JPH01288755A - 電熱式原子化炉アセンブリ - Google Patents

電熱式原子化炉アセンブリ

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JPH01288755A
JPH01288755A JP1022758A JP2275889A JPH01288755A JP H01288755 A JPH01288755 A JP H01288755A JP 1022758 A JP1022758 A JP 1022758A JP 2275889 A JP2275889 A JP 2275889A JP H01288755 A JPH01288755 A JP H01288755A
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ロルフ・タム
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/71Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light thermally excited
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、−収約に原子吸光分光分析、詳言すれば原子
吸光分光分析において試料を電熱式に噴霧するための炉
に関する。
従来の技術 電熱式噴霧炉(一般に加熱式黒鉛噴霧器又は黒鉛炉と称
される)は、試料を原子の形で分析するために原子吸光
分光分析器で使用される。
典型的には、該炉はそれぞれの端部で係合する環状黒鉛
接点又は電極の間に把持された管状の黒鉛部材からなる
。分析すべき物質を管状部材内に挿入するための試料ボ
ートとしては、管状部材の側壁内のその全長の中心部に
設けられた半径方向開口が使用される。
一般に冷却ジャケット内に設置された接点は、弾性のバ
イアス部材又はサーボモータによって管状炉部材の端部
と密着するように押圧される。管状部材の接点間を長手
方向で強力な電流が流れ、試料を“原子の雲“に変換す
るために必要な高温に該部材を加熱する。
管状黒鉛接点及び黒鉛管の長手方向孔を、検出すべき元
素の共鳴スペクトル線からなる線放出光源の測定光ビー
ムを透過させる。試料内の検出すべき元素の量は、測定
光ビームの吸収から決定することができる。
分析物の微細化のために必要な高温によって管状黒鉛部
材の急速な劣化を阻止するために、該部材を不活性ガス
流内に包囲することが行われる。黒鉛管は、酸素が該黒
鉛管と接触しないように不活性ガスによって包囲されて
いる。
黒鉛管に沿った不均一な温度分布は、黒鉛管をその端部
で保持する際に生じる。該黒鉛管は、その中心部では、
熱が冷却された接点のために消費される端部におけるよ
りも高い温度を有する。この不均一な温度により、管状
部材の比較的冷たい端部上に試料の堆積が生じる。引続
き、該管状を使用する際に、堆積物が再蒸発し、それに
より新たな試料が汚染される。
前記形式の黒鉛炉は、ブラウン他(Braun et。
al)による米国特許第4.022,530号明細書に
開示された、該発明をここで引用する。この特殊な炉に
おいては、接点は環状というよりもむしろ管状である。
この場合には、2つの接点が分離間隙を除き、黒煙管の
回りをその全長に沿って接点面の間を延びている。この
不活性ガス流は黒鉛管のその中心部の半径方向孔から流
出する。管状接点の1つは半径方向孔を有し、該孔は黒
鉛管の半径方向孔と同一直線上にある。
黒鉛管に沿った一層有利な温度分布を達成するという試
みにおいて、加熱電流を長手方向ではなくむしろ横方向
に黒鉛管を通過させることが提案された。この目的のた
めに、ウッドリフ(Woodr i f f )によっ
て米国特許第4.407.582号明細書に接点装置が
開示された。この場合には、黒鉛管に半径方向で向かい
合った側面で係合する、フォーク状に成形された接点片
の形の相互連結された接点の2つの対が使用される。加
熱電流は、周方向で黒鉛管の端部領域を流れる。該黒鉛
管はその端部領域で加熱されかつ熱は該端部から中心部
に流れ、それにより均一な温度分布が得られる。
この公知の接点装置においては、電極は黒鉛管の熱い部
分に係合する、従って接点特性の再現性が悪い。更に、
黒鉛管を不活性保護ガス流によって雰囲気酸素に暴露さ
れるのを保護することは困難である、従って黒鉛管の有
孔寿命が短くなる。
ヒュッチェ他(Hutsch et、 al、)による
米国特許第4.726,678号明細書(これはここで
参照しかつ“Analytical Chemistr
y” 58(1986)、 1973に発表された)に
は、管状炉体が矩形の横断面を有しかつ接触突出部が炉
体の軸線に対して横方向に延びる黒鉛炉が記載された。
該炉体及び接触突出部は、一体成形された部材として成
形されている。接触は平坦な接触面の冷たい領域で行わ
れる。
米国特許第4.726.678号明細書の若干の実施例
では、接触面と炉体との間の接触突出部は縮小された横
断面領域を有する。l実施例(第3図)では、炉軸線に
対して長手方向に延びる切欠きが設けられている。これ
らの切欠きは炉体から接触片の端部への熱消散を減少さ
せかつ電気抵抗を電力供給の出力に適合させる。
もう1つの実施例(第4図)では、接触突出部に多数の
開口が設けられておりかつこの構成は特に予め規定した
温度プロフィールのために好適である。電流は一定の位
置から供給されかつ炉体を通過してジュール熱を発生す
る。この構成は、接触が冷却領域で行われる以外は、米
国特許環4,407.582号明細書に記載の装置に類
似している。
公知の装置においては、電力は管状炉体に沿って不均一
に供給される。
西ドイツ国特許出願第P3735013.7号明細書(
未公開)には、向かい合った側面に設けられた接触突出
部及び接触面を有する管状炉体からなる電熱式炉が記載
された。該接触突出部は、一体成形された長手方向接触
リブ及び円錐状接触面を備えた円筒状接触突出部を有す
る。該接触リブは狭窄部を有しかつ接触リブの表面を平
面図で見ると台形状である。該台形体の平行長辺は炉体
に隣接し、一方接触突出部はそれぞれの台形体の平行短
辺に隣接している。
接触リブは両側面に長手方向の円筒状切欠きを有する。
該切欠きの軸線は、狭窄部を形成するために炉体の軸線
に対して平行に延びている。
しかしながら、これらの切欠きは、接触リブの全長に互
って延びているのではなく横方向の中央平面から一定の
距離で終わっている。このようにして、強化リブは接触
リブの両側面の中央部に形成されている。強化リブは炉
の軸線に対して垂直な横方向の中心平面に沿って延びて
おりかつ接触リブ及び炉体に接続されている。
西ドイツ国特許出願第P3735013.7号明細書に
は、炉内に装入することができかつ炉によって間接的に
のみ加熱される試料を調製するためのプラットフォーム
が記載された。この場合には、接点が設けられており、
該接点の間に炉が保持されかつ該接点を経て電流は横方
向で炉体を通過する。該接点には、不活性ガス通過させ
るキャビティーが設けられている。
西ドイツ国特許出願第P3743286.9号明細書(
未公開)には、横方向入口を備えた管状炉体と、中空の
、ほぼ半円筒形の内部炉体とを有する電熱式炉が記載さ
れた。該内部炉体は、入口の反対側に配置されかつ単一
ウニブによって炉体に接続されている。
タム他(Tamm et al、)による米国特許第3
862805号明細書には、長手方向で加熱される黒鉛
管が記載さ、この場合には内部壁は複数の環状切欠き又
はカラーを備えている。また、切欠きがヘリカル状に配
置されかつ実質的に1種のねじ部分を形成する黒鉛管も
記載された。
タム(Tamm)による米国特許第4111563号明
細書には、長手方向で加熱される黒鉛管が記載され、こ
の場合には黒鉛からなる管状内部炉体は管状の外側体(
炉体)内に向がい合った側面で半径方向に延びるリブに
よって保持されている。内部炉体は外部炉体よりも著し
く短くかつ外部炉かの中央領域に配置されている。
発明が解決しようとする課題 本発明の1つの課題は、前記に挙げた従来技術の欠点を
克服又は排除しかつ電熱式噴霧用の新規のかつ改良され
た炉を提供することであった。
本発明のもう1つの課題は、管状炉体に沿って均一な温
度分布を生じる電熱式噴霧炉を提供することであった。
本発明のもう1つの課題は、炉管を雰囲気酸素に対する
暴露から有孔に保護することを容易にする炉及び接触装
置を提供することであった本発明のもう1つの課題は、
経済的に製作できる炉を提供することであった。
本発明のその他の課題は、以下の詳細な記載から一部分
明らかでありかつ一部分詳細に説明する。
問題点を解決するための手段 従って、前記課題は、中央部分を有する管状電熱式炉及
び該炉体の向かい合った側面に配置された一体接触突出
部を有する電熱式噴霧炉で解決された。接触突出部は、
炉体に高電流を通過させるための協働する電流供給接点
又は電極の間に係合するように構成された接点を有する
接触突出部は接触面と炉体との間の横断面積を規定し、
その際接触突出部は均一な温度分布を生ぜしめるために
、炉体の中央部分に沿って連続的に横断面積を縮小する
ために孔機構を備えている。l実施例では、縮小された
横断面積の領域を形成するために、接触突出部内に、複
数の孔が炉体の長手方向軸線に対して平行に延びかつ均
一な温度分布を生じるように構成されかつ配置されてい
る。もう1つの実施例では、接触突出部の外側面に複数
の溝が設けられており、該溝は炉の軸線に対して平行に
延びて連続的に炉体に沿って縮小された横断面領域を形
成し、かつ均一な温度分布を生じるために構成されかつ
配置されている。両者の実施例では、孔及び溝は炉体を
不活性ガス内に包囲するために不活性ガス通路に流体接
続されている。
縮小されt:横断面領域が連続的に炉体の中央部分に沿
って延びているのが特に有利であることが判明した。こ
の点において、本発明に基づく炉の設計は、横断面積は
連続に縮小されておらず、むしろ接触突出部内に不連続
の切欠きが設けられた米国特許第4726687号明細
書に記載された発明とは異なっており、かつまた強化リ
ブがちょうど中心部に形成されかつそこで供給された電
流に対する電気抵抗を低下させる西ドイツ国特許出願第
P3735013号明細書記載の発明とも異なっている
実施例 次に、図示の実施例につき本発明の詳細な説明する。
図面を参照して説明するために、本発明の特別の実施例
を選択し、かつ本発明のこれらの実施例を説明するため
に以下の記載では特殊な用語を採用したが、該記載は特
許請求の範囲に定義した本発明の範囲を制限するもので
はない。
まず第1〜3図について説明すれば、参照数字lOは全
体として黒鉛片を示し、該黒鉛片は上方の平坦な表面1
2及び下方の平坦な表面14を有するプレートの形状を
有する。該黒鉛片lOは中心部分16を有し、該中心部
分は平面図で見てほぼ正八角形の形状を有する。該正八
角形体の直径方向で向かい合った側面17,19に突出
部が設けられており、該突出部は接触突出部ないしは片
18及び20を形成する。これらの接触片18及び20
は、それぞれ円筒状の外周面22及び24をを有し、そ
れらの外周面はそれぞれ頂部及び底部で平坦な表面12
及び14によって制限され、かつそれにより平坦化され
ている。
接触片18及び19は、それぞれテーパ状の接触面26
及び28を有している。これらの接触面26及び28に
よって、炉を加熱するために電力を供給する炉の電流供
給接点もしくは電極(図示セズ)の間に炉は保持されて
いる。
六角形形状の中心部分16の側面27.29は側面17
.19に対して垂直でありかつ孔30によって連通され
ている。孔30の軸線32は、接触片18.20の軸線
34に対して垂直に延びている。孔30は管状炉を形成
しかつ側面27.29間の中心部分16の部分は炉体3
6を形成する。
接触リブ38及び40は両側面上で炉体と一体化されて
おりかつ第2図の平面図で見て台形である。接触リブ3
8及び40は、それらの頂部及び底部では平坦な表面1
2及び14によって制限されかつそれらの側面ではそれ
ぞれ傾斜した側面42.44及び46.48によって制
限されている。それぞれの台形の平行長辺(参照数字を
付けず)は、炉体36に隣接している。台形の平行短辺
は六角形の側面17.19を成しかつそれぞれ接触片1
8及び20を形成する。接触リブ38及び40は、縮小
された横断面領域を有する。
第1〜3図の実施例では、それぞれ孔49゜50及び5
2.54の対は、傾斜した側面42.44及び46.4
8内に設けられ、それらの縮小された横断面領域を提供
する。孔49,50.52及び54は、それぞれ側面4
2.44又は46.48の間を管状炉体の軸線32に対
して平行に延びている。このことは接触リブを貫通する
炉全体に対して長手方向に延びていることを意味する。
横断面積の縮小は、炉体36の中心領域に沿っても達成
される。
付加的に、接触リブ38及び40内に、それぞれ3つの
横方向の孔56.58.60と、62.64.66が設
けられており、平坦な表面12と14の間を延びている
。これらの横方向の孔56.58.60と、62,64
.66は、それぞれ孔49.50及び52.54と交差
している。接触片18及び20内の軸線34に対して長
手方向に、それぞれ不活性ガス通路68と70が延びて
いる。不活性ガス通路68及び70は中心区分内に延び
ており、かつ第1図から最も良く理解できるように、そ
れぞれ孔48.50及び52.54と交差している。ド
イツ連邦共和国特許出願第P3735013.7号明細
書に記載されているように、装置の接点から不活性ガス
が不活性ガス通路68及び70を経て供給されると、こ
の不活性ガスは孔49.50及び52.54を経てかつ
横孔56,58.60及び62.64.64.66を経
て分配されかつ側面全体から炉を包囲する。それにより
、空気の炉への接近、ひいては高い噴霧温度での炉の燃
焼は阻止される。従って、これらの孔は炉保護と均一な
温度分布の二重の機能を果す。
特に均一な温度分布は、炉体の中央領域において電流供
給のための横断面を縮小することにより達成される。
炉体は入ロア2を有し、該入口を経て分析すべき試料は
炉に導入される。入ロア2の軸線74は、それぞれ炉体
36及び接触片18.20の軸線32.34に対して垂
直である。入ロア2の軸線74は炉体36の軸線32と
一緒に長手方向に中心平面を規定する。これは第2図に
示された紙面に対して垂直でありかつ軸線32に沿った
平面である 第3図に関して言及すれば、炉体36の孔30内に中空
の、ほぼ半円筒状の内部炉体76が配置されている。第
3図の実施例では、内部体76の内部表面はヘリカル突
出部78を有し、該ヘリカル突出部は実質的にめねじ部
の半分を形成する。これらの突出部78は、内部炉体7
6の長手方向で入ロア2を経て導入される液体試料の拡
散を防止する。めねじ部の部分から突出部78を形成す
ることは、製造上の利点を有する。第1に、管状炉体は
ねじ切り機構でねじを切ることができかつねじ切り機構
は螺旋状に回転させることはできない。従って、内部体
の半分は、第1図に鎖線で示されているように、2つの
長手方向孔77.79によって穿孔することができる。
内部炉体76は、単一ウェブ80だけによって炉体の中
心部に保持されている。引続き、このウェブ80を内部
炉体76と炉体36との間で切欠くことによりアーチ状
の切欠き81が設けられており、残りのウェブ80は1
80°よりも明らかに小さい炉の軸線32を中心とした
角度に亙って延びている。残りのウェブ80は、ウェブ
80の領域内の内部炉体76の好ましくない直接的加熱
をもたらす恐れのあるウェブ80を貫流する電流を阻止
するように炉の軸線に対して平行に延びる孔83を備え
ている。特に、内部炉体76を間接的に炉体36の内部
壁の放射によってのみ加熱され、かつ炉体の内部壁が熱
せられる前に試料が噴霧されないように時間的遅延をも
って試料が噴霧されるようにすることが基本的な目的で
ある。
第4〜6図に示した炉は、第1〜3図に示した炉に類似
して構成されている。従って、相姦する部材には同じ参
照番号が付記されておりかつ詳細には説明しない。
第4〜6図の実施例においては、炉体36の中央領域に
沿った電流供給のための横断面積の縮小は、平坦な表面
12及び14内に切欠き又は溝82及び86.88を設
けることによって達成される。該切欠きは炉体36の軸
線32に対して平行に配列されかつそれぞれ傾斜した側
面42.44及び46.48から一定の距離で終わって
いる。第1〜3図に実施例に類似して、切欠きは、炉体
に沿った均一な温度分布を生じるように炉体の中央領域
に沿った電流供給のための横断面積を縮小するように寸
法設計されかつ配置されている。
第4図から明確に理解できるように、例えば切欠き86
及び88は、例えば70のような不活性ガス通路と交差
している。従って、不活性ガス通路を流動する不活性ガ
スは開口90及び92を経て切欠き86.88内に流入
しかつこれらの切欠きから両端部でかつ炉体36全体か
ら流出する。
前記の炉は接触突出部18.20によって原子吸光分光
分析器内に2つの電流供給接点又は電極の間にマウント
される。原子吸光分光分析器の測定光ビームは、内部炉
体上を延びるように管状炉体36を通って炉の軸線32
に沿って通過する。試料は入ロア2を経て内部炉体に供
給される。炉は炉を電流が貫流することによって高温に
加熱される。内部炉体76は放射によって殆ど関節的に
加熱され、それによって試料は噴霧される。原子の雲が
形成され、該雲内に検出すべき元素を含む試料の元素が
原子状態で存在する。検出すべき元素の量は、線放出光
源から由来する測定光ビームの吸収から決定することが
できる。測定機器の側面上の接点は炉を広範囲に互って
包囲する。酸素が炉と接触することができずかつ黒鉛炉
が高温で燃焼しないように、接点を経て不活性ガスが供
給される。この不活性ガスは前記の切欠き及び/又は孔
によって分配され、該不活性ガスによって炉は完全に包
囲される。電流供給部は、測定光ビームの方向及び炉の
軸線に対して横方向に配置されてる。従って、前記の本
発明の炉によれば、炉に沿った最適な均一な温度分布が
達成される。
第7図の実施例では、ヘリカル内部表面の代わりに内部
炉体76の平滑な円筒状内部表面が設けられている。内
部炉体76の端部に内部に突出したカラー96が形成さ
れている。このような内部炉体76の設計は、パイロカ
ーボンでの被覆を容易にする。
第8〜lO図の実施例では、円筒状の接触片が設けられ
ていない*成が示されている。該炉は一般的に立方体の
形状を有する黒鉛体100によって形成されている。黒
鉛体の2つの端面102と104の間に孔106が設け
られている。端面102と104の間の黒鉛体100の
部分は孔106と一緒に炉体108を構成する。黒鉛体
100の長手方向で向かい合った2つの側面は円錐形に
切欠かれておりかつ円錐状の接触表面110及び112
を形成し、該表面は機器の側面上の電流供給接点と係合
する。第9図の黒鉛体100の上面114内に入口とし
て孔116が設けられている。該孔116は孔lO6内
に開口している。孔106と116の軸線も又長手方向
の中央平面を規定する。炉108の両側面上の上面11
4と、反対側の底面118(第9図で見て)に、それぞ
れ溝120゜122及び124が設けられている。これ
らの溝はそれぞれ炉体108の中央部分を貫通して延び
ている。第9図から理解できるように、溝120.12
2は、不活性ガス通路128と交差している。内部炉体
76は、炉内に第1〜3図の実施例と同じ形式で保持さ
れている、従ってここには詳述しない。
発明の効果 自明のように、本発明を説明するために使用した電熱式
噴霧炉の若干の実施例のそれぞれは、最適な均一な温度
分布及び雰囲気酸素に対する有効な保護をもたらす。更
に又、経済的に製造される炉が提供される。
当業者にとっては明らかなように、本発明の思想及び範
囲から逸脱することなく、前記構造の種々の変更及び応
用が可能である、本発明の範囲は、前記特許請求の範囲
に規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、炉軸線の方向で見た、本発明による管状炉の
正面図、第2図は第1図の管状炉の平面図、第3図は炉
と組合せた中空の、全体として半円筒状の内部炉体を示
す管状炉の縦断面図、第4図は本発明の炉の別の実施例
の、一部分断面した第1図に相応する正面図、第5図は
第4図の炉の、一部分断面した第2図に相応する平面図
、第6図は第4図及び第5図における右側面から見た、
一部分断面した炉の側面図、第7図は平坦な円筒状内部
表面を有する炉の別の別の実施例の、第6(!Iに相当
する側面図、第8図は別の実施例を示す断面図、第9図
は第8図の炉体の炉軸線に対して垂直に取った断面図及
び第1O図は炉軸線に沿った第8図及び第9図の炉の縦
断面図である。 18.20・・・接触片、36.108・・・管状炉体
、38.48・・・接触リブ、49.50.52.54
,106.116・・・孔、56,58.60及び62
.64.66・・・横方向孔、68,70.128・・
・不活性ガス通路、76・・・内部炉体、78・・・め
ねじ部分、120,122.124・・・溝 108・・・管状炉体 106.116・・・孔 128・・−不活性ガス通路 124・・・溝 FIG、8 手続補正書(方式) 平成 1 年5月ノア日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子吸光分光分析による分析用の試料を噴霧するた
    めの電熱式噴霧炉アセンブリにおいて、 中央部分を有する管状炉体と、 上記管状炉体の向かい合った側面に配置された接触突出
    部と、 炉体に電流を通過させるための、協動する電流供給接触
    面の間に圧力係合するように構成された、上記接触突出
    部の接触面とから成り、 上記接触突出部が、上記接触面と上記炉体との間の横断
    面積を規定し、 上記接触突起が上記横断面積を縮小させるための空隙機
    構を有し、該空隙機構が上記炉体に沿って均一な温度分
    布を生じるために、該炉体の中央部分の沿って連続的に
    縮小された横断面積を提供するように構成かつ配置され
    ていることを特徴とする電熱式噴霧炉アセンブリ。 2、前記接触突出部が更に、不活性ガスの供給源に接続
    するために構成された不活性ガス通路を有し、前記空隙
    部を不活性ガスが貫流できるように、上記不活性ガス通
    路が前記空隙機構に接続されている請求項1記載の電熱
    式噴霧炉アセンブリ。 3、前記接触突出部が前記炉体の直径方向で向かい合っ
    た側面上を長手方向に延びる接触リブ対からなり、該接
    触リブが縮小された横断面領域を構成し、かつそれぞれ
    の前記突出部が前記炉体から半径方向外側に向かって突
    出している請求項1記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 4、前記接触突出部がほぼ円筒状に成形された末端部分
    を有する請求項3記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 5、前記炉体が長手方向の軸線を有しかつ前記空隙機構
    が、前記接触リブ内の縮小された横断面領域を構成する
    ために、上記軸線に対して平行に延びる、前記接触リブ
    内の複数の第1の孔からなり、該第1の孔が前記炉体に
    沿って均一な温度分布を生じるように構成かつ配置され
    ている請求項3記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 6、前記接触リブが前記炉体に対してほぼ平行な上方及
    び下方外面を有し、かつ複数の第2の孔が該上方と下方
    の外面の間を前記第1の孔に対してほぼ横方向に延びて
    いる請求項5記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 7、前記接触突出部が更に、不活性ガスの供給源に接続
    するために構成された複数の不活性ガス通路を有し、該
    不活性ガス通路が前記第1の孔に接続されており、不活
    性ガスが該不活性ガス通路及び前記第1及び第2の孔を
    貫流することができるように、該不活性ガス通路が前記
    第1の孔にかつ該第1の孔が前記第2の孔に接続されて
    いる請求項6記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 8、前記接触突出部が上方及び下方の外面を有し、その
    際これらの外面の間を前記炉体がほぼ平行に延びており
    、前記炉体が長手方向軸線を有し、かつ前記空隙機構が
    前記炉体の中央部分全体に亙って延びかつ上記長手方向
    軸線に対してほぼ平行である、上記上方外面内の複数第
    1の溝からなり、該第1の溝が、炉体に沿った均一な温
    度分布を生じるために前記炉体の中央部分に連続的に沿
    って縮小された横断面領域を形成するように構成されか
    つ配置されている請求項1記載の電熱式噴霧炉アセンブ
    リ。 9、前記空隙機構が前記炉体の中央部分全体に亙って延
    びかつ前記長手方向軸線に対してほぼ平行である、前記
    下方表面内の複数の第2の溝からなり、該第2の溝が前
    記第1の溝と組合わされて、炉体に沿って均一な温度分
    布を生じるために炉体の中央部分に沿って連続的に縮小
    された横断面領域を形成するように構成されかつ配置さ
    れている請求項8記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 10、前記接触突出部が向かい合った側面を有し、かつ
    前記第1及び第2の溝が該側面から予め定めた距離で終
    わっている請求項9記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 11、前記接触突出部が更に、不活性ガスの供給源に接
    続するために構成された複数の不活性ガス通路を有し、
    不活性ガスが該不活性ガス通路及び前記溝を貫流するこ
    とができるように、該不活性ガス通路に前記第1及び第
    2の溝が接続されている請求項9記載の電熱式噴霧炉ア
    センブリ。 12、前記炉体が前記中央部分内に配置された横方向入
    口及び長手方向軸線を有し、該軸線及び入口が炉体の長
    手方向中央平面を規定し、前記炉体内部にかつ該炉体と
    一体に配置された中空の、ほぼ半円筒形の内部炉体を有
    し上記内部炉体が、前記入口の反対側に前記長手方向中
    央平面に対して対称的に位置決めされかつ前記炉体の中
    央部分全体に亙って長手方向に延びており、かつ 前記内部炉体が上記入口の反対側に配置された単一ウェ
    ブによって炉体に一体結合されている請求項1記載の電
    熱式噴霧炉アセンブリ。 3、前記ウェブが前記長手方向軸線を中心に180°よ
    りも十分に小さい角度範囲に亙って延びるように、該ウ
    ェブの向かい合った側面の、内部炉体と炉体との間の、
    ウェブの平面内にテーパ状の切欠きが設けられている請
    求項12記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 4、前記ウェブが、前記長手方向軸線に対してほぼ平行
    に延びる複数の孔を有する請求項13記載の電熱式噴霧
    炉アセンブリ。 5、前記内部炉体がヘリカルリブによって形成された内
    面を有する請求項12記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 6、前記内部炉体が、平滑でありかつ円筒状に成形され
    ている内面を有し、かつ前記内部炉体の端部が内部に突
    出したカラーを有する請求項12記載の装置。 17、原子吸光分光分析による分析用の試料を噴霧する
    ための電熱式噴霧炉アセンブリにおいて、 光ビームを透過させるように構成されかつ中央部分を有
    する管状炉体と、 前記炉体の直径方向で向かい合った側面上を長手方向に
    延びかつ該側面から外側に向かって突出した接触突出部
    対とを有し、 上記接触突出部がそれぞれ、電流を通過させるために協
    動する電流供給電極の間に圧力係合するために構成され
    た端部接触面を有し上記接触突出部が、上記接触面と上
    記炉体との間に縮小された横断面領域を有し、かつ上記
    縮小された横断面領域が連続的に上記炉体の中央部分に
    沿って延びており、上記領域が、上記炉体に沿って均一
    な熱分布を生じるように、該炉体の中央部分に沿って電
    流を供給する横断面積を縮小するように寸法設定されか
    つ配置されていることを特徴とする電熱式噴霧炉アセン
    ブリ。 18、前記突出部が前記炉体に沿った均一な熱分布を生
    じるための孔機構を有し、該孔機構が前記炉体の前記中
    央部分に沿って連続的に延びている請求項17記載の電
    熱式噴霧炉アセンブリ。 19、前記炉体が長手方向軸線、及び不活性ガスの供給
    源に接続するために構成された不活性ガス通路を有し、
    かつ前記孔機構が該長手方向に対してほぼ平行に延びる
    前記接触突出部内に複数の第1の孔を有し、該第1の孔
    が前記炉体に沿って均一な熱分布を生じるように前記中
    央部分に沿って連続的に前記接触突出部の横断面積を縮
    小するために寸法設計されかつ配置さており、不活性ガ
    スが上記第1の孔を貫流して前記炉体を不活性ガスで包
    囲するように、該第1の孔が上記不活性ガス通路に接続
    されている請求項18記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 20、前記孔機構が更に、前記第1の孔に対して横方向
    に延び、かつ不活性ガスが貫流できるように前記第1の
    孔と交差した、前記接触突出部内の複数の第2の孔を有
    している請求項19記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。 21、前記炉体が上面及び底面、長手方向軸線及び不活
    性ガスの供給源に接続するために構成された不活性ガス
    通路を有し、かつ 前記孔機構が前記の長手方向軸線に対してほぼ平行に延
    びる、上記上面内の複数の第1の溝からなり、該第1の
    溝が、前記炉体に沿って均一な熱分布を生じるために前
    記中央部分に沿って連続的に前記接触突出部の横断面積
    を縮小するように寸法設定されかつ配置されていおり、
    不活性ガスが上記第1の溝を貫流して前記炉体を不活性
    ガスで包囲するように、前記不活性ガス溝が前記不活性
    ガス通路に接続されている請求項18記載の電熱式噴霧
    炉アセンブリ。 22、前記孔機構が、前記の長手方向軸線に対してほぼ
    平行に延びる、前記底面内の複数の第2の溝からなり、
    該第2の溝が、前記炉体に沿って均一な熱分布を生じる
    ために前記中央部分に沿って連続的に前記接触突出部の
    横断面積を縮小するように寸法設定されかつ配置されて
    いおり、不活性ガスが前記第1及び第2の溝を貫流して
    前記炉体を不活性ガスで包囲するように、上記第2の不
    活性ガス溝が前記不活性ガス通路に接続されている請求
    項18記載の電熱式噴霧炉アセンブリ。
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