JPH01291883A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH01291883A
JPH01291883A JP63121267A JP12126788A JPH01291883A JP H01291883 A JPH01291883 A JP H01291883A JP 63121267 A JP63121267 A JP 63121267A JP 12126788 A JP12126788 A JP 12126788A JP H01291883 A JPH01291883 A JP H01291883A
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、始動入賞口への入賞に基づいて補助ゲーム
を行なう可変表示器と遊技状態を知らせたり装飾効果を
与えたりする表示ランプとを有する可変表示装置と該可
変表示装置の補助ゲームの特定結果によって遊技球を受
け入れない状態から受け入れ易い状態に変換される変動
入賞装置とを備えたパチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 従来より、始動入賞口への入賞に基づいて表示ゲームを
行なう可変表示器を有する可変表示装置と、該可変表示
装置の表示変化の特定結果によって遊技球を受け入れな
い状態から受け入れ易い状態に変換される変動入賞装置
を備えたパチンコ遊技機が知られている。この種のパチ
ンコ遊技機の可変表示装置にあっては、遊技部を華やか
に彩ったり、遊技に関する情報を遊技者に可視表示した
りするため、多数の表示ランプが取り付けられるように
なった。前記表示ゲームは始動入賞口への入賞に基づい
て可変表示装置の可変表示部の表示(常時は停止してい
る)が変化を開始し一定時間経過した後に停止するか、
又は始動入賞口への入賞に基づいて可変表示部の表示(
常時は変化している)が停止するかして、その停止結果
としての表示態様によって″当り″の発生の有無を決し
ようというものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来のパチンコ遊技機においては可変表
示装置の可変表示器はスタティック表示駆動方式でリー
ド線の数が多く、また、可変表示器やランプのリード線
がそれぞれ別個に役物制御装置や電源に接続されるよう
になっていたので、配線自体が長くなるとともに配線処
理が複雑で製造組立てやメンテナンスに時間がかかり過
ぎるという問題点があり、その問題点を解決すべき課題
があった。
[発明の目的] この発明は、上記課題を達成するためになされたもので
、可変表示装置の配線処理の簡素化、メンテナンスの迅
速化を図ることを目的とする。
[課題を達成させる手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記課題を達成させ
るため、ガイドレールで囲まれた遊技領域内に、始動入
賞口と、該始動入賞口への入賞に基づいて補助ゲームを
行なう可変表示器と表示ランプとを有する可変表示装置
と、前記可変表示器の補助ゲーム結果に基づいて技球を
受け入れない状態から受け入れ易い状態に変換される変
動入賞装置とを備えたパチンコ遊技機において、前記可
変表示装置は遊技盤の取付開口部に取り付けられる構成
基枠と該構成基枠の裏側に傾斜付勢部材を介して上部側
が後方へ倒れる向きに傾斜されて順にそれぞれ一体的に
設置された表示部材および表示基板と該表示基板の裏側
に一体的に設置された配線処理部材と表示ランプとを備
え、前記表示基板の前面側に可変表示器が設置される一
方、前記表示部材には前記可変表示器の表示部を拡大し
て見えるようにする拡大表示窓が設けられ、前記可変表
示器および表示ランプのリード線が前記配線処理部材に
中継接続され、同配線処理部材に可変表示装置を制御す
る役物制御装置に通ずるリード線が接続された構成とし
た。
[作用] 可変表示装置の可変表示器および遊技状態表示ランプの
リード線が可変表示装置の裏側に設置された配線処理部
材に中継接続され、配線処理部材に接続された役物制御
装置に通ずる別のリード線を介して可変表示器および遊
技状態表示ランプが役物制御装置と連係されるようにな
っているので可変表示装置の配線処理やメンテナンスが
容品となる。また、可変表示装置は配線処理等も含めて
ワンユニット化されているので、遊技盤への取付けも容
易となる。
[実施例] 第1図にはこの発明が適用されたパチンコ遊技機の遊技
部を構成する遊技111m面の構成例を示す。
遊技盤1の前面には、パチンコ遊技機下部の打球発射装
置(図外)によって発射された打球を遊技盤1の上方部
まで案内するガイドレール3が設置され、遊技盤1の前
面とガイドレール3とガラス板(透明)とによって囲ま
れた空間に遊技領域2が構成されている。
この遊技領域2内の遊技盤1前而の中央上部には中央に
可変表示部5aを有する可変表示装置5が設置されてい
る。この可変表示装置5の中央上部と左右両端側にはそ
れぞれ内部に遊技状態表示ランプを有する装飾用表示部
5b、5cが設けられ、中央下部には内部に入賞個数記
憶表示ランプを有する入賞個数記憶表示部5dが設けら
れている。
この可変表示装置5の下方には該可変表示装置5の作動
結果如何により遊技球を受け入れない状1(第9図に示
す状態)から受け入れ易い状態(第1図に示す状態)に
変動する変動入賞装置7が設置されている。この変動入
賞装置7の上部には大きめの入賞ロア1bが設けられる
とともに、該入賞ロア1bを開閉する左右一対の可動部
材74.74が開閉可能に設置され、中央下部には前記
可動部材74.74の開放時間を表示する開放時間表示
器72が設置されている。この時間表示器72により、
本実施例では、可動部材74,74の残り時間を表示す
るように構成しているが、可動部材74.74が開放し
てからの経過時間を表示するようにしても良い。
また、前記可変表示装置5と変動入賞装置7との間、お
よび変動入賞装置7の左右両側位置にはそれぞれ始動入
賞口6,8.8が設置されている。
遊技領域2中の左右両側にはサイドランプ90゜90が
設置され、可変表示装置5の左右両側位置と前記始動入
賞口8,8の斜め上方位置にはそれぞれ一般入賞口4が
設置されている。
遊技領域2内の適宜位置には風車と呼ばれる打球方向変
換部材13が回転自在に複数設置されるとともに、障害
釘9が多数植設されている。
変動入賞装置7の左右斜め上方位置には遊技領域2を流
下する遊技球を変動入賞装置7の入賞ロア1b方向へ導
く障害釘9としての誘導灯91が複数並べて植設され、
その一番下の誘導灯91の内側寄り位置には障害釘9と
しての分配制御灯92が植設されている。そして、誘導
灯91と分配制御灯92との間隔は遊技球が十分通過し
得る程度に開けられている。また、始動入賞口8,8の
内寄り斜め上方位置には前記分配制御灯92,92およ
び開放時における可動部材74.74の先端部(上端部
)に弾かれて変動入賞装置7の外側に至った遊技球を始
動入賞口8,8方向に導く障害釘9としての案内釘93
,93が植設されている。
また、遊技領域2の中央下部にはアウト球回収口10が
設けられている。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機はそれに設
置されたコンピュータシステム等の制御手段(後述)に
よって概ね次のように制御される。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機に電気が
供給されると、可変表示装置5に設置された前記装飾表
示部5b中の遊技状態表示ランプや入賞個数記憶表示部
5d中のランプが一定方向に流れるように点滅するなど
の通常遊技表示が行なわれる。この通常遊技時には、可
変表示部5aに3つの表示が電気的(マルチプレクシン
グ方式)にドツトマトリクス表示され、それら表示が左
から順に1つずつ大小交互に変化して、通常遊技状態で
あることを知らせる。このとき、変動入賞装置7の左右
の可動部材74.74は第9図に実線で示すように閉じ
た状態にあって、変動入賞装置7の入賞ロア1b中に打
球を受け入れない通常の状態(第1状態)を維持してい
る。また、変動入賞装置7の開放時間表示器72の数字
表示は「0」表示になっている。
そして、遊技者の操作により打球発射装M(図外)が作
動されて通常の遊技が開始される。
この通常遊技時に、打球発射装置(図外)の作動によっ
て遊技領域2中に打ち込まれた遊技球が始動入賞口6,
6.8のうちの1つに入賞すると。
それらの内部流路に設置された特定入賞検出器としての
検出スイッチsw1.sw、、sw、のうちの対応する
ものによって検出される。その検出に基づき、その入賞
した個数分だけ(ただし、所定個数を超えた場合はその
所定個数分だけ)、可変表示装置5前面側下部の複数の
入賞個数記憶表示部5d中の入賞記憶表示ランプの点灯
個数となって表示される。その入賞記憶に基づき、可変
表示装置5の可変表示部5aの3つの表示が通常の大き
さ(SMALL)の状態でそれぞれ独立して縦方向に流
れるように変化され、その変化の開始と同時に入賞個数
記憶表示部5d中の点滅状態にあるランプのうちの1つ
が点灯状態に戻される。そして、その変化の開始時から
所定時間経過したとき(その経過以前に遊技者によって
図外のストップボタンが押されたとき)には左から順に
その表示の変化が停止される。その停止した表示は一定
時間(遊技者に視認し得る程度の時間)通常の大きさ(
SMALL)の状態に維持されて後、それら表示が左か
ら順に1つずつ大小交互に変化する通常表示状態に戻さ
れる。
しかして、可変表示装置5の表示の変化の停止結果が特
定の表示の組合せ(例えば同じ表示の組合せ)となった
ときに特別遊技態様が発生する。
ここに特別遊技態様とは、遊技者に多くの賞球獲得のチ
ャンスを与える遊技態様で、例えば、可動部材74.7
4の所定時間(例えば29秒間)の開放を1サイクル(
ただし、その所定時間が経過入賞する前に変動入賞装置
7の入賞ロア1b中に打球が所定個数(例えば、10個
)入賞したときはその時点で閉じるまでを1サイクル)
とし。
各サイクル中に変動入賞装置7の入賞ロア1b中に入賞
した遊技球が該入賞ロア1b中の所定箇所を通過するす
ることを継続条件(サイクルの更新条件)として、例え
ば最高10サイクルまで継続して行なわれるものである
この特別遊技態様時にはその発生が後述のスピーカから
の電子音によって遊技者に知らされる。
また、変動入賞装置5の装飾表示部5b中の遊技状態表
示ランプが同時点滅に変わるとともに装飾表示部5c中
の遊技状態表示ランプが点滅を開始するなどして知らさ
れる。
また、この特別遊技態様の発生時には、可変表示部5a
の表示がその特別遊技態様を発生させる表示(例えば同
じ表示の組合せ)を所定時間点滅表示した後、その表示
が左方向に流れるように移動し、その左端に至った表示
部分から順に消える。
と同時に、右端から新しい表示(例えば特別遊技態様の
発生を讃える〈ヤッタネ!〉などの表示)が現れ、その
表示がまた左方向に流れるように移動してその左端に至
った部分から順に消えて行く。
と同時に、右端から特別遊技のサイクルの継続回数を表
わす数字とハイフォンとその各サイクル中に変動入賞装
置7の入賞ロア1b中に入賞した遊技球の個数を表わす
数字とが順に現われ、それらの表示(最初はrl−OJ
の表示)に完全に入れ換わった時点で停止される。 し
かる後、変動入賞装置7の開放時間表示器72の時間表
示が所定時間表示(例えば「29」秒)にセットされて
から、可動部材74.74が第1図に示す如く逆「ハ」
の字状に引いて特別遊技態様の第1サイクルが開始され
る。
この特別遊技態様のサイクル中に遊技領域2を流下する
遊技球が左右の分酩酊92−92間を通って可動部材7
4−74間に至ったときにはそのまま変動入賞装置7の
入賞ロア1b中に流入する。
その流入した遊技球の個数はその中の流路に設置された
入賞個数検出器としての検出スイッチSW、(後述)に
よって検出されてカウントされる。
そのカウントごとに可変表示部5aの右に表示された入
賞個数を表わす数字が下方へ流れるようにスクロール移
動して消えると同時に新たな入賞個数を表わす表示が上
方からスクロールして現われ、その新たな数字に置き換
えられる。
一方、遊技領域2を流下する遊技球が誘導針91上に至
ったときには、その多くはその誘導灯91に導かれ、そ
の下端の誘導灯91−分配制御灯92間を通って、開い
た状態にある可動部材74の先端に当って可動部材74
の外側に弾かれる。
その外側に弾かれた遊技球はさらに案内針93に導かれ
て始動入賞口8中に入賞し易い状態となる。
しかし、誘導針91上に至ったときの衝撃が大きいとき
には誘導灯91に弾かれて分配制御灯92を乗り越え可
動部材74−74間を通って変動入賞装置7の入賞ロア
1b中に流入する。また、誘導灯91−分配制御灯92
間を通って可動部材74の先端に当って可動部材74.
74の内側に弾かれた打球も変動入賞装置7の入賞ロア
1b中に流入し易い状態となる。
誘導針91上に至った打球が可動部材74−74間を通
って変動入賞装置7の入賞ロア1b中に入賞したり、誘
導灯91−分酩酊92間、可動部材74の先端部上およ
び案内針93上を介して始動入賞口8中に入賞したり、
或いは、誘導灯91−分酩酊92間、可動部材74の先
端部上および可動部材74−案内針93間を介して外れ
となる確率は、誘導灯91、分配制御灯93の方向調製
や可動部材74の開角およびその先端の形状を変えるな
どすることによって変化される。
特別遊技態様の各サイクルは可動部材74,74の開放
時間(例えば29秒間)および変動入賞装置7の入賞ロ
ア1b中への入賞個数(例えば10個)によってその継
続期間を制限され、その制限開放時間の残り時間が変動
入賞装置7の開放時間表示器72に、また、入賞ロア1
b中への入賞個数が可変表示部5aの右寄りに表示され
るので、遊技者はそれらの表示を見ながら次のようにし
て多くの賞球を獲得することができる。
即ち、特別遊技態様のサイクルが開始されたときに、先
ず、遊技球をできる限り可動部材74−74の中央に集
めて変動入賞装置7の入賞ロア1b中の中央を通るよう
にさせて早く継続条件(サイクルの更新条件)を満たす
ようにする。継続条件が満たされた以降は、早い時期に
入賞ロア1b中に打球が制限個数(例えば10個)分入
賞して可動部材74.74が閉じてしまわないように、
遊技球を誘導灯91上に流下するように集めて始動入賞
口8中に入賞するようにすれば、可動部材74.74の
開放時間と入賞ロア1b中への入賞個数とによって制限
される各サイクルの開放継続期間を長引かせてより多く
の賞球を獲得することができる。
そして、可動部材74.74の開放制限時間(例えば2
9秒間)が経過して開放時間表示器72の残り時間表示
が「0」となるか、又はその開放制限時間の経過前の変
動入賞装置17の入賞ロア1b中に遊技球が10個入賞
したときには、可変表示部5a右寄りの入賞個数表示が
「9」の状態で可変表示部5a中の表示全体が左方向に
順にスクロール移動して消えるとともに右側から次のサ
イクルへの移行を知らせるrNEXTJという表示(メ
ツセージ)が現われる。そのrNEXTJという表示に
続いて次のサイクルの継続回数表示。
ハイフォンおよび入賞個数表示が右側から流れるように
現われてr2−OJの表示となる。この更新された新た
なサイクル時においてもそのサイクル中に変動入賞装置
7の入賞ロア11>中に遊技球が入賞したときにはその
入賞ごとに可変表示部5a中の右側の入賞個数表示が上
から下へ流れるようにスクロール移動して新たな入賞表
示に入れ換わる。
しかして、各サイクルごとに継続条件が満たされて第9
サイクル目から第10サイクル(最終サイクル)に至る
ときには可変表示部5aに表示されていた第9サイクル
目の表示が左の方向に流れるようにスクロール移動して
消えるとともにその表示の後に続いて右方向から最終サ
イクル目に移ることを知らせる表示メツセージ(例えば
rFINALJの表示)が現われ、その後に続いて[F
−OJの表示が現われて止まって、最終サイクルが開始
される。
そして、その最終サイクルが可動部材74,74開放の
制限時間の経過又は変動入賞装置7への入賞制限個数に
達して終了されると可動部材74゜74が閉じる。と同
時に、可変表示部5aの最終サイクルの表示が左方向へ
流れるようにスクロール移動して消えるとともに右側か
らその表示(メツセージ)の後に続いて特別遊技態様の
終了を告げるrENDJの表示が現われ、そのrEND
J表示(メツセージ)がなされる。それとともに、後述
のスピーカから特別遊技態様の終了を告げる電子音が発
せられる。しかる後、可変表示装置5の装飾用表示部5
b、5b、・・・・中のランプが一定方向へ流れるよう
な点滅状態に戻り、かつ、装飾用表示部5c中のランプ
が消灯されて通常の遊技状態に戻される。上記に示すよ
うに特別遊技態様の発生から終了までにおける特別遊技
の進行状況に基づいて、メツセージを出して遊技者へ可
変表示する構成となっている。これにより初めて遊技を
行なう遊技者であっても、とまどうことがない。また、
従来はゲームを行なうだけの表示装置の有効利用を図り
、遊技者に意外性を与え、また縦方向、横方向へのスク
ロール表示を行なうことによって、従来にない遊技情報
を遊技者へ可視表示可能としている。
第2図〜第8図には上記可変表示装置5の詳しい構成例
を示す。
可変表示装置5は遊技盤1の取付開口部1a(第8図)
に取り付けられる構成基枠51を備え、該構成基枠51
の前面側には前飾り板52が取り付けられ、背面側には
傾斜付勢部材53、表示部材54、表示基板55および
配線処理部材56が順に取り付けられている。
前記構成基枠51は遊技!1の取付開口部1a(第8図
)に取り付けられるもので、その周囲には取付開口部1
aの前面側に密着状態に取り付けられる取付板部51a
が設けられ、その内側には開口窓51bが形成されてい
る。また、この構成基枠51の前面側上部には、第6図
に示すように、一般入賞口としての天入賞口51cが設
けられ、その下側に鎧部51dが突設されている。鎧部
51dの上面側には天入賞口51c中に遊技球を導く案
内傾斜部51e、51eが設けられている。
その鎧部51dの前端開口部には該鎧部51の前面側を
閉塞する前飾り板52がその裏側に突設された取付は用
支柱52c、52c、・・・・を介して取り付けられて
いる。
前飾り板S2には後部側が小さく全部側が大きくなった
テーパ状の光拡散部52dを有する複数の開口部52a
、52aが設けられている。この前窟り板52の背面側
には取付用支柱52b、52bを介してランプ基板52
1が一体的に取り付けられている。このランプ基板52
1の前面側にはLEDからなる装飾用ランプ521a、
521a、・・・・が設置されている。このように、前
飾り板52に複数の装飾用ランプ521a、521a。
・・・・を有するランプ基板521が一体的に取り付け
られ、それら複数の装飾用ランプ521a、521a、
・・・・およびランプ基板521が鎧部51dによって
画成されたその下側空間内に収納されることにより、ス
ペースの有効利用が図られ、前飾り板52による装飾効
果が高められている。また、前記装飾用ランプ521a
、521aによって発せられる光が前記開口部52a、
52a、・・・・のテーパ状の光拡散部52d、52d
、・・・・によって、遊技者に対し、拡散して視認され
るようになり、それによって、より一層の装飾効果が高
められている。
また、構成基枠51の前面側で前記鎧部51dの下側に
は縦断面が円弧状をした半透明のレンズ部材522が設
置されている。このレンズ部材522の下側で構成基枠
51の左右両側には後側が開口したランプハウス51f
、51fが設けられ、これらランプハウス51f、51
fの前面部は半透明なレンズ部51gt 51g (第
2図)となっている。
これらランプハウス51f、51fの下側で構成基枠5
1の裏側の左右位置にはそれぞれ止着孔E51h、51
hを有する取付支柱51i、51iが突設され、それら
の下側には先端に位置決めピン51j、51jを有する
位置決め支柱51k。
51kが突設されている。前記位置決め支柱51には第
5図に示すように前記取付支柱51i、511より若干
短くなっている。
これら取付支柱51iおよび位置決め支柱51kを介し
て第5図に示すようにランプ基板523が設置されてい
る。ランプ基板523の上端部前面側には第4図に示す
ように遊技状態表示ランプ523aが取り付けられ、下
端部には取付用孔523bと位置決め用孔523cが形
成されている。
そして、ランプ基板523の構成基枠51に対する取付
けは、第5図に示すように、ランプ基板523の位置決
め用孔523cを位置決め支柱51にの位置決めピン5
1jに嵌合させるとともに、取付用孔523bを取付支
柱51iの止着孔51h中にビス524を差し込むこと
によってなされている。そのように位置決めされて取り
付けられることによって、左右への位置ズレを生じるこ
となく遊技状態表示ランプ523aがランプハウス51
f中の中央に旨く設置されている。その場合に、位置決
め支柱51kを取付支柱51iに比べて短く形成して、
第5図に示すように寸法d(任意)の逃げを設けである
ので、ランプ基板523を取付支柱51iに取り付ける
ときにランプ基板523が位置決め支柱51kに当って
ランプ基板523が破損するようなことは生じない。こ
のようにして、ランプ基板523が取付支柱51iに取
り付けられることによって、ランプ523aがランプハ
ウス51f中に至っている。ランプハウス51fの内径
D(■)はランプ523aの径d(mo)に比べて大き
くなっていて、ランプ523aから発生される熱が拡大
されて放散され、ランプ523aの寿命が長くなるよう
に考慮されている。
また、構成基枠51上部の前記天入賞口51cの裏側に
は天入賞口51c中に流入した遊技球を遊技盤1の裏側
に導く案内樋51Qが設けられている。この案内樋51
Qの下側位置には開口部51mが設けられ、該開口部5
1mを介して、前記鎧部51d中に設置された前記ラン
プ基板521のリード線521b (第6図)が第3図
に示すように構成基枠51の裏側へ導かれている。
また、構成基枠51の前記開口窓51bの上端部裏側に
は取付板部51nが後方に突出して設けられ、該取付板
部51nの後端中央部には嵌合用凸部51pが設けられ
ている。同開口窓51bの上端を除く裏側に沿って開口
窓51bと同形状をした取付用枠51sが後方に向けて
突設されている。
上記傾斜付勢部材53は上記表示部材54を構成基枠5
1の開口窓51bの後方に寝かせた状態に取り付けるた
めのスペーサで、前記取付用枠51sの後端面に略密着
させた状態に取り付けられている。この傾斜付勢部材5
3の後端面はその上部側が後方に多く突出し下部側が後
方に少なく突出するような傾斜面となっている。傾斜付
勢部材53は構成基枠51と一体成形してもよい。
上記表示部材54は上記可変表示部5aの表示窓を構成
するもので、第8図に示すように、前記傾斜付勢部材5
3の後端面に略密着した状態に取り付けられることによ
って上側がやや後方に寝た状態となり、遊技者にとって
視認し易い傾きとなっている。第8図中、符号900を
付して示すものは遊技盤1の前面ガラス板、符号910
を付して示すものは入賞球集合部材である。
この表示部材54は全体が透明な材料によって構成され
ていて、その中央部には第8図に示すように縦断面が前
方に円弧状に突出した透明な拡大レンズからなる拡大表
示窓54aが形成されている。この拡大表示窓54aを
介して上記表示基板55に設置されている表示器551
前面の表示内容が拡大して見えるようになっている。こ
の前方に突出した表示窓54aの左右の側壁54b、5
4bには放熱用孔54c、54cが形成され、後述の可
変表示器551のマトリックス状配置のLEDから発せ
られる熱が放熱用孔54c、54cを介して外部へ放出
されてLEDの寿命が高められるように考慮されている
。また、表示部材54の上部中央には嵌合用孔54kが
設けられ、該嵌合用孔54kが前記構成基枠51裏側の
嵌合凸部51pに嵌合されている。拡大表示窓54aの
左右両端背部には可変表示器551(後述)の位置決め
を行なわせる位置決め部54d、54dが設けられてい
る。また、表示部材54の上端部中央背面側にはその背
面部に突設された取付用支柱54g、54gにランプ基
板541が取り付けられており、これらランプ基板54
1に取り付けられたランプ541aが表示部材54上端
の切欠き54h、54hを介して構成基枠51の鎧部5
1d下方の前記レンズ部材522(第6図)中に至つて
いる。
上記表示基板55は前記表示部材54の拡大表示窓54
aを介して遊技者に見えるように可変表示を行なわせる
もので、前記表示部材54の背面側に、その背面に突設
された取付支柱54eを介して所定間隔隔てた状態で取
り付けられている。
この表示基板55の前面側中央には可変表示器551が
ハンダ付は等によって設置されている。
その可変表示器551の表示基板55への取付けの際に
は可変表示器551が表示基板55に対して位置ずれや
角度ずれなどを起こす場合が多い。
しかし1表示基板55の表示部材54への取付けの際に
は可変表示器551が表示部材54裏側の位置決め部5
4d−54d間に正しく嵌入されて位置決めされるので
、その取り付けられた状態においては可変表示器551
が表示窓54aと合致した状態となり、可変表示器55
1の表示基板55への取付は時の位置ずれや角度ずれな
どによる不都合は解消される。可変表示器551の下方
には入賞記憶表示器552が設置されている。この表示
基板55の背面部には、可変表示器551および入賞記
憶表示器552に電気を供給するリード線556〜55
8を設置するための接続基板553〜555が取り付け
られている。
この表示基板55の四隅には止着孔55aが設けられて
いる。これら止着孔55aはその中に差し込まれる止着
用ビス(図示省略)の径に比べて大きくできている。そ
の大きくした理由は、前記可変表示器551の表示基板
55への取付は位置や角度などのずれを表示部材54へ
の止着用ビス(図示省略)による取付けの際に吸収でき
るようにするためである。
表示基板55が表示部材54に止着用ビス(図示省略)
等によって取り付けられた状態においては上記のように
可変表示器551が表示窓54aと合致した状態となり
、可変表示器551の前面が表示部材54の拡大表示窓
54aを通して拡大した状態で見え、また、記憶表示器
552が透明な表示部材54の下端部を通して見えるよ
うになっている0 可変表示装置5に表示基板55が取り付けられた状態に
おいては、第8図に示すように取付支柱54eによって
、表示基板54の背面と可変表示器551の前面との間
に所定の間隔D(mm)の余裕空間が開けられることに
より、表示部材54、表示基板55、配線処理部材56
を取り付ける際の締付は強さを吸収することができ、組
付は作業による可変表示器551の破損を防止すること
ができる。
上記配線処理部材56は可変表示装置5の配線処理を効
率良く簡素に行なうための中継基盤で、前記表示基板5
5の裏側に取り付けられている。
この配線処理部材56の上部と下部にはそれぞれ配線処
理用スリット56a、56bが形成され、それらスリッ
ト56a、56bの奥部に接続基板嵌合用孔56c、5
6dが形成されている。また、この配線基板56の背面
側上部には屋根状の配線保護片56eが突設され、該配
線保護片56eの下方に位置する配線処理部材56の裏
側には配線用の中継基板561が取り付けられている。
この中継基板561の背面側には配線用の接続端子56
1a〜561dが設置されるとともに接続基板561e
が設置されている。その接続基板561eには後述の制
御装置に接続されるリード線561fが取り付けられて
いる。
また、配線処理部材56の裏側の中継基板561の隣に
は可撓性の金属性コードバインダー562が設置されて
いる。
上記構成の配線処理部材56は次のようにして表示基板
55の裏側に取り付けられている。
即ち、前記表示基板55のリード線556,557が配
線処理用スリット56bを介して接続基板嵌合用孔56
c中に、また、リード線558が配線処理用スリット5
6bを介して接続基板用孔56d中に至るようにする。
その後、配線処理部材56を表示基板55に近接させて
、接続基板用孔56cが接続基板553および554に
、また、接続基板用孔56dが接続基板555にそれぞ
れ嵌まるようにする。
しかる後、図示省略の止着用ビスを止着孔56t、55
a中を介して取付支柱54eのビス孔54f中に圧入さ
せることによって、表示基板55と配線処理部材56が
表示部材54の裏側に取り付けられている。上記のよう
に、配線処理部材56に配線処理用スリット56a、5
6bが設けられ、これら配線処理用スリット56a、5
6bを介してリード線556〜558が接続基板嵌合用
孔56c、56d中に導かれるようになっているので1
組立の際には、配線処理部材56の配線処理用スリット
56a、56bを介してリード線556〜558を接続
基板嵌合用孔56c、56d中に容易に導くことができ
て、組立時における配線処理がスムーズに行なえること
となる。
そして、配線処理部材56に取り付けられた中継基板5
61の配電用接続端子561a〜561dに、上記ラン
プ基板523,523,521゜541のリード線に取
り付けられたコネクタ523d、523d、521c、
541bが第3図に示すようにそれぞれ嵌着されている
。また、可変表示器551のリード線556〜558が
第3図に示すようにコードバインダー562によって収
束され、それらの接続コネクタ556a〜558aが後
述の制御装置に接続されている。また、中継基板561
のリード線561fの接続コネクタ561gも後述の制
御装置に接続されている。
このようにして、可変表示装置5の配線処理が整然と行
なわれている。
第9図〜第12図には上記変動入賞装置7の詳しい構成
例を示す。
変動入賞装置7は遊技盤1の取付開口部(図示省略)に
取り付けられる構成基枠71を備えている。この構成基
枠71の前面側下部には第10図に示すように開放時間
表示器72と該表示器72を覆う包囲枠73が取り付け
られ、その前面側上部には可動部材74.74が取り付
けられている。
また、変動入賞装置7の背部には後枠75と駆動源取付
盤78が取り付けられている。
上記構成基枠71は遊技盤1の取付開口部(図示省略)
に変動入賞装置7を取り付けるためのもので、その周囲
には取付開口部1aの前面側に密着状態に取り付けられ
る取付板部71bが設けられ、その内側上部に入賞ロア
1bが設けられている。この入賞ロア1aの中央部上方
で構成基枠71の前面側にはそこに流下した遊技球を左
右に分流させる鎧部71cが突設されている。構成基枠
71の裏側には第11図に示すように入賞球処理室71
dが設けられており、入賞ロア1b中に流入した遊技球
が一旦全て入賞球処理室71d中に至るようになってい
る。入賞球処理室71d中で入賞ロア1bの裏側中央下
部には一対の継続入賞検出器取付枠71e、71eが突
設されている。
これら取付枠71e、71eの対向部にはそれぞれ差込
み溝71i、71iが形成されている。
上記開放時間表示器72は変動入賞装置7の開放残り時
間を表示するもので、構成基枠71の前面側下部中央に
取り付けられている。
この開放時間表示器72は、構成基枠71の前面側下部
に取り付けられる基板721と該基板721の前面側中
央に取付けられた表示器722とその周りに取り付けら
れた遊技状態表示用ランプ723とを儒えている。前記
表示器722は変動入賞装置7の開放残り時間を視覚的
に表示するもので、例えば7セグメント型の数字表示器
が用いられる。前記表示器722および遊技状態表示用
ランプ723のリード線724は構成基枠71の端寄り
に設けられた配線処理孔71fを介して導かれている。
上記包囲枠73は前記開放時間表示器72を覆うととも
に遊技球を前記構成基枠71の入賞ロア1b中に案内す
るもので、構成基枠71の前面側下部に前記開放時間表
示器72を覆った状態に取り付けられている。
この包囲枠73は早道光性材料により後部開口の容器形
に作られ、その前面中央には前記表示器722の表示を
拡大して視認するためのレンズ窓73aが設けられてい
る。また、包囲枠73の土壁部の上面は前記構成基枠7
1の入賞ロア1b側が低くなるように傾斜した流下案内
面73bとなっている。包囲枠73の適宜位置には前記
表示器722および遊技状態表示用ランプ723からの
熱を外部に逃すための放熱孔73c、73cが形成され
ている。
上記可動部材74.74は前記遊技領域2(第1図)を
流下する遊技球が前記構成基枠71の入賞ロア1b中に
流入し得ない状態と流入し得る状態とに変動するもので
、前記包囲枠73の上方で前記構成基枠71の入賞ロア
1bの左右両側に相互に開閉自在に設置されている。
この可動部材74.74は入賞ロア1bの形状に対応し
た形(この実施例では円弧形)をし、それぞれの基部裏
側に支軸741と案内ピン742とが取り付けられてい
る。それら支軸741が構成基枠71の入賞ロア1bの
左右両側に設けられた軸受71g、71g中に、また、
案内ピン742.742が軸受71g、71gの周りに
設けられた円弧状案内孔71h、71h中にそれぞれ挿
通されている。そして、前記案内ピン742,742に
案内されながら、支軸741,741を軸芯として、可
動部材74,74が構成基枠71の前面に略摺接した状
態で回動自在となっている。
可動部材74.74が閉じたときにはそれら先端部が構
成基枠71の前面側で入賞ロア1bの中央上部に突設さ
れた鎧部71cの左右両側部に近接した状態となる。
上記後枠75は前記構成基枠71の裏側に設けられた入
賞球処理室71dの後壁を構成するとともに前記入賞ロ
ア1bを介して入賞球処理室71d中に流入した遊技球
を集めて遊技盤1裏側の入賞球処理装置(図示省略)方
向へ流出させるもので、構成基枠71の入賞球処理室7
1d裏側を閉塞した状態に設置されている。
この後枠75は半透光性材料で作られ入賞球処理室71
dの後壁を構成する平板部75aと入賞球処理室71d
中に流入した遊技球を集めて遊技盤1裏側の入賞球処理
装置(図示省略)方向へ流出させる集合流路部75bと
を備えている。前記集合流路部75bの上部および左右
両側部は前記平板部75aと一体成形され、後部および
底部は別体の蓋枠753として作られてから、ボルト7
54.754によって一体的に取り付けられている。そ
の集合流路部75bの上部中央には継続入賞検出器75
1としての検出スイッチSW4が、またその下部には入
賞個数検出器752としての検出スイッチSW、が設置
されている。
前記継続入賞検出器751は集合流路部75bの上部中
央に前後が開口して設けられた取付枠75c中に該取付
枠75cの前方から差し込まれた状態に設置され、その
設置された状態において継続入賞検出器751の後端が
取付枠75cの後端に設けられたストッパ片75d(第
12図)でストップされてそれ以上後退できないように
なっている。その設置された状態において継続入賞検出
器751の先端の検出部751aが後枠53の前方に突
出した状態となっている。この前方に突出した検出部7
51bが構成基枠71の裏側の前記継続入賞検出器取付
枠71e、71eの差込み溝71i、71i中に嵌入し
た状態で支持され、その先端が第12図に示すように入
賞球処理室71dの前壁の裏面に接触した状態となって
いる。このようにして継続入賞検出器751が保持され
た状態で変動入賞装置7に組込まれることにより、継続
入賞検出器751のねじ止め等を必要とせず、変動入賞
装置7への組込みが容易となっている。
そして、入賞ロア1bの中央に流入した遊技球が継続入
賞検出器751の検出部751aの検出孔751b中を
通って検出されたときに特別遊技態様の継続条件が満た
されるようになっている。
一方、前記の入賞個数検出器752は第11図および第
12図に示すように集合流路部75bを構成する蓋枠7
53の底部に左右両端部が開口して設けられた取付枠7
53a中に差し込まれた状態に設置され、その先端の検
出部752aが集合流路部75bの流出口に臨まされて
いる。入賞ロア1bから入賞球処理室71dに流入した
遊技球は全てこの検出部752aの検出孔752bを通
って検出されるようになっている。
前記取付枠753aの下片753bは第11図および第
12図に示すように片持ち梁状に一端側がフリーになっ
ていて、入賞個数検出器752を取付枠753a中に差
し込む際に下片753bが弾性変形して差し込み易いよ
うになっている。
また、後枠75の裏側上部には取付支柱75c。
75cを介してランプ基板76が取付けられている。こ
のランプ基板76の前面側中央には継続条件成立表示ラ
ンプ76aが、また、その左右両側には装飾用表示ラン
プ76bが設置されている。
前記構成基枠71の軸受71g、71gを介して後枠7
5の後方に突出した可動部材74.74の支軸741,
741の後端部にはクランク部材77.77の基部が取
り付けられている。
上記駆動源取付盤78は前記後枠75の裏側から前記構
成基枠71に取り付けられる取付板781と該取付板7
81の裏側にアングル782を介して取付けられた駆動
源としてのソレノイド783と該ソレノイド783の作
動ロッド784に取り付けられた作動部材785とを偏
えている。
前記取付板781は、該取付板781に形成された複数
の取付孔781aを介して後枠75の裏側から、構成基
枠71裏側に突設された複数の取付支柱71kにボルト
(図示省略)等により取り付けられている。
前記アングル782は前記ソレノイド783を取付板7
81の裏側に取り付けるためのもので、例えばコ字形に
作られ、取付板781の裏側にボルト等によって取り付
けられている。
前記ソレノイド783は、その励磁時に縮み、消磁時に
復帰用スプリング784aの伸張力等によって伸びる作
動ロッド784を儲えている。
前記作動部材785は前記作動ロンドア84の伸縮運動
(往復直線運動)を前記クランク部材77.77に伝達
するもので、作動ロンドア84に取り付けられている。
この作動部材785は左右一対のガイド片785a、7
85aと左右一対の長孔状の係合孔785b、785b
とを備えている。
前記一対のガイド片785a、785aは作動ロッド7
84による作動部材785の振れを防止するもので、前
記アングル782の左右両端面に摺接している。このよ
うにして、作動部材785の振れが防止されることによ
り、1つのソレノイド783によって一対の可動部材7
4.74がスムーズに作動されるようになっている。
前記係合孔785b、785bは作動部材785の往復
運動(昇降運動)をクランク部材77゜77に回動力と
して伝達するもので、係合孔785b、785b中にク
ランク部材77.77先端後部の軸771,771が挿
通されている。
上記のように構成された変動入賞装置7は1通常の遊技
時には、駆動源としてのソレノイド783が消磁されて
作動ロンドア84および作動部材785が下降されるこ
とによりクランク部材77゜77の腕部77a、77a
が前方から見て逆「ハ」の字状となって、可動部材74
.74が「ハ」の字状に閉じていて、入賞ロア1b中に
遊技球が入賞し得ない状態にあるが、特別遊技態様時に
は、駆動源としてのソレノイド783が励磁されて作動
ロッド784および作動部材785が上昇されることに
よりクランク部材77.77の腕部77a、77aが前
方から見て「ハ」の字状となって、可動部材74.74
が逆「ハ」の字状に開き、入賞ロア1b中に遊技球が入
賞し得る状態となる。
可動部材74.74が開いたときにはその開放残り時間
が開放時間表示器72に数字表示される。
第13図にはパチンコ遊技機の背面を示す。
パチンコ遊技機の背面上部右端には情報基板600が設
置され、該情報基板600には球切れ情報に関与する外
部接続端子601、遊技球の発射制御に関与する外部接
続端子602および電源端子603が配設され、電源端
子603には一端に電源(図外)への差込みプラグ60
4を有するリード線605が接続されている。リード線
605の途中にはヒユーズ606が取り付けられている
また、パチンコ遊技機の背面中段左側には役物制御装置
610が設置され、その右方には可変表示装置5、変動
入賞装置7およびパチンコ遊技機の配線を簡略化するた
めの中継基板630が設置されている。
また、パチンコ遊技機裏側の左下方には打球発射装置2
0と該装置20を駆動させる発射モータ20cが設置さ
れている。
また、パチンコ遊技機の背面裏側中央下部にはスピーカ
640が設置され、その下には賞球ボックス650が設
置されている。
また、右下方にはケース配線基板655および完了ラン
プスイッチ660が設置されている。
第14図には、上記のように構成されたパチンコ遊技機
に設置された役物制御装置610の制御回路図の一例を
示す。
同図において、符号100を付して示すものは制御装置
としてのコンピュータシステムを構成する演算制御手順
としての中央処理装置(CP’U)である。
この中央処理装置100にはアドレスバスに沿って読出
し専用メモリたるROM (固定データ記憶手段)10
1、読出しと書込みが可能なメモリたるRAM (変動
データ記憶手段)102およびアドレスデコーダ103
が設置されている。
前記ROMl0Iは制御データ領域および表示符号記憶
領域を有し、該ROMl0Iには通常遊技時および特別
遊技態様時における各種ランプの点滅、変動入賞装置7
の可動部材74.74の開閉制御などの固定データが記
憶されている。前記RAM 102表示データ記憶領域
を有し、該RAM102には始動入賞口8,8.6中に
設置された特定入賞検出器としての検出スイッチSW、
S Wz 、S W3からの検出信号をカウントして一
時的に記憶したり、変動入賞装置7中に設置された入賞
個数検出器752(SW、)からの検出信号をカウント
して一時的に記憶する記憶部などを備えている。
また、前記ROMl0I中にはRAM102中の表示符
号記憶領域の符号を前記表示データ記憶領域で造形する
ソフトウェアとしての表示データ更新手段とその造形し
た表示データ記憶領域のデータの横アドレス部分および
縦アドレス部分をそれぞれ表示桁データ保持手段(ラッ
チ回路153)および表示桁データ開動手段(ドライバ
171)と表示データ保持手段(ラッチ回路152)お
よび表示データ駆動手段(ドライバ162)を介して可
変表示部5aに表示させるソフトウェアとしての表示実
行制御手段とが固定データとして記憶されている。また
、該ROM 101中には通常時に可変表示部5aへ区
分は表示を行なねせる領域分割表示手段と、特定表示部
へその全体を一領域として一括表示を行なわせるソフト
ウェアとしての領域−括表示手段と、前記領域分割表示
手段による区分は表示から前記領域−括表示手段による
一括表示に変換させるソフトウェアとしての第1の表示
領域変換手段と、前記領域−括表示手段による一括表示
から前記領域分割表示手段による区分は表示に変換させ
るソフトウェアとしての第2の表示領域変換手段とが固
定データとして記憶されている。
また、中央処理装置100には第15図に示す電源回路
200が接続されている。この電源回路200は遊技盤
1に設置された上記各種ランプ523a、541a等、
変動入賞装置7のソレノイド783.可変表示装置5等
のLEDおよび中央処理装置(CPU)100を含むコ
ンピュータシステム等のロジック回路に電気を供給する
役割を果たす。即ち、各種ランプ523a、541a等
には交流電源(例えばAC24V)からの電流をダイオ
ード201を介して供給し、変動入賞装置7のソレノイ
ド783には交流を全波整流器202により整流した状
態で供給している。また、電圧監視回路130および可
変表示装置5等のLEDには交流を全波整流器202に
より整流したものを平滑回路203および第1の安定化
電源回路204を通してから供給し、中央処理袋g(c
pU)100を含むコンピュータシステム等のロジック
回路にはさらに第2の安定化電源回路205を通してか
ら供給するようになっている。
第14図中、符号110を付して示すものは、分周回路
を備えたバイナリカウンタで、そのタロツク端子にはイ
ンバータ121を介して基準クロック生成手段としての
発振器120が接続され、リセット端子Rにはインバー
タ131を介して電圧監視回路130が接続されている
バイナリカウンタ110は発振器120から発振クロッ
クを受けて動作に必要な4種類の時間信号T工、 T、
、 T□1.T工、を作り出している。T工は発振器1
20の発振クロックの21倍(基準クロック信号)、T
7は27倍(第18図)−T1.は211倍(第2のタ
イムベース)(第17図)、To、は214倍(17図
)の繰り返し周期を持つ時間信号である。そして、バイ
ナリカウンタ110のQ1出力端子からの時間信号T1
が中央処理装置(CP U)のクロック端子(C1oc
k端子)に、Q 11出力端子からの時間信号T□1(
第2のタイムベース)がインバータ111を介して中央
処理装置(CPU)の割込用端子(NMI端子)に、Q
7出力端子からの時間信号T7がフリップフロップ11
5のセット端子Sに、Q14出力端子からの時間信号T
14がフリップフロップ115のクロック端子に入力さ
れている。
また、電圧監視回路130の出力がインバータ131を
介してバイナリカウンタ110およびフリップフロップ
115のリセット端子Rにそれぞれ入力されている。
第14図に示す制御回路図において、図外のスイッチが
投入されて第15図に示す電源回路200に電気が供給
されると、電圧監視回路130によって、コンピュータ
システム等のロジック回路への供給電圧値が監視され、
所要電圧値に達した時点で電圧監視回路130からの出
力がインバータ131を介してLレベルの出力としてバ
イナリカウンタ110およびフリップフロップ115の
リセット端子Rに入力さ九ることにより、バイナリカウ
ンタ110およびフリップフロップ115のリセット状
態が解除される。
電圧監視回路130による電源回路200のロジック回
路への供給電圧(例えば、5V)の監視は、この実施例
の場合、電源回路200の第1の安定化電源回路204
を通して得られる供給電圧(例えば、12v)を監視す
ることによって行なわれている。即ち、図外のスイッチ
が投入されて第15図に示す電源回路200に電気の供
給が開始されると、第16図に示すように、第1の安定
化電源回路204を通して得られる供給電圧は「零」か
らr12VJへ、電圧監視回路130の分圧回路部13
2の分圧値Vaが「零」から「5V」へそれぞれ移行す
る。その第1の安定化電源回路204を通して得られる
供給電圧が「6V」に達したときに、インバータ131
を介しての出力がHレベルからLレベルに反転され、そ
のLレベルの信号によってバイナリカウンタ110およ
びフリップフロップ115のリセット状態が解除される
ようになっている。
バイナリカウンタ110およびフリップフロップ115
のリセット状態が解除されると、バイナリカウンタ11
0がインバータ121を介して送られてくる発振器12
0からの発振クロックの計数を開始する。そして、バイ
ナリカウンタ110の出力端子Q1からの時間信号T1
が中央処理装置(CPU)looのクロック端子(C1
ock端子)に入力されて中央処理装置100のタイミ
ングを作り出す。また、出力端子Q7からの時間信号T
7(16,625μ秒の周期)(第18図)がフリップ
フロップ115(D入力端子がグラウンド接続されてい
る)のセット端子Sに入力されるとともに出力端子Q1
4からの時間信号T14(2m秒の周期)がフリップフ
ロップ115のクロック端子に入力されているので、第
17図および第18図に示すようにフリップフロップ1
15が出力端子Q14からの時間信号(2m秒の周期)
の立上りごとに出力端子Q7の時間信号T7のLレベル
出力を拾う。その拾うごとにLレベルとなる第1のタイ
ムベースとしてのリセット信号がフリップフロップ11
5の出力端子Qから出力され、そのリセット信号が中央
処理装置100のリセット端子(RESET端子)に入
力される。このリセット信号の周期が第1のタイムベー
スを作り出すもので、出力端子Qi、からの時間信号T
4と同周期であり、その周期で中央処理装置100にリ
セットがかかって該中央処理装置100が初期化される
中央処理装置100は次のリセットがかかるまでの間に
VRAMデータの更新を含む全ての処理を実行し、次の
リセット信号を待つ。処理中におけるタイマー値は、こ
の第1のタイムベースの周期(2m秒)を計数すること
により算出される。
また、バイナリカウンタ110の出力端子Q x 1か
らの時間信号T工、(250μ秒の周期)がインバータ
111により反転された状態で中央処理装置100の割
込み用端子(NMI端子)に入力されている。この時間
借号T工□は第2のタイムベースを作り出すもので、そ
の周期ごとに中央処理装置100に割込みをかけ、中央
処理装置100はVRAMの該当番地を1番地更新する
。そして、19回の割込みによって、可変表示装置5に
対する一走査が終了する。
第14図に示す制御回路図において、上記第2のタイム
ベースを作り出す時間信号をもとに、中央処理装置10
0からアドレスデコーダ103を介して順にアドレス選
定が行なおれ、ROMl01中のプログラムに従って遊
技の制御処理が行なわれる。
中央処理装置100に通ずるデータバスに沿って、パチ
ンコ遊技機の各作動部に通ずるバッファ・ゲート150
、ラッチ回路151〜155およびサウンドジェネレー
タ156等が配設され、これらが前記第2のタイムベー
スをもとにデコーダ13oを介して順にアドレス選定さ
れる。
前記電源回路200により中央処理装置100等のロジ
ック回路に所要の電圧の電気が供給されると、最初はR
OMl0Iに記憶されている通常遊技の制御プログラム
に従った制御が行なわれる。
即ち、可変表示装置5の可変表示部5aに左から順に大
小交互に変化するように見える3つの数字表示が行なわ
れる。可変表示部5aには発光ダイオード(発光素子)
が後述するように7トリツクス状に配置されている。そ
のマトリックス配置の発光ダイオードの点灯部位の桁指
定は表示桁データ保持手段としてのラッチ回路153が
アドレス選定されたときに中央処理装置100から表示
桁データ即動手段としてのラッチ回路153、デコーダ
163を介して表示桁データ駆動手段としてのドライバ
171に桁指定信号が送られることにより行なわれ、そ
の桁に対応する列の発光ダイオードへの表示は表示デー
タ保持手段としてのラッチ回路152がアドレス選定さ
れたときに中央処理袋′11100から表示データ保持
手段としてのラッチ回路1521表示データ駆動手段と
してのドライバ162、電流制限抵抗170を介して表
示桁データ駆動手段としての可変表示装置5に表示デー
タ信号が送られることにより行なわれる。その表示桁が
コンピュータソフトウェアとしての表示実行制御手段に
よって前記第1のタイムベース(2m秒の周期)に基き
1つずつ右へずれて表示(階層化表示)されるマルチプ
レクシング關動式の表示により行なわれている。その表
示桁の移動が高速なので遊技者にはあたかも3つの数字
表示全体の表示が行なわれているかの如く視認される。
また、開放時間表示器72の発光ダイオードの点灯部位
の桁指定はラッチ回路155がアドレス選定されたとき
に中央処理装置100からラッチ回路155を介してド
ライバ165に送られることにより行われ、変動入賞装
置7の開放時間表示器72はラッチ回路154がアドレ
ス選定されるごとに、即ち第1のタイムベース(2m秒
の周期)の時間ごとに、中央処理装置100からの零表
示指令によりラッチ回路154、ドライバ164および
電流制限抵抗172を介してro、OJ表示が行なわれ
、遊技者には常時ro、OJ表示がなされているかの如
く視認される。
また、中央処理装置iooからラッチ回路155を介し
てドライバ165に発光部位指定信号が出されるととも
に、その部位に対応するランプへの表示指定信号がラッ
チ回路154を介してドライバ164に発光指令信号が
送られることにより、電流制限抵抗172を介して入賞
個数記憶表示部5d中および装飾表示部5d中のランプ
が点滅制御されてそれぞれ一定方向へ流れるが如く点滅
移動される。
この状態で始動入賞口8,8.6のいずれかに遊技球が
入賞すると、バッファゲート150のアドレスが選定さ
れた時に、検出器SW□、SW、。
SW、のうちの対応するものから検出信号がローパスフ
ィルタ160、バッファゲート150を介してデータバ
スを通ってRAM 102に一時的に記憶される。
その記憶個数が、ラッチ回路155.ドライバ回路16
5を介して入賞個数表示器5dの点灯部位が指定され、
ラッチ回路151.ドライバ161を介して入賞記憶表
示器5d、・・・・中のランプの点灯個数となって表示
される。
その始動口8,8.6への入賞記憶があるときには、可
変表示装置5の数字表示の循環作動が行なわれる。即ち
、3つのドツト表示の数字がそれぞれ縦方向に高速でス
クロールするように変化される。その変化時における表
示も上記マルチプレクシング開動方式において行われ、
スクロールのさせ方については後述する。そのスクロー
ル変化の開始と同時に入賞記憶表示器5d中のランプが
1つ点滅状態に戻される。
そして、表示の変化が開始されてから所定時間経過する
か又はストップボタンスイッチSWの操作が行なわれて
その信号がローパスフィルタ160、バッファゲート1
50を介して中央処理装置(CPU)100に入力され
た時点で、左から順にその変化が停止されて数字表示の
組合せが確定される。
その確定した数字表示の組合せが特定の組合せ(例えば
r3,3,3J又はr7,7,7Jの数字の組合せ)以
外の組合せであるときには、所定時間経過後に3つの数
字表示が左から順に大小交互に変化するように見える通
常表示に戻される。
特定入賞口8,8.6への入賞記憶がある限り上記処理
動作が繰り返される。
しかして、可変表示装置5の作動の結果、その停止時の
数字表示の組合せが特定の表示の組合せ(例えばr3,
3,3J又はr7,7,7Jの数字の組合せ)となると
、大当りと呼ばれる特別遊技態様が発生する。
この特別遊技態様が発生すると、中央処理装置100に
よりROM102に記憶された特別遊技態様の制御プロ
グラムに従った制御に変換される。
そして、ラッチ回路151にアドレス指定がなされ、中
央処理装置100からの大当り表示指令がラッチ回路1
51に一旦ラッチされた後ドライバ161を介して遊技
状態表示ランプ521a。
523a、541aの点滅が開始される。
また、サウンドジェネレータ156にアドレス指定がな
され、中央処理装置100からの合成音発生指令信号が
サウンドジェネレータ156を介してアンプ166に送
られてスピーカ640から大当り発生を知らせる合成音
が発せられる。
次に、ラッチ回路153に桁のセレクト指令信号が送ら
れその指令信号が一旦ラッチされた後デコーダ163を
介してドライバ171に送られて可変表示部5aの桁の
セレクトが行なわれるとともに、ラッチ回路152にそ
の桁に対応する表示データ信号が送られその指令信号が
一旦ラッチされた後ドライバ162に送られ電流制限抵
抗170を経て可変表示装置5のその指定された桁の部
分の発光ダイオードがその表示データ信号に基づいて発
光される。第1のタイムベース(2m秒の周期)をもと
にセレクトされる桁の位置が右に順にずれるとともに表
示データ信号が変化することによって、可変表示部5a
の特別遊技態様を発生させた表示(例えば、r3,3,
3J又は「7゜7.7」の数字表示)が左方向に流れる
ようにシフトされて移動し、その左端に至った表示部分
から順に消える。と同時に、右端から特別遊技態様の発
生を讃える「くヤッタネ!〉」の表示が現われる。その
左方向へ流れるようなシフト移動のさせ方については後
述する。そして、その表示と完全に入れ換り、上記「〈
ヤッタネ!〉」の表示が全て左方向に流れた後、右端か
ら特別遊技のサイクルの継続回数を表わす数字とハイフ
ォンとその各サイクル中に変動入賞装置7の入賞ロア1
b中に入賞した遊技球の個数を表わす数字とが順に現わ
れ、それら表示(最初はrl−OJの表示)に完全に入
れ換わった時点で停止される。
しかる後、ラッチ回路154,155がアドレス指定さ
れて、中央処理装置100からの可動部材74.74の
開放残り時間表示指令信号がラッチ回路154に、桁セ
レクト指令信号がラッチ回路155にそれぞれラッチさ
れる。その桁セレクト指令信号がドライバ165に入力
されて開放時間表示器72の表示桁がセレクトされると
ともに前記ラッチ回路154にラッチされた開放時間表
示指令の信号がドライバ164に送られ電流制限抵抗1
72を介し開放時間表示器72のセレクトされた桁に開
放残り時間(この実施例では最初は「29」秒)として
表示される。
と略同時に、ラッチ回路151がアドレス指定されて、
中央処理装置100からの可動部材74゜74開閉用ソ
レノイド783の励磁指令がラッチされ、そのラッチさ
れた励磁指令信号がドライバ161に送られてソレノイ
ド783が励磁されることにより可動部材74.74が
開放される。
その開放時点からの開放の残り時間が中央処理装置10
0によって計時され、1秒経過ごとにラッチ回路154
,155がアドレス指定されるとともに、ラッチ回路1
55に桁セレクト信号が送られ、かつ、ラッチ回路15
4にその桁に対応した表示指令信号が出されて開放の残
り時間が変化される。
前記可動部材74.74の開放は、その開放時から所定
時間(例えば、29秒間)、即ち開放時間表示器72の
時間表示がro、oJになるまで継続され、ro、OJ
になった時点で、ラッチ回路151がアドレス指定され
てそのラッチ回路151にソレノイド783の消磁指令
信号が送られてラッチされ、そのラッチされた消磁指令
信号がドライバ161に送られてソレノイド783が消
磁されることにより可動部材74.74が閉じられる。
その一方で、可動部材74.74の開放時間内は変動入
賞装置7の入賞ロア1b中への遊技球の入賞個数が入賞
個数検出器752(SW、)により検出されていてバッ
ファゲート15oがアドレス指定されるごとにレベル変
換回路173、ローパスフィルタ160およびバッファ
ゲート150を介してその検出信号が中央処理袋fa 
100に送られてカウントされた後RAM 102に記
憶される。その記憶数が所定数(この実施例では「10
」)に達すると、前記開放時間表示器72の開放の残り
時間表示がro、OJになる以前であっても、その所定
数に達した時点で、ラッチ回路151がアドレス指定さ
れそのラッチ回路151にソレノイド783の消磁指令
信号が送られてラッチされ、そのラッチされた消磁指令
信号がドライバ161に送られてソレノイド783が消
磁されることにより可動部材74.74が閉じられる。
と略同時に、ラッチ回路154,155がアドレス指定
されるとともに、ラッチ回路155に桁セレクト信号が
送られ、かつラッチ回路154にその桁に対応した表示
指令信号が出されて開放の残り時間が零、即ち、rO,
OJ表示に戻される。
また、変動入賞装置7の可動部材74.74が開放して
いるときに変動入賞装置7の入賞ロア1bに流入した遊
技球によって継続入賞検出器751としての検出スイッ
チSW4がオン(ON)されると、バッファゲート15
0がアドレス指定されたときにその継続入賞検出器75
1(SW4)からの検出信号がローパスフィルタ160
およびバッファゲート150を介して中央処理装置10
0に入力された後中央処理装置100からの指令でRA
M 102に記憶される。
その継続入賞検出器751(SW4)による検出の記憶
がRAM102に記憶されていると、開放時間が経過す
るか、又はそれ以前に変動入賞ロア1b中へ遊技球が所
定個数(例えば、10個)入賞することによって可動部
材74.74が閉じられた後、ROMl0I中に記憶さ
れた特別遊技態様処理のプログラムによる制御処理が継
続される。
即ち、上記の如く可動部材74.74が閉じられるとと
もに開放時間表示器72がro、OJに戻されて第1.
サイクルが終了してから、一定の準画期間を経た後、上
記と同様の制御によって可動部材74.74が開放され
ると略同時に開放時間表示器72の開放時間表示(この
実施例では「29」秒)がなされて、第2サイクル目が
開始される。
また、可変表示部5aにあっては、第1サイクルから第
2サイクルへ移る際の準備期間においてラッチ回路15
2,153がアドレス指定され、これらラッチ回路15
2,153に新たな表示指令信号が送られてラッチされ
る。それらラッチされた新たな表示指令信号に基づいて
可変表示部5aの第1サイクル目の表示が左方へ流れる
ように移動して消える。その表示に続いて次のサイクル
が行なわれることを示すrNEXTJの文字の表示が右
方から流れ込むようにして現われ、しかる後左方へ流れ
るようにして消えていく。その「NEXTJの文字に続
いて次のサイクルを表示するr2−OJの文字の表示が
右方から流れ込むようにして現われる。
この第2サイクル中の制御処理は上記第1サイクル中に
おける制御処理と同様である。
各サイクルごとに継続入賞検出器751(SW、)から
の検出信号がRAM102に記憶されることを条件とし
て、特別遊技態様のサイクルが最高所定回数(例えば、
10回)まで継続される。
なお、各サイクル中に入賞個数検出器752(SWS)
がショートしたときにはショート検出回路174、ロー
パスフィルタ160.バッファゲート150を介して中
央処理装置100に送られて不正監視が行なわれ、その
検出信号が中央処理装置100に送られたときには不正
として、不正表示ランプ(図示省略)が点滅されたり可
変表示部5aにrWAITJの文字が表示されるなどの
不正表示が行われるとともに打球発射装置20が停止さ
れるなどの制御がなされる。
特別遊技態様の第9サイクル目から第10サイクル目に
移行する準備期間(ウェイトタイム)中には、ラッチ回
路152,153がアドレス指定されてこれらラッチ回
路152,153に新たな表示指令信号が送られてラッ
チされる。それらラッチされた新たな表示指令信号に基
づいて可変表示部5aの第9サイクル目の表示が左方に
流れるように移動して消えるとともに、その表示の後に
続いて右方向から最終サイクル目に移ることを知らせる
表示(例えばrFINALJの表示)が現われ、その後
に続いてrp−o」の表示が現われ止まって、最終サイ
クルが開始される。
そして、その最終サイクル時のサイクル表示は「F」と
なり、可変表示部5aの表示はrF−OJの表示から開
始される。
その最終サイクルが開放時間表示器72に表示された開
放制限時間が経過するか又は変動入賞装置7への入賞制
限個数に達するかして終了されると、可動部材74.7
4が閉じる。と同時に、ラッチ回路152,153がア
ドレス指定されてこれらラッチ回路152,153に新
たな表示指令信号が送られてラッチされる。それらラッ
チされた新たな表示指令信号に基づいて、可変表示部5
aの最終サイクルの表示が左方向へ流れるように移動し
て消えるとともにその表示の後に続いて右方から特別遊
技態様の終了を告げるrENDJの表示が現われ、その
rENDJ表示がなされる。
それと略同時に、サウンドジェネレータ156がアドレ
ス指定されそのサウンドジェネレータ156に特別遊技
の終了音発生指令信号が送られ、その指令信号がさらに
アンプ166に送られることによりスピーカ640から
特別遊技の終了音が発せられる。
しかる後、中央処理装置100による遊技の制御プログ
ラムがROMl0I中に記憶されている通常遊技のプロ
グラムに従った制御に戻される。
その戻された時点で、ラッチ回路152,153がアド
レス指定されてそれらラッチ回路152゜153に桁セ
レクト信号と通常表示指令信号がそれぞれ送られてラッ
チされる。それらラッチされた通常表示指令信号がドラ
イバ162に送られ電流制限抵抗170を経て可変表示
装置5とその指定された桁の部分の発光ダイオードがそ
の表示データ信号に基づいて発光される。第1のタイム
ベース(2m秒の周期)を基に、セレクトされた桁の位
置が右方向に高速で順にずれるとともに各桁に表示され
るべき表示データ信号が変化されることによって、可変
表示部5aの3つのドツト表示がマルチプレクシング駆
動方式により左から順に1つずつ大小交互に変化する通
常表示に戻される。
第19図には、第14図のROMl0L中に書き込まれ
ている可変表示部5aへの表示符号記憶データ「0」〜
「9」、 「X」、「Y」、「Z」の普通の大きさのも
の(スモールデータ)を示す。
これらスモールデータは第19図の(1)〜(13)に
示すように全て横列の1番地から5番地まででかつ縦列
Oビットから6ビツトまでの間に納まる最大限の大きさ
のものとして記憶されている。
第20図には、第14図のROMl01中に書き込まれ
ている可変表示部5aへの表示符号記憶データ 「0」
〜「9」、 「X」、 「Y」、 「Z」。
r−J+  「FJの第14図のものに比べて大きなも
の(ラージデータ)を示す。
これらラージデータは第20図の(1)〜(15)に示
すように全て横列の1番地から5番地まででかつ縦列0
ビツトから7ビツトまでの間に納まる最大限の大きさの
ものとして記憶されている。
第21図には、第14図のROMl0I中に書き込まれ
ている可変表示部5aへの表示符号記憶データ「〈ヤッ
タネ!〉」を示す。
この表示符号記憶データ「〈ヤッタネ!〉」は同図に示
すように「くヤッ」と「タネ」と「!〉」の3つに分割
された状態で書き込まれて記憶されている。
即ち、「〈ヤッJと「タネ」と「!〉Jは第21図(1
)〜(3)に示すようにそれぞれ別個に横列1番地から
37番地の間でかつ縦列Oビットから7ビツトの間にそ
れぞれ固定データとして記憶されている。
第22図には、第14図(7)ROMIO1中ニ書き込
まれている第19図〜第22図に示した表示データ以外
の可変表示部5aへの各種表示符号記憶データを示す。
ROMl0L中には第19図〜第22図に示した表示デ
ータの他、不正があったことを知らせるrWAITJ、
サイクルの更新を知らせるrNEXTJ 、最終サイク
ルへの移行を知らせるrFINALJ、特別遊技態様の
終了を知らせる「END」等の表示データ等が固定デー
タとして記憶されている。
これら固定データは第22図に示すようにそれぞれ別個
に横列O番地から37番地の間でかつ縦列Oビットから
7ビツトの間にそれぞれ固定データとして記憶されてい
る。
第23図には可変表示装置5の可変表示部5aに可変表
示を行なわせるマルチプレクシング邸動方式によるドツ
トマトリクス表示回路を示す。
可変表示装置5の可変表示器551(第4図)の前面側
に第23図に示すように多数の発光ダイオード(発光素
子)がマトリックス状に配設されている。
マトリックス状に配設された発光ダイオードの同図中下
方には第14図に示した表示桁セレクト用のラッチ回路
153、デコーダ163およびドライバ171が順に設
置され、左方にはセレクhされた桁の発光ダイオードに
表示す八き、第14図に示したデータ送信用のラッチ回
路152、ドライバ162および電流制限抵抗170が
順に設置されている。
そして、ラッチ回路152のD0〜D7のデータ入力端
子にはデータバス(第14図)からのデータ線d0〜d
7が接続され、ラッチ回路152のQ。〜Q7の出力端
子にそれぞれドライバ162、電流制限抵抗170を介
して発光ダイオードが縦に19列、横に8列、それぞれ
接続されている。
また、ラッチ回路153のデータ入力端子D0〜D4に
はそれぞれ前記データ線d。−d4が接続され、ラッチ
回路153の出力端子Q0〜Q2はそれぞれデコーダ1
638〜163cの入力端子A〜Cに接続されている。
また、ラッチ回路153の出力端子Q、はデコーダ16
3aのゲート端子G2A、デコーダ163bのゲート端
子G□およびデコーダ163Cのゲート端子G2Aに接
続され、出力端子Q4はデコーダ163aのゲート端子
02B、デコーダ163bのゲート端子G2Aおよびデ
コーダ163cのゲート端子G1に接続されている。ま
た、デコーダ163aのゲート端子G□にはHレベルの
定電位が与えられ、デコーダ163bのゲート端子02
Bおよびデコーダ163cのゲート端子02Bはグラウ
ンド接続されている。
上記のように構成された可変表示駆動回路による可変表
示装置5の可変表示部5aへの表示は次のようにして行
なわれる。
ラッチ回路153が第2のタイムベース(250μ秒の
周期)を基に一定時間間隔(250μ秒の間隔)でアド
レス指定されて、中央処理装置100からの桁セレクト
信号がデータバスを構成するデータRct o〜d4を
介してラッチ回路153に入力されてラッチされる。そ
のラッチされた桁セレクト信号が出力端子Q0〜Q4か
らデコーダ163 a 〜163 cの各入力端子A、
B、C,G、G2A、G2Bに入力されて左端(a o
”” a 7)から順に右端(Sl、〜S7)までの桁
セレクトが第2のタイムベース(250μ秒の周期)で
行なわれると同時に、ラッチ回路152がアドレス指定
されて、中央処理装置100からのそのセレクトされた
各桁に対応する表示指令データがデータバスを構成する
データ線d。−d7を介してラッチ回路152のデータ
入力端子り。−D7に入力されてラッチされ、ラッチ回
路152の出力端子Q。−Q7からその表示指令データ
がドライバ162に送られ、該ドライバ162から電流
制限抵抗170を経てそのセレクトされた桁の指定され
た発光ダイオードに電流を供給して発光させるようにな
っている。
つまり、発光ダイオードは可変表示部5aの左から右へ
順に1桁ずつ発光されることを繰り返し。
瞬間的には1桁分しか発光されないが、その発光される
桁が第2のタイムベース(250μ秒)を基に高速で左
から右に移動することを繰り返すので、肉眼では可変表
示部5aに3つの数字表示全体が表示されているが如く
に見える。
第24図には上記制御回路(第14図)によって可変表
示部5aに表示を行なわせる表示の概念図を示す。
ROMI Ol中には固定データとしての表示用プログ
ラムの記憶されたプログラム記憶領域101aや表示部
5aへ表示される表示符号データを記憶する表示符号記
憶領域101bが設けられている。
そして、ROM 101中の表示符号記憶領域101b
に記憶されている表示符号をプログラム領域101aに
記憶されている表示プログラムに沿って可変表示装置5
の可変表示部5aに表示を行なわせる制御は1コマずつ
変化する一般表示更新の場合と流れるように変化するス
クロールによる表示更新の場合とで異なるので、各場合
に分けて説明する。
先ず、1コマずつ変化する一般表示更新の場合について
説明すると、中央処理装置100によりROM101の
プログラム記憶領域101a中の表示プログラムに沿っ
て表示符号記憶領域101b中の該当する表示符号デー
タ(この図中においては「5」とrX」と「4」)をV
RAMデータA、B、CとしてRAM102中に一時的
に記憶させる。その記憶させたVRAMデータA、B。
CをVRAMデータAの0番地からVRAMデータCの
5番地までのデータ部分をラッチアンドドライバA(ラ
ッチ回路153とドライバ171)による桁セレクトと
ラッチアンドドライバB(ラッチ回路152とドライバ
162)によるそのセレクトされた桁の該当する箇所の
発光ダイオードへの発光表示指定とにより1コマずつ可
変表示装置5の3つに区分された各領域A−Cに表示す
るようになっている。この場合の可変表示部@5の表示
桁の移動は第2のタイムベースを基にマルチプレクシン
グ駆動方式により同図中左から右に高速で点灯箇所が移
動されるので肉眼では可変表示部5aに3つの表示全体
が表示されているかの如く見える。その場合、RAM1
02中に一次記憶されるVRAMデータA−Cは第1の
タイムベースをもとにそれぞれ独立した速さで入れ換え
可能となっている。
次に、流れるように変化するスクロールによる表示更新
の場合について説明すると、中央処理袋@100により
ROM 101のプロゲラ11記憶領域101aの表示
プログラムに沿って表示符号記憶領域101b中の先に
表示すべき表示符号データ(この図中においては「5」
と「X」と「4」)をVRAMデータA、B、Cとして
RAM102中に記憶させる。それに続いて表示すべき
データ(この図中においては「6」と「Y」と「5」)
をNEXTデータA、B、CとしてそれぞれRAM10
2中に一時的に記憶させる。それらの記憶データをもと
に中央処理装置(CPU)100によって、次に第25
図(A)、(B)を用いて説明するようなコンピュータ
ソフトウェアとしての表示データ更新手段によってデー
タ処理を行なってから、ラッチアンドドライバAに桁セ
レクトを行なわせると同時にラッチアンドドライバBに
そのセレクトされた桁の該当する箇所の発光ダイオード
へ発光表示指定をすることにより行なわれる。
第25図(A)、(B)にはROM 101のプログラ
ム記憶領域101a中のプログラムに沿って可変表示装
置5の可変表示部5aの表示を上から下へ流れるように
スクロール変化させる場合の中央処理装置100による
制御処理について説明する。
同図では可変表示部5aの表示が「0」から「1」に変
化する例を示す。
電源投入の初期時においては、RAM 102中にVR
AMニューデータとしてドツト表示の「0」が書き込ま
れ、そのrOJの表示がそのまま可変表示部5aに点灯
表示される。この時点では、NEXTデータ、NEXT
7スクデータ、VRAMシフトデータおよびVRAMマ
スクデータの処理は行われていない。
そして、スクロール開始の第1ステツプ目においては電
源投入時にVRAMニューデータの縦列の0ビツト目に
あったデータ部分が縦列の7ビツト目に、縦列の1ビツ
ト目から6ビツト目までにあったデータ部分が1ビツト
ずつ右ヘシフトされて0ビツト目から5ビツト目までに
、それぞれ移動されてV RA Mシフトデータとされ
、そのVRAMシフトデータの7ビツト目のデータ部分
にマスクがかけられる。そのマスクをかけられた7ビツ
ト目のデータ部分を抹消された状態のデータ部分(Oビ
ット目から5ビツト目)がVRAMマスクデータとされ
るとともに次の表示データ「1」がNEXTデータとし
てRAM 102中に書き込まれる。この第1ステツプ
目におけるVRAMニューデータとしては、VRAMマ
スクデータとNEXTマスクデータとを合成したものが
書き込まれるが、NEXTマスクデータが必要ないので
、VRAMマスクデータがそのままVRAMニューデー
タとしてRAM 102中に書き込まれる。このVRA
Mニューデータに対応する表示が可変表示部5aに点灯
表示される。
スクロール開始後の第2ステツプ目〜第4ステツプロま
でにおいては、それぞれ前のステップのVRAMニュー
データの縦列の0ビツト目にあったデータ部分が縦列の
7ビツト目に、それ以外のデータ部分が1ビツトずつ右
ヘシフトされてVRAMシフトデータが作られ、そのV
RAMシフトデータの7ビツト目のデータ部分にマスク
がかけられる。そのマスクをかけられた7ビツト目のデ
ータ部分が抹消されその抹消された部分以外のデータ部
分がVRAMマスクデータとされる。NEXTデータと
しては第1ステツプ目に書き込まれた表示データ「1」
がそのまま残っている。これら第2ステツプ目〜第4ス
テツプ目におけるVRAMニューデータとしては、それ
ぞれのV RA MマスクデータとNEXTマスクデー
タとを合成したものが書き込まれるが、いずれの場合も
NEXTマスクデータがないてので、VRAMマスクデ
ータがそのまま書き込まれる。これらVRAMニューデ
ータに対応する表示が可変表示部5aに点灯表示される
スクロール開始後の第5ステツプ目に至ると、第1ステ
ツプ目〜第4ステツプ目までと同様、前のステップ(第
4ステツプ)のVRAMニューデータの縦列のOビット
目のデータが7ビツト目に、それ以外のデータ部分が4
1ビツトずつ右ヘシフトされた状態でRAM102中に
VRAMシフトデータとされそのVRAMシフトデータ
の7ビツト目のデータ部分にマスクがかけられる。その
マスクをかけられた7ビツト目のデータ部分が抹消され
その抹消された部分以外のデータ部分がVRAMマスク
データとされる。その他、この第5ステツプ目において
は、NEXTデータの縦列の0ビツト目にあったデータ
部分が縦列の7ビツト目に、縦列の1ビツト目から6ビ
ツト目迄にあったデータ部分が1ビツトずつ右ヘシフト
されてOビット目から5ビツト目までに移動され、その
Oビット目から5ビツト目までのデータ部分にマスクが
かけられる。そのマスクをかけられたOビット目から5
ビツト目までのデータ部分を抹消された状態のデータ部
分がNEXTマスクデータとされる。
この第5ステツプ目におけるVRAMニューデータとし
ては、VRAMマスクデータとNEXTマスクデータと
を合成し、7ビツト目の部分にNEXTマスクデータの
7ビツト目にあったものが、0ビツト目と1ビツト目の
部分にNEXTマスクデータの0ビツト目と1ビツト目
の部分にあったものがそれぞれ書き込まれたものとなる
。このVRAMニューデータに対応する表示が可変表示
部5aに点灯表示される。
スクロール開始後の第6ステツプロおよび第7ステツプ
ロにおいては、それぞれ前のステップのVRAMデータ
の縦列のOビット目にあったデータ部分が縦列の7ビツ
ト目に、それ以外のデータ部分が1ビツトずつ右ヘシフ
トされた状態でRAM2O3中にVRAMシフトデータ
とされ、そのVRAMシフトデータの7ビツト目のデー
タ部分にマスクがかけられる。そのマスクをかけられた
7ビツト目のデータ部分が抹消されその抹消された部分
以外のデータ部分がVRAMマスクデータとされる。ま
た、NEXTデータの縦列のOビット目にあったデータ
部分が縦列の7ビツト目に、それ以外のデータ部分が1
ビツトずつ右ヘシフトされた状態でその右側の「1」の
上半データ部分にマスクがかけられる。そのマスクをか
けられた「1」の上半のデータ部分を抹消された状態の
データ部分がNEXTマスクデータとされる。これら第
4ステツプ目と第5ステツプ目におけるVRAMニュー
データとしては、VRAMマスクデータとNEXTマス
クデータとを合成し、その合成したものが書き込まれる
。これらVRAMニューデータに対応する表示が可変表
示部5aに点灯表示される。
第8ステツプ目〜第11ステツプ目までの図示は省略す
るが、上記第5ステツプ目〜第7ステツプ目に準じて処
理される。
そして、第12ステツプ目に至ると、VRAMシフトデ
ータ、VRAMマスクデータ、NEXTデータとも縦タ
リの0ビツト目〜6ビツト目までの部分にrlJの表示
データがそのまま書き込まれた状態となり、NEXTマ
スクデータとしては何も書き込まれない状態となる。こ
の第12ステツプ目におけるVRAMニューデータとし
ては、VRAMマスクデータとNEXTデータとを合成
し、その合成したもの、即ち、「1」の表示データがそ
のまま書き込まれた状態となる。このV RA Mニュ
ーデータに対応する表示が可変表示部5aに点灯表示さ
れる。
上記第1ステツプ〜第12ステツプまでの処理を経て1
周期のスクロールが完結される6そして、その後に新た
な第1ステツプが開始され、上記第1ステツプ〜第12
ステツプまでのlli序に従って処理される。このよう
なスクロール処理が連続して行なわれる。
第26図には通常遊技時における可変表示部5aの表示
の通常変化の順序を説明図として示す。
この通常変化は、上記第14図を用いて説明したROM
101中の通常遊技のプログラムに沿って、中央処理装
置100から出される通常変化指令に基づいて表示の変
化が行なわれる。
その通常変化の順序を第26図に基づいて説明すると、
この通常変化時には可変表示部5aの表示領域がA領域
、B領域、C領域の3つの部分に分かれていて、その各
領域に1つずつ文字、図形。
記号、数字等がマルチプレクシング駆動方式によりドツ
トマトリクス表示されている。
そしてその通常変化の最初の状態においては、A領域の
表示が大きく、B領域およびC領域の表示が小さくなっ
ている。第1段階の変化で、A領域の表示が小さく、B
領域の表示が大きくそれぞれ変化され、C領域の表示は
小さいままの状態に維持される。第2段階ではA領域の
表示は小さいままの状態に維持され、B領域の表示が小
さく、C領域の表示が大きくそれぞれ変化される。そし
て、第3段階に至って、A領域の表示が大きく、C領域
の表示が小さくそれぞれ変化され、B領域の表示は小さ
いままの状態に維持される。この第3段階の変化で通常
変化の1周期が終了して初期状態に戻る。
通常遊技時で始動入賞口8,8.6中に遊技球が入賞し
ないときにおいては第26図の上記第1段階から第3段
階までの変化が一定周期(例えば3秒周期)で繰返し行
なわれ、通常遊技状態であることが知される。
第27図には、通常遊技時において始動入賞口8.8.
6に打球が入賞した場合の可変表示部5aの表示変化の
順序を表わす説明図を示す。
始動入賞口8,8.6への入賞による可変表示部5aの
表示の変化は、上記第14図を用いて説明したROMl
0I中の通常遊技のプログラムに沿って、中央処理装置
100から出される表示変化指令に基づき行なわれる。
その表示変化の順序を第27図に基づいて説明すると、
その表示の変化時には可変表示部5aの表示領域がA領
域、B領域、C領域の3つの部分に分かれていて、その
各領域ごとに文字、図形、記号、数字等を表わすドツト
状の点灯表示がなされている。
そしてこの場合の表示のスクロールは、第27図の(1
)〜(4)に示すようにA領域の表示が最も速く例えば
1コマの更新所要時間が24m秒、B領域の表示が2番
目に速く例えば1コマの更新所要時間が48m秒、C領
域の表示が最も遅く例えば1コマの更新所要時間が72
m秒で行なわれる。第27図にはA領域の表示がrQJ
から「1」に変化する場合を特に1周期に亘って示しで
ある。
各領域の表示のスクロールによる更新はそれぞれ12段
階で1周期が完結されるようになっており、各領域のス
クロールの1周期に要する時間は異なっている。このよ
うに領域ごとにスクロールの1周期当りの所要時間を異
ならせたのは、遊技者による狙い防止のためである。
この実施例の場合、各表示領域の更新は、0゜1.2,
3,4,5,6,7,8,9.X、Y。
Z、0,1,2.・・・・の順序で行なわれる。が、そ
の順序に限定しなくてもよい。
第28図(A)〜(F)には特別遊技態様の発生直前か
ら特別遊技態様が発生する過程と、特別遊技態様の発生
から終了に至る過程における可変表示部5aの表示の変
化の順序を表わす説明図を示す。
この表示の変化は、上記第14図を用いて説明したRO
Ml0I中の特別遊技のプログラムに沿って、中央処理
装置100から出される表示変化指令に基づき行なわれ
る。
その変化の順序を説明すると、第28図(A)の(1)
〜(4)は特別遊技態様の発生直前から特別遊技態様の
発生に至る過程における可変表示部5aの表示の変化順
序を表わすもので、この変化の過程においては可変表示
部5aの表示領域が末だA領域、B領域、C領域の3つ
の領域に区分されたままの状態で表示の変化が行なわれ
る。同図では、A領域とB領域の表示が先に停止して確
定した後、C領域の表示が確定するに至る過程を示し、
第28図(A)の(4)に至って、確定した3つの領域
の表示の組合せが特別遊技態様を発生させる組合せとな
る。その時点で、特別遊技態様が発生し、その発生時以
降における可変表示部5aの表示の変化はROM 10
1中の特別遊技のプログラムに沿って次のように行なわ
れる。
即ち、第28図(A)の(4)で可変表示部5aの表示
が特別遊技態様を発生させる表示の組合せになると、そ
の表示が複数回点滅されてから可変表示部5aの表示領
域の3つの区分が解消されて全体で1つの表示領域を構
成されるようになり、その特別遊技態様を発生させる表
示が第28図(A)の(5)〜(12)に示すように左
方へ流れるように移動して消えていき、第28図(A)
の(8)〜(12)、第28図(B)の(13)〜(2
4)および第28図(C)の(25)〜(27)に示す
ように、特別遊技態様の発生を讃える「くヤッタネ!〉
」の表示が右方から流れるように現われ左方に流れるよ
うにして消えていく。
その「くヤッタネ!〉」の後に続いて第1サイクル目の
継続回数を表わす数字とハイフォンの記号と入賞個数を
表わす数字の表示が順に右方から流れるようにして現わ
れ第28図(C)の(29)に示すように、継続回数を
表わす数字がA領域に、ハイフォンがB領域に、入賞個
数を表わす数字がC領域にそれぞれ納まった状態で停止
し、特別遊技態様の第1サイクル目が開始される6その
サイクル中においては可変表示部5aの表示領域が再び
A領域、B領域、C領域の3つの領域に区分された状態
となり、変動入賞装置7の入賞ロア1b中に遊技球が入
賞するごとに、第28図(C)(7)(30) 〜(3
2) に示すようにC領域の入賞個数を表示する数字が
上方から下方へ流れるようにスクロールして更新され、
入賞個数に対応する数字となる。
第1サイクルの可動部材74.74の開放時間が経過す
るか、又は、第28図(C)の(33)に示すように、
入賞個数を表わすC領域の数字表示が「9」となった後
にさらに入賞ロア1b中に遊技球が入賞するかしたとき
には、可動部材74゜74が閉じて第1サイクルが終了
する 第1サイクルが終了すると、継続条件が満たされている
ことを条件に可変表示部5aの表示領域の3つの区分が
解消されて、第1サイクルの継続回数を表わす数字とハ
イフォンを表わす記号と入賞個数を表わす数字が、第2
8図(C)の(34)〜(36)および第28図(d)
の(37)に示すように、順に左方に流れるようにして
消えていく。その表示に続いて右方から次のサイクルに
移行することを知らせるrl’JEXTJの表示が、第
28図(C)の(34)〜第28図(D)の(43)に
示すように流れるようにして現われて左方に消えて行く
。その表示に続いて第2サイクルの継続回数を表わす数
字とハイフォンの記号と入賞個数を表わす数字の表示が
、第28図(d)の(40)〜(44)に示すように順
に右方から流れるようにして現われ、第28図(d)の
(44)に示すように、継続回数を表わす数字がA領域
に、ハイフォンがB領域に、入賞個数を表わす数字がC
領域にそれぞれ納まった状態で停止し、特別遊技態様の
第2サイクル目が開始される。
その第2サイクル中においては第1サイクル中における
と同様、可変表示部5aの表示領域がA領域、B領域、
C領域の3つの領域に区分された状態となり、変動入賞
装置7の入賞ロア1b中に遊技球が入賞するごとにC領
域の入賞個数を表示する数字が、第28図(d)の(4
5)〜(48)に示すように上方から下方へ流れるよう
にスクロールして更新され、入賞個数に対応する数字と
なる。
第2サイクルの可動部材74.74の開放時間が経過す
るか、又は、入賞個数を表わすC領域の数字表示が「9
」となった後にさらに入賞ロア1b中に遊技球が入賞す
るかしたときには、可動部材74.74が閉じて第2サ
イクルが終了する。
第2サイクルが終了すると、第1サイクルが終了したと
きと同様、可変表示部5aの表示領域の3つの区分が解
消されて第2サイクルの継続回数を表わす数字とハイフ
ォンを表わす記号と入賞個数を表わす数字が順に左方に
流れるようにして消えていく。継続条件が満たされてい
ることを条件にその表示に続いて右方から次のサイクル
に移行することを知らせるrNEXTJの表示が流れる
ようにして現われて左方に消え、その表示に続いて第3
サイクルの継続回数を表わす数字とハイフォンの記号と
入賞個数を表わす数字の表示が順に右方から流れるよう
にして呪われ、継続回数を表わす数字がA領域に、ハイ
フォンがB領域に、入賞個数を表わす数字がC領域にそ
れぞれ納まった状態で停止し、特別遊技態様の第3サイ
クル目が開始される。
第3サイクル中における可変表示部5aの表示の変化は
第1サイクルおよび第2サイクル中における表示の変化
と同様である。
以下、各サイクル中に継続条件が満たされることを条件
として第1サイクル乃至第2サイクルの表示変化に準じ
た表示の変化が第9サイクルの終了時まで行なわれる。
第28図(E)〜(F)には、第9サイクルロの終了時
から第10サイクルを経て特別遊技態様の終了に至るま
での可変表示部5aの表示の変化の順序を示す。
第9サイクル目において可動部材74.74の開放時間
が経過するか、又は入賞個数を表わすC領域の数字表示
が「9」となった後にさらに入賞ロア1b中に遊技球が
入賞するかして、第9サイクルが終了し、そのサイクル
で継続条件を満たしてその後に最終サイクルが続く場合
は、第28図(E)の(49)〜第28図(F)の(6
2)に示すように可変表示部5aの表示が変化する。第
28図(E)においては入賞個数を表わすC領域の数字
表示が「9」となった後にさらに入賞ロア1中に遊技球
が入賞して第9サイクルが終了し、その後に最終サイク
ルが続く場合の表示の変化を示す。
即ち、第28図(E)の(49)に示すように可変表示
部5aの表示がr9−9Jとなった後に入賞ロア1b中
に遊技球がさらに入賞すると、その時点で可動部材74
.74が閉じて第9サイクルが終了して最終サイクルへ
の移行の準備が開始される。
最終サイクルへの移行の準備に入ると同時に可変表示部
5aの表示領域の3つの区分が解消されて第28図(E
)の(40)〜第28図(F)の(62)に示すように
第9サイクルの継続回数を表わす数字とハイフォンを表
わす記号と入賞個数を表わす数字が順に左方に流れるよ
うにして消えていく。その表示に続いて右方がら最終サ
イクルに移行することを知らせるrFINALJの表示
が流れるようにして現われて左方に消え、その表示に続
いて最終サイクルの継続回数を表わす「F」の記号とハ
イフォンの記号と入賞個数を表わす数字の表示が順に右
方から流れるようにして現われ、最終サイクルの継続回
数を表わす記号「F」がA領域に、ハイフォンがB領域
に、入賞個数を表わす数字がC領域にそれぞれ納まった
状態で停止し、特別遊技態様の最終サイクルが開始され
る。
最終サイクル中における可変表示部5aの表示の変化は
、第28図(F)の(62)〜(64)に示すように、
上記各サイクルにおけると同様である。
最終サイクルの可動部材74.74の開放時間が経過す
るか、又は、入賞個数を表わすC領域の数字表示が第2
8図(F)の(65)に示すように「9」となった後に
さらに入賞ロア1b中に遊技球が入賞するかしたときに
は、可動部材74゜74が閉じて最終サイクルが終了す
る。
最終サイクルが終了すると可変表示部5aの表示領域の
3つの区分が解消されて最終サイクルの継続回数を表わ
す記号とハイフォンを表わす記号と入賞個数を表わす数
字が第28図(F)の(65)〜(69)に示すように
流れるようにして消えていく。その表示に続いて右方が
ら特別遊技態様が終了したことを知らせるrENDJの
表示が流れるようにして現われ、その「E」がA領域に
、rJがB領域に、rDJが0M域にそれぞれ納まった
状態で停止し、そのrENDJの記号が複数回点滅して
特別遊技態様の終了を遊技者に視認させ易くする。
第29図には第14図に示した中央処理装置100、R
OMl0I、RAM102等を含むコンピュータシステ
ムによって行なわれる遊技処理全般の制御処理手順とし
てのフローチャートを示す。
先ず、第14図に示した制御回路に第15図に示した電
源回路200から電気が供給されて中央処理装置100
のリセット状態が最初に解除されたときにはルーチンR
1の初期化判定処理を経てルーチンR2に移行する。
ルーチンR2では初期化が行なわれている最中であるか
否か判定され、初期化が行なわれている最中であると判
定されたときにはルーチンR17に移行して可変表示部
5aの表示の変化の乱数処理を行なう。しかる後、第1
4図中のフリップフロップ115の出力端子Qからリセ
ット信号が出てリセットされた時点で元に戻って上記ル
ーチンR1の初期化判定処理を経てルーチンR2以下の
処理に移行される。
一方、上記ルーチンR2で初期化が終了したと判定され
たときにはルーチンR3に移行する。
この実施例ではルーチンR2に至ったのが最初から2回
目までのときには初期化が未だ終了しない状態でルーチ
ンRL7に移行し、3回目以後は初期化が終了してルー
チンR3に移行する。
ルーチンR3に移行したときにはスイッチ入力処理がな
され、しかる後、ルーチンR4で不正監視処理がなされ
次のルーチンR5に移行する。
ルーチンR5では不正があるが否が判定され、不正があ
ると判定されたときには、ルーチンR17に移行して乱
数更新処理がなされ、不正がなかったと判定されたとき
にはルーチンR6に移行してスイッチ入力監視処理がな
された後ルーチンR7に移行する。
ルーチンR7では、ルーチンR8〜R1,6のうちのい
ずれの処理を行うべきかが判定され、行うべきルーチン
Rに移行する。
ここに、ルーチンR8(No、O)は可変表示部5aの
表示を大小変化させる普段動作、ルーチンR9(No、
1)は始動入賞口8,8,6への入賞があったときに可
変表示部5aの表示を変化させる回転処理、ルーチンR
IO(No、2)はその回転処理によって変化された可
変表示部5aの表示を停止させる停止処理、ルーチンR
11(No、3)はその停止処理によって停止された可
変表示部5aの表示を判定する判定処理、ルーチンR1
2(No、4)はハズレのときや特別遊技態様発生時お
よび特別遊技態様の各サイクル更新時のウェイトタイム
処理を行なうハズレ・インタバル動作、ルーチンR13
(No、5)は大当りと呼ばれる特別遊技態様が発生し
たときに可変表示部5aに「くヤッタネ!〉」の表示を
行なわせる大当り開始動作をそれぞれ内容とする。また
、ルーチンR14(No、6)は特別遊技態様の遊技中
における可動部材74.74の開閉動作や可変表示部5
aへの継続回数表示や入賞個数表示などを行なわせる大
当り動作、ルーチンR15(NO87)は特別遊技態様
の各サイクル中に継続条件を満たして新たなサイクルが
開始されるときに可変表示部5aにrNEXTJ表示を
行なわせるなどの大当り継続動作、ルーチンR16(N
o。
8)は特別遊技態様が終了したときに可変表示部5aに
rENDJ表示をさせるなどの大当り終了動作をそれぞ
れ内容とする。それら動作や処理の詳しい制御処理手順
については後述する。
ルーチンR8〜R16(No、0〜N008)のいずれ
か1つの処理が択一的になされた後ルーチンR17に移
行すると、該ルーチンR17において可変表示部5aへ
の表示の乱数更新処理を行なう。
しかる後、第14図中のフリップフロップ115の出力
端子Qからリセット信号が出てリセットされた時点で元
に換ってルーチンR1以下の処理がなされてルーチンR
7に至ると、またルーチンR8〜R16(No、O〜N
o、8)の処理が択一的に選択されてその処理がなされ
た後ルーチンR17に移行するという一連の遊技処理が
行なわれる。
第30図には、第29図に示した一連の遊技処理中にお
ける割込み処理の制御手順を示す。
第29図に示した一連の遊技処理中に第14図に示した
バイナリカウンタ110の出力端子Q t tから割込
み信号が出て中央処理装置100の割込み用端子NMI
に入力されるとその割込み信号の入力中の期間だけ割込
み処理が行なわれ、その割込み処理が終了した後再び第
29図に示した遊技処理に戻る。
第30図にはその割込み処理のうちの可変表示部5aへ
のドツト出力処理(ルーチンR20)と他の出力処理(
ルーチンR22)とを例示する。
第30図に示す割込み処理は上記第2のタイムベース(
250μ秒)に基づいて行なわれるので、第1のタイム
ベース(2m秒)に基づいて行なわれる第29図に示し
た一連の遊技処理の1サイクルの処理中に8回の割込み
処理がなされる。
第31図には第29図の初期化判定処理の詳しい制御手
順を示す。
この初期化判定処理は、電源投入によるものなのか、も
しくは第1のタイムベースによる制御開始点なのかを電
源投入によりRAM102にチエツクデータを保持させ
判定するとともに、該RAM102のチエツクデータを
第1のタイムベースによってリセットされるたびに確認
し、RAM102が正常に働いているか否かを判定する
処理である。
初期化判定処理が開始されると、先ずルーチンR30で
第14図に示したRAM102中にチエツクデータ(例
えばA35AH)が書き込まれているか否かを確認しル
ーチンR32に移行する。
ルーチンR32では、遊技機に電源が投入(On)され
て初めてこの処理を行なうのか否かを判定する。その場
合に、電源がonとなって1回目(1巡目)のときには
ルーチンR34に移行し、2回目(2巡目)以後の第1
のタイムベースによるリセットのときには電源投入後で
あるのでルーチンR32ではNoと判定されルーチンR
46に移行する。
ルーチンR34に移行したときは、チエツクデータがR
AM 102に設定され、次のルーチンR36でVRA
Mの全領域がクリアされる。しかる後、ルーチンR38
でRAMデータが加算されて乱数の初期値が算出され、
ルーチンR40に移行してその乱数の初期値が記憶され
る。その後、ル−チンR42でRAM 102のワーク
エリアがクリアされてからルーチンR44に移行して初
期化フラグがオンにされ、しかる後、乱数更新処理に移
行する。
一方、前記ルーチンR32からルーチンR46に移行し
たときには、該ルーチンR46において初期化フラグが
オンであるか否かが判定され、オンであると判定された
ときにはルーチンR48に移行し、オンでないと判定さ
れたときにはSW入力処理へ移行する。その場合に、電
源がオンされて2回目(2巡目)のときには初期化フラ
グがオンとなっているのでルーチンR48に移行する。
ルーチンR48に移行したときにはルーチンR40にお
いて記憶された乱数の初期値より初期の表示数字が確定
されて後、ルーチンR50に移行して該当データがRO
Ml0IからVRAMに転送される。しかる後、ルーチ
ンR52に移行して初期化フラグがオンされて乱数更新
処理へ移行する。
電源がオンされて3回目(3巡目)以後は後述するよう
に初期化フラグがオフ(OFF)されているのでSW入
力処理へ移行する。
第32図には第29図のスイッチ入力処理の詳しい制御
手順を示す。
そのスイッチ入力処理制御の対象となるスイッチは始動
入賞口8,8.6中の特定入賞検出器としての検出スイ
ッチSW工、 sw2. sw3、変動入賞装置7中の
継続入賞検出器751としての検出スイッチSW4およ
び入賞個数検出器752としての検出スイッチSW、、
ストップスイッチ(SW)等である。これらスイッチの
うち、特定入賞検出器としての検出スイッチsw、、 
sw2. sWl、継続入賞検出器751としての検出
スイッチSW4および、ストップスイッチSWはオンで
その出力信号がLレベルとなり、オフで11レベルとな
る。入賞個数検出器752としての検出スイッチSW5
は遊技球が通過するときにLレベルでなしのときにHレ
ベルとなり、入賞個数検出器752としての検出スイッ
チSW、のショートはそのLレベル出力の継続によって
検出される。
第32図においてスイッチ入力処理が開始されると、先
ずルーチンR60でそれらスイッチSW□〜sw、、s
wのデータ(HレベルかLレベルであるかのデータ)の
読取りが行なわれ、次のルーチンR62で負論理入力(
Lレベル)が正論理入力(Hレベル)に変換されて処理
され易くされる。
その後、ルーチンR64に移行してその変換値が記憶さ
れ、次のルーチンR66でその記憶された変換値が前回
の入力データと比較される。しかる後、ルーチンR68
でその比較の結果変化した入力データピットが取り出さ
れ、さらに次のルーチンR70で変化したデータビット
が記憶された後。
不正監視処理に移される。
第33図には第29図の不正監視処理の詳しい制御手順
を示す。
不正監視処理は、不正が発生したときに、VRAMデー
タをセーブ(保持)して、可変表示部5aに不正発覚を
知らせるrWAITJの点滅表示を行わせ、不正解除時
に再びもとの表示状態に戻す処理である。
同図において不正監視処理が開始されると、先ず、ルー
チンR80において入賞個数検出器752 (SW、)
のショート判定が行なわれる。ショートは遊技球が入賞
個数検出器752(SW、)の検出孔752bに詰まっ
ていないにも拘らず、入賞個数検出器752(SW、)
が継続してオン状態となることをいい、その場合にはそ
の検出信号が継続してLレベルになる。そのr4レベル
状態が所定時間(例えば2秒間)継続したときにショー
トによる不正と判定される。
次に、ルーチンR82において入賞個数吹出器752(
SW、)のオープン判定が行なわれる。
オープンは遊技球が入賞個数検出器752(SW5)が
断線したような場合に生じ、その場合には、その検出信
号が継続してLレベルになる。球詰まり状態が生じてそ
の検出信号が所定時間(例えば、2秒間)継続したとき
にオープンによる不正と判定される。
その次のルーチンR84では、特別遊技態様時に可動部
材74.74が開いて所定時間経過したにも拘らず入賞
個数検出器752(SW、)により1度も遊技球が検出
されない場合にはノーカウントによる不正と判定される
そして、次のルーチンR86でショートやオープン、ノ
ーカウントのいずれかの不正があったか否かが判定され
、不正がないと判定されたときにはルーチンR88に移
行し、不正があると判定されたときにはルーチンR94
に移行する。
ルーチンR88では前に不正があって不正フラグがオン
(ON)になっているか否かが判定され、オンとなって
いないと判定されると、そのまま始動口8,8.6の特
定入賞検出スイッチSW、。
sW2.sW3の監視処理に移行され、オンとなってい
ると判定されると不正が除去されたのであるからルーチ
ンR90で不正フラグがオフ(OF F)されかつ次の
ルーチンR92でV RA MセーブデータがVRAM
に転送されてから始動入賞口8゜8.6の特定入賞検出
スイッチsw1. sW2. sW、の監視処理に移行
される。
一方、前記ルーチンR86で不正があったと判定される
と、ルーチンR94に移行する。
ルーチンR94では不正フラグがオンとなっているか否
かが判定され、オンとなっていないときにはルーチンR
96に移行し、オンとなっているときにはルーチンR1
06に移行する。その場合において、不正発覚後におけ
る不正監視処理の1回目(1巡目)は不正フラグは未だ
オンとなっていないのでルーチンR96に移行し、不正
発覚後における不正監視処理の2回目(2巡目)以降は
不正フラグがオンとなっているでルーチンRIO6に移
行する。
不正発覚後における不正監視処理の1回目(1巡目)で
ルーチンR96に移行したときには、該ルーチンR96
において不正フラグがオン(ON)されてからルーチン
R98に移行してVRAMデータがセーブされる。そし
て、次のルーチンR100でrWAITJ表示データが
VRAMに転送されて可変表示部5aにrWAITJ表
示がなされた後、ルーチンR102に移行して点灯フラ
グがオンされる。しかる後、ルーチンR104で点滅タ
イマがセットされてから乱数更新処理に移行する。
不正発覚後における不正監視処理の2回目(2巡目)以
降でルーチンR106に移行したときには、該ルーチン
R106において点滅タイマが更新された後ルーチンR
108に移行する。
ルーチンR108においては点滅タイマがタイムオーバ
ーしたか否かが判定され、タイムオーバーしていないと
判定されたときにはそのまま乱数更新処理に移行する。
一方、タイムオーバーしたと判定されたときにはルーチ
ンRIIOに移行する。
ルーチンR110においては点灯フラグがオンとなって
いるか否かが判定され、点灯フラグがオンとなっていな
いと判定されたときにはルーチンR112に移行し、点
灯フラグがオンとなっていると判定されたときにはルー
チンR116に移行する。
ルーチンR112に移行したときには、該ルーチンR1
12においてrWAITJ表示データがVRAMに転送
されて可変表示部5aにrWA IT」表示がなされる
。しかる後、ルーチンR114で点灯フラグがオン(O
N)されてから乱数更新処理に移行される。
ルーチンR116に移行したときには、該ルーチンR1
16においてVRAMがクリアされて可変表示部5aの
rWAITJ表示が消された後、ルーチンR118に移
行して点灯フラグがオフ(OFF)されてから乱数更新
処理に移行する。
上記ルーチンR110に至ったときにはルーチンR11
2への移行とルーチンR116への移行が交互に行なわ
れる。つまり、不正中は可変表示部5aのrWAITJ
表示が点滅する。
不正が除去された後は次の不正監視処理のサイクルでル
ーチンR80〜R92を経て始動入賞口8.8.6中へ
の入賞記憶処理に移行される。
不正の除去は不正の種類によって異なりショートによる
不正のときにはショートを解除させ、入賞個数検出器7
52(SW、)のオープンによる不正のときには入賞個
数検出器752(SW、)の検出孔752bに詰まった
遊技球を除去させ、入賞個数検出器752b(SW、)
のノーカウントによる不正のときには入賞個数検出器7
52b(SWS)中に遊技球を1個通して検出させるな
どして行なわれる。
第34図には第29図のスイッチ(SW□、SW2. 
SW、)入力監視処理の詳しい制御手順を示す。
スイッチ(SWL、SW、、SW、)入力監視処理が開
始されると、始動入賞口8,8.6中の特定入賞検出器
sw1. sw2. sw、のいずれかがオンされたか
否かが判定され、オンされていないと判定された場合は
第29図のルーチンR7の処理No分岐処理へ移行し、
オンされたと判定された場合はルーチンR132に移行
する。
ルーチンR132においては、始動入賞口8゜8.6中
へ入賞して未処理となっている未処理入賞記憶個数(入
賞記憶数)が末だ「4」より小であるか否かが判定され
、「4」より小でない場合にはそのまま第29図のルー
チンR7の処理N。
分岐処理に移行し、「4」より小の場合にはルーチンR
134で入賞記憶数が「1」カウントアツプされてから
第29図のルーチンR7の処理NO分岐処理へ移行する
第35図には第29図の処理No分岐処理の詳しい制御
手順を示す。
処理No分岐処理は、第29図に示したルーチンR8〜
R16(N o 、 O” N o 、 8 )の遊技
内容の動作又は処理のうち、いずれか一つを選ぶための
処理である。
この処理NO分岐処理が開始されると、先ず、ルーチン
R140において処理すべきNOの記憶値が読み取られ
、次のルーチンR142でどの処理Noのテーブルヘジ
ャンプするかのジャンプアドレスが算出される。その後
次のルーチンR144において、その算出されたアドレ
スヘジャンプして処理すべきNoのルーチンRへ移行す
る。
第36図には第29図のルーチンR8(処理No、0)
の普段動作の詳しい制御手順を示す。
悴段動作は可変表示部5aの3つの領域の表示を順に大
小変化させる通常遊技時の動作で、この普段動作が開始
されると、先ずルーチンR150において更新周期の1
.0秒が経過したか否かが判定され、1.0秒が経過し
てしなければルーチンR152に移行して1.0秒のタ
イマが計時更新されてからルーチンR170に移行する
。一方、ルーチンR150で更新周期の1.0秒が経過
したと判定されたときにはルーチンR154に移行する
ルーチンR154においては、VRAM拡大モードが「
3」となっているか否かが判定され、「3」となってい
なければルーチンR156で拡大モードが「+1」更新
されてルーチンR160に移行し、「3」となっていれ
ばルーチンR158で拡大モードが「0」に戻されてル
ーチンR160に移行する。
ルーチンR160においては、VRAM拡大モードの判
定が行なわれ、モードが「0」のときにはそのままルー
チンR168に、モードが「1」のときにはルーチンR
162に移行して拡大文字が上記VRAM−Aへ転送さ
れて可変表示部5aのA領域の表示が拡大されてからル
ーチンR168に、モードが「2」のときにはルーチン
R164に移行して拡大文字が上記VRAM−Bへ転送
されて可変表示部5aのB領域の表示が拡大されてから
ルーチンR168に、モードがr3Jのときにはルーチ
ンR166に移行して拡大文字が上記VRAM−Cへ転
送されて可変表示部5aのC領域の表示が拡大されてか
らルーチンR168にそれぞれ移行する。そして、ルー
チンR168でタイマがクリアされてからルーチンR1
70に移行する。
ルーチンR170に移行したときには、該ルーチンR1
70においてLED出力の論理変換が行なわれて可変表
示装置5の装飾表示部5b、5b。
・・・・中の遊技状態表示用ランプ521a、521a
、・・・・が点滅移動されてからルーチンR172に移
行する。
ルーチンR172においては始動入賞口8,8゜6中に
入賞して未処理となっている未処理入賞記憶があるか否
かが判定され、未処理入賞記憶がないと判定されたとき
にはそのまま第29図のルーチンR17の乱数更新処理
へ移行し、未処理入賞記憶があると判定されたときには
ルーチンR174に移行して未処理入賞記憶数が「1」
カウントダウンされかつ次のルーチンR176で第29
図のルーチンR7における処理No分岐の次回の処理が
処理N001に変更されてから乱数更新処理へ移行する
第37図には始動入賞口8,8.6への入賞記憶に基づ
いて可変表示部5aの表示がスクロール変化される場合
の動作説明図を示す。
同図に示すように、始動入賞口8,8.6への入賞記憶
に基づいて可変表示部5aの表示がスクロール変化され
る場合は、可変表示部5aの3つの領域A、B、Cの表
示のスクロール変化が同時に開始される。そのスクロー
ル変化の速度は領域ごとに異なり、この実施例ではA領
域の表示のスクロール変化速度が最も速く(1ビット当
りの移動時間が2m秒)、B領域の表示のスクロール変
化速度が2番目に速く(1ビット当りの移動時間が4m
秒)、C領域の表示のスクロール変化速度が最も遅く(
1ビット当りの移動時間が6m秒)なっている。そして
、その作動変化の開始時から所定時間経過するか又は図
示省略のストップスイッチSWがオンされたときに、先
ず最初にA領域の表示の停止処理が開始されてスクロー
ル変化の減速がなされ徐々にスクロール変化速度が減ぜ
られて停止される。そのA領域の表示変化の停止時点で
B領域の表示の停止処理が開始されてスクロール変化の
減速がなされ徐々にスクロール変化速度が減ぜられて停
止される。そのB領域のスクロール変化の停止時点でC
領域の表示の停止処理が開始されてスクロール変化の減
速がなされ徐々にスクロール変化速度が減ぜられて停止
される。
このように始動入賞口8,8.6への入賞に基づいて可
変表示部5aの表示がスクロール変化されて停止される
ときには各表示のスクロール変化が徐々に減速されて停
止されるので、急停止される場合に比べて遊技者の可変
表示部5aの変化に対する興趣がより高まる。
第38図には第24図に示したVRAM−Aに基づく可
変表示部5aの表示領域Aのスクロール変化の制御手順
を示す。
表示領域Aのスクロール変化が開始されると、先ず5.
0秒タイマがスタートされてから、ルーチンR180に
移行し、該ルーチンR180において第37図に示した
VRAM−Aの停止処理が終了したか否かが判定され、
終了しないうちはルーチンR182,R184に順に移
行してルーチンR182以下の処理がなされ、終了した
と判定された時点で、第38図に示すVRAMBの回転
処理における停止処理へ移行する。
ルーチンR182ではストップボタン(ストップスイッ
チSW)がオンされたか否かが判定され、オンされてい
ないと判定されたときにはさらにルーチンR184に移
行してVRAM−Aのエンドフラグ(END−FG)が
「1」となっているか否かが判定される。VRAM−A
のエンドフラグは可変表示部5aの表示の変化が開始さ
れてから5秒経過後に「1」にされる。
そして、ルーチンR182でストップボタンがオンされ
ていないと判定され、かつ、ルーチンR182でVRA
M−Aのzンドフラグが「1」となっていないと判定さ
れたときにはルーチンR186に移行する。一方、ルー
チンR182でストップボタンがオンされたと判定され
るが、又はルーチンR184でVRAM−Aのエンドフ
ラグが「1」即ち、可変表示部5aの表示の変化の開始
時から5秒経過したと判定されたときにルーチンR19
2に移行する。
その結果、ルーチンR192に移行したときには該ルー
チンR192において第37図に示した可変表示部5a
の停止処理が開始されてから第29図のルーチンR17
の乱数更新処理に移行する。
一方、ルーチンR186に移行したときには、該ルーチ
ンR186において後述(第41図)のVRAMデータ
変換処理のサブルーチンが行なわれてからルーチンR1
88に移行する。
ルーチンR188においては可変表示部5aのスクロー
ル作動変化の開始時にスタートされた5秒タイマがタイ
ムアウトしたか否かが判定され。
タイムアウトしていないと判定されたときにはルーチン
R190に移行して5秒タイマが計時更新されて第29
図のルーチンR17の乱数更新処理に移行する。一方。
ルーチンR188において5秒タイマがタイムアウトし
たと判定されたときには、VRAM−A(7)Zンドフ
ラグ(END−FG)が「1」にされ、かつ、次のルー
チンR196で5秒タイマがクリアされてから第29図
のルーチンR17の乱数更新処理に移行する。
第39図には第24図に示したVRAM−Bに基づく可
変表示部5aの表示領域Bのスクロール変化の制御手順
を示す。
表示領域Bのスクロール変化が開始されると、先ずルー
チンR200に移行し、該ルーチンR200において第
37図に示したVRAM−Bの停止処理が終了したか否
かが判定され、終了していないと判定されるとルーチン
R202に移行し、停止したと判定されると第40図に
示すVRAM−Cの回転処理における停止処理へ移行す
る。
ルーチンR2o2ではVRAM−Aの停止処理が終了し
たか否かが判定され、終了しないうちはルーチンR20
4に移行してルーチンR202以下の処理がなされる。
そして、停止したと判定された時点で、ルーチンR21
0に移行し該ルーチンR210において第37図に示し
た表示領域Bの停止処理が開始されてから第29図のル
ーチンR17の乱数更新処理に移行する。
ルーチンR204に移行したときには、該ルーチンR2
04においてVRAM−Bの4m秒フラグ(4m5ec
−F G)が「1」となっているか否かが判定され、「
1」となっていないと判定されるとルーチンR206に
移行して後述(第41図)のVRAMデータ変換処理の
サブルーチンを行なってからルーチンR2O3に移行し
、rlJとなっていると判定されるとそのままルーチン
R2O3に移行する。
ルーチンR2O3に移行すると、該ルーチンR2O3に
おいてVRAM−Bの7m秒フラグ(4msec−FG
)がOIHとイクスクルーシブオア(Ex、OR)され
て、VRAM−Bの4m秒フラグが「1」のときには「
0」に、「0」のときには「1」に切換えられてから、
第29図のルーチンR17の乱数更新処理に移行する。
つまり、このVRAM−Bの回転動作処理は2巡に1回
の割合でルーチンR204からルーチンR206に移行
するので、4m秒に1ビツトのスクロール移動が行われ
る。
第40図には第24図に示したVRAM−Cに基づく可
変表示部5aの表示領域Cのスクロール変化の制御手順
を示す。
表示領域Cのスクロール変化が開始されると、先ずルー
チンR220に移行し、該ルーチンR220において第
37図に示したVRAM−Cの停止処理が終了したか否
かが判定され、終了しないうちはルーチンR222に移
行してルーチンR22O−R228の処理がなされ、終
了したと判定された時点でルーチンR230に移行して
゛第29図に示したN003の判定処理に移行される。
ルーチンR222では第37図に示したV RAM−B
の停止処理が終了したか否かが判定され、終了していな
いうちはルーチンR224に移行し、終了したと判定さ
れた時点でルーチンR232に移行し該ルーチンR23
2において第37図に示した可変表示部Cの停止処理が
開始されてから第29図のルーチンR17の乱数更新処
理に移行する。
ルーチンR224LニーおイテはVRAM−(4)6m
秒フラグ(6msec−FG)が「0」であるか否かが
判定され、「0」であると判定されたときにはルーチン
R226に移行し該ルーチンR226において後述(第
41図)のVRAMデータ変換処理のサブルーチンが行
なわれた後ルーチンR228に移行し、「O」でないと
判定されたときにはルーチンR234に移行する。
ルーチンR234ニおイテはVRAM−C(7)6m秒
フラグ(6msec−FG)が「2」になっているか否
かが判定され、「2」となっていると判定されたときに
は次のルーチンR236でVRAM−Cの6m秒フラグ
が「o」に戻された後第29図のルーチンR17の乱数
更新処理に移行する。
一方、ルーチンR234において6m秒フラグが「2」
となっていないと判定されたときにはルーチンR228
に移行する。
ルーチンR226又はR234からルーチンR228に
移行したときには該ルーチンR228においてVRAM
−Cの6m秒フラグ(6msec・FG)が「+1」計
時更新されてから第29図のルーチンR17の乱数更新
処理に移行される。
第41図には、第38図〜第40図に示した制御手順の
一環として行なわれるVRAMデータ変換処理のサブル
ーチンの制御手順を示す。
VRAMデータ変換処理のサブルーチンが開始されると
、先ずルーチンR250においてスクロール開始後の第
1〜第4ステツプ(STEP)回(第25図(A))で
あるか否かが判定され、スクロール開始後の第1〜第4
ステツプ目であるうちはそのままルーチンR264に移
行し、スクロール開始後の第1〜第4ステツプ目でなく
なったと判定された時点でルーチンR252に移行する
ルーチンR252においてはステップ(STEP)が「
5」であるか否かが判定され、「5」でないと判定され
たときにはそのままルーチンR256に移行し、「5」
であると判定されたときにはルーチンR254で消すべ
きビットχが「5」にされてからルーチンR256に移
行する。
ルーチンR256に移行すると、該ルーチンR256に
おいて第24図に示したNEXTデータが1ビツト右ヘ
シフトされた後ルーチンR258に移行する。
ルーチンR258においてはχが負数、即ち1つの数字
或いは文字がスクロール表示するための12ステツプが
終了したか否かが判定され、負数であると判定されたと
きにはルーチンR264に移行し、負数でないと判定さ
れたときにはルーチンR260に移行してNEXTデー
タのビット0〜χ部分が消去され、かつ1次のルーチン
R262で「χ−1」、即ち、消していくビット部分が
1つ減らされてNEXTマスクデータが作られた後ルー
チンR264に移行する。
ルーチンR264に移行したときは、該ルーチンR26
4において第24図に示したVRAMデータが1ビツト
右ヘシフトされた後、ルーチンR266へ移行して縦列
の第7ビット部分のデータが消去されてVRAMマスク
データが作られる。
しかる後、ルーチンR268で、NEXTマスクデータ
とVRAMマスクデータとの論理和がVRAMニューデ
ータとしてRAM120中に書き込まれる。その後、ル
ーチンR270に移行して可変表示装置5の装飾表示部
52b、52b、・・・・中の装飾表示ランプ521a
、521a、・・・・が出力コントロールされて点滅表
示状態にされるとともに、次のルーチンR272で可変
表示装置5の入賞記憶表示部5d、5d、・・・・中の
入賞記憶表示ランプが出力コントロールされて点滅表示
状態にされて、ルーチンR274に移行する。
ルーチンR274においてはステップ(STEP)が「
13」であるか否かが判定され、「13」でないと判定
されるとルーチンR276に移行してステップ(STE
P)更新がなされてから第38図〜第40図の各ルーチ
ンR188,R2O3゜R228に戻される。
一方、前記ルーチンR274においてステップ(STE
P)がrj3Jであると判定されると、ルーチンR27
8に移行し該ルーチンR278においてステップ(ST
EP)がクリアされてからルーチンR280に移行する
。そして、ルーチンR280においてNEXTマスクデ
ータがクリアされた後にルーチンR282に移行してN
EXTデータが次のデータへ更新される。その後さらに
ルーチンR284に移行してχが「5」にされてから第
38図〜第40図の各ルーチンR188゜R2O3,R
228に戻される。
第42図には第38図〜第40図に示した制御手順の一
環として行なわれる可変表示部5aのスクロール作動変
化の停止処理サブルーチンの制御手順を示す。
可変表示部5aのスクロール作動変化の停止処理サブル
ーチンが開始されると、先ずルーチンR300において
停止される乱数が確定されたか否かが判定され、確定し
ていないと判定されたときにはルーチンR302に移行
し、該ルーチンR3o2において乱数が確定されその確
定された乱数に応じてコマ送り数が確定されてからルー
チンR304に移行する。一方、確定していると判定さ
れたときには、ルーチンR308に移行し該ルーチンR
308においてコマ送り数が「1」減じられてルーチン
R310に移行する。
ルーチンR304においてはそのコマ送り数が「5」以
下であるか否かが判定され、「5」以下であると判定さ
れたときには次のルーチンR306でコマ送り数がr+
134加算されてからルーチンR310に移行し、「5
」以下でないと判定されたときにはそのままルーチンR
310に移行する。
ルーチンR310においては送るべきコマ数の残りが「
0」となったか否かが判定され、「0」となったと判定
されるとルーチンR314に移行し該ルーチンR314
において各VRAM領域の停止処理の合図が行なわれて
から第29図に示したルーチンR17の乱数更新処理に
移行する。−方、ルーチンR310において送るべきコ
マ数の残りが「0」となっていないと判定されたときに
はルーチンR312に移行する。
ルーチンR312においては送るべきコマ数の残りが「
5」以下となったか否かが判定され。
「5」以下となっていないと判定されたときにはそのま
まルーチンR320に移行し、「5」以下となったと判
定されたときにはルーチンR316においては送るべき
残りのコマ数が「1」であるか否かが判定され、各ステ
ップ(STEP)の所要時間が「50m秒」に更新され
てそのままルーチンR320に移行する。が、ルーチン
R316において送るべき残りのコマ数が「1」でない
と判定されたときにはルーチンR322に移行する。
ルーチンR322においては送るべき残りのコマ数が「
2」であるか否かが判定され、「2」であると判定され
たときにはルーチンR324に移行して各ステップ(S
TEP)の所要時間が「4om秒」に更新されてそのま
まルーチンR320に移行し、「2」でないと判定され
たときにはルーチンR326に移行する。
ルーチンR326においては送るべき残りのコマ数が「
3」であるか否かが判定され、「3」であると判定され
たときにはルーチンR328に移行して各ステップ(S
TEP)の所要時間が30m秒に更新されてそのままル
ーチンR320に移行し、「3」でないと判定されたと
きにはルーチンR330に移行する。
ルーチンR330においては送るべき残りのコマ数が「
4」であるか否かが判定され、「4」であると判定され
たときにはルーチンR332に移行して各ステップ(S
TEP)の所要時間が20m秒に更新されてそのままル
ーチンR320に移行し、「4」でないと判定されたと
きにはルーチンR334に移行して各ステップ(STE
P)の所要時間が10m秒に更新されてルーチンR32
0に移行する。
このように、送るべき残りのコマ数が「4」以下になる
と、そのコマ数が少なくなるに連れてスクロール変化が
遅くなるようになっている。
上記各ルーチンR312〜R334からルーチンR32
0に移行したときには該ルーチンR320において第4
1図に示したVRAMデータの変換処理が行なわれた後
、第29図に示したルーチンR17の乱数更新処理に移
行する。
第43図には第29図のルーチンR11(No。
3)の判定処理の詳しい制御手順を示す。
判定処理が開始されると、先ずルーチンR330におい
てVRAM−A、B、Cが大当りと呼ばれる特別遊技態
様を発生させる表示データの組合せであるか否かが判定
され、特別遊技態様を発生させる組合せであると判定さ
れたときにはルーチンR332に移行して第29図のル
ーチンR17における次回の処理NO分岐の処理Noが
No。
5(大当り開始動作)にセットされた後、第29図のル
ーチンR17に乱数処理に移行する。一方、ルーチンR
330においてVRAM−A、B、Cが特別遊技態様を
発生させる組合せでないと判定されたときにはルーチン
R334に移行して第29図のルーチンR17における
処理NO分岐の次回の処理NoがNo、4 (ハズレ・
インターバル動作)にセットされた後、第29図のルー
チンR17の乱数処理に移行する。
第44図には第29図のNo、4のハズレ・インターバ
ル動作の詳しい制御手順を示す。
ハズレ・インターバル動作は、VRAM−A。
B、Cの判定処理の結果が特別遊技態様を発生させるも
のでなかった場合に、そのVRAM−A。
B、Cの状態に一定時間留めておくウェイトタイム(例
えば、1秒間)をおいた後に通常の遊技動作に戻す動作
である。
このハズレ・インターバル動作が開始されると、VRA
M−A、B、Cが停止した時点から1.0秒ウェイトタ
イマがスタートされ、先ずルーチンR340においてそ
のウェイ1へタイムが経過したか否かが判定され、経過
しないうちはルーチンR342に移行してLEDの出力
コントロールがなされるとともにその次のルーチンR3
44でランプ(LAMP)出力のコントロールが行なわ
れて回転動作の表示が通常表示に変換され、その後、第
29図のルーチンR17の乱数処理に移行する。
そして、上記ルーチンR340においてウェイトタイム
が経過したと判定された時点でルーチンR346に移行
する。
ルーチンR346に移行したときには、該ルーチンR3
46において始動入賞口8,8.6中に入賞して未処理
となっている入賞記憶があるか否かが判定され、あると
判定されたときにはルーチンR348に移行して第29
図のルーチンR7における処理No分岐の次回の処理N
oがN001(回転処理)に設定された後第29図のル
ーチンR176の乱数更新処理に移行する。が、ルーチ
ンR346において始動入賞口8,8.6中に入賞して
未処理となっている入賞記憶がないと判定されたときに
はルーチンR350に移行して第29図のルーチンR1
7における処理NO分岐の次回の処理NoがNo、O(
普段動作)にセットされた後第29図のルーチンR17
の乱数更新処理に移行する。
第45図には第29図の大当り開始動作の詳しい制御処
理手順を示す。
大当り開始動作は、VRAM−A、B、Cの判定処理の
結果が特別遊技態様を発生させるものであった場合に、
可変表示部5aに大当りの開始を知らせる表示を行なわ
せる動作である。
この大当り開始動作が開始されると、人当り開始動作を
行なうに当っての初期化が行なわれるが。
先ずルーチンR360においてその初期化が終了したか
否かが判定され、初期化が終了したと判定されたときに
はルーチンR362に移行し、初期化が終了していない
と判定されたときにはルーチンR366に移行する。
その結果、ルーチンR362に移行したときには、該ル
ーチンR362において「+1」モード更新が行なわれ
た後、ルーチンR364に移行して初期化終了合図がな
されてからルーチンR374に移行する。
一方、ルーチンR366に移行したときには該ルーチン
R366において対応するモード処理へ移行される。即
ち、モード1のときにはルーチンR368に移行して可
変表示部5aのドツト点滅処理が、モード2のときには
ルーチンR370に移行して大当り表示のシフト処理が
、モード3のときにはルーチンR372に移行して″ヤ
ッタネ′″シフト処理が、それぞれ行なわれてからルー
チンR374に移行する。
ルーチンR374に移行すると、該ルーチンR374に
おいてLED出力のコントロールが行なわれるとともに
、次のルーチンでランプ(LAMP)出力のコントロー
ルが行なわれて大当りの開始表示がなされ、その後、第
29図のルーチンR17の乱数処理に移行する。
第46図には第45図のルーチンR368(モード1)
のドツト点滅処理の詳しい制御処理手順を示す。
ドツト点滅処理はVRAMデータとNEXTデータとを
交互に入れ換えて可変表示部5aの表示を点滅させる処
理である。
このドツト点滅処理が開始されると、先ずルーチンR4
00においてVRAMデータのNE XTデータへの転
送が終了したか否かが判定され、終了していないと判定
されたときにはルーチンR402に移行してタイマセッ
ト(50ms)が行なわれるとともに次のルーチンR4
04でVRAMデータがNEXTデータへ転送されてか
らルーチンR406へ移行する。一方、ルーチンR40
0においてVRAMデータのNEXTデータへの転送が
終了したと判定されたときには直接ルーチンR406に
移行する。
ルーチンR406においては消灯フラグが「O」である
か否かが判定され、rQJであると判定されたときには
ルーチンR408でVRAMがクリアされてからルーチ
ンR414に移行する。一方、ルーチンR406におい
て消灯フラグが「O」でないと判定されたときには、ル
ーチンR410に移行してNEXTデータがVRAMへ
転送され、さらに次のルーチンR412で点灯フラグが
「+1」更新されてからルーチンR414に移行する。
ルーチンR414においては点滅タイマが「0」となっ
ているか否かが判定され、「0」となっていないと判定
されたときにはルーチンR416に移行して点滅タイマ
が「1」減算されてルーチンR422に移行する。一方
、ルーチンR414において点滅タイマが「OJである
と判定されたときにはルーチンR418に移行して点滅
タイマが初期化され、さらに次のルーチンR420で消
灯フラグがOIHとEx、ORされて(交互に「0」と
「1」にされて)からルーチンR422に移行する。
ルーチンR422においては点灯フラグが「6」である
か否かが判定され、「6ノであると判定されたときには
ルーチンR424に移行してタイマやフラグなどの初期
化要求がなされて後、第45図のルーチンR374に移
行する。一方、ルーチンR422において点灯フラグが
「6」でないと判定されたときには、そのまま直接第4
5図のルーチンR374に移行する。
第47図には第45図のルーチンR370(モード2)
の大当り数のシフト処理の詳しい制御処理手順を示す。
大当り数のシフト処理は大当りを発生させた数字表示(
例えば、r7,7,7J )を可変表示部5aの横方向
(例えば、左方向)へ流れるようにシフト移動させて消
去する処理である。
この大当り数のシフト処理が開始されると、その開始と
同時にアドレスシフトタイマがスタートされてルーチン
R430に移行する。
ルーチンR430においてはアドレスシフトタイマ(V
RAMのアドレス1バイト移動タイマ)が「0」となっ
たか否かが判定され、「0」となっていないと判定され
たときには、ルーチンR440に移行してアドレスシフ
トタイマが減算されそのまま第45図のルーチンR37
4に移行する。
一方、ルーチンR430においてアドレスシフトタイマ
が「0」となったと判定されたときにはルーチンR43
2に移行する。
ルーチンR432に移行したときには該ルーチンR43
2においてVRAMの各領域が17ドレスアツプシフト
され、しかる後1次のルーチンR434でアドレスシフ
トタイマが初期化されてルーチンR436に移行する。
ルーチンR436においては6アドレスシフトが終了し
たか否かが判定され、終了したと判定されたときには次
のルーチンR438で初期化要求がなされてから第45
図のルーチンR374に移行し、終了しないと判定され
たときにはそのまま第45図のルーチンR374に移行
する。
第48図には第45図のルーチンR372(モード3)
の“ヤッタネ″シフト処理の詳しい制御処理手順を示す
“ヤッタネ″シフト処理は「くヤツタネ!〉」の表示を
大当りを発生させた数字表示の後に続けて可変表示部5
a中に流入させて後流出させる処理である。
パヤッタネ″シフト処理が開始されると、先ずルーチン
R450において第14図に示したROM101の該当
アドレスが「〈ヤツタネ!〉」に指定される。しかる後
、ルーチンR452に移行して後述するVRAMのアド
レスシフト処理のサブルーチン(第50図)がなされて
がらルーチンR454に移行する。
ルーチンR454においては“ヤッタネ”エンドフラグ
(END−FG)が「1」であるか否かが判定され、「
1」であると判定されたときにはルーチンR456で第
29図の次回の処理NoがNo、7の大当り継続動作に
指定されそのまま第45図のルーチンR374に移行す
る。
第49図には第20図に示したVRAMデータと可変表
示部5aの表示のシフトとの関係説明図を示す。
同図には第20図に示したRAM102中のVRAM−
、Aデータのシフトと可変表示部5aのA領域の表示の
シフトとの関係を例にとって示しており、VRAM−A
の0番地〜5番地が1バイト上にシフトされると第14
図および第24図に示したラッチ回路152,153と
ドライバ162゜171等を介してA領域の表示データ
が左へ1バイトシフトされるようになっている。
VRAM−B、C(7)各データとB領域、C領域の各
表示のシフトとの関係も、上記VRAM−Aデータのシ
フトと可変表示部5aのA領域の表示のシフトとの関係
と同様である。
第50図には第48図のルーチンR452のVRAMア
ドレスシフト処理の詳しい制御処理手順を示す。
VRAMアドレスシフト処理はVRAMデータのアドレ
スを上方ヘシフトさせることによって可変表示部5aの
表示を左方ヘシフトさせる制御処理である。
このVRAMアドレスシフト処理が開始されると、先ず
ルーチンR500において初期化が終了したか否かが判
定され、終了したと判定されたときにはルーチンR50
2に移行し、終了していないと判定されたときにはルー
チンR508に移行する。
ルーチンR502に移行したときには、該ルーチンR5
02においてVRAMのファーストアドレス(〈ヤッタ
ネ!〉の先頭アドレス)がVRAM−Cのラストアドレ
スへ転送されてからルーチンR504に移行してエンド
フラグ(END−FG)が「0」にされる。しかる後、
ルーチンR506に移行して初期化終了合図がなされて
からルーチンR508に移行する。
ルーチンR508においてはアドレスシフトタイマが「
0」であるか否かが判定され、rQJでないと判定され
たときにはルーチンR510に移行し、「0」であると
判定されたときにはルーチンR518に移行してシフト
タイマが減算されてから第48図のルーチンR454に
移行する。
ルーチンR508からルーチンR510に移行したとき
には、該ルーチンR510においてアドレスシフトタイ
マが初期化されてからルーチンR512に移行してVR
AMの各領域の表示データが1アドレス分アップシフト
される。しかる後。
ルーチンR514に移行してROMの当該NEXTアド
レスがVRAM−Cのラストアドレスへ転送されてから
ルーチンR516に移行する。
ル−チンR516においてはROMl0Iの当該ラスト
アドレスの転送が終了したか否かが判定され、終了した
と判定されたときにはルーチンR520に移行し、終了
していないと判定されたときには第48図のルーチンR
454に移行する。
ルーチンR520に移行したときには、該ルーチンR5
20において第29図に示したルーチンR7の処理No
分岐の前の処理NoがNo、5(大当り開始動作)とな
っているか否かが判定され、No、5となっていると判
定されたときにはルーチンR522に移行し、No、5
となっていないと判定されたときにはルーチンR524
に移行する。
その結果、ルーチンR522に移行したときには、該ル
ーチンR522において第29図に示したルーチンR7
の処理No分岐の次回の処理N。
がNo、7 (大当り継続動作)に設定された後第48
図のルーチンR454に移行する。
一方、ルーチンR524に移行したときには、該ルーチ
ンR524において第29図に示したルーチンR7の処
理No分岐の前の処理NOがNo。
8(大当り終了動作)になっていたか否かが判定され、
No、8になっていないと判定されたときにはルーチン
R526に移行し、N008になっていると判定された
ときには直接ルーチンR528に移行する。
ルーチンR524からルーチンR526に移行したとき
には、該ルーチンR526において継続回数Vカウンタ
が「1」であるか否かが判定され、「1」であると判定
されたときにはルーチンR528に移行し、「1」でな
いと判定されたときにはルーチンR530に移行する。
ルーチンR524から直接又はルーチンR526を経て
ルーチンR528に移行したときには、該ルーチンR5
28においてエンドフラグ(END−FG)が「1」に
された後、第48図のルーチンR454に移行する。
一方、ルーチンR524からルーチンR526を経てル
ーチンR530に移行したときには、該ルーチンR53
0においてVカウントが「9」であるか否かが判定され
、「9」でないと判定されたときにはルーチンR532
に、「9」であると判定されたときにはルーチンR53
8に移行する。
ルーチンR530からルーチンR532に移行したとき
には、該ルーチンR532においてNEXT表示の終了
時に「1」にされるNEXTフラグ(FG)が「1」に
なっているか否かが判定される。その結果、「1」にな
っていないと判定されるとルーチンR534に移行し、
NEXTフラグ(FG)が「1」になっていると判定さ
れるとルーチンR536に移行してエンドフラグ(EN
D−FG)が「1」にされてから第48図のルーチンR
454に移行する。
一方、ルーチンR530からルーチンR538に移行し
たときには、該ルーチンR538においてFINAL表
示の終了時に「1」にされるファイナルフラグ(FIN
AL−FG)が「1」になっているか否かが判定される
。その結果、「1」になっていないと判定されたときに
はルーチンR540に移行してファイナルフラグ(FI
NAL・FG)が「1」にされてから第48図のルーチ
ンR454に移行し、「1」になっていると判定された
ときにはルーチンR542に移行してエンドフラグ(E
ND−FG)が「1」にされてから第48図のルーチン
R454に移行する。
第51図(A)〜(C)には第29図の大当り動作の詳
しい制御手順を示す。
大当り動作は変動入賞装置7の可動部材74゜74を開
放させたり可変表示部5aに特別遊技態様の継続回数(
サイクル数)や変動入賞装置7の入賞ロア1bへの入賞
個数を表示させたりする動、  作である。
この動作が開始されると、先ずルーチンR550におい
て大当り動作のための初期化処理が終了したか否かが判
定され、終了していないと判定されるとそのままルーチ
ンR588に移行し、終了したと判定されるとルーチン
R552に移行する。
ルーチンR550からルーチンR552に移行したとき
には、該ルーチンR552において可動部材74.74
の駆動源としてのソレノイド783がオン(ON)され
てからルーチンR554に移行して継続表示ランプ76
aがオフ(OF F)される。しかる後、ルーチンR5
56に移行してROMl0I中からRAM102中のN
EXTデータのC領域へ表示データ「1」が転送されて
入賞個数検出器752(SWs)のオン(ON)による
データ更新の備えがなされてからルーチンR558に移
行する。
ルーチンR550から直接又はルーチンR552〜R5
56を経てルーチンR558に移行したときには、該ル
ーチンR558においてタイマの計時更新がなされる。
その後、ルーチンR560に移行して変動入賞装置7の
可変表示器72にタイマ表示がなされてからルーチンR
562に移行する。
ルーチンR562においては可動部材74,74の開放
時間(29秒)タイマがタイムアウトしたか否かが判定
され、タイムアウトしたと判定されるまでルーチンR5
64に移行してルーチンR564以下の特別遊技態様の
サイクル処理がなされ、タイムアウトしたと判定された
ときには第51図(C)のルーチンR588に移行して
特別遊技態様の終了処理がなされる。
ルーチンR564に移行したときには、該ルーチンR5
64において入賞個数検出器752(SWS)がオン(
ON)されたか否かが判定され、オンされなかったと判
定されたときには第51図(B)のルーチンR576に
移行し、オンされたと判定されたときにはルーチンR5
66に移行する。
ルーチンR566に移行したときには、該ルーチンR5
66において入賞個数検出器752(SWS)のカウン
ト更新がなされた後、ルーチンR568に移行する。
ルーチンR568においては入賞個数検出器752(S
W、)のカウント個数が「10」に達したか否かが判定
され、「10」に達しないと判定されたときにはルーチ
ンR570に移行し、「10」に達したと判定されたと
きには特別遊技態様のサイクルを終了させるべく第51
図(C)のルーチンR588に移行する。
その結果、ルーチンR570に移行したときには、該ル
ーチンR570においてVRAM−Cステップの所要時
間が50m秒に更新されてから。
ルーチンR572に移行して第41図に示すVRAMデ
ータの変換処理が行なわれる。しかる後、ルーチンR5
74t’NEXT−C領域ニV RA M−〇データの
数字データより「+1」大きい数字データが転送されて
から第51図(B)のルーチンR576に移行する。
ルーチンR564から直接又はルーチンR566〜R5
74を介して第51図(B)のルーチンR576に移行
したときには、該ルーチンR576において継続入賞検
出器751(SW、)がオン(ON)されたか否かが判
定される。
その結果、継続入賞検出i!h751 (SW、)がオ
ン(ON)されなかったと判定されたときにはそのまま
ルーチンR582に移行し、オン(ON)されたと判定
されたときにはルーチンR578に移行する。
ルーチンR578においては継続回数カウンタのカウン
ト数が継続回数の上限である「1o」に達したか否かが
判定され、「10」に達したと判定されたときには既に
継続回数の上昇に達しているのでそのままルーチンR5
82に移行し、「10」に達していないと判定されたと
きにはルーチンR580に移行して継続条件成立表示ラ
ンプがオン(ON)されてからルーチンR582に移行
する。
ルーチンR576から直接、又はルーチンR578を介
し、或いはルーチンR578およびルーチンR580を
介してルーチンR582に移行したときには、該ルーチ
ンR582においてLED出力コントロールがなされる
とともに次のルーチンR584でランプ出力コントロー
ルがなされる。
しかる後、ルーチンR586に移行して初期化終了合図
がなされてから第29図のルーチンR17の乱数更新処
理に移行する。
ところで、ルーチンR562から直接、又はルーチンR
564,R566およびR568を介して第51図(C
)のルーチンR588に移行したときには、該ルーチン
R588において可動部材74.74の開閉用ソレノイ
ド783がオフ(OFF)されることによって可動部材
74.74が閉じられて、ルーチンR590に移行する
ルーチンR590においては継続入賞検出器SW4がオ
ン(ON)されたか否かが検出され、オンされたと判定
されたときにはルーチンR592に移行して特別遊技態
様の継続回数カウンタが上限の「10」になったか否か
が判定される。
その結果、継続入賞検出器751(SW4)がオンされ
、かつ、特別遊技態様の継続回数カウンタが「10」に
なっていないと判定されたときにはルーチンR594に
移行して、第29図のルーチンR7における処理No分
岐の次回の処理NOがNo、7(大当り継続動作)に設
定された後、第29図のルーチンR17の乱数更新処理
に移行する。
一方、ルーチンR590において継続入賞検出器751
(SW4)がオニ/ (ON)されなカッタと判定され
るか、又は、ルーチンR592において継続回数カウン
タによるカウント数が「10」になっていると判定され
たときにはルーチンR596に移行して第29図のルー
チンR7における処理NO分岐の次回の処理NOがNo
、7(大当り終了動作)に設定された後、第29図のル
ーチンR17の乱数更新処理に移行する。
第52図には第29図のNo、7の大当り継続動作の詳
しい制御処理手順を示す。
大当り継続動作は大当りと呼ばれる特別遊技態様の各サ
イクル中に継続条件を満たすことによって新たなサイク
ルへ更新されるときの可変表示部5aにサイクル更新を
知らせる表示を行なわせる動作である。
この大当り継続動作が開始されると、先ずルーチンR6
00において継続動作開始のための初期化が終了したか
否かが判定される。
その結果、継続動作開始のための初期化が終了したと判
定されたときには、ルーチンR602に移行して入賞個
数検出量752 (SW、)による入賞個数カウントが
クリアされる。その後、ルーチンR604で継続回数カ
ウンタのカウント数が更新され、さらに次のルーチンR
606で初期化終了合図がなされてからルーチンR60
8に移行する。が、ルーチンR600において継続動作
開始のための初期化が終了していないと判定されると、
そのままルーチンR608に移行する。
ルーチンR608においては継続回数カウンタのカウン
ト数が「1」、即ち、継続回数が1回であるか否かが判
定され、「1」であると判定されたときにはルーチンR
610に移行し、「1」でないと判定されたときにはル
ーチンR620に移行する。
ルーチンR610に移行したときにはROMl01の該
当アドレスがrX−OJに指定され、次のルーチンR6
12で継続回数カウント数χがVRAMに転送される。
その後、ルーチンR614で第50図のVRAMアドレ
スシフト処理がなされてからルーチンR616に移行し
、該ルーチンR616においてエンドフラグ(END−
FG)が「1」であるか否かが判定される。その結果、
「1」であると判定されたときには、ルーチンR618
に移行して第29図のルーチンR7における処理No分
岐の次回の処理NOがNo、6 (大当り動作)に設定
された後、第29図のルーチンR17の乱数更新処理に
移行する。が、ルーチンR616においてエンドフラグ
(END−FG)が「1」でないと判定されたときには
、ルーチンR632に移行する。
一方、継続回数が2回日以降でルーチンR608からル
ーチンR620に移行したときには、該ルーチンR62
0において継続回数カウンタのカウント数が「9」であ
るか否かが判定され、「9」でないと判定されたときに
はルーチンR622に移行し、「9」であると判定され
たときにはルーチンR626に移行する。
ルーチンR622に移行したときには、該ルーチンR6
22においてNEXTフラグが「1」であるか否かが判
定され、「1」でないと判定されたときにはルーチンR
624に移行してROM 101の該当アドレスがrN
EXTJに指定されてからルーチンR630に移行し、
「1」であると判定されたときにはルーチンR610に
移行する。
ルーチンR620からルーチンR626に移行したとき
には該ルーチンR626においてファイナル表示終了時
に「1」となるファイナルフラグ(FINAL、F−G
)が「1」になっているか否かが判定され、「1」にな
っていないと判定されたときにはルーチンR628に移
行してROMlolの該当アドレスがrFINALJに
指定された後ルーチンR630に移行し、「1」になっ
ていると判定されたときにはルーチンR610に移行す
る。
ルーチンR630においては第50図に示したVRAM
アドレスシフト処理が行なわれ、その後顧にルーチンR
632,R634,R636に移行して可動部材74.
74の開放時間表示器72、LED出力、およびランプ
(LAMP)出力がそれぞれでコントロールされ、しか
る後、第29図に示したルーチンR17の乱数更新処理
に移行する。
第53図には第29図に示した分岐処理のうちN018
の大当り終了動作の詳しい制御処理手原の一例を示す。
大当り終了動作は大当りの終了時に可変表示部5aに大
当りの終了を知らせる表示を行なわせたり可動部材74
.74の開放時間を表示する開放時間表示器72の出力
コントロールを行なったりするなどの動作である。
この大当り終了動作が開始されると、可動部材74.7
4が閉じた時点でウェイトタイマがスタートされ、先ず
、ルーチンR650においてそのタイマがタイムアウト
したか否がが判定される。
その結果、タイマがタイムアウトしていないと判定され
たときにはルーチンR652に移行してそのタイマが更
新されてからルーチンR654に移行する。が、ルーチ
ンR650でタイマがタイムアウトしたと判定されたと
きにはルーチンR670に移行し始動口8,8.6中へ
入賞して未処理となっている入賞記憶があるか否かが判
定され。
あると判定されたときにはルーチンR672に移行して
第29図に示したルーチンR7における次回の分岐処理
がNo、1 (回転処理)に設定されてから第29図に
おけるルーチンR17の乱数更新処理に移行される。一
方、ルーチンR670において入賞記憶がないと判定さ
れたときには、ルーチンR674に移行して第29図に
示したルーチンR7における次回の分岐処理がNo、 
O(ff段動作)に設定されてから第29図におけるル
ーチンR17の乱数更新処理に移行される。
ルーチンR650からルーチンR652を経てルーチン
R654に移行したときには、該ルーチンR654にお
いて継続回数カウンタによるカウント数が「10」にな
っているか否かが判定される。その結果「10」になっ
ていると判定されたときにはルーチンR656に移行し
、「10」になっていないと判定されたときにはルーチ
ンR662でVRAMデータがその現状のまま維持され
てルーチンR664に移行する。
ルーチンR656においてはエンドフラグ(END、F
−G)が「1」になっているか否かが判定され、rlJ
になっていないと判定されたときにはルーチンR658
に移行し、「1」になっていると判定されたときにはそ
のままルーチンR664に移行する。
ルーチンR658に移行したときには、該ルーチンR6
58に移行してROMl01中の該当アドレスがrEN
DJに指定され、さらに次のルーチンR660で第50
図に示したVRAMアドレス指定処理がなされてから、
ルーチンR664に移行する。
ルーチンR664に移行したときには該ルーチンR66
4において開放時間表示器72の表示が出力コントロー
ルされ、次のルーチンR668でランプ(LAMP)出
力コントロールがなされてから、第29図に示したルー
チンR17の乱数更新処理に移行される。
第54図には、第30図に示した割込み処理のうち、マ
ルティプレクシング方式の表示出力処理の詳しい制御手
順の一例を示す。
その制御手順のうち、ルーチンR700〜R712が可
変表示部5aへのマルティプレクシング方式の表示処理
で、ルーチンR716〜R728が開放時間表示器72
へのマルティプレクシング方式の表示処理である。
ドツト表示出力処理の割込みが入ると、先ずルーチンR
700において現在術に零データ出力がなされることに
より可変表示部5aの表示がブランク状態にされる。そ
の後、ルーチンR702に移行して桁ポインタが「+1
」アップされてからルーチンR704に移行する。
ルーチンR704においては桁ポインタが「18」桁以
上であるか否かが判定され、「18」桁以上であると判
定されたときにはそのままルーチンR708に移行し、
「18」桁を超えたと判定されたときにはルーチンR7
06でその「18」桁を超えた分がrQJ桁に戻されて
からルーチンR708に移行する。
ルーチンR704から直接、又はルーチンR706を介
してルーチンR708に移行したときには、該ルーチン
R708において前記ルーチンR702〜R706で設
定された新たな桁ポインタにデータ出力が行われた後、
ルーチンR710に移行して桁ポインタよりVRAMの
該当アドレスが算出されてからルーチンR712に移行
する。
ルーチンR712においては前のルーチンR710で算
出されたVRAMの該当アドレスにデータ出力が行われ
、その後、ルーチンR714に移行して可変表示装置5
の装飾用表示部5b、5c中の遊技態様表示ランプ51
2a、523aや可動部材74,74.開閉用ソレノイ
ド783にデータ出力がなされて遊技態様表示ランプ5
21a。
523aが点滅されたり、可動部材74.74が開放さ
れる。そして、次のルーチンR716で開放時間表示器
72の現在術に零データ出力が行われてからルーチンR
718に移行し、該ルーチンR718において開放時間
表示器72の桁ポインタが「+1」アップされた後、ル
−チンR720に移行する。
ルーチンR720においては開放時間表示器72の桁ポ
インタが最上術の「3」桁以上であるか否かが判定され
、「3」桁以上であると判定されたときにはそのままル
ーチンR724に移行し、「3ノ桁を超えていると判定
されたときにはルーチンR722で開放時間表示器72
の桁ポインタがrQJに戻されてからルーチンR724
に移行する。
ルーチンR724に移行したときには、前記ルーチンR
724において前記R718〜R722で設定された新
たな桁ポインタにデータ出力が行われた後、ルーチンR
726に移行して桁ポインタより該当アドレスが算出さ
れてからルーチンR728に移行する。そして、ルーチ
ンR728でその算出された該当アドレスにデータ出力
が行われてからルーチンR730に移行してサウンドジ
ェナレータ156にデータ出力がなされアンプ166を
介してスピーカ640から効果音が発せられる。
上記ルーチンR700〜R730の割込み処理が繰返し
行われることにより、可変表示部5aヘマルティプレク
シング方式のドツトマトリクス表示が行われるとともに
、開放時間表示器72ヘマルティプレクシング方式の7
セグメント型表示処理が行われる。
この実施例に係るパチンコ遊技機によれば、上記のよう
に、可変表示装置5の可変表示器551および遊技状態
表示ランプ523a、541a等のリード線が可変表示
装置5の裏側に設置された配線処理部材56に中継基板
561を介して接続された役物制御装置610(第13
図)に通ずる別のリード線561fにより可変表示器5
51および遊技状態表示ランプ523a、5’41a等
が役物制御装置610と連係されるようになっているの
で可変表示装置5の配線処理やメンテナンスが容易とな
り、可変表示装置5の配線処理の簡素化、メンテナンス
の迅速化が図れる。また、可変表示装置5は配線処理等
も含めてワンユニット化されているので、遊技盤1への
取付けも容易に行なうことができる。
なお、上記実施例では、配線処理部材56に設置された
中継基板561に接続端子561a〜561dが設置さ
れ、該接続端子561a〜561dに、可変表示器55
1aのリード、1556〜558に取り付けられたコネ
クタ556a〜558aや遊技状態表示ランプ523a
、541aのリード線に取り付けられたコネクタ523
d、541bが接続された構成としたが、接続端子56
1a 〜561 dやコネクタ556a〜558aを用
いず可変表示V%551aのリード線556〜558や
遊技状態表示ランプ523a、541aのリード線を中
継基板561に直接取り付けるようにしてもよい。
また、可変表示装置5と変動入賞装置7とを別体のもの
としたが、両者を一体のものとしてもよい。
[発明の効果] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記のように、ガイ
ドレールで囲まれた遊技領域内に、始動入賞口と、該始
動入賞口への入賞に基づいて補助ゲームを行なう可変表
示器と表示ランプとを有する可変表示装置と、前記可変
表示器の補助ゲーム結果に基づいて技球を受け入れない
状態がら受け入れ易い状態に変換される変動入賞装置と
を備えたパチンコ遊技機において、前記可変表示装置は
遊技盤の取付開口部に取り付けられる構成基枠と該構成
基枠の裏側に傾斜付勢部材を介して上部側が後方へ倒れ
る向きに傾斜されて順にそれぞれ一体的に設置された表
示部材および表示基板と該表示基板の裏側に一体的に設
置された配線処理部材と表示ランプとを備え、前記表示
基板の前面側に可変表示器が設置される一方、前記表示
部材には前記可変表示器の表示部を拡大して見えるよう
にする拡大表示窓が設けられ、前記可変表示器および表
示ランプのリード線が前記配線処理部材に中継接続され
、同配線処理部材に可変表示装置を制御する役物制御装
置に通ずるリード線が接続された構成としたので、可変
表示装置の可変表示器および遊技状態表示用ランプのリ
ード線が可変表示装置の裏側に設置された配線処理部材
に中継接続され、配線処理部材に接続された役物制御装
置に通ずる別のリード線を介して可変表示器および遊技
状態表示ランプが役物制御装置と連係され、可変表示装
置の配線処理やメンテナンスが容易となり、可変表示装
置の配線処理の簡素化、メンテナンス迅速化が図れる。
また、可変表示装置5は配線処理等も含めてワンユニッ
ト化されているので、遊技盤1への取付けも容易に行な
うことがで
【図面の簡単な説明】
第1図はパチンコ遊技機の遊技盤の正面図、第2図は可
変表示装置の前側斜視図、 第3図は可変表示装置の後側斜視図、 第4図は可変表示装置の後側分解斜視図、第5図は可変
表示装置の装飾表示部5C部分の部分縦断側面図、 第6図は可変表示装置の前側分解斜視図、第7図は可変
表示装置上部の横断面図、第8図は遊技盤に可変表示装
置を設置した状態を示す部分縦断側面図、 第9図は変動入賞装置の斜視図、 第10図は変動入賞装置の前側分解斜視図、第11図は
変動入賞装置の後側分解斜視図、第12図は変動入賞装
置の縦断側面図。 第13図はパチンコ遊技機の背面図、 第14図は役物制御装置の制御回路図、第15図は電源
回路図、 第16図は第14図の電圧監視回路の動作説明図、 第17図は第14図のバイナリカウンタおよびフリップ
フロップの出力端子から発せられる時間信号を示す図、 第18図は第14図のバイナリカウンタおよびフリップ
フロップの出力端子から発せられる時間信号を示す拡大
図、 第19図は第14図のROM中に書き込まれている可変
表示部への表示符号記憶データ(SMALL)を示す図
、 第20図は第14図のROM中に書き込まれている可変
表示部への表示符号記憶データ(LARGE)、 第21図はROM中に書き込まれている可変表示部への
表示符号記憶データ(〈ヤッタネ!〉とブランク)、 第22図はROM中に書き込まれている可変表示部への
表示符号記憶データ(WAIT、NEXT、FINAL
、END)、 第23図は可変表示装置の可変表示部に可変表示を行な
わせるマルチプレクシング駆動方式によるドツトマトリ
クス表示回路図、 第24図は制御回路によって可変表示部に表示を行なわ
せる表示の概念図。 第25図(A)、(B)はそれぞれ第14図の制御回路
によるスクロール更新制御方法の説明図、第26図は可
変表示部の普段表示の変化を示す説明図、 第27図は可変表示部のスクロールによる表示更新説明
図、 第28図(A)〜(F)はそれぞれ可変表示部の表示変
化を示す説明図、 第29図は第14図の制御回路による遊技全般の制御手
順を示すフローチャート、 第30図は第29図に示した一連の遊技処理中における
割込み処理の制御手順を示すフローチャート、 第31図は第29図の初期化判定処理の詳しい制御手順
を示すフローチャート、 第32図は第29図のスイッチ入力処理の詳しい制御手
順を示すフローチャート、 第33図は第29図の不正監視処理の詳しい処理手順を
示すフローチャート、 第34図は第29図のスイッチ(SW□、SW、。 SW、)入力監視処理の詳しい制御手順を示すフローチ
ャート、 第35図は第29図の処理No分岐処理の詳しい制御手
順を示すフローチャート、 第36図は第29図のルーチンR8(処理No。 0)の普段動作の詳しい制御手順を示す説明図、第37
図は始動入賞口への入賞記憶に基づいて可変表示部の表
示がスクロール変化される場合の動作説明図、 第38図は第24図に示したVRAM−Aに基づく可変
表示部の表示領域Aのスクロール変化の制御手順を示す
フローチャート、 第39図は第24図に示したVRAM−Bに基づく可変
表示部の表示領域Bのスクロール変化の制御手順を示す
フローチャート、 第40図は第24図に示したVRAM−Cに基づく可変
表示部の表示領域Cのスクロール変化の制御手順を示す
フローチャート、 第41図は第38図〜第40図に示した制御手順の一環
として行なわれるVRAMデータ変換処理のサブルーチ
ンの制御手順を示すフローチャート、 第42図は第38図〜第40図に示した制御手順の一環
として行なわれる可変表示部のスクロール作動変化の停
止処理サブルーチンの制御手順を示すフローチャート、 第43図には第29図のルーチンR11(No。 3)の判定処理の詳しい制御手順を示すフローチャート
、 第44図は第29図のNo、4のハズレ・インターバル
動作の詳しい制御手順を示すフローチャート、 第45図は第29図の大当り開始動作の詳しい制御手順
を示すフローチャート、 第46図は第45図のルーチンR368(モード1)の
ドツト点滅処理の詳しい制御処理手順を示すフローチャ
ート、 第47図は第45図のルーチンR370(モード2)の
大当り数のシフト処理の詳しい制御処理手順を示すフロ
ーチャート、 第48図は第45図のルーチンR372(モード3)の
″ヤッタネ″シフト処理の詳しい制御処理手順を示すフ
ローチャート、 第49図は第20図に示したVRAMデータと可変表示
部の表示のシフトとの関係説明図。 第50図は第48図のルーチンR452のVRAMアド
レスシフト処理の詳しい制御手順を示すフローチャート
、 第51図(A)、(B)、(c)は第29図の大当り動
作の詳しい制御手順を示すフローチャー第52図は第2
9図のNo、7の大当り継続動作の詳しい制御処理手順
を示すフローチャート、第53図は第29図に示した分
岐処理のうちNo、8の大当り終了動作の詳しい制御処
理手順の一例を示すフローチャート、 第54図は第30図に示した割込み処理のうちマルチプ
レクシング方式の表示出力処理の詳しい制御処理手順を
示すフローチャートである。 (、゛ \こ、畏′ 第  2 図 ノ 第  3  図 第5図 第  8 因 第9図 第12図 752(SW5) 第15図 第16図 76r432/〆       りbr432t〆3り 19図 26ダーf−32/グ       26ダ4321ψ
′76り+シλ・′■         り6ダ4ご2
ノ/fIり6:432  ノ ≦ダ         
      7 に ≦−4とテ、2 ノ ジづ第21 /               / −Fl’l)、1− / 第22図 Cw A I下)          (外4二メ丁)
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図 ↓            ↓ 第32図 第34図 第35図 第37図 外勤bin 第38図 第39図 第40図 第43図 第44図 第47図 才451勾ルーチン R374へ 第48図 才451のルー手ン R374、 第51図(C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガイドレールで囲まれた遊技領域内に、始動入賞口と、
    該始動入賞口への入賞に基づいて表示ゲームを行なう可
    変表示器と表示ランプとを有する可変表示装置と、前記
    可変表示器の表示ゲームの特定の結果に基づいて遊技球
    を受け入れない状態から受け入れ易い状態に変換される
    変動入賞装置とを備えたパチンコ遊技機において、前記
    可変表示装置は遊技盤の取付開口部に取り付けられる構
    成基枠と該構成基枠の裏側に傾斜付勢部材を介して上部
    側が後方へ倒れる向きに傾斜されて順にそれぞれ一体的
    に設置された表示部材および表示基板と該表示基板の裏
    側に一体的に設置された配線処理部材と表示ランプとを
    備え、前記表示基板の前面側に可変表示器が設置される
    一方、前記表示部材には前記可変表示器の表示部を拡大
    して見えるようにする拡大表示窓が設けられ、前記可変
    表示器および表示ランプのリード線が前記配線処理部材
    に中継接続され、同配線処理部材に可変表示装置を制御
    する役物制御装置に通ずるリード線が接続されているこ
    とを特徴とするパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011156062A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機

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