JPH01289721A - 傾斜地用トラクター - Google Patents
傾斜地用トラクターInfo
- Publication number
- JPH01289721A JPH01289721A JP11895288A JP11895288A JPH01289721A JP H01289721 A JPH01289721 A JP H01289721A JP 11895288 A JP11895288 A JP 11895288A JP 11895288 A JP11895288 A JP 11895288A JP H01289721 A JPH01289721 A JP H01289721A
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- JP
- Japan
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- transmission case
- engine
- shaft
- main transmission
- cases
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 56
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は轍間距離を大きく構成し、機体重心を低くし、
前後の車軸間距離を小さくした傾斜地用トラクターに関
するものである。
前後の車軸間距離を小さくした傾斜地用トラクターに関
するものである。
(ロ)従来技術
従来から植成中の作物の上を機体が通過しないように、
ミッションケースの部分を左側にオフセットしたトラク
ターに関する技術は公知とされているのである。
ミッションケースの部分を左側にオフセットしたトラク
ターに関する技術は公知とされているのである。
例えば実開昭55−22241号公報の如くである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
本発明は、従来のトラクターに比較して、特に低重心で
、左右の轍間距離を広くし、前後に車軸間距離を小にす
ることにより、傾斜地を走行する際においても機体が横
転する恐れの無いように構成した傾斜地用トラクターを
提供するものである。
、左右の轍間距離を広くし、前後に車軸間距離を小にす
ることにより、傾斜地を走行する際においても機体が横
転する恐れの無いように構成した傾斜地用トラクターを
提供するものである。
更にこのように低重心、大轍間距離のトラクターであり
ながら前輪駆動をも可能とし、傾斜地での登板能力を高
め、かつ前後にPTO軸を突出して、多種類の作業機の
装着を可能としたものである。
ながら前輪駆動をも可能とし、傾斜地での登板能力を高
め、かつ前後にPTO軸を突出して、多種類の作業機の
装着を可能としたものである。
(ニ)問題を解決するための手段
本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
る為の構成を説明すると。
主伝動ケースMを車体中心に、エンジンEを主伝動ケー
スMの一側に配置し、操縦部lOと座席11をエンジン
Eの反対側に併置すると共に、エンジンEと主伝動ケー
スMの間に接続用伝動ケース2を介装したものである。
スMの一側に配置し、操縦部lOと座席11をエンジン
Eの反対側に併置すると共に、エンジンEと主伝動ケー
スMの間に接続用伝動ケース2を介装したものである。
また他の態様として、接続用伝動ケース2の前後より、
主伝動ケースMへの入力軸8と主伝動ケースMからの前
輪駆動軸3と前輪連結軸5とフロントPTO軸6を突出
したものである。
主伝動ケースMへの入力軸8と主伝動ケースMからの前
輪駆動軸3と前輪連結軸5とフロントPTO軸6を突出
したものである。
(ホ)実施例
本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本発明の傾斜地用トラクターの側面図、第2図
は同じ(後面図、第3図は同じく平面図、第4図は接続
用伝動ケース2の前面図、第5図は同じく平面断面図、
第6図は側面断面図である。
は同じ(後面図、第3図は同じく平面図、第4図は接続
用伝動ケース2の前面図、第5図は同じく平面断面図、
第6図は側面断面図である。
第1図・第2図・第3図により、傾斜地用トラクターの
全体的な構成について説明すると。
全体的な構成について説明すると。
主伝動ケースMは連結されて1本に構成された前部ミッ
ションケースM1と後部ミッションケースM2より成り
、後端面よりリアPTO軸18を突出している。
ションケースM1と後部ミッションケースM2より成り
、後端面よりリアPTO軸18を突出している。
また後部ミッションケースM2の上にはリフトアームを
回動可能とした油圧ケース20が!!置されている。
回動可能とした油圧ケース20が!!置されている。
該主伝動ケースMは本実施例においては、機体進行方向
の左側に配置されており、該主伝動ケースMの右側には
、エンジンEとラジェータ19が配置されている。
の左側に配置されており、該主伝動ケースMの右側には
、エンジンEとラジェータ19が配置されている。
またエンジンEと主伝動ケースMを挾んで逆の側で、主
伝動ケースMの上方に操縦部10とステアリングハンド
ル12と座席11が配置されている。
伝動ケースMの上方に操縦部10とステアリングハンド
ル12と座席11が配置されている。
右側に配置したエンジンEの前面と、主伝動ケースMの
前面との間に接続用伝動ケース2を配置して、動力伝動
を可能としている。
前面との間に接続用伝動ケース2を配置して、動力伝動
を可能としている。
また該接続用伝動ケース2の側面からフロントアクスル
ブラケット17を前方へ突出している。
ブラケット17を前方へ突出している。
8亥フロントアクスル)゛ラケット17にフロントデフ
ケース16をセンターピンを介して枢支しており、該フ
ロントデフケース16より左右にフロントアクスル13
L・13Rを突出している。該フロントアクスル13L
・13Rの端部に前輪IL・IRを配置している。
ケース16をセンターピンを介して枢支しており、該フ
ロントデフケース16より左右にフロントアクスル13
L・13Rを突出している。該フロントアクスル13L
・13Rの端部に前輪IL・IRを配置している。
また後部ミッションケースM2の側方よりリアアクスル
14L・14Rを突出し、該リアアクスル14L・14
Rの先端に後輪4L・4Rを支持している。
14L・14Rを突出し、該リアアクスル14L・14
Rの先端に後輪4L・4Rを支持している。
以上のような構成において、動力はエンジンEより接続
用伝動ケース2内を通過し、前部ミッションケースM1
から後部ミッションケースM2に伝達され、後部ミッシ
ョンケース間2内の最終変速軸より前輪取出軸38・前
輪取出連結軸21を介して、接続用伝動ケース2の下端
の前輪駆動軸3に伝達され、次に接続用伝動ケース2内
のギアを経て前輪連結軸5に伝達され、フロントデフ連
結軸22を介してフロントデフケース16が駆動されて
いるのである。
用伝動ケース2内を通過し、前部ミッションケースM1
から後部ミッションケースM2に伝達され、後部ミッシ
ョンケース間2内の最終変速軸より前輪取出軸38・前
輪取出連結軸21を介して、接続用伝動ケース2の下端
の前輪駆動軸3に伝達され、次に接続用伝動ケース2内
のギアを経て前輪連結軸5に伝達され、フロントデフ連
結軸22を介してフロントデフケース16が駆動されて
いるのである。
また接続用伝動ケース2の前面よりフロントPTO軸6
が突出されているのである。
が突出されているのである。
また15はステアリングシリンダーであり、操向輪であ
る前輪IL・IRを操向回動するものである。
る前輪IL・IRを操向回動するものである。
次に第4図・第5図・第6図より接続用伝動ケース2内
の動力伝達系統について説明すると。
の動力伝達系統について説明すると。
接続用伝動ケース2の後面の右側にはエンジンEの前端
が固設されており、また左側には前部ミツシランケース
M1の前端が固設されているのである。そしてエンジン
Eより主クラッチ装2cを介して、主りランチ軸7に動
力が伝達されている。
が固設されており、また左側には前部ミツシランケース
M1の前端が固設されているのである。そしてエンジン
Eより主クラッチ装2cを介して、主りランチ軸7に動
力が伝達されている。
該主クラッチ軸7上のギア36がカウンター軸25上の
ギア35とカウンター軸26上のギア29を介して、入
力軸8の上のギア34に動力を伝達しているのである。
ギア35とカウンター軸26上のギア29を介して、入
力軸8の上のギア34に動力を伝達しているのである。
そして入力軸8より前部ミッションケースM1と後部ミ
ッションケース間2内の変速装置を介して、後輪4L・
4Rを駆動する動力が第1図の前輪取出軸38に取り出
されるのである。
ッションケース間2内の変速装置を介して、後輪4L・
4Rを駆動する動力が第1図の前輪取出軸38に取り出
されるのである。
該前輪取出軸38より前輪取出連結軸21を介して、前
輪駆動軸3が駆動されるのであるが、前輪駆動軸3は接
続用伝動ケース2の、前部ミッションケースM1を固設
した部分の下側に入力されているのである。
輪駆動軸3が駆動されるのであるが、前輪駆動軸3は接
続用伝動ケース2の、前部ミッションケースM1を固設
した部分の下側に入力されているのである。
該前輪駆動軸3のギア32とカウンター軸27のギア′
31を介して、前輪連結軸5のギア30に動力が伝達さ
れ、低い位置に配置された前輪取出軸38や前輪駆動軸
3の位置を、高い位置の前輪連結軸5に伝達すべく構成
しているのである。
31を介して、前輪連結軸5のギア30に動力が伝達さ
れ、低い位置に配置された前輪取出軸38や前輪駆動軸
3の位置を、高い位置の前輪連結軸5に伝達すべく構成
しているのである。
また第6図において示す如く、カウンター軸26上のギ
ア33と摺動ギア28が噛合すると、フロントPTO軸
6に動力が伝達されるのである。
ア33と摺動ギア28が噛合すると、フロントPTO軸
6に動力が伝達されるのである。
該フロントPTO軸6により、フロント装着作業機を駆
動するのである。
動するのである。
以上の如く主クラツチ軸7・カウンター軸25・26・
27・フロントPTO軸6・入力軸8・前輪連結軸5・
前輪駆動軸3の配置が第4図において図示されているの
である。
27・フロントPTO軸6・入力軸8・前輪連結軸5・
前輪駆動軸3の配置が第4図において図示されているの
である。
主クラツチ軸7の後部にエンジンEが配置されており、
入力軸8の後部に前部ミッションケースM1が配置され
ているのである。
入力軸8の後部に前部ミッションケースM1が配置され
ているのである。
(へ)発明の効果
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を発
揮するものである。
揮するものである。
請求項(11においては、主伝動ケースMの一側にエン
ジンEを配置し、他側に操縦部10と座席11を配置し
たことにより、前後の車軸の間隔を狭くすることができ
、また左右の轍間距離を大きくすることができ、また結
果として重心も低くすることが出来たのであるから、傾
斜地の如く少々の傾きでも転倒し易い場所でも作業が可
能なトラクターに構成することが出来たものである。
ジンEを配置し、他側に操縦部10と座席11を配置し
たことにより、前後の車軸の間隔を狭くすることができ
、また左右の轍間距離を大きくすることができ、また結
果として重心も低くすることが出来たのであるから、傾
斜地の如く少々の傾きでも転倒し易い場所でも作業が可
能なトラクターに構成することが出来たものである。
請求項(2)においては、後部ミッションケースM2か
ら突出した前輪取出軸38の位置が低い場合にも、接続
用伝動ケース2内の前輪駆動軸3とカウンター軸27に
より前輪連結軸5の突出位置は高い位置とすることが出
来たので、特にやや高い位置に配置せざるを得ないフロ
ントデフケース16への動力伝達位置を、前輪連結軸5
の位置を高くすることにより確保することができ、低車
高の傾斜地用トラクターでは不可能であった前輪駆動機
構を構成することが出来たものである。
ら突出した前輪取出軸38の位置が低い場合にも、接続
用伝動ケース2内の前輪駆動軸3とカウンター軸27に
より前輪連結軸5の突出位置は高い位置とすることが出
来たので、特にやや高い位置に配置せざるを得ないフロ
ントデフケース16への動力伝達位置を、前輪連結軸5
の位置を高くすることにより確保することができ、低車
高の傾斜地用トラクターでは不可能であった前輪駆動機
構を構成することが出来たものである。
第1図は本発明の傾斜地用トラクターの側面図、第2図
は同じく後面図、第3図は同じく平面図、第4図は接続
用伝動ケース2の前面図、第5図は同じく平面断面図、
第6図は側面断面図である。 M・・・主伝動ケース Ml・・・前部ミッションケース M2・・・後部ミッションケース E・・・・エンジン 2・・・・接続用伝動ケース IL、IR・・・・前輪 4L、4R・・・・後輪 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿一部
は同じく後面図、第3図は同じく平面図、第4図は接続
用伝動ケース2の前面図、第5図は同じく平面断面図、
第6図は側面断面図である。 M・・・主伝動ケース Ml・・・前部ミッションケース M2・・・後部ミッションケース E・・・・エンジン 2・・・・接続用伝動ケース IL、IR・・・・前輪 4L、4R・・・・後輪 出願人 ヤンマーディーゼル株式会社 代理人 弁理士 矢 野 寿一部
Claims (2)
- (1)、主伝動ケースMを車体中心に、エンジンEを主
伝動ケースMの一側に配置し、操縦部10と座席11を
エンジンEの反対側に併置すると共に、エンジンEと主
伝動ケースMの間に接続用伝動ケース2を介装したこと
を特徴とする傾斜地用トラクター。 - (2)、接続用伝動ケース2の前後より、主伝動ケース
Mへの入力軸8と主伝動ケースMからの前輪駆動軸3と
前輪連結軸5とフロントPTO軸6を突出したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の傾斜地用トラクタ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118952A JP2638068B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 傾斜地用トラクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63118952A JP2638068B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 傾斜地用トラクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01289721A true JPH01289721A (ja) | 1989-11-21 |
JP2638068B2 JP2638068B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14749320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63118952A Expired - Fee Related JP2638068B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 傾斜地用トラクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638068B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100539116B1 (ko) * | 2005-03-23 | 2005-12-26 | 이텍산업 주식회사 | 다목적 도로관리차 동력인출장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195014U (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-25 | 株式会社クボタ | 農用運搬車の前部機体構造 |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP63118952A patent/JP2638068B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59195014U (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-25 | 株式会社クボタ | 農用運搬車の前部機体構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100539116B1 (ko) * | 2005-03-23 | 2005-12-26 | 이텍산업 주식회사 | 다목적 도로관리차 동력인출장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2638068B2 (ja) | 1997-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |