JPH04136482A - オクタン価検出方法 - Google Patents

オクタン価検出方法

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JPH04136482A
JPH04136482A JP26108290A JP26108290A JPH04136482A JP H04136482 A JPH04136482 A JP H04136482A JP 26108290 A JP26108290 A JP 26108290A JP 26108290 A JP26108290 A JP 26108290A JP H04136482 A JPH04136482 A JP H04136482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
octane number
ignition timing
knocking
engine
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26108290A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Matsubara
松原 敏雄
Mitsuharu Kaura
満晴 賀浦
Yoshimi Yamamoto
山本 吉美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンに使用した燃料のオクタン価を検出
する方法の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、1つのエンジンに対してレギュラー燃料を使用
したり、その後にハイオク燃料を使用したりして、その
使用するオクタン価が交互に切換わる場合には、そのオ
クタン価に応じて混合気の点火時期を適切値に調整する
ことが望まれる。
そのため、従来、センサを用いずにオクタン価を簡易に
検出する方法として、例えば特開昭61−81578号
公報に開示されるものでは、特定運転域を設定し、この
運転域での点火時期の補正量が大きい場合でもノッキン
グの発生回数が多いときにはレギュラー燃料の使用時と
判別するものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものでは、エンジン運転状態
が上記の特定運転域に入り、且つこの領域内で点火時期
の補正量が大きくなるのを待ってノッキングの発生回数
を計測することによって初めて判定可能となるため、運
転状態によってはオクタン価の検出か遅れるという欠点
がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、如何なる運転領域にあってもオクタン価を検出で
きる構成とすること、及びノッキングの発生回数でなく
ノッキングの発生した時点の点火時期の補正量でもって
オクタン価を判別する構成として、その検出頻度を高め
ると共に、−層早期に検出できる構成とすることにある
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明では、運転状態の変
化が小さいときを検出し、この検出時に混合気の点火時
期を強制的に漸次進角側に補正しながら、この補正に伴
うノッキングか発生したか否かを判定する。そして、ノ
ッキングの発生が判定された時の点火時期の進角量が大
きいときにはオクタン価が高く、進角量が小さいときは
オクタン価か低いと検出する方法としている。
(作用) 上記の構成により、本発明では、運転状態の変化が少な
く安定している場合には、如何なる運転領域にあっても
オクタン価の検出が開始される。
そして、点火時期か強制的に進角側に漸次補正されるこ
とが繰返され、その結果、ハイオク燃t4の使用時には
上記の進角補正によりノッキングが発生した時点での点
火時期の進角;か大きいので、オクタン価が高いと正確
に検出される一方、レギュラー燃料の使用時にはノッキ
ング発生時での進角量が小さいので、オクタン価か低い
と正確に検出される。
ここに、運転状態の変化が少なければ如何なる運転領域
でも判定が開始されるので、オクタン価の検出頻度が高
まって、早期の検出が可能になる。
また、運転状態の安定時であって点火時期の変化も少な
いので、エンジン運転状態の影響をさほど受けず、正確
な検出が可能である。しかも、1回のノッキングの発生
により検出できるので、早期の検出が可能である。
その場合、前回のオクタン価判定が/%イオク使用であ
る場合には、基本点火時期はレギュラー燃料使用時の基
本点火時期よりも進角側に設定される関係上、ノッキン
グの発生する点火u、+i期への1回当りの進角量をレ
ギュラー燃料使用時とハイオク燃料使用時とで異なる値
に設定すれば、その各々で進角の速度を適切にでき、ノ
ッキングを不要に多回数発生させることがなく、エンジ
ンの1み軸性を良好に確保できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のオクタン価検出方法によ
れば、運転状態の変化が小さく点火時期が安定している
場合には、如何なる運転領域であっても1回のノッキン
グの発生によってオクタン価を検出できるので、オクタ
ン価の検出を正確で早期に行うことができる。
さらに、上記の1回当りの進角量をハイオク燃料使用時
とレギュラー燃料使用時とで異ならせ、前者の方を小さ
く設定すれば、エンジンの信頼性を確保しながらオクタ
ン価を検出できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、1はエンジン、2はエンジンlのシリ
ンダ3に摺動自在に嵌挿したピストン4により容積可変
に形成される燃焼室、5は一端が大気に連通し、他端が
上記燃焼室2に開口して吸気を供給するための吸気通路
、6は一端が上記燃焼室2に連通し他端が大気に開放さ
れて排気を排出するための排気通路である。上記吸気通
路5には、吸入空気量を調整するスロットル弁7と、該
スロットル弁7下流側で燃料を噴射供給する燃料噴射弁
8とが配設されているとともに、排気通路6には、排気
浄化用の触媒装置9が配設されている。さらに、燃焼室
2において、吸気通路5の開口部には吸気弁10が、排
気通路6の開口部には排気弁11が各々配置されている
と共に、頂部には燃焼室2内の混合気に点火する点火プ
ラグ12が配置されている。加えて、13は高電圧を発
生する点火コイル、14は該点火コイル13の高電圧を
爆発行程となる気筒の点火プラグ12に配電する配電器
であって、クランク角(エンジン回転数)を検出するク
ランク角センサとしての機能と、基準気筒を識別する気
筒識別センサとしての機能を併有している。
加えて、15はスロットル弁7上流側で吸気温度を検出
する吸気温度センサ、16は吸入空気量を検出するエア
フローセンサ、17はスロットル弁7の全開時に閉じる
アイドルスイッチ、18はスロットル弁7の開度を検出
するスロットルポジションセンサ、19はエンジン冷却
水温度を検出する水温センサ、20はエンジン1のノッ
ク振動を検出するノックセンサ、21は排気通路6の触
媒装置9上流側に配置され、排気中の酸素濃度成分によ
り混合気の空燃比を検出する空燃比センサである。
そして、上記各センサ及びスイッチ類14〜21は、各
々、内部にCPU等を有するコントローラ28に信号の
授受可能に接続されていて、該コントローラ28により
、上記燃料噴射弁8からの燃料噴射量と、点火プラグ1
2による燃焼室2内の混合気の点火時期とを各々調整制
御するようにしている。
次に、点火時期の検出方法の順序を第2図の制御フロー
に基いて説明する。
スタートして、ステップS1でエンジン1の始動を確認
した後、ステップS2で前回で判定したオクタン価を調
べ、レギュラー燃料の使用時と判定していた場合には、
ステップS3で混合気の点火時期をエンジン回転数とエ
ンジン負荷とで予め設定したレギュラー燃料用の点火時
期マツプから読込み、この点火時期にて混合気の点火を
行うと共に、ステップS4でレギュラー判定フラグFを
F−1に設定する。一方、前回はハイオク燃料の使用時
と判定していた場合には、ステップS5で点火時期をハ
イオク燃料用の点火時期マツプから読込んで混合気の点
火を行い、ステ・ンブS6でレギュラー判定フラグFを
F−0に設定する。上記のハイオク燃料用の点火時期マ
ツプは、各点火時期がレギュラー燃料用マツプと比べて
進角側に設定される。
その後、ステップS7でエンジン冷却水温度を判別し、
水温≧80℃のエンジン暖機状態を待って、ステップS
8でエンジン回転数Ne及びエンジン負荷に相当する燃
料噴射JlaTpを読込んで、ステップS9でその各変
化率ΔNe、 ΔTpを各々微小値α3.α2と比較し
、ΔNe≦α1且つΔTp≦α2のエンジン運転状態の
安定時を待つ。
そして、運転状態の安定時になると、ステップ81Gで
レギュラー判定フラグFの値を判別し、前回はF−1の
レギュラー判定時には、ステップS11で点火時期を強
制的に漸次進角させる。この1回当りの進角量は比較的
大きな値mlである。
続いて、ステップS12で上記の進角補正によりノッキ
ングが発生したか否かをノックセンサ20の出力信号に
基いて判別し、ノッキングの無い場合にはステップSl
+に戻って進角補正を繰返す。
一方、ノッキングの発生時には、ステップS+3で点火
時期の基本値が設定値n以上進角したか否かを判別し、
設定値n以上進角した場合には、点火時期の不安定時で
あるので、運転状態に起因するノッキングの発生の場合
を除くように、ステップS14で進角量をそのまま保持
してステップSI2に戻るが、点火基本値の変化が設定
値n未満の安定時にはステップ515に進んでオクタン
価の判定を行う。
また、上記ステップS1oで前回のレギュラー判定フラ
グFの値がF−0のハイオク判定時には、ステップS1
6〜ステツプShoで上記レギュラー判定時と同様に点
火時期を強制的に漸次進角させなから進角補正によるノ
ッキングの発生の有無を判別するが、レギュラー判定時
と異なる点は、1回当りの進角量が値m1よりも小さな
値m2 (m〉m2)に設定されることである。
そして、上記のように点火時期の安定時にノッキングが
発生したときには、レギュラー判、定時及びハイオク判
定時共に各々ステップSIS、52flで進角量を基準
値S、と比較する。この基準値S1は第3図及び第4図
に示すようにエンジン回転数及びエンジン負荷に応じて
異なる値に設定される。
第3図では設定値N0未満の低回転域では回転数の低下
に従い小値となり、設定値No以上では一定値である。
低回転域で小値にするのは回転数の低下に従いノック限
界が早期になるからであり、高回転域で一定値にするの
はノック発生による影響が大きいからである。また、第
4図では富化の増大に従い小値に設定される。これは負
荷の増大に従い耐ノツク限界か低下するからである。
そして、上記ステップ515又はS20で進角量か基準
値S1以上の場合には、ステップ52+でハイオク燃料
の使用時と判定し、ステップS22てレギュラー判定フ
ラグFをF−0に設定すると共に、ステップS23でハ
イオク燃料用の点火時期マツプに基いて点火時期の制御
を行う。
これに対し、進角量が上記値81未満の場合には、ステ
ップS24でレギュラー燃料の使用時と判定し、ステッ
プS3でレギュラー判定フラグFをF−1に設定すると
共に、ステップSWでレギュラー燃料用の点火時期マツ
プに基いて点火時期の制御を行って、終了する。尚、上
記制御フローにおいて実際に制御される点火時期は、点
火時期マツプから読込んだ基本点火時期から加速進角値
を減算すると共に、アイドル運転時にはフィードバック
補正値を加算補正し、更にオクタン価のfll ’M時
における進角ff1m +又はm2を加算補正した値で
ある。
したがって、上記実施例においては、オクタン価を判定
する場合には、点火時期か強制的に漸次進角量m1又は
m2づつ進角されて行き、設定値S1未満の進角量でノ
ッキングが発生したときには、レギュラー燃料の使用時
と検出される一方、ノッキングが設定値81以上で発生
したときには、ハイオク燃料の使用時と検出される。
ここに、進角補正により唯1回のノッキングが発生した
段階で検出できるので、オクタン価の検出を早期に行う
ことができる。また、上記の強制的な進角補正は、エン
ジン回転数及びエンジン負荷の各変化率ΔNe、  Δ
Tpが各々設定値α1゜α2以下のとき、つまり運転状
態の変化が少なくて点火時期が安定している時に限って
行われるので、エンジン運転状態の影響をさほど受けず
にオクタン価の検出が可能である。しかも、運転状態の
安定時であれば如何なる運転領域であっても上記のよう
にオクタン価の判定が行われるので、より一層早くオク
タン価の判定か可能になる。
加えて、前回のオクタン価判定かハイオク使用であると
の判定の場合には、基本点火時期はレギュラー燃料使用
時の基本点火時期よりも進角側に設定されていて、ノッ
キングの発生する点火時期との角度間隔が狭い状況であ
るが、1回当りの進角j1m2がレギュラー使用時のと
きの進角ff1mに比べて小さな値である(m2くml
)ので、進角の速度が適切になって、ノッキングを不要
に多回数発生させることなくオクタン価を検出でき、エ
ンジンの信頼性を良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はエンジンの全体
概略構成図、第2図はオクタン価判定の順序を示すフロ
ーチャート図、第3図及び第4図は各々エンジン回転数
及びエンジン負荷に対するオクタン価の判定基準値の特
性を示す図である。 1・・・エンジン、12・・・点火プラグ、20・・・
ノックセンサ、28・・・コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)運転状態の変化が小さいときを検出し、この検出
    時に混合気の点火時期を強制的に漸次進角側に補正しな
    がら、この補正に伴うノッキングが発生したか否かを判
    定し、ノッキングの発生が判定された時の点火時期の進
    角量が大きいときにはオクタン価が高く、進角量が小さ
    いときはオクタン価が低いと検出することを特徴とする
    オクタン価検出方法。(2)点火時期の1回当りの進角
    量は、前回にオクタン価が低いと検出されたときは多く
    、前回にオクタン価が高いと検出されたときは少ない進
    角量に設定される請求項(1)記載のオクタン価検出方
    法。
JP26108290A 1990-09-28 1990-09-28 オクタン価検出方法 Pending JPH04136482A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107486A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Yamaha Motor Co Ltd エンジンシステムおよびそれを備える車両
JP2010059852A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料性状判定装置
JP2010138825A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 National Traffic Safety & Environment Laboratory 燃料組成判定方法及び燃料組成判定装置
CN112682240A (zh) * 2020-12-29 2021-04-20 联合汽车电子有限公司 点火角控制方法及其控制装置

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