JPH01281878A - ねじ締め付け装置 - Google Patents

ねじ締め付け装置

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Publication number
JPH01281878A
JPH01281878A JP1010958A JP1095889A JPH01281878A JP H01281878 A JPH01281878 A JP H01281878A JP 1010958 A JP1010958 A JP 1010958A JP 1095889 A JP1095889 A JP 1095889A JP H01281878 A JPH01281878 A JP H01281878A
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JP
Japan
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screw tightening
tightening device
torque
angle
housing
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Pending
Application number
JP1010958A
Other languages
English (en)
Inventor
Klaus Neuhaus
クラウス・ノイハウス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stahlwille Eduard Wille GmbH and Co KG
Original Assignee
Eduard Wille GmbH and Co KG
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Publication date
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Publication of JPH01281878A publication Critical patent/JPH01281878A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
    • B25B23/142Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers
    • B25B23/1422Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers torque indicators or adjustable torque limiters
    • B25B23/1427Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers torque indicators or adjustable torque limiters by mechanical means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ねじ込むべきねじ結合体の回転軸に係合可能
な頭部と、握り部とを備えた管を有し、この管内にトル
クの設定とトルク感知のためのトルク器具が組み付けら
れ、かつ、前記回転軸の回転角を測定するための器具が
備えられたねじ締め付け装置にかかるものである。
この種の装置は、たとえばドイツ連邦共和国の公開公報
第2914287号により知られている。
それによれば、頭部の回転軸に同軸状に組み付けられた
角度目盛とその角度目盛と協働する表示標識を有し、両
者は相対回転可能に構成されていて、一方は本体と一体
回転するように本体側に回転不能に取り付けられ、他方
は随伴回転しないように、近くにある各種の作業片など
に固定できる構造となっている。この公知の装置によれ
ば、弾性限界を越えての締め付け操作をただ単独の装置
で行なえるという利点を有している。しかし、ひとまず
その停止点まで、すなわち必要な締め付けトルクに到達
するまで締め付け、そののち前記円板を所望回転角度へ
設定調整しなければならず、その後はじめてそれ以上の
締め付けが可能となる。したがって、このようないろい
ろの付加操作が必要となり、そのために締め付け工程を
中断しなければならないという欠点があった。また、た
とえばラチエットのように断続的な締め付けを行なう際
には、各締め付け毎に達成された部分的回転角度を読取
って、それ以上締め付ける際に円板を残り回転角度へ設
定調整しなければならない。こうしたことは、特に、回
数の多い断続的な締め付けの際に、ずいぶん手間ひまを
必要として、ひいては締め付け誤差を生ずるという欠点
もある。
そのうえさらに、締め付けのためにただわずかなすきま
しかない場合には、その角度円板そのものがかなりの場
所を必要とする。し、さらにその角度円板をいちいち手
で設定調整するのになおいっそうのすきまを必要とし、
現実には、使用できないことが多い。
ここで、本発明の課題は、前述した従来装置を改良する
ことであって、必要な締め付けトルクまで、すなわち回
転角測定の開始点までの締め付けと、それ以上の弾性限
界を越える締め付けを、その回転角制御の下で、連続的
にひとつの締め付け工程で行ない得て、しかも、断続的
な締め付けに際しても、実際の回転角の表示になんの影
響も及ぼさない装置を提供しようとするものである。さ
らに、その装置は、全体がコンパクトで、ひどく手の入
れにくいところでさえ締め付け操作ができ、しかも装置
の握り部のところで角度の読取りも可能なものである。
この目的を達成するため、本発明による締め付け装置は
、締め付けトルクが設定トルクに到達した後に回転角測
定器具が作動されるように、この回転角測定器具とトル
ク器具とが連動連結されていることを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、通常所定トルクへの到達を
たとえば視覚記号によってとか音の発生によって表示す
るためのトルク器具の部品が、回転角測定器具を自動的
に作動させるので、締め付け操作を中断なく続けること
ができるのである。
さらにまた、本発明は、あらかじめ定められた1〜ルク
の設定および信号報知のための装置、ならびに締め付け
時の回転角の測定と表示のための装置にもかかわるもの
である。
次に、添付図面に示された実施例によって、本発明の詳
細な説明するが、本発明の装置は、トルク器具も回転角
測定器具もいずれも含んでいて、回転角制御の助けでも
って、連続的なひとつの締め付け工程で弾性限界を超過
しての締め付けを可能とする。すなわち設定トルクでの
予備締め付けと、それ以上のねじの塑性範囲内への角度
の締め付けとが、中止や停止なしにひとつの締め付け工
程で行なうことができるのである。しかも本発明の装置
によれば、そのときそのときの所望回転角の測定がじか
に読取れるし、さらに、その回転角測定の開始点までの
予備締め付けのためのそのときそのときのトルクもやは
りあらかじめ設定することができるのである。
図面を参照しながら、まず、本発明の装置のうち、設定
トルクまでの締め付けを可能とする部分について説明す
る。本発明によるトルク器具は、好ましくは四角い断面
の箱型の管(1)からなる。その管(1)の一端にはね
じ込むべき回転軸に係合可能な頭部として作用するアタ
ッチメント(2)が取り付け可能で、このアタッチメン
ト(2)は、ラチェットとか四角材とか環なり口形なり
の締め付け具からなるものである。こうして、このアタ
ッチメント(2)を取り替えることにより、大きな融通
性が生ずるのである。
管(1)の他端には、揺動可能に取り付けられた握り部
(3ンが設けられている。その握り部(3)は、握り部
(3)内に位置するリンク(4)、 (6)からなるふ
たつのリンク対を介して平行に移動するように構成され
ている。それら平行リンク(4)、(6)の他端は、管
(1)内部でその管(1)に固着のつなぎ片(7)に枢
支連結されている。前記握り部(3)は断面U形に作ら
れていて、U形両自由辺(8)は、前記つなぎ片(7)
も管(1)の並列端(9)もいずれをも囲い込んでいる
。管(1)の並列端(9)も、やはりU形断面を持ち、
鉛直なU形自由辺の高さはおおよそ管(1)の半背丈に
相当するものである。このような配置構成は、前記握り
部(3)の平行揺動を許し、その握り部(3)は、出発
位置で管(1)の鉛直へりによって、また、終末位置で
管(1)のU辺の水平な両へりによって案内されること
になる。前記握り部(3)内には、好ましくは平ばねか
らなるたわみ棒(11)が組付けられている。このたわ
み棒(11)は、一端がリンク(4)の上方枢支軸(1
2)に取り付けられ、他端が設定用の移動具(13)内
にはめ込まれている。
その移動具(13)は握り部(3)内で握り部(3)の
長手方向軸に垂直な方向に移動可能に構成されている。
その移動具(13)のねじ溝式貫通穴(14)には、設
定用のねじ(16)が貫通されていて、このねじ(16
)の一端は握り部(3)内の当接面(17)に押し当た
り、他端には好ましくは操作のための内側六角穴が備え
られている。この設定用のねじ(16)のねじ込みによ
って、前記移動具(13)を移動させ、したがってまた
この移動具(13)内にはめ込まれたたわみ棒(11)
を移動させることができる。こうした移動は、矢印(Y
)によって示されている。前記たわみ棒(11)は、ね
じ込み締め付けの際、前記握り部(3)が終末位置で管
端(9)のU辺へ当たりつくまで、握り部(3)と共に
揺動させられる。この揺動の途中で、たわみ棒(11)
は当接具(18)へ当接し、そののち握り部(3)をな
お揺動させようとすれば、たわみ棒(11)の抵抗にさ
からって揺動させることができる。この当接具(1B)
はねじボルトからなり、つなぎ片(7)にねじ込まれて
いて、たわみ棒(11)との間隔が設定調整可能に構成
されている。好ましくは、当接具(18)はたわみ棒(
11)のまんなかの部域に位置し、矢印(Y)に平行に
設けられている。
この当接具(18)でもって、トルク設定調整が行なわ
れるのである。すなわち、この当接具(18)からのた
わみ棒(11)への間隔、つまり移動片(13)で移動
させられたたわみ棒(11)の移動量が大きければ大き
いほど、握り部(3)のうち勝つべき抵抗、つまりたわ
み棒(11)のたわみは小さくなるのである。また、そ
の当接具(18)からのたわみ棒(11)の間隔が小さ
ければ小さいほど、たわみ棒(11)の大きなたわみが
生じるので、うち勝つべき抵抗がそれだけ大きくなるの
である。
そのときそのときのうち勝ちのために必要な力は、前記
握り部(3)にもたらされて、力腕として作用する管(
1)を介して、締め付けるべきトルク量を作り出すので
ある。この移動片(I3)上には、締め付けトルクの大
きさを表示する尺度(15)が握り部(3)の先端面内
の(第4図参照)穴(19)の箇所に設けられているの
で、この尺度(15)を見ながら、所望の締め付けトル
クに設定調整することができる。このように設定調整さ
れた締め付けトルクの大きさは、本発明による器具が純
粋なトルク限定締め付け具として使われているかぎりで
は、たとえば見取り可能あるいは聞取り可能な信号とし
て作用し、また、それがさらに回転角制御を受けての伸
び限度超過締め付けのために使われるならば、さらに以
下に説明する回転角測定装置として作用するのである。
前記つなぎ片(7)内に収納され、かつ、たわみ棒(I
I)に当接している圧縮ばね(25)によって、前記握
り部(3)の解放時に、それの出発位置への復位が生じ
る。その解放機構は解放用のリンク即ち解除レバー(2
1)からなっており、つなぎ片(7)の軸受は台(22
)に、好ましくはおおよそまんなかて、揺動可能に枢支
されている。
このリンク(21)の後端には下から圧縮ばね(23)
が当接しており、このばね(23)は、リンク(21)
の後端とつなぎ片(7)とのあいだに組付けられている
。そのリンク(21)はおおよそ管(1)の長手方向軸
に平行に伸びる位置にあって、その位置がすなわち作動
前の出発位置にあたるのである。そのリンク(21)の
後端の上方には解放当接具(24)が握り部(3〉にね
じ込まれていて、握り部(3)がその終末位置に到達し
たのちに、当接具(24)によってリンク(21)が解
放位置にまで揺動されるように構成されている。これに
よって、リンク(21)の前方切替え端が、たとえば視
覚的または聴覚的な信号用の作動機能を発揮する。
図示の例では、これによって、角度測定および表示装置
が働かせられるのである。
そうした作動までに必要なトルクの大きさが、前記移動
具(13)の移動によって生じるかわりに、この移動具
(■3)が固定式のものであって、トルクの設定調整が
もっばら当接具(18)の位置調整によって行なわれる
というものでもよい。それらの設定調整例のいずれでも
、トルクの大きさは、実質的に、たわみ棒(11)の剛
性にも関連し、また、最終的に管(1)の長さによって
規定されるのである。
本発明はさらに、ねじ込み締め付け時の回転角の測定お
よび表示のための器具をも兼用している。そうして、本
発明は、こうした器具単独にも、前述のトルク制御作動
装置との組合わせにも利用することができるものである
。本発明による回転角測定および表示器具は、前記管(
1)の前端の鉛直回転軸(Z)まわりに回転可能に設け
られたヘッドギヤホイール(26)からなっている。そ
の鉛直回転軸(Z)は、図外の締め付けるべきボルトな
どの回転軸に一致するものである。
そのヘッドギヤホイール(26)内へは四角材(27)
が同軸的に挿入可能であって、その四角材(27)には
、てこ腕(28)が揺動および回転可能にしっかりと組
付けられている。そのてこ腕(28)の下向きに折り曲
げられた端にはその軸心まわりに回転可能に、好ましく
は磁石(29)が取り付けられている。この磁石(29
)は、ボルトなどを締め付けるべきたとえば箱材に吸着
して、そのてこ腕(28)を固定するためのものである
。そうした固定方式の代わりに機構学的な方式で固定す
るようにしてもよい。そのてこ腕(28)は四角材(2
7)を介してヘッドギヤホイール(26)と回転固定的
につながれているので、回転角測定用出発位置がそれに
よって確定されるのである。これで、前記アタッチメン
ト(2)の中心回転軸でもある(Z)まわりの管(1)
の回動の際、その管(1)に対する相対的なヘッドギヤ
ホイール(26)の回転が、締め付けるべきボルトなど
の回転角度に対する尺度となるのである。このヘッドギ
ヤホイール(26)とかみ合っているタイミングベルト
(31)によって、前記ヘッドギヤホイール(26)の
相対的回転角度がつぎに説明するような角度表示器へ、
好ましくはl:lの割合いで伝達されるのである。この
ようなタイミングベルト(3I)の使用によって、簡単
な方策で、ボルトなどの回転軸の回転が、これに垂直な
軸、すなわちその管(1)の長手方向に向かう軸の回転
へと変更されるのであり、それは、きわめて場所節約の
構成となる。つまり、そのタイミングベルト(31)は
、ヘッドギヤホイール(26)へ巻き掛けられたのちに
ヘッドギヤホイール(26)の回転軸に垂直な方向への
びて変向ロール(32)を介して変向歯車(33)へと
案内されている。この歯車(33)は回転軸がヘッドギ
ヤホイール(26)の回転軸に垂直に管(1)の長手方
向に向いていて、この歯車(33)もさらに変向ロール
(32)も、管(1)内に組み付けられている軸受は体
(34)に軸受けされている。この軸受は体(34)は
、管(1)内でらせんばね(35)の圧力にさからって
移動できるように組み付けられているので、そのタイミ
ングベルト(31)は、いつでも均等に引っ張られてい
る。
ここで、前記ヘッドギヤホイール(26)の回転は、連
結棒(36)を介して、角度表示器(37)の軸(44
)へ伝えられる。この連結棒(36)は、変向歯車(3
3)および角度表示器(37)とに一体回転可能に取り
付けられているのであるが、長手方向には、相対移動可
能に取り付けられていて、しかもわずかな相対傾きをも
吸収でき、位置ずれや組み付け誤差、さらには管(1)
のねじれも吸収でき、これによって回転伝達への悪影響
が避けられるのである。この連結棒(36)の両端は平
坦に形成されていて、長溝(38)にはめ込まれている
もので、それら長溝(38)は、変向歯車 (33)や
角度表示器(37)の軸(44)とかの突起(39)、
(41)に形成されている。これら平坦部は圧縮ばね(
42)によって突起(39)、 (41)の長溝(38
)内で回転不能に保持されている。
前記角度表示器(37)は、つぎの要求条件を満たして
いる。
1、締め付け方向への管(1)の回動および対応するヘ
ッドギヤホイール(26)の回転の際、たとえば解除レ
バー(21)を用いて、目盛り胴(43)を零位置へ維
持しておくことができること。
2、締め付け方向への管(i)の毎回の回動および対応
するヘッドギヤホイール(26)の回転中において、設
定したトルクを超過した際、即時に目盛り胴(43)を
一体回転させることができること。
3、締め付け方向と逆な方向への管(1)の回動の際、
ヘッドギヤホイール(26)の回転にかかわらず、その
目盛り胴(43)を固定しておくことができること。
4、 ヘッドギヤホイール(26)が停止している際、
その目盛り胴(43)を零位置に設定調整できること。
次に、これら要求条件を満たすための構造について説明
すると、前記角度表示器(37)は、軸(44)を有し
ていて、この軸(44)は、箱材(45)内に軸受けさ
れ、その軸受は穴の両側の部分で軸心方向に摺動しない
ように保持されている。この軸受は穴から外に出ている
軸端のところで、前記連結棒(36)と連結されていて
、これによってヘッドギヤホイール(26)のどんな回
転にも随伴して回転できるように構成されている。この
軸(44)の内側の軸端上には、一方向にのみ自由回転
を許す自在輪(46)、特にニードル自在輪が取り付け
られていて、これをおおい囲んでいる駆動筒(47)内
にそのケーシングとともに収納されている。その自在輪
(46)は、軸(44)のたとえば矢印(I)方向への
自由回転は阻止するのである。その駆動筒(47)は鋼
からなっているもので、円周に段違い部(48)が備え
られている側の先端面で、円板形の永久磁石(49)に
吸着されており、その磁石(49)は、目盛り胴(43
)内へ底材としてはめ込まれて、この胴(43)に固着
されている。
この目盛り胴(43)は駆動筒(47)をおおい囲んで
いて、その段違い部(48)によって案内保持されてい
る。この駆動筒(47)の回転で、磁石とそこに生じて
いる摩擦力とのために、永久磁石(49)は目盛り胴(
43)ともどもに随伴されることとなる。軸(44)と
逆な側での箱材(45)内には、復位円板(52)が一
体内な軸受は突起(53)で軸心方向への移動を阻止さ
れた状態で軸受けされている。
前記永久磁石(49)は、前記駆動筒(47)の前端面
よりも小さい復位円板(52)の先端面にも吸着してお
り、それによって、ここでは、その磁力によって作用さ
れる少なめな随伴摩擦力が生じるように構成されている
。この箱材(45)からうしろへ向けて突出している復
位円板(52)の心軸上には、はめつけ用の円板(58
)が固定されている。
この円板(58)内の円周に組付けられた復位ばね(5
9)は、そのばね力が回転方向(III)向きに作用し
、しかも回転の際に逆向きに作用する随伴摩擦力よりも
大きく設定されていて、それによって、この円板(58
)は、その復位円板(52)といっしょに、箱材(45
)の固定用の当接具に当接して支えられている。前記円
板(58)には、径方向に突出する作動棒(57)が固
着されて管(1)の貫通穴から外へ突出しており、この
作動棒(57)を介して、その圧縮ばね(59)の復元
圧力にさからって手動により復位円板(52)を約60
度回転できるように構成されている。この復位円板(5
2)の外側には、目盛り胴(43)と一体形成された円
筒形付加部(54)が位置されている。この付加部(5
4)の周辺に突起(56)が形成されていて、その突起
(56)がトルク器具の解放用リンク(21)と協働す
るのであり、次に、その協働作用について説明する。
前記解放用リンク(21)が第3図に示す出発位置にあ
れば、目盛り胴(43)の突起(56)がリンク(21
)の先端に当接していて、永久磁石(49)とともに、
その目盛り胴(43)の回転方向(I)への回転は阻止
されている。いま、締め付け工程において、軸(44)
がヘッドギヤホイール(26)の回転にもとづいて矢印
(I)の方向に回転されると、前記自在輪(46)も一
体内に回転して、駆動筒(47)は、この駆動筒(47
)と永久磁石(49)とのあいだの摩擦力にうち勝って
、軸(44)に随伴しながら一体回転するのである。さ
て、解放用リンク(21)が突起(56)より上方へ持
ち上げられると、突起(56)が自由解放され、それに
よって永久磁石(49)と目盛り胴(43)とが自由解
放されて、これらが、こんどは、摩擦力によって駆動筒
(47)に随伴しながら一体回転するのであり、この際
、圧縮ばね(59)で固定保持されている復位円板(5
2)の摩擦力にうち勝つことになるのである。
前記ヘッドギヤホイール(26)の回転は好ましくは比
率1:1で目盛り胴(43)へ伝えられるので、目盛り
胴(43)の周辺に適切な目盛り尺度を施すことによっ
て、解放トルクに到達したのちのそのときそのときの締
め付け角をその尺度上で読取ることができるのである。
そのために、この目盛り胴(43)の上方の管(1)に
零点標識付きの窓(61)が形成されているのである。
さらに、アタッチメント(2)としてラチェット式のも
のを使用し5、たとえば小さな歩進角度で回数の多い締
め付けを行なう場合には、締め付け方向と逆な方向への
管(1)の回転に対しては、目盛り胴(43)は一体回
転せずに毎回到達ずみの位置にとどまって、個々の締め
付け方向への歩進角度の加算が目盛り胴(43)によっ
て表示されるのである。このことが可能なのは、軸(4
4)が方向(II)へ回転する際には、自在輪(46)
が軸(44)の自由回転を許し、駆動筒(47)の随伴
が生じないからである。その際、駆動筒(47)も復位
円板(52)も永久磁石(49)に吸着したままであり
、目盛り胴(43)が回転することはないのである。そ
の締め付け工程が終了して握り部(3)が解放されたの
ちは、前記解放用リンク(21)がその出発位置へふた
たび戻るのである。
つぎの締め付け工程のために、前記目盛り胴(43)を
その到達表示位置からふたたび零位置へ戻すには、てこ
腕(28)を固定したままで、管(1)を上方へ持ち上
げてアタッチメント(2)をボルトなどから外し、その
まま管(1)を締め付け方向へ回転させればよい。さら
に別の方法として、作動棒(57)を利用することがで
きる。つまり、まず作動棒(57)を(IV)の方向へ
回転させるのである。すると、復位円板(52)が圧縮
ばね(59)のばね力にさからって回転されるが、その
際、目盛り胴(43)は随伴して回転することがない。
な ・ぜなら、自在輪(46)が駆動筒(47)の回転
を阻止し、永久磁石(49)と駆動筒(47)とのあい
だの摩擦力が大きく、永久磁石(49)に対して復位円
板(52)がスリップするからである。その後、作動棒
(57)を解放すると、圧縮ばね(59)のばね力によ
って復位円板(52)が方向(III)の方に戻し押さ
れて、その復位円板(52)によって、目盛り胴(43
)も永久磁石(49)も、その永久磁石(49)によっ
て駆動筒(47)もが、自由走行方向に随伴され、零位
置へ戻されるのである。この零位置へ戻された状態では
、前記突起(56)がふたたび解放用リンク(21)に
当接することになる。
以上のように、本発明の装置によれば、全体がコンパク
トで手の入りにくいところでも使用することができる。
さらに、回転角制御下での締め付け工程が、中止や停止
なしにひとつの締め付け工程で行なうことができ、その
際、その回転角の表示はアタッチメント(2)から離れ
たところで楽に読取ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置の前方部分とアタッチメン
トとの一部切断側面図、第2図は、握り部の一部切断側
面図、第3図は、一部切断平面図、第4図は、第3図中
の矢印■からの側面図、第5図は、要部の拡大断面図で
ある。 (1)・・・・・・管状ハウジング、(2)・・・・・
・頭部、(3)・・・・・・握り部、(11)・・・・
・・たわみ棒、(18)・・・・・・当接具、(26)
・・・・・・ヘッドギヤホイール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トルクおよび回転角度を制御する手段を用いてねじ
    結合体を軸(z)周りに弾性限界以上まで締め付ける装
    置であって、 (a)一端に握り部(3)を有する管状ハウジング(1
    )、 (b)該管状ハウジング(1)の他端に配設され、ねじ
    結合体を係合するようにされる頭部部品、 (c)該握り部(3)と該ハウジング(1)によって該
    頭部部品と該ねじ結合体の上に発生するトルクが予定値
    より大きい時にそのトルクに感応するトルク感知器、 (d)該予定トルク値になる時の予定角度を表示する角
    度表示器を備えた、ねじ結合体の締付け時に回転角度を
    測定する器具、 を備えるものにおいて、 (e)該回転角度測定器具が、摺動クラッチ(47)、
    (49)によって該角度表示器(37)を駆動するよう
    になっていて、 (f)係止器具(21)、(56)が角度表示器(37
    )を回転角度の前記予定値で止めるように配設されて、
    さらに、 (g)該トルク感知器(11)、(18)、(24)が
    感応すると、該係止器具(21)、(56)が自動的に
    外れるように構成されている ことを特徴とするねじ締め付け装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、前記伝動機構がさらにフリーホィール(46)
    を有することを特徴とするねじ締め付け装置。 3、特許請求の範囲第1項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、 (a)前記角度表示器(37)が回転可能な目盛り胴(
    43)を有し、 (b)前記摺動クラッチが該目盛り胴(43)に当接す
    る円盤型の永久磁石(49)と、該目盛り胴(43)内
    に配設され前記軸棒(44)で駆動される駆動筒(47
    )を有し、該駆動筒(47)の表面が該永久磁石(49
    )の第1の前端面の方に磁力で吸引されることを特徴と
    するねじ締め付け装置。 4、特許請求の範囲第2項または第3項に記載のねじ締
    め付け装置であって、前記フリーホィール(46)が前
    記軸棒(44)と前記駆動筒(47)の間に配設される
    ことを特徴とするねじ締め付け装置。 5、特許請求の範囲第4項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、 (a)単位円盤(52)が前記永久磁石(49)の前記
    駆動筒(47)に対向する第2の前端面に噛み合い、か
    つ、 (b)前記復位円盤(52)の前端面の面積が前記駆動
    筒(47)の前端面の面積より小さいことを特徴とする
    ねじ締め付け装置。 6、特許請求の範囲第5項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、 (a)前記復位置円盤(529が前記軸棒(44)と前
    記目盛り胴(43)に共軸で枢支されていて、(b)該
    復位円盤(52)がハウジングに固定される係止部材に
    バネ(59)で噛み合うようになっていて、さらに、 (c)該復位円盤(52)に設けられたハウジング(1
    )の外まで突出する作動棒(57)により該バネ(59
    )の作用にさからって、該復位円盤(52)が回転可能
    であることを特徴とするねじ締め付け装置。 7、特許請求の範囲第3項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、前記係止器具が前記目盛り胴(43)の外周に
    付けられた係止突起(56)と、始点にあるときの該係
    止突起(56)にその自由端が噛み合って該目盛り胴(
    43)が回転するのを防ぎかつ前記トルク感知器によっ
    て枢動して該係止突起(56)から外れるように構成さ
    れる解除レバー(21)を有することを特徴とするねじ
    締め付け装置。 8、特許請求の範囲第1項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、前記トルク感知器が、 (a)前記握り部(3)が平行リンク手段(4)、(6
    )で前記ハウジング(1)に取り付けられていて、 (b)たわみ棒(11)が握り部内に固定されていて、
    さらに、 (c)当接具(18)がハウジングに設けられていてト
    ルクが過大になるとたわみ棒が該当接具に当たる ように構成されることを特徴とするねじ締め付け装置。 9、特許請求の範囲第8項に記載のねじ締め付け装置で
    あって、 (a)前記たわみ棒(11)の一端が前記平行リンク手
    段(4)、(6)のレバー(4)の握り部側回転軸(1
    2)に取り付けられ、かつ、 (b)該たわみ棒(11)の他端が、前記握り部(3)
    に摺動可能に取り付けられた可調移動具(13)に当接
    される ことを特徴とするねじ締め付け装置。 10、特許請求の範囲第8項に記載のねじ締め付け装置
    であって、 (a)前記係止器具がバネ(23)の作用によって係止
    位置に枢動する2本腕の解除レバー(21)を有し、か
    つ、 (b)当接具(24)が前記握り部(3)に設けられ、
    該当接具(24)が該解除レバー(21)の腕を越えて
    延設されており、該解除レバー(21)に当接していて
    、該握り部(3)にトルクが掛かって前記たわみ棒(1
    1)が予定量だけたみ該握り部(3)が前記ハウジング
    (1)に対し偏移した時にバネ(23)の作用に逆らっ
    て該解除レバー(21)を枢動するように配設される ことを特徴とするねじ締め付け装置。
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