JPS6333031Y2 - - Google Patents

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JPS6333031Y2
JPS6333031Y2 JP1980123547U JP12354780U JPS6333031Y2 JP S6333031 Y2 JPS6333031 Y2 JP S6333031Y2 JP 1980123547 U JP1980123547 U JP 1980123547U JP 12354780 U JP12354780 U JP 12354780U JP S6333031 Y2 JPS6333031 Y2 JP S6333031Y2
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JP
Japan
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water
tube
fitting body
intermediate layer
inner tube
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JP1980123547U
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JPS5746172U (ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に冷却水等を案内する水管に係るも
のであり、特にその相互接続の結合構造に関す
る。
本考案に係る水管は鉱山の坑道などの冷却装置
に給水するのに使用される。このような環境では
温度が高いため、給水されるまでに冷水の温度が
上昇しないように、従来は冷却用水管として内管
に鋼板管を使用し、この内管の外囲を発泡スチロ
ール、ガラスウールのような断熱材で包囲した構
造の水管を使用している。しかしながら、この従
来の水管では、冷水に接触するのが鋼板管である
ため、両者間の断熱効果が悪く、また水管の外囲
が断熱材であるためこれに静電気が帯電しやすい
欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去するもので、冷水と
の断熱効果を改善し、帯電を防止し特に坑道内に
おける防爆効果を高めるとともに水管同士の接続
結合が容易な冷却用水管の結合構造を提供するも
のである。
以下、本案の一実施例を説明する。
図において、10で示す水管は本考案に係る冷
却用の多層構造の水管の一部省略断面図であつ
て、この水管10は、たとえばPVCのような反
応樹脂材で形成した内管1、この内管1の周囲を
包囲するたとえば発泡ポリウレタンの断熱性中間
層7と、この中間層7の周囲を包囲するたとえば
耐蝕性と温度安定性のよい亜鉛めつきの鋼板外被
4とから構成される。上記内管1の端部12およ
びこれの近辺領域2は他の領域の内径より大きな
内径を有し、領域2の内面には図示したようにパ
ツキンリングが嵌合する内側凹部3を形成する。
また、上記鋼板外被4は水管端部12において管
軸11に垂直となるフランジカラー5を形成して
いる。なお、図において6は後述するフランジリ
ングである。
本考案に係る水管は上記のような構造で、多数
のこの種の水管を直列に連結することにより、目
的地まで給水する機能を有するものである。本案
に係る水管の結合構造はこの機能を発揮させる
際、水管同士の接続を簡単にするものである。次
に、この結合構造について説明する。図におい
て、前述した水管10を第1の水管とし、この第
1の水管10と接続する第2の水管を20を表わ
し、これら2本の水管10と20の端部を結合す
るのである。なお、参照数字21乃至27はそれ
ぞれ水管10で説明した参照数字1乃至7が示す
部分と同じ部分である2本の水管10,20を連
結するに先だつて、合成樹脂で形成した中空円筒
状嵌合体8を準備する。この嵌合体8の外径は前
述した大きな内径を有する領域2,22の内径よ
り極く僅か小さい。このような嵌合体8の右端を
領域2内に嵌入すると共にこの状態で嵌合体8の
左端を領域22内に嵌入する。この嵌入状態で
は、領域2,22の内面に形成した内側凹部3,
23に嵌合したパツキンリングは嵌合体8の外周
面に接合して水密状態となる。なお、嵌合体8の
長さLは領域2,22の奥行Mtによつて決され、
L=2×(Mt−10)mmの関係が好ましい。嵌合体
8の両端が2つの水管に嵌入し且つ2つの水管の
フランジ5と25が密に接合するように前述した
フランジリング6,26を介してボルト、締め
金、もしくは類似の部材で押圧固定する。このよ
うにして、水管を順次接続し、全体として長い水
管を得る。
以上説明したように、本案に係る水管は水管相
互接続が便利なように端部が形成され、流体と接
する部分は樹脂製内管であるため流体の内管との
熱伝導を極めて小さく、更にこの内管の外囲を断
熱材の中間層で包囲しているので、冷い流体を目
的地まで送ることが可能である。また、水管の外
囲は鋼板で形成されるとともに嵌合体による水管
相互の結合作業と同時にその鋼板外被相互の電気
接続も達成できるため、断熱性中間層に帯電した
電荷は必ずこの鋼板外被に移動しアースされるか
ら、防爆効果を得ることが出来る。したがつて、
本案の水管の結合構造は温度が高く且つ粉塵爆発
の発生し易い坑道に使用して効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本案に係る冷却用水管の結合構造の説明図
である。 1,21……内管、7,27……断熱性中間
層、4,24……鋼板外被、5,25……フラン
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の嵌合体を用いて多層構造の水管を相互接
    続する水管の結合構造であつて、前記水管は、樹
    脂製内管1にしてその端部およびこれに近い端部
    領域の内径が比較的大きくかつこの端部領域につ
    ながつているその余の領域の内径が比較的小さく
    されている樹脂製内管と、この樹脂製内管をかこ
    む断熱性中間層7と、この断熱性中間層をおおう
    鋼板外被4と、前記樹脂製内管の内径の大きくさ
    れている端部領域に設けられた内側凹部3と、こ
    の内側凹部内に配されたパツキンリングとを備え
    ており、前記筒状の嵌合体8は内径の大きくされ
    ている端部領域内に前記パツキンリングにより水
    密に嵌合するものであり、前記筒状の嵌合体を用
    いて多層構造の水管を相互接続する水管の結合構
    造。
JP1980123547U 1980-08-30 1980-08-30 Expired JPS6333031Y2 (ja)

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JP1980123547U JPS6333031Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS5746172U JPS5746172U (ja) 1982-03-13
JPS6333031Y2 true JPS6333031Y2 (ja) 1988-09-02

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ID=29484113

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JP (1) JPS6333031Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5069119A (ja) * 1973-10-09 1975-06-09
JPS5219248U (ja) * 1975-07-28 1977-02-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5069119A (ja) * 1973-10-09 1975-06-09
JPS5219248U (ja) * 1975-07-28 1977-02-10

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JPS5746172U (ja) 1982-03-13

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