JPH0129190Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0129190Y2 JPH0129190Y2 JP1984156268U JP15626884U JPH0129190Y2 JP H0129190 Y2 JPH0129190 Y2 JP H0129190Y2 JP 1984156268 U JP1984156268 U JP 1984156268U JP 15626884 U JP15626884 U JP 15626884U JP H0129190 Y2 JPH0129190 Y2 JP H0129190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- notch
- rear wheel
- vehicle body
- front part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、オートバイのカウリングに関す
る。
る。
オートバイで、高速型のものでは、車体の前部
を流線型をしたカウリングで覆つて、風の抵抗を
少なくして、高速走行ができるようにしている。
この場合、車体前面上部を覆つたフロントカウル
と、車体下部を覆つたボトムカウルで構成されて
いる。ボトムカウルは、車体下部前部に装着され
たエンジン部分まで覆つていて、後輪との間には
間隔があるので、ボトムカウルと後輪との間で、
風の渦が発生し、抵抗となつている。
を流線型をしたカウリングで覆つて、風の抵抗を
少なくして、高速走行ができるようにしている。
この場合、車体前面上部を覆つたフロントカウル
と、車体下部を覆つたボトムカウルで構成されて
いる。ボトムカウルは、車体下部前部に装着され
たエンジン部分まで覆つていて、後輪との間には
間隔があるので、ボトムカウルと後輪との間で、
風の渦が発生し、抵抗となつている。
この考案は、かかる点に鑑み、ボトムカウルを
後方に伸して、後輪の前部を包むようにして、風
の抵抗を少なくして、より高速にできるオートバ
イのカウリングを得ることを目的とする。
後方に伸して、後輪の前部を包むようにして、風
の抵抗を少なくして、より高速にできるオートバ
イのカウリングを得ることを目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例について説明す
る。
る。
車体１の前部には、フロントカウル２が取付け
られて、車体１の前部を覆つている。フロントカ
ウル２の上部には、透明板のスクリーン３が連結
され、運転者は、スクリーン３を通して前方を視
認できるようになつている。フロントカウル２の
下部は、左右側面まで回り込んでいて、車体１の
下部を覆つたボトムカウル４の前部が連なるよう
にしてある。ボトムカウル４は、後部を後輪５の
前部側面まで伸してあり、その後部底面が後方に
向つて斜上方に傾斜され、さらにその傾斜した部
分の中央には後端から前側に向けてＵ字状の切欠
き６が設けてある。そしてその切欠き６の端縁に
は、少なくとも前面が湾曲状にされた偏向片７が
下方に突出されている。後輪５の前部は、切欠き
６の中に入るようにしてある。
られて、車体１の前部を覆つている。フロントカ
ウル２の上部には、透明板のスクリーン３が連結
され、運転者は、スクリーン３を通して前方を視
認できるようになつている。フロントカウル２の
下部は、左右側面まで回り込んでいて、車体１の
下部を覆つたボトムカウル４の前部が連なるよう
にしてある。ボトムカウル４は、後部を後輪５の
前部側面まで伸してあり、その後部底面が後方に
向つて斜上方に傾斜され、さらにその傾斜した部
分の中央には後端から前側に向けてＵ字状の切欠
き６が設けてある。そしてその切欠き６の端縁に
は、少なくとも前面が湾曲状にされた偏向片７が
下方に突出されている。後輪５の前部は、切欠き
６の中に入るようにしてある。
ボトムカウル４は、後方に長く伸してあつて、
切欠き６に後輪５の前部が入るようにしてあるの
で、ボトムカウル４が、後輪５に近接して、ボト
ムカウル４と後輪５との間隔が少ない。そして、
切欠き６の端縁には、少なくとも前面が湾曲状に
された偏向片７が下方に突設されているので、ボ
トムカウル４の下面に沿つて流れる風は、偏向片
７によつて、下方へ曲げられ、後輪５の前部にで
きる風の渦を少なくできて、風の抵抗を少なくす
ることができ、少ない風の抵抗でより高速で走る
ことができるようになる。
切欠き６に後輪５の前部が入るようにしてあるの
で、ボトムカウル４が、後輪５に近接して、ボト
ムカウル４と後輪５との間隔が少ない。そして、
切欠き６の端縁には、少なくとも前面が湾曲状に
された偏向片７が下方に突設されているので、ボ
トムカウル４の下面に沿つて流れる風は、偏向片
７によつて、下方へ曲げられ、後輪５の前部にで
きる風の渦を少なくできて、風の抵抗を少なくす
ることができ、少ない風の抵抗でより高速で走る
ことができるようになる。
以上説明したように、この考案は、車体の下部
を覆い前部をフロントカウルに連続させたボトム
カウルの後部底面を、後方に向つて斜上方に傾斜
させるとともに、その傾斜した部分の中央にＵ字
状に切欠いた切欠きを設け、該切欠きの端縁に少
なくとも前面が湾曲された偏向片を下方に突出さ
せ、該切欠きに後輪の前部が入るようにしたの
で、ボトムカウルを後輪に近接させて設けること
ができ、しかも切欠きの端縁の下向き偏向片によ
つて、ボトムカウルの下側に沿つて後方に流れる
風を下向きに向けることができて、後輪の前部で
風が渦巻くことを少なくできる。これによつて、
風の抵抗を少なくし、より高速で走行することが
できるようになる。しかも、ボトムカウルの後部
底面を後方に向つて斜上方に傾斜させ、その傾斜
部分に前記偏向片を突設したので、上記偏向片が
突設されているにもかかわらず、最低地上高さを
確保することができる。
を覆い前部をフロントカウルに連続させたボトム
カウルの後部底面を、後方に向つて斜上方に傾斜
させるとともに、その傾斜した部分の中央にＵ字
状に切欠いた切欠きを設け、該切欠きの端縁に少
なくとも前面が湾曲された偏向片を下方に突出さ
せ、該切欠きに後輪の前部が入るようにしたの
で、ボトムカウルを後輪に近接させて設けること
ができ、しかも切欠きの端縁の下向き偏向片によ
つて、ボトムカウルの下側に沿つて後方に流れる
風を下向きに向けることができて、後輪の前部で
風が渦巻くことを少なくできる。これによつて、
風の抵抗を少なくし、より高速で走行することが
できるようになる。しかも、ボトムカウルの後部
底面を後方に向つて斜上方に傾斜させ、その傾斜
部分に前記偏向片を突設したので、上記偏向片が
突設されているにもかかわらず、最低地上高さを
確保することができる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は側面
図、第２図は要部の拡大斜視図である。 １……車体、２……フロントカウル、４……ボ
トムカウル、５……後輪、６……切欠き、７……
偏向片。
図、第２図は要部の拡大斜視図である。 １……車体、２……フロントカウル、４……ボ
トムカウル、５……後輪、６……切欠き、７……
偏向片。
Claims (1)
- 車体の下部を覆い前部をフロントカウルに連続
させたボトムカウルの後部底面を、後方に向つて
斜上方に傾斜させるとともに、その傾斜した部分
の中央にＵ字状に切欠いた切欠きを設け、該切欠
きの端縁に少なくとも前面が湾曲された偏向片を
下方に突出させ、上記切欠きに後輪の前部が入る
ようにしたことを特徴とするオートバイのカウリ
ング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984156268U JPH0129190Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984156268U JPH0129190Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6171587U JPS6171587U (ja) | 1986-05-15 |
| JPH0129190Y2 true JPH0129190Y2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=30714275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984156268U Expired JPH0129190Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0129190Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573901U (ja) * | 1980-06-07 | 1982-01-09 |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP1984156268U patent/JPH0129190Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573901U (ja) * | 1980-06-07 | 1982-01-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6171587U (ja) | 1986-05-15 |
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