JPH01291647A - かご形回転子の製造方法 - Google Patents

かご形回転子の製造方法

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JPH01291647A
JPH01291647A JP11889388A JP11889388A JPH01291647A JP H01291647 A JPH01291647 A JP H01291647A JP 11889388 A JP11889388 A JP 11889388A JP 11889388 A JP11889388 A JP 11889388A JP H01291647 A JPH01291647 A JP H01291647A
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Hiroshi Suzuki
博 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、成層鉄心の積重ね方向の中間部に通風孔と接
続する通風ダクトを有するかご形回転子の製造方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記した構成のかご形回転子の成層鉄心に設けら
れた各スロットにアルミニウムの溶湯を注湯して、ロー
ターバー及びエンドリングを鋳込み成形するには、以下
の方法によっていた。
第11図に示されるように、鋼板を積層させた成層鉄心
1の中央部にはシャフト孔2が設けられ、このシャフト
孔2の外周部に多数本の通風孔3がシャフト孔2と平行
に設けられている。
成層鉄心1の積重ね方向には、通風孔3と接続する通風
ダクト4を設けなければならないので、成層鉄心1に設
けられたスロット5の横断面と同一形状となるように@
板をわん曲させて形成したダクトピース6をスロット5
に接続させて、成層鉄心1の間に介在させる必要がある
中間部にダクトピース6を介在させた成層鉄心1を鉄心
積重ね治具7によって一体に固定し、−体に固定された
成層鉄心lの上下にそれぞれ上金型8及び下金型9を装
着し、この状態で全体を回転させながら上金型8の湯口
11からアルミニウムの溶湯を注湯して、遠心鋳造法に
よってローターバー12及びエンドリング13を鋳込み
成形する。
アルミニウムの溶湯を注湯してローターバー12及びエ
ンドリング13を鋳込み成形する場合、成層鉄心1及び
上下の金型8,9で囲まれている部分は溶湯の凝固が速
いが、通風タリト4の部分は成層鉄心1に接していない
ために、また下金型9によって成形されるエンドリング
13の内周部分は直接金型に接していないと共に、押湯
が不十分なために、それぞれ溶湯の凝固が他の部分に比
較して遅れる。この凝固の遅い部分には、溶湯が十分に
供給されなくなるため、鋳物の熱収縮によっていわゆる
「ひけ」が生して、空洞部14が発生する。
なお、上金型8のエンドリング13の内周部分には、直
接湯口11から溶湯が供給されるため、熱収縮によって
空洞部が生ずることはない。
鋳物の熱収縮によってローターバー12の通風ダクト4
の部分に空洞部14が発生すると、この部分の断面積が
他の部分に比較して小さくなる。
これに起因して、ローターバー12における通風ダクト
4の部分の電流密度が大きくなって、発熱によって温度
上昇が生じたり、或いは発生トルクなどの電動機の特性
が低下される。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記したような従来のかご温間転子の製造方
法の不具合に鑑み、ローターバー及びエンドリングを鋳
込み成形する際に、ローターバーにおける通風ダクトの
部分が熱収縮しても、なお他の部分と同一断面積を有す
るようにしてローターバーをその全長にわたって電気的
に等価にし、これにより電動機の特性のばらつき、或い
は低下が生じるのを防止することを課題としてなされた
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、成層鉄心の積重ね方向の中間部に通風孔と接
続する通風ダクトを有し、この通風ダクトにおける成層
鉄心のスロットと接続する部分に型部材を設けてローク
ーパー及びエンドリングを鋳込み成形するかご温間転子
の製造方法において、型部材のキャビティの横断面積を
、成層鉄心に設けられたスロットの横断面積よりも鋳物
の収縮分だけ大きくしたことを特徴とするかご型回転子
の製造方法である。
〔実施例〕
第1図ないし第6図を参照にして、本発明に係わるかご
温間転子の製造方法について更に詳細に説明する。なお
、上記した「従来の技術」の項目で説明した部分と同−
又は同等部分には同一符号を付すると共に、「従来の技
術」の項目で説明した部分との重複説明を避け、本発明
の特徴的部分についてのみ説明する。
ダクトピース15は、成層鉄心1に設けられたスロッ)
16に接続させて、成層鉄心1の間に形成された通風ダ
クト4の部分に設ける一種の型部材である。このタリト
ピース15は、第3図に示されるように、横断面形状が
スロット16の横断面形状とほぼ相似となるように鋼板
を曲げ成形して、成層鉄心1を構成している鋼板1aに
溶接しである。
第2図及び第4図に示されるように、ダクトピース15
の横断面積は、成層鉄心1に設けられたスロット16の
横断面積よりも、鋳物の収縮分だけ大きくしである。
上金型8の湯口11からアルミニウムの溶湯を注湯して
、ローターバー12及びエンドリング13を鋳込み成形
する場合、ローターバー12における通風ダクト4の部
分には、溶湯が凝固する際の熱収縮によって空洞部17
が生じるため、その部分のローターバー12の横断面積
は、ダクトピース15の横断面積よりも小さくなる。し
かし、ダクトピース15の横断面積は、鋳物の収縮分を
見込んだ分だけスロット16の横断面積よりも大きくし
であるので、通風ダクト4の部分のローターバー12の
横断面積は、他の部分の横断面積とほぼ同一となる。
溶湯が凝固したら、上下の金型8,9を取外し、両エン
ドリング13の内周部分を機械加工して取除くと、第5
図及び第6図に示されるようなかご温間転子となる。ダ
クトピース15は、を外すことなくそのまま装着してお
く。
なお、第5図及び第6図において、18.19゜20は
、それぞれ冷却ファン、バランスウェイト座、シャフト
を示す。
第7図は、スロットが矩形状をしている場合に使用され
るダクトピース15゛の斜視図であり、ダクトピース1
5゛の横断面積は、スロットのそれよりも鋳物の収縮分
だけ大きくしである。
第8図は、スロッ)16°の横断面形状に対応したダク
トピース15”が示されており、ダクトピース15゛の
部分のローターバー12゛に鋳物の熱収縮によって空洞
部17が生じても、その部分のローターバー12°の横
断面積は、他の部分の横断面積とほぼ同一になっている
様子が示されている。
回転子の外径は定められており、しかもスロットの外周
部は回転子の外周面に近接しているので、ダクトピース
のキャビティの横断面積の増大部分は、成層鉄心の円周
方向に沿った部分に形成するか、或いは半径方向に沿っ
た部分に形成する場合には、成層鉄心の中心側の部分に
形成することが必要である。また、ダクトピースのキャ
ビティの横断面積の増大率は、成N鉄心の全長、成層鉄
心の間に設けられる通風ダクトの数、成層鉄心に形成さ
れているスロットの横断面積などによって相対的に定ま
るものであるが、−船釣にはスロ7)の横断面積の1.
07倍以上になる。
なお、上記した各実施例は、いずれもローターバー12
における通風ダクト4の部分をダクトピース15,15
’、15’”を使用して鋳込み成形する例であるが、第
9図に示されるように分割金型21a、 2 )b、 
21cを使用したり、或いは第10図に示されるように
焼成した砂型22を使用して、ロークーパーにおける通
風ダクトの部分を鋳込み成形する場合にも、本発明を実
施することができ、ダクトピースの場合と同様にして分
割金型21a。
21b、21c或いは砂型22のキャビティの横断面積
をスロットのそれよりも鋳物の収縮分だけ大きくしてお
けばよい。
但し、分割金型或いは砂型を使用する場合は、ダクトピ
ースを使用する場合に比較して鋳物の冷却効果が高いの
で、鋳物の収縮率は小さくなる。
よって、分割金型、或いは砂型のキャビティの横断面積
の増大率は、ダクトピースの場合よりも小さくなる。
なお、分割金型、或いは砂型を使用する場合には、溶湯
の凝固後にこれらを取除く。
〔発明の効果〕
本発明は、成層鉄心の積重ね方向の中間部に通風孔と接
続する通風ダクトを有し、この通風ダクトにおける成層
鉄心のスロットと接続する部分に型部材を設けてロータ
ーバー及びエンドリングを鋳込み成形するかご温間転子
の製造方法において、型部材のキャビティの横断面積を
、成層鉄心に設けられたスロットの横断面積よりも鋳物
の収縮分だけ大きくしであるので、ローターバーにおけ
る通風ダクトの部分が熱収縮しても他の部分とほぼ同一
の横断面積を存しており、ローターバーをその全長にわ
たって電気的に等価にすることができこのため、ロータ
ーバーの全長にわたって電流密度がほぼ同一となり、電
動機の特性のばらつき、或いは低下が生じるのを防止で
きる。
また、本発明の実施に際しては、型部材のキャビティの
横断面積を、スロットのそれよりも鋳物の収縮分だけ大
きくすればよいので、工程数、及び使用器具の増加を一
切伴うことなく、しかも従来の鋳造技術で実施できるた
め、本発明の実施によるコストアンプは全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法によってかご温間転子のロ
ーターバー12及びエンドリング13を鋳込み成形した
状態の断面図、第2図は、鋳込み前における通風ダクト
4の部分の拡大横断面図、第3図は、成層鉄心lを構成
している鋼板1aにダクトピース15を溶接した状態の
斜視図、第4図は、鋳込み後において鋳物が収縮した状
態のダクトピース15の部分の横断面図、第5図は、本
発明の製造方法によって製作されたかご形回転子の縦断
面図、第6図は、同しく側面図、第7図は、ダクトピー
ス15゛の斜視図、第8図は、鋳込み後において鋳物が
収縮した状態のダクトピース15゛の部分の横断面図、
第9図及び第1O図は、それぞれローターバー12にお
ける通風ダクト4の部分を鋳込み成形するための分割金
型及び砂型の部分の横断面図、第11図は、従来の製造
方法によってかご温間転子のローターバー12及びエン
ドリング13を鋳込み成形した状態の断面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1:成層鉄心       3:通風孔4:1ffi風
ダクト 12.12’  :ローターバー13:エンド
リング 15.15° 15” :ダクトピース(型部材)16
.16° ニスロット  17;空洞部21a、2 l
b、21c :分割金型(型部材)22:砂型(型部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成層鉄心の積重ね方向の中間部に通風孔と接続す
    る通風ダクトを有し、この通風ダクトにおける成層鉄心
    のスロットと接続する部分に型部材を設けてローターバ
    ー及びエンドリングを鋳込み成形するかご形回転子の製
    造方法において、 型部材のキャビティの横断面積を、成層鉄心に設けられ
    たスロットの横断面積よりも鋳物の収縮分だけ大きくし
    たことを特徴とするかご型回転子の製造方法。
  2. (2)型部材がダクトピースであることを特徴とする請
    求項1に記載のかご形回転子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57110060A (en) * 1980-12-26 1982-07-08 Toshiba Corp Manufacture of cast rotor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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