JPH01285663A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPH01285663A
JPH01285663A JP11358488A JP11358488A JPH01285663A JP H01285663 A JPH01285663 A JP H01285663A JP 11358488 A JP11358488 A JP 11358488A JP 11358488 A JP11358488 A JP 11358488A JP H01285663 A JPH01285663 A JP H01285663A
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JP
Japan
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ignition timing
temperature
ignition
internal combustion
combustion engine
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JP11358488A
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Kazuo Takahashi
和男 高橋
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の点火時期制御装置に関し、特に、ガ
ソlンに別の燃料を混入した混合燃料を使用する内燃機
関の点火時期制御装置に関する。
〔従来の技術〕
燃焼温度が非常に高(なったとき、排気弁1、スパーク
プラグ電極などの加熱金属面、或いはカーボンその他の
付着物または体積物の剥離した浮遊粒子等が熱点となり
、スパークプラグでの放電より前に燃焼が起こる、いわ
ゆるプレイグニションという現象が発生する。このプレ
イグニションが著しくなると点火時期を進めたのと同様
に、高温の燃焼ガスが圧縮されるので熱損失が増し、シ
リンダは過熱され、プレイグニションが更に助長されて
ピストン、シリンダの過熱が加速的に激しくなる。
このプレイグニション対策として、スパークプラグの熱
価のアップと点火時期の遅角を行い、プレイグニション
発生点火時期より一定の値の余裕を持つように点火時期
をセットすることが行われている。(点火時期の遅角制
御に関しては特開昭57−210166号公報に記載が
ある。)〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、従来のプレイグニションに対する遅角制御を
、混合燃料を使用する車両、例えば、ガソリンとアルコ
ールの混合燃料をその混合割合をガソリンIQO%(ア
ルコールe%)〜アルコール100%(ガソリン0%)
まで任意の混合割合で変えて使用する車両において適用
すると、次のようなtsmが生じる。即ち、ガソリン使
用時に(すぶりの問題が発生しないようにスパークプラ
グの熱価を決めると、燃料が高濃度アルコール側(例え
ばメタノール100%)にあるとき、ガソリンの表面着
火温度863℃に対してメタノールの表面着火温度は7
66℃と低いため、プレイグニションが発生し易いので
、点火時期は遅角してプレイグニション発生点火時期よ
り一定の余裕を持った点火時期にセットしている。この
ためアルコールが高濃度になった場合でも、点火時期は
、ガソリン使用時と、変わることなく要求点火時期(M
inimum 5park Advancefor B
e5t Torque、以後MBTという)より遅角側
にくる領域が多くなるので、オクタン価が高くてノック
しないためMBTがとれてトルクアップするという高濃
度アルコールの利点が活かせなくなる。
本発明の目的は燃焼室内温度で、点火時期を補正するこ
とによりプレイグニション発生領域で点火時期をMBT
近傍まで近づけることができ、機関効率及び燃費を向上
させることができる優れた内燃機関の点火時期制御装置
を提供することにある。
〔課順を解決するための手段〕
前記目的を達成する本発明の内燃機関の点火時期制御装
置の構成が第1図に示される。
第1図において、濃度検出手段は混入した燃料の濃度を
検出し、温度検出手段は機関燃焼室内の温度を検出する
。一方、プレイグニション限界温度演算手段は、混入燃
料の濃度に対するプレイグニシ日ン限界温度を演算し、
基本点火時期演算手段は機関の運転状態に応じた基本点
火時期を演算する。そして、点火時期補正手段は前記燃
焼室内の温度とプレイグニション限界温度とを比較し、
燃焼室内温度がプレイグニション限界温度よりも低い時
に前記基本点火時期を所定値だけ進角させる。
〔作 用〕
本発明の内燃機関の点火時期制御装置では、ガソリンに
混入する他の燃料の濃度が検出され、この濃度に応じて
プレイグニション限界温度が演算により求められ、また
、機関の燃焼室内温度が検出される。そして、このプレ
イグニション限界温度と燃焼室内温度とが比較され、比
較結果に応じて、機関の運転状態により既に求められて
いる基本点火時期が進角補正される。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する
第2図には本発明の内燃機関の点火時期制御装置の一実
施例を備えた電子制御燃料噴射式内燃機関が概略的に示
されている。この図において、機関(エンジン)10は
例えば4気筒であり、ガソリン及びアルコールの混合燃
料を用いることができるように配管及び点火系統が調整
されている。
エンジン10の吸気通路12内には、スロットルバルブ
14が設けられており、アイドル用バイパス通路16が
このスロットルバルブ14を迂回して設けられている。
スロットルバルブ14の開度はスロットルポジションセ
ンサ1Bにより検出される。このスロットルポジション
センサ18の出力は制御回路100のアナログ入力回路
(INPa)101に入力される。吸気通路12のスロ
ットルバルブ14の下流側には、吸入空気量の検出手段
として吸気管内圧を検出する圧力センサ20と、各気筒
毎に燃料噴射を行う燃料噴射弁22が設けられている。
圧力センサ20には例えば圧力に比例する歪により伝播
位相遅れを生じる表面弾性波を用いたSAW式センサ等
が使用され、圧力信号がこの位相遅れ時間に反比佇する
発振周波数によって取り出される。この圧力信号も制御
回路100のアナログ入力回路101に入力される。
各燃料噴射弁22へは、燃料タンク24の中のガソリン
とアルコールとの混合燃料がポンプ26により燃料パイ
プ28を通して送られる。燃料バイブ28の途中には燃
料噴射弁22に送られる燃料中のアルコール濃度を検出
するアルコール濃度計30が設けられており、検出され
たアルコール濃度は制御回路100のアナログ入力回路
101 に入力される。
また、エンジン10のシリンダヘッド11内には、各気
筒毎に中心電極の温度を測定できるスパークプラグ35
(以下測温プラグ35という)が設けられており、イグ
ナイタ33、ディス)IJビ二−タ34からの信号によ
り点火する。測温プラグ35は例えば第5図のように構
成されており、中心電極35aに埋め込まれた、例えば
、プラチナ−ロジウム等の熱電対を用いた温度センサ3
5bにより、通常の燃焼室内で最も高温になる中心電極
35aの温度を測定する。この温度センサ35bからの
温度検出信号も制御回路100のアナログ入力回路10
1に入力される。
前述のディストリビユータ4には、その軸が例えば18
0 ’ C^毎に基準位置検出用パルス信号を発生する
クランク角センサ(図示せず)及び30°CA毎に基準
位置検出用パルス信号を発生するクランク角センサ36
が設けられている。クランク角センサ36の信号はディ
ジタル信号であるので、制御回路100のディジタル信
号を扱う入出力インタフェース102に供給さ゛れ、こ
の後、エンジン100回転数の演算用に中央処理装置1
04(以後CPU104という)の割込端子(図示せず
)に供給される。
さらに、エンジン10のシリンダブロック11の冷却水
通路37には、冷却水の温度を検出するための水温セン
サ(図示せず)が設けられており、水温センサからの冷
却水温度に応じたアナログ信号もアナログ入力回路10
1に人力されるが、これは本発明に直接関係しないので
その説明は省略する。
なお、制御回路100のアナログ入力回路101に入力
された信号は、マルチプレクサ内蔵Δ/D変換器103
に供給されてアナログ信号がディジタル信号に変換され
る。
制御回路100は、例えばマイクロコンビ二一夕を用い
て構成され、前述のアナログ入力回路101゜入出力イ
ンタフェース(I 10) 102. A/D変換器1
03.及びCP U2O5の他にランダムアクセスメモ
リ105(以後RAM105 という)、リードオンリ
メモリ106(以後ROM106という)や、イグニッ
ションスイッチオフ後も情報の保持を行うバッジアップ
RAM (図示せず)等が設けられており、これらはバ
ス107で接続されている。
この制御回路10には、以上の構成の他にも吸気温セン
サ、酸素濃度センサ、トランスミッションからのスピー
ドメータケーブルに設けられた車速センサ等(全て図示
せず)からの検出信号が送り込まれたり、燃料噴射弁2
2を制御するための信号が出力されるが、これらは本発
明と直接関係がないため説明を省略する。
なお、圧力センサ20からの検出信号は、所定時間毎に
実行されるA/D変換ルーチンにより2逓信号に変換さ
れ、吸気管内圧力を表すデータとしてそのまま、あるい
はなまじ処理された後にその都度RA M2O3に記憶
される。また、ディストリビュータ34内のクランク角
センサ36からのクランク角30°毎の信号は、入出力
インタフェース102を介してRAM105に取り込ま
れ、回転速度Ne及び燃料噴射量TAUを演算する30
°C^割込信号となる。
次に第3図のフローチャートを用いて前述の制御回路1
00の動作を説明する。なお、この動作に入る前に、ス
ロットルポジションセンサ18、圧力センサ20、クラ
ンク角センサ36、及びアルコール濃度センサ30から
の信号は既に別のルーチンで制御回路100に入力され
、常に最新の値がRA M2O3に記憶されているもの
とする。
ステップ301では既にRA M2O3に記憶されてい
るアルコール濃度に見合ったプレイグニション限界温度
TOを演算する。この演算はROM106に記憶されて
いるマツプを用いて行う。第4図はこのマツプの一例を
示すものであり、このマツプにはアルコール濃度が高く
なるに従って低くなるプレイグニション限界温度TOの
特性が記憶されている。
次のステップ302では温度センサ35bからの信号に
より、測温プラグ35の中心電極温度TxをRAM10
5から取り込み、続くステップ303において機関の運
転状態に応じた点火時期IGoを、機関の運転状態を検
出する前述の各センサからの入力信号と、ROM206
内にある図示しない点火時期マツプを用いて演算し、演
算結果をRAM105に記憶させる。この演算は公知の
ものであるのでここではその説明を省略する。統(プレ
イグニション限界温度)0と中心電極温度Txとを比較
する。そして、比較した結果がTo≦Txの場合(YB
S)は何の処理も行わずにリターンするが、比較した結
果が7o >Txの場合はステップ305に進む。
ステップ305ではステップ303で演算された点大時
期IGoをRA M2O3から読み込み、点火時期IG
oにクランク角で1°進角させる点火時期補正を行い、
補正された点火時期IGo+1°をRA M2O3に記
憶されている点火時期IGoと置き換えて記憶させる。
そして、この後、新たに記憶された補正点火時期IGo
+l°に基づいて制御回路100が入出力インタフェー
ス102を介してイグナイタ33に点火信号を出力し、
測温プラグ35がイグナイタ33、ディストリビ二−タ
34からの信号により点火する。
なお、前述の実施例ではステップ303において各セン
サからの入力信号による機関の運転条件に応じた点火時
期IGoを演算しているが、この点火時期IGoは予め
別のルーチンで演算しておき、これをRA M2O3の
中に記憶させておいても良いものである。
本発明の内燃機関の点火時期制御装置では以上のような
動作により、第3図のような点火時期補正演算のルーチ
ンが実行されるたびに1°ずつ点火時期が進角し、この
進角はTO≦Txとなるところまで続けられる。
このように、本発明の装置では、測温プラグ35の中心
電極温度を直接計測して点火時期を制御しているため、
プレイダニ282発生領域で点火時期をMBT近傍まで
近づけてもプレイグニションによるプラグ溶損及びプラ
グ溶損による不具合が避けられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の内燃機関の点火時期制御
装置によれば、ガソリンに他の燃料を混入して使用する
内燃機関において、その点火時期をMBT近傍まで近づ
けられるので、機関の燃料効率が良くなり、燃費が向上
するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内燃機関の点火時期制御装置の構成を
示すブロック図、第2図は本発明の装置を備えた内燃機
関の構成図、第3図は第2図の制御回路の動作を示すフ
ローチャート、第4図はアルコール濃度−プレイグニシ
ョン限界温度特性を示す線図、第5図は測温プラグの一
例の構成を示す一部断面を含む側面図である。 10・・・エンジン、11・・・シリンダヘッド、12
・・・吸気111L 14・・・スロットルバルブ、1
6・・・アイドル用バイパス通路、18・・・ポジショ
ンセンサ、20・・・圧力センサ、22・・・燃料噴射
弁、24・・・燃料タンク、26川燃料ポンプ、28・
・・燃料パイプ、30・・・アルコール濃度計、33・
・・イグナイタ、35・・・測温プラグ、35b・・・
温度センサ、36・・・ディストリビユータ、100・
・・制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ガソリンに別の燃料を混入した混合燃料を使用する内燃
    機関の点火時期制御装置であって、混入した燃料の濃度
    を検出する濃度検出手段と、機関燃焼室内の温度を検出
    する温度検出手段と、混入燃料の濃度に対するプレイグ
    ニション限界温度を演算するプレイグニション限界温度
    演算手段と、 機関の運転状態に応じた基本点火時期を演算する基本点
    火時期演算手段と、 前記燃焼室内の温度とプレイグニション限界温度とを比
    較し、燃焼室内温度がプレイグニション限界温度よりも
    低い時に前記基本点火時期を所定値だけ進角させる点火
    時期補正手段と、 を備えた内燃機関の点火時期制御装置。
JP11358488A 1988-05-12 1988-05-12 内燃機関の点火時期制御装置 Pending JPH01285663A (ja)

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JP (1) JPH01285663A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000037796A1 (de) * 1998-12-22 2000-06-29 Robert Bosch Gmbh Motorregelungsvorrichtung
JP2002339780A (ja) * 2001-05-16 2002-11-27 Nissan Motor Co Ltd 筒内直接噴射式エンジンの制御装置

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