JPH01281909A

JPH01281909A - 射出成形機

Info

Publication number: JPH01281909A
Application number: JP11162888A
Authority: JP
Inventors: Seiji Yamazaki; 山崎　誠二; Riyuuji Tai; 鯛　隆二
Original assignee: Fanuc Corp
Current assignee: Fanuc Corp
Priority date: 1988-05-10
Filing date: 1988-05-10
Publication date: 1989-11-13
Anticipated expiration: 2012-07-23
Also published as: JP2632360B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は射出成形機におけるノズルタッチ機構に関す
る。

従来技術射出成形機において、金型交換、パージ、あるいはシリ
ンダアッセンブリの交換などの作業では、型締ユニット
に取り付けた固定側金型から射出ユニットの射出ノズル
を引離す必要があり、さらに作業後はふたたび前記ノズ
ルを固定側金型のスプルーブツシュに押圧密着させる必
要がある。

このため射出成形機では型締ユニットと射出ユニットの
間にノズルタッチ機構を設けて、型締ユニットに対し射
出ユニットを後退および前進できるようにしている。

しかし、従来のノズルタッチ機構はＤＣあるいはＡＣモ
ータを必要時に単に駆動して射出ユニツ１〜を一定の速
度で移動し、射出ユニットが所定の位置に達するとリミ
ットスイッチなどがこれを検出して前記モータを停止し
、射出ユニットの移動を停止するというものである。

これをノズルタッチ過程について見ると射出ユニットは
、当初、スプルーブツシュに向けて一定の速度で移動さ
れ、射出ノズル先端が固定側金型のスプルーブツシュに
接触したノズルタッチ後は、バネを圧縮するなどしなが
ら所定の位置まで移動し、所定の位置でノズルタッチ機
構の作動が停止される。そして、この間、ノズルタッチ
までの一定速度は無駄時間を小さくするために、比較的
太きく　（３０ｍｍ／秒程度）設定されているので、ノ
ズルタッチはこの大きな速度のまま行なわれることにな
る。

このため、ノズルタッチ時に、射出ノズルが前記の大き
な一定速度のまま固定側金型のスプルーブツシュに衝突
し、これら両者が損傷してしまうことがあった。

発明が解決しようとする課題この発明はノズルタッチ時に射出ノズルやスプルーブツ
シュ（金型）を損傷することが無いノズルタッチ機構を
備えた射出成形機の提供を課題とする。

課題を解決するための手段射出成形機において、型締ユニットに対し射出ユニット
を移動するノズルタッチ機構に、ノズルタッチ直前に射
出ユニットの移動速度を低減する変速装置を設ける。

実施例第２図において射出成形機１の機枠２に型締ユ□ニット
３と射出ユニット４が対向して配置されており、両ユニ
ット３，４間にノズルタッチ機構５が設けられている。

射出ユニット４は前方にシリンダアッセンブリ６を備え
その先端は射出ノズル７に構成されている。射出ユニッ
ト４全体は機枠２に設定したレール上をローラー８を介
して前後に移動が可能である。

型締ユニット３は機枠２に固定された固定プラテン９を
備え、これには固定側金型１０が装着されている。

ノズルタッチ機構５は機枠２の固定プラテン９側の下部
に取付りられた制御部１１を備えたノズルタッチ用モー
タ１２（インダクション・モータ）と減速機１３、その
出力軸１４に連結されたボールねじ軸１５、射出ユニッ
ト４の下面に該ユニット４に対し前後摺動自在に取付け
られたボールナツト部材１６および固定プラテン３の後
面に射出ノズル７の移動軌跡を挟んで配置したタッチ用
近接センサー１７とからなる。固定プラテン３の後面位
置は固定側金型のスプルーブツシュの位置に近接し、移
動してくる射出ノズル７先端に関してはノズルタッチ直
前の位置である。

ボールナラ１〜部材１６は第３図に示すように前記のボ
ールねじ１５が螺合されるボールナツト１８とその後面
に設けたガイド棒１９、これらに嵌挿した押圧バネ２０
および両ガイド棒１９を連結しバネ受りとなるストッパ
片２１とからなり、ポールナツト１８を前方として前記
ガイド棒１９を射出ユニット４の下部機枠に、前後方向
で摺動自在に、かつ、該下部機枠とストッパ片２１との
間に押圧バネ２０を介して取りつけである。

なお、第２図において符号２４はタッチ圧用近接センザ
ーでストッパ片２１の位置を検出するものである。

制御部１１は第１図に示すようにコントローラ２２とイ
ンバータ２３を主体とし、コントローラ２２は設定部と
リレ一部、切換部を備え、タッチ用近接センサー１７か
らノズル検出信号がリレー部に入ると、設定部に設定さ
れた射出ユニット４の移動速度が高い方から低い方へ選
定され、切換え部がインバータ２３を選定された移動速
度となるように制御し、ノズルタッチ用モータ１２の回
転を低減する制御を行なうものである。

ノズルタッチ機構５において、タッチ用近接センサー１
７と制御部１１は射出ユニツ１−４の移動速度を低減す
る変速装置を構成している。

あらかじめコントローラ２２の設定部にセットされた低
減の程度は、この実施例で３０ｍｍ／秒を１０ｍｍ／秒
に落している。なお、このコントローラ２２ではひくい
方を１０〜１５ｍｍ／秒位まで設定可能であり、また前
記の低減状態はタッチ用近接センサー１７が射出ノズル
７を検出しなくなると解除されるものである。

第２図のノズルタッチ解除状態からモータ１２を駆動す
ると、ボールねじ１５、ボールナラ１一部材１６を介し
て射出ユニット４が３０ｍｍ／秒で前進する。やがて、
該ユニット４先端の射出ノズル７がタッチ用近接センサ
ー１７に達すると、制御部１１によってノズルタッチ用
モータ１２の回転が１０ｍｍ／秒に低減され、その後、
射出ノズル７はその減速状態でゆっくりと固定側金型１
０のスプルーブツシュに当接し、ノズルタッチが行なわ
れる。

＝　６− なお、ノズルタッチ後もモータ１２は回転を続（プ、射
出ユニツ１〜／Ｉは前進するが、ノズルタッチ後はハネ
２０を圧縮し射ｄｊノズル７先端とスプルーブツシュ間
の押圧力を高める。そして、タッチ圧用近接センザー２
４がドグとしての連結片２１を検出するとモータ１２は
停止され、以後図示していないブレーキでその位置が維
持される。すなわち、射出ノズル７と固定側金型間のタ
ッチ圧は押圧バネ２０の弾発ツノによって維持される。

ノズルタッチ状態の解除は前記の逆作動となる。

他の実施例として、タッチ用近接センサー１７を射出ノ
ズル７の移動軌跡に沿って複数＾ｅ置し、射出ユニツ］
へ４の移動速度を段階的に低減することも可能である。

発明の効果ノズルタッチ時、金型や射出ノズルを損傷することがな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は模式的に示す正面図。第２図は簡略に示覆正面
図、第３図は説明のために示す拡大図である。１・・・射出成形機、２・・・機枠、３・・・型締ユニ
ット、４・・・射出ユニッ］〜、５・・・ノズルタッチ
状態、６・・・シリンダアッセンブリ、７・・・射出ノ
ズル、８・・・ローラー、９・・・固定プラテン、１０
・・・固定側金型、１１・・・制御部、１２・・・ノズ
ルタッチ用モータ、１３・・・減速機、１４・・・出力
軸、１５・・・ボールねじ軸、１６・・・ボールナラ１
へ部材、１７・・・タッチ用近接センサー、１８・・・
ポールナツト、１つ・・・ガイド棒、２０・・・押圧バ
ネ、２１・・・ストッパ片、２２・・・コントローラ、
２３・・・インバータ、２４・・・タッチ用近接センサ
ー。特許出願人　　ファナック株式会社代　理　人　　弁理士　竹本松司（ばか２名）

Claims

【特許請求の範囲】

　型締ユニットに対し射出ユニットを移動するノズルタ
ッチ機構を備え、該機構にノズルタッチ直前に射出ユニ
ットの移動速度を低減する変速装置を設けてあることを
特徴とした射出成形機。