JPH01284177A - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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JPH01284177A
JPH01284177A JP63115776A JP11577688A JPH01284177A JP H01284177 A JPH01284177 A JP H01284177A JP 63115776 A JP63115776 A JP 63115776A JP 11577688 A JP11577688 A JP 11577688A JP H01284177 A JPH01284177 A JP H01284177A
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康之 品田
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坂本 理博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ、デジタル複写機等の原稿画像を
電気的に処理する画像信号処理装置に関し、特に、原稿
画像をイメージセンサにより読取って得た読取信号の不
均一性を補正する画像信号処理装置に関するものである
〔従来の技術〕
従来、ファクシミリ装置や複写機などの様々な画像処理
を電気的に行う装置が知られているが、これらの多(は
原稿を光源により照明してその反射光をCCDセンサ等
のイメージセンサを用いて読み取りを行っている。しか
しながら、蛍光灯などの光源はその全長に渡って均一な
光量を得るのが困難であったり、また口径蝕(vign
etting)に起因するレンズの透光率のかた寄りゃ
受光素子の感度の不均一等により、均一な読取信号が出
力されないことがある。尚、本説明ではこの読取信号の
不均一をシェーデイング歪と呼ぶ。従って、良好な読取
信号を得るために、このシェーデイング歪を電気的に補
正する機構が提案されている。
従来装置は第16図に示すような回路により構成されて
いるものが多い。図において符号301で示すものはC
CDセンサなどのイメージセンサで、原稿からの反射光
が入光される。基本的には原稿あるいはセンサの移動な
どにより順次原稿の所定領域の反射光をイメージセンサ
301に入光し、イメージセンサ301から得られる出
力を増幅器303で増幅した後、コンパレータ317で
可変抵抗315により形成されたスライスレベル値と比
較し、その比較結果を2値化信号として出力する回路で
ある。
ところが、前述のように、光源の発光量のバラツキなど
に起因するシェーデイング歪、あるいはセンサのバラツ
キなどにより読み取り誤差が生じることがあるので、第
16図中央に示すような回路が設けられる。
増幅器303の出力303aはA/D変換器309およ
びピークホールド回路313に入力されており、A/D
変換器309は増幅器303の出力を所定ビット数のデ
ィジタル値に変換してメモリ307に出力するようにな
っている。また、メモリ307内のデータはD/A変換
器311により再びアナログデータに戻すことができる
ようになっている。またピークホールド回路313は読
み取った信号の最大値を保持し、その出力313aはA
/D、D/A変換の基準値としてA/D変換器309、
D/A変換器311に与えられている。D/A変換器3
11でアナログ値に戻された電圧は可変抵抗315に与
えられ、コンパレータ317による2値化の際のスライ
スレベルとして用いられる。
なお、以上のメモリ307、A/D変換器309、D/
A変換器311などのデータ転送はマイクロコンピュー
タなどから構成された読み取り制御部305により制御
される。
以上の構成において、シェーデイング歪およびイメージ
センサ1の各素子の感度のバラツキを補正するには、原
稿画像の読取りに先だってなされるブリスキャンにより
、装置内の所定位置に設けた白色基準板などの白基準面
を走査し、その時のイメージセンサ301の出力をA/
D変換器309によりディジタ、ル化していったんメモ
リ307に記憶させる。そして原稿の読み取りを行なう
時に、メモリ307に格納しておいたデータをD/A変
換器311によりアナログ値に戻し、これを可変抵抗3
15で分圧して2値化のためのスライスレベルとして用
いる。
白基準〜面の読み取りの際にはA/D変換の基準電圧と
して、白基準面の1ラインの最大輝度部に対応したピー
クホールド回路313の出力313aを用いている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕しかしながら、
従来第16図示の構成の如く、プリスキャン時にビデオ
信号をピークホールドしたものを用いてシェーディング
補正データを得る装置において、ピーク値を保持するた
め、ピークホールドの放電時定数は大きく設定されてお
り、そのため充電時定数も、ある程度大きなものとなっ
ていた。またピークホールド用のコンデンサの電位とシ
ェーディング補正データの記憶のタイミングは、特に考
慮されていなかった。また、更に、電源立上時における
コンデンサの電位は不安定なものであった。
従って、プリスキャン時に、コンデンサが充電され、ピ
ークホールドの電位が安定するまで、ある程度の時間が
かかり安定する前にシェーディングデータの記憶動作を
行うと正しい補正データが得られないことがあった。
また、電源立上時にすぐにプリスキャン動作を行ってし
まうと、不安定なピーク値によってシェーディング補正
データを得てしまうため、正しいシェーディング補正が
行われないという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は以上の点に、鑑みてなされたもので、原稿画像
を読取り画像信号を出力する読取手段と、基準面を前記
読取手段により読取ることにより得た基準画像信号のピ
ーク値を保持する保持手段と、前記基準画像信号と前記
ピーク値とに基づいてシェーディング補正用データを形
成する形成手段と、原稿画像を前記読取手段により読取
ることにより得た画像信号を前記シェーディング補正用
データに従って補正する補正手段とを有した画像信号処
理装置であって、前記保持手段により保持されるピーク
値の安定した後に、前記形成手段により形成されたシェ
ーディング補正用データを有効とするものであり、また
装置電源の投入から所定時間後に前記形成手段により形
成されたシェーディング補正用データを有効とするもの
であり、また、前記形成手段により先に形成されたシェ
ーディング補正用データと、それに続けて形成されたシ
ェーディング補正用データが略一致したときのシェーデ
ィング補正用データを有効とするものであり、また前記
保持手段の保持電位をクリアし、その後保持されるピー
ク値に基づいて前記形成手段により形成されたシェーデ
ィング補正用データを有効とするものである。
〔実施例〕 以下、本発明を好ましい実施例構成に基づいて説明する
第2図は本発明に適用される原稿読取装置の概略図であ
る。
図中401は原稿台ガラス、402はハロゲンランプ、
蛍光灯等の棒状光源、403は第1ミラー、404は第
2ミラー、405は第3ミラー、406はレンズ、40
7はCCDラインセンサ等の一次元固体撮像素子(イメ
ージセンサ)、408はシェーディング補正用の基準反
射板である。
原稿読取装置の動作を説明すると、原稿台ガラス401
上に載置された原稿は棒状光源402により照明され原
稿を走査(副走査)する第1ミラー403、第2ミラー
404、第3ミラー405を介してレンズ406により
、イメージセンサ407上に結像される。
イメージセンサ407の主走査方向は図面と垂直な方向
である。
棒状光源402及び第1のミラー403は支持体(不図
示)により一体となっており、案内レール(不図示)に
より図中F方向へ移動しつつ、原稿面を走査する(副走
査)。第2ミラー404、第3ミラー405は支持体(
不図示)により一体となっており、第1ミラー403と
同一方向に、第1ミラー403の移動速度の1/2のス
ピードで案内レール(不図示)上を移動する。
棒状光源402、第1ミラー403、第2ミラー404
、第3ミラー405は夫々、図中点線で示す位置(40
2’ 。
403’ 、404’ 、405’ )まで移動するが
、この時原稿台401からミラー403,404,40
5を通ってレンズ406までの光路長は常に保たれる。
従って、副走査中にイメージセンサ407の受光要素か
らの信号を順序よく読み出すならば、原稿面をラスター
・スキャンした順次信号を得ることができる。
第1図に本発明を適用したシェーディング補正回路の回
路構成を示す。
l、13は電圧比較のコンパレータであり、「+」入力
が「−」入力よりも電圧が高いときはHレベル、逆のと
きはLレベルを出力する。12はOPアンプ、2はダイ
オード、5,10はコンデンサ、3.8.9゜11は抵
抗である。スイッチ4.6.14はコントロール信号(
矢印)がHレベルのときは、図のrHJ側に接続し、L
レベルのときはrLJ側に接続されるスイッチであり、
また、スイッチ7.16はコントロール信号(矢印)が
Hレベルのとき接続し、Lレベルのときは開放となるス
イッチである。
15は半導体メモリRAMでπ/W信号がHレベルのと
きDinへの信号を記憶し、Lレベルのとき記憶したデ
ータをDoutに出力する。17は入力する各画素に対
応したパルス信号26の立上りでDへの入力信号をラッ
チするフリップフロップである。
次に第1図示実施例における動作を説明する。
本実施例における原稿読取装置では、まず、シエーテイ
ング補正用のデータを測定し、記憶するため、イメージ
センサ407による実際の画像読み取り動作を行う前に
、−様な白色である基準反射板408の反射光をイメー
ジセンサ407にて読み取る動作を行う(ブリスキャン
)。
ブリスキャン動作は以下のように行われる。
CODなどのイメージセンサ408によって基準反射板
408を読み取って得られたビデオ信号21はコンパレ
ータlに入力される。コンパレータlは十人力と一人力
を比較してHまたはLレベルを出力する。いま、十人力
の方が電圧が高いとHレベルが出力され、また、スイッ
チ4がL側に接続されているとするとコンデンサ5は充
電されるため、接続点30の電位は上がる。一方、ブリ
スキャン時、信号22はHレベルとなっており、スイッ
チ6がH側に接続され、接続点30の電位がコンパレー
タ1の一人力となっているため、接続点30の電位があ
がり続けて十人力のビデオ信号21より高くなると、コ
ンパレータ1の出力がLとなり、コンデンサ5の電荷は
抵抗3を通して放電する。ここで放電の時定数を充分に
大きくとっておけば、接続点30の電位はビデオ信号2
1の最大値まで上昇し、その値を保持することになる。
以上がピークホールドの動作である。
一方、コンパレータ13の+側にもビデオ信号21が入
力されている。また、スイッチ16のコントロール信号
25は、ラインセンサ出力のlラインの先頭でHレベル
となるので、各ラインの初めでは、OPアンプ12の十
人力がグランドレベルとなってコンパレータ13の一人
力はグランドレベルとなる。
いま、ビデオ信号21が入力されるとコンパレータ13
の十人力の電圧が一人力の電圧より高くなるため、コン
パレータ13はHレベルを出力し、その出力はフリップ
フロップ17によってラッチされる。
ラッチ信号26は前述の如く各画素に対応した一定間隔
のパルス信号で、メモリ15のアドレス信号と同期され
ている。このとき信号22がHであるのでフリップフロ
ップ17のラッチ出力はメモリ15に書きこまれるとと
もにHレベルの信号22によりH側に接続されるスイッ
チ14を通してスイッチ7のコントロール信号27とな
る。
一方、信号27がHであればスイッチ7はONとなるの
でコンデンサ5にピークホールドされた接続点30の電
位がコンデンサ10に充電され、アンプ12の出力すな
わちコンパレータI3の一人力の電位は上がる。コンデ
ンサ10が充電され続けてコンパレータ13の一人力が
ビデオ信号より高(なると、コンパレータ13の出力は
Lとなりフリップフロップ17のラッチ出力がLとなる
。従って、スイッチ7はOFFとなるのでコンデンサ1
0の電荷は抵抗9.8を通して放電し、出力端子24の
電位が下がる。この動作をくりかえすので出力端子24
にはビデオ信号21とほぼ同じ波形があられれる。
また、メモリ15はlラインの先頭から終了までのlラ
イン分のフリップフロップ17の出力を記憶する。
以上でブリスキヤシ動作は終了する。
次に画像読取時には信号22はLになる。
イメージセンサ407から原稿画像を読取って得たビデ
オ信号21が入力されると前記のようにコンデンサ5に
ピーク値がホールドされ、接続点30の電位がスイッチ
7に入力される。信号22がLなのでメモリ15は読み
出しモードであり、また、スイッチ14はL側に接続さ
れているのでスイッチ7はブリスキャン時に記憶されメ
モリ15から読出されるデータにより0N−OFFする
。なおこの場合、データ書き込み時と読み出し時でビデ
オ信号の一ライン内の同一位置は同一アドレスに対応す
るようになっている。したがってスイッチ7の0N−O
FFにより接続点30の電位に基づいてコンデンサ10
が充放電され、端子24にはブリスキャンにより基準反
射板408を読み取ったときと、相似の波形が出力され
る。
また、このときコンパレータlの一人力にはスイッチ6
を介して端子24の波形が入力される。すなわちコンデ
ンサ5はシェーディング補正がされた波形のピーク値を
ピークホールドすることになる。
この様にして得られる端子24の電圧を基準値(REF
)として用い、ビデオ信号21を量子化することにより
簡単にシェーディング補正された2値データDATAが
得られる。例えば、REF信号を抵抗32.33で分圧
し、それをスレショルドレベルとしてコンパレータ33
でビデオ信号21と比較して2値化する。
尚、シェーディング補正の方法としては、2値化のスレ
ショルドレベルを制御する他、ビデオ信号のアナログデ
ジタル変換の基準レベルを端子24の出力により制御し
たり、また、ビデオ信号の増幅用アンプのゲインを端子
24の出力により制御する等積々のものに適用できる。
原稿画像読取時におけるピークホールド動作を以下に説
明する。
いま、ビデオ信号21として第1図示の21のような画
像信号波形が入力されたとすると、コンデンサ5が充電
され、接続点30の電位が上がってゆく。その接続点3
0の電位に対してシェーディング補正がかけられたデー
タが端子24に出力される。
この端子24の出力がスイッチ6を介してコンパレータ
1の一人力となっているため、端子24の出力の方がビ
デオ信号21より低い部分ではコンパレータ1はHレベ
ルを出力し、コンデンサ5は充電され続けるのでピーク
値もあがり続ける。それにともなってシェーディング補
正された波形24のレベルもあがってゆき、シェーディ
ング補正された波形がビデオ信号21よりも低くなる部
分までコンデンサが充電され、そのピーク値にもとづい
てシェーディング補正がなされる。従って、最終的に各
波形は第11図Cのようになる。
以上説明したように、プリスキャン時と画像読取時でピ
ークホールド用のコンパレータlへのリファレンス入力
を切換ることにより、画像信号のレベルが下っても、正
しい基準値を得ることができ、適切な画像データが得ら
れる。
第3図にピークホールドされるビデオ信号21と接続点
30の波形を示す。21(実線)は基準反射板408を
読み取ったときのビデオ信号であり、シェーデイング歪
のため−様な白色の反射板を読み取った場合でも各ライ
ンで読み取り部分の両端の電位が落て、山形の波形とな
っている。点線は接続点30の波形であり、ビデオ信号
の最高部まではコンデンサ5の充電によって電圧が上が
る。ビデオ信号が下がると放電されて電位が下がるが、
放電時定数を大きくとっておけば電位が落る前に次のラ
インのピーク値がくるため、ピーク値を保持できる。
第4図は実際の画像読取時の波形である。信号25は各
ラインの先頭ごとにHレベルになるライン同期信号であ
る。24はピークレベルにメモリ15からの読出しデー
タによりシェーディング補正をかけた波形でビデオ信号
が全白のとき(lライン目)はほぼビデオ信号21と一
致する。2ライン目ではビデオ信号21の最大値が低(
なっているが、前ラインのシェーディング補正された波
形のピーク値をホールドしているため、24 (REF
)はほぼ同じ波形を続けている。
第5図はブリスキャンにおけるシエニデイング補正用デ
ータの測定動作を示す。21(実線)はビデオ信号であ
り、24(点線)はREF出力で、26はフリップフロ
ップ17のラッチ用のパルス信号であり、27はスイッ
チ7のコントロール信号を表す。
まず、ブリスキャン動作について説明すると、いま、へ
の時点ではビデオ信号21の方がREF24よりも高い
のでコンパレータ13の出力(=27)はHレベルにな
り、スイッチ7がONとなってコンデンサlOの充電が
行われREF24は上がる。Bの点でも同様でREF2
4は上がり続ける。Cの点ではREF24の方がビデオ
信号21より高くなっているため出力27はLレベルと
なり、スイッチ7がOFFとなってコンデンサ10は放
電するのでREF22は下がる。以後同様にしてスイッ
チ7の0N−OFFによるコンデンサ10の充放電でビ
デオ信号21の変化に追従したREF波形24をつくる
ことができる。このとき、メモリ15に27のデータを
書きこみ、画像読取時にそのデータでスイッチ7を0N
−OFFすることによりブリスキャン時のREF波形を
再現できる。
ところで、プリスキャン動作の前にコントロール信号2
3をHにしてコンデンサ5をグランドに接続し放電させ
る。これによりブリスキャン時には常にコンデンサ5の
電位はグランドレベルから始まるため正しいピークレベ
ルが得られ、正しいシェーディング補正が行われる。
第6図にブリスキャン時の各部の波形を示す。
プリスキャン前はコンデンサ5の電位31は不定である
。プリスキャン開始とともに信号23をHにするとコン
デンサ5は放電し、グランドレベルとなる。コンデンサ
の放電が充分に行われる期間(ここでは1542分とす
る)の後、信号23をLにすればコンデンサ5は接続点
30と接続され充電されてピークホールド動作にはいる
。尚、信号22は後述の如(ブリスキャン時のみHとな
る。
信号23のタイミングを発生する回路を第7図に示す。
図で41.42はD−フリップフロップで、信号51の
立上りでDをラッチし、Qに出力する。
Cはクリア信号であり、この信号がLになるとQはLに
なる、いまブリスキャン開始信号として信号50に第8
図示のようなパルスを入力する。信号51としてはlラ
インに1回のパルス(例えば第1図の25と同じでよい
)が入力されている。信号50がLになるとフリップフ
ロップ41.42はクリアされ、信号51の1つめのパ
ルスで信号52がHとなり、2つめのパルスで信号53
がHとなる。よって、信号23はブリスキャン開始信号
からlライン分の周期以上の期間、Hレベルとなる。
この第7図示の回路はもちろん一例であり、ブリスキャ
ン開始とともに一定期間コントロール信号23を出すも
のなら、どんなものでもよい、また、クリア期間もコン
デンサの放電により適当な値を選ぶべきもので、本実施
例のようにlライン分に限定されることはない。
この様に、シェーデイング歪測定のためのブリスキャン
に際して、ピーク値保持用のコンデンサ5の放電がなさ
れ、その後、シェーデイング歪の測定が実行されるので
、常に安定したシェーデイング歪の測定がなされ、従っ
て、良好なシェーディング補正が可能となる。
第9図に信号22を発生する回路構成を示す。
61〜64はDタイプフリップフロップで、CがLのと
きはQにLが出力され、CがHのときはトリガ信号(〉
)の立上りによってDの信号をラッチしQに出力する。
65はインバータである。
インバータ65の出力22はメモリ15及びスイッチ6
.14に接続され、スイッチ6.14のコントロール信
号およびメモリ15のリード/ライト信号となる。
第10図にブリスキャンにおける各部の波形を示し、以
下で説明する。21は白色の基準反射板408を読み取
ったときのビデオ波形で−様な反射板を読み取った場合
でも、シェーデイング歪のため−・ラインの両端部では
電位が下がり、゛山形の波形となっている。30はピー
クホールドの電位で、本実施例構成ではブリスキャン開
始(信号70がLになった時点)から1ライン目ではビ
デオ信号21のピーク値まで達せず、3ライン目以降で
はじめて安定したピークホールドとなっている。
いま、ブリスキャン開始信号70がLになると、第9図
のDタイプフリップフロップ61〜64はクリアされ、
各出力QはLレベルとなる。71はラインセンサ出力の
1ラインの先頭でHになるパルスで、例えば前述の信号
25と同じものでよい。この信号71の立上りによりD
−フリップフロップ61〜64は順次Hレベルになるの
で、各フリップフロップの出力は第10図示の72〜7
4のようになり、最終の出力である信号22は第10図
のようにブリスキャン開始信号から3ライン分(以上)
Hレベルとなる。信号22がHレベルの間は、メモリ1
5は書き込みモードとなる。メモリ15のアドレスは1
ラインの先頭ごとにOから始められるので、1゜2ライ
ン目で不正なデータが書きこまれても、3ライン目で正
しいデータを書きなおすことになり、メモリ15には正
しいシェーディング補正データが残される。
尚、本実施例においては、ブリスキャン開始時から3ラ
イン目のデータを補正データとしてメモリ15に残すよ
うにしているが、これはコンデンサ5および抵抗3から
成る充放電の時定数によって決められるもので、限定さ
れるものではない。また、例えば4ライン目を残す場合
フリップフロップ64の後にもう一段り−フリップフロ
ップを追加するだけでよく、時定数に応じて容易に変更
できる。
以上説明したように、カウンタによりタイマーを構成し
、シェーディング補正データの書きこみ期間を設定する
ようにしたことにより、ピーク値の安定した所でシェー
ディング補正データを得られるようになった。
また、充放電の時定数の設定にあわせて容易に期間を変
更できるという利点がある。
また、本実施例ではD−フリップフロップによりカウン
タを構成しタイマとして用いたが、ピークホールド開始
時から一定期間後にメモリのライト信号を出すものであ
ればどんなものでもよく、ソフトウェアによって作られ
るものでもよい。また、メモリ15のデータを逐次書き
なおさせるものでな(とも、例えば第10図の3ライン
目のみメモリ15へのライト信号がHになるような動作
でもよい(ただし、スイッチ6のコントロールは別とす
る)。
また、本実施例では時間により安定するまで待つという
構成であるが、コンデンサの電位検出回路を設けて電位
を監視し、なんらかのアルゴリズムで安定したと判断し
てから、記憶動作を始める方法も考えられる。
以下、安定したシェーデイング歪データの測定のための
他の実施例構成を説明する。
即ち、以上の実施例において、ブリスキャン動作はシス
テムからのブリスキャン開始パルスを入力し、信号22
を一定期間のみHにすることで行われる。そこで、コン
デンサ5の電位が安定するまで、プリスキャン動作を受
けつけないようにするため、例えば第12図のような回
路を第9図のものに代えて設ける。
101は電源スィッチであり、102は電源ONの検知
回路である。103はカウンタで、104は一致回路、
105はD−フリップフロップ、106はANDゲー)
、107はブリスキャン信号22を出力するコントロー
ル回路である。
電源スィッチ101がONされると102はそれを検知
し、パルス信号111を出力する。このパルス信号il
lによりカウンタ103はクリアされ、電源ONととも
に一定周期で発振するクロック112をカウントしはじ
める。−数回路104はカウンタの出力があらかじめ設
定された値となったときにパルス信号113を出力する
。D−フリップフロップ45はパルス信号111によっ
てクリアされてLを出力した後、パルス信号113の立
上りによりD()Tレベル)をラッチしてQに出力する
。フリップフロップのQ出力114がANDゲート10
6に入力されているため、出力114がLの間はブリス
キャン開始パルス115が入力されても出力はLのまま
であり、コントロール回路107は信号22をLレベル
にしたままなのでプリスキャン動作はしない。
一方、一致信号113によってフリップフロップ105
のQ出力114がHになると開始パルス115はそのま
ま出力されるので、プリスキャン開始パルス115によ
ってコントロール回路107はHレベルを一定期間出力
し、プリスキャン動作が行われる。
以上の動作の波形を第13図に示す。30はコンデンサ
5の電位で電源ON直後は不安定である。前記説明した
ようにカウンタ103が一致するまでのあいだプリスキ
ャン開始信号が入力されても、プリスキャンは開始され
ず、一致した後に受は付けるようになっている。
第12図ではカウンタと一致回路を用いたハード構成で
あるが電源ON時から一定時間、CPUによりソフトウ
ェア的にプリスキャン動作を受けつけないものでもよい
また、カウンタのクロックの周波数およびカウンタの一
致数はコンデンサの充放電時定数等によって決められる
ものであって、特に限定はされない。
以上説明したようにタイマを設けて、電源ON時から一
定期間プリスキャン動作を受は付けないようにすること
で、不正なシェーディング補正が行われるのを防ぐこと
ができる。
ところで、前記プリスキャン動作において、各部の波形
は第14図のようになっている。21は基準反射板40
8を読み取ったときのビデオ波形で、−様な白色板を読
み取った場合でも、シェーデイング歪のため、−ライン
の両端部では電位が下がり、山形の波形となっている。
30はピークホールドの電位で、プリスキャン開始から
1ライン目ではピーク値まで達せず、3ライン目以降で
はじめて安定したピークホールドとなる。このため、1
ライン目もしくは2ライン目でシェーディング補正デー
タを得ようとすると正しい値が得られない。
そこで、以下の実施例ではフリップフロップ17の出力
302を前ライン分のデータと比較し、現ラインのシェ
ーディング補正データと前ラインのデータが一致すれば
ピーク信号が安定し、正しい補正データであると判断し
てメモリ15への記憶動作を行うことにする。
即ち、信号22を発生する回路として第9図のものに代
えて第15図に示す回路を用いる。シフトレジスタ24
1によって1ライン分おくれたデータと、現在のフリッ
プフロップ17からのデータを243の一致回路に入力
する。一致回路243は両者が一致した場合、Hを出力
する。カウンタ44はこのHの数を数え、所定値になっ
たところで、パルス信号2344出力する。このカウン
タ244は、1ラインごとにクリアされ、パルス信号は
lライン終了時に出るものとする。245はDタイプフ
リップフロップで、プリスキャン開始信号233によっ
てクリアされたときQにはLが出力され、トリガ信号(
し)の立上りによってDが出力されるので、Hレベルが
出力される。この出力はインバータ246によって反転
されて信号22となる。これは、メモリ15のライト信
号となる。第14図に示すようにプリスキャン開始時か
らデータ一致時まではメモリは書き込みモードとなり、
またlラインの先頭ごとにアドレスはOからスタートす
るのでデータは1ラインごとに書きなおされ、最終的に
データ一致時のデータが残されることになる。読み取り
時にこのデータを用いて、シェーディング補正が行われ
る。
なお、前記一致判断のカウント数は、本来、lライン分
の全ビット数と一致すべきであるが、たとえピーク値が
安定していても全ビットのデータが一致することはむず
かしいと考えられるので適当な値を選ぶとよい。
以上のように、シェーディング補正データが前ラインと
一致するまで記憶動作を完了しないようにしたことで安
定したピーク値で得たシェーディング補正データを記憶
することになり、常に正しいシェーディング補正が行わ
れる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によるとピーク値の安定した
後に形成されたシェーディング補正用データを有効とす
るので、不安定なピーク値に基づいて形成された不適当
なシェーディング補正用データにより不正なシェーディ
ング補正がなされることを防ぐことが可能となり、また
、装置電源の投入から所定時間後に形成されたシェーデ
ィング補正用データを有効とするので、電源投入後の不
安定なピーク値によるシェーディング補正用データの形
成を防止し、良好なシェーディング補正を可能とするも
のであり、また、先に形成されたシェーディング補正用
データとそれに続けて形成されたシェーディング補正用
データが略一致したときのシェーディング補正用データ
を有効とするので、良好なシェーディング補正用データ
によりシェーディング補正を実行可能となり、また、予
め保持電位をクリアし、その後保持されるピーク値に基
づいて形成されたシェーディング補正用データを有効と
するので、常に良好なピーク値の保持がなされ、適正な
シェーディング補正を実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したシェーディング補正回路の構
成を示すブロック図、第2図は原稿読取装置の概略図、
第3図はピークホールド動作を示すタイミングチャート
図、第4図は原稿画像読取動作を示すタイミングチャー
ト図、第5図はシェーディング補正用データの測定動作
を示すタイミングチャート図、第6図はブリスキャン時
の各部波形を示すタイミングチャート図、第7図はリセ
ット信号の発生回路の構成を示すブロック図、第8図は
リセット信号の発生動作のタイミングチャート図、第9
図はブリスキャン信号の発生回路の構成を示すブロック
図、第1θ図はブリスキャン信号の発生動作のタイミン
グチャート図、第11図は原稿読取時におけるピークホ
ールド動作のタイミングチャート図、第12図及び第1
5図はプリスキャン信号の発生回路の他の構成を示すブ
ロック図、第13図及び第14図はブリスキャン信号の
発生動作のタイミングチャート図、第16図は従来の回
路構成を示すブロック図であり、 1.13はコンパレータ、5.10はコンデンサ、4゜
6、 7. 14. 16はスイッチ、17はフリップ
フロップ、15はメモリ、41,42.61〜64はD
−フリップフロップ、43.65はインバータである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像を読取り画像信号を出力する読取手段と
    、基準面を前記読取手段により読取ることにより得た基
    準画像信号のピーク値を保持する保持手段と、前記基準
    画像信号と前記ピーク値とに基づいてシェーディング補
    正用データを形成する形成手段と、原稿画像を前記読取
    手段により読取ることにより得た画像信号を前記シェー
    ディング補正用データに従って補正する補正手段とを有
    し、前記保持手段により保持されるピーク値の安定した
    後に、前記形成手段により形成されたシェーディング補
    正用データを有効とすることを特徴とする画像信号処理
    装置。
  2. (2)原稿画像を読取り画像信号を出力する読取手段と
    、基準面を前記読取手段により読取ることにより得た基
    準画像信号のピーク値を保持する保持手段と、前記基準
    画像信号と前記ピーク値とに基づいてシェーディング補
    正用データを形成する形成手段と、原稿画像を前記読取
    手段により読取ることにより得た画像信号を前記シェー
    ディング補正用データに従って補正する補正手段とを有
    し、装置電源の投入から所定時間後に、前記形成手段に
    より形成されたシェーディング補正用データを有効とす
    ることを特徴とする画像信号処理装置。
  3. (3)原稿画像を読取り画像信号を出力する読取手段と
    、基準面を前記読取手段により読取ることにより得た基
    準画像信号のピーク値を保持する保持手段と、前記基準
    画像信号と前記ピーク値とに基づいてシェーディング補
    正用データを形成する形成手段と、原稿画像を前記読取
    手段により読取ることにより得た画像信号を前記シェー
    ディング補正用データに従って補正する補正手段とを有
    し、前記形成手段により先に形成されたシェーディング
    補正用データとそれに続けて形成されたシェーディング
    補正用データが略一致したときのシェーディング補正用
    データを有効とすることを特徴とする画像信号処理装置
  4. (4)原稿画像を読取り画像信号を出力する読取手段と
    、基準面を前記読取手段により読取ることにより得た基
    準画像信号のピーク値を保持する保持手段と、前記基準
    画像信号と前記ピーク値とに基づいてシェーディング補
    正用データを形成する形成手段と、原稿画像を前記読取
    手段により読取ることにより得た画像信号を前記シェー
    ディング補正用データに従って補正する補正手段とを有
    し、前記保持手段の保持電位をクリアし、その後保持さ
    れるピーク値に基づいて前記形成手段により形成された
    シェーディング補正用データを有効とすることを特徴と
    する画像信号処理装置。
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