JPH01277617A - エンジンの水冷式冷却装置 - Google Patents

エンジンの水冷式冷却装置

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JPH01277617A
JPH01277617A JP10676888A JP10676888A JPH01277617A JP H01277617 A JPH01277617 A JP H01277617A JP 10676888 A JP10676888 A JP 10676888A JP 10676888 A JP10676888 A JP 10676888A JP H01277617 A JPH01277617 A JP H01277617A
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cooling water
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Wataru Fuchigami
渡 渕上
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの水冷式冷却装置に関し、特に冷却水
の循環開始時期を制御するサーモスタット弁をエンジン
本体の近傍に配置することにより、温度制御の応答性を
改善できるようにしたサーモスタット弁の配置構造に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、エンジンの水冷式冷却装置は、エンジン本体に
形成された冷却ジャケットとラジェータとを冷却水通路
で接続し、該通路のラジェータからエンジンまでの間に
循環ポンプを介設するとともに、エンジンからラジェー
タまでの間にサーモスタット弁を介設し、上記ジャケッ
ト内の水温が所定温度以上になると上記サーモスタット
弁を開け、これによって冷却水を循環させて該冷却水を
所定温度に保持するように構成されている。
このような冷却装置の上記サーモスタット弁は、上記冷
却ジャケット内の冷却水温度に応じて通路を開閉するた
めのものであるから、冷却ジャケットの近傍に配設する
のが冷却水の温度制御応答性を向上させるうえで好まし
い、このサーモスタット弁を水冷ジャケットの近傍に配
置した例として、従来例えば、エンジン本体内に冷却水
排出用通路を側方に延びるように一体形成し、該通路の
側端にサーモスタット弁を配置した例がある。この例で
は、水冷ジャケットの直近にサーモスタット弁が位置し
ているから、それだけ上述の温度制御応答性、ひいては
制御精度を向上できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来構造では、エンジン本体の他側
端部に排出口が位置しているから、冷却水はエンジン本
体の一側から他側に流れて排出されることとなり、特に
複数気筒を有するエンジンの場合、上記−例の気筒と他
側の気筒とでは、冷却水の入り側の気筒がよりよ(冷却
され、従って、エンジン全体でみると冷却状態が不均一
になり易い問題がある。
本発明は、と記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
サーモスタット弁をエンジンの冷却ジャケット近傍に位
置させて温度制御精度を向上でき、かつ各気筒を均一に
冷却できるエンジンの水冷式冷却装置を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は1、複数気筒からなるエンジン本体を前方に傾
斜させて配置するとともに、該エンジン本体の後側で、
かつ上方に気化器を配置したエンジンの水冷式冷却装置
において、上記エンジン本体の後側面の気化器接続部付
近に排水口を形成し、該排水口に接続された冷却水通路
の、上記エンジン本体と気化器とで挟まれた部分にサー
モスタット弁を介設したことを特徴としている。
ここで本発明において、上記排水口は複数箇所に設ける
のが望ましく、例えば並列4気筒エンジンの場合は、左
、右のそれぞれの2気筒の中央付近に対称に設け、該各
排水口からの冷却水通路の集合部にサーモスタット弁を
配設すればよい。
〔作用〕
本発明に係る水冷式冷却装置では、前傾したエンジン本
体とこれの上方に配設された気化器とで挟まれる空間に
サーモスタット弁を配設したので、該サーモスタット弁
はエンジン本体の冷却ジャケットの直近に位置すること
となり、冷却水の循環開始時期に対する応答性が向上し
、それだけ温度制御精度が向上する。この場合、前傾エ
ンジンの気化器の下方空間という従来利用されていない
デッドスペースを利用してサーモスタット弁を配置した
ので、比較的大きい配置スペースを要するサーモスタッ
ト弁を、無理なく冷却ジャケットに近接させることがで
きる。
また、エンジン本体の後側面に排水口を形成し、これに
冷却水通路を接続したので、冷却水を各気筒に対して均
一に流すことができる。特に例えば並列4気筒エンジン
の場合にも、左、右の各2気筒間に排水口をそれぞれ形
成し、これの集合部にサーモスタット弁を介設すれば、
これにより各気筒の冷却ジャケット内を冷却水が均一に
通過し、従って各気筒を均一に冷却することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるエンジン
の水冷式冷却装置を説明するため図である。
図において、1は本実施例が適用された自動二輪車であ
り、これは車体フレーム2の前端の操向軸?J2aによ
り、下端で前輪3を軸支する前フオーク4を左右に回動
自在に軸支し、左右一対のメインバイブ2bの後端下部
により、後端で後輪6を軸支する後アーム5を上下に揺
動自在に枢支し、メインバイブ2bの下側にエンジンユ
ニット7を懸架して構成されている。
上記エンジンユニット7は、クランクケース8の上面に
並列4気筒のエンジン本体9を前傾状態に配置して構成
されている。このエンジン本体9は、4気筒のシリンダ
ブロック9a、シリンダへラド9b、ヘツドカバー90
を積層してなる。該シリンダヘッド9bの上方には気化
器17が4個並列に配置されており、各気化器17は吸
気管17aを介してシリンダヘッド9bの各気筒部分に
接続されている。このようにして気化器17と、シリン
ダヘッド9b、  シリンダブロック9a、  クラン
クケース8との間には空間Aが形成されている。
また上記クランクケース8の上面には、発電機10、セ
ルモータ1)が配設されており、両者とも平面から見て
車両中心線Cより左側に位置している。上記発電機10
には第1中間軸12が連結されており、該中間軸12は
クランク軸30に駆動スプロケット12a、チェ712
bによって連結されている。また、上記セルモータ1)
の出力軸1)aには第2中間軸13の第2中間ギヤ13
aが噛合しており、該第2中間ギヤ13aは上記第1中
間軸12に回転自在に装着された第1中間ギヤ12C1
一方向クラッチ12d、及び上記駆動スプロケット12
aを介してクランク軸30に連結されている。
上記エンジン本体9の前側に、本実施例の水冷式冷却装
置のラジェータ14が車幅方向に配置されている。この
ラジェータ14は放熱フィンからなるエレメント14a
の左、右端部に左、右へ・ノドタンク14b、14cを
接続してなり、該左ヘッドタンク14bの下端には該ラ
ジェータ14からからエンジン本体9への冷却水通路で
あるリターンホース15の一端が接続されている。この
リターンホース15のmsは、上記クランクケース8の
側面に取り付けられた循環ポンプ16の吸い込み口に接
続されており、該ポンプ16の吐出口に接続されたリタ
ーンバイブ20は上記エンジン本体9とクランクケース
8との接続部付近を車幅方向に延び、該延長部に形成さ
れた左、右分岐部20a、20bが該エンジン本体9の
冷却ジャケットの下部に形成された給水口に接続されて
いる。
そして上記エンジン本体9の冷却ジャケットの」二部に
は、左、右の排水口9d、9eが形成されており、該排
水口9d、9eはそれぞれ左側、右側の各気筒間に位置
している。この各排水口9d。
9eに接続された左、右分岐部18a、L8bは車幅方
向に延びるサプライパイプ18の左、右端部に接続され
ている。またこのサプライパイプ18の中央には、サー
モスタット弁19が接続されており、これは気化器17
とシリンダへ7ド9b。
シリンダブロック9a及びクランクケース8で挟まれる
ように上記空間Aに位置している。このサーモスタット
弁19は、ケーシング19a内に、所定温度で通路を開
く弁本体19bを配設してなり、該ゲージング19aの
出口部には接続金具21aを介してサプライホース21
の一端が接続されている。該サプライホース21はエン
ジン本体9の右側面に沿って前方に延び、その前端は上
記ラジェータ14の右ヘッドタンク14cの上部に接続
されている。なお、22は燃料タンクであり、これの前
壁にはサーモスタット弁19との干渉を避けるための凹
部22aが形成されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の水冷式冷却装置では、エンジン本体9の冷却
ジャケット内の冷却水が例えば80℃になると、上記サ
ーモスタット弁19が開き、冷却水は、エンジン本体9
とラジェータ14との間で循環し、その際にラジェータ
14で冷却されて所定温度に維持される。
このような冷却動作において、本実施例では、上記サー
モスタット弁19をエンジン本体9.クランクケース8
と気化器16とで形成され、かつ従来利用されていない
デッドスペースとし、ての空間A内に配置したので、該
サーモスタット弁19を冷却ジャケットの直近に支障な
く位置させることができる。これにより冷却ジャケット
内の水温とサーモスタット弁19部分の水温とが、時開
−となり、冷却水温度が所定温度になると直ちに循環を
開始でき、それだけ温度制御の応答性が向上し、その結
果制御精度を向上できる。
また、本実施例では、エンジン本体の左、右2箇所に排
水口9d、9eを設け、ここから冷却水を取り出した後
、合流させるようにしたので、冷却水は左、右のそれぞ
れの気筒において略均−に流れることとなり、上述の従
来例のようなエンジンの一側から他側に流すようにした
場合に比較して、各気筒を均一に冷却できる。
なお、上記実施例では、4気筒の場合について説明した
が、本発明は複数気筒のエンジンであれば有効である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るエンジンの水冷式冷却装置に
よれば、前傾状態に配設されたエンジン本体の後側から
冷却水を後方に取り出すとともに、エンジン本体と、こ
れの上方に配設された気化器とで挟まれる空間内にサー
モスタット弁を配置したので1.サーモスタット弁をエ
ンジン本体の直近′に配置でき、温度制御精度を向上で
きる効果があり、また複数気筒に冷却水を均一に流すこ
とができ、均一に冷却できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例による水冷式冷
却装置を説明するためのもので、第1図はその側面図、
第2図はその平面図、第3図は発電機廻りの断面展開図
、第4図は該実施例装置が通用された自動二輪車の側面
図である。 図において、7はエンジンユニット、9はエンジン本体
、9d、9aは排水口、14はラジェータ、17は気化
器、19はサーモスタット弁、21はサプライホース(
冷却水通路)、Aは空間(気化器とエンジン本体とで挟
まれた空間)である。 特許出願人  ヤマハ発動機株式会社 代理人    弁理士 下 市  努 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の気筒からなるエンジン本体を前方に傾斜さ
    せて配置するとともに、該エンジン本体の後側で、かつ
    上方に気化器を配置したエンジンにおいて、該エンジン
    とこれの前方に配置されたラジエータとの間で冷却水を
    循環させるようにした水冷式冷却装置であって、上記エ
    ンジン本体の後側面の気化器接続部付近に排水口を形成
    し、該排水口に接続された冷却水通路の、上記エンジン
    本体と気化器とで挟まれた部分にサーモスタット弁を介
    設したことを特徴とするエンジンの水冷式冷却装置。
JP10676888A 1988-04-28 1988-04-28 エンジンの水冷式冷却装置 Expired - Fee Related JP2637766B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7478612B2 (en) 2005-09-30 2009-01-20 Honda Motor Co., Ltd. Engine cooling apparatus
WO2019021918A1 (ja) * 2017-07-24 2019-01-31 株式会社デンソー バルブ装置、および、冷却システム
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