JPH01285511A - 物品仕分け設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多品種少量品を取り扱う物流、例えば化粧
品、薬品、衣料、電気部品、自動車部品。

各種キャラクタ商品、書籍等の物流過程において、店別
に品種および数量を仕分けする場合等に使用するバッチ
ピッキング方式の物品仕分は設備に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、物流センタにおける仕分は方法として、店別ピッ
キング方式と、バッチピッキング方式とが採用されてい
る０両方式を併用する場合もある。

店別ピッキング方式は、品種別に物品を収納する保管棚
をコンベヤに沿って並べ、このコンベヤに流す店別のコ
ンテナに前記保管棚から各品種の物品を直接に入れる方
式である。

バッチピッキング方式は、例えば数十店分まとめて保管
棚から台車上のバスケット等に各品種の物品を集約ピッ
キングし、これを仕分は柵に品種別に並べた後、店別に
２次ピッキングする方式である０、前記集約ピッキング
は、バッチ単位ごとに品種および数量を示した伝票を見
て行う、２次ピッキングは、店別の伝票を見て行う。

ピッキングの能率化を図る仕分は設備は、種々Ｍｌ案さ
れている。第８図はその一例である（実開昭６２−１４
４２１１号公報）、これは、保管棚　。

８１を無端の軌道８３に沿って回動駆動し、所定位置の
ガイド盤８４から物品８２をピッキングするものである
。ガイドｇ１８４には保管棚８１の列および段を各々示
すピッキング位置指示用の表示ランプ８６．８５が設け
である。

この他に、例えば特開昭５７−１４５７０４号公報に示
すように、保管棚の各区画ごとに、その区画内の各棚部
のピッキングを指示するアイテム表示ランプと、ピッキ
ング個数を示すデジタル表示器とを設けたものも捷案さ
れている。

〔発明が解決しようとする課題〕 前記店別ピッキング方式は、品種が少ない場合は能率が
良いが、多品種少量の場合は能率が悪い。

すなわち、多品種であるため保管棚の棚部が多く、広範
囲でピッキングしなくてはならず、歩行距離が長くなる
。そのため、長い距離を歩行して少量の物品を何回も取
りに行くことになり、時間がかかる。

第８図の保管［８１を回動式としたものは、作業者が歩
く必要がなく、能率化が図れる。しかし、全個数の保管
棚８１を回動させるものであるため、設備が非常に大掛
かりとなり、設備コストが高くなる。また、店別のピッ
キングごとに重い保管棚８１を移動させるので、電力消
費量が非常に大きい。

前記の保管棚にデジタル表示器を設けたものは、伝票を
使用する場合に比べて確認が容易で、ピッキングミスの
減少を図ることができる。しかし、作業者が歩いて何度
も往復することは避けられず、また保管棚の各部に表示
器を設けるため、表示器の個数が非常に多く、設備コス
トが高くなる。

バッチピッキング方式は、まとめてピッキングするので
多品種少量品の場合にも歩行が少なくて済み、店別ピッ
キングに比べて能率が良い。

しかし、従来のバッチピッキング方式は、集約ピッキン
グした物品を仕分は棚に並べ、この仕分は棚から店別の
コンテナに２次ピッキングする必要がある。保管棚から
バスケットに集約ピッキングするとき、１回の歩行時に
できるだけ多くの物品をピッキングするためにバスケッ
トには収納区画を設けないで収納していた。このため、
前記の仕分は棚に並べるときには品種ごとに並べ直す必
要がある。このように、再度品種別に仕分けするため、
時間を要し、能率が悪い。

また、仕分は棚から店別に仕分けする場合に、作業者は
、伝票を見て取出すべき物品を知ってからその物品の配
置箇所を探し、物品を確認し、数量を伝票で読み取りピ
ッキングする。そのため、探索および数量の確認に時間
がかかり、しかもミスの率が高い、物品によっては外形
がほとんど同じでラベルの品番のみが異なるようなもの
があり、このような物品の場合には探索時間がさらに増
加し、かつミスも多くなる。

また、集約伝票と店別伝票との２種類の伝票が必要とな
り、伝票作成作業や管理に手間がかかるという問題点が
ある。

この発明の目的は、多品種少量品の仕分けをバッチピッ
キング方式で行うにつき、能率と仕分は精度の向上が図
れ、かつ伝票が省略できる簡単な構造の物品仕分は設備
を提供することである。

（４１題を解決するための手段〕 この発明の物品仕分は設備は、保管棚から集約ピッキン
グした物品を収納する可搬収納手段として、品種別に収
納する複数の収納区画を有するものを用いる。また、所
定位置にガイド盤を設置し、前記可搬収納手段の前記収
納区画の開口を対向させるガイド窓を前記ガイド盤に設
ける。このガイド盤に、前記可搬収納手段のピッキング
する収納区画の位置およびピッキング数量を表示する表
示器を設け、かつ終了スイッチを設ける。この表示器に
表示信号を出力する制御装置は、前記終了スイッチの入
力により表示信号を更新するものとする。

前記表示器は、各収納区画に対して個別に設け、各々の
表示器がピッキング数量を表示するものとしても良い、
また、前記表示器は収納区画の位置を示す手段と数量を
示す手段とを別々に設け、数量を表示する手段はガイド
盤の一箇所にのみ設けても良い。

〔作用〕

この発明の構成によると、次のように仕分けが行える。

まず、保管棚から可搬収納手段に集約ピッキングを行う
、このとき、可搬収納手段の各収納区画に品種別に収納
する。集約ピッキングの指示は、伝票やその他の適宜の
手段で行う、可搬収納手段をガイド盤まで運び、可搬収
納手段の収納区画をガイド盤のガイド窓に対向させる。

ガイド盤の表示器の指示に従い、可搬収納手段の収納物
品を店別コンテナ等の個別コンテナに２次ピッキングす
る。１つの個別コンテナに対するピッキングが終わると
、終了スイッチを入れる。これにより表示器が次の店等
に対応した表示に更新するので、更新された表示にした
がって次の個別コンテナへのピッキングを行う。

〔実施例〕

この発明の一実施例を第１図ないし第７図に基づいて説
明する。

第１図は全体の概略平面図である。保管棚１ａは物品を
品種別に収納して保管するものであり、多数個差べて保
管棚列ｌとする。保管棚列ｌは、可搬収納手段であるピ
ッキング台車２が通れる通路を介して多数列平行に配列
する。中間の保管棚列ｌは、保管棚１ａを背合わせとし
て２列に配列しである。ピッキング台車２は、作業者６
が押して移動させるものである。コンベヤ４は、店別の
コンテナ５を搬送するものである。コンベヤ４の近傍に
位置して、４台のピッキング台車２を並べて沿わせるガ
イド盤３を設置しである。

保管棚１ａは、第６図に示すように、各段ごとに仕切り
板４０で仕切った棚部１．・・・１．・・・ｌ。

を有し、各棚部１．−１．に物品Ｍを品種別に収納する
。

第５図に示すように、コンベヤ４は駆動装置４ａで駆動
されるローラコンベヤからなる。コンテナ５は、上面が
開放された箱状のものであり、物品Ｍを収納する。

第２図に示すように、ピッキング台車２は、縦横の仕切
り板？ａ、７ｂで仕切った複数の収納区画７を有し、下
部に予備収納区画８を設けである。

ピッキング台車２のキャスタ９は、ローラ軸を任意方向
に変えることのできるものである。１５は作業者６が押
す把手である。

第３図はガイド盤３を示す、ガイド盤３は、上下４段に
ガイド窓１０を有し、各段のガイド窓ｌＯの上方の横桟
１１に複数の表示器１２と終了スイッチ１３とを設けで
ある。１４はガイド盤３の脚部である。ガイド窓１０は
、第４図に示すようにピッキング台車２の各段の収納区
画７と整合するものであり、表示器１２および終了スイ
ッチ１３は各収納区画７と対応して設けである０表示器
１２は数字を表示するデジタル表示器である。

表示器１２および終了スイッチ１３は制御装置（図示せ
ず）に接続しである。制御装置は、ピッキング台車２の
各収納区画７の品種データと店別ピッキングデータに基
づいて表示器１２に表示信号を出力するものであり、終
了スイッチ１３の入力により表示器１２の表示を更新さ
せる。また、制御装置は、店別ピッキングする各品種の
個数を表示器１２に表示させる。

つぎに、この設備による仕分は方法を説明する。

まず、全体の概略を説明する。第１図に示すように、ピ
ッキング台車２を作業者６が押して保管棚列１間の通路
を移動させながら、保管棚１ａから物品を集約ピッキン
グする。この集約ピッキングは、後述の集約ピッキング
伝票に従って行う、ピッキングした物品は、ピッキング
台車２の収納区画７に予め定めた順に収納する。その際
、物品の個数が多く、とッキング台車２の収納区画７の
収納スペースが足りないときは、その足りない分だけ予
備収納区画８に収納する。

この実施例のように複数のピッキング台車２を用いる場
合は、各作業者が担当する保管棚列ｌの区画を決めてお
く０例えば、同図に矢印で示すように、各作業者６が保
管棚列１間の通路をコンベヤ４側からＵ字状に移動する
ように担当する。

集約ピッキングが終了すると、ガイド盤２の後方の待機
位置Ｑにピッキング台車２を待機させ、その後ガイド盤
２の後面にピッキング台車２を並べる。ここで、後述の
ように検品をした後、２次ビシキングすなわち店別のピ
ッキングを行う０店別のピッキングは、ガイド盤２の前
方から表示器１２の支持によりピッキング台車２の物品
を取り出し、コンベヤ４の店別のコンテナ５に収納する
ことにより行う。

ピッキング台車２は、４台ずつ３Ｍみ準備し、１組みの
ピッキング台車２で保管棚１ａから集約ピッキングを行
っている間に、他のＩｖｉみのピッキング台車２をガイ
ド盤３に沿わせて店別のピッキングを行う、残り１組み
のピッキング台車２は、待機位置Ｑに待機させる。

第７図は集約ピッキング伝票１７を示す、集約ピッキン
グ伝票１７は、バッチ単位でピッキング台車ごとに準備
してあり、ピッキング台車磁およびバッチ胤を示した表
題部１７ａと、ピッキング台車２の収納区画番号、保管
１１１ａの棚部アドレス、ピッキング数量の各項目の表
示１７ｂ〜１７ｄと、これらに対応した表示１７ｅ〜１
７ｇが施しである。なお、集約ピッキング伝票１７は、
さらに品番を棚部アドレスに対応して数量と併記するよ
うにしても良い。

検品および店別ピッキングについて説明する。

前記のようにガイド盤３の後面にピッキング台車２を配
置すると、ガイド盤３の各表示器１２は、各収納区画７
ごとにその収納区画７に集約ピッキングによって収納す
べき物品の個数を表示する。

この表示に従い、収納区画７内に所定の物品が所定数置
有るか否かを調べる。

検品が終わると、各表示器１２は、最初の店別コンテナ
５にピッキングする個数を表示する。この表示により、
ピッキングすべき収納区画７の箇所とピッキング個数が
わかるので、作業者６は表示にしたがって収納区画７の
物品をガイド盤３のガイド窓１０から取出し、コンベヤ
４上のコンテナ５に収納する。１つのコンテナ５に対す
るピッキングが終了すると、終了スイッチ１３を入れる
。

これにより、表示器１２は次のコンテナ５にピッキング
すべき個数を表示する。このようにして、店別のとッキ
ングを行い、１回のバッチ単位の店別ピッキングが終わ
ると、ガイド盤３のピッキング台車２を入れ換え、次の
バッチ単位の店別ピッキングを行う。

この物品仕分は設備によると、ピッキング台車２に品種
別に物品を収納する複数の収納区画７を設け、とッキン
グ台車２を店別ピッキングを行うときの仕分は棚として
利用するようにしたので、店別にピッキングする前に品
種別に並べ直す作業が不要となり、工程が短縮されて作
業量が大幅に削減され、作業時間が短縮される。

また、ガイド盤３を設け、ピッキング台車２の収納区画
７にとッキング指示する表示器１２を設けたので、表示
器１２で指示された収納区画７から指示された個数だけ
取出せば良く、従来の店別伝票から取出すべき物品を知
って探索する作業が不要となる。そのため、ピッキング
時間が短縮され、かつピッキングミスが防止できる０表
示器１２は、この実施例では各収納区画７の近傍に個別
に設けであるので、ピッキングする収納区画７の位置と
ピッキング個数が一目でわかり、より一層ピッキング能
率が向上する。このように、表示器１２で店別ピッキン
グの表示を行うので、店別の伝票も不要となる。

前記の検品の工程でも、表示器１２で表示するため、店
別のピッキングのときと同様に、検品の能率の向上およ
びミス防止が図れる。ガイド盤３は店別のとッキングの
表示と検品の表示を兼用するので、別々に設ける場合に
比べて構造が簡単である。

ガイド盤３のガイド窓１０は、この実施例では収納区画
７の段ごとに設けであるので、各収納区Ｎ７に個別にガ
イド窓１０を設ける場合に比べて、ピッキング台車２の
ガイド盤３に対する整合精度が要求されず、ピッキング
台車２のセツティングが容易になる。また、ガイド窓間
の仕切り部分が邪魔にならず、ピッキングが容易になる
。

保Ｉｗ棚１ａは、表示手段等が不要であるため、通常の
ものをそのまま利用することができ、またガイド盤３も
１箇所に設ければ良く、多数必要としないので、これら
により構造が簡単で設備コストが安価にできる。

なお、前記実施例では可搬収納手段としてピッキング台
車２を用いたが、小さな物品を取扱う場合は、可搬収納
手段を手で持って運搬する構造のものとしても良い、可
搬収納手段は、収納区画を上向きに開口させた姿勢で運
搬し、ガイド盤３に沿わせるときに前向きに開口するよ
うにしてもよい、また、ピッキング台車２に、集約ピッ
キング用の個数や棚部アドレス等の表示をする表示器を
設けると、集約ピッキング伝票が省略でき、集約ピッキ
ングの能率の向上を図ることができる。

ガイド盤３の表示器１２は、個数と共に物品の品番を表
示できるものとしても良い０品番を表示すると、店別ピ
ッキングや検品のときに物品と収納区画７との対応が明
確になり、作業性が向上するとともに、ミスがより一層
少なくなる。

また、ガイド盤３の表示器１２の代わりに、各収納区画
７に対して設けたピッキング位置指示用のランプと、ガ
イド盤３の一箇所に設けた数量表示手段とでなる表示器
を用いても良い、その場合、１つの収納区画７から取出
すごとに終了スイッチ１３を入れて次の収納区画７から
取り出すべき数量を前記数量表示手段で示すようにする
。終了スイッチ１３は、ガイド盤３に１個だけとしても
良い。

ガイド盤３のガイド窓ｌＯは、各収納区画７ごとに個別
に設けても良く、１台のピッキング台車２に対して１個
だけとしても良い、ガイド窓１０を１個だけとした場合
は、表示器１２は収納区画７の行と列を示すように、ガ
イド盤３の上辺と縦辺に設ける。

〔発明の効果〕

この発明の物品仕分は設備は、保管棚から集約ピッキン
グする可搬収納手段に、品種別に収納する複数の収納区
画を設けたので、可搬収納手段がそのまま２次ピッキン
グを行うときの仕分は棚となる。そのため、２次ピッキ
ングする前に品種別に並べ直す作業が不要となり、工程
が短縮されて作業量が大幅に削減され、作業時間が短縮
される。

また、可搬収納手段の収納区画と整合するガイド窓を有
するガイド盤を設け、これにピッキング指示用の表示器
を設けたので、表示器で指示された収納区画から指示さ
れた個数だけ取出せば良く、従来の店別伝票から取出す
べき物品を知って収納場所を探索する作業が不要となる
。そのため、ピッキング時間が短縮され、かつピッキン
グミスが防止でき、２次ピッキングの伝票も不要になる
。

さらに、保管棚は表示器等を必要としないので、通常の
ものをそのまま利用することができる。また、ガイド盤
は１箇所に設ければ良く、多数必要としないので、これ
らにより構造が簡単で設備コストが安価になるという効
果がある。

請求項（２）の発明では、表示器を前記各収納区画に対
して個別に設け、各々の表示器がピッキング数量を表示
するものとしたので、ピッキングする収納区画の位置と
個数が一目でわかり、より一層ピッキング能率が向上す
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の概略平面図、第２図はそ
のピッキング台車の斜視図、第３図は同じくそのガイド
盤の斜視図、第４図は同じくそのガイド盤とピッキング
台車の整合状態の斜視図、第５図は同じくそのコンベヤ
と店別コンテナの斜視図、第６図は同じくその保管棚の
斜視図、第７図は同じくその集約ピッキング伝票の説明
図、第８図は従来例の斜視図である。 ｌ・・・保管棚列、ｌａ・・・保管棚、１＋””ｌ−・
・・棚部、２・・・可搬収納手段であるピッキング台車
、３・・・ガイド盤、４・・・コンベヤ、５・・・店別
のコンテナ、６・・・作業者、７・・・収納区画、１０
・・・ガイド窓、１２・・・表示器、１３・・・終了ス
イッチ］４ 第３図 第４図 第７図 第８図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）品種別に物品を収納する互いに仕切られた複数の
   棚部を有する保管棚と、前記保管棚から集約ピッキング
   した物品を品種別に収納する複数の収納区画を有する可
   搬収納手段と、所定位置に設置されて前記可搬収納手段
   の前記収納区画の開口を対向させるガイド窓を有するガ
   イド盤と、このガイド盤に設けられて前記可搬収納手段
   のピッキングする収納区画の位置およびピッキング数量
   を指示する表示器と、前記ガイド盤に設けた終了スイッ
   チと、前記表示器に表示信号を出力し前記終了スイッチ
   の入力により前記表示信号を更新する制御装置とを備え
   た物品仕分け設備。
2. （２）前記表示器が前記各収納区画に対して個別に設け
   られ、各々の表示器がピッキング数量を表示するもので
   ある請求項（１）のピッキング台車。