JPH0127985Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127985Y2 JPH0127985Y2 JP4040581U JP4040581U JPH0127985Y2 JP H0127985 Y2 JPH0127985 Y2 JP H0127985Y2 JP 4040581 U JP4040581 U JP 4040581U JP 4040581 U JP4040581 U JP 4040581U JP H0127985 Y2 JPH0127985 Y2 JP H0127985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- pin joint
- hydraulic cylinder
- oil passage
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はトラクターに付設するパワーステアリ
ング装置の配管構成に関する考案である。
ング装置の配管構成に関する考案である。
(ロ) 従来技術
従来からパワーステアリング装置に関する技術
は公知とされているのである。
は公知とされているのである。
例えば実開昭56−124061号公報に記載の技術の
如くである。
如くである。
しかし該従来の技術においては、油圧シリンダ
ーは伸縮と同時に左右に揺動するのであるが、該
揺動する油圧シリンダーの一部に送油パイプを連
結しているので、該送油パイプは油圧シリンダー
25が左右に揺動して位置を換えてもこの動きを
可能とすべく、継手部に球面座のような装置を必
要としていたのである。
ーは伸縮と同時に左右に揺動するのであるが、該
揺動する油圧シリンダーの一部に送油パイプを連
結しているので、該送油パイプは油圧シリンダー
25が左右に揺動して位置を換えてもこの動きを
可能とすべく、継手部に球面座のような装置を必
要としていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
このように従来のパワーステアリング装置はそ
の油圧配管部に球面座による回転部分を設けた
り、または可撓性のパイプを用いる必要があつた
為に耐久力が低いという不具合いがあつたのであ
る。
の油圧配管部に球面座による回転部分を設けた
り、または可撓性のパイプを用いる必要があつた
為に耐久力が低いという不具合いがあつたのであ
る。
本考案はこの球面座継手や可撓性パイプ部を失
くすことができるように、鋼パイプから油圧シリ
ンダーへの圧油の受継ぎ部を油圧シリンダーの枢
支ジヨイント部におき、ジヨイントの枢支ピンを
ピン継手とし外周に回動可能な筒継手を密着嵌装
し、該筒継手に油圧シリンダーを固設したのであ
る。
くすことができるように、鋼パイプから油圧シリ
ンダーへの圧油の受継ぎ部を油圧シリンダーの枢
支ジヨイント部におき、ジヨイントの枢支ピンを
ピン継手とし外周に回動可能な筒継手を密着嵌装
し、該筒継手に油圧シリンダーを固設したのであ
る。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
を達成する為の構成を説明すると。
トラクターの機体側にサポート32を固設し、
該サポート32ににより内部に油路を穿設したピ
ン継手38を支持すると共に、該ピン継手38の
周囲に油圧シリンダー25への油路を穿設した筒
継手35を遊嵌し、該筒継手35に油圧シリンダ
ー25を固設し、油圧シリンダー25をピン継手
38の周囲に回動自在に支持し、該ピン継手38
の端部に、油圧方向制御弁22より延設した鋼パ
イプ33,34を連結したものである。
該サポート32ににより内部に油路を穿設したピ
ン継手38を支持すると共に、該ピン継手38の
周囲に油圧シリンダー25への油路を穿設した筒
継手35を遊嵌し、該筒継手35に油圧シリンダ
ー25を固設し、油圧シリンダー25をピン継手
38の周囲に回動自在に支持し、該ピン継手38
の端部に、油圧方向制御弁22より延設した鋼パ
イプ33,34を連結したものである。
(ホ) 実施例
本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図はパワーステアリング装置を備えたトラ
クターの全体側面図である。
クターの全体側面図である。
ボンネツト1の内部にエンジン2を配置し、エ
ンジン2の下部側面よりフロントアクスルブラケ
ツト3を固設突出し、該フロントアクスルブラケ
ツト3にセンターピン16にて枢設したフロント
アクスル8に前輪4L,4Rを支架する。
ンジン2の下部側面よりフロントアクスルブラケ
ツト3を固設突出し、該フロントアクスルブラケ
ツト3にセンターピン16にて枢設したフロント
アクスル8に前輪4L,4Rを支架する。
エンジン2の後面にクラツチハウジング6を固
設し、クラツチハウジング6の後面にミツシヨン
ケース7を固設している。ミツシヨンケース7か
ら突出した後車輪にて後輪を支架している。
設し、クラツチハウジング6の後面にミツシヨン
ケース7を固設している。ミツシヨンケース7か
ら突出した後車輪にて後輪を支架している。
クラツチハウジング6の上面にステアリングギ
アボツクス40を固設し、ステアリングハンドル
5を回動することによりステアリングギアボツク
ス40に固設した油圧方向制御弁22が切換り、
ステアリングが行われる。
アボツクス40を固設し、ステアリングハンドル
5を回動することによりステアリングギアボツク
ス40に固設した油圧方向制御弁22が切換り、
ステアリングが行われる。
第2図はフロントアクスル部の前面一部断面
図、第3図は同じく平面図である。
図、第3図は同じく平面図である。
フロントアクスル8はセンターピン16にて、
フロントアクスルブラケツト3に枢支され、該フ
ロントアクスル8からエクステンシヨン9が突出
調整可能に構成されている。エクステンシヨンの
先端はキングピン10に枢支され、キングピン1
0の上端にナツクルアーム13が下端に前輪4の
軸が固設されている。
フロントアクスルブラケツト3に枢支され、該フ
ロントアクスル8からエクステンシヨン9が突出
調整可能に構成されている。エクステンシヨンの
先端はキングピン10に枢支され、キングピン1
0の上端にナツクルアーム13が下端に前輪4の
軸が固設されている。
ナツクルアーム13L,13Rのタイロツド1
1L,11Rによりセンターアーム15の先端に
枢結されたセンターアーム形の操向方式を形成し
ている。
1L,11Rによりセンターアーム15の先端に
枢結されたセンターアーム形の操向方式を形成し
ている。
センターアーム15は回動軸14を介して、フ
ロントアーム12に固結されており回動軸14は
フロントアクスルブラケツト3L,3Rの中央部
に枢支されている。
ロントアーム12に固結されており回動軸14は
フロントアクスルブラケツト3L,3Rの中央部
に枢支されている。
ドラツグアーム12はトラクターの進行方向と
直角方向にセンターアーム15はトラクターの進
行方向に突出し互いに固結されている。ドラツグ
アーム12の左突出端にパワーステアリング装置
のピストン連接杆26の先端が枢結される。
直角方向にセンターアーム15はトラクターの進
行方向に突出し互いに固結されている。ドラツグ
アーム12の左突出端にパワーステアリング装置
のピストン連接杆26の先端が枢結される。
第4図は本考案の油圧シリンダー支持部の平面
図、第5図はサポート32部の後面断面図、第6
図は第4図の側面図、第7図は継手部の側面断面
図である。
図、第5図はサポート32部の後面断面図、第6
図は第4図の側面図、第7図は継手部の側面断面
図である。
本考案は従来のジヨイントの枢支ピンをピン継
手38とし、該ピン継手38に筒継手35を密着
外嵌させたものである。
手38とし、該ピン継手38に筒継手35を密着
外嵌させたものである。
即ち、トラクターの機体側にサポート32を固
設し、該サポート32ににより内部に油路を穿設
したピン継手38を支持すると共に、該ピン継手
38の周囲に油圧シリンダー25への油路を穿設
した筒継手35を遊嵌し、該筒継手35に油圧シ
リンダー25を固設し、油圧シリンダー25をピ
ン継手38の周囲に回動自在に支持し、該ピン継
手38の端部に、油圧方向制御弁22より延設し
た鋼パイプ33,34を連結したものである。
設し、該サポート32ににより内部に油路を穿設
したピン継手38を支持すると共に、該ピン継手
38の周囲に油圧シリンダー25への油路を穿設
した筒継手35を遊嵌し、該筒継手35に油圧シ
リンダー25を固設し、油圧シリンダー25をピ
ン継手38の周囲に回動自在に支持し、該ピン継
手38の端部に、油圧方向制御弁22より延設し
た鋼パイプ33,34を連結したものである。
ピン継手38の上部に鍔部44が設けられ、コ
の字形のサポート32の上下突出端に嵌入後、鍔
部をサポート32に固定されている。ピン継手の
内部に油路38aと38bが刻設されており、油
路38aに管継手ボルト33aにより鋼パイプ3
4が連結され、油路38bに管継手ボルト32b
により鋼パイプ33が連結され圧油を送油してい
る。
の字形のサポート32の上下突出端に嵌入後、鍔
部をサポート32に固定されている。ピン継手の
内部に油路38aと38bが刻設されており、油
路38aに管継手ボルト33aにより鋼パイプ3
4が連結され、油路38bに管継手ボルト32b
により鋼パイプ33が連結され圧油を送油してい
る。
鋼パイプ33,34は油圧方向制御弁22より
延設されており、該油圧方向制御弁22により切
り換えられた圧油が送油、または戻油となる通過
するのである。
延設されており、該油圧方向制御弁22により切
り換えられた圧油が送油、または戻油となる通過
するのである。
ピン継手38に対して筒継手35は回動可能で
あり乍ら、圧油を洩らせずに油路38aが油路3
5aへ、油路38bから油路35bへ受継いでい
る。
あり乍ら、圧油を洩らせずに油路38aが油路3
5aへ、油路38bから油路35bへ受継いでい
る。
筒継手35に油圧シリンダー25の頭部39が
貼設され、油路35bの圧油は油路39bから油
圧シリンダー25内に入り、油路35aの圧油は
油路39aより鋼パイプを経て、油圧シリンダー
25の他端に送られている。
貼設され、油路35bの圧油は油路39bから油
圧シリンダー25内に入り、油路35aの圧油は
油路39aより鋼パイプを経て、油圧シリンダー
25の他端に送られている。
サポート32はコの字形に構成され、その背面
はフロントアクスルブラケツト3又はエンジン2
又はクラツチハウジング6に固設されている。
はフロントアクスルブラケツト3又はエンジン2
又はクラツチハウジング6に固設されている。
ピン継手38は鍔部44にてサポート32に固
設されているので回動せず、筒継手35がピン継
手の外周を回転するのである。
設されているので回動せず、筒継手35がピン継
手の外周を回転するのである。
油圧シリンダー25には頭部39が一体化され
ており、ピン継手38と筒継手32が一体的に組
立てられており、最終組立ては両仕組みをボルト
にて連結することにより行われる。
ており、ピン継手38と筒継手32が一体的に組
立てられており、最終組立ては両仕組みをボルト
にて連結することにより行われる。
(ヘ) 考案の効果
本考案は以上の如く構成したので、次にような
効果を奏するものである。
効果を奏するものである。
第1に、パワーステアリング用の油圧シリンダ
ー25が操向の為に伸縮した場合においても、ピ
ン継手38の部分は回動の必要がないので、該ピ
ン継手38に固定する鋼パイプ33,34は回動
する必要がなく、従来の可撓性パイプにより構成
した場合のように耐久性を低下させることが無い
のである。
ー25が操向の為に伸縮した場合においても、ピ
ン継手38の部分は回動の必要がないので、該ピ
ン継手38に固定する鋼パイプ33,34は回動
する必要がなく、従来の可撓性パイプにより構成
した場合のように耐久性を低下させることが無い
のである。
第2に、ピン継手38の部分は回動しないが、
該ピン継手38内に設けられた油路と筒継手35
の油路が常時連通しているので、油圧方向制御弁
22からの圧油を油圧シリンダー25の油室に送
油する継手を、ピン継手38と筒継手35により
構成することができ、継手部分の耐久性も向上す
ることが出来たものである。
該ピン継手38内に設けられた油路と筒継手35
の油路が常時連通しているので、油圧方向制御弁
22からの圧油を油圧シリンダー25の油室に送
油する継手を、ピン継手38と筒継手35により
構成することができ、継手部分の耐久性も向上す
ることが出来たものである。
第1図はパワーステアリング装置を備えた農用
トラクターの前面側面図、第2図はフロントアク
スル部の前面一部断面図、第3図は同じく平面
図、第4図は本考案の油圧シリンダー支持部の平
面図、第5図はサポート部の後面断面図、第6図
は第4図の側面図、第7図は継手部の側面断面図
である。 5……ステアリングハンドル、12……ドラツ
グアーム、22……油圧方向制御弁、20,2
1,33,34,36……鋼パイプ、25……油
圧シリンダー、32……サポート、35……筒継
手、38……ピン継手。
トラクターの前面側面図、第2図はフロントアク
スル部の前面一部断面図、第3図は同じく平面
図、第4図は本考案の油圧シリンダー支持部の平
面図、第5図はサポート部の後面断面図、第6図
は第4図の側面図、第7図は継手部の側面断面図
である。 5……ステアリングハンドル、12……ドラツ
グアーム、22……油圧方向制御弁、20,2
1,33,34,36……鋼パイプ、25……油
圧シリンダー、32……サポート、35……筒継
手、38……ピン継手。
Claims (1)
- トラクターの機体側にサポート32を固設し、
該サポート32により内部に油路を穿設したピン
継手38を支持すると共に、該ピン継手38の周
囲に油圧シリンダー25への油路を穿設した筒継
手35を遊嵌し、該筒継手35に油圧シリンダー
25を固設し、油圧シリンダー25をピン継手3
8の周囲に回動自在に支持し、該ピン継手38の
端部に油圧方向制御弁22より延設した鋼パイプ
33・34を連結したことを特徴とする農用トラ
クターのパワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040581U JPH0127985Y2 (ja) | 1981-03-23 | 1981-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4040581U JPH0127985Y2 (ja) | 1981-03-23 | 1981-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57153073U JPS57153073U (ja) | 1982-09-25 |
JPH0127985Y2 true JPH0127985Y2 (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=29837518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4040581U Expired JPH0127985Y2 (ja) | 1981-03-23 | 1981-03-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0127985Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-23 JP JP4040581U patent/JPH0127985Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57153073U (ja) | 1982-09-25 |
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