JPH0128933Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128933Y2 JPH0128933Y2 JP10941285U JP10941285U JPH0128933Y2 JP H0128933 Y2 JPH0128933 Y2 JP H0128933Y2 JP 10941285 U JP10941285 U JP 10941285U JP 10941285 U JP10941285 U JP 10941285U JP H0128933 Y2 JPH0128933 Y2 JP H0128933Y2
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- JP
- Japan
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- molten steel
- tundish
- power
- inductor
- induction furnace
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- Expired
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 28
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 28
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 18
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
Ａ 産業上の利用分野
本考案は、連続鋳造用タンデイツシユに取付け
た誘導炉の誘導加熱制御装置に関する。
た誘導炉の誘導加熱制御装置に関する。
Ｂ 考案の概要
本考案は、誘導炉のインダクタに供給する交流
電力を調整してタンデイツシユ内溶鋼温度を制御
する誘導加熱制御装置において、 インダクタと並列の力率改善用コンデンサの容
量をタンデイツシユ内溶鋼重量に応じて調整する
ことにより、 タンデイツシユ内溶鋼重量低下時の過電流を防
止して鋳造の安定化及び誘導炉の保護を図るよう
にしたものである。
電力を調整してタンデイツシユ内溶鋼温度を制御
する誘導加熱制御装置において、 インダクタと並列の力率改善用コンデンサの容
量をタンデイツシユ内溶鋼重量に応じて調整する
ことにより、 タンデイツシユ内溶鋼重量低下時の過電流を防
止して鋳造の安定化及び誘導炉の保護を図るよう
にしたものである。
Ｃ 従来の技術
連続鋳造におけるスラブの表面品質は、タンデ
イツシユ内溶鋼温度によつて影響を受ける。そこ
で、従来からタンデイツシユ内溶鋼の連続測温を
し、鋳込温度を監視して誘導加熱炉の加熱量を調
整することが行なわれている。
イツシユ内溶鋼温度によつて影響を受ける。そこ
で、従来からタンデイツシユ内溶鋼の連続測温を
し、鋳込温度を監視して誘導加熱炉の加熱量を調
整することが行なわれている。
タンデイツシユ内溶鋼温度制御には、第２図に
示すように、タンデイツシユ１には誘導炉１Ａを
取付け、該誘導炉１Ａのインダクタ２にはインバ
ータINV、コンバータCON及び力率調整用コン
デンサＣからなる電力変換器３によつて交流電力
を供給し、誘導炉１Ａへの投入電力は制御装置４
が投入電力指令Esに従つて電力変換器３の出力
電圧又は電圧をフイードバツク制御する。投入電
力指令Esは連続型温度計５による溶鋼６の検出
温度θrと目標温度θsとから投入電力演算部７によ
つて求めるという温度フイードバツク系によつて
設定される。
示すように、タンデイツシユ１には誘導炉１Ａを
取付け、該誘導炉１Ａのインダクタ２にはインバ
ータINV、コンバータCON及び力率調整用コン
デンサＣからなる電力変換器３によつて交流電力
を供給し、誘導炉１Ａへの投入電力は制御装置４
が投入電力指令Esに従つて電力変換器３の出力
電圧又は電圧をフイードバツク制御する。投入電
力指令Esは連続型温度計５による溶鋼６の検出
温度θrと目標温度θsとから投入電力演算部７によ
つて求めるという温度フイードバツク系によつて
設定される。
なお、鋳込開始や鍋交換等における非定常時に
は溶鋼温度のフイードバツク制御が難しいため、
非定常時にはプログラム制御によつて投入電力指
令Esを設定する場合もある。
は溶鋼温度のフイードバツク制御が難しいため、
非定常時にはプログラム制御によつて投入電力指
令Esを設定する場合もある。
Ｄ 考案が解決しようとする問題点
タンデイツシユ１内溶鋼は連続鋳造で減つてく
ると取鍋８から注湯し、取鍋８内溶鋼の終了には
鍋交換が行なわれる。この鍋交換時にはタンデイ
ツシユ１内溶鋼量が一時的に減り、また鋳造終了
時にタンデイツシユ内溶鋼量が零になる。
ると取鍋８から注湯し、取鍋８内溶鋼の終了には
鍋交換が行なわれる。この鍋交換時にはタンデイ
ツシユ１内溶鋼量が一時的に減り、また鋳造終了
時にタンデイツシユ内溶鋼量が零になる。
こうしたタンデイツシユ１内溶鋼の低減は、湯
面が誘導炉１Ａの上部付近まで低下してきたとき
にインダクタ２とコンデンサＣの共振周波数が下
がり、インダクタ２の磁気回路が飽和してインバ
ータINVから過電流が流れ、結果的に電力変換
器３の運転停止を行わざれるを得なくなる場合が
ある。
面が誘導炉１Ａの上部付近まで低下してきたとき
にインダクタ２とコンデンサＣの共振周波数が下
がり、インダクタ２の磁気回路が飽和してインバ
ータINVから過電流が流れ、結果的に電力変換
器３の運転停止を行わざれるを得なくなる場合が
ある。
電力変換器３の運転停止は、タンデイツシユ１
内溶鋼温度の低下になつて鋳造品質を悪くする問
題があるし、誘導炉１Ａ内の残留地金の収縮によ
つて炉内耐火物の亀裂を起す問題があつた。
内溶鋼温度の低下になつて鋳造品質を悪くする問
題があるし、誘導炉１Ａ内の残留地金の収縮によ
つて炉内耐火物の亀裂を起す問題があつた。
Ｅ 問題点を解決するための手段
本考案は上記問題点に鑑み、タンデイツシユ内
溶鋼重量を検出する検出器と、この検出器が検出
する溶鋼重量に応じて力率改善用コンデンサの容
量を調整する調整手段とを備えたものである。
溶鋼重量を検出する検出器と、この検出器が検出
する溶鋼重量に応じて力率改善用コンデンサの容
量を調整する調整手段とを備えたものである。
Ｆ 作用
タンデイツシユ内溶鋼量の低下をその重量低下
から検出し、溶鋼量変化によるインダクタとコン
デンサの共振周波数の変化を抑制して電力変換器
の過電流を防止する。
から検出し、溶鋼量変化によるインダクタとコン
デンサの共振周波数の変化を抑制して電力変換器
の過電流を防止する。
Ｇ 実施例
第１図は本考案の一実施例を示す要部回路図で
ある。電力変換器３ＡはインバータINVの出力
端に接続する力率改善用コンデンサとして、イン
ダクタ２との間で基準共振周波数を決定するため
の基準容量コンデンサC1，C2とインダクタ２の
インダクタンス変化による共振周波数の変動を抑
制するための調整容量コンデンサC3，C4，C5が
設けられる。コンデンサC3，C4，C5は夫々直列
に接触子SW1，SW2，SW3を有してコンデンサ
C1，C2に並列接続される。接触子SW1〜SW3は
夫々の開閉駆動用コイルMC1〜MC3とで開閉駆
動される電磁接触器にされる。
ある。電力変換器３ＡはインバータINVの出力
端に接続する力率改善用コンデンサとして、イン
ダクタ２との間で基準共振周波数を決定するため
の基準容量コンデンサC1，C2とインダクタ２の
インダクタンス変化による共振周波数の変動を抑
制するための調整容量コンデンサC3，C4，C5が
設けられる。コンデンサC3，C4，C5は夫々直列
に接触子SW1，SW2，SW3を有してコンデンサ
C1，C2に並列接続される。接触子SW1〜SW3は
夫々の開閉駆動用コイルMC1〜MC3とで開閉駆
動される電磁接触器にされる。
タンデイツシユ１内溶鋼６の量検出手段とし
て、圧力センサ９と、この圧力センサ９の検出信
号からタンデイツシユ１内溶鋼６の量に換算する
変換器１０とが設けられる。変換器１０の変換信
号は比較回路１１で比較基準と比較され、この結
果からコイルMC1〜MC3が選択駆動される。
て、圧力センサ９と、この圧力センサ９の検出信
号からタンデイツシユ１内溶鋼６の量に換算する
変換器１０とが設けられる。変換器１０の変換信
号は比較回路１１で比較基準と比較され、この結
果からコイルMC1〜MC3が選択駆動される。
コイルMC1〜MC3の選択駆動はタンデイツシ
ユ１内溶鋼量に応じてなされ、溶鋼量が減るほど
コンデンサC3〜C5の接続容量が減るよう調整さ
れ、インダクタ２とコンデンサC1〜C5の並列共
振周波数の変換が少なくなる方向に調整される。
ユ１内溶鋼量に応じてなされ、溶鋼量が減るほど
コンデンサC3〜C5の接続容量が減るよう調整さ
れ、インダクタ２とコンデンサC1〜C5の並列共
振周波数の変換が少なくなる方向に調整される。
こうした調整手段を備えることにより、溶鋼量
の変化による共振周波数の変化が抑制され、イン
バータINVを固定周波数制御方法にしながら、
インダクタ２の磁器回路飽和による過電流を防止
することができる。
の変化による共振周波数の変化が抑制され、イン
バータINVを固定周波数制御方法にしながら、
インダクタ２の磁器回路飽和による過電流を防止
することができる。
Ｈ 考案の効果
以上のとおり、本考案によれば、タンデイツシ
ユ内溶鋼量に応じてインダクタに並列接続のコン
デンサ容量を調整するようにしたため、連続鋳造
での溶鋼量変化による電力変換器の過電流を防止
し、溶鋼温度を安定させた誘導加熱運転を維持し
得て鋳造品質低下を無くししかも誘導炉の保護を
行うことができる効果がある。
ユ内溶鋼量に応じてインダクタに並列接続のコン
デンサ容量を調整するようにしたため、連続鋳造
での溶鋼量変化による電力変換器の過電流を防止
し、溶鋼温度を安定させた誘導加熱運転を維持し
得て鋳造品質低下を無くししかも誘導炉の保護を
行うことができる効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す要部回路図、
第２図は従来の装置構成図である。 １……タンデイツシユ、１Ａ……誘導炉、２…
…インダクタ、３，３Ａ……電力変換器、４……
制御装置、６……溶鋼、９……圧力センサ、１０
……変換器、１１……比較回路、SW1，SW3……
接触子、MC1，MC3……駆動用コイル、C1，C5
……コンデンサ。
第２図は従来の装置構成図である。 １……タンデイツシユ、１Ａ……誘導炉、２…
…インダクタ、３，３Ａ……電力変換器、４……
制御装置、６……溶鋼、９……圧力センサ、１０
……変換器、１１……比較回路、SW1，SW3……
接触子、MC1，MC3……駆動用コイル、C1，C5
……コンデンサ。
Claims (1)
- 連続鋳造用タンデツシユに誘導炉を取付け、こ
の誘導炉のインダクタに力率改善用コンデンサを
有する電力変換器から交流電力を供給する誘導加
熱制御装置において、前記タンデイツシユ内の溶
鋼重量を検出する検出器と、この検出器が検出す
る前記溶鋼重量に応じて前記コンデンサの容量を
調整する調整手段とを備えたことを特徴とする連
続鋳造における誘導加熱制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10941285U JPH0128933Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10941285U JPH0128933Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220756U JPS6220756U (ja) | 1987-02-07 |
| JPH0128933Y2 true JPH0128933Y2 (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=30987485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10941285U Expired JPH0128933Y2 (ja) | 1985-07-17 | 1985-07-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0128933Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0790338B2 (ja) * | 1988-04-14 | 1995-10-04 | 日本鋼管株式会社 | タンディッシュ内溶鋼の加熱装置 |
-
1985
- 1985-07-17 JP JP10941285U patent/JPH0128933Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6220756U (ja) | 1987-02-07 |
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