JPS624022Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624022Y2 JPS624022Y2 JP1980065698U JP6569880U JPS624022Y2 JP S624022 Y2 JPS624022 Y2 JP S624022Y2 JP 1980065698 U JP1980065698 U JP 1980065698U JP 6569880 U JP6569880 U JP 6569880U JP S624022 Y2 JPS624022 Y2 JP S624022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- shaft
- output shaft
- case
- transmission mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 62
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 18
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、機体後部のミツシヨンケースから後
方に作業装置への出力軸を突設させてある農用ト
ラクタに関する。
方に作業装置への出力軸を突設させてある農用ト
ラクタに関する。
かかる農用トラクタにおいて、機体前部に装着
される草刈り機やスノーブロワなどの前部作業装
置に対する動力取出し軸を設けるに、従来は、エ
ンジン又は前輪デフ機構から前方に伝動軸を延出
し、この伝動軸と前部作業装置への出力軸（動力
取出し軸）とを連動させていたが、これによる場
合は、種々の異なる作業装置を随意に付け替え使
用できるべく、つまり、トラクタの汎用性を高め
るべく前部出力軸を断続自在および変速自在に構
成するには、この出力軸への伝動機構中に、後部
出力軸への伝動機構中に介装される変速機構やク
ラツチなどは別途に、前部出力軸に対する専用の
変速機構やクラツチを介装する要があり、伝動構
造全体が大型化、複雑化し易く、経済的にも不利
であつた。
される草刈り機やスノーブロワなどの前部作業装
置に対する動力取出し軸を設けるに、従来は、エ
ンジン又は前輪デフ機構から前方に伝動軸を延出
し、この伝動軸と前部作業装置への出力軸（動力
取出し軸）とを連動させていたが、これによる場
合は、種々の異なる作業装置を随意に付け替え使
用できるべく、つまり、トラクタの汎用性を高め
るべく前部出力軸を断続自在および変速自在に構
成するには、この出力軸への伝動機構中に、後部
出力軸への伝動機構中に介装される変速機構やク
ラツチなどは別途に、前部出力軸に対する専用の
変速機構やクラツチを介装する要があり、伝動構
造全体が大型化、複雑化し易く、経済的にも不利
であつた。
本考案は、上述の実情に鑑み、前部作業装置へ
の変速および断続自在な伝動装置を、本来付設の
装置、機構の有効利用をもつて、できるだけ構造
簡単、コンパクトに、かつ経済性有利に構成する
ことができるようにせんとする点に目的を有する
ものであつて、冒記したものにおいて、前記ミツ
シヨンケースの下側部から前方に前記出力軸又は
これへの伝動機構に連動された伝動軸を延出し、
この伝動軸の先端を、機体前部に固定連結された
伝動ケースに支承させるとともに、前記伝動ケー
スの、前記伝動軸よりも高い位置から前方に作業
装置への他の出力軸を延出し、これら両軸を連動
させるための伝動機構を前記伝動ケースに内装し
てあることを特徴とする。
の変速および断続自在な伝動装置を、本来付設の
装置、機構の有効利用をもつて、できるだけ構造
簡単、コンパクトに、かつ経済性有利に構成する
ことができるようにせんとする点に目的を有する
ものであつて、冒記したものにおいて、前記ミツ
シヨンケースの下側部から前方に前記出力軸又は
これへの伝動機構に連動された伝動軸を延出し、
この伝動軸の先端を、機体前部に固定連結された
伝動ケースに支承させるとともに、前記伝動ケー
スの、前記伝動軸よりも高い位置から前方に作業
装置への他の出力軸を延出し、これら両軸を連動
させるための伝動機構を前記伝動ケースに内装し
てあることを特徴とする。
つまり、前部作業装置への出力軸を、後部出力
軸又はこれへの伝動機構から取出した動力で駆動
すべく構成したことにより、トラクタに本来装備
されている後部出力軸に対する変速装置やクラツ
チなどを前部出力軸の変速装置やクラツチなどに
兼用化することができるから、部品点数の大巾な
削減を図れ、変速および動力伝達を断続自在にし
てトラクタの汎用性を高めることが可能な前部作
業装置への伝動機構を、全体として構造簡単、コ
ンパクトにかつ経済的に構成することができる。
しかも、前部出力軸を伝動軸よりも高い位置から
前方に延出することによつて、出力軸の対地高さ
も十分大にして、形態の異なる前部作業装置に対
して別途、中間伝動機構等を使用しない状態での
伝動可能範囲を十分に広いものにでき、この面で
もトラクタの汎用化を促進することができるに至
つた。
軸又はこれへの伝動機構から取出した動力で駆動
すべく構成したことにより、トラクタに本来装備
されている後部出力軸に対する変速装置やクラツ
チなどを前部出力軸の変速装置やクラツチなどに
兼用化することができるから、部品点数の大巾な
削減を図れ、変速および動力伝達を断続自在にし
てトラクタの汎用性を高めることが可能な前部作
業装置への伝動機構を、全体として構造簡単、コ
ンパクトにかつ経済的に構成することができる。
しかも、前部出力軸を伝動軸よりも高い位置から
前方に延出することによつて、出力軸の対地高さ
も十分大にして、形態の異なる前部作業装置に対
して別途、中間伝動機構等を使用しない状態での
伝動可能範囲を十分に広いものにでき、この面で
もトラクタの汎用化を促進することができるに至
つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、エンジンＥに連設した平面視ほぼコの字状
の前フレーム２に、左右一対の操向用駆動前輪
３，３に対するデフケース４を、機体横巾中央部
の前後軸芯周りで揺動自在に連結するとともに、
前記エンジンＥの後部には、左右一対の駆動後輪
５，５を軸架し、かつ、後部作業装置への出力軸
６を突設してあるミツシヨンケース７をクラツチ
ハウジング８及び筒状伝動ケース１を介して連設
し、かつ、前記ミツシヨンケース７の前壁から前
方に突設した走行系出力軸９と前輪デフケース４
の入力軸１０とを伝動軸１１を介して連動連結し
てある。
ると、エンジンＥに連設した平面視ほぼコの字状
の前フレーム２に、左右一対の操向用駆動前輪
３，３に対するデフケース４を、機体横巾中央部
の前後軸芯周りで揺動自在に連結するとともに、
前記エンジンＥの後部には、左右一対の駆動後輪
５，５を軸架し、かつ、後部作業装置への出力軸
６を突設してあるミツシヨンケース７をクラツチ
ハウジング８及び筒状伝動ケース１を介して連設
し、かつ、前記ミツシヨンケース７の前壁から前
方に突設した走行系出力軸９と前輪デフケース４
の入力軸１０とを伝動軸１１を介して連動連結し
てある。
そして、前記出力軸６への伝動機構（図示せ
ず）に連動された伝動軸１２を、前記ミツシヨン
ケース７下側部からクラツチハウジング８及び前
輪デフケース４の下側部を通して前方に延出し、
この伝動軸１２の先端を、前記前フレーム２の前
端に固定連結した伝動ケース１３に支承させると
ともに、前記伝動ケース１３の前記伝動軸１２よ
りも高い位置から前方に前部作業装置に対する他
の出力軸１４を延出し、かつ、前記伝動ケース１
３内には、前記出力軸１４と前記伝動軸１２を連
動させるためのチエーン伝動機構１５を内装して
いる。
ず）に連動された伝動軸１２を、前記ミツシヨン
ケース７下側部からクラツチハウジング８及び前
輪デフケース４の下側部を通して前方に延出し、
この伝動軸１２の先端を、前記前フレーム２の前
端に固定連結した伝動ケース１３に支承させると
ともに、前記伝動ケース１３の前記伝動軸１２よ
りも高い位置から前方に前部作業装置に対する他
の出力軸１４を延出し、かつ、前記伝動ケース１
３内には、前記出力軸１４と前記伝動軸１２を連
動させるためのチエーン伝動機構１５を内装して
いる。
また、前記前フレーム２に固着したブラケツト
１６に、前部作業装置に対する昇降アーム１７を
枢着し、この昇降用アーム１７と前記伝動ケース
１３後側壁に固着したブラケツト１８との間に油
圧シリンダ１９を介装している。
１６に、前部作業装置に対する昇降アーム１７を
枢着し、この昇降用アーム１７と前記伝動ケース
１３後側壁に固着したブラケツト１８との間に油
圧シリンダ１９を介装している。
図面は本考案に係る農用トラクタの実施の態様
を例示し、第１図は全体側面図、第２図は要部の
拡大断面図である。 ６……出力軸、７……ミツシヨンケース、１２
……伝動軸、１３……伝動ケース、１４……出力
軸、１５……伝動機構。
を例示し、第１図は全体側面図、第２図は要部の
拡大断面図である。 ６……出力軸、７……ミツシヨンケース、１２
……伝動軸、１３……伝動ケース、１４……出力
軸、１５……伝動機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 機体後部のミツシヨンケース７から後方に作
業装置への出力軸６を突設させてある農用トラ
クタにおいて、前記ミツシヨンケース７の下側
部から前方に前記出力軸６又はこれへの伝動機
構に連動された伝動軸１２を延出し、この伝動
軸１２の先端を、機体前部に固定連結された伝
動ケース１２の先端を、機体前部に固定連結さ
れた伝動ケース１３に支承させるとともに、前
記伝動ケース１３の、前記伝動軸１２よりも高
い位置から前方に作業装置への他の出力軸１４
を延出し、これら両軸１２，１４を連動させる
ための伝動機構１５を前記伝動ケース１３に内
装してあることを特徴とする農用トラクタ。 前記伝動機構１５がチエーン伝動機構である
実用新案登録請求の範囲第項に記載の農用ト
ラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980065698U JPS624022Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980065698U JPS624022Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56166923U JPS56166923U (ja) | 1981-12-10 |
| JPS624022Y2 true JPS624022Y2 (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=29659815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980065698U Expired JPS624022Y2 (ja) | 1980-05-13 | 1980-05-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS624022Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442241B2 (ja) * | 1973-10-12 | 1979-12-13 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4955833U (ja) * | 1972-08-24 | 1974-05-17 | ||
| JPS53118235U (ja) * | 1977-02-28 | 1978-09-20 | ||
| JPS5442241U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-22 |
-
1980
- 1980-05-13 JP JP1980065698U patent/JPS624022Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442241B2 (ja) * | 1973-10-12 | 1979-12-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56166923U (ja) | 1981-12-10 |
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