JPH01284088A - Ｙ／ｃ分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＶＴＲやＴＶなどの複合映像信号を輝度信号と
色信号とに分離する装置に関するものである。

従来の技術 従来のＹ／Ｃ分離装置としては、例えば、特公昭８０−
４７７９３号公報に示されている。

第３図はこの従来のＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示す
ものであり、１は複合映像信号（ＮＴＳＣ又はＰＡＬ信
号）入力端子である。２は複合映像信号の副搬送波付近
を通過させるだめの帯域通過濾波器である。３は帯域通
過濾波器２によって帯域制限された色信号と高周波輝度
信号成分を含む帯域通過信号（先頭走査線要素ＯＨ）で
ある。４は帯域通過信号３を一水平ライン（または、二
水平ライン）遅延させるための遅延線であシ、５は一水
平ライン（または、二水平ライン）遅延した帯域通過信
号（主走査線要素１Ｈ）である。６は帯域通過信号５を
一水平ライン（または、二水平ライン）遅延させるだめ
の遅延線であり、７は遅延線θによって一水平ライン（
または、二水平ライン）遅延した帯域通過信号（遅延走
査線要素２Ｈ）である。８は帯域通過信号５と帯域通過
信号３との相関、および帯域通過信号５と帯域通過信号
７との相関を検出するための相関検出器である。

９は帯域通過信号３と帯域通過信号６を減算するための
減算器であシ、１ｏは帯域通過信号５と帯域通過信号７
とを減算するための減算器である。

１１は減算器９の出力と減算器１０の出力とを加算する
ための加算器である。１２は帯域通過信号５を−カラー
副搬送波期間遅延させるための遅延線であり、１３は遅
延線１２によって遅延された帯域通過信号である。１４
は帯域通過信号５と帯域通過信号１３とｔ比較する比較
器である。１５は相関検出回路８からの制御信号と比較
器１４からの制御信号によって、減算器９の出力と減算
器１ｏの出力と加算器１１の出力とグランドとを切り換
える切シ換え回路である。１６は複合映像信号１を遅延
させるための遅延線である。１７は切り換え回路１６か
ら出力された色信号を出力させるための色信号出力端子
であり、１８は遅延線１ｅから出力された複合映像信号
から色信号１γを減算するための減算器であり、１．９
は減算器１８によって色信号成分が除去された輝度信号
を出力させるだめの輝度信号出力端子である。

以上のように構成された従来のＹ／Ｃ分離装置において
は、帯域通過信号５と帯域通過信号３との相関、および
帯域通過信号６と帯域通過信号７との相関を検出し、帯
域通過信号５と帯域通過信号３と相関があり、かつ、帯
域通過信号５と帯域通過信号７と相関がある場合には色
信号１７の出力として加算器１１の出力（三ライン櫛形
フィルター）を出力し、帯域通過信号５と帯域通過信号
３と相関があシ、帯域通過信号６と帯域通過信号７との
相関がない場合には、減算器９の出力にライン櫛形フィ
ルター）を出力し、帯域通過信号６と帯域通過信号７と
相関があり、帯域通過信号６と帯域通過信号３との相関
がない場合には、減算器１０の出力にライン櫛形フィル
ター）を出力し、帯域通過信号６と帯域通過信号３と相
関がなく、帯域通過信号５と帯域通過信号７との相関が
ない場合には、比較器１４の出力にて切り換え回路１６
を制御し、帯域通過信号６と帯域通過信号１３とが相関
がある場合には色信号とみなして色信号出力端子１７に
帯域通過信号５を出力させ、帯域通過信号６と帯域通過
信号１３とが相関がない場合には輝度信号とみなして色
信号出力端子１７の出力を零にする。このようにして、
色信号出力端子１７からＹ／Ｃ分離された色信号が出力
される。遅延線１６によって、色信号とタイミングが合
わされた複合映像信号１から色信号１７を減算器１８に
て減算することにより、輝度信号が輝度信号出力端子１
９より出力される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、第２図＾に示す
ように搬送波周波数付近の成分を持つ斜めのくさび線が
ある場合や第２図ＣＢ）のように搬送波周波数付近の成
分を持つ格子状の絵の場合に色信号と判断して色信号出
力端子１７に帯域通過信号５を出力し、輝度信号の解像
度を劣化させてしまうという問題点を有していた。

本発明はかかる点に鑑み、相関の弱い複合映像信号が入
力された場合も輝度信号の解像度が劣化しないＹ／Ｃ分
離装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は主走査線要素１Ｈの信号を検出するための検波
回路と前記検波回路によって検出されたレベルと一定の
定数とを比較する比較器と三ライン櫛形フィルターの出
力の帯域を制限する帯域通過濾波器と前記比較器の出力
と相関検出回路の出力とで制御される切り換え回路とを
備えたＹ／Ｃ分離装置である。

作　　用 本発明は前記した構成により、相関がない場合は帯域通
過濾波器によって帯域制限された三ライン櫛形フィルタ
ーの出力かまたは零を色信号出力端子から出力させるこ
とにより相関の弱い信号部でも輝度信号の解像度が劣化
が少ない。

実施例 第１図は本発明の第１の実施例におけるＹ／Ｃ分離装置
のブロック図を示すものである。第１図において、２ｏ
は複合映像信号（Ｎ　Ｔ　Ｓ　Ｃ又はＰＡＬ信号）入力
端子である。２１は複合映像信号の副搬送波付近を通過
させるための帯域通過濾波器である。２２は帯域通過濾
波器２１によって帯域制限された色信号と高周波輝度信
号成分を含む帯域通過信号（先頭走査線要素ＯＨ）であ
る。

２３は帯域通過信号を一水平ライン（または、二水平ラ
イン）遅延させるだめの遅延線であり、２４は一水平ラ
イン（または、二水平ライン）遅延した帯域通過信号（
主走査線要素１Ｈ）である。２５は、帯域通過信号２４
を一水平ライン（丑たは、二水平ライン）遅延させるた
めの遅延線であり、２６は遅延１ｔａ２ｅｓによって、
−水平ライン（または、二水乎ライン）遅延した帯域通
過信号（遅延走査線要素２Ｈ）である。２７は帯域通過
信号２４と帯域通過信号２２との相関、および帯域通過
信号２４と帯域通過信号２６との相関を検出するための
相関検出器である。２８は帯域通過信号２２と帯域通過
信号２４を減算するための減算器であり、２９は帯域通
過信号２４と帯域通過信号２６とを減算するための減算
器である。３０は減算器２８の出力と減算器２９の出力
とを加算するための加算器である。３１は帯域通過信号
２４の信号レベルを検出するための検波回路であシ、３
２は検波回路３１の出力である。３３は検波出力３２と
一定出力にとを比較する比較器である。３４は加算器３
０からの出力の帯域を制限する帯域通過濾波器であシ、
３９は帯域通過濾波器３４からの出力である。３６は帯
域通過信号２２と帯域通過信号２４との相関検出信号で
あり、３６は帯域通過信号２４と帯域通過信号２６との
相関検出信号であり、３７は比較器３３の出力である。

３８は減算器２８の出力であり、４０は減算器２９から
の出力である。４１は複合映像信号２０を遅延させるた
めの遅延線である。４２は出力３５，３６．３７によっ
て制御される切り換え回路であり、４３は切シ換え回路
４２から出力された色信号を出力させるだめの色信号出
力端子であり、４４は遅延線４１から出力された複合映
像信号から色信号４３を減算するための減算器であり、
４６は減算器４４によって色信号成分が除去された輝度
信号を出力させるだめの輝度信号出力端子である。

以上のように構成された本実施例のＹ／Ｃ分離装置につ
いて、以下その動作を説明する。帯域通過信号２４と帯
域通過信号２２との相関、および帯域通過信号２４と帯
域通過信号２６との相関を検出し、帯域通過信号２４と
帯域通過信号２２と相関があり、かつ、帯域通過信号２
４と帯域通過信号２６との相関がある場合には色信号４
３の出力として減算器２８の出力３８、または、減算器
２９の出力にライン櫛形フィルター）を出力し、帯域通
過信号２４と帯域通過信号２２と相関があり、帯域通過
信号２４と帯域通過信号２６との相関がない場合には、
減算器２８の出力にライン櫛形フィルター）を出力し、
帯域通過信号２４と帯域通過信号２６と相関があシ、帯
域通過信号２４と帯域通過信号２２との相関がない場合
には、減算器２９の出力４０にライン櫛形フィルター）
を出力し、帯域通過信号２４と帯域通過信号２２と相関
がなく、帯域通過信号２４と帯域通過信号２６との相関
がない場合には、検波回路３２と定数にとを比較した比
較器３３の出力３７にて切シ換え回路４２を制御し、出
力３２が定数により小さい場合には切り換え回路４２の
出力を零にして色信号出力端子４３から出力させ、出力
３２が定数により大きい場合には切り換え回路４２から
加算器３ｏの出力を帯域通過濾波器３４にて制限した出
力３９を切り換え回路４２から色信号端子４３に出力さ
せる。このようにして、色信号出力端子４３からＹ／Ｃ
分離された色信号が出力される。

遅延線４１によって、色信号とタイミングが合わされた
渡合映像信号２０から色信号４３を減算器４４にて減算
することにより、輝度信号が輝度信号出力端子４５より
出力される。

以上のように本実施例によれば、相関の弱い信号の場合
に、三ライン櫛形フィルターの出力を帯域制限した信号
を出力することにより、解像度の劣化を最小限におさえ
ることができ、さらに主走査線要素１Ｈに副搬送波周波
数成分がない時に色信号出力を零にすることにより三ラ
イン櫛形フィルターによる色にじみを最小限に抑えるこ
とができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、相関の弱い複合映
像信号の場合にも解像度の劣化少ないＹ／Ｃ分離装置を
提供することができ、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例のＹ／Ｃ分離装置のブ
ロック図、第２図は複合映像信号の波形図、第３図は従
来のＹ／Ｃ分離装置のブロック図である。 ３１・・・・・−検波回路、３３・・・・・・比較器、
３４・・・・・・帯域通過濾波器、４２・・・・・・切
り換え回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複合映像信号を輝度信号と色信号とに分離するに際し、
   主走査線要素１Ｈとこの主走査線要素１Ｈより遅延した
   遅延走査線要素２Ｈと主走査線要素１Ｈより進んだ先頭
   走査線要素ＯＨとを作成するための遅延素子と、主走査
   線要素１Ｈと遅延走査線要素２Ｈとの相関を検出し、主
   走査線要素１Ｈと先頭走査線要素ＯＨとの相関を検出す
   る相関検出回路と、主走査線要素１Ｈの副搬送波近傍の
   周波数成分のレベルを検出するための検波回路と、主走
   査線要素１Ｈと先頭走査線要素ＯＨと遅延走査線要素２
   Ｈとの三ライン櫛形フィルターの出力を帯域制限するた
   めの帯域通過濾波器と、前記周波数成分のレベルと一定
   の定数とを比較するための比較器と、前記比較器の出力
   と相関検出回路との出力によって色信号成分を制御する
   切り換え回路とを備えたことを特徴とするＹ／Ｃ分離装
   置。