JPH01282414A

JPH01282414A - 路面走行車特に二輪車の走行した高さ距離を測定する装置

Info

Publication number: JPH01282414A
Application number: JP787989A
Authority: JP
Inventors: Kopp Bernhard; ベルンハルド　コップ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-01-21
Filing date: 1989-01-18
Publication date: 1989-11-14
Also published as: DE8800664U1; EP0325196A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、電子式の走行距離測定装置と、傾斜測定装置
と、これらの測定装置によって制御される、走行した高
さ距離の表示装置とを有し、該傾斜測定装置は、路面走
行車の走行方向に対して振子軸が直交方向に延長してい
る振子と、該振子の回転角に対応した電気信号を発生す
る電気信号発生装置とを備えている、路面走行車特に二
輪車の走行した高さ距離を測定する装置に関する。

［従来の技術］米国特許２３８２６１６号には、この形式の高さ距離の
測定装置が記載されているが、この公知の装置は、構造
が比較的複雑であるため、コスト高となる。

［発明が解決しようとする課８］本発明は、簡単な構造部材から組立てられて走行車上に
すみやかに容易に取付けできる、簡単な路面走行車特に
二輪車、軽モーターサイクル又は太陽電池もしくは他の
比較的弱いエネルギー源によって駆動される走行車のた
めの、廉価で堅強な高さ距離測定装置を提供することを
目的としている。

［課題を解決するための手段］この課題は、本発明によれば、請求項１の特徴部分に示
された特徴を備えた、冒頭に述べた形式の高さ距離測定
装置によって解決される。

走行距離測定装置には、慣用されるタコメーターを使用
することができる。変換器のデジタル信号の処理を行な
うマイクロプロセッサ−は、当業者には周知の仕方で、
行程距離測定装置及び回転角送信器の信号を数学的に結
合し、計算によって得た値を記憶する。記憶された高さ
距離は、直接にか又はキーを叩くことによって、呼出し
、表示装置上に表示することができる。

必要な場合には、それらの信号はマイクロプロセッサ−
へ供給される代わりに、アナログ・デジタル変換器へと
切換えられる。

回転角送信器の正の偏角は、上り勾配として、負の偏角
は下り勾配として、それぞれ定義される。

請求項３によれば、走行した高さ距離の計算において下
り勾配の距離は勘案されないか又は抑制されるようにす
るための装置が提案される。

マイクロプロセッサ−に組合された、請求項４によるキ
ーボードによれば零位置又はいろいろの表示を、表示装
置上において選択的に行なわせることができる。走行高
さ距離は、距離に関連付けたメモリのほかに、キーの操
作によっては消去できないメモリ（いわゆるハードウェ
アのリセットその他のみによって消去可能）中に記憶さ
せることができる。この値も、キーボードのキー操作に
よって表示することができる。

振子は、比較的大きな振子重量と比較的短い振子棒を備
えている。これは、本発明による高さ距離の、１ＩＩＪ
定装置に適した走行車の加速度が比較的低いことに留意
して、別の緩衝装置なしに走行車の傾きを多少とも安定
に表示するのに十分に足りる。

請求項５の構成によれば、高さ距離の測定装置は、走行
車の電子式タコメータ中に組込むことができるので、タ
コメータの成る構成部分は、本発明による高さ距離の測
定装置のためにも使用でき、従って、非常に簡単で廉価
な場所を取らない装置形態が実現される。

傾斜測定装置の零位置の調整は、傾斜ｎ１定装置の機械
的な可動部分例えば振子のための固定のストッパーの設
定などによって、機械的に行なっても、また電子式に行
なってもよい。

傾斜角の測定に基づいた走行車の瞬時的な上り勾配の表
示において、角度４５″は、１００％の上り勾配に通常
対応している。

請求項７又は８の特に簡単な実施態様によれば、回転角
送信器と振子とは共通のハウジングによって囲まれ、そ
の時々の回転角は、摺動抵抗上を摺動する摺動接点によ
って感知され、摺動抵抗は、ハウジングの内面に、モし
て摺動接点は振子にそれぞれ強く結合されているか、又
は逆に摺動接点がハウジングの内面に、そして摺動抵抗
は振子にそれぞれ強く結合されている。この構成は特に
堅強であり、容易に製造でき、比較的高信頼性の傾斜角
の値を与える。

次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて一層詳細
に説明する。

［実施例コ第１図において、傾斜計（傾斜測定装置）は、回転角送
信器１０を有し、送信器１０は、回転ポテンショメータ
ー１２を備えており、このポテンショメーター１２の軸
１４には、機械的な振子の振子質！１８を担持する振子
棒１Ｂが、図の紙面と平行に揺動自在に懸装されている
。傾斜計は、固定用の通し孔２０にねじ込まれる図示し
ないねじによって、特に二輪車のフレームに、しかし場
合によっては、その前車軸、操向装置又は操向装置の前
方部分又は他の路面走行車の対応した部分に適宜固定的
に取付けることができる。回転ポテンショメーター１２
から引出された電気接続ケーブルは、装置の他の電気的
部分に適当な仕方で接続することができる。

第２図において回転角送信器１０は、アナログ−デジタ
ル変換器２４に接続されており、アナログ−デジタル変
換器２４は送信器１０によって定められたアナログ測定
値例えば電気抵抗（重力によって強制される振子棒ｌＢ
及び振子質量１８の垂直位置によって送信器１０がそれ
に対し設定された電気抵抗）を、デジタル信号に変換す
る。この信号は、後続のマイクロプロセッサ−２６に供
給され、マイクロプロセッサ−２６は、この信号を水平
からの走行車の偏角に換算する。マイクロプロセッサ−
２６には、電子走行距１１１７１１１定装＠２５の信号
を与えられる。マイクロプロセッサ−２６によって計算
された偏角と、測定装置２５の信号に基づいて計算され
た行程距離とは、走行した高さ距離（高さ方向の距離）
又は走行路面の瞬時上り勾配を計算するための基礎とし
て役立つ。これらの値は、表示装置２８に連続的に送出
されるか、又は、マイクロプロセッサ−２６に接続した
キーボード３０の対応したキーを叩くことによって、呼
出し、また表示装置２８上に表示することができる。ま
た、前述した別のリセット、消去、表示その他は、キー
ボード３０によってマイクロプロセッサ−２６又は表示
装置２８に呼出すことができる。

電気機械式の回転角送信器１０°を備えた傾斜測定装置
の別の実施例は、第３図に図示されている。

この実施例によれば、回転角送信器１０°と振子（第３
図には振子棒１６の一部分のみ示す）とは、１つの共通
のハウジング３２中に配設してあり、回転角送信器１０
゛の軸１４は、ハウジング３２の対応した通し孔中に支
承されている。軸１４には、軸１４を囲むブロック３４
を介して、振子棒ｌＢが強く懸架されている。装置の他
の電気的部分に図示しない形で接続された摺動抵抗３８
は、ハウジング３２の屋根３６の円筒状の内面３５に取
付けてあり、この摺動抵抗３８は、細い円筒リングの切
片の形状を備えている。この円筒リングには、ブロック
３４に強く連結された摺動接点４０が摺接する。摺動接
点４ｏは、やはり図示しない仕方で電気的に接続されて
いる。

第４図には、回転角送信器１０’と振子棒１Ｂ及び振子
質ｆｆ１１８を備えた本発明の傾斜測定装置の更に別の
実施例が図示されている。ハウジング３２とブロック３
４並びに軸１４は、第３図の実施例と同様に形成され支
承されている。しかしこの実施例によれば、摺動抵抗３
８゛は、ハウジング３２の側部壁の内面に取付けてあり
軸１４を囲む円板の形状を備えている。摺動抵抗３８′
は、ブロック３４から側方に突出している摺動接点４０
°によって感知される。

その他の点では、この実施例による電気回路は、例えば
第３図に示した実施例と同様に構成されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、回転角送信器を備えた傾斜測定装置を示す正
面図、第２図は、本発明による高さ距離測定装置のブロ
ック図、第３．４図はそれぞれ本発明の別々の実施例に
よる回転角送信器を示す部分的な縦断面図である。１２・・・回転ポテンショメーター（回転角送信器）。１４・・・軸。１Ｂ・・・振子軸（振子）。１８・・・
振子質ｆｆ１（振子）。２４・・・アナログ−デジタル
変換器。２５・・・走行距離測定装置。２６・・・マイ
クロプロセッサ−０２８・・・表示装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電子式の走行距離測定装置と、傾斜測定装置と、
該走行距離測定装置及び傾斜測定装置によって制御され
る、走行した高さ距離の表示装置とを有し、該傾斜測定装置は、路面走行車の走行方向に対して振子
軸が直交方向に延長している振子と、該振子の回転角に
対応した電気信号を発生する電気信号発生装置とを備え
ている、路面走行車特に二輪車の走行した高さ距離を測
定する装置であって、振子（１６、１８）が電気機械的
な回転角送信器（１２）の軸（１４）に懸架されており
、走行距離測定装置（２５）と回転角送信器（１２）とが
、マイクロプロセッサー（２６）に接続されており、マ
イクロプロセッサー（２６）の出力信号は表示装置（２
８）に給されるようにしたことを特徴とする高さ距離測
定装置。
（２）走行距離測定装置（２５）及び／又は回転角送信
機（１２）と、マイクロプロセッサー（２６）との間に
、アナログ・デジタル変換器（２４）が挿入されている
ことを特徴とする請求項１記載の高さ距離測定装置。
（３）回転角送信器（１０）の下り勾配に対応する負値
の伝送を禁止する装置が設けられていることを特徴とす
る請求項１又は２記載の高さ距離測定装置。
（４）キーボード（３０）をマイクロプロセッサー（２
６）に接続したことを特徴とする請求項１−３いずれか
１項記載の高さ距離測定装置。
（５）電子式タコメータと高さ距離測定装置とが共通の
走行距離測定装置と、共通のマイクロプロセッサー（２
６）と、共通の表示装置（２８）と、更に場合によって
は、共通のキーボード（３０）とを備えるように、高さ
距離測定装置を該電子式タコメータに組合せたことを特
徴とする請求項１−４のいずれか１項記載の高さ距離測
定装置。
（６）回転角送信装置（１２）の軸（１４）を支承した
共通のハウジング（３２）中に、回転角送信器（１２）
と振子（１６、１８）とを配設しており回転角送信器（１２）が振子（１６、１８）又はハウジ
ング（３２）の内面に強く結合された摺動接点（４０、
４０’）と、ハウジング（３２）の内面又は振子（１６、１８）と強
く結合されて摺動接点（４０、４０’）により感知され
る摺動抵抗（３８、３８’）とを備えたことを特徴とす
る請求項１−５のいずれか１項記載の高さ距離測定装置
。
（７）摺動抵抗が振子（１６、１８）に強く結合された
回転角送信器（１２）の軸（１４）上に中空円筒形に設
けられたことを特徴とする請求項６記載の高さ距離測定
装置。