弁報知器28を消勢して
(ステップ579)、再び前述したステップS62以降
の処理を実行することにより補正量計測給油作業をやり
直す。
(タイマ割込処理) CPU39は、前述の給油処理を行うと共に、第6図に
示すようなタイマ割込処理を予め定められた微小時間間
隔毎に繰返し行っている。
割込時間になると、CPU39は今まで行っていた給油
処理を中断し、まずRAM41の付勢時間カウントフラ
グ41MのフラグFLがセットされているか否かを確認
しくステップ5TI)、このフラグFLがセットされて
ポンプモータ23が先に説明した追加給油作業または補
正量計測給油作業で駆動中にある場合は、CPU39は
付勢時間カウンタ41Hのカウント値dを1だけ加算更
新して(ステップ5T2)、ポンプモータ23の微小駆
動時間を計測する。
次に、CPU39は、RAM41のパルスインフラグ4
1LのフラグPIがセットされているか否かを確認する
(ステップ5T3)。
ここで、フラグPIがセットされていると確認され、即
ち今回のタイマ割込処理で流量パルス発信器26からイ
ンタフェース38を介して供給される新たな流量パルス
につき、CPU39による受付確認がなされている場合
には、CPU39はこのパルスインフラグ41Lのフラ
グPIをリセットしくステップ5T4)、流量パルス発
信器26から出力される流量パルスの出力間隔を計測す
るパルスインターバルカウンタ41Hのカウント値iを
零リセットして(ステップ5T5)、今回のタイマ割込
処理を終了する。そして、CPU39は、今回のタイマ
割込処理の実行に際して中断した処理の続きを行う。
これに対して、前記ステップST3においてパルスイン
フラグ41LのフラグPIがリセットされていると確認
され、即ち前回以前のタイマ割込処理で流量パルス発信
器26からインタフェース38を介して供給された新た
な流量パルスにつき、CPU39による受付確認が既に
なされている場合には、当該CPU39はタイムカウン
タ41Gのカウント値tが予め定められた所定値文にな
っているか否か、即ち給油量カウンタ41Aのカウント
値Cに補正値記憶エリア41Nに記憶されている補正値
Jを加算する際の加算歩進タイミング文であるか否かを
確認する(ステップ5T6)。
ここで、タイムカウンタ41Gのカウント値上が所定植
立に達していない場合は、CPU39はタイムカウンタ
41Gのカウント値tを今回のタイマ割込処理に関連し
てlだけ加算更新しくステップ5T7)、今回のタイマ
割込処理を終了するのに対し、タイムカウンタ41Gの
カウント値上が所定値tに達している場合は、タイムカ
ウンタ41Gのカウント値tを次回のタイマ割込処理の
際に備えて零リセットしておくと共に(ステップ5T8
)、補正フラグ41JのフラグHLがセットされている
か否か確認する(ステップ5T9)。
このステップST8において、補正フラグ41Jのフラ
グHLがセットされておらずPOS11によるプリセッ
ト給油制御が行われていないときには、CPU39はパ
ルスインターバルカウンタ41Hのカウント値iを1だ
け加算更新しくステップ5TIO)、流量パルス発信器
26よりインタフェース38を介して供給される流量パ
ルスの出力間隔を計測更新して今回のタイマ割込処理を
終了する。
また、前記ステップST8において、補正フラグ41J
のフラグHLがセットされPO911によるプリセット
給油制御が行われているときには、CPU39は補正カ
ウンタ41Bのカウント値りを1だけ更新しくステップ
STI 1)、この更新した補正カウンタ41Bのカウ
ント値りを補正値記憶エリア41Nに記憶されている補
正値Jを越えたか否かを確認する(ステップ5T12)
この結果、補正カウンタ41Bのカウント値りが補正値
J以下の場合は、CPU39はPOS11によるプリセ
ット給油制御に関連し給油量カウンタ41Aのカウント
値Cに対する補正値記憶エリア41Nに記憶されている
補正値Jだけの給油量補正がまだ完了していないとし、
給油量カウンタ41Aのカウント値Cがプリセット値記
憶エリア4ICに設定された予測プリセット値pに達し
ていないことを確認した上で(ステップ5T13)、給
油量カウンタ41Aのカウント値Cを流量パルス発信器
26からの実際の流量パルスの出力がないにも拘らずl
だけ加算更新し補正処理を行う(ステップ5T14)、
そして、CPU39はposttに対し、POS1l自
体のプリセット給油制御の補正を促すべく、POSイン
タフェース33を介してPOSパルスを出力した後(ス
テップ5T15)、今回のタイマ割込処理を終了する。
一方、前記ステップ5T12において補正カウンタ41
Bのカウント値りが補正値Jを越えている場合は、CP
U39はPOS11によるプリセット給油制御に関連し
給油量カウンタ41Aのカウント値Cに対する補正値記
憶エリア41Nに記憶されている補正値Jだけの給油量
補正が完了したとして補正フラグ41JのフラグHLを
リセットシ(ステップ5T16)、今回のタイマ割込処
理を終了する。
(流量パルス割込処理) CPU39は、さらにインタフェース38を介して流量
パルス発信器26より流量パルスが供給される毎に第7
図に示すような流量パルス割込処理を繰返して行う。
流量パルスが供給されると、CPU39は今まで行って
いた給油処理を中断し、まずRAM41の補正量カウン
トフラグ41にのフラグJLがセットされているか否か
を確認する(ステップ5Pl)。
ここで、補正量カウントフラグ41にのフラグJLがリ
セットされている場合は、CPU39は今回の処理は実
際の給油作業に関連して流量パルス発信器26より出力
された流量パルスに基づく処理であるとして、パルスイ
ンフラグ41LのフラグPIをセットしくステップ5P
2)、当該流量パルスの受付確認をする。そして、CP
U39は給油量カウンタ41Aのカウント値Cがプリセ
ット値設定エリア4ICに設定記憶されている予測プリ
セット値Pに達しているか否かを確認しくステップ5P
3)、カウント値Cが予測プリセットmpに達していな
い場合は、給油量カウンタ41Aのカウント値Cを1だ
け加算更新しくステップ5P4)、POSI 1に対し
POSインタフェース33を介してPOSパルス信号を
出力して(ステップ5P5)、今回の流量パルス割込処
理を終了する。そして、CPU39は、今回の流量パル
ス割込処理の実行に際して中断した処理の続きを行う。
これに対して、前記ステップSPIにおいて補正量カウ
ントフラグ41にのフラグJLがセットされていると確
認され、CPU39が今回の処理は補正量計測給油作業
に関連して流量パルス発信器26より出力された流量パ
ルスに基づく処理であると判定した場合には、CPU3
9は補正量カウンタ411のカウント値iを1だけ加算
更新しくステップ5P6)、今回の流量パルス割込処理
を終了する。
次に以上説明した構成に基づく本実施例の給油装置の作
用についてタイムチャートに基づいて説明する。
(通常給油作業) 第12図は通常給油作業のタイムチャートで、これに基
づき通常給油作業における本実施例の給油装置の作用に
つき説明する。
まず、通常給油作業を行うべく作業者は顧客のカードを
例えばPOSIIのカードリーダ14に読み取らせ、キ
ーボード13によって使用する空き計量機の番号を入力
する。これにより、POS11は給油作業条件が適であ
るならば当該選択された計量機21に対し計量機インタ
フェース18を介して今まで出力していたPLK信号を
消勢する(第12図中のta)。
そして、作業者は当該選択した計量機21のところへ行
き、実際の給油作業を行うために給油ノズル30をノズ
ル収納部31から取り外し、給油ノズル30を給油口ま
で持っていく。
この結果、前述した如く既にPOSIIから当該計量機
21へ出力されていたPLK信号は消勢されており、ま
た給油ノズル30をノズル収納部31から取り外すこと
によってノズルスイッチ32がONとなるので、計量機
21の制御装置37のCPU39は、前記第5図に示す
給油処理動作のステップ5l−S2に示した制御構成に
よってこれを検出し、さらにステップ53〜S7に示し
た制御構成によって、POSインタフェース33を介し
て当該計量機21が稼動中である旨のBUSY信号をP
OSIIに対し出力すると共に、給油量表示器27の表
示値及び制御装置37内のRAM41に構成された給油
量カウンタ41Aのカウント値Cを写リセットしてポン
プモータ23を駆動開始する。なお、この際、RAM4
1に構成された補正カウンタ41Bも今回の給油作業が
POSIIによるプリセット給油作業である場合に備え
て零リセットされる(第12図中のtb)。
一方、作業者は給油ノズル30の先端のパイプを給油口
に挿入し、給油ノズル30の操作レバーを操作しその弁
を開弁して実際の給油作業を開始する。これにより、ポ
ンプ24から吐出された油液は流量計25を介して給油
ノズル30から被給油タンク内へ給液される。このとき
、流量計25に付設された流量パルス発信器26からは
流量計25による計測流量に比例した流量パルスが制御
装置37に対して出力される(第12図中のt cs)
  ・ そして、制御装置37のCPU39はインタフェース3
8を介して流量パルス発信器26より流量パルスが入力
される毎に前述した第7図に示したフローチャートの如
くの流量パルス割込処理を行うと共に、予め定められた
微小時間間隔毎に前述した第6図に示したフローチャー
トの如くのタイマ割込処理も併せ行う。
従って、通常給油作業では流量パルスが流量パルス発信
器26より出力される毎に、CPU39は補正量カウン
トフラグ41Kがリセット状態にあるのでパルスインフ
ラグ41Lをセットすると共に、プリセット値設定エリ
ア41Cには満タン量が記憶されているので給油量カウ
ンタ41Aのカウント値Cを1だけ歩進させ、POSイ
ンタフェース33を介してPOS11にPOSパルスを
出力する(第5図のステップSPI→SP2→SP3→
SP4→5P5)、これにより、計量機21の給油量表
示器27には給油量カウンタ41Aのカウント値Cに対
応する給油量が表示され、POSIIには給油量カウン
タ41Aのカウント値Cに対応するPOSパルスが計量
機21から供給出力される。
一方、上記流星パルス割込処理と併せ、予め定められた
微小時間間隔毎に、付勢時間カウントフラグ41Mがリ
セット状態にあるので、CPU39はパルスインフラグ
41Lがセットされているか否かを確認した上で、パル
スインフラグ4LLがセットされている場合にはパルス
インフラグ41Lをリセットし、パルスインターバルカ
ウンタ41Hのカウント値iを零リセットして流量パル
ス発信器26から出力される流量パルスの出力間隔計測
のイニシャライズを行う、(第6図のステップSTI→
ST3→ST4→5T5)。
一方、パルスインフラグ41Lがリセットされている場
合には、タイムカウンタ41Gのカウント値上が所定植
立になっているときはタイムカウンタ41Gのカウント
値tを零リセットした上で、補正フラグ41Jがリセッ
ト状態にあるのでパルスインターバルカウンタ41Hの
カラントイ直iを1だけ加算歩進すると共に(第6図の
ステップSTI +ST3→ST6→ST8→ST9→
5TIO)、タイムカウンタ41Gのカウント値tが所
定植立になっていないときはタイムカウンタ41Gのカ
ウント値tを1だけ加算歩進させる(第6図のステップ
STI→ST3→ST6→5T7)、これにより、流量
パルス発信器26より出力される流量パルスの出力間隔
もパルスインターバルカウンタ41Hのカウント値iと
して計測される。
よって1通常給油作業において作業者が給油ノズル30
を開弁操作した後は、CPU39による上記流量パルス
割込処理との関連で、流量パルス発信器26から出力さ
れる流量パルスに基づき、計量機21の給油量表示器2
7には給油ノズル30から実際に被給油タンクに給液さ
れた油量が刻々表示される。
なお、これと併せて第5図の給油処理に示すステップ3
7〜SIOの制御構成によって、計量機21は給油ノズ
ル30の開弁操作による実際の給油作業の開始を検知し
、POS11からのPLK信号の供給またはノズルスイ
ッチ32からのOFF信号の供給に基づく今回給油作業
がプリセット給油作業か通常給油作業かを判別する状態
に移行していることは言うまでもない。
通常給油作業では、所望の給油量の給油が達せられると
、作業者は給油ノズル30の操作レバーを操作しその弁
を閉弁し、実際の給油作業を終了する(第12図中のt
ce)、そして、作業者は給油ノズル30の先端のパイ
プを給油口より抜き、該給油ノズル30をノズル収納部
31に掛は戻して通常給油作業を終了する(第12図中
td)。
この結果、ノズルスイッチ32がOFFとなるので、制
御装置37のCPU39は、前記第5図のステップ51
0〜S12に示した制御構成によってポンプモータ23
を消勢してポンプ24を停止させると共に、POSイン
タフェース33を介してPOS11に出力していたBU
SY信号の出力を消勢する。
一方、当該計量機21からのBUSY信号の消勢により
、POSIIではpos制御回路12の制御に基づき、
計量4j121のPOSインタフェース33からPOS
IIの計量機インタフェース18に供給されたPOSパ
ルスに対応した給油量の給油量伝票がプリンタ、16か
ら発行される。
以上、通常給油作業時の作用について説明したが1通常
給油作業の場合は、給油作業の開始と終了後で計[Ja
21の給油ホース29の状態が変わることなく、またP
OSIIからは計量機21から出力されるPOSパルス
に対応する給油量が記載された給油伝票がそのまま発行
されるので、計量a21の給油量表示器27に表示され
た給油量と、POSIIのプリンタ16から発行される
給油量と、給油ノズル30から吐出された実給油量とが
一致していることは言うまでもない。
(posによるプリセット給油作業) 第8図乃至第10図はPO8によるプリセット給油制御
が行われたときのプリセット給油作業のタイムチャート
で、これに基づきプリセット給油作業における本実施例
の給油装置の作用につき説明する。
まず、プリセット給油作業を行うべく作業者は顧客のカ
ードを例えばPOSIIのカードリーダ14に読み泡ら
せ、キーボード13によって使用する空き計量機の番号
を入力するとともに、併せて所望の給油量をプリセット
値として設定入力する。
これにより、前述した通常給油作業の場合と同様に当該
選択された計量機21にPOSIIから出力されていた
PLK信号は消勢され(第12図中のta と同様)、
その後作業者が給油ノズル30をノズル収納部31から
取り外すと、計量a21の制御装!i37のCPU39
は、前記第5図に示す給油処理のステップ5l−52に
示した制御構成によってこれを検出し、さらにステップ
S3〜S7に示した制御構成によって、POSインタフ
ェース33を介してBUSY信号をPOSIIに出力す
るとともに、給油量表示器27の表示値及びRAM41
の給油量カウンタ41Aのカウント値Cを零リセットし
てポンプモータ23を駆動開始し、このときRAM41
に構成された補正カウンタ41Bも零リセットする(第
12図中のtb と同様)。
作業者が給油ノズル30の先端のパイプを給油口に挿入
して、その操作レバーを開弁操作して実際の給油作業を
開始すると、流量パルス発信器26からは流量計25に
よる計測流量に比例した流量パルスが出力される(第1
2図中のtesと同様)。
そして、制御装置37のCPU39は前述した通常給油
作業の場合と同様に第7図に示した流量パルス割込処理
によって、流量パルスが流量パルス発信器26から出力
される毎に給油量カウンタ41Aのカウント値Cを歩進
し、給油量表示器27に給油量を表示すると共に、PO
SIIへはPOSインタフェース33を介してPOSパ
ルスを出力し、第6図に示したタイマ割込処理によって
、パルスインターバルカウンタ41Hを使って流量パル
ス発信器26から出力される流量パルスの出力間隔を計
測している。
これに対して、計1a21から出力されるPOSパルス
が計量機インタフェース18に供給されるPOS11は
、該計量機インタフェース18によってPOSパルスを
計数し計量機21とは独自に給油量を計測し、この給油
量が給油に際して予め設定したプリセット値に対応する
値に達したか否かを比較している。そして、POSII
は例えば従前のプリセット給油の際の計量機21から出
力されるPOSパルスの計測結果に基づき得られた行過
量分をプリセット値から差し引いたプリセット値に対応
する値に計測した給油量が達すると、計量機21に対し
てPLK信号を付勢出力して計1621のポンプモータ
23をそのノズルスイッチ32がONとなっているにも
かかわらず強制停止させ、プリセット給油を完了させる
ところで、計量機21は前述の如く給油ノズル30が開
弁され実際の給油が開始されると、第5図の給油処理に
示すステップ37〜SlOの制御構成によって、実際の
給油作業の開始を検知し。
今回給油作業が通常給油作業かPOS11によるプリセ
ット給油作業かを判別する状態に移行している。
そこで、POSIIからプリセット値に対応する値の給
油が完了しPLK信号を付勢出力されると(第8図およ
び第9図中のむ、)、計量4fJi21は第5図のステ
ップS9→SlO→S9の制御構成によってposit
からのPLK信号の供給を検出し、今回給油作業がプリ
セット給油作業であることを判別し、ポンプモータ23
を消勢する。
そして、流量パルスが流量パルス発信器26から供給さ
れる毎に流量パルス割込処理によって流量パルスを計数
している給油量カウンタ41Aのカウント値Cを読み出
し、この読み出したカウント値Cに基づき、給油に際し
てPOSIIによって設定されたプリセット値を予測演
算し、この値をプリセット値pとしてプリセット値設定
エリア4ICに記憶すると共に、補正フラグ41Jをセ
ットしておく(第5図ステップ5314S32→533
)。
上述した処理につき、例えば具体的に説明すると、給油
に際してプリセット値として50.001を設定し、P
OSl 1からはPOSIIが49,5見に対応するP
OSパルスを計数したときにPLK信号が計量機21に
供給されたとする。この場合、計量fi21のCPU3
9がポンプモータ23を消勢し、このとき読み出した給
油量カウンタ41Aのカウント値Cが4950 (= 
49.501)であったときには、CPU39はこの読
み出したカウント値Cよりも大きい最も近い端数のない
整数値50000 (=  50.00文)を演算し、
これを予測演算したプリセット値pとしてプリセット値
設定エリア41Cに記憶するのである。一方CPU39
は上述した第5図のステップS31→S32→S33の
処理を行うと共に、併せて第7図に示す流量パルス割込
処理及び第6図に示すタイマ割込処理を行っている。
即ち、流量パルス割込処理においては、ポンプモータ2
3消勢後もポンプ24は即座に回転停止するわけではな
く慣性回転を行いながら停止するので、この慣性回転に
基づき流量パルス発信器26から流量パルスが供給され
る毎に、補正量カウントフラグ41Kがリセットされて
いるのを確認した上で(ステップ5PI)、パルスイン
フラグ41Lをセットしくステップ5P2)、給油量カ
ウンタ4LAのカウント値Cが前述のプリセット値設定
エリア41Cに記憶されている予測演算されたプリセッ
ト値Pに等しいか否かを比較しくステップ5P3)、等
しくないときには給油量カウンタ41Aのカウント値C
を1だけ加算して(ステップ5P4)、POSパルスな
posインタフェース33を介してPOSIIに出力す
る一方1等しいときには給油量カウンタ41Aのカウン
ト値Cを加算更新することなく POSパルスをPOS
インタフェース33を介してPOSIIに出力する(ス
テップ5P4)。
一方、タイマ割込処理においては、予め定められた微小
時間間隔毎に、付勢時間カウントフラグ41Mがリセッ
ト状態にあるので、CPU39はパルスインフラグ41
Lがセットされているか否かを確認した上で、パルスイ
ンフラグ41Lがセットされている場合にはパルスイン
フラグ41Lをリセットし、パルスインターバルカウン
タ41Hのカウント値iを零リセットして流量パルス発
信器26から出力される流量パルスの出力間隔計測のイ
ニシャライズを行う(第6図のステップSTI→ST3
→ST4→5T5)、一方、パルスインフラグ41Lが
リセットされている場合には、CPU39はタイムカウ
ンタ41Gのカウント値tが所定植立になっているか否
かを判別し、カウント値tが所定値文になっていないと
きにはタイムカウンタ41Gのカウント値tを1加算す
るのに対しく第6図のステップST6→5T7)、カウ
ント値tが所定植立になっているときはタイムカウンタ
41Gのカウント値Gを零リセットした上で補正フラグ
41JのフラグHLがセットされているか否かを確認す
る(第6図のステップST6→5T8)、ところで、前
述の如く補正フラグ41JはPOS11によるプリセッ
ト給油を判別した段階でフラグHLがセットされている
から、プリセット給油判別前のようにステップ5TIO
で示したパルスインターバルカウンタ41Hのカウント
値iを1加算することなく、ステップ5TII+5T1
2→5T13→5T14→5T15→5T16の処理構
成に基づき、プリセット給油を行った場合にのみ生じる
流量パルス発信器26からは流量パルスとして出力され
ない給油ホースの状態変化差分の流量ΔQ2を計測する
即ち、所定時間間隔前る毎に補正カウンタ41Bのカウ
ンタ値りを1だけ加算しく5T11)、そのカウント値
りが補正値記憶エリア41Nに記憶されている補正値J
を越え、前記給油ホースの状態変化差分の流量ΔQ2の
計測が完了したか否かを確認した上で(ステップ5T1
2)、まだ計測が完了していないときには、給油量カウ
ンタ41Aのカウント値Cが前述の給油処理において、
POSt tによるプリセット給油と同定された段階で
プリセット値記憶エリア4ICに設定された予測プリセ
ット値Pになっていない場合には、カウント値Cを1だ
け加算してPOSインタフェース33を介してPOSパ
ルスをPOS11に出力する(ステップSTI 3→5
T14→5T15)、一方、予測プリセット値pになっ
てしまっているときには、カウント値Cを加算すること
なくposパルスのみをPOS11に対して出力する(
ステップ5T13→5T15)、そして、補正カウンタ
41Bのカウント値りが補正値記憶エリア41Nに記憶
されている補正値Jを越え前記給油ホースの状態変化差
分の流量ΔQ2の計測が完了した段階で、POSl 1
によるプリセット給油判別時にセットされた状態にある
補正フラグ41JのフラグHLはリセットされる(ST
12→5T16)。
従って、タイマ割込処理においては、前述のPOSII
によるプリセット給油制御によってポンプ23が消勢さ
れたときは、所定時間間WI文毎に流量パルス発信器2
6からは出力されない給油ホースの状態変化差分の流量
ΔQ2の計測が行われ、この計測が完了しないうちは1
.・zルスインターバルカウンタ41Hのカウント値i
の加算歩進は行われず、Rjltパルスの出力間隔の計
測も中断されることになる。
よって、第5図の給油処理に戻ると、ステップS33に
示す補正フラグ41JのフラグHLがセットされた後は
、ステップS34→S35の制御構成によって、計量機
21は給油処理についてポンプ24の慣性回転によって
発生する行過量ΔQ+ に対応する温州パルスが流量パ
ルス発信器26より出力されなくなり、パルスインター
バルカウンタ41Hのカウント値iが所定値により大き
くなるまで、かつ給油ホース29の状態変化差分のFi
、量ΔQ?が計測完了されて補正フラグ41Jのフラグ
HLがリセットされるまでを確認している状態にある。
即ち、計量機21は前述したPOSIIがらPLK信号
が出力されてから上記確認がなされるまでの間は第8図
及び第9図のtp以降に示すようにポンプ24の慣性回
転により生じる行過量ΔQ1 と給油ホースの状yE変
化差分の流量ΔQ2とを併せ計測し、給油量表示器27
に表示する。
そして、行過量ΔQ1 と流量ΔQ2 との計測の完了
が上記第5図のステップ334→S35の構成により確
認されると、計量機21はプリセット値記憶エリア41
Cに設定された予測プリセット値pから給油量カウンタ
41Aに記憶されているカウント値Cを減算し、その減
算結果を追加補給Mqとして追加補給量設定エリア41
0に記憶し、この追加補給量qが計測許容誤差Δqより
も小さいか否かを比較して予測プリセット値pに対応す
る油液が実際に給油ノズル30から吐出されたか否かを
確認する(ステップ536→S37→538)。
そして、給油ノズル30から予測プリセット値pに対応
する油液が実際に吐出されていると確認されたならば、
計量fi21はポンプモータ23を停止させたままステ
ップS37→S38→S37で示すプリセット給油完了
後の給油ノズル30のノズル収納部31への戻し確認を
行っている。
ところが、上記の場合とは異なり予測プリセット値Pに
対応する油液が実際に給油ノズル30から吐出されてお
らず、POS11からのPLK信号の出力が早すぎたと
確認された場合は、このままの状態ではPOSIIのプ
リンタ16から発行される伝票の給油量に対し、給油ノ
ズル30から吐出される給油量及び計量a21の給油量
表示器27による表示給油量がこの追加補給量q分だけ
少ない値となってしまい、三者の値は一致しないから、
第5図ステップ539〜S40の制御構成によって王者
の値を一致させるべく第8図のタイムチャートに示すよ
うな追加給油が自動的に行われる。
即ち、追加補給量設定エリア410に記憶されている追
加補給量qに基づき、この追加補給ff1qを給油する
に足るポンプモータ23の最小駆動時間mを微小駆動時
間テーブル41Fのデータ群の中から選択し、この選択
された微小駆動時間mを微小駆動時間設定エリア41F
に設定記憶しくステップ540)、付勢時間カウントフ
ラグ41MのフラグFLをセットしくステップ540)
、付勢時間カウンタ41Eのカウント値dを零リセット
した上で(ステップ541)、ポンプモータ23を付勢
する(ステップ542)、そして、この間のポンプ24
の付勢により流量パルス発信器26から出力される流量
パルスは第7図に示す温州パルス割込処理によって今ま
での場合と同様に給油量カウンタ41Aのカウント値C
に加算され給油量表示器27にこの加算されたカウント
値Cが表示される一方、POSインタフェース33を介
してPOSIIに対しては、該pos t i自体の次
回プリセット給油作業におけるプリセット給油制御補正
用即ちPLK信号の出力タイミング補正用としてのPO
Sパルスが出力される。また。
ポンプモータ23の付勢時間は、第6図に示すタイマ割
込処理によって、付勢時間カウントフラグ41Mのフラ
グFLがセットされていることから、ステップSTI及
びSr1に示す制御構成により予め定められた微小時間
間隔でタイマ割込処理が実行される毎に、付勢時間カウ
ンタ41Eのカウント値dが更新記憶されることによっ
て計測される。なお、同じくタイマ割込処理によって追
加給油前の給油の際と同様に、流量パルス発信器26か
ら出力される流量パルスの出力間隔もパルスインターバ
ルカウンタ41Hによって計測されていることは説明す
る迄もない、そして、第5図のステップS43の制御構
成によってポンプモータ23の駆動時間が微小駆動時間
設定エリア41Fに設定記憶された微小駆動時間mに達
すると、ポンプモータ23は消勢され、ステップS45
 、S46で示す制御構成によって付勢時間カウントフ
ラグ41MのフラグFLがリセットされ、流量パルス発
信器26からの流量パルス出力が停止したのが確認され
た後今回追加給油を終了して、再びステップS36→S
37→S38の制御構成により前述したと同様に予測プ
リセット値pに対応する油液が実際に給油ノズル30か
ら吐出されているか否かが確認される。なお、この追加
給油においては、posliからのPLK信号の出力に
よるポンプモータ23の停止に基づく給油ホース29の
収縮状態からポンプモータ23が駆動されて追加給油が
開始され、微小駆動時間mだけ経過後にポンプモータ2
3が停止されて追加給油が終了するから、追加給油開始
時と追加給油終了時とでは給油ホース29は同じ収縮状
態にあり、流量パルス発信器26から流量パルスとして
出力されない給油ホースの状態変化差分の流量が実際に
給油されることもない。
そして、この追加給油は、追加補給量設定エリア410
に記憶された追加補給量qが計測許容誤差Δqよりも小
さくなるまで繰返し自動的に行われる。
従って、第8図のタイムチャートに示す如く、POSI
IからのPLK信号の出力が早すぎ予測プリセット値p
に対応する油液が実際に給油ノズル30から吐出されて
いない場合であっても、前述の追加給油が計量4j12
1独自で自動的に行われることによって、POSIIに
設定されたプリセット値に対応した油液が実際に給油ノ
ズル30から吐出されるので、POSIIのプリンタ1
6から発行される伝票の給油量と、給油ノズル30から
実際に吐出される給油量及び計量機21の給油量表示器
27による表示給油量とが一致した状態になる。
これに対して、上述したように、POSl 1からのP
LK信号の出力が早すぎ、予測プリセット値pに対応す
る油液が実際に給油ノズル30から吐出されていない場
合とは逆に、POS11からのPLK信号の出力が遅す
ぎた場合につき、第9図に示すタイムチャートに基づき
説明する。
この場合は、第5図の給油処理におけるステップS31
→S32→S33によるPOSIIからのPLK信号の
出力に基づくポンプモータ23の消勢後、第7図の流量
パルス割込処理によるポンプ24の慣性回転により生じ
る行過量ΔQ1の計測途中、または第6図のタイマ割込
処理による給油ホースの状態変化差分の流量ΔQ2の計
測途中に、予測プリセット値pに対応する給油が完了し
てしまった場合を意味する。
しかし、このような場合でも、第7図の流量パルス割込
処理におけるステップ5T13→5T15に示す制御構
成、及び第6図のタイマ割込処理におけるステップSP
3→SP5に示す制御構成により、予測プリセット値p
に対応する給油が完了してしまったときから、給油量カ
ウンタ41Aのカウント値Cは予測プリセット値pすな
わちPOSl 1によって設定されたプリセット値に保
持されるので、計量a121の給油量表示器27の表示
給油量はPOSIIによって設定されたプリセット値の
ままとなる。一方、予測プリセット値pに対応する給油
が完了してしまった後の、第7図の流量パルス割込処理
によるポンプ24の慣性回転により生じる行過量ΔQ1
の給油量カウンタ41Aへの非加算分の流量、及び第6
図、のタイマ割込処理による給油量表示器27の状態変
化差分の流量ΔQ2の給油量カウンタ41Aへの非加算
分の流量は、計量機21からPosインタフェース33
を介してPOSパルスとしてPOSl 1へは出力され
、POSII自体の次回プリセット給油作業におけるプ
リセット給油制御補正、即ちPLK信号の出力タイミン
グ補正に役立つことになる。
なお、このようにpos i tからのPLK信号の出
力が遅すぎた場合は、第5図におけるステップS36→
S37→S38→S37に示す制gg構成によって計量
機21独自の追加給油が禁止されることは言うまでもな
い。
従って、POS11からのPLK信号が遅すぎた場合に
おいても、少なくとも今回のプリセット給油においては
、POSl 1のプリンタ16から発行される伝票の給
油量と計量機21の給油量表示器27による表示給油量
とは一致した状態となり、次回にPOSIIによるプリ
セット給油制御が行われた際には、前記伝票の給油量と
給油量表示器27による表示給油量とだけではなく、給
油ノズル30から実際に給油される給油量も一致するよ
うになる。
以上第8図及び第9図に基づき説明した予測プリセット
値pに対応する給油が完了し第5図に示すステップS3
7→S38→S37の状態にある場合に、その後の計量
fi21の動作につき、第10図のタイムチャートに基
づいて説明する。
作業者は計量機21の給油量表示器27に表示されてい
る表示給油量がPOSIIによって給油に際して設定し
たプリセット値と一致していることを確認した後、給油
ノズル30の操作レバーを操作してその操作レバーを閉
弁する(第10図中のt ce)。そして、作業者は通
常給油作業の場合と同様に、給油ノズル30を給油口か
らノズル収納部31に掛は戻してプリセット給油作業を
終了する(第10図中のtd)。
この結果、ノズルスイッチ32がOFFとなるので計量
機21のCPU39は前記第5図のステップ338の制
御構成によりこれを検出して、ステップS61以降に示
す如くの制御構成により通常給油終了時とプリセット給
油終了時のホース状態の差異に基づく補正値記憶エリア
41Nに記憶されている補正値Jを1次回プリセット給
油作業に備えて更新する。
まず、CPU39は補正量カウントフラグ41Kをセッ
トした後、補正量計測データエリア4IQに記憶されて
いる計測駆動時間データIQを微小駆動時間設定エリア
41Fに設定記憶し、補正量カウンタ411のカウント
値jを零リセットし、付勢時間カウントフラグ41Mを
セットし、付方時間カウンタ41Eのカウント値dを零
リセットした後、ポンプモータ23を付勢する(ステッ
プ561−+S62→S63→364→S65→566
)。これにより、流量パルス発信器26からは前述のプ
リセット給油作業終了持点で収縮状態にある給油ホース
29を通常給油作業終了時点の場合と同じ膨張状態にす
るために、流れた流量に対応する流量パルスが出力され
る。そして、この流量パルスは、補正量カウントフラグ
41Kがリセットされていることから、第7図に示す流
量パルス割込処理のステップSPI→SP6による制御
構成によって補正量カウンタ411によって計数されて
いる。また、ポンプモータ23の付勢時間は、前述した
追加給油の場合と同様に付勢時間カウントフラグ41M
がセットされていることから、第6図に示すタイマ割込
処理によって付勢時間カウンタ41Eによって計測され
る。
そして、第5図における給油処理においては、ステップ
S 67 + S 68 ” S 69 →S 67 
ニ示f制御構成によって、付勢時間カウンタ41Hのカ
ウント値dが微小駆動時間設定エリア41Fに設定記憶
された計測駆動時間データmoに達したか、給油ノズル
30がこの補正値更新作動中にノズル収納部31から作
業者が誤って取外してしまったか、及び補正量カウンタ
411のカウント値jが補正量計測データエリア41Q
に記憶されている開弁検知流量データq’oに達したか
を併せ確認している。
この結果、プリセット給油作業終了後給油ノズル30が
閉弁されてノズル収納部31に掛は戻された状態のまま
計測駆動時間IQだけポンプモータ23が駆動された後
は、ステップ370〜S74に示す制御構成によって、
ポンプモータ23を消勢し、補正量カウンタ411のカ
ウント値jが次回プリセット給油作業における補正量J
として補正値記憶エリア41Nに更新記憶されると共に
、付勢時間カウントフラグ41M及び補正量カウントフ
ラグ41Kをリセットして、プリセント値設定エリア4
1Cには満タン給油データとしての1回の給油作業にお
ける給油制限量を予測プリセット値pとして設定記憶す
ることにより次回給油作業に備えた後、今回のプリセッ
ト給油作業による給油処理を終了する。
これに対して、第10図中のtceで示す給油ノズル3
0の閉弁操作が行われずに給油ノズル3゜がノズル収納
部31に掛は戻された。場合は、ポンプモータ23が計
測駆動時間データmQだけ駆動完了前に、補正量カウン
タ411のカウント値jが開弁検知量データqoを越え
てしまう。そこで、第5図のステップS69の制御構成
によりこれを検出し、正確な補正量Jの計測更新及び給
油ノズル30からの油液の漏出防止のために、ステップ
375〜S79の構成によって補正量Jの計測更新のや
り直し、及び給油ノズル3oが開弁状18にあるままノ
ズル収納部31に掛は戻されていることを一報する。即
ち、ポンプモータ23の駆動は計測駆動時間データIQ
到達前であっても即座に消勢され、計量機21に設けら
れた開弁報知器28からは音声、表示等により、作業者
に補正量Jの計測更新及び給油ノズル39の閉弁操作忘
れが報知される。そして作業者はこの報知に基づき給油
ノズル30をノズル収納部31より一旦取外し、給油ノ
ズル30を再びノズル収納部31に掛は戻せば、前記開
弁報知器28の報知は消勢され、再び前述のステップ3
65〜S74で示した制御構成に基づく補正ff1Jの
計測更新が行われる。
また、前述のステップS67→S68→S69→S67
の制御構成により、補正量Jの計測更新作業中に作業者
が誤って給油ノズル30をノズル収納部31より取外し
てしまった場合にも、上述した給油ノズル30を開弁状
態のままノズル収納部31に掛は戻してしまった場合と
同様に、ステップ575〜S79に示した制御構成によ
り作業者に補正量Jの計測更新が報知される。
以上述べた如く本実施例は構成されるが、計量機21は
固定式計量機に限らず懸垂式計量機としてもよく、この
場合は給油作業検出手段はノズルスイッチ32に代えて
、懸垂式計量機に設けられたホース昇降スイッチの操作
信号、ホース昇降位置検出手段の位置検出信号を適宜利
用すればよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プリセット給油機能を有するPOS端
末機を用いてプリセット給油を行った場合にも、計量機
の給油量表示器による表示給油量と、給油伝票に記載さ
れた給油量と、給油ノズルから吐出された実給油漬との
王者の値を一致させ、取引き上の信頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図な
いし第10図は本発明の実施例に係り、第2図は実施例
による給油装置を示す全体構成図、第3図は第2図中の
制御装置とその接続関係を示すブロック図、第4図は第
3図中のRAMの具体的構成を示す機能説明図、第5図
(イ)、第5図(ロ)、第5図(ハ)は給油処理を示す
流れ図、第6図はタイマ割込処理を示す流れ図、第7図
は流量パルス割込処理を示す流れ図、第8図はPOSか
らのPLK信号が早すぎた場合の各信号特性を示すタイ
ムチャート、第9図はPOSからのPLK信号が遅すぎ
た場合の各信号特性を示すタイムチャート、第1O図は
プリセット給油終了後の各信号特性を示すタイムチャー
ト、第11図ないし第13図は従来技術による給油装置
に係り、第11図は従来技術による給油装置を示す構成
図、第12図は通常給油時の給油動作を示すタイムチャ
ート、第13図はプリセット給油時の給油動作を示すタ
イムチャートである。 11・・・POS,12・・・pos制御回路、13・
・・キーボード、14・・・カードリーグ、16・・・
プリンタ、20・・・屋外端末機、21・・・計量機、
22・・・配管、23・・・ポンプモータ、24・・・
ポンプ、25・・・流量計、26・・・流量パルス発信
器、27・・・給油量報知器、28・・・開弁報知器、
29・・・ホース、30・・・給油ノズル、32・・・
ノズルスイッチ、34・・・PLK信号ライン、35・
・・BUSY信号ライン、36・・・POSパルス信号
ライン、37・・・制御装置、39・CPU、40−R
OM、41 ・・・RAM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 流入側が貯油タンクに連なる配管と、該配管の途中に設
    けられ、ポンプモータにより駆動されるポンプおよび被
    測流量に対応した流量パルスを出力する流量パルス発信
    器が付設された流量計と、前記配管の流出側にホースを
    介して接続された給油ノズルと、前記流量パルス発信器
    から出力された流量パルスを給油量として演算する給油
    量演算手段と、該給油量演算手段による計測給油量を表
    示する給油量表示器と、給油所適所に設けられ、プリセ
    ット給油制御機能を有するPOS端末機とを備え、プリ
    セット給油の際、該POS端末機は前記給油量演算手段
    から流量パルスに基づく計量パルス信号が入力されるこ
    とにより、所望の給油量に達したとき前記ポンプモータ
    を停止せしめるための給油停止信号を出力するようにし
    た給油装置において、 前記給油ノズルが所定の待機位置にあるか非待機位置に
    あるかに基づき給油作業の終了、開始を検出する給油作
    業検出手段と、 通常給油終了時とプリセット給油終了時のホース状態の
    差異に基づく補正量が記憶されている記憶手段と、 前記給油作業検出手段からの給油作業終了信号の出力と
    前記POS端末機からプリセット給油の際出力される給
    油停止信号の出力とにより今回給油がプリセット給油で
    あるか否かを判別するプリセット給油判別手段と、 該プリセット給油判別手段によりプリセット給油と判別
    されたときには前記給油量演算手段で演算された給油量
    に基づきプリセット値を予測判定するプリセット値予測
    判定手段と、 前記プリセット給油判別手段によリプリセット給油と判
    別されたときには前記給油量演算手段で演算された給油
    量に前記記憶手段に記憶されている補正量に対応する補
    正流量パルスを加算し、かつ前記POS端末機に計量パ
    ルス信号として出力する第1の補正手段と、第1の補正
    手段の作動中、給油量がプリセット値予測判定手段で判
    定されたプリセット値が等しくなったときには前記給油
    量表示器をロックせしめ、第1の補正手段の作動後、給
    油量が判定されたプリセット値よりも小さいときには前
    記給油停止信号の入力にも拘らず、プリセット値に対応
    する給油を完了させるべくポンプモータを再駆動停止す
    る第2の補正手段と、 プリセット給油終了後、前記給油作業検出手段により給
    油作業終了が検出されたときには前記ポンプモータを再
    駆動し、この際前記流量パルス発信器より出力される流
    量パルスを計数し、結果を補正値として前記記憶手段に
    更新記憶する補正値記憶手段と、 を備えたことを特徴とする給油装置。
JP63123329A 1988-05-20 1988-05-20 給油装置 Pending JPH01294493A (ja)

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KR (1) KR930004787B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19617618B4 (de) * 1996-05-02 2004-07-22 Asscon Systemtechnik-Elektronik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Auslöten von Bauelementen, insbesondere elektronischen Bauelementen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19617618B4 (de) * 1996-05-02 2004-07-22 Asscon Systemtechnik-Elektronik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Auslöten von Bauelementen, insbesondere elektronischen Bauelementen

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KR930004787B1 (ko) 1993-06-08
KR900017900A (ko) 1990-12-20

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