JPH0128596B2 - - Google Patents

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JPH0128596B2
JPH0128596B2 JP59122163A JP12216384A JPH0128596B2 JP H0128596 B2 JPH0128596 B2 JP H0128596B2 JP 59122163 A JP59122163 A JP 59122163A JP 12216384 A JP12216384 A JP 12216384A JP H0128596 B2 JPH0128596 B2 JP H0128596B2
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JP
Japan
Prior art keywords
movement
needle
shaft
sewing machine
lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP59122163A
Other languages
English (en)
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JPS6012097A (ja
Inventor
Fuitsusheru Yotsuhen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kochs Adler AG
Original Assignee
Kochs Adler AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Kochs Adler AG filed Critical Kochs Adler AG
Publication of JPS6012097A publication Critical patent/JPS6012097A/ja
Publication of JPH0128596B2 publication Critical patent/JPH0128596B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B21/00Sewing machines with devices for automatically controlling movement of work-carrier relative to stitch-forming mechanism in order to obtain particular configuration of seam, e.g. programme-controlled for sewing collars, for attaching pockets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、縫成頭部が、針をもち昇降する針棒
用の互いに離れて設けられた2つの支持体をもち
かつ1つの面内で揺動する支持装置と、この支持
装置に制御可能な側方揺動運動を与える駆動装置
とをもち、揺動運動と針運動が1:n(n=2、
3または4)の速度比で支持装置の設定駆動装置
により選択的に導入可能であり、取付け縫い目の
形成中も揺動運動が発生され、また揺動運動と針
運動が1:1の速度比をもち、所定の縫い目経過
後縫成頭部と締付け手段により保持される少なく
とも1つの加工片との連続的な相対運動を生ずる
案内装置が設けられ、取付け縫い目の形成中この
案内装置が支持装置の揺動面内で相対運動を生ず
る、取付け縫い目とかんぬき縫い目を形成する自
動ミシンに関する。
従来技術 米国特許第4347797号明細書に対応するドイツ
連邦共和国特許第3000831号明細書から公知のこ
の自動ミシンは、揺動片に支持される針棒をも
ち、この揺動片がその上部範囲を揺動軸線のまわ
りに揺動可能に支持されているので、揺動片した
がつて針に揺動運動を与えることができる。上軸
により駆動可能な伝動装置が揺動片の駆動のため
に設けられて、異なる回転数で駆動される2つの
リンク伝動装置をもち、これらのリンク伝動装置
が揺動片に選択的に接続可能なので、揺動運動と
針運動は選択的に1:1または1:2の速度比を
もつことができる。
このリンク伝動装置の欠点は、比較的低い回転
数すなわち毎分最大80回転でしか切換えできない
ことである。さらにこのような低い回転数におけ
る切換えは騒音を生じ、互いに連結すべき素子の
摩耗なしには実施不可能である。この場合全負荷
での切換えは一般に不可能である。ドイツ連邦共
和国特許第3000831号明細書による他の解決策で
は、2つの互いに無関係な駆動電動機が設けら
れ、これらにより揺動片の駆動が行なわれる。し
かしこれらの駆動電動機は計算機により制御せね
ばならない。
発明の目的 本発明の基礎になつている課題は、針の揺動運
動と針の昇降運動との比を1:1から1:n(n
=2、3または4)またはその逆に、自動ミシン
の全負荷での回転中も切換えることができるよう
に、最初にあげた種類の自動ミシンを構成するこ
とである。
目的を達するための手段 この課題は本発明によれば特許請求の範囲第1
項の特徴によつて解決される。本発明による特徴
によつて、針の昇降運動に対し1:1の比をなす
針の揺動運動が針の縦方向案内に役だつ一方の支
持体を介して与えられ、他の揺動運動が他方の支
持体を介して与えられるようにすることができ
る。これらの支持体はそれぞれ互いに無関係な駆
動装置によつて駆動できるので、全負荷でも毎分
2500ないし3500回転の全運転回転数で切換えが可
能である。なぜならば、それぞれ一方の駆動装置
を零に切換え、他方の駆動装置を接続するか、ま
たはその逆にしさえすればよいからである。本発
明による手段によつて、一方の支持体を静止状態
に保持し、他方の支持体に揺動運動を行なわせる
か、またはその逆にすることができる。そのとき
静止している支持体は精確に規定された位置をと
る。
原理的には、両方の支持体を異なる面で揺動さ
せることも可能である。一般に好ましいことであ
るが、これら支持体が同一面内で揺動できると、
特許請求の範囲第2項による手段が特に簡単な構
造的解決策を提示する。
特許請求の範囲第3項による手段は、同じ構造
の素子の使用も可能にする特許請求の範囲第2項
の教示の構造的な実現に役だつ。
特許請求の範囲第4項および第5項による手段
によつて、それぞれ異なる揺動駆動が縫成頭部の
主駆動装置すなわち上軸から簡単に誘導される。
特許請求の範囲第6項は、個々の揺動運動用の
個々の駆動装置の場合によつては無段階変位のた
めの簡単な解決策を提示する。
特許請求の範囲第7項には、一方または他方の
揺動方向における異なる揺動幅をどうして簡単に
発生できるかが提示されている。
実施例 本発明のそれ以外の利点および特徴は、図面に
よる実施例の以下の説明から明らかになる。
第1図および第2図からわかるように、自動ミ
シン1は柱3上に取付けられる板4を有する台座
2をもつている。板4は針6をもつ縫成頭部5を
支持している。板4上には加工片保持板7が設け
られて、その半円状周範囲8が縫成頭部5の針6
のまわりに延びている(第2図)。加工片保持板
7上には、裁断片部分9がポケツト裁断片10と
共に締付け板11の作用で締付けられ、締付け板
11のU字状切欠き12に沿つて裁断片部分9と
ポケツト裁断片10が縫い合わされる。
締付け板11は軸13を備え、この軸13に歯
付きベルト車14が相対回転しないように取付け
られている。この軸13は案内装置17の方形断
面をもつ中空箱梁のように構成された腕16の端
部15に回転可能に支持されている。歯付きベル
ト車14のまわりには、腕16内に延びる歯付き
ベルト18が掛け回されて、以下に述べるように
締付け板11を腕16に対して所定の角度位置へ
もたらすのに役だつ。
台座2の内部には伝動装置19が設けられ、垂
直に上方へ導出されるその従動軸20は台座2上
に取付けられた管21内に支持されている。この
従動軸20は制御円板22に結合され、この制御
円板22はその下面23に2つの制御溝24,2
5を備え、その上面26に制御溝27を備え、さ
らにその周面28に開閉器30を操作する開閉カ
ム29を備えている。
案内装置17の腕16は、その端部15とは反
対側の端部31を軸32により揺動レバー33に
結合され、この揺動レバー33にある曲線ローラ
34は制御円板22の下面23に形成された制御
溝24へはまつている。揺動レバー33の軸32
と反対側の端部35は、台座2に固定的に結合さ
れた軸36上に揺動可能に支持されている。軸3
2は腕16内にこの軸32に固定された歯付きベ
ルト車37をもち、このベルト車37に歯付きベ
ルト18が掛け回されている。同様に中空箱梁の
ように構成された揺動レバー33内において、軸
32に別の歯付きベルト車38が結合され、この
ベルト車38に別の歯付きベルト39が掛け回さ
れて揺動レバー33内に延び、軸36上に回転可
能に支持された歯付きベルト車40に掛け回され
ている。歯付きベルト車40は図示しないピニオ
ンをもち、このピニオンにかみ合う歯車41は、
台座2にある歯車41の中心軸線のまわりに支持
されるレバー42と相対回転しないように結合さ
れている。レバー42はその他端に曲線ローラ4
3をもち、このローラ43が制御円板22の下面
23に形成された制御溝25へはまつている。
台座2と固定的に結合された軸36上には別の
揺動レバー44が支持され、このレバー44にあ
る曲線ローラが制御円板22の上面26に形成さ
れた制御溝27へはまつている。揺動レバー44
の軸36とは反対側の自由端は、ピン46,47
より取付けられる引張り棒48を介して腕16に
関節結合されている。したがつて揺動レバー3
3,44腕16および引張り棒48は平行四辺形
のような四節リンクを形成している。
台座2は、加工片保持板7と引張り棒48との
間に設けられて縫成頭部5に対してほぼ平行に腕
16から引込む切欠き49をもつている。台座2
はさらにその内部に駆動装置50をもつている。
この駆動装置50の電動機51は伝動ベルト52
を介して軸53を駆動し、この軸53は接続継手
53および伝動ベルト55を介して縫成頭部5に
伝動結合している。別の伝動ベルト56を介して
軸53は伝動装置19の入力軸に結合されてい
る。
第3図からわかるように、縫成頭部5は通常の
ように上方で自由に突出する腕57をもち、この
腕57が垂直柱58を介して基板59に結合され
ている。腕57には上軸60が回転可能に支持さ
れ、その外側自由端はハンドル車61を備えてい
る。この上軸60の駆動は伝動ベルト55を介し
て行なわれる。上軸60は垂直柱58にある歯付
き伝動ベルト62を介して、基板59に回転可能
に支持される軸63と伝動結合されている。基板
59にはさらに中釜64が回転可能に支持され、
図示しない平歯車伝動装置を介して軸63により
駆動される。
第4図からわかるように上軸60はクランクピ
ン66をもつクランク65に終つており、このク
ランクピン66上に針棒駆動連接棒67の上端が
回転可能にはまつている。針棒駆動連接棒67の
下端は、止めねじ69により針棒70上に取付け
られる駆動動材71の一部であるピン68上に回
転可能に支持されている。針棒70の下端には針
6が止めねじ72により取付けられている。針棒
70は上部支持体74と下部支持体75内に移動
可能にはまつている。支持体74および75は同
じに構成されているので、以下下部支持体75に
ついてのみ説明する。この支持体75は中空円筒
状に構成され、針棒70を収容しかつ案内する内
側円筒支持面76をもつている。さらに支持体7
5は2つの外側円錐状凹所77をもち、これらの
凹所77は支持面76の縦軸線に対して直角に延
びる直径上に設けられている。
上軸60の下には、これに対して平行に延びる
中空軸78が縫成頭部5の上部腕57内に回転可
能に支持されている。この中空軸78は一方では
突出部79をもち、他方ではその内部に2つの支
持体80,81をもつている。針棒70に近い方
にある中空軸78の端部には、レバー82が締付
け装置83により取付けられている。レバー82
はその中間範囲に下方へ開くU字状断面をもつて
いる。締付け装置83とは反対の側にあるこのレ
バー82の端部には保持環85が設けられて、針
棒70の下部支持体75を遊隙をおいて包囲して
いる。保持環85には共通な軸線上に設けられる
2つのねじ86がねじ込まれて、それぞれ止めナ
ツト87により止められている。ねじ86は保持
環85の中心へ向くその端部に尖端をもち、この
尖端が下部支持体75の円錐状凹所77へはまつ
て、支持体75がこれら尖端のまわりに自由に揺
動できるようにしている。針棒70の下部支持体
75とレバー82との上述した結合によつて、下
部支持体75が尖端および円錐状凹所77の位置
により決定されて中空軸78または上軸60に対
して平行に延びる軸線のまわりに揺動することが
できる。
中空軸78内には、支持体80,81に回転可
能に支持される内軸88が設けられ、ハンドル車
61に近い方にあるその端部は、縫成頭部5の腕
57内に設けられる別の支持体89に回転可能に
支持されている。その針棒70に近い方にある端
部は揺動レバー91の結合部分90にはまり、こ
れにピン90′により相対回転しないように結合
されている。揺動レバー91は2つのひれ92,
93をもち、これらのひれの間に針棒駆動連接棒
67がある。これらのひれ92,93はその外側
端部で結合部分90に固定的に結合され、そこか
ら針棒70の方へ鋭角をなして互いに離れ、結合
連絡片94に終つている。この結合連結片94は
中空軸78または内軸88の縦軸線に対して同心
的に延びる支持穴をもち、この穴へ回転可能には
まる支持ピン95は、止めねじ97により縫成頭
部5の腕57のひれ96に取付けられている。し
たがつて揺動レバー91は、中空軸78または内
軸88の縦軸線に対して同心的な軸線のまわりに
揺動可能である。
ひれ92,93からそれぞれ2つのひれ98,
99が上方へ針棒70の上部支持体74の所まで
延びている。これらのひれ98,99は、レバー
82の既に述べた保持環85と同じように構成さ
れた保持環100に終り、同じように上部支持体
74を収容している。上部支持体74を揺動レバ
ー91とこのように結合することにより、上部支
持体74も中空軸78または内軸88に対して平
行に延びる軸線のまわりに揺動可能である。針棒
70は上部支持体74および下部支持体75にそ
れらに対して長さ方向に揺動可能に支持されてい
るので、両方の支持体74,75は互いに一直線
をなす位置をとる。
内軸88上にはレバー101が固定的に締付け
られ、内軸88上に自由に回転可能に支持される
二重歯車102がこのレバー101に支えられて
いる。この二重歯車102は2つの同じ環状歯車
102aおよび102bをもつている。
一方の環状歯車102aは、歯付きベルト10
4を介して同じ大きさに構成された別の歯車10
3に結合されている。この歯車103は上軸60
上に相対回転しないよりに取付けられている。二
重歯車102の環状歯車102a、歯付きベルト
104および歯車103により形成される歯付き
ベルト伝動装置105は、したがつて1:1の速
度比をもつている。二重歯車102の他方の環状
歯車102bは、歯付きベルト107を介して2
倍の大きさに構成された歯車106に結合され、
この歯車106は支持円板108と共に偏心輪1
10のスリーブ状突出部109上に相対回転しな
いようにはまつている。偏心輪110は上軸60
上に回転可能に支持され、歯車103により一方
の軸線方向に止められ、上軸60上に取付けられ
る止め輪111により他方の軸線方向に止められ
ている。二重歯車102の環状歯車102b、歯
車106および歯付きベルト107から形成され
る歯付きベルト伝動装置112は1:2の速度比
をもつている。したがつて偏心輪110は歯付き
ベルト伝動装置105,112を介して上軸60
の半分の回転数で駆動される。
偏心輪110は引張り部材113の環片113
aにより包囲され、これら環片113aと偏心輪
110は相対回転可能である。引張り部材113
の環片113aは、軸線方向において支持円板1
08と偏心輪110上に設けられるワツシヤ11
4との間に案内され、このワツシヤ114は止め
輪115により固定されている。環片113aの
この案内により引張り部材113も案内される。
引張り部材113は、環片113aから遠い方
のその自由端をピン116により双腕レバー11
7に結合されている。この双腕レバー117は上
部腕118と下部腕119とをもつている。下部
腕119はピン120を介してレバー101の自
由端に揺動可能に結合されている。上部腕118
の自由端には、ピン121により案内片122が
滑り子のように取付けられている。この案内片1
22は、設定軸125の突出部124に形成され
た案内軌道123内に移動可能に支持されてい
る。設定軸125は2つの分割支持体126内に
回転可能にはまり、これらの支持体126はねじ
127を介して縫成頭部5の上部腕57に取付け
られている。設定軸125は一方では突出部12
4により、他方では反対側に設けられた突出部1
28により軸線方向移動を防止されている。設定
軸125にはさらにそれから半径方向に延びるレ
バー129が取付けられ、その端部にU字状片1
30とピン131を介してピストン棒132が枢
着され、このピストン棒132はその自由端にピ
ストン133を備えている。ピストン133はピ
ストン棒132と共にシリンダ状ハウジング13
4内へピストン棒132の長さ方向に移動可能に
収容され、ハウジング134はピストン棒出口側
端部を蓋135により閉じられている。ハウジン
グ134はピストン133およびピストン棒13
2と共に、2つの終端位置の間で運動可能な第1
の駆動素子136を形成し、この駆動素子136
は圧縮空気供給のため接続口137,138をも
つている。ハウジング134はさらに第1の駆動
素子136と同じ構造の第2の駆動素子139を
もち、同様に圧縮空気供給のため接続口140,
141をもつている。第1および第2の駆動素子
136,139は、共に複数(最大4つ)の切換
え位置へもたらすことのできる設定駆動装置14
2を形成している。第2の駆動素子139はその
ピストン棒143の自由端に同様にU字状片14
4をもち、ピン145を介してこのU字状片14
4が、縫成頭部5の腕57へねじ146により取
付けられた支持体147に関節結合されている。
これまで述べたように上軸60上に自由に回転
可能に支持される偏心輪110をもつ伝動装置部
分と異なり、以下に述べる伝動装置部分は上軸6
0上に相対回転しないように設けられた偏心輪1
48を備えている。この偏心輪148は既に述べ
た伝動装置部分と同じように別の素子を備えて、
中空軸78に可変揺動運動を生ずる。このために
設けられる構造は既に述べた伝動装置部分の構造
と同じなので、同じかまたは比較可能な構造素子
はダツシユのついた同じ数字をもつている。レバ
ー101とは異なり、レバー101′は内軸88
に結合されず、中空軸78に締付け結合されてい
る。
第4図からわかるように内軸88は、そのハン
ドル車61に近い方の端部に止め輪149を備え
ている。縫成頭部5の腕57はその端面とその上
面を取外し可能な蓋150,151により閉じら
れている。
上述した自動ミシンの作用は次のとおりであ
る。
裁断片部分9とポケツト裁断片10が締付け板
11により互いに締付けられた後、縫成過程を開
始することができる。電動機51から伝動ベルト
52を介して軸53が駆動され、この軸53から
一方では接続継手54および伝動ベルト55を介
して縫成頭部5が駆動され、他方では伝動ベルト
56を介して伝動装置19が駆動される。伝動装
置19の従動軸20を介して制御円板22が駆動
される。曲線ローラ34,35と制御溝24,2
7との共同作用のため、腕16したがつて締付け
板11が加工片保持板7に対して平行に2つの座
標方向に移動する。曲線ローラ43と制御円板2
5との共同作用のため、歯付きベルト39,18
を介して軸13のまわりにおける締付け板11の
揺動運動も行なわれる。したがつて上述したよう
に、針6に対して縫い合わせるべき加工片9,1
0の任意の運動を生ずることができる。
制御円板22の周囲に設けられた開閉カム29
と固定配置された開閉器30との共同作用によつ
て、例えば縫成頭部5の駆動なしに締付け板11
をから動きさせ、縫成過程の終りに電動機51を
停止し、または縫成頭部5内の切換え機能を行な
うため、接続継手54の操作を可能にする別の制
御機能が行なわれる。縫成すべき加工片9,10
に形成すべき縫い目の幾何学的経過は、制御円板
22に形成される制御溝24,25,27の経過
によつて決定され、それに応じて変化可能であ
る。もちろん制御溝24,25,27の経過した
がつて縫い目経過は切欠き12の経過に従わねば
ならない。これまで述べた機能は、例えば米国特
許第4347797号明細書に対応するドイツ連邦共和
国特許第3000831号明細書から公知である。
縫成頭部の動作の際、上軸60は伝動ベルト6
2および63を介して基板59に設けられた中釜
64と場合によつてはそこに通常存在する別の素
子を駆動する。他方上軸60はクランク65、針
棒駆動連接棒67および駆動部材71を介して針
棒70を駆動し、したがつて針6を普通の縫成運
動で昇降させる。
針棒70が互いに無関係に揺動駆動可能な支持
体74,75に支持されているため、針棒70の
ほぼ垂直な昇降運動とは無関係に、揺動方向15
2(第5図)したがつて普通の縫成方向における
針の側方揺動運動をこの針棒70へ支えることが
できる。
歯付きベルト伝動装置105,112を介して
上軸60に連結される偏心輪110は引張り棒1
13を常に駆動し、この引張り棒113は双腕レ
バー117を揺動運動させる。第8図からわかる
ように、設定軸125は設定駆動装置142の適
当な開閉位置のため中間位置にあり、この中間位
置で設定軸125の突出部124にある案内軌道
123は、レバー101のピン120により形成
される回転軸線に対して接線方向にあり、換言す
れば案内軌道123は双腕レバー117の縦軸線
に対して直角に延びている。この位置で引張り棒
113は、ピン120により形成される回転軸線
のまわりにおける揺動運動のみを双腕レバー11
7へ与える。すなわち案内片122は案内軌道1
23で直線的にのみ往復運動する。案内軌道12
3が直線的に延びて、ピン120により形成され
る回転軸線のまわりの円弧部分に一致しないこと
から生ずる小さい外乱揺動を度外視すれば、双腕
レバー117はその主長さ方向に揺動運動を行な
わない。したがつてレバー101およびこれに固
定的に結合された内軸88には揺動運動が強制さ
れない。それにより揺動レバー91したがつて上
部支持体74も停止している。
上軸60の回転のため、、さらに偏心輪148
を介して引張り棒113′が往復運動せしめられ、
したがつてレバー117′に揺動運動が与えられ
る。第9図によれば、2つのピストン棒132′
および143′を設定駆動装置142′から押出す
ことによつて、突出部124′にある案内軌道1
23′が反時計方向に揺動する位置へ設定軸12
5′が揺動される。今や設定軸125′は双腕レバ
ー117′の長さ方向の方向成分をもつ。双腕レ
バー117′へ引張り棒113′により強制される
揺動運動のため、案内片122′は案内軌道12
3′内を往復運動する結果、双腕レバー117′
は、レバー101′への枢着部にある回転軸線の
まわりの揺動運動のほかに、その長さ方向におけ
る往復運動をも行ない、それによりレバー10
1′は揺動運動を行なう。レバー101′のこの揺
動運動はそれに固定的に結合された中空軸78へ
伝達され、この中空軸78はレバー82を介して
下部支持体75へ揺動運動を与え、そのために充
分な大きさの通過開口152aが腕57に形成さ
れている。偏心輪148は上軸60に固定的に結
合されているので、針棒70したがつて針6はこ
の針6の全往復昇降運動中全往復揺動運動を行な
う。したがつて針6の先端153は針6の全昇降
運動中第12図に従つて閉じた運動軌道154を
行なう。第11図および第12図において、加工
片保持板7の上面155は、そのつどの縫成方向
に一致する線として示されている。ここで寸法a
は針6の先端153が基板59に対して進んだ行
程を示し、針6は縫い合わすべき加工片9,10
へ突刺される。この運動態様では針6は、縫成過
程に必要な昇降運動のほかに、縫い合わすべき加
工片9,10への突刺し中縫い目移送方向に動か
されるので、針移送運動が行なわれる。針6に対
して縫い合わすべき加工片9,10を移動させる
案内装置17が運動軌道154による針揺動運動
と共同作用することによつて、加工片9,10は
取付け縫い目156(第10図)により互いに結
合され、その際制御溝25による軸13のまわり
の締付け板11の揺動は、縫い合わすべき加工片
9,10を方向づけて、針6の揺動方向152が
取付け縫い目156のそれぞれの形成個所におけ
るこの縫い目の方向に対して接線方向に延びるよ
うにしている。
取付け縫い目156の終了後開閉器30が制御
円板22にある開閉カム29により操作され、そ
れにより設定駆動装置142,142′が付勢さ
れて、設定軸125′が設定軸125について上
述した中間位置をとり、一方設定軸125はこの
中間位置から揺動された位置をとる。設定軸12
5,125′のこの位置で今や下部支持体75が
静止し、上部支持体74が往復揺動する。歯付き
ベルト伝動装置112を介して偏心輪110が駆
動されるため、偏心輪110の回転数と上軸60
の回転数との比は1:2となり、換言すれば偏心
輪110は上軸60が駆動される回転数の半分で
回転する。これにより針6の先端153が第11
図に示す運動軌道157を描くような揺動運動が
上部支持体74に強制される。針6は揺動方向1
52に従つて1回の揺動運動ごとに2回の全昇降
運動を行なう。このような運動では、針6はほと
んど揺動方向152の運動を行なわず、加工片
9,10へ突刺される。これは、明らかに運動軌
道157が加工片保持板7の上面155からほぼ
垂直に下方へ動くことから生ずる。したがつてこ
のような運動では、個々のジグザグ縫い目から構
成されるかんぬき縫い目158が形成される。し
たがつて針6のこの運動はジグザグ運動である。
第11図に記入した寸法bは加工片保持板7の上
面155の所における針6の揺動幅を示し、これ
はかんぬき縫い目158のジグザグ縫い目の1つ
の縫い目の幅に相当する。
設定軸125が両方のピストン棒132,14
3の押出しにより第8図において反時計方向に揺
動されるか、両方のピストン棒132,143の
押込みにより第8図において時計方向に揺動され
るかに応じて、針6の先端153が矢印159の
方向または逆に矢印160の方向に運動軌道15
4を通過するようにすることができる。同じよう
に設定軸125′の同じ切換え位置によつて、か
んぬき縫い目158の形成の際針6の先端153
がその最上位置161から運動軌道157をまず
矢印162の方向またはまず矢印163の方向に
通過する。
設定駆動装置142,142′は、両方の支持
体74,75のそれぞれ1つだけに揺動運動が与
えられるように連動せしめられる。
設定軸125または125′の回転方向は、針
6の先端153が運動軌道154または157を
通過する方向を決定し、設定軸125または12
5′の変位角の大きさは加工片保持板7の上面1
55における針6の先端153の揺動幅(振幅a
またはb)を決定する。このような異なる揺動幅
は設定駆動装置によつて得られ、第1の駆動素子
136または136′と第2の駆動素子139ま
たは139′が設定可能な行程を行なうことがで
きるので、付属する設定軸125または125′
を設定可能な異なる角度位置へ回すことができ、
その結果一方または他方の揺動方向における異な
る揺動幅が生ずる。もちろん案内片122,12
2′がそれぞれの案内軌道123,123′内でま
だ拘束されることなく動く角度だけ、設定軸12
5または125′をその中間位置から動かしても
よい。中間位置からの変位は例えば約20゜とする
ことができる。
第13図および第14図に示す構成から、設定
軸125を変位する可能性がわかる。この場合設
定軸125はその突出部124に腕164をも
ち、この腕164が丸められた自由端165をも
ち、腕57の壁167にある切欠き166を遊隙
をおいて貫通している。壁167には上部突出部
168と下部突出部169が切欠き166の中央
に設けられている。両方の突起168,169は
互いに一直線をなすねじ穴をもつている。上部突
出部168のねじ穴にはねじ付きピン170がね
じ込まれ、下部突出部169のねじ穴にはねじ付
きピン171がねじ込まれている。両方のねじ付
きピン170,171はそれぞれねじ回し用のス
リツト172をもち、止めナツト173により突
出部168,169に回り止めされている。
第13図によれば、設定軸125は設定駆動装
置142により反時計方向に終端位置へ回されて
おり、この位置で丸められた端部165が下部ね
じ付きピン171の端面174に当つている。こ
の切換え位置でピストン133は蓋135に当つ
ておらず、すなわち第1の駆動素子136は最大
可能押出し位置へ達しない。
同じ構成を設定軸125′に設けることもでき
る。設定軸125(または125′)の回転角を
前述したように規定できることによつて、揺動運
動の揺動幅(振幅)を無段階に変化することがで
き、それぞれの駆動素子136,139または1
36′,139′のピストン棒の最大可能押出し運
動は最大可能振幅の尺度となる。したがつてスト
リツパとしてのねじ付きピンの変位により、それ
に応じて振幅を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動ミシンの正面図、第2図は第1図
による自動ミシンの側面図、第3図は自動ミシン
の縫成頭部を一部切欠いて第1図より大きい寸法
で示す正面図、第4図は第3図に示す縫成頭部の
腕に沿うその一部の垂直断面図、第5図は蓋を取
外した縫成頭部を第4図の矢印の方向に見た側
面図、第6図は縫成頭部の駆動素子を第5図の矢
印の方向に見た平面図、第7図は蓋を取外した
縫成頭部の腕を第4図の矢印の方向に見た平面
図、第8図は第7図の切断線−に沿う縫成頭
部の腕の断面図、第9図は第7図の切断線−
に沿う縫成頭部の腕の断面図、第10図は裁断片
部分と二重縫い目で取付けられるポケツトからな
る加工片の正面図、第11図はかんぬき縫い目を
形成する際における針先端の針揺動運動軌道を示
す図、第12図は取付け縫い目を形成する際にお
ける針先端の針揺動運動軌道を示す図、第13図
は設定軸を無段階に変位できる実施例の第8図に
対応する断面図、第14図は第13図の矢印XI
の方向に見た自動ミシンの腕の側面図である。 1……自動ミシン、5……縫成頭部、6……
針、17……案内装置、70……針棒、74,7
5……支持体、156……取付け縫い目、158
……かんぬき縫い目。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縫成頭部が、針をもち昇降する針棒用の互い
    に離れて設けられた2つの支持体をもちかつ1つ
    の面内で揺動する支持装置と、この支持装置に制
    御可能な側方揺動運動を与える駆動装置とをも
    ち、揺動運動と針運動が1:n(n=2、3また
    は4)の速度比で支持装置の設定駆動装置により
    選択的に導入可能であり、取付け縫い目の形成中
    も揺動運動が発生され、また揺動運動と針運動が
    1:1の速度比をもち、所定の縫い目経過後縫成
    頭部と締付け手段により保持される少なくとも1
    つの加工片との連続的な相対運動を生ずる案内装
    置が設けられ、取付け縫い目の形成中この案内装
    置が支持装置の揺動面内で相対運動を生ずるもの
    において、針棒70を案内する2つの支持体7
    4,75が互いに無関係に揺動駆動可能であり、
    しかも一方の支持体74が駆動装置により1:n
    の速度比で、また他方の支持体75が駆動装置に
    より1:1の速度比で駆動可能であり、各駆動装
    置が互いに無関係に接続可能であることを特徴と
    する、取付け縫い目とかんぬき縫い目をもつ縫い
    目を形成する自動ミシン。 2 両方の支持体74,75が互いに一直線をな
    して支持される2つの揺動レバー82,91を介
    して揺動駆動可能であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項に記載の自動ミシン。 3 揺動レバー82,91が互いに同心的に設け
    られた2つの軸88,78に取付けられているこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の
    自動ミシン。 4 両方の駆動装置がそれぞれ偏心輪110,1
    10′をもち、これら偏心輪の一方が常に針棒7
    0の昇降運動と同じ回転数で回転し、他方が適当
    に低減された回転数で回転することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項に記載の自動ミシン。 5 各偏心輪110,110′が双腕レバー11
    7,117′に作用し、このレバーの一端が軸8
    8,78に相対回転しないように取付けられたレ
    バー101,101′に枢着され、レバーの他端
    が変位可能な案内軌道123,123′に案内さ
    れていることを特徴とする、特許請求の範囲第4
    項に記載の自動ミシン。 6 それぞれの案内軌道123,123′が設定
    軸125,125′に結合され、この設定軸が設
    定駆動装置142,142′により角変位可能で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第5項に
    記載の自動ミシン。 7 設定軸125の設定角が規定可能であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第6項に記載の自
    動ミシン。
JP59122163A 1983-06-16 1984-06-15 取付け縫い目とかんぬき縫い目をもつ縫い目を形成する自動ミシン Granted JPS6012097A (ja)

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DE19833321789 DE3321789A1 (de) 1983-06-16 1983-06-16 Naehautomat zur erzeugung einer eine befestigungsnaht und eine verriegelungsnaht aufweisenden naht
DE3321789.0 1983-06-16

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DE3321789A1 (de) 1984-12-20
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IT1174022B (it) 1987-06-24
IT8421451A0 (it) 1984-06-15
US4541348A (en) 1985-09-17

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