JPH01277893A - 楽器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、ピアノや電子キーボード楽器等の楽器に関
し、とくに楽譜の表示機能等が付加された楽器に関する
。

【従来の技術】

従来より、楽譜は紙の上に表示されているのが普通であ
る。そのため、演奏中に楽譜を見る場合には、楽譜台等
の上に楽譜の書かれた紙を置き、演奏が進むにつれてそ
のページを手でめくってぃき、必要な箇所を見るように
している。

【発明が解決しようとする課題】

しかしながら、このように紙の上の楽譜が表示されてい
る場合には、持ち運びの際にかさばって不便である。ま
た、演奏中ページを手でめくらなければならないため、
手間がかかり厄介である。 この発明は、演奏中の楽譜のページをめくる手間をなく
し、また楽譜の携帯性も高めることができる、楽器を提
供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、この発明による楽器において
は、楽譜が記録されたメモリカードを読み取るカード読
み取り装置と、読み取られた楽譜を表示するディスプレ
ー装置と、演奏音を検出するセンサと、このセンサの出
力に応じてディスプレー装置を制御し、表示内容を変え
ていく制御装置とが備えられている。

【作　　用】

カード読み取り装置にメモリカードをセットすることに
より、このメモリカードに記録されていた楽譜が読み取
られる。こうして読み取られた楽器はディスプレー装置
によって表示される。 他方、センサが演奏音を検出するので、その出力により
制御装置が演奏の進行状態を判別でき、これにより演奏
の進行状態に合わせて楽譜の表示内容を進めることがで
きる。 したがって、楽譜の表示内容が自動的に進行し、ページ
をめくる手間が省けることになる。 また、楽器はメモリカードに記録されるため、携帯は非
常に容易であり、耐久性にも優れている。 さらに、制御装置は、センサにより検出した実際の演奏
音と楽譜によって指示される音との比較判定を行なうた
め、演奏の誤り等をも判定でき、その誤り指摘のための
表示を行なうなどの学習指導機能をも持たせることが可
能となる。

【実　施　例】

つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。ピアノ等の楽器本体１にカード読み取り装置
２とディスプレー装置３とが取り付けられている。この
カード読み取り装置２は、メモリカード７がセットし易
い位置に、ディスプレー装置３は演奏中の演奏者が見や
すい位置にそれぞれ配置される。さらに、制御装置４が
内蔵され、また楽器本体１が実際に出す音を検出するた
めのセンサ５も備えられる。キー人力装置６は操作し易
い位置に設けられる。 メモリカード７はＩＣカード、磁気カード、光カードな
どであり、予め楽譜が記録されている。 そこで、演奏に先立って、その演奏する曲の楽譜が記録
されたメモリカード７をカード読み取り装置２にセット
する。 演奏を開始するとき、まずキー人力装置６を操作して演
奏開始信号を制御信号に入力する。すると、制御装置４
はカード読み取り装置２に読み取り命令を送信し、セッ
トされたメモリカード７の記録内容を読み取らせる。こ
うして、カード読み取り装置２によって楽譜が読み取ら
れ、その読み取られた楽譜の最初の部分がディスプレー
装置３に送られて表示される。 こうしてディスプレー装置３に表示された楽譜を見て演
奏者が楽器本体１を操作することにより演奏が開始され
、楽器本体１から実際に演奏音が生じると、その音はセ
ンサ５により検知され、検知された情報が制御装置４に
送られる。 制御装Ｗ４はカード読み取り装置２が読み取った楽譜に
より指示される音と、センサ５により検知された、実際
に出された音ととの比較判定を行なっており、これによ
り演奏の進行状態を判別できる。そこで、制御装置４は
、演奏が進んだときそれに応じてディスプレー装置３に
より表示される楽譜の内容を切り換えていくよう制御す
る。 また、制御装置４は、単に楽譜の表示内容を演奏に応じ
て順次進めていくだけでなく、楽譜により指示される音
と、実際に出された音ととの比較により、演奏の誤りを
も判別し、これをディスプレー装置３に表示して指摘す
るように制御することもできる。これにより、演奏の誤
り指摘などの学習指導機能を実現できる。 なお、この発明を適用する楽器としては、ピアノ、ギタ
ー等のアコースティックな楽器がら電子ピアノ、電子オ
ルガン等の電子楽器まで種類を問わない。

【発明の効果】

この発明の楽器によれば、ディスプレー装置によって表
示される楽譜内容が演奏の進行に応じで自動的に切り換
わっていくので、楽器が書かれた紙をめくる手間が省け
て便利である。また、センサにより検出した実際の演奏
音と楽譜によって指示される音との比較することにより
羊の演奏の誤り等を判定し、表示して学習に役立てるよ
うな学習指導機能を持たせることも可能である。さらに
、楽譜はメモリカードに記録されるため、携帯は非常に
容易であり、耐久性にも優れている。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例のブロック図である。 １・・・楽器本体、２・・・カード読み取り装置、３・
・・ディスプレー装置、４・・・制御装置、５・・・セ
ンサ、６・・・キー人力装置、７・・・メモリカード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）楽譜が記録されたメモリカードを読み取るカード
   読み取り装置と、読み取られた楽譜を表示するディスプ
   レー装置と、演奏音を検出するセンサと、このセンサの
   出力に応じてディスプレー装置を制御し、表示内容を変
   えていく制御装置とが備えられていることを特徴とする
   楽器。