JP6168547B2 - 低圧水銀ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、低圧水銀ランプに関し、特に、同水銀ランプに関する各種の情報を格納するICタグを備えた低圧水銀ランプに関する。
波長が185nmと254nmの2種類、または254nmの1種類の短波長紫外線を主に放射する低圧水銀ランプは、種々の光化学反応や表面改質や殺菌等の用途に用いられている。このような低圧水銀ランプの発光管内の水銀蒸気圧は、水銀元素特有の性質として、発光管の最も低い温度(最冷部)により決定されるため、自己発熱による最冷部温度の上昇を防ぎ、外部から発光管の最冷部温度制御をする必要がある。この温度制御手法として、従来、発光管を保持するベースを、水冷または空冷する温度制御がなされている。特許文献1の低圧水銀ランプは、U字状バルブの発光管の両端部の電極部を、ベースと金属板に挟んで固定し、気体温度調節装置からの温度調節された気体を、ベース(電極後部)に吹き付けることにより、発光管の最冷部の温度を、約40℃に維持し、水銀蒸気圧を所定値に維持することで、高出力の紫外線を放射可能にし、維持管理を容易にしている。
このような低圧水銀ランプをはじめ、各種放電ランプでは、寿命管理を行うためのICチップを設けることが行われている(特許文献2、3)。ICチップに記録される情報は、ランプの製造に関するランプ情報と、点灯に関する点灯情報に大別され、ICチップに対して情報を読取書込する装置を光源装置に設けている。
特開2001-135486号公報 特開2008-269975号公報 特開2009-004241号公報
しかし、従来の低圧水銀ランプのICタグは、発光管を保持し冷却されるベースに一体に設けられていた。ベースと発光管は一体である。このため、従来、低圧水銀ランプ本体とICタグとは常時一体として扱わざるを得ず、寿命が到来した低圧水銀ランプは、ICタグから必要な情報を読み出した後、該ランプと一緒に廃棄するのが実情であった。また、ICタグは低圧水銀ランプ本体に対して非常に小さいため、光源装置への装着状態でICタグ用リーダライタとの位置決めを正確に行うことが困難であった。ランプ寿命到来後に光源装置から取り外した低圧水銀ランプからICタグ情報を読み込む際にも同様の問題がある。
本発明は、ICタグは低圧水銀ランプのベースに一体に設けるという従来の技術常識を見直し、ICタグへの情報の書込と読込を、低圧水銀ランプの消長とは無関係に、別個のステージで行うことを可能とすれば、ICタグの再利用が可能であるとの着眼に基づいて完成されたものである。
本発明は、以上の着眼に基づき、ICタグを低圧水銀ランプのベースに対して着脱可能なICタグホルダに設けたものであって、発光管と、該発光管を保持し、点灯時に冷却されるベースと、ICタグと、を備え、上記発光管の後端部を少なくとも後端側に開放した低圧水銀ランプにおいて、上記ICタグ、上記ベースに対して着脱可能なICタグホルダに設けられており、該ICタグホルダ上記ベースに装着されており、上記ベースと上記ICタグホルダには、上記装着状態で冷熱を授受する伝熱端面が備えられていることを特徴としている。
上記ICタグホルダは、該ICタグホルダを上記ベースに装着した状態において、上記発光管の端部を開放する開放部を備えていることが望ましい。
上記ICタグホルダは、上記ICタグを面一に埋込支持するICタグ保持面を備えていることが望ましい。
上記ICタグ保持面は、好ましい実施形態では、筒状部を有する上記発光管の軸線を含む面と平行な面とする。
ICタグホルダの上記開放部には、上記発光管に給電する給電線を挿通することができる。
上記ICタグホルダと上記ベースとは、例えば、ねじ結合、互いに係脱可能な凹凸嵌合、あるいは接着剤によって着脱可能とすることができる。
本発明は、以上の低圧水銀ランプを点灯させる光源装置の態様では、上記ICタグに対する情報の読取書込を行うICタグ用リーダライタと、該ICタグ用リーダライタとICタグとの軸線を一致させる、上記ICタグ保持面と面接触するICタグ位置決め面を備えていることを特徴としている。
ランプ情報は、製造年月日、製造者名、製造場所、製造ライン、ランプ型式、品種番号、ロット番号、識別番号、定格ランプ電流、定格ランプ電圧、冷却条件、装置への取り付け向き、使用限度時間のいずれか、または、これらの組み合わせの情報であり、点灯情報は、点灯開始日時、消灯日時、再点灯日時、点灯条件、点滅回数、積算点灯時間、装置個体番号、装置設定、装置エラー情報、使用禁止情報のいずれか、または、これらの組み合わせの情報である。
本発明による低圧水銀ランプは、ICタグをICタグホルダに設け、ICタグホルダを、発光管を固定するベースに着脱可能としたので、ベースにICタグを一体に設けていた従来品に比して、書込読込のタイミングを比較的自由に選ぶことができる。すなわち、自由なタイミングでICタグホルダをベースから外して容易に書込読込を行うことができる。ICタグを、破損のリスクが低い製造工程で低圧水銀ランプに取り付けることが可能になる。また、ICタグホルダからICタグを回収して再利用することができるので、コストダウンに寄与できる。ICタグホルダに、発光管の端部を開放する開放部を設けることにより、放熱性に悪影響を与えることがない。さらに、ベースとICタグホルダは、互いの伝熱端面を対向させた状態で装着されているため放熱性に優れる。
本発明による低圧水銀ランプの一実施形態を示す、低圧水銀ランプとICタグホルダの結合状態を示す平面図である。 図1のII-II線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の低圧水銀ランプとICタグホルダの分解状態の斜視図である。 ICタグホルダ単体の見る方向を異ならせた斜視図である。 本発明による低圧水銀ランプの別の実施形態を示す、図3に対応する分解斜視図である。 本発明による低圧水銀ランプのさらに別の実施形態を示す、図3、図5に対応する分解斜視図である。 本発明による低圧水銀ランプを光源装置に装着した状態を模式的に示す断面図である。 本発明を直管型の低圧水銀ランプに適用した実施形態を示す、分解状態の斜視図である。 図8のIX-IX断面に沿う組立状態の断面図である。 本発明を直管型の低圧水銀ランプに適用した別の実施形態を示す、分解状態の斜視図である。 図10のXI-XI断面に沿う組立状態の断面図である。 図10、図11の実施形態のICタグホルダ単体の見る方向を異ならせた斜視図である。 図10、図11の実施形態に適用可能な他のICタグホルダ単体の斜視図である。 図8ないし図12の本発明による直管型低圧水銀ランプを光源装置に装着した状態を模式的に示す断面図である。
図1ないし図7は、本発明をU字型低圧水銀ランプ10に適用した第1実施例群を示しており、図1と図2は、第1実施例群に共通の構成、図3、図4は、第1実施例群中の第1実施形態、図5は第2実施形態、図6は第3実施形態、図7はU字型低圧水銀ランプ10を光源装置30にセットした状態を示している。
U字型低圧水銀ランプ10は、U字状の発光管11と金属ベース12からなっており、発光管11は、その両端部の固定端(リード線取出端、封止部)11aが同一側に平行に存在する発光管の例であり、U字状の他、M字状、複数折返形状が知られている。金属ベース12には、一対の固定端11aを収納する一対の半円筒状凹部12aが平行に形成され、この金属ベース12の半円筒状凹部12aに固定端部11aを挿入した発光管11が、金属押え板13によって金属ベース12に固定されている。金属押え板13は、一対の半円筒状凹部12aの間の固定平面部12bに固定ねじ14で固定される平面部13aと、この平面部13aの左右に曲折形成された一対の押え板部13bとを有し、押え板部13bが固定端部11aに弾接して、固定端部11a(発光管11)を金属ベース12(半円筒状凹部12a)上に保持している。金属押え板13は、発光管11内の電極部分を覆っているために、点灯中である低圧水銀ランプの電極部の熱を放熱する放熱板としての機能をも同時に有している。発光管11の一対の固定端部11aの軸心部からは、給電線11cが導出されている。発光管11内には水銀とアルゴンガスが封入されており、固定端部11a内の電極に、給電線11cを介して給電することにより発光する。
以上の発光管11、金属ベース12及び金属押え板13は、工場において一体に結合されU字型低圧水銀ランプ10として出荷される。ランプ寿命が終わると、U字型低圧水銀ランプ10全体は廃棄される。
以上のU字型低圧水銀ランプ10に、該ランプ10とは別体として形成された金属製のICタグホルダ20が着脱可能に設けられている。ICタグホルダ20は、電気絶縁性や放熱性を有する材料であってもよい。ICタグホルダ20は、金属ベース12と同一の断面形状を有している。すなわち、金属ベース12の半円筒状凹部12aに対応する一対の半円筒状凹部(開口部)20aを有し、金属ベース12の伝熱端面(平面、後端面)12cと当接する伝熱端面20bを有している。半円筒状凹部20aは発光管11の固定端部11aの後端面を開放して給電線11cの通過を許すと同時に、発光管11の固定端部11aからの放熱を促進する作用を有する。
ICタグホルダ20にはさらに、金属ベース12の冷却平面(光源装置30の冷却源と当接する面)12dと面一になるICタグ保持面20cが形成されており、このICタグ保持面20cに、ICタグ21が面一となるように埋込支持されている。ICタグ保持面20c(及び冷却平面12d)は、発光管11の一対の固定端部11aの軸線を含む面と平行な面である。尚、ICタグ保持面20cは、光源装置におけるリーダライタ位置に合わせて変更が可能である。
本発明の第1実施例群の第1実施形態では、金属ベース12とICタグホルダ20は、図1、図2に示すように、伝熱端面12cと伝熱端面20bに塗布した耐熱性・熱伝導性の接着剤により接着されている。この接着剤は、後にICタグホルダ20に外力を加えることにより、該ICタグホルダ20を金属ベース12から剥離(離脱)させることができる程度の接着力を有する。
ICタグ21は、エポキシ樹脂などの絶縁性材料(図示せず)を介してICタグホルダ20の取り付け穴に保持されている。絶縁性の材質を用いることにより、給電線に印加される高電圧といった電気的ノイズからICタグ21を保護することができる。さらにICタグ21が面一となるように埋込し易く、確実な情報の読取書込ができる。また、有底円筒状のシールド部(図示せず)を被せてICタグ21を保持させてもよい。放電ランプの熱や電気的ノイズからICタグ21を保護することができ、有底円筒状とすることで、ランプ点灯中においても、ICタグ21と光源装置側のリーダライタとの間の電波による情報の読取書込を支障無く行うことができる。
図3、図4は、金属ベース12(U字型低圧水銀ランプ10)に対してICタグホルダ20を着脱可能に結合するための第2実施形態を示している。この実施形態では、ICタグホルダ20に発光管11の固定端部11aの軸線と平行な一対のねじ挿通穴20dを形成する一方、金属ベース12にねじ挿通穴20dに対応する一対の雌ねじ穴12fを形成している。従って、ねじ挿通穴20dから固定ねじ15を挿通して雌ねじ穴12fに螺合させることにより、ICタグホルダ20を金属ベース12に装着することができ、逆に固定ねじ15を外せば、ICタグホルダ20を金属ベース12から離脱させることができる。固定ねじ15を締めた状態では、ICタグホルダ20の伝熱端面20bと金属ベース12の伝熱端面12cが密着する。この他の構成は図1、図2の第1の実施形態と同様であるため、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、金属ベース12(U字型低圧水銀ランプ10)に対してICタグホルダ20を着脱可能に結合するための第3実施形態を示している。この実施形態は、溝結合によって、金属ベース12とICタグホルダ20を着脱可能としたもので、金属ベース12に、伝熱端面12cと平行に図5の上方から下方に掛けて溝幅の狭まる傾斜蟻溝12gを形成する一方、ICタグホルダ20に、この傾斜蟻溝12gに係脱する傾斜蟻突起20gを形成している。従って、矢印Xで示すように、ICタグホルダ20の傾斜蟻突起20gを上方から金属ベース12の傾斜蟻溝12gに嵌めることでICタグホルダ20が金属ベース12に結合され、逆方向に移動させることで、ICタグホルダ20を金属ベース12から離脱させることができる。ICタグホルダ20と金属ベース12の結合状態では、伝熱端面20bと伝熱端面12cが密着する。この他の構成は図3、図4の第2の実施形態と同様であるため、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、金属ベース12(U字型低圧水銀ランプ10)に対してICタグホルダ20を着脱可能に結合するための第4実施形態を示している。この実施形態は、図3、図4の第2実施形態のICタグホルダ20の形状を変更し、半円筒状凹部20aに代えて、全円筒凹部(貫通穴)20a’を形成したICタグホルダ20Aの実施形態を示している。この実施形態でも、全円筒凹部20a’は発光管11の固定端部11aの後端部を開放し、給電線11cの通過を許している。給電線11cを全円筒凹部(貫通穴)20a’に通すことにより、給電線11cに突発的な衝撃が加わっても、給電線11cが接続された発光管11の固定端部11aに伝わる衝撃をやわらげ、ランプの破損を防止することができる。また、ICタグホルダ20Aの高さは、発光管11の径より大きいあるいは同じであるため、外的要因の衝撃からランプ端部を保護し、ランプの破損を防止することができる。全円筒凹部20a’は円形以外の貫通穴であってもよい。この他の構成は図3、図4の第2の実施形態と同様であるため、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、以上の各実施形態(図6の実施形態を除く)のICタグホルダ20を装着したU字型低圧水銀ランプ10を光源装置30にセットした状態を示している。U字型低圧水銀ランプ10の金属ベース12とICタグホルダ20は、間接水冷機構31の載置面(ICタグ位置決め面)31aに載置され、その冷却平面12dとICタグ保持面20cが載置面31aに当接する。同時に、ICタグ保持面20cに面一に設けられているICタグ21がICタグ用リーダライタ32に正確に対向する。すなわち、ICタグ用リーダライタ32は、U字型低圧水銀ランプ10を正しく光源装置30に装着すると、ICタグホルダ20のICタグ21が同一軸線上に位置するように、光源装置30に備えられている。光源装置30にはまた、U字型低圧水銀ランプ10の固定端部11a(電極後部)に向けて冷風を吹き付ける気体温度調節機構33が備えられている。
以上のように光源装置30にセットされたU字型低圧水銀ランプ10には、給電線11cを介して図示しない電源から駆動電圧が供給され、発光管11内に封入された水銀が蒸発し、発光してU字型低圧水銀ランプ10が点灯する。ランプ点灯中には、以上の間接水冷機構31及び気体温度調節機構33を介して、U字型低圧水銀ランプ10の金属ベース12と固定端部11a(電極後部)を冷却することにより、発光管11の最冷部温度が維持され、185nmまたは254nmの短波長紫外線を効率よく放射することができる。また、金属ベース12の伝熱端面(平面)12cとICタグホルダ20の伝熱端面20bとは当接しているため、金属ベース12とICタグホルダ20間でも冷熱の授受を行うことができる。さらに金属ベース12だけでなく、ICタグホルダ20に備えられているICタグ21も冷却されるので、ICタグ21が高温状態にならず、動作不良が生ずることがない。なお、ICタグホルダ20の伝熱端面20bと金属ベース12の伝熱端面12cの間には、断熱材若しくは放熱材や絶縁性材料などを介在させてもよく、放電ランプの熱や電気的ノイズからICタグ21を保護することができる。
ICタグ21には、製造段階から点灯終了後まで、随時必要な情報が書き込まれる。ICタグ21に書き込まれる情報としては、ランプ情報、点灯情報がある。ランプ情報とは、ランプ個別情報、装置設定情報からなる。ランプ個別情報は、製造年月日、製造者名、製造場所、製造ライン、ランプ型式、品種番号、ロット番号、識別番号などである。装置設定情報は、定格ランプ電流、定格ランプ電圧、冷却条件、装置への取り付け向き、使用限度時間などである。点灯情報とは、点灯開始日時、消灯日時、再点灯日時、点灯条件、点灯配置、点滅回数、積算点灯時間、装置個体番号、装置設定、装置エラー情報、使用禁止情報などがある。ここで、点灯配置とは、複数のランプの配列の何処で点灯したかを示す情報である。これらの情報は、ランプの使用状況の管理に利用できるばかりでなく、ランプに異常が生じた場合の原因調査に役立てることもできる。
より具体的に説明すると、ランプ製造時に、ICタグ21にランプ情報を書き込む。また、U字型低圧水銀ランプ10を光源装置30に取り付けると、ICタグ21はICタグ用リーダライタ32に対峙(対向)して、光源装置30からの情報の読取及び書込が可能な状態となる。特に、本実施形態ではICタグ21は、光源装置30側の載置面31aに当接するICタグホルダ20のICタグ保持面20c面に面一に位置していて、正確にICタグ用リーダライタ32に対峙するので、確実な情報の読取書込を行うことができる。一般に、小型のICタグ21に対して読取書込を行う場合には、ICタグ用リーダライタ32をICタグ21に対して数mmまで近づける必要がある。そのため、光源装置30にU字型低圧水銀ランプ10を取り付けた際にICタグ21の位置がずれている場合、または、ランプ点灯中のランプおよび光源装置の振動によりICタグ21を保持したICタグホルダ20が所定の位置からずれてしまう場合、ICタグ用リーダライタ32がICタグ21の情報を読み込めずに通信不良を起してしまう。これに対し、本実施形態では、間接水冷機構31の載置面31aとICタグホルダ20のICタグ保持面20cの面接触により、ICタグ21とICタグ用リーダライタ32の相対位置が定まるので、通信不良を起す心配がない。尚、ICタグ保持面20cは平面に限定されるべきではなく、間接水冷機構の形状に合わせて変更可能であり、リーダライタとの通信に影響が出なければよい。例えば、曲面や、接触面積を増やして密着性を高めるように凹凸状の嵌合面であっても良い。
ICタグ21の情報の書込読込は、例えば次のように行われる。光源装置30がランプ10を点灯する前には、ICタグ21に書き込まれたランプ情報や点灯情報を読み込んで、点灯可否の判断を行う。ICタグ21が認識されない場合や、ランプ情報により光源装置に不適合なランプ品種であった場合には、光源装置は警告を発する。作業者に対して光源装置が警告を発するだけでなく、強制的にランプを使用できないようにしてもよい。光源装置の複数のランプのうち、ICタグ21が認識されない位置のランプには、電力を供給しない。光源装置に不適合なランプ品種であった場合にも、電力を供給しない。その他の点灯可能と判断された位置のランプを点灯させる。例えば、4灯式の光源装置に3つのランプしか取り付けられていない場合には、4つ目のランプの位置には電力を供給しない等の制御を行うことができる。
ランプを使用している期間中には、光源装置30のICタグ用リーダライタ32により、例えば、以下の点灯情報を書き込む。ランプを点灯開始したときには、点灯開始日時や点灯条件などをICタグ21に書き込む。規定時間点灯後にも、点灯時間や点灯条件などをICタグ21に書き込む。さらに、点灯時間がランプの寿命以上となった場合には、作業者に警告を発するか、強制的に消灯させる。ランプを消灯したときには、点灯時間および消灯日時をICタグ21に書き込む。ランプの点灯状態が異常であると、光源装置30のシステム部が判断した場合には、ランプを強制的に消灯させた後、異常状態や発生日時記録を、点灯情報としてICタグ21に書き込む。異常状態は、エラーコードなどで記録する。再点灯が不可であるランプ異常の場合には、使用禁止という点灯情報をICタグ21に書き込む。ランプを再点灯する場合にも、光源装置がランプを点灯する前に、ICタグ21に書き込まれたランプ情報や点灯情報を読み込んで、点灯可否の判断を行う。そのため、寿命途中でランプを交換した場合でも、点灯時間などの使用履歴が、発光管のICタグ21に記録として残っているので、ランプごとにランプ寿命を管理できる。
また、規定寿命に達したランプには、規定寿命に達したため使用禁止になったという点灯情報が、ICタグ21に書き込まれる。また、異常なランプであって再点灯が不可であると、光源装置のシステムが判断したランプには、使用禁止となったという点灯情報が、ICタグ21に書き込まれる。使用禁止とした使用情報が書き込まれたICタグ21を備えたランプは、光源装置のシステムにおける点灯可否の判断によって点灯動作を拒絶されるので、間違えて再点灯されることを防ぐことができる。さらに、光源装置30においても、ICタグ21からランプ情報を読み出して、使用停止したランプとして記憶装置に記録してもよい。
以上のような情報の読取書込をしたICタグ21を回収するには、U字型低圧水銀ランプ10を光源装置30から外すことなく、ICタグホルダ20のみを取り外して行うことが可能である。勿論、光源装置30から外したU字型低圧水銀ランプ10からICタグホルダ20を取り外すこともできる。そして、回収したICタグホルダ20およびICタグ21は、ICタグ21の情報を書き換えることで再度使用することができる。このため、コストを抑えることができる。また、ランプ製造工程において、ICタグ21を取り付ける工程を、破損のリスクが低い工程でいつでも取り付けることが可能になる。また、光源装置30に取り付けたU字型低圧水銀ランプ10を取り外す際、ICタグ21も一緒に取り外せる為、どのU字型低圧水銀ランプ10にどのICタグ21が備え付けられていたのか混同するといった問題が生じない。使用を停止したICタグ21を回収すると、ランプの使用状況が、ICタグ21の点灯情報から把握できるので、今後のランプ品質管理に役立てることができる。また、ランプ異常で点灯停止した場合には、その原因調査にも役立てることができる。ICタグ21により、個別情報の管理を低コストで厳密に行うことができ、光源装置に適合しないランプの使用による事故発生などを防止できる。
図1、図2の実施形態のように、接着剤による着脱とすることで、ICタグホルダ20および金属ベース12に対する加工が不要で、金属ベース12を加工することによるランプ性能低下を危惧する必要が無い。また、非常に安価であり、接着剤を塗布するだけでよいので作業効率が良い。さらに、金属ベース12には凸部などの外観変化がなく、従来の装置に取り付け可能なベース形状であるため、従来の装置で点灯することができ、ICタグホルダ20を使用しないランプ型式にも同じベースを使うことができる。
一方、図3、図4の実施形態、及び図6の実施形態のように、ICタグホルダ20と金属ベース12を固定ねじ15により着脱可能とすると、着脱作業が容易である。金属ベース12には雌ねじ穴12fを設けるだけでよいので、安価で簡単に加工でき、金属ベース12の外観形状を変更するような加工によるランプ性能低下を危惧する必要が無い。さらに、金属ベース12には凸部などの外観変化がなく、従来の装置に取り付け可能なベース形状であるため、従来の装置で点灯することができ、ICタグホルダ20を使用しないランプ型式にも同じベースを使うことができる。また、正確で強固に接続することができ、ICタグホルダ20の位置ずれ、または、ランプ点灯中のランプおよび光源装置の振動によりICタグホルダ20が所定の位置からずれてしまうといった不具合が起きず、ICタグ用リーダライタ32がICタグ21の情報を読み込めずに、通信不良を起す心配がない。なお、ICタグホルダ20のねじ挿通穴20d及び金属ベース12の雌ねじ穴12fは、光源装置30への取り付けや点灯に支障が無い箇所と向きであれば、その設置位置を問わない。また、ねじ挿通穴20にも、雌ねじ溝が設けられていても良い。
また、図5の実施形態のように、金属ベース12の傾斜蟻溝12gとICタグホルダ20の傾斜蟻突起20gとの凹凸嵌合による着脱機構は、金属ベース12とICタグホルダ20との着脱が容易である。安価で簡単に加工でき、ベースを加工することによるランプ性能低下を危惧する必要が無い。さらに、ICタグホルダ20側に凸部(傾斜蟻突起20g)を設け、金属ベース12側に凹部(傾斜蟻溝12g)を設けることで、従来の装置でも干渉しないで取り付け可能なベース形状であるため、従来の装置で点灯することができ、ICタグホルダ20を使用しないランプ型式にも同じ金属ベース12を使うことができる。また、ランプ品種毎に、凹凸嵌合の形状を変更することで、ICタグホルダ20が異なるランプ品種の金属ベース12に接続できないようにすることができ、誤使用を防ぐことができる。このように、着脱が容易でありながら、正確で強固に接続することができ、通信不良を起す心配がない。なお、ICタグホルダ20の凸部(傾斜蟻突起20g)および金属ベース12の凹部(傾斜蟻溝12g)は、光源装置30への取り付けや点灯に支障が無い箇所であれば、その設置位置を問わない。また、図5の実施形態のような、凹凸嵌合による着脱機構を設ける態様では、ねじ挿通穴20d、雌ねじ穴12fは形成されていなくてもよい。
ICタグホルダ20は、ランプ端部より後端側に配設されているので、ランプ性能に与える影響が殆ど無い。特に、ベースを後端側へ延伸させたような同一断面形状とすることで、ランプ端部を遮らない構造としたことにより、ランプ点灯中の輻射熱や、発光管をファイバ効果により伝わってランプ端部から放射される光を、ICタグホルダ20やベース12が遮蔽して高温状態になることがないので、ランプ最冷部の温度を適正な範囲に制御することが可能になる。また、温度調節された気体の吹き付けによる非接触方式で温度を制御する場合、ランプ端部やベースに温度制御された気体が当たらずに、ランプ端部やベースが高温状態になる不具合が起こりえないので、ランプ最冷部の温度を適正な範囲に制御することが可能になる。
次に図8ないし図14は、本発明を直管型低圧水銀ランプ40に適用した第2実施例群を示しており、図8と図9は、第2実施例群の第1実施形態、図10から図12は、第2実施例群の第2実施形態を示している。図13は、ICタグホルダ50の別の実施形態、図14は直管型低圧水銀ランプ40を光源装置30Aにセットした状態を示している。
図8ないし図10に示すように、直管型低圧水銀ランプ40は、直管状の発光管41と、その両端部に同軸に固定された有底筒状金属ベース42を有しており、有底筒状金属ベース42にはその底部に貫通穴42aが形成されている。発光管41内には両端部近傍に一対の電極41a(図9)が配置され、この電極41aに導通する給電線41bが発光管41の外部に導かれている。給電線41bは、一方の有底筒状金属ベース42側(図8、図9の左方の有底筒状金属ベース42)に纏められ、貫通穴42aから外部に導出されている。発光管41内には水銀とアルゴンガスが封入されており、電極41aに、給電線41bを介して給電することにより発光する。
以上の直管型低圧水銀ランプ40に、該ランプ40とは別体として形成されたICタグホルダ50が着脱可能に設けられている。ICタグホルダ50は、軸部に貫通穴(開放部)50aを有する筒状体からなっていて、その外周面に平面部(ICタグ保持面)50bが形成されており(筒状のICタグホルダ50は断面Dカット形状をなしており)、このICタグ保持面平面部50bに、ICタグ51が面一となるように埋込支持されている。ICタグ保持面50bは、直管型低圧水銀ランプ40(ICタグホルダ50)の軸線と平行な面である。勿論、ICタグ保持面50bは平面に限定されるものではない。
ICタグホルダ50には、図8、図9の実施形態では、径方向の対向位置に、その軸線と平行な一対のねじ挿通穴50cが形成されており、有底筒状金属ベース42には、このねじ挿通穴50cに対応する一対の雌ねじ穴42bが形成されている。従って、ねじ挿通穴50cから固定ねじ52を挿通して雌ねじ穴42bに螺合させることにより、ICタグホルダ50が有底筒状金属ベース42(直管型低圧水銀ランプ40)に固定される。この固定状態では、有底筒状金属ベース42の端面(伝熱端面)42cがICタグホルダ50の端面(伝熱端面)50dと当接する。また、ICタグホルダ50の貫通穴(開放部)50aは、給電線41bの通過を許すと同時に、発光管41(有底筒状金属ベース42)の端部からの放熱を促進する作用を有する。
一方、図10ないし図12の実施形態では、給電線41bが図の右方の有底筒状金属ベース42に纏められて貫通穴42aから外に導かれている。そして、図8、図9の実施形態の固定ねじ52(ねじ挿通穴50c、雌ねじ穴42b)に代えて、図の左方の有底筒状金属ベース42の端部に雌ねじ部42fを形成し、ICタグホルダ50の端部に、この雌ねじ部42fに螺合する雄ねじ部50mを形成している。この固定状態では、有底筒状金属ベース42の端面(伝熱端面)42cがICタグホルダ50の端面(伝熱端面)50dと当接する。勿論、有底金属ベース42の雌ねじ部42fとICタグホルダ50の雄ねじ部50mの噛合部分、及び雄ねじ部50mの端面と雌ねじ部42fを形成した円筒凹部の底面も互いに当接すれば伝熱面(端面)となる。この他の部分は図8、図9の第1の実施形態と同様であるため、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、図8、図9の実施形態のICタグホルダ50を装着した直管型低圧水銀ランプ40を光源装置30Aにセットした状態を示している。直管型低圧水銀ランプ40の両端部の有底筒状金属ベース42は、間接水冷機構31上にセットされる。間接水冷機構31には、ICタグホルダ50のICタグ保持面50bと当接する平面部(ICタグ位置決め面)31bが形成されており、このICタグ位置決め面31bの直下にICタグ用リーダライタ32が配置されている。すなわち、ICタグ用リーダライタ32は、直管型低圧水銀ランプ40を正しく光源装置30Aに装着すると、ICタグ保持面50bとICタグ位置決め面31bの面接触によって、ICタグ51の同一軸線上に位置する。間接水冷機構31上には、有底筒状金属ベース42の側部に接触する一対の保持機構31cが設けられている。図14は、図8、図9の実施形態のICタグホルダ50を有する直管型低圧水銀ランプ40を光源装置30Aに装着した状態を示しているが、図10ないし図12の実施形態のICタグホルダ50を有する直管型低圧水銀ランプ40を光源装置30Aに装着した状態も、基本構成は同じである。
従って第2の実施例群においても、ICタグ51を回収するには、直管型低圧水銀ランプ40を光源装置30Aから外すことなく、ICタグホルダ50のみを取り外して行うことが可能である。勿論、光源装置30Aから外した直管型低圧水銀ランプ40からICタグホルダ50を取り外すこともできる。そして、回収したICタグホルダ50およびICタグ51は、ICタグ51の情報を書き換えることで再度使用することができる。
また、ICタグ51に対する情報の読取書込に際しては、ICタグホルダ50のICタグ保持面50bが間接水冷機構31のICタグ位置決め面31bと当接し、ICタグ51とICタグ用リーダライタ32が同一軸線上に位置して正確に対峙するので、確実な情報の読取書込を行うことができる。
図13は、ICタグホルダ50の別の実施形態を示している。このICタグホルダ50は、図8、図9のICタグホルダ50の形状を変更して半円筒状ICタグホルダ50Aとしたもので、ねじ挿通穴50cの位置も変更している。この実施形態でも、半円筒凹部50a’は発光管41の後端部を開放し、給電線41bの通過を許容する。
以上、本発明による低圧水銀ランプの好適な実施形態の構成および動作を説明した。しかし、本発明は、上述した特定の実施形態のみに限定されるべきではなく、低圧水銀ランプ10、40も上述の形態に限定されない。ベースの内部に冷却水循環経路が形成されているようなタイプにも適用が可能であり、特定用途に応じて種々の変形変更が可能である。また、着脱手段も、着脱が容易で、光源装置への取り付けや点灯に支障が無い着脱手段であれば、上記形態に限ったことではなく、ツイストロック機構や磁石による着脱方法であってもよい。凹凸嵌合等を仮固定として、更にネジ止めで固定を行っても良い。
10 U字型低圧水銀ランプ
11 発光管
11a 固定端部
11c 給電線
12 金属ベース
12a 半円筒状凹部(開放部)
12b 固定平面部
12c 伝熱端面
12d 冷却平面
12f 雌ねじ穴
12g 傾斜蟻溝
13 金属押え板
13a 平面部
13b 押え板部
14 15 固定ねじ
20 ICタグホルダ
20a 半円筒状凹部(開放部)
20a’ 全円筒凹部(開放部)
20b 伝熱端面
20c ICタグ保持面
20d ねじ挿通穴
20g 傾斜蟻突起
21 ICタグ
30 30A 光源装置
31 間接水冷機構
31a 載置面(ICタグ位置決め面)
31b ICタグ位置決め面
31c 保持機構
32 ICタグ用リーダライタ
33 気体温度調節機構
40 直管型低圧水銀ランプ
41 発光管
41a 電極
41b 給電線
42 有底筒状金属ベース
42a 貫通穴
42b 雌ねじ穴
42c 端面(伝熱端面)
42f 雌ねじ部
50 ICタグホルダ
50a 貫通穴(開放部)
50a’ 半円筒凹部(開放部)
50b ICタグ保持面
50c ねじ挿通穴
50d 端面(伝熱端面)
50m 雄ねじ部
51 ICタグ
52 固定ねじ

Claims (9)

  1. 発光管と、
    該発光管を保持し、点灯時に冷却されるベースと、
    ICタグと、を備え、
    上記発光管の後端部を少なくとも後端側に開放した低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグ、上記ベースに対して着脱可能なICタグホルダに設けられており
    該ICタグホルダ上記ベースに装着されており、
    上記ベースと上記ICタグホルダには、上記装着状態で冷熱を授受する伝熱端面が備えられていることを特徴とする低圧水銀ランプ。
  2. 請求項記載の低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグホルダは、該ICタグホルダを上記ベースに装着した状態において、上記発光管の端部を開放する開放部を備えている低圧水銀ランプ。
  3. 請求項1または2記載の低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグホルダは、上記ICタグを面一に埋込支持するICタグ保持面を備えている低圧水銀ランプ。
  4. 請求項記載の低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグ保持面は、筒状部を有する上記発光管の軸線を含む面と平行な面である低圧水銀ランプ。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項記載の低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグホルダの上記開放部には、上記発光管に給電する給電線が挿通されている低圧水銀ランプ。
  6. 発光管と、
    該発光管を保持し、点灯時に冷却されるベースと、
    ICタグと、を備え、
    上記発光管の後端部を少なくとも後端側に開放した低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグは、上記ベースに対して着脱可能なICタグホルダに設けられており、
    上記ICタグホルダと上記ベースとは、ねじ結合によって着脱可能に結合されていることを特徴とする低圧水銀ランプ。
  7. 発光管と、
    該発光管を保持し、点灯時に冷却されるベースと、
    ICタグと、を備え、
    上記発光管の後端部を少なくとも後端側に開放した低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグは、上記ベースに対して着脱可能なICタグホルダに設けられており、
    上記ICタグホルダと上記ベースとは、互いに係脱可能な凹凸嵌合によって着脱可能に結合されていることを特徴とする低圧水銀ランプ。
  8. 発光管と、
    該発光管を保持し、点灯時に冷却されるベースと、
    ICタグと、を備え、
    上記発光管の後端部を少なくとも後端側に開放した低圧水銀ランプにおいて、
    上記ICタグは、上記ベースに対して着脱可能なICタグホルダに設けられており、
    上記ICタグホルダと上記ベースとは、接着剤によって着脱可能に結合されていることを特徴とする低圧水銀ランプ。
  9. 請求項3ないし8のいずれか1項記載の低圧水銀ランプを点灯させる光源装置であって、上記ICタグホルダは、上記ICタグを面一に埋込支持するICタグ保持面を備えており、上記光源装置は、上記ICタグに対する情報の読取書込を行うICタグ用リーダライタと、該ICタグ用リーダライタとICタグとの軸線を一致させる、上記ICタグ保持面と面接触するICタグ位置決め面と、を備えている低圧水銀ランプの点灯光源装置。
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