JPH01289571A - プッシュ・プルフィーダの制御方法 - Google Patents

プッシュ・プルフィーダの制御方法

Info

Publication number
JPH01289571A
JPH01289571A JP11694688A JP11694688A JPH01289571A JP H01289571 A JPH01289571 A JP H01289571A JP 11694688 A JP11694688 A JP 11694688A JP 11694688 A JP11694688 A JP 11694688A JP H01289571 A JPH01289571 A JP H01289571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
push
speed
pull
feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11694688A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Fujioka
藤岡 忠志
Shigemasa Kobayashi
重政 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP11694688A priority Critical patent/JPH01289571A/ja
Publication of JPH01289571A publication Critical patent/JPH01289571A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ホットワイヤTIG溶接におけるプッシュ・
プルフィーダの制御方法に関する。
[従来の技術] 溶接ワイヤのブツシュψプルフィーダは、通常、CO2
溶接あるいはMAG溶接において溶接電源と被溶接部材
間の距離が長い場合に使用されている。また、全白、動
よりも半自動形式のものが多く、一般に第3図に示すよ
うな構成となっている。図において、1はプルフィーダ
、2はプッシュフィーダであり、溶接ワイヤ3(以下、
ワイヤと記す)の送給経路の長さしは8〜25mにも及
んでいる。
ワイヤ3はこれらのフィーダのそれぞれの送給ローラ1
1と12および21と22の間に挾まれ、ワイヤリール
4から溶接トーチ5へほぼ一定速度で送給される。図中
、6は被溶接部材、7はワイヤ3と被溶接部材6との間
に発生するアークである。
以上のように構成されたプッシュ・プルフィーダにおい
て、ワイヤ3の送給制御は、ブツシュフィ−ダ2側では
溶接電源に内蔵された制御装置を使用し、一般にトルク
制御であり、プルフィーダ1側では別の制御装置を溶接
電源に追加して定速制御を行っている。また・、ワイヤ
3の送給速度範囲は1.5〜15m/ff1inあるい
は2〜20m/■In位が多く、C02溶接やMAG溶
接に対応したものとなっている。さらに、負荷の変動が
大きい場合は数%〜20%程度、速度が変動する。特に
、ワイヤの送給速度が遅い場合の変動は大きくなるが、
C02溶接やMAG溶接では、あまり低い送給速度は使
用されないことと、また送給速度が変動してもアークの
自己制御性や溶接電源の自己制御作用でアークの発生点
の変化は低く抑制されることから、実際の使用には大き
な問題となっていない。
[発明が解決しようとする課題] 従来のプッシュ・プルフィーダは、以上のように負荷変
動に対するワイヤの送給速度の変化が特に低速域で大き
く不安定であるが、CO2溶接やMAG溶接に使用する
限り、大きな問題は生じない。しかしながら、このよう
なプッシュ・プルフィーダをホットワイヤTIG溶接に
使用する場合は非常に大きな問題が生じる。これは、ホ
ットワイヤTIG溶接では、第4図(a)(b)に示す
ようにワイヤの送りが不適正であると、種々のトラブル
を生じ、良好な溶接ができないからである。
すなわち、第4図(a)のようにワイヤの送りが速すぎ
る場合は、ワイヤ3が溶融池8内で十分に溶融しないた
め、被溶接部材6の固体部に衝突し、ゴツゴツといった
反動が送給系に伝わり、送給系のトラブルや融合不良、
ビード9の形状不整といった欠陥を生じる。また、第4
図(b)のようにワイヤの送りが遅すぎる場合は、ホッ
トワイヤ電流やアーク7の輻射熱によりワイヤ3がオー
バーヒートし、途中で焼き切れるようになる。このよう
な状態ではホットワイヤ電流が流れたり切れたりするた
め、安定な溶接は不可能となる。なお、第4図(C)は
ワイヤ3が溶融池8に達すると同時に溶融している状態
を示すものであり、適正なワイヤ送りの時にのみ実現で
きる。図中、14はTAG溶接トーチ、15は通電チッ
プを示す。
以上のように、ホットワイヤTIG溶接を行うには適正
なワイヤ送りが必要であるが、ホットワイヤ法はワイヤ
先端から・アークが発生せず、自己制御性に乏しい。こ
のため、CO2溶接やMAG溶接で使用されているワイ
ヤ送給制御方法では自動溶接は困難であり、送給経路が
長い場合に使用されるプッシュ・プルフィーダではその
困難さは倍加する。さらに、例えばUO鋼管の溶接に使
用されるパイプ内面溶接装置では溶接ブーム内にプルフ
ィーダを収納しなければならないので、装置の小型化と
高精度化を両立させる必要があり、ホットワイヤTIG
溶接法に要求される広範囲の送給速度とあいまって、従
来のプッシュ・プルフィーダでは対応が不可能であった
本発明は、ホットワイヤTIG溶接に用いられるプッシ
ュ・プルフィーダにおいて小型化、高精度化を可能にし
、かつ、超低速から高速に至るまで安定にワイヤを送給
することができるようにしたプッシュ・プルフィーダの
制御方法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るプッシュ・プルフィーダの制御方法は、ホ
ットワイヤTIG溶接に用いられるプッシュ・プルフィ
ーダであって、プルフィーダのプルモータおよびプッシ
ュフィーダのプッシュモータにそれぞれ速度フィードバ
ックをかけながら定速制御を行うとともに、例えばプル
モータおよびプッシュモータの電流を検出することによ
り両モータのトルク比を一定に保つように該プッシュモ
ータの速度を制御し、もってホットワイヤを任意の一定
速度で送給することを特徴とするものである。
[作 用コ 本発明においては、プルモータとプッシュモータの回転
速度を速度検出器によりそれぞれ検出し、各モータドラ
イバに速度フィードバックをかけながら定速制御を行う
。その一方で、プルモータとプッシュモータからモータ
電流をそれぞれ検出することにより、それらのモータ電
流によるトルク比を求めることができる。したがって、
このトルク比をホットワイヤの送給速度範囲内において
最適な任意の値に設定し、かつその比が常に一定になる
ようにブツシュモー′夕の速度を制御すれば、超低速か
ら高速までホットワイヤを高精度に安定に送給すること
ができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明によるプッシュ・プルフィーダの制御方
法に用いる制御ブロック図、第2図は本発明によるプッ
シュ・プルフィーダの概略構成図である。この実施例の
プッシュ・プルフィーダは、第2図に示すようにプルフ
ィーダーのプルモータ(M、)16にタコジェネレータ
、パルスジェネレータのような速度検出器(T1)17
を取り付け、また、プッシュフィーダ2のプッシュモー
タ(M)26に上記と同様の速度検出器(T2)27を
取り付けてなるものである。プルモータ(M)16、プ
ッシュモータ(M2)26には■ 共にDCモータ(界磁は永久磁石)が使用されている。
また第1図において、30は速度設定器であり、この速
度設定器30によってワイヤ3の送り速度■、を設定す
る。31はプル速度指令器で、送り速度V に対応する
速度指令電圧V1に変換しプルモータドライバ32に入
力する。プルモータドライバ32はワイヤ送り速度Vr
に相当する速度でプルモータ(Ml)16を駆動し、速
度検出器(T1)17により検出されたプルモータ回転
速度v、1を帰還することにより絶えず速度フィードバ
ックをかけられて定速制御を行っている。
33はプルモータ(Ml)16の電流検出器で、プルモ
ータ電流l を検出し、この電流Iatは後l 述するプルモータ(Ml)16とプッシュモータ(M、
、)26のトルク比を決定するために用いられる。34
はブツシュ速度指令器で、速度設定器30により設定さ
れたワイヤ送り速度Vrにほぼ等しい速度指令電圧V2
に変換し、比較器35の一方に入力する。比較器35の
もう一つの入力は、上記プルモータ電流Iatと電流検
出器37によって検出されたプッシュモータ電流la2
により作成される。この比較器35の出力がプッシュモ
ータドライバ36に人力され、プッシュモータドライバ
36は、上記プルモー・タドライバ32と同様に速度検
出器(T2)27により検出されたプッシュモータ回転
速度■r2を帰還することにより絶えず速度フィードバ
ックをかけられてプッシュモータ(M2)26を定速制
御している。38はプルモータ電流■alのアンプで、
そのゲインをαとすればアンプ38の出力はα■alと
なる。39は誤差増幅器で、その一方の入力はアンプ3
8の出力αIa!であり、他方の入力はプッシュモータ
電流Ia2である。したがって、誤差増幅器39のゲイ
ンをβとすれば、その出力はβ(I −αI、1)とな
る。これが上記比較器35のもう一つの入力となる。し
たがって、プッシュモータドライバ36の速度指令は、
[V −β(■a2−αIa□)〕となる。
いま、プルフィーダーとプッシュフィーダ2の機械的な
設計から決定される適正トルク比をγとすれば、DCサ
ーボモータの特性から、γ−Ia2/la□である。本
発明では、このトルク比γが負荷の変動や速度の変化に
よって変わらないように制御することを目的としている
ので、γが一定、あるいはl −71,■−0が常に満
たされるようにプッシュモータ(M2)26を制御すれ
ばよいことになる。
そこで、アンプ38のゲインαを上記γに等しく選定す
れば、結局、プッシュモータドライバ36の速度指令は
、[V −β(I、2−γla□)]となる。プッシュ
モータドライバ36も、プルモータドライバ32と同様
に速度フィードバックループを有した高精度の速度制御
を行っているため、ワイヤ3がVrの速度で送られてい
るということは、[V2−β(Ia2−γ1a1)]が
V2に等しい、つまり■a2−γIal−0が満たされ
るように制御系が作用していることを示している。制御
精度は誤差増幅器39のゲインβにより影響され、βを
制御系が発振しない程度に大きくすれば、■a2/Ia
tの比は、実際上、常に一定となる。言い換えれば、本
発明は広い速度範囲にわたって、かつ、負荷変動が大き
い、しかも経路の長いワイヤ送給システムにおいて、常
に、プル側とブツシュ側のモータのトルク比・を最適値
に制御する高精度のプッシュ・プルフィーダ制御方式で
ある。
もちろん、速度指令電圧V 、v2も制御精度に影響す
るが、運転前に単独で速度調整すれば実用上差し支えな
い程度の誤差に簡単におさまる。
なお、上記実施例では、ホットワイヤ単電極の場合で説
明したが、2電極以上の多電極の場合でも同様に実施す
ることができるものである。実際に、UO鋼管のバイブ
内面溶接装置に2電極で本発明の制御方法を実施したと
ころ、ワイヤ送り速度が0.5〜10m/minの範囲
で、送り速度変動が2%以下の非常に高い送給性能を達
成することかできた。もちろん、連続2時間の使用でも
何ら支障なく制御可能であった。
[発明の効果〕 以上のように本発明によれば、プルモータとプッシュモ
ータの定速制御の下で両モータのトルク比が常に一定と
なるようにプッシュモータの速度を制御するものである
ため、ホットワイヤTIG溶接のプッシュ・プルフィー
ダにおいてホットワイヤを超低速から高速に至るまで負
荷の変動に対しても高精度に安定に送給することができ
る。また、プルモータ側の機械系は非常にコンパクトに
できるため、本装置の小型化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプッシュ・プルフィーダの制御方
法に用いる制御ブロック図、第2図は本発明によるブツ
シュ争プルフィーダの概略構成図、第3図は従来のCO
2溶接やMAG溶接に用いられるプッシュ・プルフィー
ダの概略構成図、第4図(a)、(b)はホットワイヤ
TIG溶接におけるワイヤの送り速度との関係でトラブ
ルが生しる状態を示す説明図で、同図(c)は適正なワ
イヤ送りの場合の状態図である。 1・・・プルフィーダ 2・・プッシュフィーダ 3・・・溶接ワイヤ 4・・・ワイヤリール 14・・・TIG溶接トーチ 15・・・通電チップ 16・・・プルモータ 17・・・速度検出器 26・・・プッシュモータ 27・・・速度検出器 30・・・速度設定器 31・・・プル速度指令器 32・・・プルモータドライバ 33・・電流検出器 34・・・ブツシュ速度指令器 35・・・比較器 36・・・プッシュモータドライバ 37・・・電流検出器 38・・アンプ 3つ・・・誤差増幅器 代理人 弁理士  佐々木 宗 冶 @4図 (o)                 (b)(C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホットワイヤTIG溶接に用いられるプッシュ・プルフ
    ィーダであって、プルフィーダのプルモータとプッシュ
    フィーダのプッシュモータをそれぞれ速度フィードバッ
    クの下で定速制御を行う一方、前記プッシュモータとプ
    ルモータのトルク比を一定に保持するように該プッシュ
    モータの速度を制御しながら前記ホットワイヤを任意の
    送り速度で送給することを特徴とするプッシュ・プルフ
    ィーダの制御方法。
JP11694688A 1988-05-16 1988-05-16 プッシュ・プルフィーダの制御方法 Pending JPH01289571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11694688A JPH01289571A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 プッシュ・プルフィーダの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11694688A JPH01289571A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 プッシュ・プルフィーダの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01289571A true JPH01289571A (ja) 1989-11-21

Family

ID=14699643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11694688A Pending JPH01289571A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 プッシュ・プルフィーダの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01289571A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000933A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 L'air Liquide 液体ブリッジを介した金属移行を用いるtig溶接又はろう付け溶接
JP2015066560A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社ダイヘン ワイヤ送給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000933A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 L'air Liquide 液体ブリッジを介した金属移行を用いるtig溶接又はろう付け溶接
JP2015066560A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社ダイヘン ワイヤ送給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10277740A (ja) パルスアーク溶接装置
CA1187562A (en) Welding method and apparatus
US4464558A (en) Hot wire welding system
JP4181384B2 (ja) パルスアーク溶接の溶接電流制御方法
JPH01289571A (ja) プッシュ・プルフィーダの制御方法
US4476376A (en) Direct-current arc welding machine having current control for preventing arc extinction following short circuits
JPS6250221B2 (ja)
JPS626775A (ja) 消耗電極式ア−ク溶接機
JPH0751854A (ja) 消耗電極式アーク溶接制御装置
JP4252636B2 (ja) 消耗電極ガスシールドアーク溶接方法
JPH09271942A (ja) パルスmagアーク溶接方法及び溶接装置
JPS587388B2 (ja) シヨウモウデンキヨクシキア−クヨウセツキ
JPH09271945A (ja) 消耗電極アーク溶接のアーク長復帰制御方法及び溶接装置
JP2587343B2 (ja) パルスアーク溶接用電源装置
JPH02255273A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JPH0335490Y2 (ja)
JPS60238085A (ja) 消耗性電極溶接における突出長制御装置
JPS6225473B2 (ja)
JPH0339789B2 (ja)
JPS6157113B2 (ja)
JP2705208B2 (ja) パルスアーク溶接機
JPH0415417Y2 (ja)
JPS587389B2 (ja) シヨウモウデンキヨクシキア−クヨウセツキ
JPS6235576Y2 (ja)
JPH0160351B2 (ja)