JPH01286790A - 電動機の制御方法および装置 - Google Patents

電動機の制御方法および装置

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JPH01286790A
JPH01286790A JP63115516A JP11551688A JPH01286790A JP H01286790 A JPH01286790 A JP H01286790A JP 63115516 A JP63115516 A JP 63115516A JP 11551688 A JP11551688 A JP 11551688A JP H01286790 A JPH01286790 A JP H01286790A
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JP
Japan
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electric motor
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rotational speed
temporary target
data
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JP63115516A
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English (en)
Inventor
Yuji Ozawa
小沢 祐司
Tsutomu Sakimoto
崎本 勤
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動機の制御に関し、特に、イナーシャやメ
カニカルロスによる電動機の応答遅れの補償に関する。
〔従来技術〕
例えば、連続焼鈍炉においては、ストリップ(帯鋼)を
搬送するための駆動源に直流電動機を用いている。
第7図に従来の連続焼鈍炉の構成を示す、これにおいて
、上部は制御系の構成を、下部は炉内の状態(部分)を
示している。
この連続焼鈍炉は、炉1〜4でなる加熱部、急冷部(以
下RCという)および炉5〜7でなる徐冷部よりなり、
各部にはストリップSLPを支持搬送し、圧延するため
の多数のローラが備わっている。これらのローラのうち
、炉1の入側に設置されたプライドルロールBRL、お
よび炉4の出側(RCの入側)にa置されたプライドル
ロールBRI2は炉1〜4内でストリップSLPに印加
する張力を設定し、炉5の入側(RCの出側)に設置さ
れたプライドルロールBR21および炉7の出側に設置
されたプライドルロールBR22は炉5〜7内でストリ
ップSLPに印加する張力を設定する。
ここで、炉1〜4の間、および、炉5〜7の間でストリ
ップSLPに印加される張力について考える。
プライドルロールBRI 1 、BaI2.BR21お
よびBR22の線速度(ストリップSLPを搬送する速
度二以下同じ)をそれぞれV ln J V m l 
rV腸2およびv outとし、ストリップSLPのヤ
ング率をE、BR11〜BR12間のストリップSLP
の長さをLl、BRII〜BR12間のストリップSL
Pの長さをLlとすると、炉1〜4の間でストリップS
LPに与えられる張力T1および、炉5〜7の間でスト
リップSLPに与えられる張力T2は、それぞれ次式で
示される。
Tl=(E/Lt )−f (vat  −vin)d
t −(1)T2 =(E/L2 )・5(vout 
 VII2 )dt ・・・・(2)上記第(1)式お
よび第(2)式によれば、各プライドルロールBR11
、BaI2.BR21およびBR22の線速度が正確に
制御されている限り、炉1〜4の間および炉5〜7の間
でストリップSLPに常時一定の張力が印加されること
になる。
ところが、各炉内においては、メカニカルロスやストリ
ップSLPの重錘荷重による張力がストリップSLPに
加わり、各プライドルロールの線速度の制御のみにより
、ストリップSLPに対する適切な張力の印加を設定す
ることはできない。
そこで、各炉内に備わる多数のへルバロールII L 
Pの速度制御が必要になる。これらへルパロールN L
 Pの速度制御は、それ程厳密に行なう必要がなく、む
しろ、ある程度の冗長性を持たせて、ストリップSLP
のすべりによる表面の擦過傷を防止するために自動電圧
調整回路(以下AVRという)141〜147により各
ヘルバロールに結合されている直流モータの電圧調整制
御がなされる。
AVR141〜147は同構成であるので、その1つA
VR14,について、第8図を参照して説明する。
AVR141は、参照電圧制御器(以下VRCという)
14a1.電卓制御器(以下CCという)14bl、電
圧制御器(以下VCという)14ct*サイリスタモー
タドライバ(以下SRCという)14dl、電流センサ
1481および電圧センサ14f1等でなる。5RC1
4d1には、炉1内のn[のへルパロールHL、Pに結
合された直流モータM11〜M n 1および負荷調整
用の抵抗器R1,〜Rn1が接続されている。
vRC14atでは、統制部11で設定された参照電圧
のレベル変換を行ない、CC14b、では、VRC14
a 1による変換後の参照電圧と電流センサ14e1の
検出電流の電圧換算値との差を減殺する電流制御を行な
い、V Cl 4 c 1では。
CC14b、による電流補償後の参照電圧と電圧センサ
14f1の検出電圧との差を減殺する電圧制御を行ない
モータ駆動電圧を設定する。
5RCI4dlでは、このモータ駆動電圧に基づいてモ
ータM11〜M n 1を駆動する。
つまり、AVRにおいては、電圧帰還ループと電流帰還
ループとによるフィードバック制御が行なわれる。
上記へルバロールトILPと同様に、各プライドルロー
ルBRII、BRL□、BR2,およびBR22は、そ
れぞれ直流モータ(図示せず)により駆動されるが、こ
れらの直流モータは、その回転速度が前述した第(1)
式および第(2)式で示されるように張力制御上のファ
クタとなるため、より厳密に制御され、ここでは自動速
度調整回路(以下ASRという)  l 7in、 1
7m1 、17112および17oujによるフィード
バック制御がなされる。各ASRの構成は、電圧センサ
に替えてモータに結合されて回転速度に比例した電圧を
出力するパイロットジェネレータが用られる他は、第8
図に示したAVR141の構成に全く同じである。
また、各ASRには、統制部11より電圧値換算で参照
速度が与えられるが、これには各プライドルロールの近
傍に備わるテンションメータ(図示せず)で検出した張
力(Tdi、Td菖、Tdo)と統制部11で設定され
た参照張力(Tri、 T rm、 T ro)との差
の比例積分値による張力補償や、手動操作によるASR
(アナログ系)のドリフト補償が加えられる。
〔従来技術の問題点〕
ところで、この種の連続焼鈍炉においては、搬送間にス
トリップを圧延するため、または1品種構成により搬送
速度が異なるため、運転中には、搬送速度を徐々に加速
あるいは減速する。第5図に示した実線は、統制部11
で設定する加速および減速のモデルを示す。
これに対し、実際の搬送速度は、ストリップおよび各ロ
ーラのイナーシャが非常に大きいために同図破線で示す
ように遅れて動作する。つまり、等速で連続運転してい
るときとは異なり、極端な応答遅れがあるため、統制部
11で設定した参照値(電圧および速度)が実速度に対
応しなくなり。
炉内の張力変動や張力のばらつきを生じることになる。
事実、運転開始時や終了時の張力の変動や張力のばらつ
きにより炉内のストリップSLPに破断を生じた事故例
もいくつが報告されており、生産性阻害の原因となって
いる。
〔発明の目的〕
本発明は、電動機の制御において、イナーシャやメカニ
カルロスによる応答遅れを可及的に小さくすることを目
的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため、本発明においては、入力され
た該電動機の目標情報に基づいて電動機の仮目標回転速
度を示す仮目標情報を逐次更新設定し、該仮目標情報に
応じた付勢強度で前記電動機を付勢する電動機の制御方
法において:仮目標情報を、該仮目標情報と電動機の回
転速度を示す回転速度情報との偏差に応じて補正し、補
正後の仮目標情報に応じた付勢強度で電動機を付勢する
ものとする。
〔作用〕
例えば、電動機の実速度が低いときには仮目標情報と回
転速度情報との偏差に応じて仮目標情報を高く補正し、
電動機の実速度が高いときには仮目標情報と回転速度情
報との偏差に応じて低く補正する。したがって、制御量
に対する電動機の応答遅れが非常に小さくなり、安定し
た加減速制御が可能になる。
なお1本発明を前述したAVRに適用するときには回転
速度情報として電動機の駆動電圧を用い、ASRに適用
するときには回転速度情報として電動機の回転速度を用
いる。
本発明の他の目的および特徴は、以下の図面を参照した
実施例説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明を一例で実施する連続焼鈍炉の構成を示
す、第1図では、前述した第7図に示した従来例と同じ
、若しくは類似の機能を有する要素については、同符号
を用いている。
以下は、前述した従来例と異なる所のみを主体に説明す
る。
これにおいては、各AVR141〜14.に与えられる
参照電圧は、統制部11で設定された後。
加減速補償部12およびモニタ部131〜137により
補償される。
第2a図を参照してより詳細に説明する。ただし、この
第2a図には、炉1に対応する部分のみを記載したが、
他の炉に対応する部分も同構成になっているものと理解
されたい。
統制部11は、スタート時、ストップ時、および5手動
操作による指示電圧データの変更があると、参照電圧デ
ータVref 1 (3)を逐次ステップアップ/ステ
ップダウンし、定常運転時はその最終データを継続的に
設定する(参照電圧データVreflに付した括弧内の
数値“−3″は、lk終的な出力となるまでに3回の補
償が加えられることを意味する二以下同じ)、なお、ス
テップアップ/ステップダウンにおいてはランプ状の出
力をS字型に鈍らせてモータ付勢時の突入電流を防止し
ている(ブロック11a1はこの処理を示す)。
加減速補償部121 (第1図においては一括して12
で示しである)においては、スタート時またはストップ
時に、統制部11で設定された参照電圧データVref
l(−3)と、モータM11〜M n 1の駆動電圧デ
ータVP1との差分を求め、その絶対値が加減速率制御
開始感度E(以上となるときに限り、該差分を比例積分
した値をα倍(定数倍)して参照電圧データVraf 
1 (3)に加える加減速補償を行なって、参照電圧デ
ータVref 1 (−2)を設定する。つまり、手動
操作による指示電圧データの変更時、または定常運転時
、若しくはスタート時またはストップ時であって。
参照電圧データVref 1 (3)と、駆動電圧デー
タVplとの差分の絶対値が加減速率制御開始感度Eε
未満の゛ときは、統制部11から与えられた参照電圧デ
ータVrefl(−3)に補正値を加えることはなく、
Vref 1 (−3) = Vref 1 (−2)
となる。
なお、第2a図の加減速補償部121内に示したブロッ
ク12a1は比較処理を、ブロック12b1は比例積分
処理を、ブロック12c1は補正値の印加を切換える処
理を、それぞれ示す。
また、駆動電圧データVplは、AVR141(7)電
圧センサ14f1からアイソレーションアンプ1321
を介して与えられた検出電圧をモニタ部131において
A/D変換したデータである。
モニタ部13tにおいては、まず、加減速補償部121
 から与えられた参照電圧データVref 1 (−2
)と駆動電圧データVplとの差分を比例積分し、さら
にその振幅制限を行なって参照電圧データVrefl(
−2)に加えて参照電圧データVref 1 (−1)
を設定する0次に、この参照電圧データVref 1 
(1)の振幅制限を行なって、参照電圧データVref
lを設定する。この参照電圧データVr@flは、D/
A変換後、アイソレージ藁ンアンプ1311を介してA
VR141に印加される。
また、このモニタ部131では、参照電圧データVre
fl(−2)と駆動電圧データVplとの差分の絶対値
がアラーム感度Ea以上となるとき、ブザーBzを付勢
して異常を報知する。
なお、第2a図のモニタ部131内に示したブロック1
3a1は比例積分処理を、ブロック13b1は比例積分
後の振幅制限処理を、ブロック13c1は参照電圧デー
タVrefl(−1)に対する振幅制限処理を、ブロッ
ク13dlはD/A変換処理を、ブロック13e1は比
較処理を、ブロック13f1はA/D変換処理を、それ
ぞれ示す。
また1本実施例においては、各ASR17in。
17111 、17m2および17outに与えられる
参照速度(電圧換算値)に対する加減速補償およびモニ
タ補償が加えられている。
第2b図に、ASR17s+tに関する制御系を示した
。この図を参照すると、ASR17層1において、電圧
センサに替えてプライドルロールBRI2の駆動モータ
軸に結合された回転速度に比例する電圧を出力するパイ
ロットジェネレータPG腸1を用いてフィードバック制
御している点および、補償部15■において電圧センサ
の出力信号に替えて速度エンコーダEN■1により検出
したモータの回転速度データを電圧換算(速度−電圧換
算部151mtによる)したデータを用いている点以外
は第2a図に示したAVR141に付随する制御系と同
構成になっていることがわかる。
したがって、制御動作も同じになるので、ここでの説明
を省略する。
また、第2b図には、ASR17a+tに関する制御系
のみを示したが、他のASRに関する制御系も同様に構
成されている。
ところで、第2a図に示したAVR141の制御系にお
いて、統制部11.加減速補償部121およびモニタ部
131で行なわれる処理、ならびに、第2b図に示した
ASRL7■1おいて統制部11および補償部15wで
行なわれる処理は、マイクロコンピュータ(以下CPU
という)20によりもたらされる。
第3図に、CPU20を用いて構成した制御系の構成ブ
ロック図を示した。この図に示したように、CPU20
には、AVRI 4.〜147.ASRI 7in、1
7mt 、17112 zl 7out (省略して記
載)、デイスプレィ21.プリンタ22.フロッピーデ
ィスク23.キーボードターミナル24゜ブザードライ
バDrvおよびホストコンピュータ等が接続されている
。CPU20は、キーボードターミナル24からのオペ
レータの指示を受けて。
AVRおよびASRを制御し、処理状態をデイスプレィ
21に表示し、処理結果等のデータをプリンタ22に出
力し、フロッピーディスク23に登録する。
次に、CPU20の制御動作について、第4a図、第4
b図、第4C図および第4d図に示したフローチャート
を参照して説明する。
CPU20は、電源が投入されると、Sl(フローチャ
ートに示したステップ番号を示す:以下同義)において
入出力ポート、内部レジスタおよびフラグ等を初期化す
る。
この後、S2およびS3でなるループにおいて。
キーボードターミナル24に備わるスタートキーが操作
されるまで入力読取処理を縁り返し実行する。
ここで、第4b図に示したフローチャートを参照して入
力読取処理を説明する。
キーボードターミナル24に備わる数字キーが操作され
ると、その操作の立上りでS 101から5102に進
む、このとき、入力フラグをセットしていなければ(初
期化時にリセット)、5103においてAレジスタ(演
算レジスタ)をクリア(0)し、5104において入力
フラグをセットする。
S 104から5105に進むと、ここでAレジスタを
1桁上位側にシフトし、3106においてその1の位に
入力された値をセットする。この場合、Aレジスタの値
は、各モータを定常的に運転するときの駆動電圧に対応
する指示電圧データとなり、その値は、E win以上
E wax以下に制限されているので、この範囲を超え
るときには、5108あるいはS 110において補正
を施す。
この後、5illにおいてAレジスタの値をデイスプレ
ィ21に表示し、S 112において約0.2秒間のデ
イレイを行なうと、メインルーチン(第4a図のフロー
)にリターンする。
次の数字キー操作からは、入力フラグをセットしている
ので、5102から直接5105に進み、上記の処理を
繰り返す、つまり、オペレータがキーボードターミナル
24に備わる数字キーを操作して指示電圧データを上位
桁から順に入力すると、その値がAレジスタにセットさ
れる。ただし、その値が設定範囲(E sin以上E 
wax以下)を超えるときには、強制的に上限値あるい
は下限値がセットされる。また、Aレジスタの値は逐次
デイスプレィ21に表示される。
キーボードターミナル24に備わるアップキー(UPキ
ー)が操作されると、5113から5114に進む、こ
のとき、入力フラグをセットしていなければ、5115
においてAレジスタにVtレジスタの値を格納し、31
16において入力フラグをセットする。このVtレジス
タには、後述する説明より明らかになろうが、現在設定
している指示電圧データが格納されている(初期化時は
クリア)。
この後、5117においてAレジスタの値を1インクリ
メントすると、8107以下に進み、前述と同じ処理を
行なってメインルーチンにリターンする。
つまり、オペレータがキーボードターミナル24に備わ
るアップキーを継続的に操作すると、Aレジスタの値が
0.2秒間隔で逐次lインクリメントされる。ただし、
その値が上限値(E wax)になると、それ以上の値
には更新されない。
キーボードターミナル24に備わるダウンキー(DOW
Nキー)が操作されると、811gから5119に進む
、このとき、入力フラグをセットしていなければ、51
20においてAレジスタにViレジスタの値を格納し、
S 121において入力フラグをセットする。
この後、5122においてAレジスタの値を1デクリメ
ントすると、5107以下に進み、前述と同じ処理を行
なってメインルーチンにリターンする。
つまり、オペレータがキーボードターミナル24に備わ
るダウンキーを継続的に操作すると、Aレジスタの値が
0.2秒間隔で逐次1デクリメントされる。ただし、そ
の値が下限値(Emin)になると、それ以下の値には
更新されない。
入力フラグをセットしているときに、キーボードターミ
ナル24に備わる実行キーが操作されると、5124か
ら5125に進み、Aレジスタの値を、オペレータによ
り更新された指示電圧データしてViレジスタに格納す
る。また、5126においては、このときのAレジスタ
の値、すなわち、更新された指示電圧データと、その年
2月2日および時を表わす時刻データを登録し、更新フ
ラグをセットする。
この後、5127において入力フラグをリセットし、メ
インルーチンにリターンする。
また、入力フラグをセットしているときに、キーボード
ターミナル24に備わるキャンセルキーが操作されると
、5124から5127に進み、入力フラグをリセット
してメインルーチンにリターンする。
キーボードターミナル24には、以上の他にもいくつか
の操作キーが備わっており、それらのキーが操作された
ときには、8130において対応の処理を行なう、これ
は、例えば、登録している過去の指示電圧データと更新
の年9月1日および時(時刻データ)をデイスプレィ2
1に表示したり、プリンタ22でプリントアウトしたり
する処理である。
第4a図に示したメインルーチンにおいては、キーボー
ドターミナル24に備わるスタートキーが操作されど、
S4においてスタート/ストップフラグ(以下S/Sフ
ラグという)をセットする。
この後、S5において割込タイマAをスタートし、S6
において約10膳3のデイレイを行なってからS7にお
いて割込タイマBをスタートする。
この割込タイマAおよびBは、CPU20の内部に備わ
るハードウェアカウンタであり、それぞれ100+ms
および20■S毎に割込要求を発する。ただし1割込タ
イマAをスタートしてから約Loss後に割込タイマB
をスタートしているのでこれらの割込周期が重なること
はない。
S8においてこれらのタイマによる割込を許可すると、
S9およびSlOでなるループにおいて。
キーボードターミナル24に備わるストップキーが操作
されるまで上述の入力読取処理を繰り返し実行する。こ
のループにおいては、100m5毎に割込タイマAが発
する割込要求で割込処理Aを実行し、20i+s毎に割
込タイマBが発する割込要求で割込処理Bを実行する。
割込処理Aを、第4c図および第4d図に示したフロー
チャートを参照して説明する。
5201では、駆動電圧データVPI、すなわち。
AVR141に備わる電圧センサ14f1が検出したモ
ータMll〜M n 1の駆動電圧のデジタル変換デー
タ、を読み取り、vptレジスタ(説明の便宜上、格納
データと同じ名称を用いる:以下間じ)に格納する。
このとき、更新フラグをセットしていれば、5203に
おいて、カウントレジスタC1にステップアップまたは
ステップダウンに要する全ステップ数を格納し、f1テ
ーブルを作成する。これについて、第5図および第6図
を参照されたい。
本実施例においては、各炉のへルバロールを駆動するモ
ータの駆動電圧をアップ/ダウンする場合に、基本的に
は第5図に実線で、第6図に破線で、それぞれ示したよ
うに、ランプ状に電圧制御を行なう、この場合、lステ
ップ、すなわち、1001S周期で行なうアップ/ダウ
ン電圧の標準値(標準アップ/ダウン電圧)をEsに定
めている。
つまり、炉1に関していえば、駆動電圧データVplと
指示電圧データViとの差分(絶対値)をこの標準アッ
プ/ダウン電圧Esで除した値が、ステップアップまた
はステップダウンに要する全ステップ数となる。
さらに、本実施例においては、モータ駆動電圧変更時の
突入電流を防止するために、このランプ状の直線を、S
字形に鈍らせる操作を行なう、ここでは、用意している
S字形関数f1で未知となっている係数および定数を、
駆動電圧データVP(炉1であればVpl)+指示電圧
データVi。
および全ステップ数IVi−Vpl/Esを用いて決定
し、ステップ数対応のf1テーブルを作成する。ただし
、このf1テーブルは、以下の処理の都合上、全ステッ
プ数を法とする補数を変数として作成する。つまり、第
6図に示したグラフを例とすれば、グラフ上でのステッ
プ0が、flテーブルテはステップIVi−Vpl/E
sとなり、グラフ上の変数でのステップI V 1−V
p l/Esが、f1テーブルではステップ0となる。
5203において、flテーブルを作成すると。
そのテーブルのカウントレジスタC1の値に対応する参
照電圧データを読み出し、Vreflレジスタに格納し
、更新フラグをリセットする。したがって、次回からの
割込処理Aでは、5203で作成したf1テーブルから
、5205において1デクリメントしたカウントレジス
タC1の値に対応する参照電圧データを読み出してVr
eflレジスタの値を更新する。ただし、カウントレジ
スタC1の値が0になると、それ以降は、再度指示電圧
データViが更新(更新フラグをセット)されるまで、
Vreflレジスタの値を固定する。
なお、5203または5205で行なう処理は、前述し
た第2図のブロック図においては、統制部11で行なわ
れ、Vreflレジスタの値は参照電圧データVref
l(−3)に相当する。
8206においては、S/Sフラグを調べる。このフラ
グは、キーボードターミナル24に備わるスタートキー
またはストップキーが操作されてから、それらに対応し
てモータの駆動電圧をアップ/ダウンする処理を終了す
るまでの間、セットするフラグである。したがって、割
込処理Aを実行する毎に1インクリメントするカウント
レジスタCIの値が0であれば、8208においてこの
S/Sフラグをリセットする。
8208から、あるいは5207から直接5209に進
むと、Aレジスタに参照電圧データVreflと駆動電
圧データVPIとの差分を格納し、S 210において
この値の絶対値と加減速率制御開始感度Eiとを比較す
る。このとき、差分(Aレジスタの値)の絶対値が加減
速率制御開始感度Ei以下となる場合には、5211に
おいて、該差分の積分値、すなわち、K1およびε0を
定数として。
K1・5Adt+ε0をAレジスタに格納する(実際に
はサメイション演算となるが、公知の技法であるので詳
説しない:以下向じ)。
5212においては、参照電圧データVreflと駆動
電圧データVPIとの差分の積分値を0倍して参照電圧
データVreflに加えて補償する。
以上の処理は、前述した第2図のブロック図においては
加減速補償部121で行なわれ、この処理により、イナ
ーシャやメカニカルロス等による応答遅れが補償される
。つまり、第5図に実線で示したようにモータの駆動電
圧をアップ/ダウンを行なった場合には、イナーシャや
メカニカルロス等が遅れ要素として作用するため、同図
破線で示したような応答となるが、この応答遅れ分に応
じて同図2点鎖線で示したように参照電圧データVre
flを補償することにより、その応答が同図1点鎖線で
示したように改善される。また、このときのVrefl
レジスタの値は第2図の参照電圧データVrefl(2
)に相当する。
5213においては、Aレジスタに、加減速補償後の参
照電圧データVreflと駆動電圧データVplとの差
分を格納し、5210においてこの値の絶対値とアラー
ム感度Eaと比較する。この差分(Aレジスタの値)の
絶対値がアラーム感度Ea以上となる場合には、821
6において炉1の異常を示す#1g報フラグをセットし
て異常表示を行ない、Ea未満となる場合には、 32
18において#1警報フラグをリセットして異常表示を
り解除する1以上の8213〜8218の処理は、第2
図においては、ブロック13flで行なわれる。
8219においては、Aレジスタの値、すなわち、加減
速補償後の参照電圧データVreflと駆動電圧データ
Vplとの差分を積分し、再度Aレジスタに格納する。
つまり、に2およびaQを定数とすると、に2・SA 
dt+aO&Aレジスタに格納する。このとき、Aレジ
スタの値が制限範囲±EQ1を超えるときには5221
あるいは5223において補正を行なう。
このAレジスタの値は、第2図に示したモニタ部13.
の補償データであり、5224においてはこのAレジス
タの値に加減速補償後の参照電圧データVreflを加
えられる。つまり、参照電圧データVreflを加算後
のAレジスタの値は、前述した第2図の参照電圧データ
Vref 1 (−1)に相当する。したがって、この
ときのAレジスタの値が振幅制限範囲±EQ2を超える
ときには、5226あるいは8228において補正を行
なう。
5229においては、Aレジスタに格納している各種補
償後の参照電圧データVreflを出力する。
以上は、炉1に関してのみ述べたものであるが、S 2
30では同様の処理を行なって、参照電圧データVre
f2〜参照電圧データVref7を出力する。
この後、各炉1〜7の異常を示す#l〜#7警報フラグ
のいずれかをセットしているときには、5232におい
てブザーBzを付勢し、すべてをリセットしているとき
には、5233においてブザーBzを消勢し、メインル
ーチンにリターンする。
また、タイマBが発する割込要求で起動する割込B処理
は、第2a図と第2b図の比較からも明らかなように、
制御パラメータとして電圧データに替えて速度データを
用いている外は上記の割込A処理と全く同じ処理内容と
なるので、ここでの説明を省略する。
メインルーチンにおいては、キーボードターミナルに備
わるストップキーが操作されるとSIOからSllに進
み、ここでそのときの指示電圧データViをBレジスタ
に退避し、viレジスタに指示電圧データの下限値E■
inをセットし、S12においてS/Sフラグおよび更
新フラグをセットする。これにより、上記の割込A処理
において、モータの駆動電圧のダウンが行なわれる。
モータの駆動電圧が下限値まで下りS/Sフラグをリセ
ットするまでの間に、スタートキーが再拠作されると、
S13から314に進み、Bレジスタに退避していたダ
ウン前の指示電圧データをViレジスタに再セットし、
S15において更新フラグをセットしてS9に戻る。た
だし、モータの駆動電圧が下限値まで下りS/Sフラグ
をリセットしたときには、S17において割込を禁止し
てS2に戻る。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明によれば、入力された該電
動機の目標情報に基づいて電動機の仮目標回転速度を示
す仮目標情報を逐次更新設定し、該仮目標情報に応じた
付勢強度で前記電動機を付勢する場合に、仮目標情報を
、該仮目標情報と電動機の回転速度を示す回転速度情報
との偏差に応じて補正し、補正後の仮目標情報に応じた
付勢強度で電動機を付勢する0例えば、電動機の実速度
が低いときには仮目標情報と回転速度情報との偏差に応
じて仮目標情報を高く補正し、電動機の実速度が高いと
きには仮目標情報と回転速度情報との偏差に応じて低く
補正する。したがって、制御量に対する電動機の応答遅
れが非常に小さくなり、安定した加減速制御が可能にな
る。
なお、実施例説明で述べたように、本発明の適用時には
、その制御系で使用する制御パラメータに応じて回転速
度情報に電動機の駆動電圧や回転速度を用いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一例で実施する連続焼鈍炉の構成を示
すブロック図である。 第2a図および第2b図は第1図に示した制御系の一部
を詳細に示すブロック図である。 第3図は第1図に示した制御系の構成を示すブロック図
である。 第4a図、第4b図、第4c図および第4d図は第3図
に示したマイクロコンピュータ20の動作を示すフロー
チャートである。 第5図および第6図は第3図に示したマイクロコンピュ
ータ20が行なう動作の一部を説明するための説明図で
ある。 第7図および第8図は従来例の構成を示すブロック図で
ある。 1〜7:炉 11:統制部      12:加減速補償部13:モ
ニタ部 14:自動電圧制御回路(付勢手段) 14e:電流センサ 14f:電圧センサ(検出手段) 15.16:補償部 17:自動速度制御部 20:マイクロコンピュータ (仮目標情報設定手段、補正手段) 21:デイスプレィ   22:プリンタ23:フロッ
ピーディスク 24:キーボードターミナル(入力手段)BRI、口R
2ニブライドルロール )!LP :ヘルパロール SLP ニストリップ Ml−Mn、Ml:モータ(電動機) PG:パイロットジェネレータ EN:エンコーダ(検出手段) 声5図 声6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力された該電動機の目標情報に基づいて電動機
    の仮目標回転速度を示す仮目標情報を逐次更新設定し、
    該仮目標情報に応じた付勢強度で前記電動機を付勢する
    電動機の制御方法において;前記仮目標情報を、該仮目
    標情報と電動機の回転速度を示す回転速度情報との偏差
    に応じて補正し、補正後の仮目標情報に応じた付勢強度
    で前記電動機を付勢する電動機の制御方法。
  2. (2)前記仮目標情報に、前記偏差に対応する値を比例
    積分した値から設定した補正情報を加えて補正する、前
    記特許請求の範囲第(1)項記載の電動機の制御方法。
  3. (3)電動機; 前記電動機の回転速度を示す回転速度情報を検出する検
    出手段; 前記電動機の目標回転速度を示す目標情報を入力するた
    めの入力手段; 前記目標情報に基づいて前記電動機の仮目標回転速度を
    示す仮目標情報を逐次更新設定する仮目標情報設定手段
    ; 前記仮目標情報を、該仮目標情報と前記回転速度情報と
    の偏差に応じて補正する補正手段;および、 前記補正手段による補正後の仮目標情報に応じた付勢強
    度で前記電動機を付勢する付勢手段;を備える電動機の
    制御装置。
  4. (4)前記補正手段は、前記偏差に対応する値を比例積
    分した値から設定した補正情報を、前記仮目標情報設定
    手段の設定した仮目標情報に加えて補正する、前記特許
    請求の範囲第(3)項記載の電動機の制御装置。
  5. (5)前記付勢手段は、前記補正後の仮目標情報と、前
    記回転速度情報との偏差を減殺する方向に付勢強度をシ
    フトして前記電動機を付勢する、前記特許請求の範囲第
    (4)項記載の電動機の制御装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5691689A (en) * 1979-12-25 1981-07-24 Mitsubishi Electric Corp Revolving speed control circuit of electromotor
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