JPH0128142Y2 - - Google Patents

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JPH0128142Y2
JPH0128142Y2 JP1983093782U JP9378283U JPH0128142Y2 JP H0128142 Y2 JPH0128142 Y2 JP H0128142Y2 JP 1983093782 U JP1983093782 U JP 1983093782U JP 9378283 U JP9378283 U JP 9378283U JP H0128142 Y2 JPH0128142 Y2 JP H0128142Y2
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JP
Japan
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urine
sewage treatment
box
treatment device
container
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JP1983093782U
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JPS60458U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、尿検査を行う際に使用する検尿用汚
水処理装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 一般に医院、保健所等において尿検査を行う際
には、尿を紙コツプに採取して検査を行い、終了
後その尿を汚水流しに廃棄している。
ところで、上記汚水流しは、ボール部の底面に
排水管と連通する排水口を開穿した周知の形態の
ものであるが、この汚水流しには、ボール部上縁
面に紙コツプの載置面が形成されていないので、
コツプを検査室内における机等の載置面上に置い
て検査を行わなければならず、よつて紙コツプに
付着した尿が滴下したり溢れたりして、室内が汚
れてしまう不具合があつた。
又、上記載置面には紙コツプを支持する手段が
何ら形成されていないので、コツプが倒れて尿が
こぼれる虞れがあり、よつて慎重な作業を必要と
され、検査作業における作業性の低下を招いてい
た。
(問題点を解決する為の技術的課題) 以上の問題点を解決する為の本考案の技術的課
題は、検尿後の尿を排出するボール部の周囲を利
用して尿検査ができ、且つ検尿コツプを確実に載
置して、衛生的で作業性の良い検尿用汚水処理装
置を提供することである。
(技術的課題を達成する為の技術的手段) 以上の技術的課題を達成する為の本考案の技術
的手段は、ボール部の上端縁に環状のリムを設
け、該リム内にわたつて通水路を設け、リム下面
に通水路と連通する多数の洗浄孔を開穿するとと
もに、ボール部の上縁面を奥側に拡開延設して載
置部を設け、該載置部の所望箇所に検尿容器が嵌
合する収納凹部を設け、該凹部をボール部の排水
部に連通して汚水処理器を形成し、該汚水処理器
下方に、汚水処理器によつて上面開口を覆われる
ボツクスを設け、該ボツクス前面に検尿容器の投
入口を開穿した扉を開閉自在に設け、ボツクス内
におけるボール部下方に検尿容器の収容箱を配設
することである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図〜第3図は、汚水処理器Aとボツクス9
とから構成された検尿用汚水処理装置を示し、紙
コツプ製の検尿容器Bに収容された尿の検査及び
検査後の排水を行うようになつている。
汚水処理器Aはボール部1と載置部2とから形
成されている。
ボール部1は此種の技術分野において周知のい
わゆる貯水凹部1aを有しこの凹部1aの底面に
排水口7を備えて排水部aに連通せしめた容体状
を呈するもので、その上縁部に給水栓13を取付
けて凹部1a内に、給水せしめたり洗浄すること
が出来るようになつているとともに、貯水凹部の
1aの上端縁に環状のリム1′を形成し、該リム
1′内にわたつて通水路1′aを設け且つリム1′
下面に通水路1′aと連通する多数の洗浄孔1″を
開穿し、前記通水路1′aをフラツシユバルブ1
4に連通することで、洗浄孔1″から洗浄水を貯
水凹部1aの内面に流出せしめて、内面に付着す
る尿垢等を洗に流すようになつている。
載置部2はボール部1の上縁面を奥側に拡開延
設して形成された載置台であり、この載置部2に
多数の収納凹部2′が形成されている。
収納凹部2′は、採尿された検尿容器Bや再度
使用する為に洗浄された検尿容器Bを嵌合させて
位置決めするもので、ボール部1の上縁外側(図
面では、ボール部の奥部)に形成した平面状の載
置部2に、スペースが許す範囲で多数個凹設形成
し、その底面に連通孔4を開穿し流路5を介して
排水部aと連通状とする。
流路5は、検尿時における滴下尿又は、溢れ尿
若しくは、洗浄後に、再度使用する検尿容器Bの
水切りなどを行ういわゆる流水路であり、その一
端を収納凹部2′下面3の連通孔4に連絡すると
共に他端を排水部aに連通せしめて、収納凹部
2′内に滴下又は、溢れた尿や切り水を排水管
a′へ排出する。この流路5を形成するに際しては
図示する如く、ボール部1の上部に形成したオー
バーフロー流路6に連結したり、又、オーバーフ
ロー流路6のないボール部1の場合には直接排水
管a′を接続する排水口7部に連通せしめてもよ
い。
ボツクス9は前面板9aと左右の側面板9bと
からなる架台で、背面部分を建築躯体の壁面8に
固定して所望の部屋内に配設され、開放した上面
開口縁に上記汚水処理器Aの下面周縁を嵌合させ
ることで、汚水処理器Aを懸吊状に装備するとと
もに、ボール部1の下方に空隙部を形成するよう
にし、その空隙部に収容箱12を収納せしめ、且
つ前面板9aに投入口11を開穿した扉10を開
閉自在に設けている。
以上の構成からなる検尿用汚水処理装置は、尿
を収容した検尿容器Bを収納凹部2′に嵌合して
載置上に載置し、貯水凹部1a上にて尿検査を行
う。そして検査終了後には、尿を貯水凹部1a内
に排水し、給水栓13より吐水した検尿容器Bを
洗浄するとともに、フラツシユバルブ14より通
水路1′a内に通水し、洗浄孔1″から洗浄水を流
出せしめて貯水凹部1a内面の洗浄を行う。
一方、洗浄された検尿容器Bは、再び収納凹部
2′に嵌合され、容器B周面に付着した水滴を連
通孔4及び流路5を介して排水部aへと排出し、
水切りされる。又、数度の使用により使用不能と
なつた検尿容器Bは投入口11から収容箱12内
へ投入廃棄する。尚、収容箱12内がいつぱいに
なつた時は、扉10を開いて箱12を取り出し、
箱12内の廃棄物を処理する。
(考案の作用、効果) 本考案は以上の如く、ボール部の上端縁に環状
のリムを設け、該リム内にわたつて通水路を設
け、リム下面に通水路と連通する多数の洗浄孔を
開穿するとともに、ボール部の上縁面を奥側に拡
開延設して載置部を設け、該載置部の所望箇所に
検尿容器が嵌合する収納凹部を設け、該凹部をボ
ール部の排水部に連通して汚水処理器を形成し、
該汚水処理器下方に、汚水処理器によつて上面開
口を覆われるボツクスを設け、該ボツクス前面に
検尿容器の投入口を開穿した扉を開閉自在に設
け、ボツクス内におけるボール部下方に検尿容器
の収容箱を配設することにより、通水路内に通水
すると洗浄孔からボール部内面に洗浄水を流出し
てボール部内面を洗浄し、収納凹部に検尿容器を
嵌合することで検尿容器が倒れないように載置部
上に載置するとともに、この検尿容器に付着した
尿もしくは溢れた尿、又は容器洗浄後容器に付着
した水滴を収納凹部内に回収し且つボール部の排
水部へと排水し、使用不能となつた検尿容器を投
入口に投入すると、この容器が収容箱へ収容され
る。
故に本考案は、以下の効果を有する。
検尿後の尿を排出するボール部の周囲で尿検
査ができるとともに、検査時において容器が倒
れて尿がこぼれる虞れがなく、よつて検査作業
の作業性を向上し得る。
尿検査時における滴下尿や溢れ尿を速やかに
且つ確実に回収排水して、載置部が汚れるのを
防ぐとともに、尿を排水した後のボール部内面
の洗浄が速やかに行え、よつて衛生性に優れた
検尿用汚水処理装置を提供し得る。
載置部にて洗浄後の検尿容器の水切りが行
え、よつて検尿容器の置き場として併用できス
ペースを有効に利用する検尿用汚水処理装置を
提供し得る。
使用不能となつた容器をボール部下方にて露
見しないように廃棄でき、よつて使い勝手がよ
く見栄えのよい検尿用汚水処理装置を提供し得
る。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
切欠正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
第2図の3−3断面図である。 尚図中、ボール部:1、載置部:2、リム:
1′、収納凹部:2′、通水路:1′a、排水部:
a、洗浄孔:1″、汚水処理器:A、ボツクス:
9、収容箱:12、投入口:11、検尿容器:
B、扉:10、とする。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボール部の上端縁に環状のリムを設け、該リム
    内にわたつて通水路を設け、リム下面に通水路と
    連通する多数の洗浄孔を開穿するとともに、ボー
    ル部の上縁面を奥側に拡開延設して載置部を設
    け、該載置部の所望箇所に検尿容器が嵌合する収
    納凹部を設け、該凹部をボール部の排水部に連通
    して汚水処理器を形成し、該汚水処理器下方に、
    汚水処理器によつて上面開口を覆われるボツクス
    を設け、該ボツクス前面に検尿容器の投入口を開
    穿した扉を開閉自在に設け、ボツクス内における
    ボール部下方に検尿容器の収容箱を配設してなる
    検尿用汚水処理装置。
JP9378283U 1983-06-17 1983-06-17 検尿用汚水処理装置 Granted JPS60458U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9378283U JPS60458U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 検尿用汚水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9378283U JPS60458U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 検尿用汚水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60458U JPS60458U (ja) 1985-01-05
JPH0128142Y2 true JPH0128142Y2 (ja) 1989-08-28

Family

ID=30224842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9378283U Granted JPS60458U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 検尿用汚水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60458U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53116338U (ja) * 1977-02-23 1978-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60458U (ja) 1985-01-05

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