JPH0430763Y2 - - Google Patents

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JPH0430763Y2
JPH0430763Y2 JP17907586U JP17907586U JPH0430763Y2 JP H0430763 Y2 JPH0430763 Y2 JP H0430763Y2 JP 17907586 U JP17907586 U JP 17907586U JP 17907586 U JP17907586 U JP 17907586U JP H0430763 Y2 JPH0430763 Y2 JP H0430763Y2
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water
cooling
discharge lamp
cooling water
cooled
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、食品、医薬品又はそれらの容器の表
面殺菌等に用いられる水冷式放電ランプの改良に
関する。
[従来の技術] 従来、食品等の表面殺菌等に用いられる水冷式
放電ランプとして、第6図に示すような構造のラ
ンプが提案されている。図中11は紫外線を放射
する低圧水銀ランプの発光管であり両端に電極1
2a,12bが封着されており、管内に水銀及び
希ガスが封入してある。そして、この発光管は紫
外線透過性の水冷ジヤケツト13内に収納されて
おり、両端は一体的に封止されている。又、水冷
ジヤケツトの両端には、後述する冷却水の注水及
び排水のためのパイプ14a,14bが水冷ジヤ
ケツトの管軸と垂直に一体的に溶接されている。
そして、前記パイブの各々には、注水用の接続具
15aと排水用の接続具15bがそれぞれOリン
グ16aとOリング16bを介して接続されてい
る。
このように構成した放電ランプを食品の表面殺
菌に使用する場合、図示しない匡体状の器具本体
に放電ランプを装着し、前記した注水口より冷却
水を注入し、前記発光管の外表面を直接冷却し、
又排水口より冷却水を排出し冷却装置で冷却して
再び注入口に送つて循環させることにより使用す
る。
しかしながら、このような水冷式放電ランプで
は、水冷ジヤケツトに溶接された注水用パイプ及
び排水用パイプは水冷ジヤケツトと一体溶接のた
めに、該放電ランプの製造に熟練を要し、又、器
具本体への取付けに際しては前記パイプが固定さ
れているので、その取付け方向が制限される。更
に、この冷却水を循環させると、注水用パイプか
ら注入された冷却水は直接水冷ジヤケツトと放電
ンランプとの間に流れ込むため、水冷ジヤケツト
における冷却水の注入口付近、特に水冷ジヤケツ
トの端部に気泡がたまりやすい。気泡がたまると
その部分の水冷ジヤケツト及び発光管が高温とな
り冷却水に接触している部分との熱膨張係数の差
異により、冷却ジヤケツトが破損することがあ
る。
[考案の目的] 本考案は、以上の点に鑑みなされたもので、紫
外線を放射する放電ランプの発光管を紫外線透過
性の水冷ジヤケツト内に一体的に収納し該発光管
の外面を循環する冷却水で直接冷却するように構
成した水冷式放電ランプに係り、該放電ランプの
器具本体への取り付け、取り外しを容易にし、
又、該ランプの製造を容易にし、更に、水冷ジヤ
ケツトの破損の恐れのない水冷式放電ランプを提
供することを目的とする。
[考案の構成及び作用] 第1図乃至第5図は、本考案に係る水冷式放電
ランプの一実施例を示す図であり、第1図は、そ
の一部縦断側面図である。1は紫外線を放射する
低圧水銀ランプの発光管であつて両端には電極2
a,2bが封着されており内部には水銀及び希ガ
スが封入してある。そして、この発光管は紫外線
透過性の水冷ジヤケツト3に収納され、両端にお
いて一体的に封止されている。又第2図に示すよ
うに、水冷ジヤケツト3の両端の同一外周壁面上
の適所には冷却水の注水及び排水のための孔5
a,5bがそれぞれ複数個穿設してある。そし
て、第3図に示すように水冷ジヤケツトの両端の
注水及び排水用の孔を覆うように、水冷ジヤケツ
トの両端に嵌合する環状体、例えば金属環6a,
6bを設けてある。
なお、第1図に示すようにこの金属環と水冷ジ
ヤケツトの外面の間には数mmの間隙が設けられて
おり、金属環の両端はOリング7a,7bによつ
てそれぞれシールされ、水冷ジヤケツトの外表面
と内面は遮断される。これによつて水冷ジヤケツ
トの注水孔及び排水孔を含む外周面には環状の冷
却水路が形成される。なお、金属環には、あらか
じめ、その外周の適所に注水及び排水用のパイプ
8a,8bを一体溶接している。そして、前記パ
イプの各々には、冷却水の循環装置に接続するた
めの接続具9a,9bがOリング10a,10b
を介して接続されている。
このように構成した放電ランプを食品の表面殺
菌に使用する場合、器具本体に放電ランプを装着
し、第1図及び第5図に矢印で示すように、注水
口より冷却水を流し込み、前記発光管の外表面を
直接冷却し、又排水口より冷却水を排出するよう
に冷却水を循環させることにより使用する。な
お、金属環6a,6bの幅は水冷ジヤケツトに設
けた孔の径の2倍〜3倍以上とする。
次に、本考案の作用について説明する。
前記したように本考案においては、器具本体の
注水及び排水用接続具と放電ランプの注水及び排
水用パイプとの接続は、前記パイプをあらかじめ
溶接した金属環を水冷ジヤケツトの両端に嵌合す
ることにより行なうので、固定されることなく、
水冷ジヤケツトの管軸方向及び円周方向において
可動可能となり、器具本体への取り付け方向が自
由自在であり、極めて容易に接続することができ
る。
又、水冷ジヤケツトには複数の孔を穿設する程
度の簡単な加工のみでよく、その製造が容易とな
る。
更に、第5図に示すように、水冷ジヤケツトの
両端の一方に4個の孔を穿設した場合、孔の周囲
には環状の冷却水通路が形成してあるので、冷却
水は矢印のように流れ、水冷ジヤケツトに対し4
方向から流れ込むこととなり、水冷ジヤケツトの
端部に気泡がたまることはない。つまり、前記の
環状冷却水通路によつて整流作用が生じることと
なる。このため熱膨張係数の差異より生じる水冷
ジヤケツトの破損の恐れはなくなる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案に係る
水冷式放電ランプは、殺菌装置等の器具本体との
接続が容易であり、又、発光管を一体封止した水
冷ジヤケツトの製造が容易であるばかりでなく、
そのランプの点灯中ランプ破損事故等の恐れがな
く、実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水冷式放電ランプの一実
施例を示す一部縦断側面図、第2図は同じく水冷
ジヤケツトを示す斜視図、第3図は同じく水冷式
放電ランプの斜視図、第4図は同じく側面図、第
5図は第4図のA−A′線断面図、第6図は従来
の水冷式放電ランプを示す一部縦断側面図であ
る。 1……発光管、3……水冷ジヤケツト、5a…
…注水用孔、5b……排水用孔、6a,6b……
金属環、8a……注水用パイプ、8b……排水用
パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 紫外線を放射する直管状放電ランプの発光管1
    を紫外線透過性の水冷ジヤケツト3に収納して該
    発光管の外面を冷却水で直接冷却するように構成
    した放電灯ランプにおいて、 前記直管状水冷ジヤケツト3の一方の端部付近
    の同一外周壁面に複数の外部よりの冷却水注水用
    の孔5aを設け、他方の端部付近の同一外周壁面
    に複数の外部への冷却水排水用の孔5bを設ける
    と共に、前記冷却水注水用孔及び冷却水排水用孔
    を形成した水冷ジヤケツトの両端外周に環状体6
    a,6bを嵌合することにより環状の冷却水通路
    を形成し、更に、一方の環状体の外周面に注水用
    パイプ8a及び他方の環状体の外周面に排水用パ
    イプ8bを接続してなる水冷式放電ランプ。
JP17907586U 1986-11-22 1986-11-22 Expired JPH0430763Y2 (ja)

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