JPH01289703A - 二輪車用空気入りタイヤ - Google Patents
二輪車用空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH01289703A JPH01289703A JP1001176A JP117689A JPH01289703A JP H01289703 A JPH01289703 A JP H01289703A JP 1001176 A JP1001176 A JP 1001176A JP 117689 A JP117689 A JP 117689A JP H01289703 A JPH01289703 A JP H01289703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- carcass
- tread
- width
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims abstract description 7
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 10
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004760 aramid Substances 0.000 claims description 5
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 claims description 5
- 239000002964 rayon Substances 0.000 claims description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 abstract 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- ISPYQTSUDJAMAB-UHFFFAOYSA-N 2-chlorophenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1Cl ISPYQTSUDJAMAB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000271 Kevlar® Polymers 0.000 description 1
- 241000254043 Melolonthinae Species 0.000 description 1
- 229920002292 Nylon 6 Polymers 0.000 description 1
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000013305 flexible fiber Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000004761 kevlar Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、空気入りタイヤ、特には、2輪車用空気入
りタイヤの改良に関するものである。
りタイヤの改良に関するものである。
(従来の技術及びその課題)
一般の乗用車、つまり4輪車用のタイヤは、従来のバイ
アスタイヤに比して、耐摩耗性、操縦安定性等に優れ、
機能上も特にデメリットのないうシアルタイヤに切り替
わっている。
アスタイヤに比して、耐摩耗性、操縦安定性等に優れ、
機能上も特にデメリットのないうシアルタイヤに切り替
わっている。
これに対し、2輪車用タイヤにあっては、その様なラジ
アルタイヤは、未だ実用化されるに至っていなかったの
が現状である。その理由は、4輪車用タイヤと2輪車用
タイヤとのコーナリング特性が本質的に異なることに起
因している。
アルタイヤは、未だ実用化されるに至っていなかったの
が現状である。その理由は、4輪車用タイヤと2輪車用
タイヤとのコーナリング特性が本質的に異なることに起
因している。
即ち、4輪車用タイヤのコーナリング特性は、車両旋回
時におけるタイヤのスリップアングルと、その際に生起
されるコーナリングフォースとに大きく依存するのに対
し、2輪車用タイヤのコーナリング特性は、車両を旋回
方向内側に傾斜させた際に車両及び路面とのなす角度、
つまりキャンバ−角と、その際に生起されるキャンバ−
スラストとに太き(依存する。
時におけるタイヤのスリップアングルと、その際に生起
されるコーナリングフォースとに大きく依存するのに対
し、2輪車用タイヤのコーナリング特性は、車両を旋回
方向内側に傾斜させた際に車両及び路面とのなす角度、
つまりキャンバ−角と、その際に生起されるキャンバ−
スラストとに太き(依存する。
それゆえ、旋回時に生起される遠心力に対抗すべく車体
を旋回方向内側に傾けてキャンバ−スラストを生起させ
ることが必須の要件である2輪車タイヤに、車両を旋回
方向内側に傾けることのない4輪車用ラジアルタイヤ構
造を適用したとしても、その構造ゆえにサイドウオール
の剛性が低く、キャンバ−角に対応するキャンバースラ
ストラ発生することができないと言う問題があった。
を旋回方向内側に傾けてキャンバ−スラストを生起させ
ることが必須の要件である2輪車タイヤに、車両を旋回
方向内側に傾けることのない4輪車用ラジアルタイヤ構
造を適用したとしても、その構造ゆえにサイドウオール
の剛性が低く、キャンバ−角に対応するキャンバースラ
ストラ発生することができないと言う問題があった。
しかも、タイヤ周方向及び半径方向における剛性を高め
るとともに、サイドウオールの剛性が低く構成された4
輪車用ラジアルタイヤにあっては、トレッド幅方向にお
ける剛性が段階的に変化することになるので、キャンバ
−角に対スるキャンバ−スラストの増加率が一定でな(
、このためスムーズな路面グリップを得ることができず
、また、2輪車用ラジアルタイヤとしては腰弱感が否め
ず、操縦安定性が阻害されることとなる。
るとともに、サイドウオールの剛性が低く構成された4
輪車用ラジアルタイヤにあっては、トレッド幅方向にお
ける剛性が段階的に変化することになるので、キャンバ
−角に対スるキャンバ−スラストの増加率が一定でな(
、このためスムーズな路面グリップを得ることができず
、また、2輪車用ラジアルタイヤとしては腰弱感が否め
ず、操縦安定性が阻害されることとなる。
この様な問題を解決するものとして、英国特許筒1.2
22.759号は、少なくとも一枚のカーカスプライと
、一方のビード部からタイヤのトレッド部を経て他方の
ビード部まで延在する少なくとも一枚のセーフティプラ
イとを具え、当該セーフティプライを構成するコードが
タイヤの赤道面に対して所定角度、具体的には、0〜3
0°をなす2輪車用ラジアルタイヤを開示する。
22.759号は、少なくとも一枚のカーカスプライと
、一方のビード部からタイヤのトレッド部を経て他方の
ビード部まで延在する少なくとも一枚のセーフティプラ
イとを具え、当該セーフティプライを構成するコードが
タイヤの赤道面に対して所定角度、具体的には、0〜3
0°をなす2輪車用ラジアルタイヤを開示する。
しかしながら、タイヤは、サイドウオールからビード部
にかけてその幅が減少する断面形状をしているので、セ
ーフティプライを構成するコードを、0°に近付けるに
したがって、サイドウオール付近に位置するコードを、
はぼ均一に配置させることが困難となり、コードが粗密
に配置され易く、そのため、局所的な応力が作用するこ
とともなる。
にかけてその幅が減少する断面形状をしているので、セ
ーフティプライを構成するコードを、0°に近付けるに
したがって、サイドウオール付近に位置するコードを、
はぼ均一に配置させることが困難となり、コードが粗密
に配置され易く、そのため、局所的な応力が作用するこ
とともなる。
また、当該セーフティプライとブレーカとが、タイヤ赤
道面に対して実質的に対称に配置されないと、クラウン
部の剛性が赤道面を境にして左右不均一になるため、直
進走行性が損なわれる等の課題が未だ十分に解決されて
はいない。
道面に対して実質的に対称に配置されないと、クラウン
部の剛性が赤道面を境にして左右不均一になるため、直
進走行性が損なわれる等の課題が未だ十分に解決されて
はいない。
したがって、本発明は、上記問題を克服した2輪車用空
気入りタイヤ構造、特には、ベルト部とサイド部を改良
したラジアル構造またはセミラジアル構造の2輪車用空
気入りタイヤを提供することをその目的とする。
気入りタイヤ構造、特には、ベルト部とサイド部を改良
したラジアル構造またはセミラジアル構造の2輪車用空
気入りタイヤを提供することをその目的とする。
(課題を達成するための手段)
この課題を達成するため、本発明2輪車用空気入りタイ
ヤは、1対のサイドウオールとトレッドがトロイダルに
連なり、これらの各部分を、タイヤの赤道面に対し75
゜〜90°の角度範囲で有機繊維コードを配列したプラ
イの少なくとも一枚からなるカーカスで補強し、カーカ
スプライの両端部を、両サイドウオールの径方向内側端
部に埋設したビードリングの回りにタイヤの回転軸方向
外側に向かって巻りげ、上記カーカスと、そのプライ巻
上げ部との間に、ビードリングの上部からトレッド方向
へ向けて、シコアA硬度が少なくとも600の先細りゴ
ムフィラーを配置し、上記トレッドが、その中央頂点位
置から円弧状をなし、且つ実質上等しい肉厚の下に、タ
イヤの最大幅位置まで延びたタイヤにおいて、トレッド
ゴムとカーカスとの間に、ハイモジュラスポリエステル
、レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維から選ばれ、弾
性率が600kg/m”以上のコードをタイヤの赤道面
と実質上平行に配列してなる少なくとも1枚のベルト層
を、トレッドの幅の0.7〜1.0倍の幅をもってカー
カスの輪郭と平行に配置する一方、上記ゴムフィラー、
カーカスプライ巻上げ部のうちの少なくとも且つの上端
位置を、サイドウオール高さ(h0)の60%以上の位
置まで延在させてたものである。
ヤは、1対のサイドウオールとトレッドがトロイダルに
連なり、これらの各部分を、タイヤの赤道面に対し75
゜〜90°の角度範囲で有機繊維コードを配列したプラ
イの少なくとも一枚からなるカーカスで補強し、カーカ
スプライの両端部を、両サイドウオールの径方向内側端
部に埋設したビードリングの回りにタイヤの回転軸方向
外側に向かって巻りげ、上記カーカスと、そのプライ巻
上げ部との間に、ビードリングの上部からトレッド方向
へ向けて、シコアA硬度が少なくとも600の先細りゴ
ムフィラーを配置し、上記トレッドが、その中央頂点位
置から円弧状をなし、且つ実質上等しい肉厚の下に、タ
イヤの最大幅位置まで延びたタイヤにおいて、トレッド
ゴムとカーカスとの間に、ハイモジュラスポリエステル
、レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維から選ばれ、弾
性率が600kg/m”以上のコードをタイヤの赤道面
と実質上平行に配列してなる少なくとも1枚のベルト層
を、トレッドの幅の0.7〜1.0倍の幅をもってカー
カスの輪郭と平行に配置する一方、上記ゴムフィラー、
カーカスプライ巻上げ部のうちの少なくとも且つの上端
位置を、サイドウオール高さ(h0)の60%以上の位
置まで延在させてたものである。
この発明で、カーカスプライコードの周方向に対する角
度の範囲を75゜〜90°とするのは、75゜以下では
ラジアルタイヤの特性が失われるからである。
度の範囲を75゜〜90°とするのは、75゜以下では
ラジアルタイヤの特性が失われるからである。
またベルト層のコードの弾性率を600kg/ms”以
上の繊維コード、即ち、ハイモジュラスポリエステル、
レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維コードを用いるの
は、4輪車用タイヤの場合のような平坦なトレッドと異
なり、幅広いトレッドが、サイドウオールの円い断面輪
郭の延長線上にある全体に円い輪郭を呈しているためで
、通常の走行においては、走行姿勢にもよるが、幅広い
トレッドの何れか約173の区域が接地することとなる
。
上の繊維コード、即ち、ハイモジュラスポリエステル、
レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維コードを用いるの
は、4輪車用タイヤの場合のような平坦なトレッドと異
なり、幅広いトレッドが、サイドウオールの円い断面輪
郭の延長線上にある全体に円い輪郭を呈しているためで
、通常の走行においては、走行姿勢にもよるが、幅広い
トレッドの何れか約173の区域が接地することとなる
。
この場合にトレッドの接地区域は、円いトレッドの輪郭
と異なり、平坦に形状変化するので、トレッド区域の補
強コードは柔軟性に富む繊維コードが必要となる。
と異なり、平坦に形状変化するので、トレッド区域の補
強コードは柔軟性に富む繊維コードが必要となる。
他方、繊維コードの弾性率が600kg/m’以下では
タガ効果が小さく、ラジアル構造の特性が少なくなるか
らである。
タガ効果が小さく、ラジアル構造の特性が少なくなるか
らである。
そして、ベルト層のコード方向を赤道面に実質」二平行
とするのは、トレッドからサイドにかけての半径方向の
曲げ剛性の極端な段差をなくして旋回時にスムースな旋
回を得るためであり、かっタガ効果を得るためにも有効
だからである。
とするのは、トレッドからサイドにかけての半径方向の
曲げ剛性の極端な段差をなくして旋回時にスムースな旋
回を得るためであり、かっタガ効果を得るためにも有効
だからである。
さらに、ベルト幅(II)をトレッド幅(III)の0
.7〜1.0倍とするのは、十分なるタガ効果をもたら
すとともに、トレッドの半円形状を担保し、さらには、
トレッド内での半径方向曲げ剛性の急激な変化を有効に
防止するためである。
.7〜1.0倍とするのは、十分なるタガ効果をもたら
すとともに、トレッドの半円形状を担保し、さらには、
トレッド内での半径方向曲げ剛性の急激な変化を有効に
防止するためである。
ここでコードの弾性率とは、コードに引張り荷重を加え
て荷重と伸びとの関係を測定し、この場合の荷重〜伸び
曲線上から曲線の立ち上がりの勾配を延長して10%伸
び時の荷重Wを求め、次式によって算出した値である。
て荷重と伸びとの関係を測定し、この場合の荷重〜伸び
曲線上から曲線の立ち上がりの勾配を延長して10%伸
び時の荷重Wを求め、次式によって算出した値である。
コード弾性率=IX10/S
但し、S:コードの断面積
ちなみに、通常知られている各種コードの弾性率を例示
すると次ぎの通りである。
すると次ぎの通りである。
ナイロン6 ・ 285kg/ms”ナ
イロン66 : 345//ポリエス
テル :456〃 ハイモジュラスポリエステルl) :5QQ //レー
ヨン ° 650〃ケブラー3ゝ
、 3.700 〃スチール ・
16,000 ”注1) 25℃の温度下にオルソク
ロフェノールを溶剤として測定した極限粘度が0.3〜
0.8の範囲にある低重合度ポリエチレンテレフタレー
トコードを言う。
イロン66 : 345//ポリエス
テル :456〃 ハイモジュラスポリエステルl) :5QQ //レー
ヨン ° 650〃ケブラー3ゝ
、 3.700 〃スチール ・
16,000 ”注1) 25℃の温度下にオルソク
ロフェノールを溶剤として測定した極限粘度が0.3〜
0.8の範囲にある低重合度ポリエチレンテレフタレー
トコードを言う。
注 2)デュポン社製の芳香族ポリアミド繊維コードの
商品名である。
商品名である。
このような構成とすることにより、タイヤの横剛性を高
めて、コーナリング動特性の向上ならびにキャンバ−ス
ラストの増加をもたらすことができる池、とくには、タ
イヤへのキャンバ−角の付与に際して、タイヤ幅方向へ
膨出するサイドウオールに、大きな耐張力を効率的に付
与することができるとともに、一般タイヤのトレッドと
ほぼ同様の荷重対抗力を発生するサイドウオールの表面
剛性を十分に高めて、耐久性の著しい向上をもたらすこ
とができる。
めて、コーナリング動特性の向上ならびにキャンバ−ス
ラストの増加をもたらすことができる池、とくには、タ
イヤへのキャンバ−角の付与に際して、タイヤ幅方向へ
膨出するサイドウオールに、大きな耐張力を効率的に付
与することができるとともに、一般タイヤのトレッドと
ほぼ同様の荷重対抗力を発生するサイドウオールの表面
剛性を十分に高めて、耐久性の著しい向上をもたらすこ
とができる。
そ[、て、好ましくは、この発明では、カーカスと、そ
のプライ巻上げ部との間に位置して、タイヤの横剛性の
向上をもたらすべく機能する先細りゴムフィラーの、カ
ーカスプライ巻上げ部側に隣接させて、傾斜コードから
なる補強層の少なくとも一枚を配設する。
のプライ巻上げ部との間に位置して、タイヤの横剛性の
向上をもたらすべく機能する先細りゴムフィラーの、カ
ーカスプライ巻上げ部側に隣接させて、傾斜コードから
なる補強層の少なくとも一枚を配設する。
このことにより、タイヤの横剛性を一段と高めてタイヤ
のコーナリング動特性を更に向上させ、またキャンバ−
スラストも増加させることができる。
のコーナリング動特性を更に向上させ、またキャンバ−
スラストも増加させることができる。
ちなみに、傾斜フード補強層を、ゴムフィラーのタイヤ
幅方向内側に配置した場合には、それが、サイドウオー
ル表面から離れて位置することから、それ本来の機能を
効果的に発揮させ得ない問題が生ずる他、サイドウオー
ルの厚さ方向での剛性変化が大きくなり、傾斜コード補
強層を境としてゴム質の変形挙動が急激に変わることに
起因する、ゴム質剥離の問題が発生することとなる。
幅方向内側に配置した場合には、それが、サイドウオー
ル表面から離れて位置することから、それ本来の機能を
効果的に発揮させ得ない問題が生ずる他、サイドウオー
ルの厚さ方向での剛性変化が大きくなり、傾斜コード補
強層を境としてゴム質の変形挙動が急激に変わることに
起因する、ゴム質剥離の問題が発生することとなる。
さらにここでは、ゴムフィラー、カーカスプライ巻上げ
部のうちの少なくとも一つ、より好ましくは、ゴムフィ
ラー、カーカスプライ巻上げ部及び傾斜コード補強層の
少なくとも一つの上端位置を、サイドウオール高さ(h
o)の60%以上の位置まで延在させることにより、ベ
ルト層で補強されたトレッドと、サイドウオールとの剛
性面での連続性をもたらすことができる。
部のうちの少なくとも一つ、より好ましくは、ゴムフィ
ラー、カーカスプライ巻上げ部及び傾斜コード補強層の
少なくとも一つの上端位置を、サイドウオール高さ(h
o)の60%以上の位置まで延在させることにより、ベ
ルト層で補強されたトレッドと、サイドウオールとの剛
性面での連続性をもたらすことができる。
この発明の実施例を第1図に示す。なお、この図は右半
分であるが、左半分も同様である。
分であるが、左半分も同様である。
この図で、1はトレッドであり、2−1及び2−2はカ
ーカスプライであり、カーカスプライ2−1のプライ端
部巻上げ高さはり、であり、3−1はベルト層(このタ
イヤは1枚ベルトだから3−2は無い)であり、ベルト
層3−1の幅は胃、であり、4はゴムフィラーであり、
ゴムフィラー4の高さはり、であり、5は補強層であり
、補強層5の高さはhlであり、6はチエ−ファーであ
り、7はビードリングであり、サイドウオールの高さは
り。である。
ーカスプライであり、カーカスプライ2−1のプライ端
部巻上げ高さはり、であり、3−1はベルト層(このタ
イヤは1枚ベルトだから3−2は無い)であり、ベルト
層3−1の幅は胃、であり、4はゴムフィラーであり、
ゴムフィラー4の高さはり、であり、5は補強層であり
、補強層5の高さはhlであり、6はチエ−ファーであ
り、7はビードリングであり、サイドウオールの高さは
り。である。
この発明の効果を次の表に示す。
試験方法: −周4.3kmの周回路を最高200km
/hの速度で実車走行を行い、旋回時の外乱に対する操
縦安定性をフィーリングで評価した。
/hの速度で実車走行を行い、旋回時の外乱に対する操
縦安定性をフィーリングで評価した。
タイヤサイズ 前 3.25819後4.OOH1
8 タイヤ内圧 2.0(前)/2.2(後)kg/
+m″この表には、後輪のタイヤのみ示しているが、前
輪のタイヤも後輪のタイヤと同様な構造のタイヤを用い
て試験を行った。
8 タイヤ内圧 2.0(前)/2.2(後)kg/
+m″この表には、後輪のタイヤのみ示しているが、前
輪のタイヤも後輪のタイヤと同様な構造のタイヤを用い
て試験を行った。
試験結果
効果は従来技術を100とした指数、指数大なほど悪い
。
。
(発明の効果)
しかして、この発明によれば、ラジアル又はセミラジア
ル構造の長所を損なうことなく、操縦安定性に優れた2
輪車用空気入りタイヤを得ることができる。
ル構造の長所を損なうことなく、操縦安定性に優れた2
輪車用空気入りタイヤを得ることができる。
しかもここでは、ベルト層の材質を、ハイモジュラスポ
リエステル、レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維とす
るとともに、そのベルトを構成するコードの弾性率を6
00kg/閤8以トとすることにより、トレッドの接地
性を十分に確保してなお、ベルト層のタガ効果を十分に
発揮させることができ、また、コーナリングに際し、サ
イドウオールに、大きな耐張力を効率的に付与すること
ができるとともに、サイドウオールの表面剛性を高めて
耐久性の著しい向上をもたらすことができる。
リエステル、レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維とす
るとともに、そのベルトを構成するコードの弾性率を6
00kg/閤8以トとすることにより、トレッドの接地
性を十分に確保してなお、ベルト層のタガ効果を十分に
発揮させることができ、また、コーナリングに際し、サ
イドウオールに、大きな耐張力を効率的に付与すること
ができるとともに、サイドウオールの表面剛性を高めて
耐久性の著しい向上をもたらすことができる。
また、傾斜コード補強層を、ゴムフィラーの、タイヤの
幅方向外側に配設することにより、サイドウオールの耐
張力及び表面剛性を更に高めるとともに、耐久性も向上
させることができる。
幅方向外側に配設することにより、サイドウオールの耐
張力及び表面剛性を更に高めるとともに、耐久性も向上
させることができる。
第1図は、この発明によるタイヤの断面図である。
l・・・トレッド 2・・・カーカス3・・・
ベルト層4・・・ビードフィラー5・・・補強層 特許出願人株式会社ブリデストン 第1図
ベルト層4・・・ビードフィラー5・・・補強層 特許出願人株式会社ブリデストン 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、1対のサイドウォールとトレッドがトロイダルに連
なり、これらの各部分を、タイヤの赤道面に対し75゜
〜90゜の角度範囲で有機繊維コードを配列したプライ
の少なくとも一枚からなるカーカスで補強し、カーカス
プライの両端部を、両サイドウォールの径方向内側端部
に埋設したビードリングの回りにタイヤの回転軸方向外
側に向かって巻上げ、上記カーカスと、そのプライ巻上
げ部との間に、ビードリングの上部からトレッド方向へ
向けて、ショアA硬度が少なくとも60゜の先細りゴム
フィラーを配置し、上記トレッドが、その中央頂点位置
から円弧状をなし、且つ実質上等しい肉厚の下に、タイ
ヤの最大幅位置まで延びたタイヤにおいて、 トレッドゴムとカーカスとの間に、ハイモジュラスポリ
エステル、レーヨンまたは芳香族ポリアミド繊維から選
ばれ、弾性率が600kg/mm^2以上のコードをタ
イヤの赤道面と実質上平行に配列してなる少なくとも1
枚のベルト層を、トレッドの幅の0.7〜1.0倍の幅
をもってカーカスの輪郭と平行に配置する一方、上記ゴ
ムフィラー、カーカスプライ巻上げ部のうちの少なくと
も1つの上端位置を、サイドウォール高さ(h_0)の
60%以上の位置まで延在させたことを特徴とする2輪
車用空気入りタイヤ。 2、カーカス層が、タイヤの周方向に対し実質上90゜
の角度をもってコードが延びるプライの2層からなる特
許請求の範囲第1項に記載の2輪車用空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1001176A JPH01289703A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 二輪車用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1001176A JPH01289703A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 二輪車用空気入りタイヤ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2246030A Division JPH0741764B2 (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 直進安定性にすぐれる二輪車用空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01289703A true JPH01289703A (ja) | 1989-11-21 |
JPH038961B2 JPH038961B2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=11494131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1001176A Granted JPH01289703A (ja) | 1989-01-09 | 1989-01-09 | 二輪車用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01289703A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129802A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-04-30 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
JP2015525696A (ja) * | 2012-06-28 | 2015-09-07 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 二輪車用タイヤカーカスレインフォースメント |
JP2020175879A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッドHankook Tire & Technology Co., Ltd. | 補強材を備える空気圧タイヤ |
-
1989
- 1989-01-09 JP JP1001176A patent/JPH01289703A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129802A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-04-30 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 自動二輪車用ラジアルタイヤ |
JP2015525696A (ja) * | 2012-06-28 | 2015-09-07 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 二輪車用タイヤカーカスレインフォースメント |
JP2020175879A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッドHankook Tire & Technology Co., Ltd. | 補強材を備える空気圧タイヤ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038961B2 (ja) | 1991-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3927032B2 (ja) | 自動二輪車用ラジアルタイヤ | |
JPS5822704A (ja) | モ−タ−サイクル用空気入りセミラジアルタイヤ | |
GB2121736A (en) | Pneumatic radial or semi-radial tire for two-wheeled vehicle | |
JP3066332B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
EP3098088B1 (en) | Motorcycle tire | |
JPH0825906A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP3035005B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤのタイヤ対 | |
JP4677116B2 (ja) | 二輪車用ラジアルタイヤ | |
KR100572048B1 (ko) | 높은 횡곡률 계수를 갖는, 특히 2륜 차량용 타이어 | |
JP2010285107A (ja) | 自動二輪車用タイヤ | |
JPH0466304A (ja) | ラジアルタイヤ | |
JPH1053007A (ja) | 自動二輪車用ラジアルタイヤ | |
JPH04278805A (ja) | 二輪車用空気入りタイヤ | |
JPH0648113A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP3072959B2 (ja) | 自動二輪車用タイヤ | |
JPH06270606A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP3035012B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JPH06255305A (ja) | 操縦安定性に優れた空気入りタイヤ | |
JP2598134Y2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JPH01289703A (ja) | 二輪車用空気入りタイヤ | |
EP2300245A1 (en) | Motorcycle tire | |
JPH06127211A (ja) | 空気入りラジアルタイヤの組合せ体 | |
JPH092016A (ja) | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ | |
JPH0234403A (ja) | 2輪車用空気入りラジアルタイヤ | |
JP3321458B2 (ja) | 二輪車用空気入りタイヤ |