JPH01283186A - 被熱転写シート - Google Patents

被熱転写シート

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JPH01283186A
JPH01283186A JP63115065A JP11506588A JPH01283186A JP H01283186 A JPH01283186 A JP H01283186A JP 63115065 A JP63115065 A JP 63115065A JP 11506588 A JP11506588 A JP 11506588A JP H01283186 A JPH01283186 A JP H01283186A
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奥村 嘉孝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像信号に応じてサーマルヘッド等の熱によ
り熱転写シートの染料を転移させて記録を行う被熱転写
シートに関する。
(従来の技術) 昇華性染料等の転写を受ける被熱転写シートとして、基
材の表面に飽和ポリエステル樹脂等の塗布層を設けたも
のが知られており、この種の被熱転写シートは、ポリエ
チレンテレフタレート等の表面に染料及びバインダー等
からなる熱転写層が設けられた熱転写シートと併用され
、これらの両シートを熱転写層と受像層が接するように
して重ね合わせ、熱転写シートの背面側から画像情報に
応じた電気信号により制御されて発熱するサーマルヘッ
ド等の点状感熱手段により加熱を行い、熱転写層中の染
料を受像層中に転写させて天然色写真調の画像等を形成
する試みがなされている。
しかしながら、従来から市販されている被熱転写シート
を用いても所望とする良好な画像を得ることは難しく、
特に、階調性のある画像を転写する場合、中間濃度部か
ら高濃度部にかけては転写抜けが発生し易い。
これら、被熱転写シートは、例えば特開昭59−133
092号、59−187892号で提案されているよう
に、受像層表面が平滑であるほど転写効率がよ(、優れ
た画質が得られる。さらには、特開昭61−14439
4号では受像層の下のバリヤー層塗被後の平滑性の良い
ものが望ましい被熱転写シートとして提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 被熱転写シートの基材シートに合成紙を用いる場合は高
品位の画質が得られやすいが、基材シートがパルプ繊維
の絡み合いでできた原紙の場合には、階調性に優れ且つ
転写抜けのない高品位画像を形成しうるちのはまだ得ら
れていない。
本発明は紙を基材シートとする場合に、その物性に注目
することにより、転写抜けがなく、美しい画像を得るこ
とができる被熱転写シートを効率よく提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、基材シート上にバリヤー層及び熱により熱転
写シートから転移する染料を受容して画像を形成するた
めの受像層が順次設けられてなる被熱転写シートにおい
て、該基材シートのバリヤー層を設ける側の平滑度およ
び吸水度が下記条件で測定した場合に各々6%以上及び
1〜30 g / mであることを特徴とする被熱転写
シートである。
〔測定条件〕
平滑度;正反射型平滑度計による測定値。
(20kg/cal加圧下での測定) 吸水度、 JIS P−8140に基づく「紙及び板紙
の吸水度試験方法(コツプ法)」 における5秒値。
(作用) 被熱転写シートとして、紙等の基材にクツション性及び
断熱性に富む平滑なバリヤー層を予め設け、この上に受
像層を形成させることにより熱転写シートとの密着性の
向上、熱ヘツドから与えられる熱信号の高効率化を図る
ことにより、転写抜は及び発色濃度を改良しようという
試みがなされてきた(前述の特開昭6l−144394
)。
この場合、バリヤー層としてポリウレタン、ポリブタジ
ェン、SBR,MBR等のエマルジョンを塗抹すること
が提案されているが、このような合成樹脂層を紙を基材
とする表面に塗被することは実際上かなり困難である。
つまり、これらの水性合成樹脂エマルジョンは紙に塗被
された直後の数秒間に原紙の持つ1〜100μmと大き
い繊維間の空孔に急速に浸透してしまい平滑な塗被層を
得ることができない。また、塗被紙を基材とした場合に
は、合成樹脂エマルジョンは塗被後の乾燥工程の初期に
まず塗被樹脂層の表面が成膜し、次いで内部の水が蒸発
するという段階を経て乾燥が終了する。この場合、前記
の合成樹脂は体質顔料でない為、乾燥時の体積変化が大
きく、水分の蒸発によって塗被直後の表面の平滑性が失
われてしまう。
合成樹脂で、体質顔料となり得る公知のものとしては、
ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリテトラフロロエチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリベン
ゾグアナミン、シリコーン樹脂等の重合体、共重合体が
存在する。これらの体質顔料を添加することにより、バ
リヤー層の平滑化を図ることは、勿論可能である。しか
し、ガラス転位点の高いこれらの樹脂を所望の平滑性が
得られるほど添加すると、その固さのためにクツション
性が失われ、転写シートとの密着性、熱ヘツドの凹凸に
対する追従性が劣るようになり、結果として、完全な転
写抜けの改良にはならない。
本発明者等は、上記のことから、鋭意研究を進めた結果
、クツション性、断熱性及び平滑性に優れたバリヤー層
を得るためには、バリヤー層のみを操作するだけでは十
分ではなく、支持体となる紙基材そのものの表面物性が
重要であることを突きとめ、本発明を完成するに至った
即ち、基材の、バリヤー層と接する側の平滑度が正反射
型平滑度計(20kg/−の加圧時)による測定で6%
以上あり、且つ、JIS −P 8140に基づく「紙
及び板紙の吸水度試験方法(コツプ法)」の5秒値が1
〜30 g / mである時にのみ、極めて階調性に優
れ且つ転写抜けのない被熱転写シートが得られることを
見出した。
次に、本発明で採用した平滑度と吸水度の測定について
以下に詳述する。
−aに、平滑度の測定には、正反射型平滑度計、Bek
k平滑度計、バーカープリントサーフ等の測定器が用い
られるが、本発明者らの詳細な実験の結果、空気漏洩式
のBekk平滑度計、バーカープリントサーフ等では透
気性の影響が加味されるため、性質の大きく異なる基材
の間では、測定値と実際の平滑性の間に正確な相関関係
が成立しない。さらに、本発明の場合のように、熱ヘツ
ド、転写シートとの密着性が重要な場合には正反射型平
滑度計の様に、ある一定圧でガラス表面に押しつけた状
態の平滑性を測定するのが最も合理的な方法であること
が明らかになった。
即ち、基材の、バリヤー層と接する側の平滑度が正反射
型平滑度計で20 kg / ctAの加圧時に6%以
上、より好ましくは7%以上(値が大きい程、平滑性が
良い)であることが、被熱転写シートに必要なバリヤー
層を得るための必要条件であり、これより平滑性が劣る
と、所望とする平滑なバリヤー層は得られない。
また、基材上にバリヤー層塗料が塗被されてから、塗工
機乾燥ゾーンに入り、水が藤発し、塗被層が基材シート
上にセットされるまでの時間は、はんの数秒であり、基
材のサイズ度が低すぎると、この間にバリヤー層塗料の
紙基材中への浸透が進み、平滑なバリヤー層表面を得る
ことができない。
従って、基材のバリヤー層が接する表面は適度なサイズ
度を有していることが重要な要件であることに着目し、
種々検討を重ねた結果、JIS −P8140に基づく
「紙及び板紙の吸水度試験方法(コップ法)」の5秒値
が1〜30 g / n?、より好ましくは3〜20 
g / rr!であることが不可欠条件であることを見
出した。因みに、吸水度が1 g/m以下である場合に
は紙基材とバリヤー層傅液との濡れが不良となり、水性
のバリヤー層塗液がはじかれたり、接着性が低下する等
の難点を有し、30g/m2を越えるとバリヤー層塗液
が紙基材中へ浸透し過ぎて平滑なバリヤー層表面を得る
ことができない。
なお、基材としては、その表面が上記の条件を満たして
いれば特に限定されるものではなく、具体的にはアート
祇、コート紙、軽量コート紙、微塗工祇、キャストコー
ト祇等の光沢タイプ、ダルタイプ、マットタイプ等の塗
被紙、及び上質紙、中質紙、スーパーカレンダー処理紙
等の非塗被紙が適宜使用される。
次に、バリヤー層としては、水溶性合成樹脂の水溶液又
は合成樹脂の水性エマルジョン、水性サスペンションの
何れか一方或いは併用したものを、従来公知の塗被装置
、例えばブレードコーター、エヤーナイフコーター、バ
ーコーター、ロッドブレードコーター、ロールコータ−
、グラビアコーター、カーテンコーター等を適宜使用し
、乾燥後の厚みが3μm以上、好ましくは15〜30μ
mとなるように像被する。また、バリヤー層の形成方法
としでは1層或いは必要に応じて2〜3層に分けて塗被
することもできる。
水溶性合成樹脂としては、ポリアクリルアミド、カルボ
キシル基や水酸基を含む各種の樹脂、例えばカルボキシ
ル基含有ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルア
ルコール、セルロース樹脂等が例示される。
また、水性エマルジョン或いは水性サスペンションを構
成する合成樹脂としては、ポリアクリル酸エステル、ポ
リメタクリル酸エステル1.ポリオレフィン、ポリブタ
ジェン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ポリエステル
等のアルカリ可溶型、アルカリ膨潤型、アルカリ非膨潤
型、変成型の重合体及び共重合体等が使用できる。
受像層は、熱転写シートから転移してくる染料を受容す
る働きをするものであり、具体的には次のような合成樹
脂を用いて構成される。
■ エステル結合を有するもの; ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアク
リレート樹脂、ヒニルトルエンアクリレート樹脂等。
■ ウレタン結合を有するもの。
ポリウレタン樹脂等 ■ アミド結合を有するもの ポリアミド樹脂等 ■ 尿素結合を有するもの 尿素樹脂等 が用いられる。
受像層を形成させる方法としては、上記の如き樹脂の何
れか1種又は2種以上を用いて、バリヤー層の場合と同
様に従来公知の塗被装置を用いて、乾燥後の受像層の厚
みが1μm以上、好ましくは2〜lOμmとなるように
塗被・乾燥される。
(実施例) 以下に、本発明をより具体的に説明するために実施例を
挙げるが、勿論これらに限定されるものではない、また
、例中の「部」及び「%」は特に断らないかぎりそれぞ
れ「重量部」及び「重量%」を示す。
実施例1 晒NKP 30部、晒LKP 70部のパルプ配合に、
ロジンサイズ0.4部、タルク10部、硫酸バンド2.
3部を添加して調製した紙料を、長網抄紙機で乾燥重量
が101g/rrfになるように秒速600 m/分で
抄紙し、サイズプレスにて酸化澱粉の6部濃度溶液を5
On+1/rrf塗被・乾燥後巻き取った。この原紙を
使用して下記条件でスーパーカレンダー処理を行った。
スーパーカレンダー条件; 線圧: 200kg/cn クロムメツキ金属ロール表面温度:25℃通紙速度: 
250m/分 通紙ニップ数:4ニップ 尚、スーパーカレンダー処理後の原紙表面のコツプ吸水
度(5秒値)、正反射型平滑度計による平滑度(20k
g/aJ加圧)はそれぞれ10.4 g/n?、13%
であった。
この原紙の表面に下記条件でバリヤー層を塗被した。
バリヤー要用塗被液として、変成スチレン・ブタジェン
・メチルメタクリレート共重合体ラテックス(商品名:
 JSR−0530、日本合成ゴム■製)90部をミキ
サーで撹拌しながら軽質炭酸カルシウム(商品名:ブリ
リアン) 5−15、白石工業■製)10部を添加し水
を加えて50%とした。さらに、これに酸化澱粉3部(
固形分)、ステアリン酸カルシウム(商品名ニップコー
トClO4、サンノプコ■製)1部を添加し、水を加え
て固形分濃度を47%とした。このようにして調製した
塗被液を、上述の方法で得た原紙表面に乾燥後の厚みが
25μmとなるようにワイヤーバーで塗被・乾燥して、
バリヤー層を設けた。
次いで、このバリヤー層表面に下記条件で受像層を塗被
した。
受像層用塗液は以下のようにして調製した。
ポリエステル樹脂(商品名: Vylon 200 、
■東洋紡製)100部、アミノ変成シリコーン(商品名
:KF−393、信越化学工業■製)0.5部、エポキ
シ変成シリコーン(商品名: X −22−343、信
越化学工業側製)0.5部をメチルエチルケトン/トル
エン(重量比1:1)中にミキサーで撹拌しながら添加
し、固形分濃度15%の受像層用塗液を得た。
これを、バリヤー層の表面に乾燥後の厚みが7μmとな
るようにワイヤーバーで塗被・乾燥した後、下記スーパ
ーカレンダー条件による加圧処理をして熱転写記録用受
像シート(被熱転写シート)を得た。
スーパーカレンダー条件; 線圧: 90kg/ cs クロムメツキ金属ロール表面温度ニア0℃通紙速度:5
m/分 通紙ニップ数:2ニップ 一方、次のようにして熱転写シートを調整した。
昇華性分散染料(商品名: KST −B −136、
日本化薬■製)40部、ヒドロキシエチルセルロース6
0部をメチルエチルケトン/トルエン(重量比1:1)
中にミキサーで撹拌しながら添加し、固形分濃度lO%
の熱転写層形成用インキ組成物を得た。
これを背面に耐熱処理を施した厚み9μmのPETフィ
ルムに、乾燥重量が1 g/mとなるようにワイヤーバ
ーで塗被・乾燥し、熱転写シートを得た。
このようにして得られた熱転写シートを被熱転写シート
に重ね、熱ヘツドにより出力1−/ドツト、パルス幅0
.3〜4.5 m sec、ドツト密度3ドツト/mm
の条件で印字し、目視評価を行った。
得られた結果を表1に示した。
実施例2 晒NKP 80部、晒LKP 20部のパルプ配合に、
ロジンサイズ0.3部、タルク5部、硫酸バンド1.7
部を添加して調製した紙料を、長網抄紙機で乾燥重量が
1部1g/mになるように抄速600m/分で抄紙し、
サイズプレスにて酸化澱粉の6%濃度溶液を15m1/
m塗被・乾燥後巻き取った。この原紙を用いて下記スー
パーカレンダー条件で加圧処理を行った。
スーパーカレンダー条件; 線圧: 60kg/ロ クロムメッキ金属ロール表面温度:25℃通祇速度:5
m/分 通紙ニンブ数:2ニップ 尚、スーパーカレンダー処理後の原紙のコツプ吸水度(
5秒値)、正反射型平滑度計による平滑度(20kg/
cJ加圧)はそれぞれ28.3 g/rrr、 7%で
あった。
次いで、バリヤー層以降の工程については実施例1と同
様にして被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にし
て評価し、その結果を表1に示した。
実施例3 実施例1と同様にして得た原紙に下記の様にして調製し
た塗液を塗被した。
重質炭酸カルシウム(商品名:ソフトン1800、備北
粉化■製)60部、軽質炭酸カルシウム(商品名:ブリ
リアント5−15、白石工業■製)40部、ポリアクリ
ル酸ソーダ0.2部を水中でコーレス分散機により分散
して固形分濃度55%の顔料スラリーを調整した。この
スラリーに酸化澱粉3部(固形分)と変成スチレン・ブ
タジェン共重合体ラテックス(商品名: JSR−06
96、日本合成ゴム■製)12部(固形分)を加え、更
に水を加えて固形分濃度50%の塗液を調整した。
この塗液を実施例1と同じ方法で得た原紙に乾燥後の厚
みが25μmとなるように塗被・乾燥した。
さらに、この塗被紙を用いて下記スーパーカレンダー条
件で加圧処理を行った。
スーパーカレンダー条件; 線圧: 60kg/ cm クロムメツキ金属ロール表面温度:25℃通祇速度:5
m/分 通紙ニップ数:2回 尚、このスーパーカレンダー処理後の塗被紙のコツプ吸
水度(5秒値)、正反射型平滑度計による平滑度(20
kg/cd加圧)はそれぞ泪2.3g/m、16%であ
った。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
実施例4 実施例1と同様にして得た原紙に下記の様に調製した塗
液を塗被した。
カオリン(商品名:ウルトラホワイト−90、EMC社
製)60部、軽質炭酸カルシウム(商品名:ブリリアン
) 5−15、白石工業■製) 40部を水中でコーレ
ス分散機により分散して固形分濃度58%の顔料スラリ
ーを調整した。このスラリーにカゼイン10部(固形分
)、変成スチレン・ブタジェン共重合体ラテックス(商
品名: JSR−0696、日本合成ゴム■製)16部
(固形分)と7水塩硫酸亜鉛3%(固形分)を添加し、
更に水を加えて固形分濃度50%の塗液を調整した。こ
の塗液を実施例1と同じ方法で得た原紙に乾燥後の厚み
が25μmとなるように塗被・乾燥した。更に、この塗
被紙に下記条件でリウェツトキャスト処理を行い、基材
シートを得た。
リウェツトキャスト条件 ; ドラム温度:105℃ プレス圧:100kg/cm 再湿潤液:0.5%ポリエチレンエマルジョン水溶液 また、この塗被紙のりウェットキャスト処理後のコツプ
吸水度(5秒値)、正反射型平滑度計による平滑度(2
0kg/cd加圧)はそれぞれ15.1 g/耐、85
%であった。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
実施例5 実施例1と同様にして得た原紙の表面に下記の方法で調
製したバリヤー層塗液を塗被した。
アクリルラテックス(商品名ニアロンA−102、東亜
合成■製)90部をミキサーで撹拌しながら軽質炭酸カ
ルシウム(商品名:ブリリアント5−15、白石工業■
製) 10部を添加し水を加えて50%とした。さらに
、これに酸化澱粉3部(固形分)、ステアリン酸カルシ
ウム(商品名ニップコートClO4、サンノプコ@製)
1部を添加し、水を加えて固形分濃度47%とした。こ
れを、実施例1と同様の方法で得た基材の表面に乾燥後
の厚みが20μmとなるようにワイヤーバーで塗被・乾
燥した。
次いで、受像層以降の工程は実施例1と同様にして被熱
転写シートを製造し、実施例1と同様にして評価し、そ
の結果を表1に示した。
実施例6 実施例3と同様にして得た塗被紙の表面に実施例5と同
様の方法で調製したバリヤー層を塗被した。次いで、受
像層以降の工程は実施例1と同様にして被熱転写シート
を製造後、実施例1と同様にして評価し、その結果を表
1に示した。
実施例7 実施例4と同様にして得たキャストコート祇の表面に実
施例5と同様の方法で調製したバリヤー層を塗被した。
次いで、受像層以降の工程は実施例1と同様にして被熱
転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し、そ
の結果を表1に示した。
比較例1 晒NKP 60部、晒LKP 40部のパルプ配合に、
ロジンサイズ0.2部、タルク10部、硫酸バンド0.
7部を添加して調製した紙料を、抄紙機で抄紙・乾燥し
て米坪101g/mの原紙を得た。これにサイズプレス
にて酸化澱粉の5%濃度溶液を10m1/m塗被・乾燥
し、スーパーカレンダー処理は行なわなかった。
尚、この塗被紙のコツプ吸水度(5秒値)、正反射型平
滑度計による平滑度(20kg/cn!加圧)はそれぞ
れ31.5 g / rrr、4%であった。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
比較例2 晒NKP 60部、晒LKP 40部のパルプ配合に、
ロジンサイズ0.2部、タルク10部、硫酸バンド0.
7部を添加して調製した紙料を、抄紙機で抄紙・乾燥し
て米坪101g/mの原紙を得た。これにサイズプレス
にて酸化澱粉の2%濃度溶液を10m1/%塗被・乾燥
後、下記条件によるスーパーカレンダー処理を行った。
スーパーカレンダー条件; 線圧: 100 kg/ am クロムメツキ金属ロール表面温度ニア0℃通祇速度:5
m/分 通紙ニップ数=4回 尚、この原紙のコップ吸水度(5秒値)、正反射型平滑
度計による平滑度(20kg/cJ加圧)はそれぞれ4
1.2ml/m、23%であった。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
比較例3 実施例1と同様にして得た原紙に下記の様にして調製し
た塗液を塗被した。
重質炭酸カルシウム(商品名: BF−100、備北粉
化■製)50部及び重質炭酸カルシウム(商品名:ソフ
トン−1800、備北粉化■製)50部、ポリアクリル
酸ソーダ0.2部を水中でコーレス分散機により分散し
て固形分濃度55%の顔料スラリーを調整した。このス
ラリーに酸化澱粉2部(固形分)と変成スチレン・ブタ
ジェン共重合体ラテンクス(商品名: JSR−069
6、日本合成ゴムO@製) 10部(固形分)を加え、
更に水を加えて固形分濃度50%の塗液を調整した。こ
の塗液を実施例1と同じ方法で得た原紙に乾燥後の厚み
が25μmとなるように塗被・乾燥した。また、この塗
被紙にはスーパーカレンダー処理を行なわなかった。
尚、この塗被紙のコツプ吸水度(5秒値)、正反射型平
滑度計による平滑度(20kg/ cIIW加圧)はそ
れぞれ1).5 g/n?、 5%であった。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
比較例4 比較例2と同様にして得た原紙に実施例5と同様にして
調製したバリヤー開用塗液を塗被した。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
比較例5 実施例1と同様にして得た原紙に比較例3と同様に調製
した塗液を塗被した。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
比較例6 晒NKP 60部、晒LKP 40部のパルプ配合に、
ロジンサイズ0.7部、タルク5部、硫酸バンド2.3
部を添加して調製した紙料を、抄紙機で抄紙・乾燥して
米坪101g/mの原紙を得た。これにサイズプレスに
て酸化澱$H%(固形分)、スチレン−アクリル系表面
サイズ剤(商品名;ハマコートS−700、ミサワセラ
ミンクケミカル■製)0.1%濃度溶液を50m1/n
(塗被・乾燥後、下記条件によるスーパーカレンダー処
理を行った。
スーパーカレンダー条件; 線圧: 60kg/ cm クロムメツキ金属ロール表面温度=25℃通紙速度:5
m/分 通紙ニップ数;2回 尚、この原紙のコップ吸水度(5秒値)、正反射型平滑
度計による平滑度(20kg/ctA加圧)はそれぞれ
0.6 ml/ rd、 13%であった。
次いで、バリヤー層以降の工程は実施例1と同様にして
被熱転写シートを製造後、実施例1と同様にして評価し
、その結果を表1に示した。
(効果) 各実施例の結果から明らかなように、本発明の被熱転写
シートはいずれも良好な記録画像を得ることができた。
表1 「備考」 表1に於ける平滑度の値は、全て東洋精機@製、正反射
型平滑度計を使用し、測定圧力2Qkg/cm”の時の
値を示した(数値が大きい程平滑度が良い)、吸水度の
値は、JIS P−8140に基づく「紙及び板紙の吸
水度試験法(コップ法)」の5秒値を示した。
尚、転写抜けの評価は以下の通りである。
◎;全く転写抜けが見られない。
○;転写抜けが少しあるが、実用上問題はない。
×;転写(友けが多く発生した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材シート上にバリヤー層及び熱により熱転写シ
    ートから転移する染料を受容して画像を形成するための
    受像層が順次設けられてなる被熱転写シートにおいて、
    該基材シートのバリヤー層を設ける側の平滑度および吸
    水度が下記条件で測定した場合に各々6%以上及び1〜
    30g/m^2であることを特徴とする被熱転写シート
    。 〔測定条件〕 平滑度;正反射型平滑度計による測定値。 (20kg/cm^2加圧下での測定) 吸水度;JISP−8140に基づく「紙及び板紙の吸
    水度試験方法(コップ法)」 における5秒値。
  2. (2)基材シートのバリヤー層を設ける側の平滑度およ
    び吸水度が各々7%以上及び3〜20g/m^2である
    請求項(1)記載の被熱転写シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06239680A (ja) * 1991-08-05 1994-08-30 Nagoya Pulp Kk 絵付け転写用紙

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61295085A (ja) * 1985-06-24 1986-12-25 Dainippon Printing Co Ltd 被熱転写シ−ト

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