JPH01288695A - 断熱管の継手構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は断熱管の継手構造に関する。

〔従来の技術〕

従来、断熱管として、管壁が二重壁とされ二重壁間の空
間に無機多孔質粉体を充填した上で真空化して成る断熱
管が知られている。

これら断熱管を接続する場合、従来にあっては第３図に
示すように断熱管Ａ、Ａの内孔Ｂ、Ｂ内に短管カラー〇
を挿入し、かつ、外面をねし継手りなどによる接続する
ものや、第４図に示すように内壁Ｂ’　、Ｂ’　を外壁
Ｅ、Ｅより管軸方向へ突出させ、内壁Ｂ”、Ｂ゛同志突
き合わせると共に外壁Ｅ、　　Ｅにねじ継手りで接続す
るもの（例えば実開昭６２−２０４０９号）なとが知ら
れている。

〔従来技術の問題点〕

ところで、前者の第３図に示す構造のものにあっては、
短管カラー〇が断熱管Ａ内で軸方向へ移動しないよう内
孔Ｂの径を拡径修正する必要が有り、これに起因して断
熱管Ａ内面を損傷するおそれが有り、また後者の第４図
に示す構造にあっては管端部に二重壁のうち内壁Ｂ”が
管端より突出した構造であるので、接続工事の際この部
分を他物との衝突により変形させることが有る問題が有
った。

また、上記いずれのものにあっても、外壁Ｅ。

Ｅが相互に接続されるので、仮に内壁同志の接続部に漏
れが有っても、管外への流体漏出は防止し得るものの断
熱の点では全く無効となり、熱の損失が有効に防げず、
また、内孔間に出来た隙間の大きさによっては、渦流が
生して流れの効率が著しく低下することが有る欠点が有
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

この発明は上記問題点に鑑み、内孔間の水蜜接続、及び
断熱が確実に行なえ、かつ、接続作業も容易に行なえる
断熱管の継手構造を提供することを目的としてなされた
ものである。

〔課題を解決するに至った技術〕

即ち、この発明の断熱管の継手構造は管壁が二重壁とさ
れ、該二重壁間の空間を断熱処理して成る断熱管の内径
孔内に、外周に一定間陥隔てて、二個一対の鍔体を有す
る短管カラーが、前記鍔体を管端に当接させて挿入され
て二つの断熱管が接続され、前記鍔体間の間隔を保持し
て対向させた断熱管の外周に外周カラーが架設嵌合され
て成ることを特徴とするものである。

〔実施例〕

次に、この発明を実施例により説明する。

第１図はこの発明の実施例の断面図、第２図は他の実施
例の断面図である。

この発明の断熱管の継手構造は管壁ＩＡが二重壁ＬＡ’
、ＩＡ”とされ、二重壁ＩＡ’、ＩＡ″間の空間に例え
ば多孔質無機粉体ＩＢを充填し、密閉した上で内部を真
空とすることにより断熱処理を施して成る断熱管１の内
径孔Ｉへ″内に、外周２人に一定間隔り隔てて、二個一
対の鍔体３゜３を有する短管カラー２が、鍔体３，３を
管端にＩＣ，ＩＣ当接させて挿入され、鍔体３，３間の
間隔りを保持して対向させた断熱管１の外周］Ｄには外
周カラー４が架設嵌合されて構成されている。

上記実施例において、鍔体３，３間を外套管３Ａでさら
に密閉した構成としても良い。

また、」１記いずれの実施例においても、外周カラー４
は二重管に対し、それぞれねし嵌合する構成とされる。

〔作用〕

接続される断熱管１．１の対向間隔は、短管カラー２の
鍔体３，３によって保持され、外周カラー４によって抜
は出しが防止される。

従って、断熱管１，１の接続部端面ＩＣは、短管カラー
２の鍔体３面に密接されることとなり、内部流体が継手
部に出来る空間Ｓに浸入するのが防止される。

第２図に示すように外套管３Ａを設けた場合はさらに上
記作用が確実に得られる。

〔効果〕

この発明は以上説明したように、断熱管接続に際し、内
孔部に何らの調整を行なうことなく接続施工出来、また
、接続された管端面は、短管カラーの鍔によって密閉さ
れるので、内部流体の漏出による熱放射も少なく、また
、接続部での管端位置規制も行なえるため、接続作業が
容易となるなどの効果を有する。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）管壁が二重壁とされ、該二重壁間の空間を断熱処
   理して成る断熱管の内径孔内に、外周に一定間隔隔てて
   、二個一対の鍔体を有する短管カラーが、前記鍔体を管
   端に当接させて挿入されて二つの断熱管が接続され、前
   記鍔体間の間隔を保持して対向させた断熱管の外周に外
   周カラーが架設嵌合されて成ることを特徴とする断熱管
   の継手構造。