JPS62107274A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPS62107274A
JPS62107274A JP24632585A JP24632585A JPS62107274A JP S62107274 A JPS62107274 A JP S62107274A JP 24632585 A JP24632585 A JP 24632585A JP 24632585 A JP24632585 A JP 24632585A JP S62107274 A JPS62107274 A JP S62107274A
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JP
Japan
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ignition timing
basic ignition
octane
knocking
octane number
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JP24632585A
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Yoshihisa Kawamura
川村 佳久
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内燃機関の点火時期制御装置に関し、特に
機関に供給される燃料のオクタン価が変わっても、点火
時期を常に自動的に最適に制御し得るようにした装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の点火時期制御装置としては、例えば、特
公昭57−61897号公報、 特開昭59−3175
号公報あるいは特公昭59−48308号公報等に見ら
れるようなものがある。
ノックセンサによるノッキング制御は従来より種々知ら
れているが1機関が多気筒の場合を考えると、全気筒を
同時に制御するものと気筒毎に独立に制御するものとが
ある。
一般的には、気nu■の圧縮比や空燃比、燃焼室壁の温
度等の差によってノンキングが発生する点火時期は気筒
毎に相違があって同じではないので、気筒毎にノッキン
グレベルを検出して、ノッキングが発生した気筒のみ点
火時期を遅らせる制御を行なう方が良好な出力性能が得
られる。
その場合、従来は各気筒に共通な基本(ベース)点火時
期を運転条件に応じて求め、この基本点火時期より点火
時期を進めない範囲内で、ノッキングレベルに対応して
進角・遅角制御を行なうようにしている。
すなわち、この基本点火時期に基づいて点火を行ない、
ノッキングが発生した時、そのノッキングを回避すべく
ノッキングレベルに対応して点火時期を遅らせ、軽微な
ノッキング状態とする。
そして、この遅角操作によって全くノッキングを生じな
くなった時は、必要以上に点火時期を遅らせすぎたもの
として再び進角させ、常に軽微なノッキング状態とする
ようにしている。
しかしながら、この進角操作によって点火時期が基本点
火時期よりも進んでしまうような場合には1点火時期を
基本点火時期に規制するのである。
この基本点火時期としては、適用機関の軽微なノッキン
グレベル以下で、最大トルクを与える点火時期が設定さ
れる。
機関の低負荷条件では、点火時期と発生トルクとの関係
が第8図に破線で示すようになり、点Poで示す軽微な
ノッキング状態を与える点火時期よりも最大トルク点を
与える点火時期(M B T)が遅角側にあるが、高負
荷条件では、点火時期と発生トルクとの関係が同図に実
線で示すようになり、例えばオクタン価の低い燃料(ガ
ソリン)を使用すると1点P1で示す軽微なノッキング
レベルを与える点火時期の方がMBTよりも遅角側にな
る。ところが、オクタン価の高い燃料を使用した場合は
、第8図に点P2で示すトレースノック点よりもMBT
が遅角側にくる運転条件(特に高速回転側)もある。
そのため、基本点火時期は、低負荷ではMBTを設定す
る一方、高負荷においては、オクタン価の低い燃料のみ
を使用する仕様の内燃機関では、第8図に点P1で示す
軽微なノッキングレベルを与える点火時期を設定し、オ
クタン価の高いガソリンのみを使用する仕様の内燃機関
では、第8図に点P2で示すように軽微なノッキングを
与えるMBT付近の点火時期を設定するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の点火時期制御装置にあ
っては、ノッキングレベルを所要の値以下に抑えるよう
に点火時期のフィードバック制御を行なった時に生ずる
トルク変動を極力小さくするために1例えば、ノック発
生時の遅角補正量を1’CA/1点火とすると共に、ノ
ック未発生時の進角補正量を0.1℃A/1点火として
いたため。
次のような問題があった。
すなわち1例えば98ROMのハイオクガソリンから9
ORONのレギュラーガソリンに使用ガソリンを代えた
場合、あるいはその逆の場合のように、ガソリンのオク
タン価が大幅に変化すると、トレースノックレベルを与
える点火時期が10〜15℃Aも変化するため、例えば
基本点火時期を高オクタン価の燃料に適した時期に設定
しておくと、点火時期補正量がゼロから出発するので、
およそ20〜30回転もの間ノッキングが発生し続ける
ことがあり、基本点火時期を普通オクタン価の燃料に適
した時期に設定しておくと、およそ20〜30回転もの
間最大トルクを得ることができないことがあるという問
題があった。
この発明は、このような従来の点火時期制御装置におけ
る問題点を解決して、ノッキングの継続又は最大トルク
が得られない状態の継続を防止すること、すなわち使用
燃料が代ってオクタン価が変化しても、軽微なノッキン
グレベルに迅速に制御できるようにすることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明による内燃機関の点火時期制御装置は
、機関の運転条件に応じて定まる基本点火時期をノッキ
ングの発生の有無に応じて補正するようにした内燃機関
の点火時期制御装置において、第1図に機能ブロック図
で示すように、普通オクタン価の燃料用の基本点火時期
を演算する第1の基本点火時期演算手段Aと、高オクタ
ン価の燃料用の基本点火時期を演算する第2の基本点火
時期演算手段Bと、ノッキング発生レベル及び運転条件
に基づいて使用燃料のオクタン価を判別するオクタン価
判別手段Cと、このオクタン価判別手段Cの判別結果に
基づいて、第1.第2の基本点火時期演算手段の演算結
果の何れか一方を選択する基本点火時期選択手段りとを
設けて構成する。
〔作 用〕
このように構成すれば、オクタン価判別手段Cがノッキ
ング発生レベルに基づいて判別した使用燃料のオクタン
価に応じて、第1.第2の点火時期演算手段A、Bによ
って演算される普通オクタン価及び高オクタン価の各燃
料用の基本点火時期基本点火時期選択手段りが選択し、
それに基づく点火時期制御によって、ノッキング発生と
判別されない軽微なノッキングの範囲で最大トルクを得
られる点火時期に迅速に制御することができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面の第2図以降を参照しな
がら説明する。
第2図は、この発明の一実施例を示す内燃機関の要部構
成図であり、1は機関のシリンダブロック、2はシリン
ダブロック1に取り付けられたノックセンサである。
このノックセンサ2は1例えば圧電素子あるいは電磁素
子等から構成され、内燃機関の燃焼現象により生ずる機
械的振動を電気的な振幅変動に変換して検出する周知の
ものである。
また、各気筒毎に取り付けた点火プラグ乙の座金として
筒内圧センサを装着して、それをノックセンサとして使
用してもよく、その場合は燃焼圧力の振動を検出する。
4はディストリビュータで、このディストリビュータ4
にはクランク角センサ5〜7が設けられている。
クランク角センサ5は気筒判別用であり、この4@l!
関が6気筒であるとすると、ディストリビュータ軸が1
回転する毎、すなわちクランク軸が2回転する毎(72
0’CA毎)に1つのパルスを発生する。その発生位置
は1例えば第1気筒の上死点に設定される。
クランク角センサ6は、ディストリビュータ軸が1回転
する間に6個のパルス、したがってクランク角120″
′毎に1個のパルスを発生する。
さらに、クランク角センサ7はクランク角度2゜毎にパ
ルスを発生し、そのパルスはクランク軸の回転角度をカ
ウントするために用られる。
これらのノックセンサ2及びクランク角センサ5〜7か
らの電気信号は、制御回路10に入力される。この制御
回路10にはさらに、機関の吸気通路11に設けられた
エアフローセンサ12からの吸入空気流量を表わす信号
も入力される。
一方、制御回路10からはイグナイタ13に点火信号が
出力され、そのイグナイタ13によって形成されたスパ
ーク電流が、ディストリビュータ4を介して各気筒の点
火プラグ乙に分配される。
機関には、通常、運転状態パラメータを検出するその他
の種々のセンサが設けられ、また制御回路10は燃料噴
射弁14等の制御をも行うが、それらはこの発明とは直
接関係しないため、以下の説明では全て省略する。
第3図は、第2図の制御回路10の一構成例を示すブロ
ック図である。
この制御回路10において、エアフローセンサ12から
の電圧信号は、バッファ20を介してアナログマルチプ
レクサ21に入力され、マイクロコンピュータ30から
の指示に応じて選択されてA/D変換器22によってデ
ジタル信号(2進信号)に変換された後、入出力ボート
31からマイクロコンピュータ30内に取り込まれる。
クランク角センサ5からのクランク角720゜毎のパル
ス、クランク角センサ6からのクランク角120°毎の
パルス及びクランク角センサ7からのクランク角2°毎
のパルスは、整形回路23を介して入出力ボート32に
入力される。
ノックセンサ2からの検出信号は入力回路24及びA/
D変換器25を介してデジタル信号に変換されて、入出
力ボート32に入力される。
A/D変換器25のA/D変換開始は、入出力ボート3
2及び信号線2日を介してマイクロコンピュータ30か
ら印加されるA/D変換起動信号によって行なわれる。
またA/D変換が終了すると、A/D変換器25は信号
線27及び入出カポ−1−32を介して、マイクロコン
ピュータ30にA/D変換完了通知を行なう。
一方、マイクロコンピュータ′50から、出力ポート3
3を介して駆動回路2日に点火信号が出力されると、こ
れが駆動信号に変換されてイグナイタ13を付勢し、そ
の点火信号の持続時間及び持続時期に応じた点火制御が
行なわれる。
マイクロコンピュータ30は、前述の入出力ポ−ト31
,32.33と、マイクロプロセッサ(MPU)34.
ランダムアクセスメモリ(不揮発性メモリ(NBM)を
含むRAM)35、リードオンリメモリ(ROM)36
、クロック発生回路37及びこれらを接続するバス38
等から主として構成されており、ROM36内に格納さ
れている制御プログラムに従って種々の処理をする一二
二で、この制御回路10によってこの発明による点火時
期制御を行なうための具体的な動作プログラムの説明に
先立って、この発明による点火時期制御の背景及び基本
的な作用について第4図を参照しながら説明する。
第4図は、オクタン価の低い(90RON)レギ′ ニ
ラ−ガソリンを使用した場合(破線)とオクタン価の高
い(98RON)ハイオクガソリンを使用した場合(実
線)の高負荷時における点火時期に対する発生トルクの
特性を示したものである。
レギュラーガソリンの場合はノッキングが発生し易いの
で、MBTよりも遅角側(点ptで示す)で軽微なノッ
キング(トレースノック)が発生する。さらに点火時期
を進めるとMBTがあられれ。
ノッキングがますます激しくなって、やがてトルクが低
下する。
トレースノックが発生する点火時期は、吸気温度と湿度
の変化によっても変動するので、ノッキング判定手段を
持たない装置では余裕をみて遅角側に基本(ベース)点
火時期を設定するのが普通であるが、ノッキング判定手
段を備えて遅角制御を行なう装置にあっては、基本点火
時期はトレースノックが発生する点火時期(P1点)ぎ
りぎりのところに設定される。
そうすることにより、できるだけ出力トルクをかせごう
とする。
ハイオクガソリンの場合は、ノッキングが発生しにくく
なるので、トレースノックが発生する点火時期(点P2
で示す)は、MBT付近又はMBTよりも進角側にある
ハイオクガソリンの使用を前提とした機関では。
トレースノック点がMBTよりも進角側にあるときはM
BTを、遅角側にあるときはトレースノック点を基本点
火時期として与える。
ここで、このような仕様の機関にオクタン価の低いレギ
ュラーガソリンを使用すると1MBTMBT付近時期で
は、ヘビーノック以上のノッキングを生じるので、直ち
に点火時期をリタード(遅角)してP、点まで遅らせる
必要があるが、1点火当り1℃Aのリタード址では、前
述したように23点に達するまで20〜30回転もの間
ノックし続けることになる。
そこで、22点等に対応する第1の基本点火時期テーブ
ルの他に21点に対応する第2の基本点火時期テーブル
をも持ち、例えばMBT付近の点火時期におけるノッキ
ング発生レベルに基づいて使用燃料がハイオクかレギュ
ラーかを判別し、レギュラーであれば直ちに第2の基本
点火時期テーブルを選択して、それをベースに点火時期
補正量を計算していく。
この場合、1気筒でもレギュラーガソリンと判断された
時に、すぐに全気筒のベースとなる基本点火時期テーブ
ルを変更すれば応答性が著しく良くなる。
なお、レギュラーか、ハイオクかの判別結果は、不揮発
生メモリ(N B M)に格納しておいて、例えばレギ
ュラーと判別されていれば、前述の第2の基本点火時期
テーブルを先ず採用するようにする。
次に、前述した第3図の制御回路10のマイクロコンピ
ュータ30によるこの発明に係わる点火時期制御機能を
、第S図及び第6図のフローチャートによって説明する
なおこれは、気筒別に点火時期を制御する場合の例であ
る。
先ず、第5図に示すルーチンは、例えば6気筒内燃機関
の場合、上死点前70° (70°BTDC)の120
6信号(パルス)毎にコールされて実行処理される点火
時期設定ルーチンである。
ステップ■で燃料のオクタン価判別結果を示すフラッグ
FOCTをチェックし、FOCT=1であればハイオク
タン(ハイオクガソリン)と判断し、FOCT=Oなら
ばローオクタン(レギュラーガソリン)と判断する。
そして、FOCT=1ならステップ2でハイオクガソリ
ン使用時の基本点火時期8重をテーブルルックアップし
1次のステップ3で基本点火時期βとしてそのテーブル
ルックアップ値β!を採用する。
また、FOCT=Oの場合は、ステップ4でレギュラー
ガソリン使用時の基本点火時期β0をテーブルルックア
ップし1次のステップ5でβとしてそのβ0を採用する
なお、β0.β1のテーブルルックアップは、機関回転
数Nと機関負荷Qとに基づいて行なわれる〔β0.βr
 = f (N + Q) )。
次に、ステップ6では気筒判別を行なうが、これはクラ
ンク角センサ5,6からの720’毎と120°毎の信
号パルスに基づいて気筒番号(#1〜#6)を識別する
方法が良く知られている。
そして、ステップ7でステップ6の判別結果をチェック
し、そのチェック結果が第1気筒(#1)なら次のステ
ップ8で点火時期α」をα1=β+δ1としくδ1は後
述する符号付き数値)とした後、ステップ9でβ1に基
づく点火制御(各種補正制御を含む)を行なって図示し
ないメインルーチンにリターンする。
なお、ステップ7で第1気筒ではないと判断された後、
ステップlOで第2気fi(#2)と判断されたら、ス
テップ8,9と同様なアルゴリズムの第2気筒用のステ
ップ11.12が実行される。
以下、第3〜第6気筒(#3〜#6)についても同様な
処理が行なわれる。
次に、第6図に示すルーチンは、ノックセンサ2からの
検出信号をA/D変換した直後(40〜50°ATDC
)にコールされて実行処理されるフィードバック制御ル
ーチンである。
先ず、ステップ21では、前述したFOCT=1か否か
を判定し、FOCT= 1であればステップ22で、ハ
イオクガソリン使用の場合のトレースノック相当のスラ
イスレベルSLIを所要のパラメータでテーブルアップ
する。
ここで、第7図に示すように、ハイオクガソリン使用時
(1点鎖線)の1−レースノックとレギュラーガソリン
使用時(実線)のトレースノックとでは、ノッキング発
生レベルが異っているので。
フィードバック制御時のノッキング判定用のスライスレ
ベルSLとして異なるレベルを設定する必要がある。。
なお、ハイオクガソリン使用時のスライスレベルSLI
とレギュラーガソリン使用時のスライスレベルSLOと
の間には、第7図から明らかなように、SLO<SLI
の関係があるが、これはハイオクガソリンの特性の方が
進角側に位置し、燃焼速度が速く燃焼による振動が上乗
せになっているためである。
次に、ステップ23でスライスレベルSLを5L=SL
1とした後、ステップ24でハイオクガソリン使用時の
遅角リミットDLIMIT1を所要のパラメータでテー
ブルルックアップして1次のステップ25で遅角リミッ
トDLをDLIMIT 1とする。
遅角リミットは、ノッキング信号に電気ノイズ等が乗っ
て見かけ上ノックしていると判断された場合の遅角限度
値として必要であり、これがないとノイズが乗った時に
大幅なトルク低下を来たす。
ステップ21でFOCT=Oのレギュラーガソリン使用
の場合は、ステップ22〜25のアルゴリズムと同様な
ステップ26〜29の各処理(但し、この場合のスライ
スレベルSLはSLIで、遅角リミットD LはDl、
IMIT Oとなる)を行なう。
ステップ30では、使用ガソリンのオクタン価の判別を
行なうためのレベルLのテーブルルックアップを行なう
このテーブルルックアップは1機関回転数Nと点火時期
αn(α1〜α6)とによる L=fu n c (αn、N)で行なわれる。第7図
にはこのLをNが一定の場合のサンプルとして示してい
る。
なお、この第7図に示すように、レギュラーとハイオク
の各ノッキング発生レベル特性GOと01の中央値をL
として採用すれば、ハイオク。
レギュラー両者の混合状態のガソリンの場合にも対応で
きる。
ステップ31では、第5図のステップ6と同様な気筒判
別を行ない1次のステップ32では第1気筒(#1)か
否かのチェックを行なう。
ステップ32で第1気筒と判断されたら、ステップ33
で第3図の入力回路24を介して得られるノッキング信
号のA/D変換をA/D変換器25に行なわせ、それを
第1気筒のノッキング発生レベルに、としてRAM35
に格納する。
そして、ステップ34で、そのノッキング発生レベルに
、を前述したオクタン価判別レベルLと比較し、K、≧
Lならばレギュラーガソリン使用と判断して、ステップ
35でフラッグFOCTを=rO」にし、K+<Lなら
ばハイオクガソリン使用と判断して、ステップ36でF
OCTを「1」にする。
次にステップ37では、ノッキング発生レベルに、とス
ライスレベルSLと比較し、に1≧SLならばノッキン
グが発生していると判断して1゜遅角(リタード)する
。すなわち、第1の点火時期α工の補正量δ!をステッ
プ38でδ1−1゜とする。
また、に+<SLならばノッキング未発生と判断して、
ステップ39でδ1を δ、+0.1’にして進角補正
する。ここで61は、0から負の値をとるように設定す
る。すなわち、最大進角リミットはベーステーブルの値
(δ1=0)とし、遅角リミット(D L)は前述した
ように別途設ける。
そして、ステップ40.41では、δ1 < D Lな
らδ、=DLとし、δ1≧DLならδ1をそのままにし
て図示しないメインルーチンにリターンする。また、ス
テップ42.43では、δ+ > O’ならδ1=0″
とし、δ1≦0″′ならδ1をそのままにして、やはり
図示しないメインルーチンにリターンする。
ステップ32で第1気筒ではないと判断された時には、
ステップ44に進んで点火気筒が第2気筒(#2)かど
うかをチェックし、第2気筒と判断された場合には、ス
テップ33〜43と同様なアルゴリズムの第2気筒用の
ステップ45〜55の処理が行なわれる。
以ド、第3〜第6気筒(#3〜#6)についても同様の
処理が行なわれる。
なお、例えばハイオクガソリン用基本点火時期β1の演
算は、レギュラーガソリン用基本点火時期β0の演算結
果と予め設定した値との和をとる形で行なっても良い。
〔効 果〕
以上説明してきたように、この発明によれば。
高オクタン価の燃料用の基本点火時期の演算と杼道オク
タン価の燃料用の基本点大時期の演算とを。
ノンキング発生レベルに基づいて使用燃料のオクタン価
を判別した結果によって選択して、基本点火時期とする
ようにしたので、オクタン価が変化しても迅°速にノッ
キング発生レベルを抑えながら、最大トルクが得られる
点火時期に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による点火時期制御装置の基本構成を
示す機能ブロック図、 第2図はこの発明の一実施例を示す内燃機関の要部構成
図、 第3図は第2図における制御回路10の構成例を示すブ
ロック図。 第4図はこの発明の詳細な説明に供する線図、第5図及
び第6図は夫々第3図のMPU34が実行するこの発明
に係わるプログラムを示すフロー図、 第7図は点火時期とノッキング発生レベルとスライスレ
ベルとオクタン価判別レベルの関係を示す線図。 第8図高負荷条件と低負荷条件での点火時期と発生トル
クとの関係を示す線図である。 2・・・ノックセンサ      3・・・点火プラグ
4・・・ディストリビュータ 5〜7・・・クランク角センサ  10・・・制御回路
12・・・エアフローセンサ   13・・・イグナイ
タ14・・・燃料噴射弁 30・・・マイクロコンピュータ 第3図 第4図 7′ 遅     点火時期      進 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機関の運転条件に応じて定まる基本点火時期をノッ
    キングの発生の有無に応じて補正するようにした内燃機
    関の点火時期制御装置において、普通オクタン価の燃料
    用の前記基本点火時期を演算する第1の基本点火時期演
    算手段と、 高オクタン価の燃料用の前記基本点火時期を演算する第
    2の基本点火時期演算手段と、 ノッキング発生レベル及び運転条件に基づいて使用燃料
    のオクタン価を判別するオクタン価判別手段と、 このオクタン価判別手段の判別結果に基づいて、前記第
    1、第2の基本点火時期演算手段の何れか一方の演算結
    果を選択する基本点火時期選択手段とを設けたことを特
    徴とする内燃機関の点火時期制御装置。
JP24632585A 1985-11-05 1985-11-05 内燃機関の点火時期制御装置 Pending JPS62107274A (ja)

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Cited By (5)

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