JP2575363B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2575363B2
JP2575363B2 JP61192130A JP19213086A JP2575363B2 JP 2575363 B2 JP2575363 B2 JP 2575363B2 JP 61192130 A JP61192130 A JP 61192130A JP 19213086 A JP19213086 A JP 19213086A JP 2575363 B2 JP2575363 B2 JP 2575363B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像読取装置に関し、特に、電気的シェー
ディング補正の改良を図ったものである。
〔従来の技術〕
従来、原稿から画像を読み取る場合、照射する蛍光灯
や、レンズの光量のバラツキで周辺の光量が落ちること
に対応して電気的シェーディング補正が考えられてい
る。
これは、読み取られたビデオ信号を単にピーク値の一
定割合(例えば6割)を基準値にして2値化するのでは
なく、ビデオ波形の光量のバラツキに対応させて、スラ
イスレベルを決定するようにしたものである。
まず、従来の電気的シェーディング補正について説明
する。第3図は従来のシェーディング補正の波形の一例
を示す説明図である。
第3図(A)には、1ラインのビデオ信号の波形(直
流再生した後の波形)と電気的シェーディング補正を行
わなかった時のスライスレベルが図示されている。スラ
イスレベルとしては例えば、ビデオ波形のピーク電圧の
6割程度を考えられている。そして、有効読取幅が図示
した長さであるとする。この時(ア)に示された区間は
実際は、白信号であるが黒信号であると判断されてしま
う。ここで、電気的シェーディング補正を行うことが考
えられる。まず、画像が読取位置にくる前に、全白のビ
デオ信号を読み取り、この波形をメモリに記憶する。そ
して、現在読み取られているビデオ波形のピーク電圧の
6割程度のレベルでメモリに記憶した波形を再現し、こ
れをスライスレベルとする。そうすると、ビデオ波形の
特性を考慮して2値化することが可能になる。第3図
(B)には、1ラインのビデオ信号の波形(直流再生し
た後の波形)と電気的シェーディング補正を行った時の
スライスレベルが図示されている。
ところが、従来は、1枚の原稿画像を読み取る場合に
全白のビデオ信号の記憶(以後、プリスキャンと呼ぶ)
は、1回しか行われていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、読み取られたビデオ波形は、特に低温
時蛍光灯を点灯開始してからの光量分布が変化するため
変動を伴う。このため、画像情報の読み取りを開始する
直前の全白波形をもとにスライスレベルを決定すると、
1枚の画像情報の終わりのほうでは、鮮明に情報を読み
取れないという欠点があった。これは、特に、蛍光灯を
点灯開始した直後が光量分布の変化が大きいためであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記した問題点を解決するためになされた
もので、原稿を照射する光源と、前記光源により照射さ
れた前記原稿を読み取り電気信号に変換する光電変換手
段と、前記原稿の読取位置に配置された基準濃度部材
と、前記光電変換手段により変換された前記電気信号の
シェーディング補正を行う補正手段と、前記光源を点灯
してからの経過時間を計測する計時手段と、前記補正手
段による補正を行うための補正信号を記憶する記憶手段
と、1頁目からn頁目迄の原稿を読み取る際には、前記
記憶手段に記憶されている前記経過時間に応じた複数の
補正信号を用いて前記補正手段が前記電気信号のシェー
ディング補正を行うように制御し、(n+1)頁目以降
の原稿を読み取る際には、前記記憶手段に記憶されてい
る複数の補正信号のなかで前記n頁目の原稿を読み取っ
た際に前記電気信号のシェーディング補正に用いた補正
信号、あるいは前記基準濃度部材をプリスキャンするこ
とで得られる補正信号のいずれか一方を用いて前記補正
手段が前記電気信号のシェーディング補正を行うように
制御する制御手段とを備えたものである。
また、他の発明では、原稿を照射する光源と、前記光
源により照射された前記原稿を読み取り電気信号に変換
する光電変換手段と、前記原稿の読取位置に配置された
基準濃度部材と、前記光電変換手段により変換された前
記電気信号のシェーディング補正を行う補正手段と、前
記光源を点灯してからの経過時間を計測する計時手段
と、前記補正手段による補正を行うための補正信号を記
憶する記憶手段と、1頁目からn頁目迄の原稿を読み取
る際には、前記記憶手段に記憶されている前記経過時間
に応じた複数の補正信号を用いて前記補正手段が前記電
気信号のシェーディング補正を行うように制御し、(n
+1)頁目以降の原稿を読み取る際には、前記記憶手段
に記憶されている複数の補正信号のなかで前記n頁目の
原稿を読み取った際に前記電気信号のシェーディング補
正に用いた補正信号、あるいは前記基準濃度部材をプリ
スキャンすることで得られる補正信号のいずれか一方を
用いて前記補正手段が前記電気信号のシェーディング補
正を行うように制御する制御手段と、前記原稿が前記読
取位置にセットされていることを検出する検出手段とを
備え、前記制御手段は、(n+1)頁目以降の原稿を読
み取る際には、前記検出手段により原稿のセットが検出
された場合には、前記記憶手段に記憶されている複数の
補正信号のなかで前記n頁目の原稿を読み取った際に前
記電気信号のシェーディング補正に用いた補正信号を用
いて前記補正手段が前記電気信号のシェーディング補正
を行い、前記検出手段により原稿のセットが検出されな
い場合には、前記基準濃度部材をプリスキャンすること
で得られる補正データを用いて、前記補正手段が前記電
気信号のシェーディング補正を行うように制御するもの
である。
〔作 用〕
本発明によれば、光源点灯開始直後の光領分布の変化
が激しい1頁目からn頁目迄の情報読取りの場合には、
その光量分布の変化に従いスライスレベルを適切に改め
て決定することができる。そして、スライスレベルの補
正をきめ細かく行えるため、鮮明な読取画像を得ること
ができる。
また、時間の経過で、光源の光量分布の変化が少なく
安定するので、(n+1)頁目以降を読取る際には、記
憶されている複数の補正信号の中でn頁目の原稿を読み
取った際に画像信号のシェーディング補正に用いた補正
信号、あるいは基準濃度部材をプリスキャンすることで
得られる補正信号のいずれか一方を用いてシェーディン
グ補正を行うようにすることができる。
〔実施例〕
以下に、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図(A)は、本発明における画像読取装置の1実
施例を示す説明図である。
第1図(A)において、2はプリスキャンを行う時に
使用する基準の白板であり、基準白板の斜線部側の面は
白くなっている。4は、蛍光灯、6は、原稿、8は、原
稿の先端を検出するセンサDES(ドキュメントエッジセ
ンサ)、10は、原稿がセットされているか否かを検出す
るセンサDS(ドキュメントセンサ)、12は、反射ミラ
ー、14は、蛍光灯,レンズの光量分布のバラツキを機械
的に補正するシェーディング板、16は、レンズ、18は、
イメージセンサであり、本実施例においては、CCDを考
える。CCDの出力信号は信号線18aに出力される。
DES8の上に原稿がセットされていない時には、信号線
8aに信号レベル「0」の信号を出力し、DES8の上に原稿
がセットされている時には、信号線8aに信号レベル
「1」の信号を出力する。DS10の上に原稿がセットされ
ていない時には、信号線10aに信号レベル「0」の信号
を出力し、DS10の上に原稿がセットされている時には、
信号線10aに信号レベル「1」の信号を出力する。
通常、DS10により原稿が原稿台にセットされているか
否かを検出する。そして、ドキュメントをDES8にかかる
までフィードする。そして、プリスキャンを行う。その
後、DES8から、読取位置までの距離は既知であるので、
その長さに相当する分、原稿をフィードし、読取動作を
開始する。
また、最初に、DS10,DES8にも原稿がセットされてい
る時は原稿がどこまで挿入されているかわからないの
で、読取位置に原稿がセットされていて、プリスキャン
を行えないと判断する。
第1図(B)は本発明による画像読取装置の1実施例
を示すブロック図である。
同図において、DES8,DS10,イメージセンサ18は第1図
(A)と同一符号にしてある。
20は、各種のタイミングパルスを発生する回路であ
り、タイミング回路20は、信号線20aに転送パルスφ1,
φ2,シフトパルスSH,リセットパルスRS,サンプリングパ
ルス▲▼、暗時出力がでている間、アクティブとな
る直流再生用信号▲▼,ROMあるいはRAMのアド
レスを指定するアドレス信号を出力する。
22は、C2MOSあるいはTTLのレベルで作ったパルスをCC
Dが駆動できるレベルに変換し、CCDにパルスを供給する
駆動回路、24は、CCD出力のゲインをかせぐ増幅回路で
あり、信号線24aには、増幅されたCCD出力信号が出力さ
れる。
26は、サンプルアンドホールド回路であり、信号線24
aに出力されている信号には、画信号(光信号)以外の
信号、例えば、リセット信号,暗時出力信号が出力され
ているので画信号(光信号)が出力されているタイミン
グで、データをサンプルして、そして、ホールドするサ
ンプルアンドホールド回路である。そして、信号線26a
にはアナログの光信号成分のみが出力される。
28は、信号線26aに出力されている信号の直流成分を
補正し、暗時出力レベルがグランドにくるようにする直
流再生回路であり、信号線28aには、直流再生した波形
が出力される。
30は、信号線28aに出力されている波形のピーク値を
ホールドする回路であり、ピークホールドされた信号が
信号線30aに出力される。
32は、シェーディング補正を行うシェーディング補正
回路、34,50は電圧比較回路、36は遅延回路、38はRAM、
40,46はマルチプレクサ回路、42はROM1、44はROM2、48
は分圧回路、52は信号処理回路、54は制御回路である。
次に、第1図(B)により各部の動作説明を行う。
まず、2頁目以降を読取る場合のプリスキャン動作に
ついて説明する。プリスキャン動作とは、全白のビデオ
波形をRAM38に記憶させることである。そして、このRAM
にたくわえられるデータは、全白信号のビデオ波形を再
現できるものでなくてはならない。例えば、原稿がA3サ
イズの場合、ミリ8本で読みとると、2592ビットのCCD
が必要である。そして、その各ビットに対し、8ビット
のデータを格納すれば、各ビットに対し、256通りのレ
ベルを設定できる。本実施例においては、ピーク電圧を
基にして、ある時定数の充電、放電を繰り返すことによ
り、全白信号のビデオ波形を再現させることを考慮す
る。この場合、2592×1ビットのRAMがあればよい。
まず、信号線54bに信号レベル「0」の信号を出力
し、信号線46aには信号線40aの信号が出力されるセット
をしておく。ここで、信号線54aに信号レベル「1」,
「2」の信号を出力すると、信号線46aには信号線42a,4
4aの信号が出力される。
全白信号のビデオ波形を記憶させる時はまず、信号線
54aにプリスキャン開始パルス▲▼を発生す
る。そうすると、遅延回路36はまず、信号線36aに信号
レベル「1」の信号を出力する。そして、信号線20aにS
Hパルスが2個発生した時、信号線36aに信号レベル
「0」の信号を出力する。ここで、信号線36aに出力さ
れている信号が0である時はRAM38から全白のビデオ波
形を再現するためのデータが、信号線38aに出力され
る。また、信号線36aに出力されている信号が1である
場合は、RAM38が、全白のビデオ波形を再現するための
データを信号線34aから入力する。
プリスキャン開始パルス▲▼が発生し、SH
パルスが発生した後、次にSHパルスが発生するまでの間
のデータ(信号線34aに出力されている)をRAMは入力す
る。
信号線28aには、直流再生した後のビデオ波形、信号
線32aには、ラインの先頭ではグランドレベルの信号が
出力されている。それはすなわちラインの先頭において
は、▲▼により、グランドレベルの信号が出力
されるためである。そして、信号線30aにはピークホー
ルドされた信号が出力されている。電圧比較回路34は信
号線28aに出力されている信号と信号線32aに出力されて
いる信号を入力し、信号線28aに出力されている信号レ
ベルが信号線32aに出力されている信号レベルより大き
い時は、信号線34aに信号レベル「0」の信号を出力す
る。この0という信号が、信号線40aそして信号線46aに
出力されると、シェーディング補正回路32は、充電動作
を行う。また、RAM38も、このデータ「0」の記憶を行
う。ここで、40のマルチプレクサは信号線36aの信号を
入力し、信号レベルが0である時は信号線38aの信号を
信号線40aに出力し、信号線36aの信号レベルが1である
時は、信号線34aの信号を信号線40aに出力する。現在
は、信号線40aには信号線34aの信号が出力されている状
態にある。以後、同様の動作を行い、RAM38は、全白の
ビデオ波形を再現するデータを格納する。
第1図(C)は、プリスキャンする場合の直流再生波
形とRAMに記憶される波形の一例の説明図である。同図
において、例えば、(ア)のポイントにおいては、信号
線28aに出力されている信号が信号線32aに出力されてい
る信号よりも大きいので、RAMには「0」というデータ
が記憶されているとともに、信号線40a、そして信号線4
6aにも信号レベル「0」の信号が出力されるので充電動
作を行う。一方、例えば(イ)のポイントにおいては、
信号線28aに出力されている信号が信号線32aに出力され
ている信号よりも小さいので、RAMには「1」というデ
ータが記憶されるとともに、信号線40a、そして信号線4
6aにも信号レベル「1」の信号が出力されるので放電動
作が行われる。ここで、例えば、A3原稿のビット数は25
92ビットであるので、そのどの位置に対して「0」(す
なわち、充電動作を行う)か「1」(すなわち、放電動
作を行う)かをRAM38は記憶する必要がある。そして、
アドレスデータは、信号線20aに出力されている。
次に、RAM38にたくわえられたデータを出力し、プリ
スキャンする場合に記憶した全白波形の相似波形(ここ
では、今、読み取っている画像のピーク値を考えている
ため、ピーク値は変動する)を信号線32aに出力する方
法について述べる。
まず、制御回路54により信号線54bに信号レベル
「0」の信号を出力し、マルチプレクサ回路46により信
号線46aには、信号線40aの信号を出力する。この時、遅
延回路36からの信号線36aには信号レベル「0」の信号
が出力されるため、マルチプレクサ回路40の出力信号線
40aには、RAM38からの信号線38aの信号が出力される。
そして、1ラインの各ビットに対応し、データ「0」,
データ「1」が出力される。そしてその時、シェーディ
ング補正回路32は、信号線40a、そして信号線46aに出力
されている信号に従って充放電を行うので、シェーディ
ング補正回路32からの信号線32aには、プリスキャンの
場合に記憶した全白波形の相似波形を出力することが可
能になる。すなわち、電気的シェーディング補正が可能
になる。
ROM1,42には蛍光灯を点灯開始してから例えば、5秒
後の全泊波形が記憶されている。このデータは、タイミ
ング回路20から信号線20aに出力されたアドレスデータ
にもとづいてROM1,42から信号線42aに出力される。ROM
1,42から出力される全白波形をもとにスライスレベルを
決定する場合は、制御回路54から信号線54bに信号レベ
ル「1」の信号を出力する。
ROM2,44には、蛍光灯を点灯開始してから例えば、20
秒後の全白波形が記憶されている。このデータは、タイ
ミング回路20から信号線20aに出力されたアドレスデー
タにもとづいてROM2,44から信号線44aに出力される。RO
M2,44から出力される全白波形をもとにスライスレベル
を決定する場合は、制御回路54から信号線54bに信号レ
ベル「2」の信号を出力する。
分圧回路48は、シェーディング補正回路32から信号線
32aに出力されている信号の6割程度の信号を信号線48a
に出力し、スライスレベルを生成する。電圧比較回路50
は、直流再生回路28から信号線28aに出力されている直
流再生した後のビデオ波形と、分圧回路48から信号線48
aに出力されている電気的シェーディング補正を行った
スライスレベルを入力し、2値化を行う。すなわち、直
流再生回路28からの信号線28aの信号レベルが分圧回路4
8からの信号線48aの信号レベルより大きい、つまり白信
号である場合は、信号線50aには、信号レベル「0」の
信号が出力される。また、信号線28aの信号レベルが信
号線48aの信号レベルより小さい、つまり黒信号である
場合は、信号線50aには、信号レベル「1」の信号が出
力される。
信号処理回路52は、電圧比較回路50から信号線50aに
出力されている2値化された信号を入力し、各種の信号
処理を行う。
制御回路54は、1頁目を読取る場合は、読取りを開始
してから最初の20秒までROM1,42に記憶された全白波形
をもとにしてスライスレベルの決定を行い、20秒を経過
した後は、ROM2,44に記憶された全白波形をもとにして
スライスレベルを決定する。そして、次頁目以降を読み
取る場合は、画像読取動作を開始する直前にプリスキャ
ンを行い、その全白波形をもとにしてスライスレベルを
決定する制御を行う。
第2図は、本発明による1実施例の動作制御を示す流
れ図である。
第2図(A)において、ステップS60は、始めを表わ
している。
ステップS62においては、読取動作が選択されたかど
うかが判断される。読取動作が選択されると、ステップ
S64に進む。
ステップS64においては、プリスキャンを行ったか否
かを表わすフラグPRISCNに0をセットする。
ステップS66においては、原稿があるか否かが判断さ
れる。原稿がない場合は、エラー処理(ステップS68)
をした後、ステップS62に進む。原稿がある場合は、ス
テップS70に進む。
ステップS70においては、1頁目であるか否かが判断
される。1頁目であれば、ステップS72に進む。1頁目
でなければ第2図(B)のステップS96に進む。
ステップS72においては、蛍光灯の予熱を開始する。
ステップS74においてはDES8の上に原稿がセットされ
ているか否かが判断される。DES8に原稿がセットされて
いる時はステップS78に進む。DES8に原稿がセットされ
ていない時は、ステップS76に進み読取位置まで原稿を
フィードする。
ステップS78においては、予熱を開始してから4秒が
経過したかどうかが判断される。予熱を開始してから4
秒が経過すると、ステップS80に進む。
ステップS80においては、蛍光灯の点灯を開始する。
ステップS82においては、タイマーT1に20秒をセット
する。
ステップS84においては、3秒待ちをする。
ステップS86においては、制御回路54から信号線54bに
信号レベル「1」の信号を出力し、全白波形としてROM
1,42に記憶されたデータをもとにしてスライスレベルを
決定する。
ステップS87においては、情報の読取を開始する。
ステップS88においては、タイマーT1がタイムオーバ
ーしたかどうかが判断される。タイマーT1がタイムオー
バーすると、ステップS90に進む。
ステップS90においては、制御回路54から信号線54bに
信号レベル「2」の信号を出力し、全白波形としてROM
2,44に記憶されたデータをもとにしてスライスレベルを
決定する。
ステップS92においては、1頁の読取が終了したかど
うかが判断される。1頁の読取りが終了すると、ステッ
プS94に進む。
ステップS94においては、次頁があるか否かが判断さ
れる。次頁がある場合は、ステップS66に進む。次頁が
ない時は、ステップS62に進む。
ステップS96においては、DES8の上に原稿がセットさ
れているか否かが判断される。DES8に原稿がセットされ
ている時はステップS98に進む。DES8に原稿がセットさ
れていない時は、ステップS100に進み、DES8まで原稿を
フィードする。
ステップS98においては、フラグPRISCNが0か、すな
わち、今の読取り動作でプリスキャン動作が行われてい
ないかどうかが判断される。フラグPRISCNが0である時
は、ステップS99に進み、情報の読取りを開始し、ステ
ップS90に進む。フラグPRISCNが0でない時は、ステッ
プS108に進む。
ステップS102においては、制御回路54から信号線54a
にプリスキャン開始パルス▲▼を発生し、プ
リスキャンを行い、ステップS104において、フラグPRIS
CNに1をセットする。
ステップS106においては、読取位置まで原稿をフィー
ドする。
ステップS108においては、制御回路54から信号線54b
に信号レベル「0」の信号を出力し、全白波形としてRA
M38に記憶されたデータをもとにしてスライスレベルを
決定する。
ステップS110においては、情報の読取りを開始する。
次に、ステップS92に進む。
本実施例においては、1頁目を読み取る場合は、複数
のシェーディング歪補正波形を用いて、画像の読取りを
行い、次頁目以降を読み取る場合は、画像読取動作を開
始する直前に記憶された1つのシェーディング歪補正波
形を用いて画像の読取りを行うことを考慮した。
複数のシェーディング歪補正波形を用いて、画像の読
取りを行う頁数としては1頁でなく、最初のn頁(nは
正の整数)としてもよい。
また、1頁目を読み取る場合、所定時間毎にスライス
レベルを決定するために使用するシェーディング歪補正
波形を切り換えることとして、2段階を考えたが、これ
はn段階(nは正の整数)としてもよい。
また、切り換える時間間隔は任意で一定でなくともよ
い。
また、1頁目の読取りを行う場合のスライスレベルを
決定する全白波形の記憶としてROMを考慮したが、RAMと
して所定時間読取動作が行われていない場合、蛍光灯を
点灯してからの所定間隔毎の全白波形をRAMに記憶する
構成とし、そのデータをもとにスライスレベルの決定を
してもよい。
〔発明の効果〕
以上から明らかなように本発明によれば、1頁目から
n頁目迄の原稿を読み取る際、すなわち光源の点灯状態
が安定するまでは、記憶手段に記憶されている経過時間
に応じた複数の補正信号を用いてシェーディング補正を
行うように制御するため、光量分布の変化が激しい点灯
開始直後において、変化に確実に追従したシェーディン
グ補正を行うことができる。また、経年変化による光源
の劣化や使用する環境により、温度と光量の相対関係が
変わった場合にも、その変化に確実に対応し、きめの細
かいシェーディング補正を行うことができるため、鮮明
な読取画像を得ることができる。
また、(n+1)頁目以降の原稿を読み取る際、すな
わち、光源の点灯状態が安定した場合には、記憶手段に
記憶されている複数の補正信号のなかでn頁目の原稿を
読み取った際に画像信号のシェーディング補正に用いた
補正信号、あるいは基準濃度部材をプリスキャンするこ
とで得られる補正信号のいずれか一方を用いてシェーデ
ィング補正を行うため、光源の安定後に最適な方法で、
シェーディング補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明における画像読取装置の1実施例
を示す説明図、第1図(B)は本発明による1実施例の
構成を示すブロック図、第1図(C)は本発明における
読取・記憶波形の一例の説明図、第2図(A),(B)
はそれぞれ本発明による一実施例の動作制御を示す流れ
図、第3図(A),(B)はそれぞれ従来の電気的シェ
ーディング補正の波形の1例を示す説明図である。 2……基準白板、 4……蛍光灯、 6……原稿、 8……ドキュメントエッジセンサ(DES)、 10……ドキュメントセンサ(DS)、 12……反射ミラー、 14……シェーディング板、 16……レンズ、 18……イメージセンサ、 20……タイミング回路、 22……駆動回路、 24……増幅回路、 26……サンプルアンドホールド回路、 28……直流再生回路、 30……ピークホールド回路、 32……シェーディング補正回路、 34,50……電圧比較回路、 36……遅延回路、 38……RAM、 40,46……マルチプレクサ回路、 42……ROM1、 44……ROM2、 48……分圧回路、 52……信号処理回路、 54……制御回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を照射する光源と、 前記光源により照射された前記原稿を読み取り電気信号
    に変換する光電変換手段と、 前記原稿の読取位置に配置された基準濃度部材と、 前記光電変換手段により変換された前記電気信号のシェ
    ーディング補正を行う補正手段と、 前記光源を点灯してからの経過時間を計測する計時手段
    と、 前記補正手段による補正を行うための補正信号を記憶す
    る記憶手段と、 1頁目からn頁目迄の原稿を読み取る際には、前記記憶
    手段に記憶されている前記経過時間に応じた複数の補正
    信号を用いて前記補正手段が前記電気信号のシェーディ
    ング補正を行うように制御し、(n+1)頁目以降の原
    稿を読み取る際には、前記記憶手段に記憶されている複
    数の補正信号のなかで前記n頁目の原稿を読み取った際
    に前記電気信号のシェーディング補正に用いた補正信
    号、あるいは前記基準濃度部材をプリスキャンすること
    で得られる補正信号のいずれか一方を用いて前記補正手
    段が前記電気信号のシェーディング補正を行うように制
    御する制御手段と を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】原稿を照射する光源と、 前記光源により照射された前記原稿を読み取り電気信号
    に変換する光電変換手段と、 前記原稿の読取位置に配置された基準濃度部材と、 前記光電変換手段により変換された前記電気信号のシェ
    ーディング補正を行う補正手段と、 前記光源を点灯してからの経過時間を計測する計時手段
    と、 前記補正手段による補正を行うための補正信号を記憶す
    る記憶手段と、 1頁目からn頁目迄の原稿を読み取る際には、前記記憶
    手段に記憶されている前記経過時間に応じた複数の補正
    信号を用いて前記補正手段が前記電気信号のシェーディ
    ング補正を行うように制御し、(n+1)頁目以降の原
    稿を読み取る際には、前記記憶手段に記憶されている複
    数の補正信号のなかで前記n頁目の原稿を読み取った際
    に前記電気信号のシェーディング補正に用いた補正信
    号、あるいは前記基準濃度部材をプリスキャンすること
    で得られる補正信号のいずれか一方を用いて前記補正手
    段が前記電気信号のシェーディング補正を行うように制
    御する制御手段と、 前記原稿が前記読取位置にセットされていることを検出
    する検出手段とを備え、 (n+1)頁目以降の原稿を読み取る際に、前記検出手
    段により原稿のセットが検出された場合には、前記記憶
    手段に記憶されている複数の補正信号のなかで前記n頁
    目の原稿を読み取った際に前記電気信号のシェーディン
    グ補正に用いた補正信号を用いて前記補正手段が前記電
    気信号のシェーディング補正を行い、前記検出手段によ
    り原稿のセットが検出されない場合には、前記基準濃度
    部材をプリスキャンすることで得られる補正データを用
    いて、前記補正手段が前記電気信号のシェーディング補
    正を行うように制御することを特徴とする画像読取装
    置。
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JPS59214379A (ja) * 1983-05-19 1984-12-04 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 原稿読取装置
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