JPH01286094A - 紙幣集積取引装置のシャッター開閉機構 - Google Patents

紙幣集積取引装置のシャッター開閉機構

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JPH01286094A
JPH01286094A JP63116489A JP11648988A JPH01286094A JP H01286094 A JPH01286094 A JP H01286094A JP 63116489 A JP63116489 A JP 63116489A JP 11648988 A JP11648988 A JP 11648988A JP H01286094 A JPH01286094 A JP H01286094A
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shutter
plate
shutter plate
drum
rotation
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Junichi Arikawa
純一 有川
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動出金機等の銀行機械に適用されて出金紙
幣の集積、払出し、排除、−時貯留、振り分は等の諸機
能を果たす集積取引装置に用いて好適なシャッター開閉
機構に関するものである。
「従来の技術」 従来、上記銀行機械における入金口および出金口付近に
必要とされる諸機能を単一の機構に集中させて機内スペ
ースの有効利用を図ろうとする種々の試みがなされてい
る。
すなわち、特開昭58−2970号、あるいは、特開昭
60−251487号公報には、一対の回転側板の間に
支持されたスリット状の収納スペースに集積紙幣を収納
し、前記回転側板を回転させることによって、前記収納
スペースの開口を紙幣の供給源、払出し口、リジェクト
収納箱に臨ませる技術が記載されており、この技術によ
れば、収納スペースを回転させるという比較的単純な動
作を行わせることによって、銀行機械の取引口の周辺に
必要とされる機能の一部を集約して、装置の機構の簡略
化が図られている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記装置における払出し口には、これを必要
に応じて開閉するシャッターが必要とされ、該シャッタ
ーには、前記開閉動作の外、閉状態でロックするととも
に必要に応じてこれを解除する機構が必須とされるが、
この開閉機構、およびロック機構を動作させるべく別個
の駆動機構、あるいは、この駆動機構を所定の条件で作
動させる制御機構が必要となって、装置の機構が複雑化
するという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、紙幣出金
機等の取引口近傍に必須のシャッターの駆動機構、およ
びそのロック機構を簡略化することを目的とするもので
ある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明は、軸を中心に回動自
在に支持される回転体であって、一方に開口部を有する
紙幣集積空間を備えたプールドラムと、該プールドラム
を含む円筒面の一部を覆う如く湾曲するとともに、前記
軸を中心としてプールドラムに対して相対回転可能に支
持されたシャッター板と、該シャッター板に一つの方向
への回転力を付与する付勢手段と、該付勢によるシャッ
ター板の回転を一定位置で規制する規制手段と、前記シ
ャッター板の回転軌跡と交差して前記付勢と反対の方向
への回転を規制する位置およびこの位置から外方に退避
した位置の間で移動自在に支持されたシャッターロック
アームと、該シャッターロックアームを前記回転を規制
する位置へ向けて付勢する付勢手段と、前記プールドラ
ムにおける前記開口部が存在する位置から、前記シャッ
ター板の付勢方向と反対方向に沿う前方位置に設けられ
てシャッター板に当接することによりプールドラムの回
転をシャッター板に伝達して連動回転させるシャッター
板回転手段と、該シャッター板回転手段が存在する位置
よりさらに前方位置に設けられて前記シャッターロック
アームに当接することにより該シャッターロックアーム
を前記退避位置に移動させるシャッターロックアーム解
除手段とから構成してなるものである。
「作用」 上記構成であると、シャッター板が付勢手段によって付
勢されて閉じた位置に停止した状態にて、シャッターロ
ックアームがシャッター板に当接してその開放方向への
回転を規制するため、シャッター板が閉状態にロックさ
れることとなり、また、プールドラムが回転すると、前
記シャッターロックアーム解除手段がシャッター押圧板
に先行してシャッターロックアームを操作してシャッタ
ーのロックを解除した後、シャッター板回転手段がシャ
ッターに当接して該シャッターを反対方向へ押圧し、シ
ャッターを開放する。また、プールドラムが反対方向へ
回転すると、シャッターが付勢によって閉じる方向へ回
転し、その後、規制手段に当接して所定位置に停止する
とともに、シャッターロックアームが付勢によってもと
の位置に復帰してシャッター板をロックする。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第20図は本発明の第1実施例を示すもの
である。
まず、本発明を適用すべき入出金機の全体の構成を第1
図によって説明すると、機体1の底部には、紙幣を集積
状態で収納する出金金庫2が設けられ、該出金金庫2の
上部には、該出金金庫2の機能に加えて、集積紙幣受は
入れのための開口部3aを備えた入出金金庫3が設けら
れ、これらの金庫は、いずれも機体1に対して水平方向
へ引き出し可能に挿入されている。前記両全庫2・3に
は、紙幣を一枚ずつ繰り出す紙幣繰り出し機構4がそれ
ぞれ設けられており、該紙幣繰り出し機構4は、紙幣を
真空圧あるいは摩擦力によって集積方向前面から順次−
枚ずつ繰り出して、出金搬送路(例えばベルトの間に紙
幣を挾持して搬送する機構)5に送り込むようになって
いる。また、出金搬送路5の途中には判別部6が設けら
れて出金紙幣の判別および計数を行いつつ集積取引装置
(以下プールドラムという)7へ紙幣を送り込むように
なっている。なお、第1図中駆動源Mは、紙幣繰り出し
機構4、出金搬送路5、および、集積取引装置7等にク
ラッチ(図示時)を介して接続されて正逆いずれかの回
転を与える唯一の駆動源である。
上記プールドラム7は、回転側板8・8の間に支持され
た底板9と押さえ板10との間に生じた紙幣集積空間内
に集積紙幣Sを保持するもので、第1図に示すように、
前記紙幣集積空間の開口部11が出金搬送路5を臨むべ
く斜め上方へ向く角度、あるいは、取引口12を臨むべ
く斜め上方へ向く角度、さらには、前記入出金金庫3の
開口部3aを臨むべく下方へ向く角度に回動することに
より、取引凸に要求される紙幣の集積、払出し、排除、
さらには、目的とする方向へ振り分けの諸機能を発揮す
ることができる。
以下、上記プールドラム7の具体的構成を説明する。
このプールドラム7は、嬉2図およびt1g3図に示す
ように、紙幣の長手寸法より僅かに大きな相互間隔をお
いて対向させられた一対の円板状の回転側板8・8を複
数本のステー20によって相互に連結してなるもので、
前記底板9は回転側板8・8の間に支持され、前記押さ
え板lOは、前記回転側板8に支持された軸21A・2
2を中心としてそれぞれ揺動自在に支持されたアーム2
3・24の先端のビン25・26にそれぞれ回動自在に
連結されて支持されている。また前記底板9の前縁部近
傍には、該前縁からの紙幣の受は入れを容易にすべく傾
斜面9aが形成されている。さらに、前記回転側板8の
中心には中心軸27が設けられており、該中心軸17を
回転中心として、前記プールドラム7が本体の側板2B
に支持されるようになっている。
第3図における前記底板9の下側には、軸29・30が
前記回転側板8・8に両端を回動自在に支持させて、か
つ前記中心軸27と平行に設けられている。これらの軸
29・30には、それぞれゴム族の送りローラ31・3
2が支持されており、これらの送りローラ31・32は
、前記底板9に形成された切り欠き(開口部)9bを介
して、外周が底板9の表面から突出させられている。ま
た、前記ローラ31・32は、両者の間に掛は渡された
ベルト33によって、同一方向に連動回転するようにな
っている。
一方、前記押さえ板10の上方には、一対のL字状のレ
バー34が設けられており、該レバー34は、前記押さ
え板lOを支持するアーム24の回転中心となる軸21
Aに基端部が回動自在に支持されている。また、前記レ
バー34の中間部には、前記中心軸27と平行に軸35
が固定されている。また一方のレバー34には、該軸3
5が設けられ、該軸35は、一方の(第3図と反対側の
側面の)回転側板8に形成された長孔37を介して、回
転側板の外方まで突出し、突出部分には、後述するカム
によって操作されるカム7オロアが回動自在に支持され
ている。そして、前記カム7オロアをカムに引っ張りば
ね36によって当接させることにより、前記押さえ板1
0が、第3図に示す上昇状態、もしくは、第4図に示す
自由状態に昇降動作させられるようになっている。
さらに、前記一対のレバー34の先端部には軸38が回
動自在に支持され、該軸3Bには前記送りローラ31・
32とほぼ同様の構成とされた挟持ローラ39が固定さ
れている。また、前記挾持ローラ39の軸38は、プー
リ40・40に巻回されたベルト41を介して前記軸3
5に連結され、さらに、ベルト42を介して前記軸21
Aのプーリ40に連結され、該軸21Aに該プーリ40
と一体かつ回動自在に軸支された歯車77と連動回転す
るようになっている。
以上のように構成されたプールドラム7は、第5図に示
すように機内の搬送路5の端末部に配置され、後述する
歯車機構、カム機構の作用により所定の動作を行い、さ
らに、第6図に示すように、回転側板8の外周に設けら
れた切り欠き8aにロックアーム43の先端のビン43
aを係脱させることにより、所定位置に位置決めされ、
あるいは、各所定位置間で回動動作するようになってい
る。
なオ前記ロックアーム43は、本体の側板28に固定さ
れたビン44を中心をして回動自在に基端部が支持され
、さらに中間部分に連結されたソレノイド45の動作に
より回動して回転側板8と係脱されるようになっている
さらに、前記搬送路5とプールドラム7との間には、第
5図に示すように羽根車46が設けられている。該羽根
車46は、搬送路5を構成する搬送ベルト5aの間に配
置されている。すなわち、前記搬送ベル)5aは紙幣に
比して細幅にされるとともに紙面と交差する方向に相互
に間隔をおいて複数本設けられ、これら複数本の搬送ベ
ルト5aの間に羽根車46が配置されるようになってい
る。また前記羽根車46を構成する羽根46aは、ゴム
、プラスチックのような柔軟かつ弾性を持った材料によ
り形成され、第5図において時計回りに回転することに
より、搬送ベルト5a上に紙幣が存在している場合には
、羽根46aが屈曲しつつ紙幣の上面を滑り、紙幣の先
端がプールドラム7へ送り込まれた場合には、送り込ま
れた紙幣の後端を跳ね上げる(持ち上げる)ことによっ
て、後続する紙幣の先端を、先行する紙幣の後端の下側
に案内させる機能を果たしている。なお、羽根車46の
回転数は、屈曲することによって回転半径が小さくなっ
た場合であっても、少なくとも紙幣の送り速度(搬送ベ
ルト5aの速度)を下回ることのない、換言すれば、紙
幣に接触してその移動に対する抵抗となることのない周
速が維持できるように設定されている。
前記プールドラム7を支持する中心軸27の両端であっ
て、再回転側板8よりさらに外側の位置には、第6図に
示すように、前記中心軸27に対して回転自在に、それ
ぞれシャッターアーム50の基端部が支持されている。
該シャッターアーム50は、前記回転側板8より僅かに
大きな回転半径を有し、これら両アーム50の先端部は
、前記プールドラム7の外周の一部を覆う如き円筒面を
なすシャッター板51の両端に固着されて該シャッター
板51を支持するとともに、該シャッター板51を介し
て相互に連結されている。また、前記アーム50の基端
部には引っ張りばね52が連結されて、該アーム50を
h46図時計回りに付勢するようになっている。また、
再回転側板8のそれぞれ外方に位置している側板28は
上部ステー53によって互いに連結され、該上部ステー
53は、前記側板28とともに前記シャッター板51の
上縁に当接することにより、前記引っ張りばね52の付
勢によるシャッター板51の時計回りの回転を一定位置
(第6図の位置)で規制するようになっている。また前
記シャッター板51は、該シャッター板51の押圧手段
として回転側板8の外周から突出するように設けられた
シャッター押圧板8bが当接することにより、第6図時
計回りに回動動作するようになっている。
また、前記側板28の間には軸54が回動自在に設けら
れており、該軸54は、前記シャッター板51の下縁に
当接してその反時計回りの回転を規制する両シャッター
ロックアーム55・55の基端部を一体に回動可能に支
持している。前記シャッターロックアーム55の先端に
は、シャッター板51の下縁と係合する切り欠き55a
が形成されており、これらの保合により、シャッター板
51の回転が規制されるようになっている。また、前記
回転側板8の側部には、前記シャッターロックアーム5
5の解除手段としての解除ビン56が突設されており、
該解凍ビン56は、前記プールドラム7の回転により前
記シャッターロックアーム55の傾斜面55bを押圧し
て、該シャッターロックアーム55を図中反時計回りに
回動させ、前記シャッター板51の反時計回りの回転に
ついての規制を解除するようになっている。なお、符号
57は前記シャッターロックアーム55を図中時計方向
に付勢してシャッター板51の下縁に係合させるねじり
ばねである。
′次いで、ひとつの駆動源によって上記プールドラム7
および各ローラを回動させる歯車機構の構成を第5図、
第7図、第8図、および第9図により説明する。
前記プールドラム7の中心軸27の軸端(!5図におい
て手前側に位置する端部)には、大径太陽歯車60およ
び小径太陽歯車61が一体にかつ前記プールドラム7の
中心軸27に対して回転自在に設けられている。また、
前記中心軸27から半径方向に等しい距離をおいた位置
には、前記ローラ32と一体に回転する軸30と、前記
挾持ローラ39と連動回転する前記歯車77と互いに噛
合って歯車78と一体に駆動される軸21Bの軸端が突
出させられており、これらの軸30・21Bには、それ
ぞれ、前記大径太陽歯車60と噛合する遊星歯車62・
63が取り付けられてこれらの軸30・21Bとそれぞ
れ一体回転するようになっている。また前記中心軸27
には、前記大径小径の太陽歯車60・61と同軸状に大
径歯車64が設けられ、該大径歯車64の周縁部近傍に
は、前記中心軸27に対して平行な軸65を中心として
回動自在な遊星歯車66・67が設けられている。そし
て、一方の遊星歯車66は、前記小径太陽歯車61と噛
合し、他方の遊星歯車67は、前記中心軸27を中心と
して回動自在な広幅歯車68と噛合している。
さらに、前記本体の側板28とプールドラム7との間に
は、側板28に対して固定された中間側板69が設けら
れており、該中間側板69と前記側板28との間には入
力軸70が回動自在に支持されている。該入力軸70に
は、その軸端に固着されたプーリ71を介して駆動源(
第1図に符号Mで示すモータ)の回転力が入力され、こ
の入力によって小径歯車72A・72Bが一体に回転さ
せられるようになっている。そして、小径歯車72Aは
前記大径歯車64と噛合し、一方、小径歯車72Bは、
前記軸70に回動自在に支持されたアーム73に支持さ
れた中間歯車74を介して前記広幅歯車68と噛合する
ようになっている。
さらに、前記広幅歯車68の側部には周方向に一定の相
互間隔をおいて複数の切り欠きが75が設けられている
。これらの切り欠き75は、前記70を中心に回動自在
に支持されたアーム73の先端のロックレバ−76を係
脱させることにより、前記広幅歯車6Bの回転を拘束し
あるいは解除する機能を果たしている。すなわち、前記
アーム73はソレノイド77に操作され、第5図に示す
ように、軸70を中心として図中時計回りに操作される
ことによって前記中間歯車74を広幅歯車68と小径歯
車72Bとの間に介在させるとともにロックレバ−76
と切り欠き75との保合を解除し、図中反時計回りに操
作されることにより、中間歯車74を広幅歯車68と小
径歯車72Bとの間から離脱させかつロックレバ−76
を切り欠き75に係合させるようになっている。また、
前記切り欠き75は、周方向に沿って複数箇所に設けら
れているから、ソレノイドの動作に迅速に対応して広幅
歯車68を停止させることができるようになっている。
なお、前記側板8のひとつの切り欠き8aの近傍には、
第6図に示すように軸80を中心として回動自在なロッ
ク部材81が設けられている。該ロック部材81の一端
は、前記ロックアーム43のピン43aに押圧される押
圧片82とされ、また、他端は、前記ローラ32の駆動
軸30に設けられた歯車62の歯と係合してその回転を
規制する保合片83とされている。さらに、前記ロック
部材81は、引っ張りばね84により、前記係合片83
を歯車62と係合させるべく、第6図反時計回りに付勢
されている。
また、前記係合片83が設けられた切り欠き8aとこれ
より周方向に沿って反時計方向に離れた位置の他の切り
欠き8aとの間には、操作レバー85が軸86を中心に
回動自在に設けられている。
該操作レバー85の一端85aは、前記切り欠き8a(
なお、この切り欠き8aは、紙幣を下方の入出金金庫3
へ送り込もうとする姿勢にてピン43aと係合する)の
近傍に位置して、該切り欠き8aにピン43aが係合す
ることによってレバー85を図中反時計方向に回動させ
、また、他端に突設される爪87は、前記保合片83の
近傍に位置することにより、操作レバー85の反時計方
向の回動によって前記係合片83を歯車62から強制的
に離脱させる機能を果たしている。なお符号88は、前
記操作レバー85の図中時計回りの回動を一定位置に規
制するピンであって、該ピン88は、回転側板8の側部
に突設されている。
上記構成の歯車機構は、第9図に示す如く模型的に表現
することができる。
第9図に示す歯車機構において、歯車iの歯数をG、と
表現すれば、軸70の回転数がnoの場合、歯車64は
、 n 1 ”  n 6 X Gア1/G□ なる回転数
で回転することになるから、歯車66・67を支持しつ
つnlなる回転数で旋回する旋回アームとしての機能を
果たし、 一方、歯車74は、 n @ ” −n o X G t !/ Gア、なる
回転数で回転するようになっている。
そして、歯車61およびこれと一体の歯車60の回転数
をN、とすれば、この回転数N、は、・・・・・・(1
)式 によって与えられ、上記n、およびn、は、nl−−n
*XGys/Gaa   +++++ (2)式によっ
て与えられる。
そして、ロックレバ−75が切り欠き73に係合しかつ
中間歯車74が歯車72Bおよび歯車68と噛み合わな
い状態では、n、−0であるため、(1)式より、NI
はn、のみによって定まり、−方、ロックレバ−75が
切り欠き73から外れかつ中間歯車74が歯車72Bお
よび歯車68と噛みあった状態では、上記(1)式に(
2)式を代入することによって、入力軸の回転数no(
−nx)に対する歯車60・61の回転数N、が定まる
したがって、回転n、が入力されることによって、これ
らn、およびn、と反対方向への(符号が逆の)N1の
回転数が上昇することになる。
そして、前記歯車60の回転は、プールドラム7の回転
をロックアーム43のピン43aによって規制した状態
では前記係合片83と歯車62との係合が解除されて歯
車62・63の回転に変換され、これらの歯車62・6
3の回転数N2は、N ! −N IX G so/ 
G sxあるいは、 N、−N、XG、。XG、。
によって与えられる。
したがって、上記回転数N、で軸21が回転し、さらに
、ローラ31・32が同一の回転数で回転する。また、
軸21Bの回転は歯車77・78を介して軸21Aのプ
ーリ40にに伝達され、さらに、軸35のプーリ40・
40を介して軸35のプーリ40から挾持ローラ39に
伝達されることとなるから、プールドラム7が一定位置
に固定され、この状態で各ローラ31・32・32を高
速で順方向(第5図反時計方向)に回転させることによ
り紙幣を取り込む。
一方、ロックアーム43によって回転が規制されていな
い状態では前記係合片83が歯車62をロックし、上記
N1な条低速でプールドラム自身が回転して姿勢が変更
される。
さらに、ロックアーム43によってプールドラム7の回
転を規制した状態では係合片83が歯車62との係合を
解除し、かつ、ロックレバ−73が切り欠き75と係合
してn2が0となっている場合には、プールドラム7の
自転の回転数N1に対して、N ! ”  N I (
G・。XG・、)となる回転数で各ローラが低速回転す
る。
なお実施例の場合、歯数についてのパラメータとして 歯車 60・・・・・・G、。−58 歯車 61・・・・・・Gal”25 歯車 62・・・・・・G、2−20 歯車 63・・・・・・G、3茸20 歯車 64・・・・・・G□=60 歯車 66・・・・・・Gsa=16 歯車 67 ・・−・・・G 、、=a15歯車 68
・・・・・・G、、−26 歯車72A・・・・・・Gア、−20 歯車72B・・・・・・Grx”20 歯車 74・・・・・・Gri−20 を代入すると、 例えば、no=495rpmに設定した場合に、各ロー
ラはプールドラム停止状態にて、20G5゜9rpmで
高速回転し、あるいは52.3rpmで低速回転する。
またプールドラム7は、18゜04rpmの低速で自転
し、この低速回転によって姿勢が変更される。
一方、前記プールドラムにおける、前記歯車機構が設け
られた側と反対側には、前記押さえ板10および前記一
対のレバー34を操作するカム機構が設けられている。
前記プールドラム7の中心軸27は、第1O図に示すよ
うに、歯車機構と反対側の側板28に支持されている。
プールドラム7の一方の回転側板8と側板28との間に
は、板状カム90・91が設けられており、板状カム9
0・91は、前記軸21Aの端部にレバー92を介して
支持されたカムフォロア93、および、前記軸35の端
部に設けられたカムフォロア94をそれぞれ操作するこ
とにより、前記押さえ板lOおよび押さえローラ39に
所定の昇降動作を行わせるようになっている。また、前
記カム7オロア93は、押さえ板10加わる重力によっ
てアーム24に生じた回転モーメントにより前記カム9
0により回動自在に当接され、また前記カム7オロア9
4は、引っ張りばね36の付勢によって前記カム91に
より揺動自在に当接されるようになっている。そして前
記カム90・91は、第13図に示す通り、大径部分と
小径部分との外周を滑らか曲線で連続させた平面形状(
中心軸27の軸線方向から見た形状)を持っている。
さらに、前記プールドラム7の側部には、前記カム90
に対して半径方向に間隔をおいて、ケーブルリールドラ
ム100が設けられている。該ケーブルリールドラムl
OOは、第10図にハツチングを施した如き断面形状を
持ちかつプールドラム7と外径の等しい円弧状をなし、
前記プールドラム7の側板8に、複数の(一つのみ図示
)連結部材101を介して固着されている。またケーブ
ルリールドラム100の外周には、図示のような溝10
2が形成されており、プールドラム7と一体に回転する
ことにより、プールドラム7内外の電気的接続のための
ケーブルを覆う被覆チューブ103を巻取りあるいは繰
り出すことができるようになっている。
すなわち、例えばプールドラム7内における紙幣の有無
を検知するフォトセンサPS(あるいはその光源)に接
続されたケーブル(図示略)は、例えば、弾性変形可能
な金属線を密な螺旋状に成形してなる被覆チューブ10
3の一端に挿入されて挿通孔8cを介して側板8aの側
方へ引き出され、かつ、第10図、第12図に示すよう
に、前記ケーブルリールドラム100に巻回された被覆
チューブ103の端末から引き出されて配線されている
。なお、前記被覆チューブ103は、圧縮力に対して形
状を維持し得る剛性を有するとともに、ある程度の屈曲
性を持つことが必要とされ、したがって、ケーブルリー
ルドラム100の一方向への回転によってこれに巻き取
られるとともに、他方向への回転によって、第12図お
よび第13図に示すように、前記ケーブルリールドラム
100の外周を覆う板状のカバー104、および、該カ
バー104との間に間隔をおいて設けられた案内板10
5との間の案内通路106を介して機体側板28間の空
間に押し出されるようになっている。 さらに、前記プ
ールドラム7の中心軸27の端部は一方の側板28の外
方に突出し、該突出部分には、その周囲に位置するフォ
トインタラブ110ないし112を作動させる作動板1
13が設けられて中心軸27と一体に回転するようにな
っている。
以上のように構成された集積払出し装置における、集積
(−時貯留)、払出し、および、収納の各動作を説明す
る。
0 集積動作 フォトインタラプタ110がOFFとされていることに
より、プールドラム7が集積位置にあることが検知され
、この状態では、制御装置(図示路)からの制御信号に
より、第3図に示すように、ソレノイド45が解磁とさ
れることによってビン43aがプールドラム7の切り欠
き8aと係合すると、その回転が規制された状態により
係合片83と歯車62との係合を解除するため、さらに
、ソレノイド77が励磁されることによって広幅歯車6
8のロックが解除される。また押さえ板10は、カム7
オロア93がカム90に自重で接触して、第4図に示す
下降位置から第3図に示す上昇位置まで自由に昇降し得
る状態とされ、ローラ39は、カム7オロア94がカム
91に当接することにより上昇状態とされる。さらに、
シャッター51は、シャッターロックアーム55の作用
により、開放方向への移動が規制される。
このような状態でプーリ71へ駆動源M(図示路)の回
転を入力させると、太陽歯車64と広幅歯車68がとも
に回転し、上記第1式にしたがって歯車60・61がN
、なる回転数で回転する。
さらに、プールドラム7の回転が前述のように規制され
ている場合には、前記N、によって遊星歯車62がN、
で回転し、これによりローラ31・32が第3図反時計
回りに高速回転する。
以上のような動作状態にて、出金搬送路5から紙幣を送
り出すと、該紙幣が底板9に沿って滑りながら、ローラ
31・32の作用によって第3図および第5図左方へ移
動して行き、底板9と押さえ板10との間の収納部へ送
り込まれる。また、送り込まれた紙幣の後端は、羽根車
46によって跳ね上げられ、跳ね上げられている間に次
の紙幣の後端が送り込まれて、下側から順に紙幣が集積
される。また、押さえ板10は、集積される紙幣の厚さ
に応じて次第に押し上げられて行く。そして、所定枚数
のプールドラム7内に送り込まれると(なお所定枚数が
送り込まれた旨は、紙幣繰り出し機構4の動作回数、あ
るいは、出金搬送路5の途中に設けられたセンサによる
紙幣通過検知回数により制御回路に認識される)、集積
が終了し、制御装置から、払出し動作に移行すべく信号
を出力され、また、所定枚数の紙幣が集積されなかった
場合(例えば出金搬送路5の途中に設けられた判別装置
から、出金に不適当な紙幣が混入している旨の信号が出
力された場合)には、集積された紙幣を回収する取り込
み動作に移行すべく信号が出力される。
■ 払出し動作 ソレノイド45を切り替えてロックアーム43によるプ
ールドラム7の規制を解除すると、押圧片82に対する
ロックアーム43からの規制も解除すれ、ロックアーム
43がばね84の付勢によって第6図反時計回りに回動
し、係合片83が歯車62と係合してその回転を規制す
る。さらに、ソレノイド77を切り替えて広幅歯車68
の回転をロックレバ−75によって規制する。
次いで、プーリ71に駆動源Mから回転力を入力させる
と、歯車60・61が低速回転し、この回転は、歯車6
2の回転が規制されているため、すべてプールドラム7
の自転のための回転力に変換され、プールドラム7が第
3図あるいは第6図に示す姿勢から、図中反時計回りに
自転する。
またプールドラム7が第18図に示す姿勢(第3図ある
いは第6図に示す姿勢に対応する。なお、第18図〜第
20図は第3図および第6図と反対側の側面を示す)か
ら、第19図に示す姿勢に至るまで回転すると、プール
ドラム7の側部から突出するビン56がシャッターロッ
クアーム55の傾斜部55bに当接し、シャッターロッ
クアーム55を第19図時計回りに回動させて、シャッ
ターロックアーム55の段部55aによるシャッター板
51の規制を解除し、次いで、回転側板8の外周に突設
されたシャッター押圧板8bがシャッター板51に当接
してプールドラム7ととともに同図中時計回りに回動さ
せる。
なお、プールドラム7内の押さえ板10は、カム90の
作用によって、紙幣に自重が加わる状態から、徐々に上
昇させられて紙幣から離れた位置に保持され、一方、ロ
ーラ39は、上昇状態のまま保持される。
そして、プールドラム7の上記回転は、第15図に示す
姿勢となることによりフォトインラプタ111がOFF
となって制御装置に認識され、駆動源Mが停止され、さ
らに、ロックアーム43によって回転を規制され、抜き
取り完了まで待機する。
また、シャッター板51は、プールドラム7が所定位置
まで回動することによって、そのシャッター押圧板8b
に押圧されて、第20図に示すようにプールドラム7内
の紙幣集積空間11を開放する位置に達する。そして、
プールドラム7がこの姿勢に維持させる限り、シャッタ
ー板51もばね52の付勢に抗して開放状態に保持され
る。
そして、この状態にて、底板9と押さえ板10との間の
紙幣Sが抜き取られると、底板9の下方に設けられてい
るフォトセンサPSが通光状態となってその旨が制御装
置に認識され、プールドラム7を第311!!あるいは
第6図に示す集積位置に復帰させる動作が行われる。
すなわち、プーリ71が逆回転することにより、プール
ドラム7が第15図の姿勢から時計回りに回転し、前述
のように、フォトインラプタ110がOFFとなる位置
に停止する。この回転にともなって、シャッター板51
がばね52の弾性復帰とともに第20図の状態から図中
反時計回りに回転して徐々に閉じられて行き、第19図
に示す姿勢を経てほぼ第18図に示す位置まで戻ると、
シャッターロックアーム55がばね54の弾性復帰によ
ってシャッター51の下縁に係合し、同図中時計回りの
回動を規制する。
以上のようにして1回の集積および払出しが終了すると
、次回の払出しの準備状態となる。また、集積の途中で
異常が判別された場合には、下記の収納動作によって、
入出金金庫3へ紙幣が送り込まれる。
■ 収納動作 この収納動作は、例えば、゛プールドラム7内の底板9
上に所定枚数(出金すべく命令があった金額)の紙幣が
集積される途中で何等かの障害(例えば、二重送り、異
常紙幣の混入の検出)が発生して、所定枚数の紙幣を集
積させることができなかった場合に行われる。
まず、第6図に示す姿勢において、前記払出し動作と同
様に、ロックアーム43による規制を解除し、かつロッ
クレバ−75によって広幅歯車68を規制した状態にて
、駆動源Mを上記集積動作と逆方向に回転させると、プ
ールドラム7が第5図の姿勢から時計回りに自転を開始
する。このとき、第16図、第17図に示すように、引
っ張りばね95の弾性力によってカムフォロア94が図
中右方(第3図参照)へ変位し、さらに、この弾性力に
よって挟持ローラ39が送りローラ32との間に紙幣を
挾持し、これにより、紙幣が下向きとなっても、落下す
ることなく保持される。そして、プールドラム7内の紙
幣収納部が第17図に示すように下向きとなると、ロッ
クアーム43のピン43aが切り欠き8aに係合してプ
ールドラム7の回転を規制するとともに、操作レバー8
5の一端85aが前記ピン43aに押圧され゛て第6図
反時計回りに回動し、他端に突設される爪87がロック
部材81の保合片83を押圧して歯車62から強制的に
離脱させ、その規制を解除する。
以上の動作によって、第17図に示すように、下向きと
なったプールドラム7内に、送りローラ32と挾持ロー
ラ39とに挾持された状態で紙幣Sが保持され、さらに
、プールドラム7を駆動する歯車機構においては、遊星
歯車62の規制が解除されているため、プールドラム7
を低速回転させていた駆動力が遊星歯車62・63の回
転、すなわち、送りローラ31・32および挾持ローラ
39の自転に変換され、これらのローラが低速回転して
、挟持状態の紙幣を下方の入出金金庫3の開口部へ送り
出す。
そして、7オトセンサPSによって、紙幣が送り出され
た旨が検知されると、ロックアーム43が切り欠き8a
から離脱し、ロック部材81がばね84に付勢されて歯
車62の回転を規制し、この状態で駆動源Mから逆方向
は回転力を入力させると、プールドラム7が逆転して第
6図に示す集積状態に復帰する。
さらに、上記一連のプールドラム7の回動動作に際して
、プールドラム7内外を接続する電気ケーブルは、プー
ルドラム7と一体に回転するケーブルリールドラム10
0に被覆チューブ103とともに巻き取られ、あるいは
巻き出される。また、巻き出しに際しては、被覆チュー
ブ103が保有する剛性により、一端に加わる力によっ
て屈曲されることなく、被覆チューブ103の他端がケ
ーブルリールドラム100から押し出される。
次いで、第21図は本発明の第2実施例を示すもので、
この実施例は、集積取引装置を紙幣取引機、すなわち、
前記一実施例の出金機と同様の出金機能のほか、入金機
能をも果たす装置に適用した場合を示している。
すなわち、機体1の内部には、前記一実施例における入
出金金庫3に代わって紙幣収納箱13が設けられており
、該紙幣収納箱13とその上方のプールドラム7との間
には、紙幣振り分は搬送機構14が設けられている。
該紙幣振り分は搬送機構14は、はぼ垂直方向に設けら
れたベルト14aと該ベル)14aの走行方向に沿って
並べられた複数の送りローラ14bとによって紙幣を挾
持して下方へ移動させるととに、これらによって形成さ
れた下方へ向かう搬送路の途中に分岐搬送ベルト15を
出没させることよって、下方へ向かう紙幣を側方へ導く
ようにした構成となっている。
すなわち、前記分岐搬送ベルト15は、両端に設けられ
たベルトローラ15a・15bに巻回されて走行するも
ので、第21図鎖線で示すように、一端のベルトローラ
15aを中心として、他方のベルトローラ15bを揺動
動作させることができるようになっている。また、一端
のベルトローラ15aの前方位置には、該分岐搬送ベル
ト15上の集積紙幣を一枚ずつ分離して繰り出す分離送
出機構16が設けられて、紙幣載置台17から前記出金
搬送路5へ一枚ずつ紙幣を送り出すようになっている。
一方、前記出金搬送路5の端末部は、二つに分岐され、
分岐箇所には振り分はゲート(図示時)が設けられて出
金紙幣をプールドラム7もしくはりジェクトロ1Bへ振
り分けるようになっている。
上記取引機における動作の概略を述べれば、出金動作時
には、出金金庫2から繰り出された紙幣を出金搬送路5
に送り出し、前記一実施例の場合と同様に、集積姿勢に
あるプールドラム7に集積させ、所定枚数が集積された
場合には払出し姿勢へ回動させる。また、集積されない
場合には、収納姿勢へ回動させることにより、出金機と
しての機能を果たす。なお、この場合、分岐搬送ベルト
15は、第21図に示す位置から矢印方向に揺動上昇し
、紙幣の垂直下方への移動を妨げないよう退避させられ
ている。
一方、入金動作時には、まず、払出し姿勢とされたプー
ルドラム7に紙幣を受は入れた後、収納姿勢へ回転させ
、分岐搬送ベルト15を図示のような傾斜状態として、
紙幣載置台17上へ紙幣を送り込む。次いで、前記プー
ルドラム7を集積姿勢に待機させておくとともに、前記
紙幣載置台17上の紙幣を分離退出機構16によって出
金搬送路5へ送り出し、判別装置6によって受は入れの
可否、金種等を判別するとともに計数した後、受は入れ
可能な紙幣は、集積姿勢にあるプールドラム7へ、受は
入れ不可能な紙幣はりジェクトロ18へ送り込まれる。
そして、リジェクト口18へ送り込まれた紙幣について
の再判別などの処理の後、操作者からの入金すべき指示
(例えば機体に設けられた確認ボタンの操作により行わ
れる)により、集積姿勢のプールドラムを収納姿勢とす
るとともに、分岐搬送ベルト15を紙幣の落下経路から
退避させた状態として、紙幣収納箱13へ紙幣を送り込
む。
また、第22図は本発明の第3実施例を示すもので、こ
の実施例は、集積紙幣取引装置を紙幣入金収納機におい
て、入金する紙幣を判別計数し集積したう丸で収納もし
くは返却する機能に適用した場合を示している。
この装置の動作を説明すると、まず、機体1の上部には
、入金紙幣を載置する紙幣載置台17が配置され、これ
に続いて、入金紙幣を一枚ずつ分離して送り出す分離送
出機構16が設けられている。そして、判別部6で判別
計数された紙幣は、判別部6の判別結果に応じて、受は
入れ不能の場合にはフォークFによりリジェクト口18
に送り込まれ、それ以外は集積取引装置7に集積される
図において、前記集積取引装置7の下方となる位置には
、集積姿勢から収納姿勢へ回転したプールドラム7から
送り出された紙幣を収納する入金金庫13が配置され、
また、前記リジェクト口1Bの下方には、集積姿勢から
払出し姿勢となるプールドラム7を開放して、紙幣を返
却する取引口12が設けられている。
以上のようにプールドラムの姿勢を変更することにより
、出金機、あるいは入出金機として使用されて、紙幣の
集積、受は入れ、払出し、収納などの種々の機能を果た
すことができる。
なお、本発明のプールドラム(集積払出し装置)は、上
記実施例の出金機、入出金機に限られず、紙幣を集積し
て種々の方向へ振り分けることが必要な他の装置にも適
用し得るのはもちろんである。
また、プールドラムの自転および、プールドラム内の各
ロール等の駆動機構は、実施例の遊星歯車機構に限定さ
れるものではなく、他の歯車機構を用いあるいは、歯車
機構を用いることなく、個別に設けられたDCモータ等
の駆動源を0N−OFF制御、あるいは速度制御して所
定の動作を行わせるようにしてもよいのはもちろんであ
る。
さらに、前記実施例では、プールドラム内に設けられる
2組の送りローラを、これらの軸と軸との間に巻き掛け
られたベルトによって連動回転させるようにしたが、こ
れに代えて、送りローラそのものの外周にベルトを巻き
掛けて連動回転させるようにしてもよく、この場合、送
りローラを直接紙面に接触させる場合に比して接触面積
を大きくすることができるため、紙幣の保持、受は入れ
、送り出しの各動作をさらに確実にすることができる。
なお、上記各実施例では、プールドラム内の紙幣集積空
間が一方向に開口している場合について説明したが、本
願の従来技術として開示されているような二方向に開口
しているような回転体にも適用し得るのはもちろんであ
る。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、シャッ
ター板の回動すべき軌跡と交差する位置にシャッターロ
ックアームが存在することによりシャッター板をロック
することができるとともに、プールドラムの回転によっ
て、シャッターロックアームにピンを当接させてシャッ
ターのロックを解除させた後、プールドラムと一体のシ
ャッター押圧板にシャッター板を押圧させて開放状態と
することができ、したがって、紙幣出金機の取引口を必
要に応じて開閉しかつ閉鎖時にロックする動作を、格別
な駆動機構および制御機構を用いることなくプールドラ
ムの回転力のみによって行うことができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第20図は本発明の第1実施例を示すもの
で、第1図は集積取引装置が適用される紙幣出金機の機
内における紙幣の流れの説明図、第2図はプールドラム
の斜視図、第3図は押さえ板上弁状態におけるプールド
ラムの右側面図、第4図は押さえ板下降(自由)状態に
おけるプールドラムの右側面図、第5図は搬送路からプ
ールドラムを経由して取引口へ至る紙幣搬送経路の右側
面図、第6図はプールドラムとシャッターとの関係を示
す右側面図、第7図はプールドラムの一側部に設けられ
た歯車機構の高速回転状態における正面図、第8図は同
じく低速回転状態における正面図、第9図は第7図およ
び第8図に示す歯車機構の噛合い状態の模型図、第1θ
図は前記歯車機構と反対側の側部に設けられたカム機構
の正面図、第11図は同じくシャッターロツタ機構の正
面図、第12図はケーブルリールドラムとプールドラム
との外観を示す斜視図、第13図はケーブルリールドラ
ムの側面図、第14図はフォトインタラプタの配置を示
す側面図、第15図は払出し姿勢におけるプールドラム
の側面図、第16図は集積姿勢におけるプールドラムの
側面図、第17図は収納姿勢におけるプールドラムの側
面図、第18図ないし第20図はそれぞれシャッターロ
ツタ機構の動作過程を示す側面図、第21図は本発明を
紙幣入出金機に適用してなる第2実施例における紙幣の
流れの説明図、第22図は本発明を集積取引装置に適用
してなる第3実施例における紙幣の流れの説明図である
。 1・・・・・・機体、2・・・・・・出金金庫、3・・
・・・・入出金金庫(紙幣収納部)、3a・・・・・・
開口部、5゛・・・・・・出金搬送路、6・・・・・・
判別部、7・・・・・・集積取引装置(プールドラム)
、8・・・・・・回転側板、8a・・・・・・切り欠き
、8b・・・・・・シャッター押圧板(シャッター板回
転手段)、9・・・・・・底板、10・・・・・・押さ
え板、11・・・・・・開口部、12・・・・・・取引
口、21A・21B・・・・・・軸、22・・・・・・
軸、23・24・・・・・・アーム、27・・・・・・
中心軸、31・32・・・・・・送りローラ、34・・
・・・・レバー、37・・・・・・長孔、38・・・・
・・軸、39・・・・・・挾持ローラ、43・・・・・
・ロックアーム、43a・・・・・・ビン、45・・・
・・・ソレノイド、46・・・・・・羽根車、46a・
・・・・・羽根、50・・・・・・シャッターアーム、
51・・・・・・シャッター板、55・・・・・・シャ
ッターロックアーム、56・・・・・・ピン(シャッタ
ーロックアーム解除手段)、60・・・・・・大径太陽
歯車、61・・・・・・小径太陽歯車、75・・・・・
・切り欠き、76・・・・・・ロックレバ−177・・
・・・・ソレノイド、81・・・・・・ロック部材、8
2・・・・・・押圧片、83・・・・・・係合片、84
・・・・・・引っ張りばね、85・・・・・・操作レバ
ー、90・91・・・・・・カム、93・94・・・・
・・カムフォロア、100・・・・・・ケーブルリール
ドラム、110〜112・・・・・・フォトインタラプ
タ。 出願人   ローレルバンクマシン株式会社第4図 2/A 第8図 第13図 第17図 一βa 第18図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸を中心に回動自在に支持される回転体であって、少な
    くとも一方に開口部を有する紙幣集積空間を備えたプー
    ルドラムと、該プールドラムを含む円筒面の一部を覆う
    如く湾曲するとともに、前記軸を中心として前記プール
    ドラムに対して相対回転可能に支持されたシャッター板
    と、該シャッター板に一方向への回転力を付与する付勢
    手段と、該付勢によるシャッター板の回転を一定位置で
    規制する規制手段と、前記シャッター板の回転軌跡と交
    差して前記付勢と反対の方向への回転を規制する位置お
    よびこの位置から外方に退避した位置の間で移動自在に
    支持されたシャッターロックアームと、該シャッターロ
    ックアームを前記回転を規制する位置へ向けて付勢する
    付勢手段と、前記プールドラムにおける前記開口部が存
    在する位置から、前記シャッター板の付勢方向と反対方
    向に沿う前方位置に設けられてシャッター板に当接する
    ことによりプールドラムの回転をシャッター板に伝達し
    て連動回転させるシャッター板回転手段と、該シャッタ
    ー板回転手段が存在する位置よりさらに前方位置に設け
    られて前記シャッターロックアームに当接することによ
    り該シャッターロックアームを前記退避位置に移動させ
    るシャッターロックアーム解除手段とからなることを特
    徴とする紙幣集積取引装置のシャッター開閉機構。
JP63116489A 1988-05-13 1988-05-13 紙幣集積取引装置のシャッター開閉機構 Granted JPH01286094A (ja)

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