JPH01287649A - カメラのフィルム停止機構 - Google Patents

カメラのフィルム停止機構

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JPH01287649A
JPH01287649A JP11866688A JP11866688A JPH01287649A JP H01287649 A JPH01287649 A JP H01287649A JP 11866688 A JP11866688 A JP 11866688A JP 11866688 A JP11866688 A JP 11866688A JP H01287649 A JPH01287649 A JP H01287649A
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JP
Japan
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film
amount
winding
set value
motor
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JP11866688A
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Inventor
Yasuo Ugou
康夫 羽合
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フィルム巻き止め機構の無いタイプのカメラ
の巻上げ機構に備えられ、フィルムを所定量巻上げたの
ちフィルムの移動を停止させるカメラのフィルム停止機
構に関する。
従来の技術 従来、この種のカメラのフィルム停止機構は種々の構造
のものが知られている。例えば、フィルムの停止予定位
置の手府より巻上げモータを減速制御して、フィルムが
停止予定位置に停止するように上記巻上げモータの駆動
を停止させるようにシーケンス制御するものがある。こ
の場合、シーケンス制御により、巻上げモータの回転速
度と停止予定位置までの距離とを逐一計算して上記巻上
げモータの速度制御を行うようにしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記構造のものでは、巻上げモータの速
度を制御するためのシーケンス制御機構が非常に複雑な
ものとなり、コストアップの要因となるといった問題が
あった。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあ
って、簡単なシーケンス制御によりフィルムを所定の停
止位置で停止させることができるカメラのフィルム停止
機構を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、フィルムの所定
の駒が所定の停止位置まで移動されると巻上げモータを
停止させ、フィルムの所定の駒が所定の停止位置に対し
てオーバーランした債を検出し、該オーバーラン量が所
定値未満ならば上記巻上げモータを再び駆動して上記オ
ーバーラン量が所定値以上になるまでフィルムを移動さ
せる一方、オーバーラン量がある一定値以上を越えると
、次のフィルムの移動量を少なくするように構成した。
すなわち、巻上げモータの駆動によりフィルムが巻上げ
られるとき、フィルム移動量検出部材で上記フィルムの
移動量を検出し、上記フィルムが所定の停止位置に達し
たとき上記巻上げモータの駆動を停止させるようにした
カメラのフィルム停止機構において、上記巻上げモータ
の駆動により上記フィルムか巻上げられるとき、上記フ
ィルム移動量検出部材により検出される上記フィルムの
移動量が所定量に達して上記フィルムの巻上げが完了し
たか否かを判別する判別手段と、上記判別手段で上記フ
ィルムの巻上げ完了を判別したとき、上記巻上げモータ
に停止信号を出力する停止信号出力手段と、上記フィル
ム移動量検出部材で検出され、かつ、上記巻上げモータ
が上記停止信号出力手段から停止信号を受けたのち実際
にその回転を停止するまで移動した量に相当するフィル
ムのオーバーラン量が第1設定値未満であるか否かを判
断する第1比較手段と、上記第1比較手段で上記オーバ
ーラン量が上記第1設定値未満と判断されるとき、上記
オーバーラン量が上記第1設定値を越えるまで上記巻上
げモータを駆動する再駆動信号出力手段と、上記第1設
定値以上に達した上記オーバーラン量か、上記第1設定
値と同一値かまたは上記第1設定値より大きい値である
第2設定値以上であるか否かを判断する第2比較手段と
、上記第2比較手段で、上記第1設定値以上に達した上
記オーバーラン量が上記第2設定値未満であれば、次の
フィルム巻上げ時に上記停止信号出力手段から出力され
る上記巻上げモータの停止信号の出力タイミングを所定
のタイミングで出力させる一方、該オーバーラン量が該
第2設定値以上であれば、次のフィルム巻上げ時に該停
止信号出力手段から出力される鎖巻上げモータの停止信
号の出力タイミングを所定のタイミングよりも早く出力
させるタイミング制御手段とを備えるように構成した。
発明の作用 上記構成においては、上記巻上げモータでフィルムを巻
上げるとき、上記検出部材により検出されたフィルム移
動量が所定量に達してフィルムの所定の駒が所定の停止
位置まで移動したとき、上記判別手段でフィルムの巻上
げ完了を判別する。
この判別手段によりフィルム巻上げ完了が判別されると
、上記停止信号出力手段から上記巻上げモータに停止信
号が人力され、上記巻上げモータの駆動が停止される。
この巻上げモータの回転が停止されると、上記停止信号
が巻上げモータに入力されてから実際に巻上げモータの
回転が停止するまで進んだフィルムのオーバーラン量を
上記検出部材で検出する。次に、上記第1比較手段にお
いて、上記検出されたオーバーラン量と上記第1設定値
とを比較し、オーバーラン量が上記第1設定値未満であ
れば、上記再駆動信号出力手段により駆動信号を上記巻
上げモータに入力して、上記オーバーラン量が上記第■
設定値以上になるまで巻上げモータを再び駆動する。上
記第1比較手段で比較したとき最初からオーバーラン量
が上記第1設定値を越えているとき、または上記巻上げ
モータの再駆動により上記オーバーラン量が上記第1設
定値以上になったとき、上記第2比較手段で上記このオ
ーバーラン量が上記第2設定値以上であるか否かを比較
する。オーバーラン量が上記第2設定値以上であるとき
には、上記タイミング制御手段により次のフィルム巻上
げ時に停止信号出力手段から停止信号を早めに出力させ
て、巻上げモータを前回より早く停止させ、フィルムの
移動量を面目よりも少なくする。また、上記オーバーラ
ン量が上記第2設定値より小さいときには、次のフィル
ム巻上げ時には、前回と同様に上記停止信号出力手段よ
り巻上げモータを出力させる。
発明の効果 上記構成によれば、巻上げモータの減速割合を計算する
必要がなく、巻上げモータにより移動されるフィルムの
移動量によりフィルムの巻上げ状態を判断するようにし
たので、簡単なシーケンス制御でもってフィルムを所定
の停止位置に安定して停止させることができる。また、
フィルムの移動量が少ない場合にのみ、巻上げモータを
再び駆動するだけであり、フィルム巻上げ毎に巻上げモ
ータを再駆動しないとともに、上記再駆動時、巻上げモ
ータにより移動させる移動量も僅かなものであるため巻
上げ速度も遅く、カメラ全体に与える振動も少なくなり
、使用者に違和感を生じさせることが少なくなる。また
、シーケンス制御機構が簡単なものであるため、コスト
ダウンを図ることができる。
寒叛厩 以下に、本発明に係るカメラのフィルム停止機構の好適
な実施例について第1.2.3図を参照して説明する。
第1図は本発明に係るカメラのフィルム停止機構の一実
施例の構成を示す概略図である。本実施例においては、
巻上げモータ!の回転駆動力は、減速機構2を介してス
プール3に伝達される。該スプール3が回転してフィル
ム4が移動するのに伴い、該フィルム4のパーフォレー
ション4aにかみ合っているスプロケット5は従動して
回転する。該スプロケット5の一端部には円盤状の信号
基板6が固定されており、該信号基板6の表面には大略
扇形の導電部6aと絶縁部6bとが周方向に交互に配さ
れている。該信号基板6の表面上には上記フィルム移動
量検出部材としての一対の摺動接片7.7が接触させら
れており、該信号基板6が上記スプロケット5と共に回
転するのに伴って該一対の摺動接片1、7が二つの導電
部6 a、 6 aに同時に又は二つの絶縁部6 b、
 6 bに同時に接触することにより、該一対の摺動接
片7.7間に導電及び絶縁状態が繰り返され、この状態
の繰り返しが電気的なハイレベルとローレベルとの繰り
返し即ちパルス信号(以下でSsp信号と称する。)と
して第2図に示したマイクロコンピュータ8に出力され
る。
該マイクロコンピュータ8は以下の手段を有して第3図
に示されるようにシーケンス制御される。
即ち、上記巻上げモータ!の駆動により上記フィルム4
が巻上げられるとき、上記一対の摺動接片7.7により
検出されるフィルム移動量が初期巻き上げ量に達して上
記フィルム4の初期巻上げが完了したか否かを判別する
判別手段(ステップS2、S3.S4.S5.S6)と
、該判別手段で上記フィルム4の巻上げ完了を判別した
とき、上記巻上げモータIに停止信号を出力する停止信
号出力手段(ステップS7)と、上記一対の摺動接片7
゜7で検出され、かつ、上記巻上げモータ1が上記停止
信号出力手段から停止信号を受けたのち実際にその回転
を停止するまで移動した量に相当する上記フィルム4の
オーバーラン量が第1設定値未満であるか否かを判断す
る第1比較手段(ステップS 8.S 9.S 10)
と、該第1比較手段で上記オーバーラン量が上記第1設
定値未満と判断されるとき、上記オーバーラン量が上記
第1設定値を越えるまで上記巻上げモータlを駆動する
再駆動信号出力手段(ステップSll、S12,913
゜Sl 4、S l 5)と、上記第1設定値以上に達
した上記オーバーラン量が、上記第1設定値より大きい
値である第2設定値以上であるか否かを判断する第2比
較手段(ステップS I 6.S + 7.S I 8
.S8、S9.S31,532)と、該第2比較手段で
上記第1設定値以上に達した上記オーバーラン量が上記
第2設定値未満であれば、次のフィルム巻上げ時に上記
停止信号出力手段から出力される上記巻上げモータ1の
停止信号の出力タイミングを所定のタイミングで出力さ
せる一方、該オーバーラン量が該第2設定値以上であれ
ば、次のフィルム巻上げ時に該停止信号出力手段から出
力される該巻上げモータ1の停止信号の出力タイミング
を所定のタイミングよりも早く出力させるタイミング制
御手段(ステップS19.S33.S41.S6[)と
を何する。
尚、本実施例においては上記Ssp信号は上記フィルム
4の隣合った2つのパーフォレーション4a。
4aの間隔に等しい該フィルム4の移動量に対して2パ
ルス生ずる。
上記マイクロコンピュータ8が行うシーケンス制御につ
いて第3図を参照して説明する。本実施例においては上
記フィルム4の所定の停止位置を初期巻き上げ量からさ
らに上記Ssp信号としては0.5パルス以上1.0パ
ルス未満分だけ余分に巻き上げた位置としている。また
、本実施例においては上記第!設定値を上記Ssp信号
にして0.5パルスとし、上記第2設定値を該Ssp信
号にして1.0パルスとしている。第3図においてNは
上記フィルム4の1駒分の移動量に対応して生ずるSs
p信号のパルス数であり、本実施例においては上記フィ
ルム4の1駒には8つのパーフォレーション4a、・・
・、4aが含まれているため、Nは16に等しい。また
、(Sep)は上記巻上げモータlを駆動して上記フィ
ルム4を巻上げる上記初期巻上げ量に対応するSsp信
号のパルス数が設定されている。
また、第3図においてLはローレベル信号を意味し、上
記一対の摺動接片7.7間が絶縁状樋にあることが検出
されたことを示す。さらにHはハイレヘル信号を意味し
、上記一対の摺動接片7.7間が導電状態にあることが
検出されたことを示す。
上記フィルム4の巻き上げが開始されると、上記マイク
ロコンピュータ8は概路次のような制御を行う。即ち、
上記巻上げモータlで上記フィルム4を巻き上げるとき
、上記一対の摺動接片7゜7により検出されたフィルム
移動量が上記初期巻き上げ量に達して上記フィルム4の
所定の駒が所定の停止位置まで移動したとき、上記判別
手段(ステップS2.S3.S4.S5.S6)で上記
フィルム4の巻上げ完了を判別する。この判別手段によ
りフィルム巻上げ完了が判別されると、上記停止信号出
力手段(ステップS7)から上記巻上げモータlに停止
信号か人力され、上記巻上げモータlの駆動が停止され
る。この巻上げモータlの回転が停止されると、上記停
止信号が巻上げモータ1に入力されてから実際に巻上げ
モータlの回転が停止するまで進んだ上記フィルム4の
オーバーラン量を上記一対の摺動接片7.7で検出する
。次に、上記第1比較手段(ステップS8.S9.5I
O)において、上記検出されたオーバーラン量の上記S
sp信号としてのパルス数と0.5とを比較し、該パル
ス数が0.5未満であれば、上記再駆動信号出力手段(
ステップS11.S12.Sl3゜S I 4.31.
5)により駆動信号を上記巻上げモータlに入力して、
上記オーバーラン量の上記Ssp信号としてのパルス数
が0.5以上になるまで上記巻上げモータlを再び駆動
させる。このように該巻上げモータlを再駆動させるの
は、上記オーバーラン量の0.5パルス分のばらつきを
無くすためである。上記第1比較手段で比較したとき最
初からオーバーラン量の上記Ssp信号としてのパルス
数が0.5を越えているとき、または上記巻上げモータ
lの再駆動により上記オーバーラン量の上記Ssp信号
としてのパルス数が0.5以上になったとき、上記第2
比較手段(ステップSI6゜S17.S18.S8.S
9.S31,532)でこのオーバーラン量の上記Ss
p信号としてのパルス数が1.0以上であるか否かを比
較する。該パルス数が1.0以上であるときには、上記
タイミング制御手段(ステップS19.S33.S41
.S61)により次のフィルム巻上げ時に停止信号出力
手段から停止信号を早めに出力させて、上記巻上げモー
タlを前回より早く停止させ、上記フィルム4の移動量
を前回よりも少なくする。また、上記オーバーラン量の
上記Ssp信号としてのパルス数が1.0より小さいと
きには、次のフィルム巻上げ時には、前回と同様に上記
停止信号出力手段(ステップS7)より上記巻上げモー
タlに停止信号を出力させる。
次に第3図に示したシーケンス制御の内容について順を
追って説明する。まずステップSlにおいて上記巻上げ
モータ1が起動され、続いてステップS2においてタイ
マが起動される。次いで、ステップS3において該タイ
マが終了していないかどうかを判定する。該タイマが終
了していないときには、ステップS4に進む。該ステッ
プS4では上記一対の摺動接片1、7がローレベル信号
を検出しているかどうかを判定し、該ローレベル信号を
検出しているならば上記Ssp信号としてlパルス分だ
け上記フィルム4が移動されたと判断し、ステップS5
において該フィルム4が移動されるべき量に対応するパ
ルス数(Ssp)を1だけ減らして新たな移動量に対応
するパルス数(Ssp)を設定する。次いでステップS
6においてこのように新たに設定されたパルス数(Ss
p)がOであるかどうかを判定する。上記フィルム4が
所定量移動して上記パルス数(Sep)がOになった場
合には、上記巻上げモータ1の駆動によって上記フィル
ム4が上記初期巻き上げ量だけ巻き上げられたと判断し
てステップS7において上記巻上げモータlの駆動が停
止され上記スプール3に対して上記減速機構2によって
電磁ブレーキが掛けられる。
一方、上記ステップS4において上記一対の摺動接片1
、7がローレベル信号を検出していないときには上記ス
テップS3に戻り、該ステップS3において上記ステッ
プS2において起動されたタイマが終了していないなら
ば再び上記ステップS4に進む。また、該ステップS3
で該タイマが終了しているときには、上記フィルム4の
最終駒を巻き上げたと判断してステップS20に進み、
上記巻上げモータ1を停止させ、さらにステップS21
で該フィルム4の自動巻き戻しを開始させる。
また、上記ステップS6において、上記新たに設定され
たパルス数(S 5p)h(Oでないときには、再び上
記ステップS2に戻り、該ステップS2でタイマを起動
させて上記と同様なルーチンを行う。
上記ステップS7においては上記巻上げモータ蓋の駆動
を停止させたのち、ステップS8においてタイマを起動
させる。その後、ステップS9において、上記ステップ
S7で上記巻上げモータlを停止させた後において上記
一対の摺動接片7゜7がハイレベル信号を検出している
か否かを判定する。もしハイレベル信号を検出していな
い場合には、ステップSIOにおいて上記ステップS8
で起動されたタイマが終了したか否かを判定し、終了し
ているときには上記フィルム4のオーバーラン量が上記
Ssp信号として0.5パルス未満であったと判断して
、即ち上記フィルム4の停止位置が所定停止位置より手
前であると判断して、ステップSl+において上記巻上
げモータlを再駆動する。
上記ステップSiOにおいて、上記ステップS8で起動
されたタイマが終了していないときには、上記ステップ
S9に戻り、再び上記一対の摺動接片7.7で検出され
る上記Ssp信号がハイレベル信号か否かを判定する。
一方、上記ステップS9において上記一対の摺動接片7
.7で検出された上記Ssp信号がハイレベル信号の場
合にはステップS31に進む。該ステップS31におい
て上記一対の摺動接片1、7で次に検出される上記Ss
p信号がハイレベル信号か否かを判定する。該Ssp信
号がハイレベル信号でないならばステップS32におい
て、上記ステップS8で起動させたタイマが終了したか
否かを判定する。該ステップS32において該タイマが
終了していた場合には、上記ステップS6において上記
フィルム4を上記初期巻き上げ量だけ巻き上げたと判断
されてからSspとして0.5パルス分以上1.0パル
ス未満のパルス数に対応する量だけ上記フィルム4が移
動されたと判断して、即ち該フィルム4が上記所定停止
位置で停止したと判断して、ステップ33において次の
フィルム巻上げ動作の初期巻き上げ量(Ssp)を該フ
ィルム4の1駒分に対応する上記Ssp信号のパルス数
に設定して巻き上げ動作を終了する。
また、上記ステップS31において上記一対の摺動接片
7.7で検出した上記Ssp信号がハイレベル信号であ
る場合には、上記ステップS6において上記フィルム4
を巻上げるべき量をすべて巻上げたと判断されてから上
記Ssp信号として1゜0パルス以上のパルス数に対応
する量だけ上記フィルム4がさらに巻き上げられたと判
断して、即ち該フィルム4が該フィルム4の所定停止位
置を越えた位置で停止したと判断して、ステップS41
において次の巻上げ動作の上記初期巻き上げ量(Ssp
)を、上記フィルム4の1駒分の移動量に対応するSs
p信号のパルス数より1パルス分だけ小さい値に設定し
て巻上げ動作を終了する。
また、上記ステップS32において、上記ステップS8
で起動させられたタイマが終了していないならば、上記
ステップS31に戻り、再び上記−対の摺動接片1、7
で次に検出されるSsp信号がハイレベル信号か否かを
判定する。
一方、上記ステップSllにおいて上記巻き上げモータ
1を再駆動させると、ステップS12においてタイマを
起動させる。その後、ステップS13において該タイマ
が終了したか否かを判定し、終了していないならばステ
ップSI4に進む。該ステップS14において上記一対
の摺動接片7゜7で検出された上記Ssp信号がローレ
ベル信号ならば、上記ステップS6において上記フィル
ム4を上記初期巻き上げ量だけ巻き上げたと判断されて
から上記Ssp信号として1.0パルス分のパルス数に
対応する量だけ上記フィルム4が移動されたと判断する
。従って、ステップSI5において上記巻上げモータ1
の駆動を停止させて、上記スプール3に対して上記減速
機構2により電磁ブレーキを掛ける。そしてステップ9
16においてタイマを起動させる。
上記ステップS14において上記一対の摺動接片7.7
で検出した上記Ssp信号がローレベル信号でないとき
には、上記ステップSI3に戻り、上記ステップS12
で起動されたタイマが終了しているか否かを判定する。
該ステップS13において該タイマが終了している場合
には、上記フィルム4の最終駒を巻き上げたものと判断
してステップS51において上記巻上げモータ1の駆動
を停止させ、ステップS52で自動巻き戻しを開始させ
る。尚、上記ステップSI3でタイマが終了していない
場合には、再び上記ステップSI4に進む。
上記ステップ916において上記タイマを起動させた場
合には、ステップSI7において上記−対の摺動接片7
.7で検出された上記Ssp信号がハイレベル信号か否
かを判定し、ハイレベル信号でないときにはステップS
I8において上記タイマが終了しているか否かを判定す
る。該タイマが終了している場合には、上記ステップS
6において上記フィルム4を上記初期巻き上げ竜だけ巻
き上げたと判断されてから上記Ssp信号としてl。
0パルス分未満のパルス数に対応する量だけ上記フィル
ム4が移動して上記フィルム4が上記所定停止位置で停
止したと判断する。そして、ステップ19において次の
上記初期巻き上げ令即ち(Ssp)を、上記フィルム4
の1駒分に対応するSsp信号のパルス数に設定して、
巻き上げ動作を終了する。
上記ステップSI7において上記一対の摺動接片7.7
で検出した上記Ssp信号がハイレベル信号である場合
には、上記ステップS6において上記フィルム4を上記
初期巻き上げ量だけ巻き上げたと判断されてから上記S
sp信号として1.0パルス分以上のパルス数に対応す
る量だけ上記フィルム4が移動されたと判断する。即ち
上記フィルム4が該フィルム4の所定の停止位置を越え
た位置で停止したと判断して、ステップS61において
、次の巻き上げ動作における上記初期巻上げ1(Ssp
)を上記フィルム4の1駒分の移動量に対応するSsp
信号のパルス数よりlパルス分だけ小さい値に設定して
巻き上げ動作を終了する。
また、上記ステップS18において上記ステップSI6
で起動されたタイマが終了していないときには、ステッ
プSI7に戻り、再び上記一対の摺動接片7.7で検出
された上記Ssp信号がハイレベル信号か否かを判定す
る。
上述の実施例によれば、上記巻上げモータlの減速割合
を計算する必要がなく、該巻上げモータlにより移動さ
れる上記フィルム4の移動量により該フィルム4の巻上
げ状態を判断するようにしたので、簡単なシーケンス制
御でもって該フィルム4を所定の停止位置に安定して停
止させることができる。また、上記フィルム4の移動量
が少ない場合にのみ、上記巻上げモータlを再び駆動す
るだけであり、フィルム巻上げ毎に該巻上げモータlを
再駆動しないとともに、上記再駆動時、該巻上げモータ
lにより移動させる移動量も僅かなものであるため巻上
げ速度も遅く、カメラ全体に与える振動も少なくなり、
使用者に違和感を生じさせることが少なくなる。また、
シーケンス制御機構が簡単なものであるため、コストダ
ウンを図ることができる。
本発明は上述の実施例にのみ限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、上述の実施例
においては上記第1設定値よりも上記第2設定値の方を
大きくしたが、これらの二つの設定値をいずれも上記S
sp信号にしてlパルスとし、上記ステップS9での上
記巻上げモータlの駆動停止直後の上記オーバjラン量
が該Ssp信号にしてlパルス未満のときには該巻上げ
モータIを再駆動するようにして次の巻き上げ動作の初
期巻き上げ量を上記フィルム4の1駒分の移動qに対応
するSsp信号のパルス数よりlパルス分だけ小さい値
に設定して巻き上げ動作を終了するようにしてもよい。
また、上記第2設定値よりも大きな第3設定値を設ける
ことにより、上記フィルム4のオーバガラン量が該第3
設定値より大きくなった場合には、次の巻き上げ動作の
初期巻き上げ量を上記フィルム4の1駒分の移動量に対
応するSsp信号のパルス数より2パルス分だけ小さい
値に設定して巻き上げ動作を終了するようにしてもよい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカメラのフィルム停止機構の一実
施例の構成を示す概略図、第2図は第1図に示したカメ
ラのフィルム停止機構の巻上げモータを制御するマイク
ロコンピュータの回路図、第3図は第2図に示したマイ
クロコンピュータのシーケンス制御を表すフローチャー
トである。 l・・・巻上げモータ、4 ・フィルム、7・・フィル
ム移動全検出部材。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻上げモータ(1)の駆動によりフィルム(4)
    が巻上げられるとき、フィルム移動量検出部材(1、7
    )で該フィルム(4)の移動量を検出し、該フィルム(
    4)が所定の停止位置に達したとき上記巻上げモータ(
    1)の駆動を停止させるようにしたカメラのフィルム停
    止機構において、 上記巻上げモータ(1)の駆動により上記フィルム(4
    )が巻上げられるとき、上記フィルム移動量検出部材(
    7、7)により検出される上記フィルム(4)の移動量
    が所定量に達して上記フィルム(4)の巻上げが完了し
    たか否かを判別する判別手段と、上記判別手段で上記フ
    ィルム(4)の巻上げ完了を判別したとき、上記巻上げ
    モータ(1)に停止信号を出力する停止信号出力手段と
    、 上記フィルム移動量検出部材(7、7)で検出され、か
    つ、上記巻上げモータ(1)が上記停止信号出力手段か
    ら停止信号を受けたのち実際にその回転を停止するまで
    移動した量に相当するフィルムのオーバーラン量が第1
    設定値未満であるか否かを判断する第1比較手段と、 上記第1比較手段で上記オーバーラン量が上記第1設定
    値未満と判断されるとき、上記オーバーラン量が上記第
    1設定値を越えるまで上記巻上げモータ(1)を駆動す
    る再駆動信号出力手段と、上記第1設定値以上に達した
    上記オーバーラン量が、上記第1設定値と同一値かまた
    は上記第1設定値より大きい値である第2設定値以上で
    あるか否かを判断する第2比較手段と、 上記第2比較手段で、上記第1設定値以上に達した上記
    オーバーラン量が上記第2設定値未満であれば、次のフ
    ィルム巻上げ時に上記停止信号出力手段から出力される
    上記巻上げモータ(1)の停止信号の出力タイミングを
    所定のタイミングで出力させる一方、該オーバーラン量
    が該第2設定値以上であれば、次のフィルム巻上げ時に
    該停止信号出力手段から出力される該巻上げモータ(1
    )の停止信号の出力タイミングを所定のタイミングより
    も早く出力させるタイミング制御手段と、を備えるよう
    にしたことを特徴とするカメラのフィルム停止機構。
JP11866688A 1988-05-16 1988-05-16 カメラのフィルム停止機構 Pending JPH01287649A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2696015A1 (fr) * 1992-09-22 1994-03-25 Nikon Corp Appareil de prise de vues comportant un système de correction de l'avance du film.

Cited By (2)

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