JPH01280597A - ノック式筆記具の衝撃減衰機構 - Google Patents
ノック式筆記具の衝撃減衰機構Info
- Publication number
- JPH01280597A JPH01280597A JP63110062A JP11006288A JPH01280597A JP H01280597 A JPH01280597 A JP H01280597A JP 63110062 A JP63110062 A JP 63110062A JP 11006288 A JP11006288 A JP 11006288A JP H01280597 A JPH01280597 A JP H01280597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- writing instrument
- knock
- damping
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 50
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ノック式筆記具の筆記体を収納するときの
衝撃減衰Rflに関する。更に詳しくは、筆記体を収納
するときストッパに衝突するときの衝撃を緩衝し、筆記
体内部のインキの偏在、中線の移動を防止するためのノ
ック式筆記具のfi’t9!減衰機構に関する。
衝撃減衰Rflに関する。更に詳しくは、筆記体を収納
するときストッパに衝突するときの衝撃を緩衝し、筆記
体内部のインキの偏在、中線の移動を防止するためのノ
ック式筆記具のfi’t9!減衰機構に関する。
[従来技術]
水性・油性のマーキングベン、水性ポールぺン、万年筆
などの筆記具は、内部に筆記体を収納しである。この筆
記体内部には、インキが直接あるいは中綿などの・イン
キ吸蔵手段に含浸させて保持されている。一方、ノック
式筆記具は、書くときにキャップを取る必要がなく、筆
記具の頭部を押して筆記体の先端筆記部を筆記具本体か
らせり出している。通常、この筆記具の頭部を押すとき
、筆記体は直接あるいは間接にコイルスプリングを圧縮
している。
などの筆記具は、内部に筆記体を収納しである。この筆
記体内部には、インキが直接あるいは中綿などの・イン
キ吸蔵手段に含浸させて保持されている。一方、ノック
式筆記具は、書くときにキャップを取る必要がなく、筆
記具の頭部を押して筆記体の先端筆記部を筆記具本体か
らせり出している。通常、この筆記具の頭部を押すとき
、筆記体は直接あるいは間接にコイルスプリングを圧縮
している。
筆記体は、コイルスプリングを圧縮しその最下端にくる
と、爪などのラチェット機構、カムII!!横などで止
められて筆記できる状態になる。筆記が終了し筆記体を
筆記具本体内に収納するときは、筆記具本体の側面から
突き出したボタンを押すなどしてラチェット機構を外し
て、スプリング力で筆記体を収納位置に戻している。こ
のスプリング力で筆記体が戻るとき、筆記体はストッパ
などに衝突して止まる。
と、爪などのラチェット機構、カムII!!横などで止
められて筆記できる状態になる。筆記が終了し筆記体を
筆記具本体内に収納するときは、筆記具本体の側面から
突き出したボタンを押すなどしてラチェット機構を外し
て、スプリング力で筆記体を収納位置に戻している。こ
のスプリング力で筆記体が戻るとき、筆記体はストッパ
などに衝突して止まる。
[発明の解決しようとする課題]
筆記体がストッパに衝突するときは、スプリングを圧縮
した全エネルギがストッパで受は止められている。この
ストッパにより、筆記体のみが止められ筆記体内部のイ
ンキ、インキ吸蔵手段は加速されているので、止まらな
い。このためインキ、インキ吸蔵手段のみが加速された
方向に筆記体内で偏在することになる。このインキ1.
インキ吸蔵手段の偏在は、筆記体の先端からインキが出
てこなくなり筆記不能になる。またインキが飛散するな
どのトラブルが生じることもある。この発明の課題は、
これらの問題点に着目して発明されたものであり、次の
課題を達成する。
した全エネルギがストッパで受は止められている。この
ストッパにより、筆記体のみが止められ筆記体内部のイ
ンキ、インキ吸蔵手段は加速されているので、止まらな
い。このためインキ、インキ吸蔵手段のみが加速された
方向に筆記体内で偏在することになる。このインキ1.
インキ吸蔵手段の偏在は、筆記体の先端からインキが出
てこなくなり筆記不能になる。またインキが飛散するな
どのトラブルが生じることもある。この発明の課題は、
これらの問題点に着目して発明されたものであり、次の
課題を達成する。
この発明の目的は、筆記体の戻り時のストッパへの衝突
を緩衝するノック式筆記具の衝撃減衰機構を提供するこ
とにある。
を緩衝するノック式筆記具の衝撃減衰機構を提供するこ
とにある。
この発明の他の目的は、筆記体に内蔵したインキ、イン
キ吸蔵手段の偏在を防止するノック式筆記具の衝撃減衰
機構を提供することにある。
キ吸蔵手段の偏在を防止するノック式筆記具の衝撃減衰
機構を提供することにある。
[前記課題を達成するための手段1
この発明は、前記課題を解決するために次のような手段
を採る。
を採る。
管状の筆記具本体と、該筆記具本体内に挿入され先端に
先端筆記部と該先端筆記部へ供給するインキ収納部を有
した筆記体と、該筆記体を前進時に前記筆記具本体との
相対移動を防止して筆記位置に仮固定する係止手段と、
前記筆記体の前進位置を解除する解除手段と、前記筆記
具本体と筆記体との間に設けたスプリングとを有し、前
記筆記体が前記筆記具本体内をスプリングに抗して前進
駆動し前記先端筆記部が前記筆記具本体の先端から出没
するノック式筆記具において、前記解除手段を解除後前
記筆記体が前記筆記具本体内の収納位置に戻る道程に前
記筆記体の移動を摩擦力により減衰させる減衰手段とを
備えたことを特徴とするノック式筆記具の衝撃減衰機構
である。
先端筆記部と該先端筆記部へ供給するインキ収納部を有
した筆記体と、該筆記体を前進時に前記筆記具本体との
相対移動を防止して筆記位置に仮固定する係止手段と、
前記筆記体の前進位置を解除する解除手段と、前記筆記
具本体と筆記体との間に設けたスプリングとを有し、前
記筆記体が前記筆記具本体内をスプリングに抗して前進
駆動し前記先端筆記部が前記筆記具本体の先端から出没
するノック式筆記具において、前記解除手段を解除後前
記筆記体が前記筆記具本体内の収納位置に戻る道程に前
記筆記体の移動を摩擦力により減衰させる減衰手段とを
備えたことを特徴とするノック式筆記具の衝撃減衰機構
である。
減衰手段が係止手段と筆記体を駆動するノック棒との相
対摩擦により減衰すると効果的である。
対摩擦により減衰すると効果的である。
また、この減衰手段は、ノック棒に設けた片持ち梁であ
る減衰梁と係止手段との相対摩擦を利用したものでも良
い。更に、前記減衰手段がノック棒と筆記具本体との間
の相対摩擦力を利用しても良い。
る減衰梁と係止手段との相対摩擦を利用したものでも良
い。更に、前記減衰手段がノック棒と筆記具本体との間
の相対摩擦力を利用しても良い。
[作 用]
筆記体をスプリングに抗して前進駆動させて、筆記具本
体を係止手段により筆記位置に止める。
体を係止手段により筆記位置に止める。
解除手段により筆記位置を解除し、筆記体をスプリング
力により戻す。筆記体は摩擦力による減衰手段で減速さ
れる。
力により戻す。筆記体は摩擦力による減衰手段で減速さ
れる。
[実施例]
以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、この発明の第1実施例の筆記具を軸線方向に
切断した断面図である。第2図は、第1図の状態を90
度回転させたときのflII断面図である。先軸1はパ
イプ状のものであり、この先端はテーパになっていて、
後端はねじが形成されている。テーパの先端は、先端筆
記部20cが出没するための六3が設けである。後軸2
は、同様にパイプ状のものであり、先端にねじが形成さ
れていて後端は開放している。
切断した断面図である。第2図は、第1図の状態を90
度回転させたときのflII断面図である。先軸1はパ
イプ状のものであり、この先端はテーパになっていて、
後端はねじが形成されている。テーパの先端は、先端筆
記部20cが出没するための六3が設けである。後軸2
は、同様にパイプ状のものであり、先端にねじが形成さ
れていて後端は開放している。
先軸1と後軸2とはねじ結合されていて図示したように
一本の軸となり筆記具本体6を作る。この筆記具本体6
は、合成樹脂で作られ本実施例では円形であるが、四角
形、三角形などの多角形、楕円、変形曲線の断面構造で
も良い。また、先軸1と後軸2とは一体で成形しても良
い。後端2の外周壁には、円形のボタン穴5が形成しで
ある。
一本の軸となり筆記具本体6を作る。この筆記具本体6
は、合成樹脂で作られ本実施例では円形であるが、四角
形、三角形などの多角形、楕円、変形曲線の断面構造で
も良い。また、先軸1と後軸2とは一体で成形しても良
い。後端2の外周壁には、円形のボタン穴5が形成しで
ある。
先軸1内の内周面の直径方向に、シール室体7が固定も
しくは遊嵌されている。シール室体7は、円筒状の形を
していて、その中央部には、円筒状の空間であるシール
室8が貫通して設けてあり、シール室体7の外周には、
満4が設けである。
しくは遊嵌されている。シール室体7は、円筒状の形を
していて、その中央部には、円筒状の空間であるシール
室8が貫通して設けてあり、シール室体7の外周には、
満4が設けである。
シール室8の先端と後端の内周面には、0リング9.1
0が挿入しである。シール室8の先端面11には、円板
状のシール蓋13が開閉自在にシール室体7と一体に成
形されて設けである。
0が挿入しである。シール室8の先端面11には、円板
状のシール蓋13が開閉自在にシール室体7と一体に成
形されて設けである。
シールN13の一端は、シール室体7と連結されて蝶番
12の機能を果たしている。蝶番12、シール室体7、
シール蓋13は、一体に同じ材質で作られているので部
品個数が少なく、組立工程も必要としない。
12の機能を果たしている。蝶番12、シール室体7、
シール蓋13は、一体に同じ材質で作られているので部
品個数が少なく、組立工程も必要としない。
シール蓋13の成形時には、第1図に図示したようなシ
ール室8に蓋した状態ではなく、先端面11と垂直状態
で成形しである。したがって、シール蓋9に力学的に力
が加えられていない自然の状態では、シール、蓋13は
開いている。シール蓋13の上部側面には、直径方向に
満14が形成しである。シール室体7の後端面15と距
離をおいて、円板状のスプリング止1つが配置しである
。スプリング止19の中心には、中空17が設けである
。
ール室8に蓋した状態ではなく、先端面11と垂直状態
で成形しである。したがって、シール蓋9に力学的に力
が加えられていない自然の状態では、シール、蓋13は
開いている。シール蓋13の上部側面には、直径方向に
満14が形成しである。シール室体7の後端面15と距
離をおいて、円板状のスプリング止1つが配置しである
。スプリング止19の中心には、中空17が設けである
。
0リング10は、Oリング止16によりシール室体7に
固定してあり、この0リング止16とスプリング止19
との間には、コイルスプリング18が介在させである。
固定してあり、この0リング止16とスプリング止19
との間には、コイルスプリング18が介在させである。
筆記具本体6の内周面には、筆記体20が挿入しである
。筆記体20は、大径部20a、小径部20 b 、先
端筆記部20cなどからなる。大径部20aは、円筒に
なっていてその内部にはインキまたはインキ吸蔵手段(
周知手段)が充鎮されている。
。筆記体20は、大径部20a、小径部20 b 、先
端筆記部20cなどからなる。大径部20aは、円筒に
なっていてその内部にはインキまたはインキ吸蔵手段(
周知手段)が充鎮されている。
大径部20aの先端面には、同軸に、小径円筒の小径部
20bが一体にかつ内部同士が連通ずるように設けであ
る。小径部20bの先端には、半球面状(円錐状などで
も良い。)の先端筆記部20cが設けである。先端筆記
部20cは、ボールまたは合成樹脂、フェルトなどで作
られた公知のもので、この先端筆記部20cを紙面に接
触させて筆記するものである。先端筆記部20cと小径
部2Ob間に保持体20dを設け、保持体20dには空
気交換孔20eを設けである。
20bが一体にかつ内部同士が連通ずるように設けであ
る。小径部20bの先端には、半球面状(円錐状などで
も良い。)の先端筆記部20cが設けである。先端筆記
部20cは、ボールまたは合成樹脂、フェルトなどで作
られた公知のもので、この先端筆記部20cを紙面に接
触させて筆記するものである。先端筆記部20cと小径
部2Ob間に保持体20dを設け、保持体20dには空
気交換孔20eを設けである。
筆記体20の後端には、円筒状のノック棒21が筆記具
本体6内に挿入しである。ノック棒21の最後端には、
ノック冠22が一体に挿入固定しである。ノック棒21
の直径方向に貫通したスリット23が形成しである。こ
のスリット23の先端は、狭い平行幅のスリットである
係止爪挿入孔25が形成しである。係止爪挿入孔25は
、係止爪32を収納するものである。スリット23の中
間位置には、平行のスリットである収納部26が形成し
である。
本体6内に挿入しである。ノック棒21の最後端には、
ノック冠22が一体に挿入固定しである。ノック棒21
の直径方向に貫通したスリット23が形成しである。こ
のスリット23の先端は、狭い平行幅のスリットである
係止爪挿入孔25が形成しである。係止爪挿入孔25は
、係止爪32を収納するものである。スリット23の中
間位置には、平行のスリットである収納部26が形成し
である。
収納部26に連続して傾斜部27が形成しである。傾斜
部27は、収納部26から除々にスリットの幅が狭くな
っていて、チー4<−になっている。この傾斜部27か
ら平行な幅のスリ71へである直線部28に形成しであ
る(第5図参照)。このスリット23の長手方向のほぼ
中間位置には、係止部24がスリ7l−23に橋を架け
るようにノック棒21と一体に設けである。スリ7)−
23内には、変形した6字状の係止ボタン30が挿入さ
れている(第6図参照)。
部27は、収納部26から除々にスリットの幅が狭くな
っていて、チー4<−になっている。この傾斜部27か
ら平行な幅のスリ71へである直線部28に形成しであ
る(第5図参照)。このスリット23の長手方向のほぼ
中間位置には、係止部24がスリ7l−23に橋を架け
るようにノック棒21と一体に設けである。スリ7)−
23内には、変形した6字状の係止ボタン30が挿入さ
れている(第6図参照)。
係止ボタン30の一部には、円筒状のボタン31が一体
に設けである。ボタン31の下端には、2本の足33が
平行に設けである。2本の足33.33最下端には、そ
の外側に向けて半球面状の球面突起34.34が形成し
である。球面突起34.34は、スリット23内の傾斜
部27、直線部28に足33.33の弾性力で接触する
。ボタン31は、後軸2の外周に明けたボタン穴5から
外方に突出している。他方、スプリング止19には、長
方体形状の第1リンク40の一端が固定されている。た
だし、固定ではなく回動自在に設けるのも良い。
に設けである。ボタン31の下端には、2本の足33が
平行に設けである。2本の足33.33最下端には、そ
の外側に向けて半球面状の球面突起34.34が形成し
である。球面突起34.34は、スリット23内の傾斜
部27、直線部28に足33.33の弾性力で接触する
。ボタン31は、後軸2の外周に明けたボタン穴5から
外方に突出している。他方、スプリング止19には、長
方体形状の第1リンク40の一端が固定されている。た
だし、固定ではなく回動自在に設けるのも良い。
第1リンク40の長手方向には、貫通した穴であるスリ
ット42が形成しである。スリブI・42内には、第2
リンクの軸44が摺動自在に挿入しである。軸44は、
第2リンク43の一端に一体に形成しである。同様に第
3リンク46の一端に軸47がスリット45の中に摺動
自在に挿入しである。第3リンク46のスリット48内
には、軸49が摺動自在に挿入しである。軸49は、U
字状のU字部材50の両端に一体に成形しである。
ット42が形成しである。スリブI・42内には、第2
リンクの軸44が摺動自在に挿入しである。軸44は、
第2リンク43の一端に一体に形成しである。同様に第
3リンク46の一端に軸47がスリット45の中に摺動
自在に挿入しである。第3リンク46のスリット48内
には、軸49が摺動自在に挿入しである。軸49は、U
字状のU字部材50の両端に一体に成形しである。
U字部材50の他端の軸49には、同様構造の第1のリ
ンク40、第2リンク43、第3リンク46が連結され
ている。U字部材50の直線部51には、シール蓋13
が接着または、圧入によりシール蓋13の渦14に一体
に固定しである。このU字部材50は、組立工数を減ら
すためシールM13、シール室体7と一体に成形したも
のでも良い。
ンク40、第2リンク43、第3リンク46が連結され
ている。U字部材50の直線部51には、シール蓋13
が接着または、圧入によりシール蓋13の渦14に一体
に固定しである。このU字部材50は、組立工数を減ら
すためシールM13、シール室体7と一体に成形したも
のでも良い。
筆Mnの一使…
以上、詳記したこの発明の筆記具は、次のように作動す
る。第1図、第2図の状態は、先端筆記部20cを収納
して使用していない状態を示している。第3図、第4図
は、使用のためにシール蓋13を開放し先端筆記部20
cをせり出した状態を示す断面図である。第4図は、第
3図の断面図から90度回転させた(!II断面図であ
る。先端筆記部20cをシール室8に収納した時には、
先端筆記部20c、空気交換孔20eはともにシールさ
れており乾燥することはない。コイルスプリング18は
、スプリング止19を常時、図示した右方向に押してい
る。
る。第1図、第2図の状態は、先端筆記部20cを収納
して使用していない状態を示している。第3図、第4図
は、使用のためにシール蓋13を開放し先端筆記部20
cをせり出した状態を示す断面図である。第4図は、第
3図の断面図から90度回転させた(!II断面図であ
る。先端筆記部20cをシール室8に収納した時には、
先端筆記部20c、空気交換孔20eはともにシールさ
れており乾燥することはない。コイルスプリング18は
、スプリング止19を常時、図示した右方向に押してい
る。
スプリング止19には、第1リンク4o、第2リンク4
3、第3リンク46、U字部材5oが順次連結されてい
るので、これらの第1.2,3リンク40.43.46
と、U字部材5oを引っ張る。結局、シール蓋13は、
蝶番12を中心に揺動しているので、このシール413
を0リング9にコイルスプリング18のバネ力で押し付
けることになる。Oリング9は、合成樹脂、ゴムなどの
弾性材で作られているので変形してシール蓋13に接触
してシール室8を密封することになる。
3、第3リンク46、U字部材5oが順次連結されてい
るので、これらの第1.2,3リンク40.43.46
と、U字部材5oを引っ張る。結局、シール蓋13は、
蝶番12を中心に揺動しているので、このシール413
を0リング9にコイルスプリング18のバネ力で押し付
けることになる。Oリング9は、合成樹脂、ゴムなどの
弾性材で作られているので変形してシール蓋13に接触
してシール室8を密封することになる。
シール室8の他端の内周面には、Oリング10がある。
この0リング10の内周面には、筆記体20の小径部2
0bが挿入され接触している。Oリング10の内周面と
小径部20bの外周との接触は、Oリング10が半径方
向外側にわずかに変形する程度にOリング10の寸法が
作られている。したがって、0リング10の内周面と小
径部20bの外周との間は気密が保たれている。以上の
ように、シール室8の先端面も、後端面も共に気密が保
持されているので、シール室8内には一定以上の飽和蒸
気圧以上のインキの溶剤の蒸気が漏洩することはない。
0bが挿入され接触している。Oリング10の内周面と
小径部20bの外周との接触は、Oリング10が半径方
向外側にわずかに変形する程度にOリング10の寸法が
作られている。したがって、0リング10の内周面と小
径部20bの外周との間は気密が保たれている。以上の
ように、シール室8の先端面も、後端面も共に気密が保
持されているので、シール室8内には一定以上の飽和蒸
気圧以上のインキの溶剤の蒸気が漏洩することはない。
シール室8は、きわめて小空間であるからこの漏洩は無
視できる程度である。筆記具を使用するときは、ノック
冠22の後端を押す。ノック棒21は、筆記体20を六
3の方向に押す。この筆記体20の移動は、スプリング
止19を押してコイルスプリング18を圧縮する。スプ
リング止19の前方への移動は、シール蓋13のOリン
グ9への押圧から開放する。すなわち、シールN13は
、シール室体7の先端面に垂直に立っ状態で成形された
ものであるから、自ら蝶番12の力で開く。
視できる程度である。筆記具を使用するときは、ノック
冠22の後端を押す。ノック棒21は、筆記体20を六
3の方向に押す。この筆記体20の移動は、スプリング
止19を押してコイルスプリング18を圧縮する。スプ
リング止19の前方への移動は、シール蓋13のOリン
グ9への押圧から開放する。すなわち、シールN13は
、シール室体7の先端面に垂直に立っ状態で成形された
ものであるから、自ら蝶番12の力で開く。
更に、ノック冠22を押すと先端筆記部20cは、シー
ル室8から突き出して、更に六3からも突き出る。係止
ボタン3oは、移動していないので、係止ボタン30の
一端である係止爪32が係止部24に押された後、ノッ
ク冠22を開放すると、係止爪32が係止部24に引っ
掛がり止まる(第3.4図参照)。このとき、第1リン
ク40、第2リンク43、第3リンク46は第4図のよ
うに縮小する。先端筆記部20cを収納するときには、
ボタン31を押すと、係止爪32がボタン31を押した
方向にたわみ係止部24がら外れ、係止部24の下端に
位置するとコイルスプリング18が筆記体20を勢い良
く押す。
ル室8から突き出して、更に六3からも突き出る。係止
ボタン3oは、移動していないので、係止ボタン30の
一端である係止爪32が係止部24に押された後、ノッ
ク冠22を開放すると、係止爪32が係止部24に引っ
掛がり止まる(第3.4図参照)。このとき、第1リン
ク40、第2リンク43、第3リンク46は第4図のよ
うに縮小する。先端筆記部20cを収納するときには、
ボタン31を押すと、係止爪32がボタン31を押した
方向にたわみ係止部24がら外れ、係止部24の下端に
位置するとコイルスプリング18が筆記体20を勢い良
く押す。
コイルスプリング18は、圧縮されてエネルギを蓄えて
いるので、筆記体2oを加速して送り出す。筆記体20
の加速移動でノック棒21と押す。しかし、球面突起3
4は、直線部28の壁面に押圧されて接触しているので
、摩擦力で急速に加速されることはない。この摩擦力で
コイルスプリング18のエネルギを減衰させながら傾斜
部27に入る。傾斜部27に入ると、摩擦力が除々に減
少するが、この後の収納部26での移動距離が短いので
大きく加速されることはなく筆記体20は遅い速度で停
止する。
いるので、筆記体2oを加速して送り出す。筆記体20
の加速移動でノック棒21と押す。しかし、球面突起3
4は、直線部28の壁面に押圧されて接触しているので
、摩擦力で急速に加速されることはない。この摩擦力で
コイルスプリング18のエネルギを減衰させながら傾斜
部27に入る。傾斜部27に入ると、摩擦力が除々に減
少するが、この後の収納部26での移動距離が短いので
大きく加速されることはなく筆記体20は遅い速度で停
止する。
この停止速度は、筆記体20内のインキまたはインク吸
蔵手段を偏在させることはない。
蔵手段を偏在させることはない。
この実施例では、シール手段を有する筆記具について説
明したが、シール手段の有無はこの発明に関係ないこと
は前記説明から明白である。
明したが、シール手段の有無はこの発明に関係ないこと
は前記説明から明白である。
[実施例2]
第7.8.9図に示すものは、衝撃減衰機構の第2の実
施例をである。第7図は、筆記体20を収納した状態を
示す断面図でスリット23を上から見た図、第8図はノ
ック冠22を押している途中を示した断面図、第9図は
筆記体20を押して使用位置に固定した位置を示す断面
図である。この第2の実施例のスリット23の両壁の中
間位置には、狭窄部40が設けである。
施例をである。第7図は、筆記体20を収納した状態を
示す断面図でスリット23を上から見た図、第8図はノ
ック冠22を押している途中を示した断面図、第9図は
筆記体20を押して使用位置に固定した位置を示す断面
図である。この第2の実施例のスリット23の両壁の中
間位置には、狭窄部40が設けである。
狭窄部40は、傾斜部41、直線部42、傾斜部43か
らなる。ボタン31(図示せず)を押して筆記体20を
収納するときは、第9図の状態である。前記した第1の
実施例と同様の動きをするが、スリット23の途中に突
起40が設けであるので筆記体20の最初の引き込みが
速くなる。ボタン31を押すとただちに筆記体先端部2
0cが筆記具本体6内に引き込み、その後はゆっくりと
元の収納位置に戻る。
らなる。ボタン31(図示せず)を押して筆記体20を
収納するときは、第9図の状態である。前記した第1の
実施例と同様の動きをするが、スリット23の途中に突
起40が設けであるので筆記体20の最初の引き込みが
速くなる。ボタン31を押すとただちに筆記体先端部2
0cが筆記具本体6内に引き込み、その後はゆっくりと
元の収納位置に戻る。
[実施例3]
第10.11図に示すものは、衝撃減衰機構の第3の実
施例である。第10図は、筆記体20を筆記具本体6内
に収納した状態を示す断面図、第11図は筆記体20を
押し出して使用する状態を示す断面図である。スリット
23は、傾斜部50、幅が狭い直線部51が筆記体20
が停止する直前に設けられているので、筆記体20の筆
記具本体6内への引き込みが速く、停止直前に除々に減
速される。
施例である。第10図は、筆記体20を筆記具本体6内
に収納した状態を示す断面図、第11図は筆記体20を
押し出して使用する状態を示す断面図である。スリット
23は、傾斜部50、幅が狭い直線部51が筆記体20
が停止する直前に設けられているので、筆記体20の筆
記具本体6内への引き込みが速く、停止直前に除々に減
速される。
[実施例4]
第12.13図に示すものは、第4の実施例を示す衝撃
減衰機構である。第12図は、筆記体20を筆記具本体
6内に収納した状態を示す断面図、第13図は筆記体2
0を押し出して使用する状態を示す断面図である。スリ
ット23は球面突起34の幅より狭く作られているので
、球面突起34は、全移動過程で摩擦減衰を受ける。筆
記体20は、後退の最初から停止まで遅い速度で引き込
むため、インキまたはインキ吸蔵手段が偏在しやすい場
合にこの実施例は良い。
減衰機構である。第12図は、筆記体20を筆記具本体
6内に収納した状態を示す断面図、第13図は筆記体2
0を押し出して使用する状態を示す断面図である。スリ
ット23は球面突起34の幅より狭く作られているので
、球面突起34は、全移動過程で摩擦減衰を受ける。筆
記体20は、後退の最初から停止まで遅い速度で引き込
むため、インキまたはインキ吸蔵手段が偏在しやすい場
合にこの実施例は良い。
[実施rIA5]
第14.15.16.17.18図は、衝撃減衰機構の
第5の実施例を示すものである。第14図は部分断面図
、第15図は第14図の側断面図、第16図は係止ボタ
ンの斜軸投影図、第17図は第15図イーイ断面図、第
18図は筆記体20を押し込んだ状態を示す図である。
第5の実施例を示すものである。第14図は部分断面図
、第15図は第14図の側断面図、第16図は係止ボタ
ンの斜軸投影図、第17図は第15図イーイ断面図、第
18図は筆記体20を押し込んだ状態を示す図である。
この第4の実施例の係止ボタン30(第16図参照)は
、従来のものと同一形状である。スリブI・23には、
2本の片持ちの減衰梁60がスリットに沿ってノック棒
23と一体に設けである。
、従来のものと同一形状である。スリブI・23には、
2本の片持ちの減衰梁60がスリットに沿ってノック棒
23と一体に設けである。
減衰梁60は、係止ボタン30の移動方向に平行な直線
部61、急傾斜部62、緩傾斜部63からなる。減衰梁
60は、片持ち梁であるから係止ボタン30の移動と直
角方向にたわむ。先端筆記部20cを筆記具本体6がら
出した状態(第18図の参照)で係止ボタン30のボタ
ン31を押すと筆記体20は移動を開始する。緩傾斜部
63の側面が係止ボタンの側面65を押しているので、
ノック棒21は除々に移動する。急傾斜部62、直線部
61に入ると、加速されて停止する。しかし、この加速
は、距離が短くかつスアリング力も弱く低速度で停止す
る。
部61、急傾斜部62、緩傾斜部63からなる。減衰梁
60は、片持ち梁であるから係止ボタン30の移動と直
角方向にたわむ。先端筆記部20cを筆記具本体6がら
出した状態(第18図の参照)で係止ボタン30のボタ
ン31を押すと筆記体20は移動を開始する。緩傾斜部
63の側面が係止ボタンの側面65を押しているので、
ノック棒21は除々に移動する。急傾斜部62、直線部
61に入ると、加速されて停止する。しかし、この加速
は、距離が短くかつスアリング力も弱く低速度で停止す
る。
[実施IM6]
第19.20.21図は、衝撃減衰機構の第6の実施例
を示すものである。第19図は先端筆記部20cを収納
した状態を示す断面図、第20図は筆記体先端部20c
を押し出す途中を示す断面図、第21図は押し出して筆
記位置に固定した状態3示す断面図である。
を示すものである。第19図は先端筆記部20cを収納
した状態を示す断面図、第20図は筆記体先端部20c
を押し出す途中を示す断面図、第21図は押し出して筆
記位置に固定した状態3示す断面図である。
滅哀梁60は、直線部71、傾斜部72、直線部73、
傾斜部74、直線部75からなる。係止ボタン30の側
面65と減衰梁60が、摩擦接触により減速する部分は
、傾斜部72、直線部73、傾斜部74であり、接触し
速度を減速する。
傾斜部74、直線部75からなる。係止ボタン30の側
面65と減衰梁60が、摩擦接触により減速する部分は
、傾斜部72、直線部73、傾斜部74であり、接触し
速度を減速する。
この第6の実施例では、直線部71の区間は側面65は
接触していないので筆記体20は急速に筆記具本体6内
へ引き込み途中は減速し、最後は多少加速されて停止す
る。
接触していないので筆記体20は急速に筆記具本体6内
へ引き込み途中は減速し、最後は多少加速されて停止す
る。
[実施例7]
第22.23図は、衝撃減衰機構の第7の実施例である
。減衰梁60は、比較的短く形成しである。したがって
、筆記体20が停止寸前に減速される。先端筆記部20
cの筆記具本体6への引き込みが速く、停止前になると
除々に減速される。
。減衰梁60は、比較的短く形成しである。したがって
、筆記体20が停止寸前に減速される。先端筆記部20
cの筆記具本体6への引き込みが速く、停止前になると
除々に減速される。
減衰梁60は、先端がたわみやすいので、最初の減速力
は弱く、除々に強い減速力となる。
は弱く、除々に強い減速力となる。
[実施例8]
第24.25図は、衝撃減衰機構の第8の実施例である
。減衰梁60を長くしたので、筆記体20の戻りの全過
程で減速される。ただし、減衰梁60は、片持ち梁であ
るから先端がたわみやすいので、最初の減衰力は弱く、
停止前の減速力が強い。
。減衰梁60を長くしたので、筆記体20の戻りの全過
程で減速される。ただし、減衰梁60は、片持ち梁であ
るから先端がたわみやすいので、最初の減衰力は弱く、
停止前の減速力が強い。
「実施例9」
第26.27図は、衝撃減衰機構の第9の実施例を示す
図である。前記した実施例は、いずれも係止ボタン30
とノック棒21との摩擦減衰を利用したものである。第
9実施例は、ノック棒21と、筆記具本体6との摩擦減
衰を利用した例である。筆記具本体6の内周面にゴム弾
性にすぐれた摩擦材80が挿入固定しである。
図である。前記した実施例は、いずれも係止ボタン30
とノック棒21との摩擦減衰を利用したものである。第
9実施例は、ノック棒21と、筆記具本体6との摩擦減
衰を利用した例である。筆記具本体6の内周面にゴム弾
性にすぐれた摩擦材80が挿入固定しである。
この摩擦材80の固定は、筆記具本体6を分割して設け
てねじ81により押し込み固定する。
てねじ81により押し込み固定する。
ノック棒21の外周は、大径部82、テーパ一部83、
小径部84からなる。ノック冠22を押した状態で、大
径部82の外周と摩擦材80の内周面とが接触している
(第27図)、この状態で係止ボタン30を押して、ノ
ック棒21を開放すると、減速されているので除々に移
動し、最後に小径部81になりわずかに加速されて止ま
る。
小径部84からなる。ノック冠22を押した状態で、大
径部82の外周と摩擦材80の内周面とが接触している
(第27図)、この状態で係止ボタン30を押して、ノ
ック棒21を開放すると、減速されているので除々に移
動し、最後に小径部81になりわずかに加速されて止ま
る。
[実施例10]
第28.29図は、衝撃減衰機構の第10の実施例であ
る。ノック棒21は、小径部90、テーパ一部91、大
径部92、テーパ一部93、小径部94からなる。小径
部90、小径部94の位置では、摩擦材80の内周面と
接触しない。
る。ノック棒21は、小径部90、テーパ一部91、大
径部92、テーパ一部93、小径部94からなる。小径
部90、小径部94の位置では、摩擦材80の内周面と
接触しない。
筆記状態では、摩擦材80とノック棒21との関係は小
径部94に位置する。このため、ノック棒21は最初に
速く引き込み、途中でテーパ一部93に乗り上げて直線
部92にいたり、減速される。最後は、小径部90に至
り多少加速されて停止する。
径部94に位置する。このため、ノック棒21は最初に
速く引き込み、途中でテーパ一部93に乗り上げて直線
部92にいたり、減速される。最後は、小径部90に至
り多少加速されて停止する。
[実施r!A11]
第30.31図は、衝撃減衰機構の第11の実施例の断
面図である。ノック棒21は、大径部100、テーパ一
部101、小径部102、テーパ一部103からなる。
面図である。ノック棒21は、大径部100、テーパ一
部101、小径部102、テーパ一部103からなる。
ノック棒21を押し込んだ状態(第31図参照)で摩擦
材80の内周面は、小径部102に接触していない。係
止ボタン30の係止を解除すると、ノック棒21はす速
く動き出すが、摩擦材80の内周面が、テーパ一部10
1、大径部100に乗り上げると減速される。この実施
例では最後の位置で減速される。
材80の内周面は、小径部102に接触していない。係
止ボタン30の係止を解除すると、ノック棒21はす速
く動き出すが、摩擦材80の内周面が、テーパ一部10
1、大径部100に乗り上げると減速される。この実施
例では最後の位置で減速される。
[実施例12]
第32図は、衝撃減衰機構の第12の実施例を示す断面
図である。摩擦材80の内周面は、常時ノック棒21の
外周面に接触しているので、ノック棒21の移動中は常
に減速される。速度が遅いが偏在しやすいインキなどを
使用するときに良い。
図である。摩擦材80の内周面は、常時ノック棒21の
外周面に接触しているので、ノック棒21の移動中は常
に減速される。速度が遅いが偏在しやすいインキなどを
使用するときに良い。
[実施例13]
第33.34図は、衝撃減衰機構の第13の実施例であ
る。第33図は筆記体20を筆記具本体6内に引き込め
た状態を示す図、第34図は筆記体20を押し出すため
ノック棒21を押し込んだ状態を示す図である。本実施
例は、摩擦材80をノック棒21の外周に設けた例であ
る。筆記具本体6の内周面には、大径部110、テーパ
一部111、小径部112が設けである。
る。第33図は筆記体20を筆記具本体6内に引き込め
た状態を示す図、第34図は筆記体20を押し出すため
ノック棒21を押し込んだ状態を示す図である。本実施
例は、摩擦材80をノック棒21の外周に設けた例であ
る。筆記具本体6の内周面には、大径部110、テーパ
一部111、小径部112が設けである。
係止ボタン30の係止を解除すると、減速材80は大径
部112の内周面に接触しているので移動速度を押さえ
られている。終端にくると、大径部110が摩擦材80
に面して減速を解除される。
部112の内周面に接触しているので移動速度を押さえ
られている。終端にくると、大径部110が摩擦材80
に面して減速を解除される。
[実施例141
第35.36図は、衝撃減衰機構の第14の実施例を示
す断面図である。摩擦材80は、ノック棒21の外周に
はめ込んである。筆記体本体6の内周面には、大径部1
20、テーパ一部121、小径部122、テーパ一部1
23、大径部124が連続して形成しである。ノック棒
21を押し込んだ状態(第36図参照)から係止ボタン
30を外すと、す速い移動を開始し、テーパ一部123
、直線部122、テーパ一部121により減速され、最
後の大径部120の位置でわずかに加速されて止まる。
す断面図である。摩擦材80は、ノック棒21の外周に
はめ込んである。筆記体本体6の内周面には、大径部1
20、テーパ一部121、小径部122、テーパ一部1
23、大径部124が連続して形成しである。ノック棒
21を押し込んだ状態(第36図参照)から係止ボタン
30を外すと、す速い移動を開始し、テーパ一部123
、直線部122、テーパ一部121により減速され、最
後の大径部120の位置でわずかに加速されて止まる。
[実施fIA15]
第37.38図は、衝撃減衰機構の第15図の実施例を
示す断面図である。減速材80は、ノ・ツク棒21の外
周に固定しである。筆記具本体6の内周面には、小径部
130、テーパ一部131、大径部132が連続して設
けである。ノック棒21を押し込んだ状態(第38図参
照)から係止ボタン30を外すと、移動を開始するが最
初は速い速度で移動し、テーパ一部131、小径部13
0に減速材の外周が接触し除々に減速する。
示す断面図である。減速材80は、ノ・ツク棒21の外
周に固定しである。筆記具本体6の内周面には、小径部
130、テーパ一部131、大径部132が連続して設
けである。ノック棒21を押し込んだ状態(第38図参
照)から係止ボタン30を外すと、移動を開始するが最
初は速い速度で移動し、テーパ一部131、小径部13
0に減速材の外周が接触し除々に減速する。
[実施例16]
第39図は、衝撃減衰機構の第16の実施例を示す断面
図である。減速材80は、ノック棒21の外周に固定し
である。減速材80の外周は、筆記具本体6の内周に常
に接触している。したがって、全過程で減速されるので
、筆記体20の収納速度は遅い。
図である。減速材80は、ノック棒21の外周に固定し
である。減速材80の外周は、筆記具本体6の内周に常
に接触している。したがって、全過程で減速されるので
、筆記体20の収納速度は遅い。
[その他の実施例]
面記した実施例の摩擦材80は、ゴム材で作られている
が、ノック棒21または筆記具本体6と同一材質で作っ
ても良い。シール手段を有しない筆記具にこの発明を採
用しても良い。
が、ノック棒21または筆記具本体6と同一材質で作っ
ても良い。シール手段を有しない筆記具にこの発明を採
用しても良い。
[発明の効果]
以上、詳記したようにこの発明は、ノック棒の後退時の
スI〜ツバの衝撃を緩衝したので、筆記体内のインキ、
インキ吸蔵手段の偏在を防止する。
スI〜ツバの衝撃を緩衝したので、筆記体内のインキ、
インキ吸蔵手段の偏在を防止する。
第1図は第1実施例の筆記具の断面図、第2図は第1図
のS断面図、第3図は筆記体を押し出した状態の断面図
、第4図は第3図の側断面図、第5図はノック棒の斜投
影図、第6図は係止ボタンの斜投影図、第7.8.9図
は第2実施例の断面図、第10.11図は第3図実施例
の断面図、第12.13図は第4実施例の断面図、第1
4.15図は第5実施例を示す断面図、第16図は係止
ボタンの斜軸投影図、第17図は第15図のイーイの断
面図、第18図は第5実施例のノック棒を押し込んだ状
態の図、第19.20.21図は第6実施例の断面図、
第22.23図は第7実施例を示す図、第24.25図
は第8実施例を示す図、第26.27図は第9実施例を
示す図、第28.29図は第10実施例を示す図、第3
0.31図は第11実施例を示す図、第32図は第12
実施例を示す図、第33.34図は第13実施例を示す
図、第35.36図は第14実施例を示す図、第37.
38図番、よ第15実施例を示す図、第39図は第16
実施例を示す図である。 1・・・先軸、2・・・後軸、6・・−筆記具本体、2
0・・・筆記体、30・・・係止ボタン、34・・・球
面突起、60・・・減衰梁、80・・・摩擦材
のS断面図、第3図は筆記体を押し出した状態の断面図
、第4図は第3図の側断面図、第5図はノック棒の斜投
影図、第6図は係止ボタンの斜投影図、第7.8.9図
は第2実施例の断面図、第10.11図は第3図実施例
の断面図、第12.13図は第4実施例の断面図、第1
4.15図は第5実施例を示す断面図、第16図は係止
ボタンの斜軸投影図、第17図は第15図のイーイの断
面図、第18図は第5実施例のノック棒を押し込んだ状
態の図、第19.20.21図は第6実施例の断面図、
第22.23図は第7実施例を示す図、第24.25図
は第8実施例を示す図、第26.27図は第9実施例を
示す図、第28.29図は第10実施例を示す図、第3
0.31図は第11実施例を示す図、第32図は第12
実施例を示す図、第33.34図は第13実施例を示す
図、第35.36図は第14実施例を示す図、第37.
38図番、よ第15実施例を示す図、第39図は第16
実施例を示す図である。 1・・・先軸、2・・・後軸、6・・−筆記具本体、2
0・・・筆記体、30・・・係止ボタン、34・・・球
面突起、60・・・減衰梁、80・・・摩擦材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、管状の筆記具本体と、該筆記具本体内に挿入され先
端に先端筆記部と該先端筆記部へ供給するインキ収納部
を有した筆記体と、該筆記体を前進時に前記筆記具本体
との相対移動を防止して筆記位置に仮固定する係止手段
と、前記筆記体の前進位置を解除する解除手段と、前記
筆記具本体と筆記体との間に設けたスプリングとを有し
、前記筆記体が前記筆記具本体内をスプリングに抗して
前進駆動し前記先端筆記部が前記筆記具本体の先端から
出没するノック式筆記具において、前記解除手段を解除
後前記筆記体が前記筆記具本体内の収納位置に戻る道程
に前記筆記体の移動を摩擦力により減衰させる減衰手段
とを備えたことを特徴とするノック式筆記具の衝撃減衰
機構。 2、第1項記載において、前記減衰手段が前記係止手段
と前記筆記体を駆動するノック棒との相対摩擦により減
衰させることを特徴とするノック式筆記具の衝撃減衰機
構。 3、第2項記載において、前記減衰手段が前記ノック棒
に設けた片持ち梁である減衰梁と前記係止手段との間の
相対摩擦力により減衰することを特徴とするノック式筆
記具の衝撃減衰機構。 4、第1項記載において、前記減衰手段がノック棒と前
記筆記体との間の摩擦力により減衰することを特徴とす
るノック式筆記具の衝撃減衰機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63110062A JP2551810B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | ノック式筆記具の衝撃減衰機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63110062A JP2551810B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | ノック式筆記具の衝撃減衰機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280597A true JPH01280597A (ja) | 1989-11-10 |
JP2551810B2 JP2551810B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=14526105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63110062A Expired - Lifetime JP2551810B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | ノック式筆記具の衝撃減衰機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551810B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111488U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-28 | 株式会社東海 | ノツク式筆記具 |
WO2008090679A1 (ja) * | 2007-01-23 | 2008-07-31 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | 筆記具 |
JP2009179005A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Pentel Corp | 出没式塗布具 |
EP1982843A4 (en) * | 2006-01-19 | 2012-05-16 | Zebra Co Ltd | Retractable writing implement |
JP2016043498A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61125483U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-07 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP63110062A patent/JP2551810B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61125483U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-07 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111488U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-28 | 株式会社東海 | ノツク式筆記具 |
EP1982843A4 (en) * | 2006-01-19 | 2012-05-16 | Zebra Co Ltd | Retractable writing implement |
WO2008090679A1 (ja) * | 2007-01-23 | 2008-07-31 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | 筆記具 |
JP2008179000A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具 |
US8162554B2 (en) | 2007-01-23 | 2012-04-24 | Mitsubishi Pencil Company Limited | Writing implement |
JP2009179005A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Pentel Corp | 出没式塗布具 |
JP2016043498A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551810B2 (ja) | 1996-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5009533A (en) | Propelling pencil with cushion sleeve | |
CA1238013A (en) | Ball-point pen | |
KR0119049Y1 (ko) | 도포구 | |
JPH01280597A (ja) | ノック式筆記具の衝撃減衰機構 | |
US5362166A (en) | Flat stick-shaped material propelling container | |
US4205924A (en) | Mechanical pencil with lead-feeding device operable by forward shake of pencil | |
US20040161284A1 (en) | Stick type cosmetic material feeding container | |
US3899256A (en) | Mechanical pencil | |
US3806262A (en) | Dispensing apparatus | |
JP2511742Y2 (ja) | シャ―プペンシルとボ―ルペンの多芯筆記具 | |
JPS63162293A (ja) | 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 | |
JP2578084Y2 (ja) | シャープペンシル | |
JP2566093Y2 (ja) | 複式筆記具 | |
JPH0432310Y2 (ja) | ||
JPH0333508Y2 (ja) | ||
JP2579188B2 (ja) | 乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具のリフィール機構 | |
JP3208558B2 (ja) | 伸縮式筆記具 | |
JPH0245031Y2 (ja) | ||
JPH0490398A (ja) | 筆記具の前進後退機構 | |
JPS6227430Y2 (ja) | ||
KR920003777Y1 (ko) | 필기구의 걸림장치 | |
JP4082466B2 (ja) | マーキング器具 | |
JPS6136306Y2 (ja) | ||
JPS6234793Y2 (ja) | ||
JPS6021277Y2 (ja) | シヤ−プペンシル |