JPH01287182A - 無溶剤二液型ウレタン塗料用樹脂組成物 - Google Patents

無溶剤二液型ウレタン塗料用樹脂組成物

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JPH01287182A
JPH01287182A JP11599088A JP11599088A JPH01287182A JP H01287182 A JPH01287182 A JP H01287182A JP 11599088 A JP11599088 A JP 11599088A JP 11599088 A JP11599088 A JP 11599088A JP H01287182 A JPH01287182 A JP H01287182A
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JP
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polyol
polyisocyanate
component
resin composition
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JP11599088A
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Noboru Ogoshi
小越 昇
Yosuke Takahashi
陽介 高橋
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は無公害、省資源型の無溶剤二液型ウレタン樹脂
組成物に関し、更に詳しくは耐衝撃性、耐水性及び耐食
性に優れかつ厚塗り可能な無溶剤二液型のウレタン塗料
用樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術) 従来、耐食様に優れ厚塗り可能な塗料としては。
コールタール、アスファル1−、タールエポキシ樹脂塗
料及びタールウレタン樹脂塗料等が知られており、これ
らはパイプ、タンク、橋梁、船舶、その他制構造物に使
用されてきた。
しかし、前記した塗料の多くは本質的な塗膜形成成分で
はない不必要な有機溶剤を含むため、今日の省資源的要
求にそぐわず、その上引火爆発の危険性を有し、また乾
燥過程で大気中に揮散し大気汚染の発生源ともなる。さ
らに、コールタールは特化則の第二類管理物質に規定さ
れ、また有機溶剤類は労働安全衛生法の有機溶剤中毒予
防規則に定められており、その取扱にはいずれも安全衛
生上の問題がある。しかも前記塗料は、一般に乾燥が遅
くハンドリングに時間がかかるという欠点がある。
これらの欠点を改良したものとして、近年、無溶剤二液
型ウレタン樹脂系の塗料用樹脂組成物が開発されてきた
。この種のもつとも単純なウレタン樹脂組成物は、ひま
し油とポリイソシアネ−1−の二成分系からなるもので
あるが、その硬化塗膜は粘着性があり硬度が低く、また
耐食性も劣り実用的ではない。この欠点を補い前記した
従来公知の塗料と同程度の物性と耐食性を有し、しかも
スプレー塗装が可能なウレタン樹脂塗料として、ひまし
油にポリエーテルポリオールを併用する系が開発され実
用化されている。(特開昭59−197466号、60
−13855.60−32857.60−47074.
61−26675参照。)(発明が解決しようとする問
題点) しかしながら、ポリエーテルポリオールを含有するウレ
タン樹脂塗料は、ポリエーテルポリオールの吸湿性が大
きいため一般に厚塗り時に発泡しやすく、またその硬化
塗膜は水に浸漬した場合吸水しやすく、金属素地との付
着劣化や腐食を起こしやすく満足すべき性能を有しない
本発明は、前記問題点を解決するために耐衝撃性、耐水
性及び耐食性が従来公知の塗料と回等以」二で、かつ塗
装時に発泡し難い無溶剤二液型ウレタン塗料用樹脂組成
物を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は、 (A):(a)  ひまし油20−80重量部と(b)
3価以上の多価アルコール5−25重量部をエステル交
換反応させた後、(c)E−カプロラクトン10−70
重量部を反応させて得られる数平均分子量1000以下
、水酸基価150−350のポリオールと、(B):ポ
リイソシアネート を必須成分として、前記(B)ポリイソシアネートのイ
ンシアネート基と(A)ポリオールの水酸基との当量比
(NCOloH)が(0,7〜1.3) / 1.0で
ある無溶剤二液型のウレタン塗料用樹脂組成物に関する
ものである。
以下、本発明の構成を詳しく説明する。
まず、本発明で使用する(A)成分であるポリオールに
ついて説明する。該(A)ポリオールを構成する(b)
成分の3価以」―の多価アルコールとしては、グリセリ
ン、1〜リメチロールエタン、1〜リメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリ1−−ル、ジグリセリン、ジペンタ
エリスリトール、ソルビ1−−ル等が例示される。
本発明の(A)成分であるポリオールは、成分(a)、
(b)を触媒の存在下、温度200−250℃でエステ
ル交換反応させたのち、温度約200℃で(c)成分を
開環付加反応させて得られる。エステル交換反応用の触
媒としては、例えば水酸化リチウムなど、慣用されてい
るものを用いればよい。
本発明において、(A)成分を構成する各成分の使用割
合は次の通りである(但しくa)+ (b)+ (c)
の合計は100重量部である。)。(、)成分のひまし
油の使用割合は20−80重量部、好ましくは35−6
5重量部であり、20重量部未満では樹脂の粘度と結晶
性が上昇するため貯蔵安定性が低下し、硬化塗膜の平滑
性、均一性が失われる。一方、80重量部を越えるとひ
まし油単独の性質に近づき、塗膜硬度および耐食性の低
下をきたす。(b)成分の3価以上の多価アルコールの
使用割合は5−25重量部、好ましくは10−20重量
部であり、5重量部未満では塗膜の架橋密度が減少する
ため塗膜硬度および耐食性の低下をきたす。一方25重
量部を越えると、塗膜の架橋間分子量が減少し、塗膜は
脆くなり耐衝撃性、付着性が低下する。(c)成分のE
−カプロラフ1−ンの使用割合は10−70重量部、好
ましくは15−55重量部である。(C)成分は(A)
成分であるポリオールの後述する(B)成分としてのポ
リイソシアネートに対する相溶性、特にMDI系ポリイ
ソシアネートに対する相溶性の向−し、硬化塗膜への可
どう性付与等の目的で使用されるが、10重量部以下で
は効果が少なく70重量部を越えるとポリオールの結晶
化、硬化塗膜の硬度低下をきたす。
また、本発明において(A)成分であるポリオールの数
平均分子量は1000以下、水酸基価150−350が
適当である。数平均分子量が1000を越すと塗料化お
よび塗装作業時の作業性が悪化する。水酸基価が150
未満では塗膜の架橋密度が低くなるため、塗膜硬度が低
下し耐食性が悪くなり、一方350を越えると耐衝撃性
、ノ」曲性等の塗膜物性が低1ぐする。
次に、本発明で使用する(B)成分であるポリイソシア
ネ−1へは、前記(A)ポリオールの硬化剤であり、脂
肪族系、脂環式系、芳香族系の各ポリイソシネート−ま
たはそれらの混合物を使用することができる。脂肪族系
では一般にヘキサメチレンジイソシアネー1−()ID
I) 、脂環式系ではイソホロンジイソシアネー1− 
(IPDI)、水添ジフェニルメタンジイソシアネ−1
−(H,7MDI)、芳香族系ではトリレンジイソシア
ネー1−(TDI) 、キシリレンジイソシアネー1−
(XDI) 、ジフェニルメタンジイソシアネ−1−(
MDI) 、ポリフェニルメタンポリインシアネート(
クルードMDI)等が単独、あるいは二星体化合物、ピ
ューレッ1−またはイソシアヌレ−1〜構造を有する三
量体化合物、ポリオールの付加反応化合物、その他既知
の方法による種々の変4コ1体としたものが使用される
。特に耐黄変性を重視しない場合には、価格、塗装作業
性、硬化性、硬化室IIψの物性の点で、クルードMD
1.変性M I) Iの芳香族系のポリイソシアネ−1
−が好ましい。
本発明において(B)成分のポリイソシアネ−1へは、
(A)成分のポリオールの水酸基と該ポリイソシアネー
1〜のイソシアネー1−基の当量化(NGOloH)が
、(0,7−]、、3)/1.0になるように使用され
るが、これは0.7未満では硬化が不十分となり、1.
3を越えると塗膜は脆く物性の低下が著しく、いずれも
耐食性に悪影響を及ぼすためである。
本発明の前記した(A)ポリオールと(B)ポリイソシ
アネ−1−とを必須成分とした無溶剤二液型ウレタン塗
料用樹脂組成物には、必要に応じジブチルチンジラウレ
−1−、ジブチルチンジアセテート等の有機金属化合物
や各種アミン類等の硬化触媒、アゾ系、銅フタロシアニ
ン系、弁柄、黄鉛、酸化チタン、亜鉛華、カーボンブラ
ック等の有機または無機系の着色顔料、鉛丹、鉛白、塩
基性クロム酸塩、塩基性硫酸鉛、ジンククロメート、亜
鉛末、MIO等の防錆顔料、沈降性硫酸バリウム、クレ
ー、シリカ、タルク、炭酸カルシウム、マイカ等の体質
顔料等を適宜配合し、さらにレベリング剤、吸湿剤、シ
ランあるいはチタネー1−系カツブリング剤等の各種助
剤も必要に応じて添加される。また、ジオクチルフタレ
−1−、アスファル+−、タール等の可塑剤成分や、キ
シレン樹脂、ビニル系樹脂等の各種樹脂、へ重油、スチ
レンダイマー等の石油系希釈剤等も本発明の効果を損な
わない範囲で使用することができる。
本発明のウレタン塗料用樹脂組成物の塗装は、塗料を常
温にて、または50−80℃に加温してスプレー塗装す
る方法が取られるが、特に2液エアレススプレー装置に
よるのが好ましい。そして、0゜1〜数mmの厚膜塗装
により、耐水性および耐食性に優れた塗膜を形成するこ
とができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本
発明はこれら実施例のものに限定されない。
(実施例1) ひまし油42重量部、1ヘリメチロ一ルプロパン12重
量部を水酸化リチウム0.02重量部の存在下、250
°Cで1時間エステル交換反応させたのち、ε−カプロ
ラクトン46重量部を200℃で5時間反応させ、数平
均分子量740、水酸基価220、粘度9ボイズ(25
℃)のポリオールを得た。このポリオールをクルードM
DIで硬化させ、形成されたクリヤー塗膜について物性
及び耐食性を評価した。結果を第1表に示す。
(実施例2〜4) 実施例1と同様な方法で、ひまし油と多価アルコールを
エステル交換反応し、さらにε−カプロラク1〜ンを付
加させて得た第1表に示す一連のポリオールについて同
様な評価を行った。評価結果を第1表にあわせて示す。
(比較例1〜5) 実施例1と同様にして比較例1〜9を得た。ただし比較
例2はひまし油そのもので全く変性をしていないもので
ある。結果を第1表にあわせて示す。
〔発明の効果〕
本発明の、(A)ひまし油/;3価以1−の多価アルコ
ール/E−カプロラクトンより調製したポリオール成分
と、(B)ポリイソシアネーi−成分とを必須の成分と
する無溶剤二液型のウレタン塗料用樹脂組成物は、0.
1〜数mmの厚膜塗装が可能で、かつ耐水性、耐食性、
耐衝撃性などの物性に優れた塗膜を形成することができ
る。
特許出願人  大日本インキ化学工業株式会社代理人 
弁理士 水 野 喜 夫 −12=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A):(a)ひまし油20−80重量%と(b)3価
    以上の多価アルコール5−25重量%をエステル交換反
    応させた後、(c)ε−カプロラクトン10−70重量
    %を反応させて得られる数平均分子量1000以下、水
    酸基価150−350のポリオールと、 (B):ポリイソシアネート を必須成分とし、前記(B)ポリイソシアネートへのイ
    ソシアネート基と(A)ポリオールの水酸基との当量比
    (NCO/OH)が(0.7〜1.3)/1.0である
    無溶剤二液型のウレタン塗料用樹脂組成物。
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