JPH01283048A - 同期型直流電動機 - Google Patents

同期型直流電動機

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JPH01283048A
JPH01283048A JP63109100A JP10910088A JPH01283048A JP H01283048 A JPH01283048 A JP H01283048A JP 63109100 A JP63109100 A JP 63109100A JP 10910088 A JP10910088 A JP 10910088A JP H01283048 A JPH01283048 A JP H01283048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 レーザビームスキャナ用の高速電動機等に利用して有効
な高速で振動の少ない電動機として使用されるものであ
る。
〔従来の技術〕
リプルトルクを小さくする為の手段として、電気角で7
♂O度の区間のトルクをサイン波の次乗曲線としたもの
がよく知られている。トルクリプルが小さい為に、回転
時の振動が少なくなっている。
コアレスのディスク型の電動機は、振動を発生し易いの
で、電機子電流の立上りを、コンデンサを利用して緩く
して振動を小さくする手段が知られている。
〔本発明が解決しようとしている課題〕第1に、高速時
において、振動の発生を小さくする。
第2に、リプルトルクを小さくする。
第3に、第1.第2の課題を解決する手段として、量産
性があり、又簡素な回路技術とする。
第弘に、上述した特性を保持して、同期制御を行なうと
ともに高速度で効率の劣化しない技術を得ることである
〔課題を解決する為の手段〕
ホール素子7個若しくはコイル1個を位置検知素子とす
る3相直流電動機を構成した為に第3の問題点となる課
題が解決される。
更にス、定速制御手段として、特別な構成の制御を行な
っているので第グの問題点となる課題が解決される。
次にその詳細を説明する。
ホール素子を1個とする為に、位置検知用のマグネット
回転子をトルク発生用の界磁マグネット回転子と区別し
て設け、前者は、磁極中が電気角で120度のN、S磁
極を1組として、これを複数組設け、これ等を電気角で
120度離間し、ホール素子の出力なN、S極に対向し
た電気角で120度(以降は電気角の表示を省略する。
)の第1.第2の位置検知信号及び無磁界部に対向した
第30120度の巾の位置検知゛信号を得る。これ等の
位置検知信号をベース入力として導通する起動時におい
てのみに作動するトランジスタ回路が必要となる。
トランジスタ回路は、2つの種類がある。その1つは、
第1.第2、第3の相に対応して、3組のトランジスタ
ブリッジ回路を使用するもので、それぞれのトランジス
タブリッジ回路により、第7、第2.第3の相の電機子
コイルの通電制御を行なうものである。
他の1つは、各相の電機子コイルを、それぞれコ個1組
のパイファラ巻きされた電機子コイルとし、6個の電機
子コイルに直列に接続されたトランジスタにより通電制
御を行なうものである。
両者に共通なものは、電機子コイルの通電中はito度
で、通電電流はサイン波の形状となるように、トランジ
スタを活性領域で制御することである。
れた速度区間のみで、その後は、サイン波の界磁磁極の
磁界曲線に比例した3相の位置検知信号を得て、この位
置検知信号により、通電電流を制御する。従って、出力
トルクリプルを消滅せしめることができる。
以上の手段により、第1.第2の問題点となる課題を解
決することができる。
又同時に、高速度の回転(毎分1oooo回転位)とす
ることができる。
外部同期信号と位置検知・ξルス信号により、同期ずれ
に比例した電気信号を得て、この電気信号による、電機
子電流制御用のトランジスタのペース制御を付加して同
期制御を行なうことにより、第≠の問題点となる課題を
解決している。
ホール素子の代りに、径の小さいコイルを利用すること
ができる。この詳細については、実施例につき説明する
位置検知用マグネット回転子は特別に設けることなく、
界磁マグネット回転子の一部を利用することができる。
軸方向空隙型のコアレス電動機の場合には、更に特別な
構成とすることにより、小型偏平化を行なうことができ
る。
即ち、電動機の厚みを増加しない為に、隣接する電機子
コイルの隣接部及びその近傍の空隙にホール素子が設け
られるように、界磁磁極と位置検知用磁極の位相差を調
整する。又この状態において、電機子コイルの720度
の通電は、界磁磁極の中央部の磁界の最も強い部分とな
るようにして効率を上昇せしめる。
位置検知用マグネットは界磁磁極の外周部の同一平面内
に円環状に設け、しかも扇型コイルの外周部の巻線中皿
ちコイル巾とほぼ等しい巾とする。
扇型コイルの外周部は出力トルクに寄与しないので、こ
の部分の空間を利用して、位置検知用マグネットを設け
ているので、径の小さい電動機とすることができる。
〔作用〕
位置検知素子は、ホール素子若しくは小径のコイル7個
のみで、起動と加速を行ない、定速運転時には、界磁マ
グネット回転子の磁極の誘導出力により、電機子電流を
制御しているので、回路構成が簡素化され、必要により
集積回路化することができる。
従って、電機子コイルの通電中はigo度となり、界磁
マグネット回転子の磁極の磁界の強さに比例したサイン
波の通電が行なわれる。
以上の構成なので、出力トルクはサイン波の次乗曲線と
なる。従って、トルクリプルが消滅し、又回転時の振動
が小さくなる。
上記した通電の為に、通電制御の為に各電機子コイルに
接続されるトランジスタは活性領域で制御されている。
同期信号と位置検知・ξルス信号を比較して、その位相
ずれに比例した電気信号とサイン波の位置検知信号を乗
算して得た出力信号により、前記したトランジスタのベ
ース制御を行なうことにより同期制御を行なっている。
従って、同期制御が円滑となり、振動の発生が抑止され
ろ。
コアレス型の電動機に適用すると、その固有な高速時に
発生する振動を抑止する有効な作用がある。
〔実施例〕
第1図以降の実施例につき、本発明装置の詳細を説明す
る。図面中の同一記号のものは同一部材なので、重複し
た説明は省略する。
第1図示のものは、本発明装置を適用して最も技術的効
果の得られる3相のコアレス偏平型の電動機の側面図で
ある。
第1図において、基板λ上には、磁路となる珪素鋼板7
が貼着され、その上に扇型の電機子コイル6が貼着され
ている。
電機子コイル乙の詳細が第2図(b)に示されている。
トルクに有効な導体部の巾は機械角で70度で、等しい
ピッチで、磁路となる磁性体円板7に図示のように、電
機子コイル10a、10b 、/Xが配設されている。
基板2には5円筒3が植立され、その内部に嵌着された
軸承/a(打点部)に回転軸/が回動自在に支持されて
いる。
軸承としては、ゼールベアリングが利用される。
基板−の突出部2aには、電機子コイル/□a。
10b、10cの通電制御回路がXC化されてその外側
のケースが記号29aとして載置されている。
第1図に戻り、回転軸lには、軟鋼円板弘の中央部が固
定され、この裏面には、円環状の界磁マグネット回転子
jが貼着されている。
第2図(alにその詳細が示されている。
界磁マグネット回転子jは、円周面にそって、N、S磁
極ja、jb、jc、jd(巾が機械角でqo度)が等
しい&7チで設けられた円環状のフェライトマグネット
により構成されている。記号りは内部の空孔である。本
実施例は、軸方向空隙型のコアレス電動機となっている
界磁マグネット回転子jの外周は、円環状の位置検知用
マグネット回転子♂となり、その磁極は、図示のように
N、Sが7組となり、2組設けられている。7組のN、
S極と他の7組の間の間は無磁界部となり、0の表示が
されている。この巾はN、S極の巾と同じである。
N、S極の巾は機械角で60度、電気角で120度とな
っている。
位置検知用マグネット回転子ざの磁極は記号ra、J’
b、・・・とじて、又零磁界部若しくはマグネットの切
欠部は記号りa、りbとして示されている。切欠部とし
た方がSN比の良い信号が得られる。
次に第3図の展開図につき、上述した構成の作用効果に
ついて説明する。
第3図において、電機子コイル10a、10b、IOC
は周知の3相の電機子コイルである。点線の電機子コイ
ルIOを記号10cの位置に移動した形式となっている
ので、電機子コイル/(:)a 、10b、10cも3
相の電機子コイルとなり、電機子コイル10a。
10c、10bがそれぞれ第1.第2.第3の相の電機
子コイルとなっている。
各電機子コイルの巾は電気角で/♂0度、間隔は60度
である。以降の角度表示は、すべて電気角とする・ ホール素子//aは、第1O図(a)につき後述するI
C(集積回路)≠7の一部に収納され、第2図(b)に
示すように、隣接する電機子コイル10a、10cの隣
接部の中間に載置されて、位置検知用マグネット回転子
tに対向している。
位置検知用マグネット回転子ざの径方向の巾は、第一図
(a) I (t+1に示されるように、扇型の電機子
コイルの外周部のコイル巾とほぼ等しくされている。
この部分のコイルの通電は、出力トルクに無効なので、
界磁磁極があっても無効である。
かかる無効部分に、位置検知用マグネット回転子gを設
けて、電動機の外径を小さくできることが本発明装置の
1つの特徴となっている。
又ホール素子//aは、前記した空間に載置固定しであ
るので、電機子コイルと重畳することがなく、従って偏
平に構成できる特徴がある。
第3図の展開図に矢印B、Cで示すように、それぞれの
巾は30度となって、界磁マグネット回転子jが矢印入
方向に30度回転すると、ホール素子//aは磁極♂d
の磁界下に侵入するので、出力が得られ、この出力によ
り電機子コイル10aが通電される。更に120度回転
すると、ホール素子//aは磁極♂Cの磁界下に入シそ
の出力により、電機子コイル10cが通電される。
通電角は120度となり、界磁磁極ta 、jdの最も
磁界の強い部分のフレミングの力により駆動トルクが得
られる。従って効率は3相Y型のものと同じとなる特徴
がある。以上の条件を満足するように、界磁マグネット
回転子jの磁極と位置検知用マグネット回転子♂の磁極
の位相を図示のように配設したことも本発明装置の特徴
である。界磁マグネット回転子jが矢印A方向に回転す
るとホール素子//aが、磁極rd、♂C9零磁界りa
に侵入するに従って、電機子コイル10a 、10c 
10bがそれぞれ120度の通電が行なわれて出力トル
クが得られるので、3相半波の電動機として回転するも
のである。
次に、上述した通電制御を、第1O図(a) 、 (1
:+K)通電制御回路を用いて説明する。
第5図(a)において、ホール素子//aの出力は、オ
ペアンプ31a、3tbにより増巾され、矩形波の出力
となる。記号3/aは直流電源正極で、記号2g−ノは
定電圧装置である。
オペアンプ3ざaは、ホール素子//aがN極に対向し
たとき、オペアンプ31bはS極に対向したときに出力
が得られる。
ホール素子//aのS、N磁極に対応する出力は、オペ
アンプ3ざa、3ざbにより矩形波となり、この電気信
号は、第7図のタイムチャートにおいて、曲線’A3a
、弘5bとして示される。曲線QIA a 、 1ll
l−bは、ホール素子//aが対向するN、S磁極の磁
界分布曲線である。
端子弘laの出力巾は、第2図の曲線’Ajaの巾とな
る。微分回路Jqaの入力信号は、オペアンプ3ざaの
出力を反転したもので、第7図の曲線弘6となる。
微分回路、??aの出力は、曲@!;/となる。この信
号パルスはフリップフロップ回路(以降は7回路と呼称
する。)KaのS端子に入力され、Q端子の出力が・・
イレペルとな)、端子44/loの出力もハイレベルと
なる。
オペアンプ31bの出力を反転したもの(第7図の曲線
jOa、j(7b)を微分回路39bで微分した微分パ
ルス信号は、第を図で曲線jコとして示されている。
曲線見の信号は、F回路tAOaのR端子に入力されて
、これを反転するので、端子4’/’bの出力巾は、曲
線33bの巾となる。又同時に曲線犯の信号は、F回路
l/−ObのS端子に入力されるので、Q端子の出力が
ハイレベルとなる。
端子tA/aの出力巾は、第7図の曲線33a(曲線u
3aと巾1位相が同じとなる。)となり、端子弘lbの
出力巾は、曲線33bとなり、曲線j3aとjob間の
時間的空隙は無くなる。次に再びオペアンプ3ざaの出
力が得られると、微分回路39cを介して、7回路<y
bのR端子に微分パルスが入力され、反転して端子IA
/cの出力巾は第2図の曲線S3Cとなる。
曲線j3cの両側と曲線33a、!3bとの時間的空隙
は無くなる。以上の説明のように、端子tA/a。
tA/b、<4/cの出力は、順次に連続したものとな
る効果がある。
各端子の出力中を120度の巾とするには、位置検知用
マグネット回転子のN、S磁極の巾を調整すればよい。
端子3/a、31bは電源正負端子である。
微分回路39a、J9b 、39cには微分の為のコン
デンサが必要となり、これ等のコンデンサはICの外付
部品となる。これを避ける為には周知のニジトリガ回路
を利用することができる。
第5図(a)の回路は、第70図(a)の電気回路にお
いて記号Fのブロック回路として示されている。
第5図(a)の出力端子と同一記号の端子!/a、≠/
b、弘/Cの出力は、トランジスタj7a、jざa、5
9aのベースに入力されて、これ等を導通している。
第2図(b)の電機子コイル10 a 、 10 c 
、 10 bは。
それぞれ2個/組のコイルとなり、・94772巻きさ
れている。
電機子コイル10a 、10c 、10bは、それぞれ
電機子コイル評a、jlAb及び電機子コイル!;!;
h、!;3b及び電機子コイル3Aa、3;Abとなっ
ている。
従って、電機子コイル評a、54’bが交互に通電され
ることは、電機子コイル10aに往復して通電されたと
きと同じ性質の出力トルクが得られる。
他の電機子コイル10c、10bと電機子コイルtra
ssb及び電機子コイル!Aa、31.bとの関係もそ
れぞれ全く同じ作用がある。
点線’i+−7は、IC化された場合を示すもので、点
線IA7の内部にある部材は、IC内にあるものを示し
、ICCピン7a、≠7b、・・・、弘71に、図示の
部材が接続されている。電機子コイルとその制御の為の
トランジスタは外付部品となっている。
端子J/a、J/bは電源正負端子、又工CビンQ−7
mは、図示していないが、IC内に負電圧が導入されて
いるものである。
以上の構成なので、アンド回路62 a 、 62 b
 、 62Cの下側の入力がノ・イレベルのときに、端
子IA/a。
tA/b、/4/cの出力は、トランジスタj7a 、
j#a 。
j?aのベースに入力され、3相半波の通電となって起
動し、又加速される。
このときの出力トルクは、第7図の曲線弘ざa。
弘ざす、弘ざC(実線部)の出力トルクとなる。
アンド回路AJa 、62b 、62cの下側の入力が
ローレベルに転化すると、端子14/a、弘lb、弘/
Cの出力による駆動トルクは消滅する。
電動機の上述した加速後に、駆動トルクの消滅した後に
おいても、電機子コイルの誘導出力によυ駆動トルクが
発生して回転する。次にその説明をする。
第1の相の電機子コイル54’a、5’i!b(/々イ
ファラ巻きされている。)について説明する。
トランジスタj7aにより、電機子コイル5ψaが矢印
J方向に通電されて駆動トルクを発生しているときには
、その逆起電力は矢印Jと逆方向に発生している。
マグネット回転子が/ざO度回転したときには、電機子
コイル呉すに矢印J方向の通電を、トランジスタj7b
の導通制御により行なうことにより、同方向の駆動トル
クが発生する。このときの逆起電力は矢印Jと反対方向
となる。
電機子コイル54Caが通電されているときに、電機子
コイルjobに発生する誘導出力(発電力)は、矢印J
方向となる。
電機子コイルj4’bが通電されているときに、電機子
コイル!’Aaに発生する誘導出力は、矢印J方向とな
る。
オペアンプ60a、l、Obは、上述した電機子コイル
界a、5弘すの誘導出力を増巾するリニヤ増巾器となっ
ている。
ブロック回路G(詳細は後述する。)の出力を設定され
た出力とすると、乗算回路6/a、A/bの出力は、そ
れぞれ電機子コイル5<4b、評aの720度の巾の誘
導出力に比例したものとなる。
マグネット回転子j(第2図(a)図示)の磁%sa、
jb、・・・の磁界分布曲線はサイン波となるように着
磁されている。
従って、トランジスタj7a、57bのベース入力はサ
イン波となり、又両トランジスタは活性領域で制御され
るように構成されている。
従って、電機子コイルj4’a、ibの誘導出力にヨリ
ヘース制御の行なわれるトランジスタ57b。
j7aによる電機子コイル5弘す、laの通電電流波形
もサイン波となるので、出力トルクはサイン波の次乗曲
線となる。
第1/図のタイムチャートの曲線7IAa、74’1)
、・・・及び曲、線7!;a、・・・は、それぞれ電機
子コイル5Qa。
ibの通電電流曲線、又曲線♂Oa、ざob、・・・及
び曲線♂/a、・・・は、電機子コイルSμa、評すに
よるトルク曲線を示している。
第2の相の電機子コイル3;!;a、!!;b及びトラ
ンジスタ!;♂a、jざb及びオペアンプboc 、b
od及0:乗算回路6/c、6/dについても事情は同
じで、同じ作用が行なわれ、電機子コイルjja、jj
bには、/♂θ度の巾の誘導出力に比例したサイン波の
通電が行なわれ、それぞれの出力トルク曲線は、サイン
波の次乗曲線となる。
第3の相の電機子コイルjAa、3;6b及びトランジ
スタj9a、j9b及びオペアンプ60e、60f及び
乗算回路A/e、6/fの作用も全く同じで、電機子コ
イルjAa、j6bには、720度の巾の誘導出力に比
例したサイン波の通電が行なわれ、それぞれの出力トル
ク曲線は、サイン波の次乗曲線となる。
第1.第2.第3の相の電機子コイル評a、!;!;a
、jAaのトルク曲線は順次に120度位相がおくれて
いる。
従って、合成トルク曲線は平坦となり、トルクリプルは
消滅する。同様に、電機子コイル5弘す。
!;3b、36bのトルク曲線も、順次にiao度位相
がおくれているので、合成トルクのトルクリプルが消滅
する。
上記した2つの合成トルクを合成したものも平坦となり
、トルクリプルが消滅する効果がある。
次に、アンド回路AJa 、62b、62cの下側の入
力の作用即ち起動してから同期引込み速度まで加速し、
同期運転に入る作用の説明をする。
この為の回路は、第1O図(a)の7リツプフロソプ回
路63.アンド回路AQa、A4’b等で示されている
アンド回路6りaの左側の入力は、端子Q−/ cの出
力となっている。記号A5は単安定回路で、その入力は
端子IA/ cの出力の始端部の微分回路(図示せず)
による微分・ξルスが入力され、位置機知信号(端子’
Arcの出力)より巾のせまい出力が得られ、これが第
り図のタイムチャートで曲線Jja、Jjb。
・・・として示されている。曲線3ダa、34!b、・
・・は、端子弘/cの出力である。
単安定回路6jの出力を反転したもの即ち第り図の曲@
36a、・・・が、アンド回路A’taの右側の入力と
なっている。
771回路x+bの入力は、曲線31Aa、34t) 
、 ”・を反転した曲i、y7a、・・・と曲線3!;
a、33b、・・・どなる。
アンド回路AQaの入力は、曲線31Aa、31A1:
l+・・・と曲5JAal・・・なので、その出力は、
ノ・イレベルの電気信号となシ、フリップフロップ回路
63のQ端子の出力はハイレベルに転化され、771回
路A2a、AJb 、A2cの入力はハイレベルとなる
。このとき、771回路a+bの入力は、曲線37a、
・・・及び曲線33a、33b・・・となるので、その
出力はローレベルの電気信号のみとなる。
以上の起動時においては、771回路62a。
AJb、AJ(!の7つの入力がハイレベルなので、前
述したように、3相半波の通電にょシ加速され、同期速
度近傍即ち同期引込み速度に達すると、曲線3tAa、
3ダbの巾は小さくなって、曲線3Sa、33bの巾よ
シ小さくなるように設定されている。
従って、アンド回路44aの出力はローレベルとなシ、
アンド回路6tbの出力はハイレベルに転化するので、
フリップフロップ回路63は反転して、アンド回路t2
a 、A2b、62cの入力もローレベルとなる。
上述したアンド回路62 & 、 62 ’b 、 6
2 cの出力により、トランジスタj7a 、3ga、
39aは飽和領域で作動されて、マグネット回転子jは
加速される。
しかし設定速度を越えると、前述したように、電機子コ
イルの誘導出力による各トランジスタの付勢が行なわれ
て加速される。
同期速度近傍に達したときの出力トルクを制御して同期
制御をする手段について次に説明する。
第1O図(a)のブロック回路Gが、同期制御の為の回
路で、その詳細が第を図に示されている。
第4図において、記号Jは、鋸歯状波の発振器で、発振
周波数を安定とする為にセラミック振動子又は水晶振動
子が利用されている。
第r図のタイムチャートに曲線2’Aa、、l弘す、・
・・として示されている出力信号が得られ、これが発振
器20の出力である。
単安定回路/qにより、各曲線の始端部の電気信号(位
置検知・ξルスと呼称する。)が、アナログスイッチ2
0aを閉じる。
この位置検知ノξルスは、第r図で、点線25a。
ub 、 25c 、・・・として示される。
第6図のアナログスイッチ20aとコンデンサ3は、サ
ンプルホールド回路となっているので、端子Uaの出力
は、第g図の曲線易となる。
回転速度が降下すると、曲線−1−!; a 、−1−
!’ b +・・・は右方に移動するので曲線コロの高
さ即ち出力電圧が大きくなり、上昇すると小さくなる速
度信号となる。曲線ua 、ub 、・・・を得る為に
シャフトエンコーダ若しくはこれに類似した装置を利用
することもできる。
又周知の手段即ち発振器二〇をパルス発振器とし、これ
等と曲線#a 、 #b 、・・・との時間差な検出し
て、これをコンデンサを利用して速度信号を得ても同じ
目的が達成される。
第10図(a)の電気回路Gの出力端子26 aの出力
は、第6図の端子2Jaの出力に対応するので、乗算回
路A/a 、61 b 、6/c 、 ・・・の下側の
入力は、第r図の曲線26即ち速度信号となる。
従って、トランジスタ57a 、j7b 、!ざa、5
ざす。
3;9a、39bのベース入力が、上記した乗算回路の
出力となるので、各電機子コイルの電流は、それ等の誘
導出力と速度信号コロの積に比例したものとなる。回転
速度が同期速度な越えろと、電機子電流の平均値は減少
し、降下すると増大するので、同期速度が保持される。
同期速度を保持する手段は他の周知の手段でも実施でき
る。
本発明装置の特徴は、各電機子コイルの通電曲線がlr
O度の巾のサイン曲線となり、出力トルクがサイン曲線
の天来曲線となっているので、合成トルクにトルクリプ
ルが無いことである。
従って、振動の発生が抑止される。又電機子電流の立上
り部と降下部が滑らかで、オンオフの制御でないので、
電動機の各部材の共振現象が除去される。
以上の作用により、高速度においても振動の発生がなく
、レーザビームスキャナ用のミラーの駆動源として最適
のものが得られる効果がある。
第1O図(a)の電機子コイルSjaが通電されている
ときに電機子コイル53bの誘導出力が得られるが、こ
の誘導出力は、界磁マグネットの磁界によるものと、電
機子コイル33aの通電による磁界によるものとが加算
される。従ってサイン波より変形される。しかし第1図
示のようなコアレスの電動機の場合には、上記した電機
子コイル間のトランス結合による擾乱は少ないので問題
はない。
後述するコアのある電動機の場合には、この擾乱は無視
できない。この対策については後述する。
第10図(b)に示する回路は、かかる擾乱作用な小さ
くし、又電機子コイルを3個とした場合の実施例である
次に第1O図(1))について説明する。
電機子コイル10a 、10c 、10bは、第2図(
b)で説明したように、それぞれ第1.第2.第3の相
の3相の電機子コイルである。
電機子コイル/(7aは、トランジスタブリッジ回路(
トランジスタAAa、AAb、・・・により構成されて
いる。)により、往復して通電される。
他の電機子コイル10a、IO’oも全く同様に、トラ
ンジスタA7a 、A7b 、・・・及びトランジスタ
6ha。
6ざす、・・・よりなるトランジスタブリッジ回路によ
り通電制御が行なわれている。
記号/ja 、/2b、/2cで示すコイルは、第2図
(blに同一記号で示されたコイルで、電機子コイル/
にla 、 /□b 、 10cの中央部に固定され、
マグネット回転jの回転により誘導出力が得られるよう
になっている。
コイル/2a、 、 /2’に;2 、 /26の出力
は位置検知出力となるもので、それぞれの出力はサイン
波で、順次に720度おくれた誘導出力となっている。
オペアンプ7Ja、7jbは、リニヤ増巾器なので、そ
れ等の、出力は、第1/図の曲線74’a、?4’b、
・・・及び曲1i*7sas・・・となる。
オペアンプ7Jc、7Jdの出力も同様に、第1/図の
曲線?Aa、7Ab、・・・及び曲線77a、・・・と
恕る。
オペアンプ7Je、7jfの出力は、同じく曲線7ざa
、・・・及び曲線7りa、7りす、・・・となる。
ブロック回路Gは、第1O図(a)の同一記号のものと
全く同じ回路で同期制御を行なう為のものである。
ブロック回路Fも、第1O図(a)の同一記号のものと
全く同じ回路で、ixo度の巾の連続した位置検知信号
が端子4’/ a s ’AI b y弘/cより得ら
れ、アンド回路AJa 、t2b 、62cを介して、
それぞれトランジスタ4Ad 、A7d 、6ddのベ
ース制御を行ない、飽和領域で導通制御をしている。
各トランジスタのペース入力は、反転回路で反転され、
矩形波竪型回路69b、70b、71bにより矩形波の
信号となシ、それぞれトランジスタ66C26”)c、
Arcを飽和領域で導通している。
従って、電機子コイル10a、IOc 、10bは、1
gO度の巾で左方に通電され、通電の位相は、順次にi
ro度おくれだ、3相半波の通電が行なわれる。
従って起動し、加速され、ブロック回路Hの端子26b
の出力がローレベルに転化すると、上述した駆動トルク
は消滅する。
ブロック回路Hは、第10図(a)のF回路63、アン
ド回路AIAa、A’lb、単安定回路6Sと全く同じ
構成の回路を示すもので、F回路63のQ端子の出力端
子が第1O図(b)で記号gbとして示されている。
上述した構成なので、起動時より設定された速度までは
、端子gbの出力はハイレベルに保持され、その後はロ
ーレベルに転化する。
かかる作用を行なうものであれば他の手段でも差支えな
い。電動機が加速されると、コイル/2a。
/2c、/!’bの出力が増大し、オペアンプ7Ja、
73b、・・・、73fの出力とブロック回路Gの端子
易aの出力は、前実施例と同様に、乗算回路72a。
72b、・・・、72fにより乗算される。
乗算回路72a、72bの出力は、それぞれトランジス
タAAc、66d及びトランジスタAAa、AAbを付
勢している。
トランジスタ/、6aのペース入力は、反転回路と矩形
波竪型回路A9aにより矩形波の信号とされているので
、トランジスタ66aは飽和領域で導通される。トラン
ジスタ6Ab、AAdは活性領域で通電されている。
従って、電機子コイル10aは、サイン波のir。
度の巾の通電が往復して行なわれる。
乗算回路7jc、?2dの出力による電機子コイル10
cのトランジスタブリッジ回路による通電も、電機子コ
イルlOaと全く同じに行なわれ、サイン波の710度
の巾の往復通電が行なわれる。
記号70a、70bは矩形波竪型回路である。
乗算回路72e、72fの出力による電機子コイル10
bのトランジスタブリッジ回路による通電も、電機子コ
イル/□aと全く同じに行なわれ、サイン波の720度
の巾の往復通電が行なわれる。
記号7/a、7/l)は、矩形波竪型回路である。
トランジスタ66d、6A’F) 、A7d 、A71
) 、Add 。
A、N)を飽和領域で制御し、トランジスタA’A a
 、 66c 、A7a 、A7c 、6&a 、lx
ざCを活性領域で制御しても同じ目的が達成される。
以上の説明より理解されるように、前実施例と同様に同
期制御が行なわれ、その作用効果も又同様である。
異なっている点は、コイル/Ja 、 /2 b 、 
/2cが、電機子コイル/(La 、 /(7b 、 
10cよシ離間しているので、電機子コイルとのトラン
ス結合による擾乱が小さくなることである。
又電機子コイルが往復通電されているので、出力トルク
が増大する。
第1O図(a)tb)の実施例において、ホール素子は
7個ですむので、これを内蔵して、7個のICとして構
成することができる特徴がある。
外付部品は電機子コイルと位置検知の為のコイルとし、
トランジスタその他をICにすべて収納して構成するこ
とができる。
第2図(c)に示す電機子は、電機子コイルの数を2倍
とした場合の実施例である。
全体の構成は、第1図と同じで、界磁マグネット回転子
jはN、S磁陰♂個となる。
扇型電機子コイルは2個となり、記号10a、10b、
・・・、10fとして示され、トルクに有効な導体部の
巾は9度(機械角)である。
記号J9aで示すICは、前実施例と同じもので、基板
λの突出部、2b上に固定されている。
ホール素子//aは、電機子コイル10b、10cの間
に載置される。この為に電機子コイル10 b 、 I
OCの外側縁部が内側に引込まれた形状に変形されてい
る。
上述した構成より理解されるように、第2図(c)の実
施例によっても本発明を実施することができることは明
白である。
次に、コアのある電動機に本発明を実施した場合につい
て説明する。
コアのある為に、第1O図(a)の回路は採用できない
。電機子コイル間のトランス結合による擾乱が大きすぎ
るからである。
従って第1O図(b)の回路を使用する必要がある。
第μ図(a)は、珪素鋼板積層体コアに電機子コイル/
jaを捲着した固定電機子15を有する内転型電動機の
断面図である。
基板/3には、カップ状の軟鋼板外筐/弘が固定されて
いる。外筐/弘の内側には、電機子15の外周が嵌着さ
れる。基板/3と外筐/lの中央部に設けたぜ−ル軸受
/、?a、/Jbには、回転軸lが回動自在に支持され
ている。
回転軸/には、マグネット回転子/Aの中央部の軟鋼円
板/Aaが固定されている。
第70図(b)の回路は、基板/3上にIC化されて固
定されている。第70図(b)の電機子コイル10a、
10b、/(1)cが電機子コイル/3aに相当するも
のである。
従って、第3図の展開図に示されたものと同じ展開図と
なる マグネット回転子/Aは第3図で記号よとして示
さるマグネット回転子となる。
マグネット回転子jの磁極ja、jb、・・・に対向し
て誘導出力を得るコイルは、前実施例では、第2図(b
)に示したように、各電機子コイルの中央部に記号/j
a 、/Jb 、/2cとして示されているが、本実施
例では、第3図に同一記号で示された位置において、マ
グネット回転子jの磁極面に対向するように電機子側に
固定され、コイル/jaの誘導出力により、電機子コイ
ル10aが第1O図(b)の回路により往復して通電さ
れる。
コイル/2b、/2cの誘導出力により、それぞれ電機
子コイルiob、iocが往復して通電される。
コイルlユa、/コb、/2cは、図示の位置より判る
ように、電機子の3個の突極の中間に配置されている 従って、第10図(b)の回路により3相の電動機とし
て回転する。作用効果は前実施例と同様である。
コイル/2a、/2b、/2cは、電機子コイルより離
間しているので、電機子コイルの通電により、トランス
効果により、コイル/!a 、 /2 b 、 /L2
cの誘導出力が擾乱を受ける不都合が小さくなるもので
ある。
第j図(a)に戻シ、回転軸/の上端には、カップ状の
回転子/7の中央部が固定されている。回転子17上ニ
は、レーザビームスキャナ用のポリゴンミラー/gが図
示のように載置固定されている。
回転子17は、ミラー/ざの径の大きさでよい筈である
が、カップ状としたのは次の理由による。
回転数が数千回を越えると、軸承/、?bのオイルミス
ト(油の微粒子)が飛散して、ミラー/どの外周面に付
着して反射作用を劣化する。
本実施例のように構成すると、オイルミストは、外筐/
弘と回転子/7の空隙を通って外部に矢印方向に放出さ
れるので、空隙を通るときに、殆んど空隙の両側面に耐
着して、オイルミストの量が著しく減少し、外部に放出
されたオイルミストもミラー/ざより離間しているので
実用性を失なうことなく有効な手段となる。
次に、ホール素子//aの代りに、位置検知素子として
径がタミリメートル位、ターン数がリターン位のコイル
を利用する実施例につき説明する。
第1図のコアレスの電動機に適用した場合について説明
する。コアのあるものについても同様な手段が適用でき
るものである。
第2図(a)のマグネット回転子!が固定された軟鋼板
グ(第1図示)の円周部には、第グ図(b)に示すよう
に突出部j/a 、2/b 、2/ll 、2/eが設
けられる。
突出部、2/a、2/dの径方向の巾は突出部!/1)
2/eの2倍となり、円周方向の巾は120度となって
いる。
突出していない部分の巾も120度となっている。
コイルiiは第2図(lx、)の基板jaに載置され、
各突出部j/a、J/b、・・・に対向している。コイ
ル//の径がjミリメートル位、ターン数はりター7位
の偏平がコイルとなっている。
コイル/Iは、第≠図(C)に示すl02qaのノソツ
ケージの端部外側に固定され、第2図(b)に記号j9
aとして示すように基板、2aに固定されるものである
。記号μ7a、弘7b、・・・は工Oビンを示している
第5図(b)において、記号知は、l−!メガサイクル
の交流の発振器である。この出力は、コイルii、抵抗
Ja、jb、jc(ブリッジ回路を構成している。)に
通電されている。
上記したブリッジ回路の出力は、ダイオードとコンデン
サjd、Jeで平滑直流化されて、オペアンプnの入力
となっている。
コイル/lと導体部との対向面積の最も大きい段部筒φ
図(b)の2/a部に対向したときには、インピーダン
スが最も小さいので、抵抗3aの電圧降下が最も大きく
なる。段部J/a、j/cに対向するに従って電圧降下
は段階的に小さくなる。規準電圧正端子弘3よシ、抵抗
’4Ja、4’Jb、・・・は通電されているので、オ
ペアンプ22a、 ub 、 2.2 cの一端子の入
力は、段階的に低下している。
コイル//が段部コlCに対向したときのオペアンプn
の出力電圧より抵抗<4Jdの電圧降下は小さく設定さ
れているので、オペアンプ22Cの出力はノhイレペル
となる。
このときにオペアンプ22bの出力はローレイルなので
、アンド回路30bの出力はハイレベルとなる。
コイル//が段部21bに対向すると、オペアンプ−の
出力電圧が増大し、オペアンプubの出力がハイレベル
に転化するので、771回路JOk+の出力はローレベ
ルとなる。
オペアンプUaの出力はローレベルなので、アンド回路
30aの出力は・・イレペルに転化する段部2/aがコ
イル//に対向すると、オペアンプUaの出力がハイレ
ベルとなるので、アンド回路、70aの出力はローレイ
ルとなる。
コイルが段部2/fに対向すると、オペアンプ二a、2
2bの出力はローレベルに、又オペアンプ二〇の出力が
ハイレベルとなり、!サイクルが終了する。段部、2/
 a 、 21 b +・・・にコイル//が対向した
ときの端子IA2a、≠2b、1A2cのノ・イレペル
の出力中は720度で連続し、第5図(b)の回転子が
矢印(時計方向)に回転すると、上記した位置検知信号
は、端子u2 a −+lA2 b −+lA2 cと
サイクリックに出力される。
上述した説明より理解されるように、端子u、2a。
弘2b、!−2cの出力は、120度の巾の21イレベ
ルの位置検知信号が隣接して得られるので、第5図(a
)の回路と全く同じ作用効果を有するものとなる。
従って、第10図(a)の電気回路の記号Fで示した電
気回路と置換して使用することができる。端子u2 a
 * ’A2 b 、4’コCの出力が端子!/a 、
tA/b 、1Alcの出力に対応するものとなる。
を行なうことにより、前述したホール素子//aの場合
と同じく工C329aを利用して電動機を駆動すること
ができる。
第3図(b)のコンデンサ3d、Jeは外付部品となる
ので、IC化した場合に問題となる。実測によると、発
振器荀の発振周波数は/〜jメガサイクルの高周波交流
が使用されているので、オペアンプ二の時定数(キャリ
アの消滅時間)により、コンデンサ3d、3θを除去し
ても、オペアンプ二の出力は平滑化された直流出力とな
っている。
波高値は20%位低くなるだけである。
上記した事実により、コンデンサjd、jeが不要とな
り、外付部品が無くなるので、IC化した場合に有効で
ある。
以上の説明のように、本発明装置は、第70図(al(
blの回路を使用して、ホール素子の代りにコイルを利
用しても実施することができその作用効果も又同じであ
る。
〔効果〕
第1に、3相の電動機でも位置検知素子が7個なので、
制御回路の全部を工C化でき、電動機本体内にICを収
納することができる。
第2に、位置検知素子をコイルとすることもできる。
第3に、電機子コイルを・24772巻きとすることに
より、電源電圧が!ゼルト前後で作動する電動機が得ら
れる。
第qに、コイル//はチノゾ部品として第弘図(c)に
示すようにICの外付けができるので、廉価で量産性の
ある電動機の構成ができる。
第jに、界磁磁極の磁界分布曲線をサイン波とし、該磁
極に対向するコイルの誘導出力に比例した電機子電流を
通電することにより、出方トルクが平坦となり、回転む
らと振動を除去できる。特にコアレスディスク型の電動
機に有効な手段となる。
第6に、電機子電流の波形がサイン波なので、出力トル
クの急変することがない。従って電動機の各部の共振作
用が除去でき振動の発生が抑止される。
第7に、トランジスタが活性領域で制御されて、電機子
電流を得ているので、電源電圧が変更されても同じ工C
を使用できる。
弟子に、高速度で回転した場合に、/般の3相Y型の電
動機は、電機子電流の立北りが、相対的におそくなり、
又降下部が外炎され、この部分が反トルクとなるので、
著しく効率を劣化し、又大きいトルクリプルを発生する
不都合がある。
本発明装置によれば、電機子電流は、その制御トランジ
スタのベース電流に比例して強制的に通電されているの
で、上述した不都合が除去され、高速度でもリプルトル
クがなく、比較的に効率のよい電動機が得られる。
第りに、上述した各項の効果を備えて同期制御運転をす
ることができるので、レーザビームスキャナモータとし
て使用して有効な技術手段を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コアレス型の本発明装置の構成の説明図、第
2図は、第1図の装置のマグネット回転子と固定電機子
の平面図、第3図は、第1図の装置のマグネット回転子
、電機子コイルの展開図、第5図(a)は、コアのある
形式の本発明装置の説明図、第≠図(b)は、位置検知
素子として7個のコイルを使用した場合のマグネット回
転子の説明図、第≠図(c)は、ICの外観図、第5図
(a) 、 (1:+1は、位置検知素子として、ホー
ル素子及びコイルを使用したときの位置検知回路図、第
6図は、同期制御の為の電気回路図、第7図は、第5図
(a)の回路の各部の電気信号のタイムチャート、第r
図は、第6図の回路の電気信号のタイムチャート、第り
図は、第10図(a)の回路の7部の電気信号のタイム
チャート、第1O図は、本発明電動機のλつの実施例の
電気回路図、第1/図は、第10図の電気回路の各部の
電気信号のタイムチャートをそれぞれ示す。 ハ・・回転子、 /a・・・軸受、 2./3・・・基
板、3・・・円筒、 弘・・・軟鋼板、 j 、 f 
、 /A・・・マグネット回転子、 t 、10a 、
10b 、10c +’づりa。 S弘b 、33a、!!;b、九a、56b 、/ja
 、−電機子コイル、  タ・・・空孔、  ja、j
b、・・・、♂a。 yb、・・・磁極、 7・・・磁性体板、 //a・・
・ホール素子、 会升2/a、2/b、・・・回転子;
黍び青の段部、/か・・コイル、 Jqa・・・IC,
is・・・電機子、/11.−・・外筐、 /Ja 、
/、?b−軸受、 /2a、/2b。 /2c・・・コイル、 /ざ・・・ポリゴンミラー、 
/7・・・回転子、 2g−/・・・定電圧装置、 3
ga、3ざ1) 、 )、2 。 22a、22b、7.2c 、AOa 、AOb、 −
、AOf 、 7.7a 。 7、? b 、 ・73 f−・・オペアンプ、 IA
Oa 、 IAOb 、 63−フリップフロップ回路
、 J9a 、Job 、39c・・・微分回路、 リ
・・・発振器、 2o・・・鋸歯状波の発振器、20a
・・・アナログスイッチ、 /9 、63・・・単安定
回路、3/a 、 31 b −直流電源圧負極、 桔
a+弘3;b、vg。 IA?a 、4’7b 、30a、j(7b 、jJa
 、j、?b 、3;Jc−位置機知信号曲線、 si
 、 3;x−・・微分・ξルス曲線、lAざa、≠ざ
す、4’gc−・−)ルク曲線、  !4’a、2弘す
。 2’lc・・・鋸歯状波の電気信号曲線、 2j a 
、 ’2!; b 。 2!;c・・・位置検知・ξルス曲線、 3tAa、3
1Ab、・・・。 、??a・・・端子IA/cの出力曲線及びその反転曲
線、3!;a、3Sb、・・・、 3A a・・・単安
定回路訂の出力曲線及びその反転曲線、 弘9・・・I
C,F・・・第5図(alの回路、 G・・・第2図の
回路、  H・・・第1O図(a)のフリップフロップ
回路63を含む回路、 6/ a 、 61b 、−、
A/f 、72a 、7Jb 、・・、72f−乗算回
路。 弘7a 、 g7b 、 −、弘7m=IC!ビン、 
j7a 、j7b 。 Sざa  、!;g b 、j?a  、jqb  、
6Aa  、6A b  、−,66d 。 67a 、 A7t+ 、−、A7d 、 Aざa 、
 6J’b 、 −、61d・=トランジスタ、 6デ
a、6デb 、7(7a 、7(7b 、7/a 。 ?/1) 、 ・・・矩形波竪型回路、 7IAa 、
 74’b 、 −、75a 、−,7Aa 、 7A
b 、−,77a 、・・−7ざa 、 =・、 ??
a、79b、・・・電機子電流曲線、 ♂Oa、♂Ob
、・・・。 #/a、・・・、トルク曲線。 $ l 図 $2図(a)$2図(J) 0d 祷52  図 (Cン $ 3図 $ 4  図 (aン $4 G(11) $4 図(c) →ら  ご)  図 (a、) $9 図(d) 弔 6 図 堵 7 図 第 θ 図 切フ /θ バ’B   <aノ 第/θ図(7)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)3相の半導体電動機において、3相の電機子コイ
    ルが装着された固定電機子と、該固定電機子に設けた軸
    承により回動自在に支持された回転軸と、該回転軸に中
    央部が固定されて同期回転するとともに、磁束が電機子
    コイルを貫挿して駆動トルクを発生する界磁磁極を備え
    た界磁マグネット回転子と、該マグネット回転子の回転
    円周面に配設され、磁極の磁界分布曲線がサイン曲線に
    相似した曲線となる複数個のN、S磁極と、該マグネッ
    ト回転子と同期回転する位置検知用の回転子と、該回転
    子の回転面に対向し、回転位置を検出して、電気角で1
    20度巾の第1、第2、第3の互いに隣接した矩形波の
    位置検知信号がサイクリックに得られる1個の位置検知
    素子を含む位置検知装置と、バイフアラ巻きされた3相
    の電機子コイルの第1、第2、第3の相の電機子コイル
    を、それぞれ第1、第2の電機子コイル、第3、第4の
    電機子コイル、第5、第6の電機子コイルと呼称したと
    きに、第1、第2、・・・、第6の電機子コイルにそれ
    ぞれ直列に接続された第1、第2、・・・、第6のトラ
    ンジスタと、各電機子コイルとトランジスタに供電する
    直流電源と、第1、第2、・・・、第6の電機子コイル
    が通電されていないときに誘起される発電力を検出する
    それぞれに対応する第1、第2、・・・、第6の発電力
    検出回路と、同期速度の近傍において、外部同期信号と
    マグネット回転子の回転速度に比例して発生する位置検
    知パルス信号との差を検出して、この差に比例した電気
    信号を得る同期制御回路と、前記した第1、第2、・・
    ・、第6の発電力検出回路のそれぞれの出力と同期制御
    回路の出力を乗算する第1、第2、・・・、第6の乗算
    回路と、第1、第2、・・・、第6の乗算回路の出力に
    より、第1、第2、・・・、第6のトランジスタのそれ
    ぞれのベース制御を活性領域で行なって、同期速度を保
    持して各電機子コイルの通電を行なう第1の通電制御回
    路と、起動時より設定された回転速度に達するまでの間
    のみ、前記した位置検知装置より得られる第1、第2、
    第3の位置検知信号により第1、第3、第5のトランジ
    スタのベース制御を行なって第1、第3、第5の電機子
    コイルの通電制御を行なって、3相半波の通電をして駆
    動トルクを得る第2の通電制御回路とより構成されたこ
    とを特徴とする同期型直流電動機。
  2. (2)3相の半導体電動機において、3相の電機子コイ
    ルが装着された固定電機子と、該固定電機子に設けた軸
    承により回動自在に支持された回転軸と、該回転軸に中
    央部が固定されて同期回転するとともに、磁束が電機子
    コイルを貫挿して駆動トルクを発生する界磁磁極を備え
    た界磁マグネット回転子と、該マグネット回転子の回転
    円周面に配設され、磁極の磁界分布曲線がサイン曲線に
    相似した曲線となる複数個のN、S磁極と、該マグネッ
    ト回転子と同期回転する位置検知用の回転子と、該回転
    子の回転面に対向し、回転位置を検出して、電気角で1
    200度巾の第1、第2、第3の互いに隣接した矩形波
    の位置検知信号がサイクリックに得られる1個の位置検
    知素子を含む位置検知装置と、3相の電機子コイルの第
    1、第2、第3の相のそれぞれの電機子コイルの通電制
    御を行なう為の第1、第2、第3のトランジスタブリッ
    ジ回路と、マグネット回転子の磁極面に対向して電機子
    側に固定され、サイン曲線に相似した誘導出力が得られ
    る位置検知用の第1のコイルならびに第1のコイルより
    位相が電気角で順次に120度おくれた誘導出力が得ら
    れるように、電機子側に固定された第2、第3のコイル
    と、外部同期信号とマグネット回転子の回転速度に比例
    して発生する位置検知パルス信号との差を検出して、こ
    の差に比例した電気信号を得る同期制御回路と、前記し
    た第1、第2、第3のコイルより得られるそれぞれの誘
    導出力を整流して、第1のコイルの誘導出力より第1、
    第2の誘導出力を、又第2、第3のコイルの誘導出力よ
    り、それぞれ第3、第4の誘導出力及び第5、第6の誘
    導出力を得る整流回路と、第1、第2、・・・、第6の
    誘導出力のそれぞれの出力と同期制御回路の出力を乗算
    する第1、第2、・・・、第6の乗算回路と、第1、第
    2の乗算回路の出力により、第1のトランジスタブリッ
    ジ回路の対角線の位置にあるトランジスタ2組の内の各
    組の少なくとも1個のトランジスタのベース制御をそれ
    ぞれ活性領域で行なって、第1の相の電機子コイルに往
    復して電気角で180度の巾の通電を行ない、又同様な
    手段により、第2、第3のトランジスタブリッジ回路の
    トランジスタを第3、第4の乗算回路の出力ならびに第
    5、第6の乗算回路の出力によりそれぞれ制御して、第
    2、第3の相の電機子コイルに往復して電気角で180
    度の巾の通電を行なう第1の通電制御回路と、起動時よ
    り設定された回転速度に達するまでの間のみ、前記した
    位置検知装置より得られる第1、第2、第3の位置検知
    信号により第1、第2、第3のトランジスタ回路のトラ
    ンジスタのベース制御を行なって、第1、第2、第3の
    相の電機子コイルの1方向の通電制御のみを行ない、3
    相半波の通電をして駆動トルクを得る第2の通電制御回
    路とより構成されたことを特徴とする同期型直流電動機
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009195050A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Seiko Epson Corp 電動機

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