JPH01286857A

JPH01286857A - オフセット印刷機におけるローラの接続・分離装置

Info

Publication number: JPH01286857A
Application number: JP63117969A
Authority: JP
Inventors: Koji Ishii; 浩司石井; Naoki Ikeda; 直樹池田
Original assignee: Ryobi Ltd
Current assignee: Ryobi Ltd
Priority date: 1988-05-13
Filing date: 1988-05-13
Publication date: 1989-11-17
Anticipated expiration: 2010-03-01
Also published as: JPH0717049B2; US4986176A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、オフセット印刷機における水・インキ供給機
構の接続・分離装置に関する。

〔従来の技術〕

一般ｌこ、オフセット印刷機は、第４図＋Ａｔ、（ｔ３
に示した如く、印刷機本体の図示しない駆動源に連動連
結されたインキ供給機構Ａによりてインキを、又印刷機
本体の駆動源ｆこ連動連結されるか、もしくは独立して
設けられた図示しないモータにより駆動される水供給機
構Ｂによって水を夫々版胴７上に巻着された図示しない
原版上に供給、塗布し、原版上の画像をゴム胴６上へ転
写し、給紙機構２によりゴム胴６と圧胴８間に送り込ま
れた印刷紙１にゴム胴６上の画像を転写することにより
印刷を行ない、印刷された印刷紙ｌを排紙機構３により
排紙台４へ排出するよう構成されている。

又、上述印刷機において良好な印刷を行なうには、イン
キや印刷紙の種類、あるいは印刷する画像面積等の要件
Ｊ：、Ｔｈ伏、インキ供給機構Ａより水供給機構Ｂにイ
ンキを、あるいは水供給機構Ｂよりインキ供給機構Ａ＃
こ水を、又はインキ、水両供給機構Ａ、Ｂ間で相互に水
とインキを連続的、かつ円滑に供給することが必要＃練
゛ヒなる。

従来、上述要件を満たすべく構成されたオフセット印刷
機における水・インキ供給機構の接続、分離装置として
は第５図に示すものが知られている。即ち、この装置は
、版胴７１こ接触して原版上に水を塗布する水着けロー
２９と、インキを塗布するインキ着けロー２１０との間
に移しローラａを配設し、上記水着け、インキ着け両ロ
ーラ９．１０の間で水・インキ供給筒機構Ａ、Ｂを接続
し、又分離するよう構成されている。

（特開昭５５−５７４６４号公報参照）従来の水・イン
キ供給機構の接続・分離装置においては、移しローラａ
がインキ着けロー２１０と同じブラケッ）ｂに支承され
ている為、インキ着けローラ１０を版胴７ｆこ接触させ
ると、これに連動して移しローラａが水着けロー２９に
接触し、水・インキ供給筒機構Ａ、Ｂを分離することか
できず、又、反対に水、インキ供給筒機構Ａ、Ｂを分離
した状態では、インキ着けローラ１０を版胴７に接触で
きないという問題点と、装置全体の構成が複雑となる問
題点がある。

本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、イン
キ供給機構と水供給機構の各ローラ群の中の相互に接触
配設される２個のローラのうち、何れか一方のローラを
、この前段のローラと接触したままとし、他方のローラ
を、この前段のローラと着脱可能なるよう、上記一方の
ローラの回転軸芯と同一位置を支点として揺動するブラ
ケットに上記両ローラを所定方向へ夫々スライド可能に
して、かつ回転自在に支承することにより、簡単な構成
によってインキ着げローラと水着げローラが如何なる状
態（こあろうとインキ供給機構と水供給機構とを、上記
他方のローラにより極めて容易に、かつ確実に接続、分
離できるようにしたオフセット印刷機Ｉこおけろ水・イ
ンキ供給機構の接続・分離装置を提供しようとするもの
である。

〔課題を解決する為の手段〕

上記目的を達成する為に、本発明におけるオフセット印
刷機における水・インキ供給機構の接続・分離装置は、
インキ供給機構と水供給機構の各ローラ群の中のローラ
にあって、相互に接触配設される２個のローラのうち、
その何れか一方を第１のローラに、他方を第２のローラ
に夫々設定し、版胴に水着け、インキ着け両ローラが接
触された状態での上記第１のローラの回転軸芯と同一位
置に支点を有して揺動する一対のブラケットをインキフ
レームＥこ配役し、該ブラケットに上記第１のローラ及
び第２のローラを、この各ローラの夫々の前段のローラ
との両軸芯を結ぶ線上に対して夫々直角方向へスライド
可能にして、かつ回転自在に支承し、上記インキフレー
ムには、第２のローラを、この前段のローラと第１のロ
ーラ方向へ付勢する弾撥手段と、第２のローラと、この
前段のローラを着脱可能なるよう上記一対のブラケット
を揺動するローラ着脱手段を夫々配設してなるものであ
る。

〔作用〕

第１図〜第３図において、水着げロー２９及びインキ着
けローラ５．１０が版胴７に接触した状態（こおいて、
ローラ着脱手段りにより第２のロー、Ｆ　１５を支承し
た一対のブラケット！、ゴを図示の矢印Ｙ方向へ揺動す
ると、該ブラタ７）都、ゴは第１のロー−）１９の回転
軸芯と同一位置を支点として矢印Ｙ方向へ揺動し、第１
のローラ１９が、インキ着けローラ１０と前段の第２イ
ンキ投げ込みロー２１８と接触したままで、第１のロー
２１５は前段のローラ、即ち水横転ローラ１６から離れ
る。即ち、インキ供給、水供給両機構Ａ、Ｂは分離する
。

又、ローラ着脱手段りによりブラケット４２を反矢印Ｙ
方向に揺動することにより第２のロー２１５は図示の位
置に復帰し、水横転ローラ１６と接触しインキ、氷雨供
給機械Ａ、Ｂは接続する。

又、水着けローラ９と版胴７との接触、離脱（こ関係な
く、インキ着けローラ５．１０が版胴７から離脱時は、
第１のローラ１９が図示の矢印Ｘ方向へ、文筆２のロー
ラ１５は矢印ｙ方向へ弾撥手段Ｃの弾撥力に抗して夫々
スライドするので、第２の投げ込みロー２１８と第１の
ローラ１９及び第２のローラ１５と水横転ローラ１６と
の接触圧を変えることな（インキ・水測供給機構Ａ、Ｂ
の接続、分離を行なうことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例１こついて図面を参照して説明す
る。

第１図ないし第３図に示したようｆこ、インキ供給機構
Ａは、インキ７オンテンロー２１１と、インキ着けロー
、７５．１０との間に、インキダクターローラ１２、イ
ンキファーストロー２１３．ｉ１インキ投げ込みローラ
１４、インキ投げ込み横転ロー２１７、第２インキ投げ
込みロー２１８、第３インキ投げ込みローラ１９及びイ
ンキ横転ローラ加からなるローラ群を介在させてなり、
これらローラを印刷機本体の駆動に連動させである。

一方、水供給機構Ｂは、水舟２１内の水元ローラごと水
着けロー２９との間に、水移しローラ乙、又は水ダクタ
ーローラ（図示せず）及び水横転ロー２１６からなるロ
ー２群を介在させてなり、これらローラを印刷機本体の
駆動をこ連動させ、又は一部のローラを図示しないモー
タにより回転するようにしである。

そして、インキ供給量の調整は、水元ローラｎへの調量
ローラＵの接触圧の調整、又は第４図のに示す水ダクタ
ーローラる′により行なうものであり、これら構成は実
施例では公知のものと同一機構としであるが、本発明に
おいては、これＩこ限定されるものではなく、上記イン
キ供給機構Ａ及び水供給機構Ｂは、複数個のローラ群と
、インキ及び水の調整機構を備えてなるものであれば任
意である。

次に、水・インキ供給機構の接続・分離装置について説
明する。

第１〜第３図に示したように、第２のローラ１５　（以
下、これを移しローラと云う）は、インキ着けローラ５
．１０を版胴７に接触さセた時の第１のローラ１９（以
下、これを第３インキ投げ込みローラと云５）の回転軸
芯０と一致させて両インキフレーム２５．２５’ｌこ設
けたピン２６．２６’を支点として揺動可能に設けた一
対のブラケットｎ、’ｚ’ｉ’ｃこ、上記第３インキ投
げ込みロー２１９と共にスライド、かつ回転自在ｌこ支
承されている。

即ち、上記第３インキ投げ込みロー２１９は、該第３イ
ンキ投げ込みロー　、ｙ　１９の回転軸：ｒ５０と、同
ローラ１９ｆこインキを供給する第２インキ投げ込みロ
ーラ１８の軸芯０′とを結んだ線Ｃに対して、第１図；
こ矢印Ｘで示す直角方向へスライド可能に軸端へ夫々固
定したペアリングア、公′を、上記ブラケッ）　２７　
、２７’から並行に突設した垂直なガイド部２７ａ、２
７ａ、２７ａ、２７ａｆこ嵌合して支承させてあり、又
、上記移しローラ１５も、これがインキを供給する水横
転ローラ１６と、当該移しローラ１５の各軸芯Ｐ、Ｐ’
を結んだ線ｄに対して、第１図に矢印ｙで示した直角方
向へスライド可能に、夫々軸端へ固定したベアリング四
、四′を、上記ブラケット’ｚ’；ｔ、’ｚ；ｔ’から
並行に突設したガイド部２７ｂ、２７ｂ１２７′ｂ１が
ｂに嵌合して支承させてあり、版胴７に対するインキ着
けロー２１０の接触、又は離脱により、第２、第３両イ
ンキ投げ込みロー　、ｙ　ｔｓ、１９間の接触圧及び移
しローラ１５と水横転ローラ１６との接触圧が変化しな
いよう設けられている。

又、上記インキフレーム２Ｂ、’２Ｓ’ｌこは、上記移
しローラ１５を、第３インキ投げ込みローラ１９と水横
転ローラ１６方向へ弾撥力を付勢することで、これらロ
ーラ１９．１６が他のローラ、図示例ではインキ着げロ
ー２１０、第２インキ投げ込みローラ１８及び水着けロ
ーラ９と夫々接触し、離脱しないようにする為の弾撥手
段Ｃが設けである。

この弾撥手段Ｃは次のようｆこ構成することができる。

即ち、上記インキフレームご、Ｚ７’ｌこ固定したブラ
ケット加、ａｃｙ　ｉｃ　；＜ライド可能Ｉこ貫通した
押しピン３１．３１’の先端を、移しロー２１５の軸端
（こ固定したベアリング３、四″の外周へ当接させ、上
記押しピン３１．３１’の先端近くｆこ螺合したナツト
３２．３ｚと、上記ブラケッ）　３０．３０″ｌこ端部
を夫々支持して圧縮バネお、ずを外装し、該圧縮バネお
、お′の弾撥力を、上記押しピ／３１１３１′を介して
移しローラ１５１こ付勢するよう形成させである。

又、上記ナツト３２．３２′は圧縮バネ羽、オ′の弾撥
力を調整する為に設けられ、該ナツト３２．３２′を押
しピン３１．３１′に対して螺進退することで移しロー
ラ１５と第３インキ投げ込みロー２１９との接触圧を調
整する。

又、上記弾撥手段Ｃは、上記圧縮バネ羽、お′にかえて
引張りバネ、バネ板等、任意の弾性材料を用いることが
可能である。

更に、上記インキフレームる、ゴには、上記水横転ロー
ラ１６に対する移しローラ１５のローラ着脱手段りが設
けられている。

このローラ着脱手段りは次のように構成することができ
る。

即ち、上記インキフレーム５、ゴの水供給機構Ｂ＠Ｉｃ
、レバーハンドルあを設けた着脱軸あか回転可能ｌこ架
設され、該着脱軸あに設けたカム機構３６、ア″ｌこ、
上記一対のブラケットｎ、ゴの一端２７　ｃ　、　Ｚ７
’ｃを当接させ、上記レバーノ・ンドルあを第１図の矢
印Ｘ方向へ回動して、これと同一方向へ着脱軸あを回転
することｌこより、上記カム機構間、％′の高所で、上
記ブラケット２７．２７’が前述のピン２６．２６′を
支点として第１図の矢印Ｙ方向へ揺動され、これにより
移しローラ１５が水横転ロー２１６から離脱し、又、レ
バーハンドルあを反矢印Ｘ方向へ回転することで移しロ
ーラ１５か水横転ローラ１６と接触するよう設けである
。

即ち、上記ブラケット２７、ゴの一端２７ｃ　１２７’
Ｃがカム機構３６、あ′の低所に当接している場合は、
移しロー２１５と水横転ローラ１６は接触し、上記一端
２７Ｃ，２７’Ｃがカム機構あ、あ′の高所に当接して
いる場合は、上記両ローラ１５．１６を離脱し、インキ
供給機構Ａと水供給機構Ｂが接続又は分離されるようｆ
こしである。

又、上記ブラケット”；ｎ、’ｚ”ｔ’の一端２７Ｃ，
２７’Ｃにネジ３７．３τを螺合し、該ネジ３７．３γ
を上記カム機構３６．３６’ｌこ当接するようにすると
、当該ネジ３７．３７′を軸方向へ進退することにより
ブラケット２７，２７’の揺動角、即ち移しロー　、７
１５と水横転ローラ１６との接触圧を調整することがで
きる。

又、実施例では、着脱軸あをブラケット２７、γ′の水
供給機構Ｂ側ｔこ配置し、カム機構３６、舅によってブ
ラケノ）２７，２７’を押圧揺動するよう設けであるが
、これと反対側に着脱軸間を配置し、引張り爪す可抱］
気プラケット！、γ′をカム機構３６．３σｆこ当接す
るようにしても良く、又、上記カム機構３６．３６’に
変えてリンク機構等、公知の揺動手段を用いるようにし
ても良い。

又、上記ブラケット２７．２７’を、前述とは反対ｆこ
横転ローラ１６の回転軸芯Ｐ゛と同一位置を支点として
揺動可能にインキフレーム５．２５′に支承し、第３イ
ンキ投げ込みローラ１９にｉ−ｔ、Ｏ−ラ１ごだ゛　　
　　−゛　　　　　　　　−着脱するよう設けるように
することも可能である。

尚、第４図（Ａｌ、（Ｂｆこ付した記号のうち、本発明
において付した記号と同一記号は同一部材を示す。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように構成されているので、版
胴７に対して水着けローラ９とインキ着けローラ５．１
０とが如何なる状態（こあろうとも、インキ供給機構Ａ
と水供給機構Ｂの両ローラ群中の相互ｌこ接触する２個
のローラ、即ち第１のロー−７１９と第２のローラ１５
との接触圧を変えることなく、第１、第２の両口−５１
９，１５を支承する一対のブラケット泣、ｄを揺動し、
切換えすることによりインキ供給機構Ａと水供給機構Ｂ
の接続、分離を極めて容易に行なうことができ、又、そ
の接続、分離を、インキ着けローラ５．１０が版胴７１
こ対して接触した状態、又は離脱した状態、何れの状態
でも行なうことができるのみならず特に、インキ着けロ
ーラ５．１０を版胴７に接触させた状態でのインキ、氷
雨供給機構Ａ、Ｂの分離を簡単な構成によって行ない得
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るオフセット印刷機における水・イ
ンキ供給機構の接続、分離装置の一実施例を示す横断面
図、第２図、第３図は第１図）こおける■−■線、■−
■線各矢視断面図、第４図（Ａｌ、（Ｂはオフセント印
刷機の各概略図、第５図は従来のオフセット印刷機Ｅこ
おけろ水・インキ供給機構の接続・分離装置の横断面図
である。Ａ・・・インキ供給機構　　Ｂ・・・水供給機構Ｃ・・
・弾撥手段　　　　　Ｄ・・・ローラ着脱手段０・・・
第１のローラの回転軸芯５．１０・・・インキ着けローラ　　　７・・・版　胴
９・・・水着けロー２　　１５・・・第２のローラ１６
．１８・・・前段のローラ　　１９・・・第１のローラ
５、δ′・・・インキ７レーム２７．２７’・・・一対のプラケソト（１３ノ第　５　図手　　続　　補　　正　　占１、事件の表示昭和６３年特許願第１１７９６９号２、発明の名称オフセット印刷機における水・インキ供給機構の接続・分離装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住　　所　広島県府中市目崎町７６２番地４、補正命令
の日付　　　　　　　　　　　　ゝ−−−−′自発補正５、補正により増加する請求項の数　　なし６、補正の
対象（１）明細書中「発明の詳細な説明」の欄７、補正の内
容明細書第１０頁第１０行に「接触、又は離脱により、」
とあるのを［接触又は離脱により、あるいは移しローラ
１５と水横転ローラ１６の接触手　　続　　補　　正　
　書平成１年８月１日昭和６３年特許願第１１７９６９号２、発明の名称オフセット印刷機における水・インキ供給機構の接続・分離装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人住　　所　広島県府中市目崎町７６２番地自発補正５、補正により増加する請求項の数　　なし６、補正の
対象（１）明細書中「発明の詳細な説明」の欄補正の内容（１）明細書中「発明の詳細な説明」の欄を以下のとお
り補正する。１）第６頁第１５行に「回転軸芯」とあるのを「回転軸
芯Ｏ」と補正する。２）第７頁第２行に「ブラケット４２」とあるのを［ブ
ラケット２７．２７’　Ｊと補正する。３）第７頁第５行に「インキ・氷雨供給機械Ａ、Ｂ」と
あるのを「インキ・氷雨供給機構Ａ、Ｂ」と補正する。４）第８頁第１４行に「インキ供給口」とめるのを「水
供給量」と補正する。５）第１１頁第２行にｆ上記インキフレーム２７゜２７
゛」とあるのを「上記インキフレーム２５．２５’　Ｊ
と補正する。６）第１２頁第１０行に「矢印Ｘ方向」とあるのを「矢
印Ｘ方向」と補正する。（２）図面中第１図を別紙添付図面写のとおり補正する
。特許出願人　　リョービ株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

インキ供給機構と水供給機構の各ローラ群の中のローラ
にあって、相互に接触配設される２個のローラのうち、
その何れか一方を第１のローラに、他方を第２のローラ
に夫々設定し、版胴に水着け、インキ着け両ローラが接
触された状態での上記第１のローラの回転軸芯と同一位
置に支点を有して揺動する一対のブラケットをインキフ
レームに配設し、該ブラケットに上記第１のローラ及び
第２のローラを、この各ローラの夫々の前段のローラと
の両軸芯を結ぶ線上に対して夫々直角方向へスライド可
能にして、かつ回転自在に支承し、上記インキフレーム
には、第２のローラを、この前段のローラと第１のロー
ラ方向へ付勢する弾撥手段と、第２のローラと、この前
段のローラを着脱可能なるよう上記一対のブラケットを
揺動するローラ着脱手段を夫々配設してなることを特徴
とするオフセット印刷機における水・インキ供給機構の
接続・分離装置。