JPH01293163A - 多彩色模様の塗装法 - Google Patents

多彩色模様の塗装法

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JPH01293163A
JPH01293163A JP12157588A JP12157588A JPH01293163A JP H01293163 A JPH01293163 A JP H01293163A JP 12157588 A JP12157588 A JP 12157588A JP 12157588 A JP12157588 A JP 12157588A JP H01293163 A JPH01293163 A JP H01293163A
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JP
Japan
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paint
colored
color
paints
parts
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JP12157588A
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Ritsu Nakagawa
中川 律
Shinji Kubo
真治 久保
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多彩色模様の塗装法に関し、建築物の内外
装面等を複数色からなる多彩色模様に塗装する方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
塗装面に多彩色模様を形成する方法として、最も単純に
は、複数色の塗料を順次ノ\ケ塗り、スプレー塗り等の
手段で塗り重ねていく方法がある。
この方法は、塗料の色数だけの塗装工程を繰り返す面倒
があり、また下層の塗装面が乾いてから上層の塗装を行
う必要があるなど、作業能率が極めて悪く、施工コスト
も高くついていた。
そこで、−回の塗装工程で多彩色模様を得る塗 ′装方
法が開発され、例えば、特開昭50−4137号公報(
先行技術1)、特開昭53−61633号公報(先行技
術2)に開示された方法が提案されている。
先行技術1は、基材となるエポキシ樹脂と、これと非相
溶性の樹脂を有機溶剤に溶解し着色したカラーベースと
、硬化剤とが混合されたものを塗布する方法であって、
塗装時に溶剤の蒸発が起きるとともに反応による発熱に
よってカラーベースの析出が起き、かつ対流が起こって
、前記析出物の流動によって模様を形成するというもの
であるまた、先行技術2は、容易に混じり合わないよう
に高粘度に調整された合成樹脂エマルジョンからなる複
数色の塗料を用い、塗装ガンの内部を仕切り板で仕切っ
て、塗料同士が互いに混合しないようにして、塗装ガン
から同時に吹き出させることにより、複数色の塗料が互
いに混合することなく塗り分けられるようにして多彩色
模様を形成するというものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した先行技術のうち、先行技術1は、エポキシ樹脂
と、これに対して非相溶性の樹脂という、極めて限られ
た組み合わせの樹脂材料を使用する必要があり汎用性に
劣る。特に、カラーベースは、前記特定の樹脂を有機溶
剤で溶解して着色したものを、必要とする色毎に作る必
要があり、その製造が面倒で、コスト的にも高(つく。
通常の液体状塗料であれば、各色の塗料を混合調色する
ことによって、複雑な色や微妙な色の組み合わせが簡単
に得られるが、前記したカラーベースは、混合調色が困
難なため、複雑な組み合わせの色彩を得るには、多品種
のカラーベースを製造しておく必要があり、大変に面倒
であるとともに経済的でもない。さらに、溶剤の蒸発や
反応発熱によってカラーベースの析出物の流動状態が変
わるため、環境温度や湿度等の条件によって模様の形成
が大きな影響を受けることになり、所望の模様を得るた
めの作業条件の設定や調整が難しく、均一な仕上がりを
得るのは困難である。
つぎに、先行技術2では、前記のように、複数色の塗料
を互いに混じり合わないようにするために、塗料を高粘
度に開整しておく必要がある。ところが、高粘度の塗料
を用いて塗装を行・うと、細かい模様を形成したり塗装
面を平滑に仕上げたりするのが極めて難しいという問題
がある。また、高粘度の塗料では、塗装ムラが生じ易く
、塗装面の全体にわたって均一な模様を形成するのも難
しく、均一な模様を形成するためには、塗装ガンの運行
速度を正確に維持する必要がある等、塗装作業が難しく
熟練を要するという欠点があった。さらに、使用した塗
料数に対応する塗り分けしかなされないから、多彩色模
様に必要な色数に対応する数の塗料を用意する必要があ
り、塗料の準備が面倒である。特に、塗装面の全体にわ
たって塗装される色、すなわちベースコート色の中に部
分的に模様となる色部分を形成するような場合、上記先
行技術2の塗装法では、広い面積のベースコート色を高
粘度の塗料で均一に塗装するのが極めて困難であるため
、予め、通常の塗装法によって、全体にベースコート色
を塗装した後、模様となる色部分のみを前記した先行技
術2の多彩色塗装法で塗装するという2段階の塗装工程
が必要となり、極めて面倒である。
そこで、この発明の課題は、上記した各先行技術の問題
点を解消し、汎用性のある塗料が使用でき、色の選択・
組み合わせが自由で細かな模様が形成できるとともに、
均一で平滑な仕上がりが得られ、塗装作業も簡単な多彩
色模様の塗装法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この発明は、塗装を、互いに
混合可能な複数色の塗料を別々の口から同時に噴霧する
方法で行うこととし、この噴霧は、前記複数色の塗料が
一部互いに混合するようにして行うようにしている。
〔作   用〕
複数色の塗料を霧化状態で一部互いに混合させることに
よって、塗装面には、それぞれの色の塗料による単独色
の部分に加えて、複数の色の塗料が混合された混合色の
部分が形成されることにな  。
す、供給された塗料の色数以上の色部分に塗り分けられ
た多彩色模様を形成することができる。
〔実 施 例〕
この発明で使用する複数色の塗料としては、互いに混合
可能なものであれば、適宜の分散媒に必要な色の着色顔
料が分散された通常の着色塗料が使用できる。但し、塗
料同士が互いに混合可能なように、比較的粘度の低い液
状塗料が望ましい。
具体的な着色顔料としては、酸化チタン、カーボンブラ
ック、カドミウム赤、ベンガラ、モリブデン赤、酸化鉄
、カドミウム黄、黄鉛1群青、紺青等の無機系顔料、あ
るいは、アゾ顔料、ニトロ顔料、レーキ顔料、フタロシ
アニン顔料等の有機系顔料が使用でき、これらの顔料を
、各種の分散媒に分散させることによって、オイル系、
ラソカ−系、フタル酸系、アクリル系、塩ビ系、エマル
ジョン系、ウレタン系等の通常の着色塗料が作られる。
なお、上記した着色顔料と併せて、体質顔料として、炭
酸カルシウム、クレー、タルク、沈降性バリダ等が配合
される場合もある。
さらに、これらの着色顔料に加えて、塗料に溶解しない
固体着色物として、直径ll1lII+以下の着色骨材
2着色プラスチック、合成雲母、金属粉等を配合するよ
うにしてもよい。
上記のような着色塗料のうちから、色の異なるものを複
数色選んでこれらを組み合わせて用いるようにするが、
着色塗料の組み合わせには、色差の大小による組み合わ
せ、色相の違いによる組み合わせ、明度の違いによる組
み合わせ等、いわゆる色の諸属性のうちの、何れかひと
つの属性、あるいは異なる複数の属性による差に基づく
組み合わせがあるが、いずれによっても実施することが
できる。
例えば、色差の大小として、白と黒の組み合わせ等が考
えられ、色差が大きくなるほど、仕上がりに強いコンス
ラストが得られる。明度が同じで色相の異なる組み合わ
せとして、ピンクとスカイブルーの組み合わせ等が考え
られ、この場合には色相差による強いコントラストが得
られる。色相が同じで明度が異なる組み合わせとして、
ピンクと赤の組み合わせ等が考えられ、この場合には明
度差によるコントラストであるため、仕上がった多彩色
模様塗装面は、遠目には単色に見え、近寄って見ると模
様が判るという独特の外観を呈するものとなる。
上記説明は、2種類の着色塗料のみによる組み合わせに
ついてなされたが、3種類以上の着色塗料を組み合わせ
れば、さらに多様な色の組み合わせが実現できる。着色
塗料に、前記した固体着色物を混合しておくと、単なる
色の組み合わせ以上に多様な塗装仕上がりが得られる。
第1図〜第3図は、この発明にかかる多彩色模様の塗装
法に用いる塗装ガンの構造を示している。塗装ガン1の
基本的な構造は通常のエアスプレーガン等と同様である
が、色の異なる複数の着色塗料が同時に吹き付けられる
ようになっている。
すなわち、着色塗料の吹き付はノズル21.22が、同
心円状に隣接して複数個(図では2個)備えられている
。各吹き付はノズル21.22は互いに隔離された別々
の塗料供給路31.32を経て、塗料タンク等の塗料供
給装置(図示せず)に連結されている。塗料供給装置か
ら塗料供給路31.32を経て吹き付はノズル21.2
2に至る塗料供給経路には、各着色塗料の供給量すなわ
ち吐出量を測定できる吐出量測定器(図示せず)が取り
付けられている。
吹き付はノズル21.22の外側には同心円状の噴霧エ
アー供給ノズル40が設けられ、この噴霧エアー供給ノ
ズル40から少し離れた位置には、一対の補助エアー供
給ノズル41が設けられている。補助エアー供給ノズル
41は、噴霧エアー供給ノズル40の噴射方向と交差す
る方向にエアーを噴射して、噴霧エアー供給ノズル40
のみでは円形になる塗料のスプレーパターンを、細長い
楕円状にする作用がある。補助エアー供給ノズル41お
よび霧化エアー供給ノズル40は、エアー供給路42を
経て、エアーコンプレッサー等の圧力空気供給源(図示
せず)に連結されている。
上記した塗装ガン1において、複数の吹き付はノズル2
1.22等を同心円状に配置しておくことによって、複
数の着色塗料を同時に、かつ均等に噴霧して、噴霧状態
において一部互いに混合することを良好かつ確実に達成
することができるので、この構造は、均一な多彩色模様
を確実に得る上で好ましいものであるが、複数の吹き付
はノズルを縦または横に並らべたり、複数の吹き付はノ
ズルを、円を放射状に分割した形で配置することもでき
る。
塗装装置の上記以外の点は、通常の塗装法で使用される
塗装装置と同様の基本構造を有するので、詳細な説明は
省略する。なお、上記した塗装ガンの構造は、塗料を圧
力空気によって供給する圧送式のものであるが、塗料を
重力によって供給する重力式、あるいは塗料を負圧によ
って吸い上げて供給する吸い上げ式のものの場合には、
それぞれの方式に合った構造に変更され、塗装ガンに連
結する塗料供給装置は、圧送式のほか、ギヤポンプ式、
ダイアフラム式のものも使用され、吐出量測定器やコン
プレッサー等の構造も通常の塗装用に用いられている各
種構造のものが使用される。
つぎに、上記塗装装置を用いて行う、この発明の塗装法
について詳しく説明する。
例えば、第3図に示すように、塗装ガンの吹き付はノズ
ル21.22のうち、中心側の吹き付はノズル21から
は着色塗料Aを、外側の吹き付はノズル22からは着色
塗料Bを吹き付けるものとする。この場合、塗装仕上が
りは、第4図に示すように、両方の着色塗料A、Bの混
合色からなり塗装面全体を占めるベースコート色部分C
のなかに、各着色塗料A、Bの単独色からなる部分的な
模様部分a、bが形成された多彩色模様となる。
なお、上記単独色部分a、bは、完全に一方の着色塗料
のみからなる場合だけでな(、塗装仕上がりで単独色と
して認められる程度に、他方の着色塗料が少量混合され
ている場合もある。要するに、着色塗料Aを主体とする
A色部分a、着色塗料Bを主体とするB色部分b、およ
び両者が混合された中間色部分Cが、塗装面において多
彩色模様として区別されるようであればよい。
塗装条件のうち、噴霧空気圧を適宜に設定することによ
って、複数の着色塗料同士の混合割合、すなわち塗装面
に形成される単独色部分と混合色部分との比率を変える
ことができる。すなわち、噴霧空気圧が高くなり過ぎる
と、着色塗料が混合され過ぎて、単独色部分の形成が充
分に行えず、多彩色模様が形成できにくい。逆に、噴霧
空気圧が低すぎると、着色塗料が混合されないので、混
合色部分、すなわちベースコート色部分の充分な形成が
行いにくい。このような点を考慮し、要求される多彩色
模様の仕上がり状態に応じて、噴霧空気圧を適正な圧力
に調整するものとする。具体的な噴霧空気圧は0.5〜
5kg/ craの範囲で実施するのが好ましく、より
好ましくは1〜3kg/cutで実施される。
着色塗料の塗装粘度によっても、塗装面に形成される単
独色部分と混合色部分との比率が変わり、塗装粘度が低
過ぎると、着色塗料が混合され過ぎて、多彩色模様が形
成できにクク、塗装粘度が高くなり過ぎると、着色塗料
の混合が不充分となり混合色部分を形成しにくい。具体
的な塗装粘度としては、8〜60秒/20℃/岩田カッ
プ程度に調整して実施するのが好ましく、より好ましく
は20〜35秒/20℃/岩田カップに調整する。
着色塗料の吐出量は、仕上がりに影響があり、吐出量が
多すぎると、噴霧される塗料の微粒子化が損なわれやす
く、塗装面の事情性が劣るなど、仕上がり外観が悪くな
る傾向がある。他方、吐出量が少ないと塗装能率が悪く
生産性が低い。具体的な吐出量としては、各着色塗料単
独の吐出量を10〜250g/分程度で実施するのが好
ましく、より好ましくは30〜200g/分で実施され
る。
吐出量全体に対する、それぞれの塗料の吐出量比率によ
って、多彩色模様の仕上がりが影響される。例えば、前
記したように、混合色からなるベースコート色に、それ
ぞれの単独色部分が部分的に模様として形成されるよう
な多彩色模様を塗装する場合、両塗料の吐出量の差が大
きい程、ベースコート色が、吐出量の多い着色塗料の色
に近くなり、各単独色部分による模様とのコントラスト
が弱(なる。特に、吐出量の差が大き過ぎると、  2
吐出量の調整制御が行い難いとともに、仕上がりが単色
による塗装と同じになって多彩色模様が出来にくい。逆
に、吐出量の差が小さいと、ベースコート色は、両着色
塗料の中間ぐらいの色になり、両方の色とのコントラス
トが強くなる。
したがって、同じ着色塗料の組み合わせでも、吐出量比
率によって、多彩色模様の仕上がりが太き(変化する。
2種類の着色塗料を組み合わせる場合、多彩色模様の効
果を発揮させるには、両着色塗料の吐出量比率を1:9
9〜99:1(重量比率、以下も同じ)の範囲で実施す
るのが好ましく、より好ましくは5:95〜95;5で
実施される。吐出量比率の調整に際しては、前記した吐
出量測定器で各着色塗料の吐出量を測定することによっ
て、所望の吐出量比率に正確に設定することができる。
第4図および第5図には、以上のような多彩色模様の塗
装法による塗装面の一例を示しており、金属板等からな
る被塗装物Pの上に、前記のような2種類の着色塗料A
、 Bを用いて塗装している。塗装面に付着する塗料は
、両方の着色塗料A。
Bが混合されたベースコート色の混合色塗料が最も多く
、単独色の着色塗料A、Bは混合色塗料の中にスポット
状に点在することになる。塗装面は、第4図に示すよう
に、ベースコート色、すなわち両塗料A、Hの混合色部
分Cが大部分を占め、この混合色部分Cの中に、各塗料
A、 Bの単独色部分a、bが点在することによって、
多彩色模様を形成している。
つぎに、この発明にかかる塗装法で実際に塗装を行った
具体的実施例について説明する。
一実施例1− 2種類の着色塗料を用いて、色差の大きい組み合わせの
多彩色模様を形成する場合であり、両塗料の配合および
性状は下記のとおりである。
着色塗料A: (配合は重量部、以下も同じ)naxマ
イティラックG−[534 マキシムオレンジ・・・100部 naxマイティラックG−■硬化剤・・・ 25部na
xマイティラックG−II500 スタンダードシンナー・・・ 18部 合  計=143部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)=30秒着色塗料B: naxマイティラックG−I[456 スレンブルー・・・100部 naxマイティラックG−n硬化剤・・・ 25部na
xマイティラックG−I[500 スタンダードシンナー・・・ 18部 合   計−143部 塗装粘度・(20℃/岩田カップ)=30秒なお、上記
配合において、naxマイティラックG−■・・・・・
・は日本ペイント株式会社製ウレタン樹脂塗料の商品名
である。
上記のような配合で粘度調整された着色塗料A、Bを用
い、以下の塗装条件で、金泥板からなる被塗装物の表面
に塗装を施し多彩色模様を形成した。
吐出量:     着色塗料A・・・150g/分着色
塗料B・・・150g/分 吐出量比率: 着色塗料A:着色塗料B=1:1 噴霧空気圧:    3 kg/cyJ−実施例2一 実施例1と同じ着色塗料の組み合わせで、塗装条件のう
ち、噴霧空気圧を1.5 kg/calにした以外は同
じ条件で塗装した。
一実施例3− 着色塗料に固体着色物を加えて実施した場合であり、2
種類の着色塗料A、Bの配合および性状は下記のとおり
である。
着色塗料A: naxマイティラックG−[300 ホワイト・・・100部 naxマイティラックG−n硬化剤・・・ 25部na
X?イテイラツクG−II500 スタンダードシンナー・・・ 22部 カラーグラニユールN008ブラツク・・・ 5部合 
 計−152部 塗装粘度(20℃/岩田力・ノブ)=30秒着色塗料B
: naxマイティラックG−11456 スレンブルー・・・100部 naxマイティラックG−n硬化剤・・・ 25部na
xマイティラックG−II500 スタンダードシンナー・・・ 18部 セラ号ンドHRC(赤)・・・      5部合  
 計    −148部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)−30秒なお、上記配
合において、カラーグラニユールN0. 8ブラツク、
セラサントドIRC(赤)は、美川興産株式会社製の着
色骨剤の商品名である。
上記のような配合で粘度調整された着色塗料ABを用い
、実施例2と同じ塗装条件で塗装した一実施例4− ベースコート色となる混合色部分Cは同色であるが、模
様となる単独色部分a、bの色の組み合わせが違うもの
を数種製造して実施した。
建築物の内外装表面の塗装に多く用いられているパフ色
F−29(日本ペイント株式会社作製のウオールカラー
カードによる)をベースコート色とする。上記パフ色F
−29の調色配合を以下に示す。
<na xマイティラックG−11パフ色F−29>n
aX?イテテラックG−1300 ホワイト・・・ 94.5部 naxマイティラックG−n 399 マビコエロー・・・ 3.4部 naX?イティラソクG−11411 チンチングブランク・・・ 1.7部 naxマイティラックG−11431 インディアンレッド・・・ 0.4部 上記のようなベースコート色を出すことを条件にして、
以下の3種類の組み合わせで実施した。
(実施例4−1) 色差の大きい組み合わせであり、着色塗料A。
Bの配合を以下に示す。
着色塗料A: naxマイティラックG−[300 ホワイト・・・ 94.5部 naxマイティラックG−n 硬化剤・・・ 23.6部 T18X?イティラックG−II500スタンダードシ
ンナー・・・ 20.8部合  計= 138.9部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)=30秒着色塗料B: naX?イティラソクG−11399 マビコエロー・・・ 3.4部 naxマイティラックG−11411 チンチングブラツク・・・ 1.7部 naxマイティラックG−11399 インデイアンレツド・・・ 0.4部 naxマイティラックG−■ 硬化剤・・・ t、4i naX’フイティランクG−11500スタンダードシ
ンナー・・・ i、o1合  計=7.9部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)−30秒上記のような
配合で粘度調整された着色塗料ABを用い、下記の塗装
条件で実施した。
吐出N:吐出量全体を250g /分とした場合、着色
塗料A・・・236.5g/分 着色塗料B・・・13.5g/分 噴霧空気圧:    1.5kg/crA(実施例4−
2) 明度がほぼ同じで色相が異なる組み合わせである。
着色塗料A: naxマイティラックG−1300 ホワイト・・・ 47.3部 naxマイティラックG−Ir411 チンチングブラツク・・・ 1.7部 naxマイティラックG−■ 硬化剤・・・ 12.3部 naxマイティラックG−II500 スタンダードシンナー・・・ 10.3部合  計= 
 71.3部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)−30秒着色塗料B: naxマイテイラフクG−I[300 ホワイト・・・ 47.3部 nax?イティラックG−[399 マビコエロー・・・ 3.4部 naxマイティラックG−II399 インディアンレッド・・・ 0.4部 naxマイティラックG−n 硬化剤・・・ 12.8部 naX?イティランクc−nso。
スタンダードシンナー・・・ 10.7部合  計−7
4,6部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)=30秒上記のような
配合で粘度調整された着色塗料ABを用い、下記の塗装
条件で実施した。
吐出量:吐出量全体を250g/分とした場合、着色塗
料A・・・122.2g/分 着色塗料B・・・127.8g/分 噴霧空気圧’    1.5kg/cal(実施例4−
3) 色相が同じで明度が異なる組み合わせである。
着色塗料A: naX?イティラックG−n300 ホワイト・・・ 70.0部 naxマイティラックG−n399 マビコエロー・・・ 1.7部 naxマイティラックG−■411 チンチングブラック・・・ 0.9部 naxマイティラックG−11431 インディアンレッド・・・ 0.2部 naxマイティラックG−n 硬化剤・・・ 18.2部 naxマイティラックG−II500 スタンダードシンナー・・・ x6.os合  計= 
107.0部 塗装粘度(20°C/岩田カップ)−30秒着色塗料B
: naxマイティラックG−n 300 ホワイト・・・ 24.5部 naX?イティラックG−n399 マビコエロー・・・ 1.7部 naX?イティラックG−1411 チンチングブラツク・・・ 0.9部 naxマイティラックG−11431 インディアンレッド・・・ 0.2部 naxマイティラックG−n 硬化剤・・・ 6.8部 naxマイティラックG−[500 スタンダードシンナー・・・ 5.7部合  計=  
39.8部 塗装粘度(20℃/岩田カップ)−30秒上記のような
配合で粘度調整された着色塗料A、Bを用い、下記の塗
装条件で実施した。
吐出量:吐出量全体を250g/分とした場合、着色塗
料A・・・107.0g/分 着色塗料B・・・39.8g/分 噴霧空気圧、    1.5kg/cd以上に説明した
各実施例の塗装面について、仕上がり外観を目視にて評
価した結果を、第1表に示している。
上記の結果から、何れの実施例も良好な仕上がり外観を
呈し、優れた多彩色模様を形成できることが実証できた
〔発明の効果〕
以上に説明した、この発明にかかる多彩色模様の塗装法
によれば、互いに混合可能な複数色の塗料を別々の口か
ら同時に噴霧する方法で塗装を行うこととし、この噴霧
は、前記複数色の塗料が一部互いに混合するようにして
行うことによって、霧化状態では一部互いに混合させて
塗装するようにしており、これによって、−回の塗装工
程で、各着色塗料の単独色部分および両方の着色塗料の
混合色部分からなる多彩色模様を得ることが可能になる
。しかも、これが、特殊な塗料でなく、汎用の塗料で実
現できる。すなわち、着色塗料としては、互いに混合可
能であればよいので、通常の塗装に用いられている汎用
の塗料が自由に使用でき、豊富な色数を有する汎用の塗
料を用いて、多様な色の組み合わせを実現できることに
なるからである。この発明では、混合色部分を得ている
ため、着色塗料の色数よりも多くの色部分に塗り分ける
ことができる。特に、混合色部分がベースコート色とな
るようにして実施すれば、従来の塗装法のように、予め
ベースコート色を塗装した後、その上に別工程で、模様
部分の塗装を行うという  ・手間が省け、塗装作業の
能率化に大きく貢献することができる。
この発明では、塗装装置や塗装条件は、塗装ガンの構造
が違うだけで、通常の塗装法と同様の装置条件で実施で
きるので、塗装作業は簡単であり、塗装コストも安価に
なる。また、多彩色模様の仕上がりは、着色塗料の吐出
量等の塗装条件を調整するだけで、所望の仕上がり状態
が得られ、塗装作業自体は通常の塗装法と同様に行え、
環境条件に左右されないので、塗装作業に熟練を要さず
、塗装能率も極めて高く、特に建築物の内外装面等の大
量塗装に好適である。
さらに、この発明では、複数色の着色塗料が一部混合さ
れた状態で塗装され1、各塗料毎に分離していないので
、多彩色模様に塗り分けられているにもかかわらず、塗
装面は平滑で均一な仕上がりが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる塗装法に用いる塗装ガンの実
施例を示す正面図、第2図は前回n−n線断面図、第3
図は塗装ガン内の塗料と空気の流れを示す模式的断面図
、第4図は塗装例の正面図、第5図は断面図である。 1・・・塗装ガン 21.22・・・吹き付はノズルA
、 B・・・着色塗料 a、b・・・単独色部分 C・
・・混合色部分 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数色の塗料を用いて、それぞれの単独色部分およ
    び混合色部分からなる多彩色模様を得る塗装法であって
    、この塗装は、互いに混合可能な複数色の塗料を別々の
    口から同時に噴霧する方法で行うこととし、この噴霧は
    、前記複数色の塗料が一部互いに混合するようにして行
    うことを特徴とする多彩色模様の塗装法。
JP12157588A 1988-05-18 1988-05-18 多彩色模様の塗装法 Pending JPH01293163A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175650A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Toshiharu Hisada 塗装用スプレーガンとその塗料噴出システム

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