JPH01292210A - トレンド記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、計測対象プロセスから温度、圧力、流量等の
データを一定周期で収集して時系列的に出力するトレン
ド記録装置に関し、特に時間軸を圧縮してデータを記録
するようにしたトレンド記録装置に関するものである。

〈従来の技術〉 トレンド記録装置は、計測対象から発せられる第５図（
ａ）に示すようなアナログ・データを一定周期Δｔで収
集し、このデータにアナログ・ディジタル変換等を施し
て第５図（ｂ）のようなトレンド・グラフを出力する。

このようなトレンド記録装置では、長期にわたるデータ
を保存しかつこれらのデータを一括出力する場合、第５
図（Ｃ）のようにデータ収集周期をｎΔｔとしてデータ
を間引いて記録、出力する方式が採用されている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、第５図（ｃ）のようなグラフでは、実際
の計測データの変動を出力結果がら読み取ることは困難
であるという問題があった。

即ち、従来のトレンド記録装置においては、全期間の全
サンプリング・データを保存しようとすると、膨大なデ
ータ量を格納する記憶手段を設けなくてはならず、この
全データを保存できたとしても一括表示するだけの分解
能を有するハードウェアを実現するのは難しい。

また、膨大なデータをトレンド出力しても計測データ全
体の変動をマクロ的に把握することは困難である。

本発明は以上のような問題を課題としたものであり、ト
レンド記録装置における時間軸を圧縮してもマクロ的な
データ変動を容易に把握できるようにすることを目的と
する。

く課題を解決するための手段〉 上記の課題を解決した本発明は、計測対象から一定周期
（Δｔ）毎にデータを収集するデータ入力処理部と、ｎ
Δｔ周期（ｎは整数）で前記データ処理部より起動され
入力データｎ個についてその平均値ｘ　　　　、ｉＡ大
値ＭＡＸｎＡｔ、最小値ｎΔ　ｔ ＭＩＮｎＡ、を求めるデータ記録処理部と、これらのデ
ータを格納するデータ保存部と、このデータ保存部の内
容を読み出して前記平均値ｘｎΔｔを煮出力し、この煮
出力を含んで最小点を前記最小値ＭＩＮｎユ、とし最大
点を前記最大値ＭＡＸｎＡｔとしたバーグラフを出力す
るデータ出力処理部とからなる。トレンド記録装置であ
る。

く作用〉 本発明のトレンド記録装置は、計測対象から一定周期Δ
ｔでデータを収集し、ｎ個のデータについてその平均値
Ｘ　　　　最大値ＭＡＸｎΔ、。

ｎΔ　ｔ’ 最小値ＭＩＮ　　　　を求め、これらのデータを用ｎΔ
ｔ いて１本のバーグラフを作成して出力する。

〈実施例〉 第１図は本発明のトレンド記録装置のハードウェア構成
を表わす図である。

この図において、１０はデータ入力処理部、２０はデー
タ記録処理部、３０はデータ保存部、４０はデータ出力
処理部であり、これらの要素はバスＢにより相互に接続
される。

データ入力処理部１０は、多数の計測点（０゜１、・・
・、Ｎ）からの入力データを切り換えるマルチプレクサ
１１、マルチプレクサ１１より与えられるデータをアナ
ログ・ディジタル変換するＡ／Ｄ変換器１２よりなる。

データ記録処理部２０は、処理プログラムを実行するマ
イクロプロセッサＭＰＵ２１、処理プログラム及びデー
タを記憶する主記憶２２よりなる。データ保存部３０は
補助記憶装置として例えばディスク装置３１が用いられ
、ディスクＴ／Ｆ３２によりバスＢに接続される。

データ出力処理部４０は、グラフィックスＣＲＴ４１、
ドツト・プリンタ４２等がそれぞれＣＲＴＩ／Ｆ４３、
プリンタＩ／Ｆ４４によりバスＢに接続されてなり、得
られたトレンド・データをＣＲ７画面またはプリンタに
出力する。

この装置に対応するソフトウェア構成は第２図に示す通
りであり、トレンド・データ処理システムとして、第１
図に示したハードウェア要素を制御するオペレーティン
グ・システムＯ８、データ入力処理プログラム、データ
記録処理プログラム、データ出力処理プログラムが主記
憶２２に格納される。

次に、それぞれの処理プログラムの詳しい内容を第３図
（ａ）、（ｂ）、（ｃ）のフローチャートにより説明す
る。

第３図（ａ）は、計測対象からのデータ入力処理を表わ
す、　。

この処理はサンプリング周期Δｔ毎にタイマ機能により
起動される。

はじめに、マルチプレクサ１１のチャネル０を指定して
、Ａ／Ｄ変換器１２を起動し、チャネル０からチャネル
Ｎまで計測対象からデータを読み込み、Ａ／Ｄ変換して
主記憶２２に格納する。そして、カウンタ機能（ＣＮＴ
）を用いて周期Δｔ毎に各計測点からデータを収集し、
各計測点についてｎ個のデータを得る。

データ読み込みを終了するとデータ記録処理を起動する
が、説明を簡単にするために、この例では１つのチャネ
ルのみの処理を取り上げて説明する。

第３図（ｂ）はデータ記録処理を表わす。

この処理では、入力したチャネルのｎ個のデータを用い
て、これらのデータの平均値ｘｎΔｔ。

最大値ＭＡＸ　　　　、最小１ＭＩＮ　　　　を求め、
ｎΔｔ　　　　　　　　ｎΔｔ その結果を時系列的にディスク装置３１に格納する。

ここで、時間ｎΔｔを１区間として、数区間分のデータ
を算出する。

第３図（、Ｃ）はデータ出力処理を表わす。

出力すべきデータをディスク装置３１から主記憶２２へ
読み出し、はじめにグラフ・スケールを出力する。

次に１区間分のグラフとして、平均値ｘｎＡｔを煮出力
［７、最大点が最大値ＭＡＸ　　　　、最小ｎΔｔ 点が最小値ＭＩＮ　　　　となるバーグラフを出力ｎΔ
ｔ する、このバーグラフを全区間にわたって出力する。

このバーグラフのの１区間分（ｎΔｔ）の出力例を第４
図（ａ＞に表わす。

この出力例では、平均値ｘｎＡｔを白抜き出力とし、バ
ーグラフ自体を思出力としているが、表示色を変えるな
どして多様な出力例が可能である。

第４図（ｂ）は第５図（ａ）に示した計測対象のアナロ
グ・データを本発明装置に適用した４区間分（４ｎΔｔ
）の出力例である。

このような出力結果は、ＣＲＴＩ／Ｆ４３によってグラ
フィックスＣＲＴ４１に表示しても良いし、またプリン
タＩ／Ｆ４４を介してドツト・プリンタ４２に出力する
こともできる。

このように出力することにより、数置間にわたって、各
区間における平均値、最大値、最小値を読み取ることが
でき、その区間のデータ変動を直ちに把握することがで
きる。

尚、入力データについて上下限警報設定値等のチエツク
によりデータ保存モードを切り替えて、警報設定値を越
えている区間については全データを保存するような対応
も可能である。

〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明装置によれば、トレンド記録
装置における時間軸を圧縮してもデータ変動を容易に把
握することができる。

また、１区間について従来は補助記憶にｎ個のデータを
格納しなければならなかったが、本発明によれば１区間
で３個のデータを格納するだけで良いので、その分記憶
容量が少なくなり、ＲＡＭ領域に十分格納可能なデータ
数となり、補助記憶装置（ディスク装置等）なしで装置
を構成することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したトレンド記録装置のハードウ
ェア構成を表わすブロック図、第２図は本発明装置のソ
フトウェア構成を表わす図、第３図（ａ）、（ｂ）、（
ｃ’）は本発明装置の各種処理を表わすフローチャート
、第４図（ａ）、（ｂ）は本発明装置の出力例を表わす
図、第５図（ａ）。 （ｂ）、（Ｃ）は従来の装置の出力を説明するための図
である。 １０・・・データ入力処理部、１１・・・マルチプレク
サ、１２・・・Ａ／Ｄ変換器、　２０・・・データ記録
処理部、２１・・・マイクロプロセッサＭＰＵ、２２・
・・主記憶、−３０・・・データＩ／Ｆ、　　３１・・
・ディスク装置、３２・・・ディスクＩ／Ｆ、４０・・
・データ出力処理部、４１・・・グラフィックスＣＲＴ
、 ４２・・・ドツト・プリンタ、　４３・・・ＣＲＴＩ／
Ｆ、第２図 第３図 （Ｃ） 第４図 （ａ） （ｂ） × ｎ乙り 窮５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）計測対象から一定周期（Δｔ）毎にデータを収集
   するデータ入力処理部と、ｎΔｔ周期（ｎは整数）で前
   記データ処理部より起動され入力データｎ個についてそ
   の平均値ｘ＿ｎ＿Δ＿ｔ、最大値ＭＡＸ＿ｎ＿Δ＿ｔ、
   最小値ＭＩＮ＿ｎ＿Δ＿ｔを求めるデータ記録処理部と
   、これらのデータを格納するデータ保存部と、このデー
   タ保存部の内容を読み出して前記平均値ｘ＿ｎ＿Δ＿ｔ
   を点出力し、この点出力を含んで最小点を前記最小値Ｍ
   ＩＮ＿ｎ＿Δ＿ｔとし最大点を前記最大値ＭＡＸ＿ｎ＿
   Δ＿ｔとしたバーグラフを出力するデータ出力処理部と
   からなるトレンド記録装置。