JPH01285472A - 弾性履帯の製造法 - Google Patents
弾性履帯の製造法Info
- Publication number
- JPH01285472A JPH01285472A JP11335788A JP11335788A JPH01285472A JP H01285472 A JPH01285472 A JP H01285472A JP 11335788 A JP11335788 A JP 11335788A JP 11335788 A JP11335788 A JP 11335788A JP H01285472 A JPH01285472 A JP H01285472A
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- Japan
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- elastic material
- elastic
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- Pending
Links
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はブルドーザ−、パワーシャベル等の各種土木建
築機材、あるいはトラクター等の農耕用車輌の如き無限
軌道車輌における多数の転輪に掛け廻らされる無端状の
弾性履帯に関し、さらにくわしくは無端状弾性履帯の永
久伸びを減少させるとともに、耐摩耗性と屈曲性を著し
く向上させるようにしたものである。
築機材、あるいはトラクター等の農耕用車輌の如き無限
軌道車輌における多数の転輪に掛け廻らされる無端状の
弾性履帯に関し、さらにくわしくは無端状弾性履帯の永
久伸びを減少させるとともに、耐摩耗性と屈曲性を著し
く向上させるようにしたものである。
（従来の技術）
無限軌道車輌用の履帯は通常多数のリンクと履板とをブ
ツシュおよびピンを介して相互に無端状に連結された鉄
製の構造のものが用いられているために、舗装路面上の
走行に際しては路面損傷を防止すべくゴムやウレタンな
どの弾性可塑材により形成された弾性履帯に履き換える
ことがおこなわれている。
ツシュおよびピンを介して相互に無端状に連結された鉄
製の構造のものが用いられているために、舗装路面上の
走行に際しては路面損傷を防止すべくゴムやウレタンな
どの弾性可塑材により形成された弾性履帯に履き換える
ことがおこなわれている。
この弾性履帯は無限軌道車輌における装着長さに応じて
その全体をウレタンゴム等の溶液によりキャスティング
による一体成形をもって成形されている。
その全体をウレタンゴム等の溶液によりキャスティング
による一体成形をもって成形されている。
（発明が解決しようとする課題）
ところが上記の製法により得られる弾性履帯においては
、素材の硬度を低くすると耐摩耗性と屈曲性の面で良好
となる反面、永久伸び率が大きくなり走行中に脱輪しや
すくなるという問題がある。
、素材の硬度を低くすると耐摩耗性と屈曲性の面で良好
となる反面、永久伸び率が大きくなり走行中に脱輪しや
すくなるという問題がある。
また逆に素材の硬度を高くすると永久伸び率が減少する
反面、耐摩耗性と屈曲性の面で劣るという問題があり、
結局のところ耐摩耗性と屈曲性、そして永久伸びの防止
の面にまですべて良好となる条件を満たすことはできな
い。
反面、耐摩耗性と屈曲性の面で劣るという問題があり、
結局のところ耐摩耗性と屈曲性、そして永久伸びの防止
の面にまですべて良好となる条件を満たすことはできな
い。
（課題を解決するための手段）
本発明は上記した従来技術における問題点を解決し、弾
性履帯における耐摩耗性と屈曲性の向上と、永久伸び率
の減少とを兼備できる製法を提供するものであって、具
体的には各転輪に対し無端状に掛け廻らされ、しかもそ
の噛合部を駆動輪に噛合させて走行させる無限軌道車輌
用の弾性履帯を製造するに際し、比較的硬度の高い弾性
材により芯材を成形する第１の工程と、第１の工程終了
後に比較的硬度の低い弾性材により前記芯材を中心とし
、そのまわりに履帯の主体部を成形する第２の工程とか
らなる弾性履帯の製造法に関する。
性履帯における耐摩耗性と屈曲性の向上と、永久伸び率
の減少とを兼備できる製法を提供するものであって、具
体的には各転輪に対し無端状に掛け廻らされ、しかもそ
の噛合部を駆動輪に噛合させて走行させる無限軌道車輌
用の弾性履帯を製造するに際し、比較的硬度の高い弾性
材により芯材を成形する第１の工程と、第１の工程終了
後に比較的硬度の低い弾性材により前記芯材を中心とし
、そのまわりに履帯の主体部を成形する第２の工程とか
らなる弾性履帯の製造法に関する。
（作 用）
上記の製造法による場合、比較的硬度の高い弾性材によ
り芯材を成形する工程と、該工程の終了後に上記芯材を
中心とし、そのまわりに履帯の主体部を成形する工程と
からなるために、芯材部分は硬度が高くなり履帯全体の
永久伸びを著しく減少させる反面、芯材部を除いたその
まわりの履帯の主体部は硬度が低くなり、履帯の耐摩耗
性と屈曲性を良好にすることができる。
り芯材を成形する工程と、該工程の終了後に上記芯材を
中心とし、そのまわりに履帯の主体部を成形する工程と
からなるために、芯材部分は硬度が高くなり履帯全体の
永久伸びを著しく減少させる反面、芯材部を除いたその
まわりの履帯の主体部は硬度が低くなり、履帯の耐摩耗
性と屈曲性を良好にすることができる。
（実 施 例）
以下において本発明の１実施例により具体的な内容を説
明する。
明する。
図において第１図は無端状に構成された本発明にかかる
弾性履帯の１部のみをその内周側（転輪と接触する側）
からみた平面図、第２図は弾性履帯の外周側（平板部側
）からみた底面図をあられし、１はその全体としての弾
性履帯、２は芯材、３は芯材２を中心とし、そのまわり
に一体成形された主体部をあられす。
弾性履帯の１部のみをその内周側（転輪と接触する側）
からみた平面図、第２図は弾性履帯の外周側（平板部側
）からみた底面図をあられし、１はその全体としての弾
性履帯、２は芯材、３は芯材２を中心とし、そのまわり
に一体成形された主体部をあられす。
芯材２には周方向等間隔毎に泥波き穴４ａが穿設され、
比較的硬度の高いウレタンゴム等の弾性材により構成さ
れる。
比較的硬度の高いウレタンゴム等の弾性材により構成さ
れる。
主体部３は上記した芯材２を中心とし、そのまわりに比
較的硬度の低いウレタンゴム等の弾性材により成形され
るとともに、平面側（転輪に接する内周側）にはその中
央部に一定の間隔を介し、周方向に連続する左右一対の
踏面部５．５が形成され、さらに該踏面部５．５間には
周方向等間隔毎に泥波き穴５ａ・・・が反対側の平板部
６にかけて貫通されており、しかも各泥波き孔５ａ・・
・相互間には駆動用スプロケット（図示省略）と噛合う
噛合部７・・・が形成されている。
較的硬度の低いウレタンゴム等の弾性材により成形され
るとともに、平面側（転輪に接する内周側）にはその中
央部に一定の間隔を介し、周方向に連続する左右一対の
踏面部５．５が形成され、さらに該踏面部５．５間には
周方向等間隔毎に泥波き穴５ａ・・・が反対側の平板部
６にかけて貫通されており、しかも各泥波き孔５ａ・・
・相互間には駆動用スプロケット（図示省略）と噛合う
噛合部７・・・が形成されている。
尚、８は平板部側に等間隔毎に突設されたラグを示す。
（素 材〉
弾性履帯を構成する素材としてはポリエーテルタイプ、
又はポリエステルタイプ、Ｔ、Ｄ、Ｉ系、Ｍ、Ｄ、Ｉ系
、アミン硬化系型、ＯＨ硬化系のウレタンエラストマー
等が用いられ、そのうち芯材用としては、 硬度：９０〜１００（ＪＩＳ、Ａ） 伸び率：１５０〜２５０（％） 永久伸び＝１％以下 履帯の主体部用としては、 硬度ニア０〜９５（ＪＩＳ、Ａ） 伸び率＝４００〜６００（％） のものが選ばれる。
又はポリエステルタイプ、Ｔ、Ｄ、Ｉ系、Ｍ、Ｄ、Ｉ系
、アミン硬化系型、ＯＨ硬化系のウレタンエラストマー
等が用いられ、そのうち芯材用としては、 硬度：９０〜１００（ＪＩＳ、Ａ） 伸び率：１５０〜２５０（％） 永久伸び＝１％以下 履帯の主体部用としては、 硬度ニア０〜９５（ＪＩＳ、Ａ） 伸び率＝４００〜６００（％） のものが選ばれる。
〈第１工程ン
第１工程において芯材を成形する。
芯材の成形は前記した 硬度：９０〜１００（ＪＩｓ、
Ａ） 伸び率＝１５０〜２５０（％） 永久伸び８１
％以下の比較的硬度の高い素材を用い、押出し成形等比
較的低コストの成形手段により無端帯状に成形する。
Ａ） 伸び率＝１５０〜２５０（％） 永久伸び８１
％以下の比較的硬度の高い素材を用い、押出し成形等比
較的低コストの成形手段により無端帯状に成形する。
く第２工程〉
第２工程において履帯の主体部を成形する。
履帯の主体部は前記した 硬度ニア０〜９５ 伸び率：
４００〜６００％の比較的硬度の低い素材を用い、前記
した第１工程により成形された芯材を形枠内に納めた後
、形枠内に主体部の溶融素材を流し込んで芯材のまわり
に接着剤なしに一体に成形する。
４００〜６００％の比較的硬度の低い素材を用い、前記
した第１工程により成形された芯材を形枠内に納めた後
、形枠内に主体部の溶融素材を流し込んで芯材のまわり
に接着剤なしに一体に成形する。
（発明の効果）
本発明は既述した通り、弾性履帯を製造するに際し、比
較的硬度の高い弾性材により芯材を成形する第１の工程
と、第１の工程終了後に比較的硬度の低い弾性材により
前記芯材を中心とし、そのまわりに履帯の主体部を成形
する第２０工程とからなるものであるために、無端状弾
性履帯の永久伸びを減少させるとともに、耐摩耗性と屈
曲性の著しい向上をはかることもでき、機能性に冨みし
かも著しく耐久性を向上させることができる等種々の有
益な効果を奏する。
較的硬度の高い弾性材により芯材を成形する第１の工程
と、第１の工程終了後に比較的硬度の低い弾性材により
前記芯材を中心とし、そのまわりに履帯の主体部を成形
する第２０工程とからなるものであるために、無端状弾
性履帯の永久伸びを減少させるとともに、耐摩耗性と屈
曲性の著しい向上をはかることもでき、機能性に冨みし
かも著しく耐久性を向上させることができる等種々の有
益な効果を奏する。
第１図は無端状に構成された本発明にかかる弾性履帯の
１部のみをその内周側からみた平面図、第２図は弾性腹
帯の外周側からみた底面図、第３図は第１図におけるＡ
−Ａ線矢視方向の断面図、 第４図は第１図におけるＢ−Ｂｌ矢視方向の要部断面図
である。 １・・・・・・弾性履帯 ２・・・・・・芯材３・
・・・・・主体部 ４ａ・・・・・・泥抜き穴５
・・・・・・踏面部 ５ａ・・・・・・泥抜き穴
６・・・・・・平板部 ７・・・・・・噛合部８
・・・・・・ラグ 発明者 小石昭 洋 同 村 １） 辿 也特許出願人
トピー工業株式会社 代理人 弁理士 吉 村 公 −
１部のみをその内周側からみた平面図、第２図は弾性腹
帯の外周側からみた底面図、第３図は第１図におけるＡ
−Ａ線矢視方向の断面図、 第４図は第１図におけるＢ−Ｂｌ矢視方向の要部断面図
である。 １・・・・・・弾性履帯 ２・・・・・・芯材３・
・・・・・主体部 ４ａ・・・・・・泥抜き穴５
・・・・・・踏面部 ５ａ・・・・・・泥抜き穴
６・・・・・・平板部 ７・・・・・・噛合部８
・・・・・・ラグ 発明者 小石昭 洋 同 村 １） 辿 也特許出願人
トピー工業株式会社 代理人 弁理士 吉 村 公 −
Claims (1)
- （１）各転輪に対し無端状に掛け廻され、しかもその噛
合部を駆動輪に噛合させて走行させる無限軌道車輌用の
弾性履帯を製造するに際し、比較的硬度の高い弾性材に
より芯材を成形する第１の工程と、第１の工程終了後に
比較的硬度の低い弾性材により前記芯材を中心とし、そ
のまわりに履帯の主体部を成形する第２の工程とからな
る弾性履帯の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11335788A JPH01285472A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 弾性履帯の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11335788A JPH01285472A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 弾性履帯の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01285472A true JPH01285472A (ja) | 1989-11-16 |
Family
ID=14610228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11335788A Pending JPH01285472A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 弾性履帯の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01285472A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110145314A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-08-20 | 中建隧道建设有限公司 | 一种特大断面暗挖隧道高大核心土拆除的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140662A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-04 | Bridgestone Corp | Highly durable endless tracked vehicle belt |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11335788A patent/JPH01285472A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55140662A (en) * | 1979-04-20 | 1980-11-04 | Bridgestone Corp | Highly durable endless tracked vehicle belt |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110145314A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-08-20 | 中建隧道建设有限公司 | 一种特大断面暗挖隧道高大核心土拆除的方法 |
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