JPH0232116B2 - - Google Patents

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JPH0232116B2
JPH0232116B2 JP58089019A JP8901983A JPH0232116B2 JP H0232116 B2 JPH0232116 B2 JP H0232116B2 JP 58089019 A JP58089019 A JP 58089019A JP 8901983 A JP8901983 A JP 8901983A JP H0232116 B2 JPH0232116 B2 JP H0232116B2
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JP
Japan
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tightening
angle
rotation
housing
head gear
Prior art date
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Application number
JP58089019A
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English (en)
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JPS58211868A (ja
Inventor
Noihausu Kurausu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Edoaruto Bire Unto Co GmbH
Original Assignee
Edoaruto Bire Unto Co GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Edoaruto Bire Unto Co GmbH filed Critical Edoaruto Bire Unto Co GmbH
Publication of JPS58211868A publication Critical patent/JPS58211868A/ja
Publication of JPH0232116B2 publication Critical patent/JPH0232116B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
    • B25B23/142Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers
    • B25B23/1422Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers torque indicators or adjustable torque limiters
    • B25B23/1427Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers torque indicators or adjustable torque limiters by mechanical means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

6,47,49 を備え、 (e5) 該伝動機構が、 該ハウジング1の長手方向軸と交わる軸
(Z)の周りの該ヘツドギヤの回転運動を、
該長手方向軸を軸とする出力要素33の回転
運動に変換する回転運動方向変換手段31,
32と、 該出力要素33と該角度表示器を連結する
連結手段とを有する ことを特徴とするねじ締め付け装置。
2 特許請求の範囲第1項に記載のねじ締め付け
装置であつて、前記伝動機構がさらにフリーホイ
ール46を有することを特徴とするねじ締め付け
装置。
3 特許請求の範囲第1項に記載のねじ締め付け
装置であつて、 前記回転運動方向変換手段が、 該ハウジング1の長手方向軸にほぼ沿うように
展張されたタイミングベルト31を有するもので
あつて、 該手段はさらに、 ねじ結合体の軸と同軸に設けられた歯車要素2
6に捲架されてこれに該タイミングベルトが噛み
合い、軸受体34に取り付けられ該ハウジング1
の長手方向軸に直交する回転軸の周りを回動可能
な変向ローラ32によつて方向変換するようにな
つており、 さらに、該軸受体34に取り付けられ該ハウジ
ング1の長手方向軸の周りを回動可能でかつ前記
出力要素を兼ねる歯車33に捲架されてこれに該
タイミングベルトが噛み合うことを特徴とするね
じ締め付け装置。
4 特許請求の範囲第3項に記載のねじ締め付け
装置であつて、前記軸受34が前記筒状ハウジン
グ1内で可動であつて、前記タイミングベルト3
1に張力を付与するためバネ35によつて偏位さ
れていることを特徴とするねじ締め付け装置。
5 特許請求の範囲第3項に記載のねじ締め付け
装置であつて、前記伝動機構が、前記ハウジング
1の長手方向に伸びた連結棒で、一端が前記軸受
34に設けられた前記ギヤホイール33に、他端
が角度表示器37を駆動する回転可能な軸棒44
に連結された連結棒36を有することを特徴とす
るねじ締め付け装置。
6 特許請求の範囲第5項に記載のねじ締め付け
装置であつて、前記連結棒36の端部が、軸方向
に摺動するが回転しない状態で前記ギヤホイール
33と前記軸棒44とにそれぞれ係合されること
を特徴とするねじ締め付け装置。
【発明の詳細な説明】
本発明は、ねじ込むべき回転軸に係合可能な頭
部と、握り部とを備えた管を有し、この管内にト
ルクの設定とトルク感知のためのトルク器具が組
み付けられ、かつ、前記回転軸の回転角を測定す
るための器具が備えられたねじ締め付け装置にか
かるものである。
この種の装置は、たとえばドイツ連邦共和国の
公開公報第2914287号により知られている。それ
によれば、頭部の回転軸に同軸状に組み付けられ
た角度目盛とその角度目盛と協働する表示標識を
有し、両者は相対回転可能に構成されていて、一
方は本体と一体回転するように本体側に回転不能
に取り付けられ、他方は随伴回転しないように、
近くにある各種の作業片などに固定できる構造と
なつている。この公知の装置によれば、伸び限界
を越えての締め付け操作をただ単独の装置で行な
えるという利点を有している。しかし、ひとまず
その停止点まで、すなわち必要な締め付けトルク
に到達するまで締め付け、そののち前記円板を所
望回転角度へ設定調整しなければならず、その後
はじめてそれ以上の締め付けが可能となる。した
がつて、このようないろいろの付加操作が必要と
なり、そのために締め付け工程を中断しなければ
ならないという欠点があつた。また、たとえばラ
チエツトのように断続的な締め付けを行なう際に
は、各締め付け毎に達成された部分的回転角度を
読取つて、それ以上締め付ける際に円板を残り回
転角度へ設定調整しなければならない。こうした
ことは、特に、回数の多い断続的な締め付けの際
に、ずいぶん手間ひまを必要として、ひいては締
め付け誤差を生ずるという欠点もある。そのうえ
さらに締め付けのためにただわずかなすきましか
ない場合には、その角度円板そのものがかなりの
場所を必要とするし、さらにその角度円板をいち
いち手で設定調整するのになおいつそうのすきま
を必要とし、現実には、使用できないことが多
い。
ここで、本発明の課題は、前述した従来装置を
改良することであつて、全体がコンパクトで、手
の入りにくいところであつても締め付け操作が容
易に出来、しかも装置の握り部のところで角度の
読み取りも可能なものを提供するところにある。
この目的を達成するため、回転角度制御手段に
よりねじ結合体を軸周りに締め込む、本発明によ
るねじ締め付け装置は、 (a) 長手方向軸を有する管状ハウジング、 (b) その管状ハウジングの一端に配設されたねじ
結合体に係合される頭部部品、 (c) そのハウジングの反対側の端部に配設される
握り部、及び (d) 角度表示器を備えたねじ結合体の締め込み角
度測定器具、 を備えるものであつて、 (e) この締め込み角度測定器具が、 (e1) ねじ結合体の軸と同軸になるように設
けられ、 そのハウジングに対して回転するヘツドギ
ヤホイール、 (e2) 一端がそのヘツドギヤホイールに係合
し、他端が固定部材に係合し、ヘツドギヤホ
イールに緊合するてこ腕、 (e3) そのハウジングに付設した角度表示
器、 (e4) そのハウジングに対するヘツドギヤホ
イールの回転運動をその角度表示器に伝達す
る伝動機構、 を備え、しかも (e5) この伝動機構が、 そのハウジングの長手方向軸と交わる軸の
周りのそのヘツドギヤの回転運動を、その長
手方向軸を軸とする出力要素の回転運動に変
換する回転運動方向変換手段と、 その出力要素と角度表示器を連結する連結
手段とを有する ことを特徴とする。
本発明によるねじ締め付け装置は、また、その
回転運動方向変換手段が、 そのハウジングの長手方向軸にほぼ沿うように
展張されたタイミングベルトを有するものであつ
て、 その回転運動方向変換手段は、さらに、ねじ結
合体の軸と同軸に設けられた歯車要素に捲架され
てこれに該タイミングベルトが噛み合い、軸受体
に取り付けられそのハウジングの長手方向軸に直
交する回転軸の周りを回動可能な変向ローラによ
つて方向変換するようになつており、さらに、そ
の軸受体に取り付けられそのハウジングの長手方
向軸の周りを回動可能でかつ前記出力要素を兼ね
る歯車に捲架されてこれに該タイミングベルトが
噛み合うことを特徴としてもよい。
すなわち、本発明のねじ締め付け装置によれ
ば、締め込み角度測定器具の回転運動方向変換手
段により、ねじ結合体と同軸で回転するヘツドギ
ヤの回転運動を長手方向軸を軸とする出力要素の
回転運動に変換して、角度表示器にねじ結合体の
回転角度を表示するから、角度表示器はヘツドギ
ヤの位置に無くてもよく、これを握り部のところ
に設けて、装置の握り部のところで角度の読み取
るようにすることも可能であり、またねじ結合体
に係合される頭部部品も小さくできるから、全体
がコンパクトで、手の入りにくくまた目のとどき
にくいところであつても締め付け操作が容易に出
来るような装置に構成できるのである。
また、その回転運動方向変換手段が、上記のよ
うなタイミングベルトを有するものである場合に
は、構造が簡単で軽量なねじ締め付け装置が得ら
れるのである。
なお、本発明構成のねじ締め付け装置であれ
ば、トルク設定できる適当なトルク器具と連動連
結させることにより、予備的な締め付けに続いて
自動的に締め込み角度測定器具が作動して、締め
付け操作を中断無く続けて、ねじ結合体の降伏点
以上まで締め込むことのできるねじ締め付け装置
を構成することも容易になるのである。
次に、添付図面に示された実施例によつて、本
発明を詳しく説明するが、本発明の装置は、トル
ク器具も回転角測定器具もいずれも含んでいて、
回転角制御の助けでもつて、連続的なひとつの締
め付け工程で伸び限界を超過しての締め付けを可
能とする。すなわち設定トルクでの予備締め付け
と、それ以上のねじの塑性範囲内への角度の締め
付けとが、中止や停止なしにひとつの締め付け工
程で行なうことができるのである。しかも本発明
の装置によれば、そのときそのときの所望回転角
の測定がじかに読取れるし、さらに、その回転角
測定の開始点までの予備締め付けのためのそのと
きそのときのトルクもやはりあらかじめ設定する
ことができるのである。
図面を参照しながら、まず、本発明の装置のう
ち、設定トルクまでの締め付けを可能とする部分
について説明する。本発明によるトルク器具は、
好ましくは四角い断面の箱型の管1からなる。そ
の管1の一端にはねじ込むべき回転軸に係合可能
な頭部として作用するアタツチメント2が取り付
け可能で、このアタツチメント2は、ラチエツト
とか四角材とか環なり口形なりの締め付け具から
なるものである。こうして、このアタツチメント
2を取り替えることにより、大きな融通性が生ず
るのである。管1の他端には、揺動可能に取り付
けられた握り部3が設けられている。その握り部
3は、握り部3内に位置するリンク4,6からな
るふたつのリンク対を介して平行に移動するよう
に構成されている。それらリンク4,6の他端
は、管1内部でその管1に固着のつなぎ片7に枢
支連結されている。前記握り部3は断面U形に作
られていて、U形両自由辺8は、前記つなぎ片7
も管1の並列端9もいずれをも囲い込んでいる。
管1の並列端9も、やはりU形断面を持ち、鉛直
なU形自由辺の高さはおおよそ管1の半背丈に相
当するものである。このような配置構成は、前記
握り部3の平行揺動を許し、その握り部3は、出
発位置で管1の鉛直へりによつて、また、終末位
置で管1のU辺の水平な両へりによつて案内され
ることになる。前記握り部3内には、好ましくは
平ばねからなるたわみ棒11が組付けられてい
る。このたわみ棒11は、一端がリンク4の上方
枢支軸12に取り付けられ、他端が設定用の移動
具13内にはめ込まれている。その移動具13は
握り部3内で握り部3の長手方向軸に垂直な方向
に移動可能に構成されている。その移動具13の
ねじ溝式貫通穴14には、設定用のねじ16が貫
通されていて、このねじ16の一端は握り部3内
の当接面17に押し当たり、他端には好ましくは
操作のための内側六角穴が備えられている。この
設定用のねじ16のねじ込みによつて、前記移動
具13を移動させ、したがつてまたこの移動具1
3内にはめ込まれたたわみ棒11を移動させるこ
とができる。こうした移動は、矢印Yによつて示
されている。前記たわみ棒11は、ねじ込み締め
付けの際、前記握り部3が終末位置で管端9のU
辺へ当たりつくまで、握り部3と共に揺動させら
れる。この揺動の途中で、たわみ棒11は当接具
18へ当接し、そののち握り部3をなお揺動させ
ようとすれば、たわみ棒11の抵抗にさからつて
揺動させることができる。この当接具18はねじ
ボルトからなり、つなぎ片7にねじ込まれてい
て、たわみ棒11との間隔が設定調整可能に構成
されている。好ましくは、当接具18はたわみ棒
11のまんなかの部域に位置し、矢印Yに平行に
設けられている。この当接具18でもつて、トル
ク設定調整が行なわれるのである。すなわち、こ
の当接具18からのたわみ棒11への間隔、つま
り移動片13で移動させられたたわみ棒11の移
動量が大きければ大きいほど、握り部3のうち勝
つべき抵抗、つまりたわみ棒11のたわみは小さ
くなるのである。また、その当接具18からのた
わみ棒11の間隔が小さければ小さいほど、たわ
み棒11の大きなたわみが生じるので、うち勝つ
べき抵抗がそれだけ大きくなるのである。そのと
きそのときのうち勝ちのために必要な力は、前記
握り部3にもたらされて、力腕として作用する管
1を介して、締め付けるべきトルク量を作り出す
のである。この移動片13上には、締め付けトル
クの大きさを表示する尺度15が握り部3の先端
面内の(第4図参照)穴19の箇所に設けられて
いるので、この尺度15を見ながら、所望の締め
付けトルクに設定調整することができる。このよ
うに設定調整された締め付けトルクの大きさは、
本発明による器具が純粋なトルク限定締め付け具
として使われているかぎりでは、たとえば見取り
可能あるいは聞取り可能な信号として作用し、ま
た、それがさらに回転角制御を受けての伸び限度
超過締め付けのために使われるならば、さらに以
下に説明する回転角測定装置として作用するので
ある。前記つなぎ片7内に収納され、かつ、たわ
み棒11に当接している圧縮ばね25によつて、
前記握り部3の解放時に、それの出発位置への復
位が生じる。その解放機構は解放用のリンク21
からなつており、つなぎ片7の軸受け台22に、
好ましくはおおよそまんなかで、揺動可能に枢支
されている。このリンク21の後端には下から圧
縮ばね23が当接しており、このばね23は、リ
ンク21の後端とつなぎ片7とのあいだに組付け
られている。そのリンク21はおおよそ管1の長
手方向軸に平行に伸びる位置にあつて、その位置
がすなわち作動前の出発位置にあたるのである。
そのリンク21の後端の上方には解放当接具24
が握り部3にねじ込まれていて、握り部3がその
終末位置に到達したのちに、当接具24によつて
リンク21が解放位置にまで揺動されるように構
成されている。これによつて、リンク21の前方
切替え端が、たとえば視覚的または聴覚的な信号
用の作動機能を発揮する。図示の例では、これに
よつて、角度測定および表示装置が働かせられる
のである。
そうした作動までに必要なトルクの大きさが、
前記移動具13の移動によつて生じるかわりに、
この移動具13が固定式のものであつて、トルク
の設定調整がもつぱら当接具18の位置調整によ
つて行なわれるというものでもよい。それらの設
定調整例のいずれでも、トルクの大きさは、実質
的に、たわみ棒11の剛性にも関連し、また、最
終的に管1の長さによつて規定されるのである。
本発明はさらに、ねじ込み締め付け時の回転角
の測定および表示のための器具をも兼用してい
る。そうして、本発明は、こうした器具単独に
も、前述のトルク制御作動装置との組合わせにも
利用することができるものである。本発明による
回転角測定および表示器具は、前記管1の前端の
鉛直回転軸Zまわりに回転可能に設けられた頭歯
車26からなつている。その鉛直回転軸Zは、図
外の締め付けるべきボルトなどの回転軸に一致す
るものである。その歯車26内へは四角材27が
同軸的に挿入可能であつて、その四角材27に
は、てこ腕28が揺動および回転可能にしつかり
と組付けられている。そのてこ腕28の下向きに
折り曲げられた端にはその軸心まわりに回転可能
に、好ましくは磁石29が取り付けられている。
この磁石29は、ボルトなどを締め付けるべきた
とえば箱材に吸着して、そのてこ腕28を固定す
るためのものである。そうした固定方式の代わり
に機構学的な方式で固定するようにしてもよい。
そのてこ腕28は四角材27を介して頭歯車26
と回転固定的につながれているので、回転角測定
用出発位置がそれによつて確定されるのである。
これで、前記アタツチメント2の中心回転軸でも
あるZまわりの管1の回動の際、その管1に対す
る相対的な頭歯車26の回転が、締め付けるべき
ボルトなどの回転角度に対する尺度となるのであ
る。この頭歯車26とかみ合つている歯付き帯3
1によつて、前記頭歯車26の相対的回転角度が
つぎに説明するような角度表示器へ、好ましくは
1:1の割合いで伝達されるのである。このよう
な歯付き帯31の使用によつて、簡単な方策で、
ボルトなどの回転軸の回転が、これに垂直な軸、
すなわちその管1の長手方向に向かう軸の回転へ
と変更されるのであり、それは、きわめて場所節
約の構成となる。つまり、その歯付き帯31は、
頭歯車26へ巻き掛けられたのちに頭歯車26の
回転軸に垂直な方向へのびて変向ロール32を介
して変向歯車33へと案内されている。この歯車
33は回転軸が頭歯車26の回転軸に垂直に管1
の長手方向に向いていて、この歯車33もさらに
変向ロール32も、管1内に組み付けられている
軸受け体34に軸受けされている。この軸受け体
34は、管1内でらせんばね35の圧力にさから
つて移動できるように組み付けられているので、
その歯付け帯31は、いつでも均等に引つ張られ
ている。ここで、前記頭歯車26の回転は、連結
棒36を介して、角度表示器37の軸44へ伝え
られる。この連結棒36は、変向歯車33および
角度表示器37とに一体回転可能に取り付けられ
ているのであるが、長手方向には、相対移動可能
に取り付けられていて、しかもわずかな相対傾き
をも吸収でき、位置ずれや組み付け誤差、さらに
は管1のねじれも吸収でき、これによつて回転伝
達への悪影響が避けられるのである。この連結棒
36の両端は平坦に形成されていて、長溝38に
はめ込まれているもので、それら長溝38は、変
向歯車33や角度表示器37の軸44とかの突起
39,41に形成されている。これら平坦部は圧
縮ばね42によつて突起39,41の長溝38内
で回転不能に保持されている。
前記角度表示器37は、つぎの要求条件を満た
している。
1 締め付け方向への管1の回動および対応する
頭歯車26の回転の際、たとえば解放てこ21
を用いて、目盛り胴43を零位置へ維持してお
くことができること。
2 締め付け方向への管1の毎回の回動および対
応する頭歯車26の回転中において、設定した
トルクを超過した際、即時に目盛り胴43を一
体回転させることができること。
3 締め付け方向と逆な方向への管1の回動の
際、頭歯車26の回転にかかわらず、その目盛
り胴43を固定しておくことができること。
4 頭歯車26が停止している際、その目盛り胴
43を零位置に設定調整できること。
次に、これら要求条件を満たすための構造につ
いて説明すると、前記角度表示器37は、軸44
を有していて、この軸44は、箱材45内に軸受
けされ、その軸受け穴の両側の部分で軸心方向に
摺動しないように保持されている。この軸受け穴
から外に出ている軸端のところで、前記連結棒3
6と連結されていて、これによつて頭歯車26の
どんな回転にも随伴して回転できるように構成さ
れている。この軸44の内側の軸端上には、一方
向にのみ自由回転を許す自在輪46、特にニード
ル自在輪が取り付けられていて、これをおおい囲
んでいる駆動筒47内にそのケーシングとともに
収納されている。その自在輪46は、軸44のた
とえば矢印1方向への自由回転は阻止するのであ
る。その駆動筒47は鋼からなつているもので、
円周に段違い部48が備えられている側の先端面
で、円板形の永久磁石49に吸着されており、そ
の磁石49は、目盛り胴43内へ底材としてはめ
込まれて、この胴43に固着されている。この目
盛り胴43は駆動筒47をおおい囲んでいて、そ
の段違い部48によつて案内保持されている。こ
の駆動筒47の回転で、磁石とそこに生じている
摩擦力とのために、永久磁石49は目盛り胴43
ともどもに随伴されることとなる。軸44と逆な
側での箱材45内には、復位円板52が一体的な
軸受け突起53で軸心方向への移動を阻止された
状態で軸受けされている。前記永久磁石49は、
前記駆動筒47の前端面よりも小さい復位円板5
2の先端面にも吸着しており、それによつて、こ
こでは、その磁力によつて作用される少なめな随
伴摩擦力が生じるように構成されている。この箱
材45からうしろへ向けて突出している復位円板
52の心軸上には、はめつけ用の円板58が固定
されている。この円板58内の円周に組付けられ
た復位ばね59は、そのばね力が回転方向()
向きに作用し、しかも回転の際に逆向きに作用す
る随伴摩擦力よりも大きく設定されていて、それ
によつて、この円板58は、その復位円板52と
いつしよに、箱材45の固定用の当接具に当接し
て支えられている。前記円板58には、径方向に
突出する作動棒57が固着されて管1の貫通穴か
ら外へ突出しており、この作動棒57を介して、
その圧縮ばね59の復元圧力にさからつて手動に
より復位円板52を約60度回転できるように構成
されている。この復位円板52の外側には、目盛
り胴43と一体形成された円筒形付加部54が位
置されている。この付加部54の周辺に突起56
が形成されていて、その突起56がトルク器具の
解放用リンク21と協働するのであり、次に、そ
の協働作用について説明する。
前記解放用リンク21が第3図に示す出発位置
にあれば、目盛り胴43の突起56がリンク21
の先端に当接していて、永久磁石49とともに、
その目盛り胴43の回転方向1への回転は阻止さ
れている。いま、締め付け工程において、軸44
が頭歯車26の回転にもとづいて矢印1の方向に
回転されると、前記自在輪46も一体的に回転し
て、駆動筒47は、この駆動筒47と永久磁石4
9とのあいだの摩擦力にうち勝つて、軸44に随
伴しながら一体回転するのである。さて、解放用
リンク21が突起56より上方へ持ち上げられる
と、突起56が自由解放され、それによつて永久
磁石49と目盛り胴43とが自由解放されて、こ
れらが、こんどは、摩擦力によつて駆動筒47に
随伴しながら一体回転するのであり、この際、圧
縮ばね59で固定保持されている復位円板52の
摩擦力にうち勝つことになるのである。前記頭歯
車26の回転は好ましくは比率1:1で目盛り胴
43へ伝えられるので、目盛り胴43の周辺に適
切な目盛り尺度を施すことによつて、解放トルク
に到達したのちのそのときそのときの締め付け角
をその尺度上で読取ることができるのである。そ
のために、この目盛り胴43の上方の管1に零点
標識付きの窓61が形成されているのである。さ
らにアタツチメント2としてラチエツト式のもの
を使用し、たとえば小さな歩進角度で回数の多い
締め付けを行なう場合には、締め付け方向と逆な
方向への管1の回転に対しては、目盛り胴43は
一体回転せずに毎回到達ずみの位置にとどまつ
て、個々の締め付け方向への歩進角度の加算が目
盛り胴43によつて表示されるのである。このこ
とが可能なのは、軸44が方向()へ回転する
際には、自在輪46が軸44の自由回転を許し、
駆動筒47の随伴が生じないからである。その
際、駆動筒47も復位円板52も永久磁石49に
吸着したままであり、目盛り胴43が回転するこ
とはないのである。その締め付け工程が終了して
握り部3が解放されたのちは、前記解放用リンク
21がその出発位置へふたたび戻るのである。
つぎの締め付け工程のために、前記目盛り胴4
3をその到達表示位置からふたたび零位置へ戻す
には、てこ腕28を固定したままで、管1を上方
へ持ち上げてアタツチメント2をボルトなどから
外し、そのまま管1を締め付け方向へ回転させれ
ばよい。さらに別の方法として、作動棒57を利
用することができる。つまり、まず作動棒57を
()の方向へ回転させるのである。すると、復
位円板52が圧縮ばね59のばね力にさからつて
回転されるが、その際、目盛り胴43は随伴して
回転することがない。なぜなら、自在輪46が駆
動筒47の回転を阻止し、永久磁石49と駆動筒
47とのあいだの摩擦力が大きく、永久磁石49
に対して復位円板52がスリツプするからであ
る。その後、作動棒57を解放すると、圧縮ばね
59のばね力によつて復位円板52が方向()
の方に戻し押されて、その復位円板52によつ
て、目盛り胴43も永久磁石49も、その永久磁
石49によつて駆動筒47もが、自由走行方向に
随伴され、零位置へ戻されるのである。この零位
置へ戻された状態では、前記突起56がふたたび
解放用リンク21に当接することになる。
以上のように、本発明の装置によれば、全体が
コンパクトで手の入りにくいところでも使用する
ことができる。さらに、回転角制御下での締め付
け工程が、中止や停止なしにひとつの締め付け工
程で行なうことができ、その際、その回転角の表
示はアタツチメント2から離れたところで楽に読
取ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置の前方部分とアタ
ツチメントとの一部切断側面図、第2図は、握り
部の一部切断側面図、第3図は、一部切断平面
図、第4図は、第3図中の矢印からの側面図、
第5図は、要部の拡大断面図である。 1……管、2……頭部、3……握り部、11…
…たわみ棒、18……当接具、26……頭歯車。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転角度制御手段によりねじ結合体を軸
    (Z)周りに締め込むねじ締め付け装置であつて、 (a) 長手方向軸を有する管状ハウジング1、 (b) 該管状ハウジング1の1端に配設され、ねじ
    結合体に係合される頭部部品、 (c) 該ハウジング1の反対側の端部に配設される
    握り部3、及び (d) 角度表示器37を備えたねじ結合体の締め込
    み角度測定器具、 を備えるものにおいて、 (e) 該締め込み角度測定器具が、 (e1) ねじ結合体の軸(Z)と同軸になるよ
    うに設けられ、該ハウジングに対して回転す
    るヘツドギヤホイール26、 (e2) 一端が該ヘツドギヤホイール26に係
    合し、 他端が固定部材に係合する、 該ヘツドギヤホイール26に緊合したてこ
    腕28、 (e3) 該ハウジング1に付設した角度表示器
    37 (e4) 該ハウジング1に対する該ヘツドギヤ
    ホイール26の回転運動を該角度表示器37
    に伝達する伝動機構31,33,36,4
JP58089019A 1982-05-18 1983-05-18 ねじ締め付け装置 Granted JPS58211868A (ja)

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Publication number Publication date
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ES285240Y (es) 1986-10-16
ES285240U (es) 1986-03-01
US4589289A (en) 1986-05-20
DE8214536U1 (de) 1982-10-14
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