JPH01277364A - 周波数多重信号の時間軸処理装置 - Google Patents

周波数多重信号の時間軸処理装置

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JPH01277364A
JPH01277364A JP63106546A JP10654688A JPH01277364A JP H01277364 A JPH01277364 A JP H01277364A JP 63106546 A JP63106546 A JP 63106546A JP 10654688 A JP10654688 A JP 10654688A JP H01277364 A JPH01277364 A JP H01277364A
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JP
Japan
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signal
level
frequency
circuit
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JP63106546A
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English (en)
Inventor
Shoji Nemoto
根本 章二
Kenji Kobayashi
小林 建治
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH01277364A publication Critical patent/JPH01277364A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の搬送信号の周波数多重信号の時間軸
処理装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は複数の搬送信号の周波数多重信号をデジタル
化してメモリに書き込み、このデジタル信号をこのメモ
リから読み出し、アナログ信号に戻すことで周波数多重
信号を時間軸処理するものであって、特に、周波数多重
信号のうちのレベルの低い搬送信号を、周波数多重信号
をデジタル化する前に周波数イコライザによってレベル
を上げておき、アナログ信号に戻した後に、逆特性のイ
コライザによってレベルを元に戻すようにしたもので、
レベルの低い搬送信号の量子化ノイズが軽減できるもの
である。
〔従来の技術〕
磁気記録方式では、磁気テープや磁気ヘッド等の磁気媒
体に3次歪があるため、複数の信号を周波数多重記録す
ると、記録、再生によって混変調歪を生ずる。
例えば、民生用VTRでは、輝度信号はFM変調し、搬
送色信号はそのFM輝度信号の低域側に周波数変調した
後、両者を周波数多重化して記録し、再生する。その結
果、テープ/ヘッド系での3次歪を受けて、再生信号中
に、fY+2fC(fYはFM輝度信号周波数、fc 
は色副搬送波周波数の低減変換周波数)という周波数の
妨害波が生じる。そこで、一般に民生用VTRではこの
妨害が視覚上問題とならないようにFM輝度信号レベル
よりも低く抑えて記録するようにしている。これと同じ
ことは、オーディオ信号を周波数変調して、FM輝度信
号及び低域変換搬送色信号に周波数多重記録する場合、
また、8ミリビデオのようにトラッキング用パイロット
信号を周波数多重記録する場合にも行なわれている。第
16図は8ミリビデオの場合の記録信号の周波数スペク
トルを示すもので、FM輝度信号YFMの記録レベルを
基準にしたとき、低域変換搬送色信号CLは−13〜−
14dB、FMオーディオ信号AFMは−23〜−25
dB、トラッキング用パイロット信号FILは−26〜
−28dBというように、低い記録レベルとされている
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、VTRにおいて、カラービデオ信号やオーデ
ィオ信号を時間軸処理する場合、これら信号をデジタル
化し、メモリに書き込みそして読み出し、これをアナロ
グ信号に戻すことで行なう。
この場合に、カラービデオ信号やオーディオ信号は、−
船釣には、ベースバンド(R,G、Bの原色信号や色差
信号)又はコンポジッ)(NTSC,PAL)信号の状
態で処理を行なうのが普通である。しかし、このように
ベースバンドやコンポジット信号の状態でデジタル時間
軸処理を行なうときは、ビデオ信号とオーディオ信号と
の共通処理は不可能であり、それぞれ別系統設ける必要
がある。また、S/Nやダイナミックレンジを考慮する
と、デジタル化するときの量子化数は、ビデオ信号では
8ビツト、オーディオ信号は10ビツト (8ビツト折
線圧伸)が、最低、必要となりメモリ容量がかなり大き
くなってしまう。
この点にかんがみ、本発明者は、テープ上に記録される
RF倍信号すなわち、F M輝度信号YFM、低域変換
搬送色信号CL、FMオーディオ信号AFM、)ラッキ
ング用パイロッ) (o 号P I Lの周波数多重信
号を、直接デジタル化してメモリに書き込み、また読み
出した後アナログ信号に戻して時間軸処理する方式を先
に提案した(昭和63年4月22日出願)。
この方式によれば、ビデオ信号、オーディオ信号、パイ
ロット信号の必要情報を一緒に扱うことが可能になり、
処理系統を別個にする必要はない。
また、量子化ビット数は、RF系での必要C/Nが=6
0dBとすれば、6ビツトで十分であり、メモリも節約
できる。
このように、RF倍信号状態で、直接、量子化して時間
操作する場合、特に、振幅変調信号である搬送色信号C
Lは、情報がレベルにあるため、量子化ノイズが問題と
なる。このため、搬送色信号に対する量子化ビット数は
多い方がよいが、量子化のダイナミックレンジは、第1
6図に示したように一番レベルの高いFM輝度信号で規
定されるため、記録レベルが低い低減変換搬送色信号は
、量子化ノイズの点で不利となっている。
FMオーディオ信号やパイロット信号についても量子化
ノイズの点では同様に不利となっている。
これを改善するためには量子化ビット数を多くすればよ
いが、それではメモリ容量が増えてしまい好ましくない
この発明は、量子化ビット数はできる限り少なくして、
メモリ容量を節約しつつ、記録レベルの低い搬送信号を
も十分な品質を保持して時間軸処理ができるようにした
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明による周波数多重信号の時間軸処理装置は複数
の情報信号がそれぞれ異なる搬送波で変調され、それぞ
れ互いに周波数軸上で重ならないように多重化された周
波数多重信号のレベルの低い搬送信号のレベルを、レベ
ルの高い搬送信号に対して上げる第1のイコライズ手段
と、このイコライズ手段からの上記周波数多重信号をデ
ジタル化するA/Dコバータと、このA/Dコンバータ
からのデジタル信号が書き込まれ、これより読み出され
ることで時間軸処理がなされるメモリと、このメモリか
ら読み出されたデジタル信号をアナログ信号に変換する
D/Aコンバータと、このD/Aコンバータからのアナ
ログ信号の上記多重信号のレベルを元に戻す第2のイコ
ライズ手段とを具備してなる。
〔作用〕
記録レベルの低くされる搬送信号については、量子化さ
れる前に第1のイコライズ手段によりレベルが上げられ
る。したがって、その搬送信号は記録レベルの高い信号
とほぼ同等のダイナミックレンジを有するものとされて
量子化されるので、量子化ノイズは小さくなる。
そして、第2のイコライズ手段により、それぞれの搬送
信号の記録レベルが所期のものに戻され、例えばこれが
記録されることになる。
〔実施例〕
第1図は、この発明を、通常のVTRよりも小径の回転
ヘッドドラムを使用するも、通常のVTRとの互換性を
とれるカメラ一体型VTRにおいて、通常のテレビジョ
ン信号の記録再生を行なう場合に適応した例である。
このカメラ一体型VTRは、通常のVTRでは、テープ
を回転ヘッドドラムの180°の角範囲にわたって巻き
付けるのに対し、これより広い、第8図に示すように例
えばθ;300°の角範囲にわたってテープTを回転ヘ
ッドドラム(2)に対して巻き付ける。そして、このと
き、ドラム(2)に形成するテープの下端部を規制する
ためのリード角(テープが静止している状態におけるヘ
ッドの走査方向とテープ端部とのなす角=スチル角)を
、通常のVTRとは変える。さらに、第9図に示すよう
にアジマス角が互いに異なる2個の回転ヘッド(IA)
(IB)を、互いにα= 1.5)I ()(は水平区
間)に対応する角間隔分隔てて配設するとともに、この
回転ヘッド(IA) (IB)は1フイ一ルド期間で1
回転するようにする。これにより、300度分の角範囲
の走査期間において通常のVTRの記録トラックパター
ンと同一の記録トラックパターンをテープ上に形成する
ようにする。
この場合、カメラからの信号の水平周波数fHcは、テ
ープ巻付角に対応して と、正規の水平周波数fl(より高くされ、記録トラッ
ク上では通常のVTRで再生したとき正規の周波数とな
るようにされている。つまり、記録信号としては通常の
ビデオ信号に対し時間圧縮されている(例えば特開昭5
8−101579号公報及び特開昭59−37783号
公報参照)。
従来、この種のカメラ一体型VTRでは、カメラ記録専
用とされているが、第1図は、このVTRで通常のカラ
ービデオ信号及びオーディオ信号を記録、再生する場合
の例である。
第1図において、S W + 〜SWs は記録再生切
換スイッチで、記録時はR側、再生時はP側に切り換え
られる。先ず、記録時について以下説明する。
すなわち、入力端子(11)を通じてコンポジットビデ
オ信号がY/C分離回路(12)に供給されて輝度信号
Yと搬送色信号Cとに分離される。そして、輝度信号Y
はFM変調回路(13)に供給されてこれよりFM輝度
信号YFMが得られ、これが加算回路(14)に供給さ
れる。また、搬送色信号Cは低域変換回路(15)にお
いてFM輝度信号の低減側に周波数変換され、この低域
変換搬送色信号CLが加算回路(14)に供給される。
さらに、入力端子(16)を通じたオーディオ信号がF
M変調回路(17)に供給されてFMオーディオ信号A
FMとされ、これが加算回路(14)に供給される。
加算回路(14)からはFM輝度信号YFMと低域変換
搬送色信号CLと、FMオーディオ信号AFMの周波数
多重信号(第16図のスペクトル参照)が得られ、これ
がカットオフ周波数が例えば8MHzのローパスフィル
タフ18)を通じて第1イコライザ回路(19)に供給
される。
この第1イコライザ回路(19)は、例えば第3図に示
すように構成される。すなわち、入力端子(191) 
 はトランジスタ(192)  のベースに接続される
。このトランジスタ(192)  のエミッタは抵抗(
193) (抵抗値R8)を介して接地され、コレクタ
は抵抗(194) (抵抗値R3)と、抵抗(195)
 (抵抗値R2)及びコンデンサ(196) (容ff
1c)の直列回路との並列回路Zを介して電源端子に接
続される。そして、トランジスタ(192)  と回路
Zとの接続点はエミッタホロワトランジスタ(197)
 を介して出力端子(198)  に接続されている。
この構成の第1イコライザ回路(19)のイコライズ特
性は、第5図の実線(19EQ)で示すように角周波数
ω=1/C(R1±R2)より低周波域では、R,/′
ROで決まるレベルとなる。そして角周波数ωが1/ 
C(R+ + R2) <ω< 1/ CR2では−6
dBloct で減衰するものとなり、角周波数ω=1
/CR2より高周波域では Rll +S CR2 RQ   1+SC(RI+R2) で決定されるレベルとなる。
これら、Ro、 R+、 R2,cの値を選定すること
により、第6図に示すように、このイコライザ回路(1
9)では、FM輝度信号YFMより低い帯域の信号AF
M、CL、FILのレベルを上昇させるように働く。
この第1イコライザ回R(19)の出力はスイッチSW
1を介してA/Dコンバータ(20)に供給されて1サ
ンプル当たり6ビツトのデジタル信号とされ、これがメ
モリコントローラ(21)のアドレス制御に従ってフレ
ームメモリ(22)に書き込まれる。
マタ、このメモリコントローラ(21)のアドレス制御
に従ってフレームメモ!J (22)よりデータが読み
出され、これがD/Aコンバータ(23)に供給されて
アナログ信号に戻される。
この場合、A/Dコンバータ(20)、D/Aコンバー
タ(23)及びメモリコントローラ(21)に供給され
るクロックが以下のようにされて、記録時はデータが時
間圧縮される。すなわち、水晶発振器(24)からの色
副搬送波周波数f、。の信号がPLL回路(22)に供
給され、これより周波数が5fsc(約18 !A H
z )及び6fs。(約21.5MHz)のクロックが
得られる。そして、この記録時は、5fscのクロック
がA/Dコンバータ(20)にサンプリングクロックと
して供給されるとともに、メモリコントローラ(21)
に書き込み制御用クロックとして供給される。また、6
fs。のクロックはメモリコントローラ(21)に読み
出し制御用クロックとして供給されるとともに、D/A
コンバータ(23)にサンプリングクロックとして供給
される。したがって、D/Aコンバーク(23)からは
576倍に時間圧縮されたRF倍信号得られる。
この場合、前述したヘット責IA)及び(IB)が取付
けられた回転ドラム(3)の回転位相を示す信号がスイ
ッチングパルス発生回路(29)に供給されて、この発
生回路(29)より1フイールド毎に反転するパルスR
FSW (第2図C)が得られ、このパルスRFSWが
メモリコントローラ(21)に供給されている。
そして、メモリコントローラ(21)における制御によ
り、回転ヘッド(IA)及び(IB)にて記録すべき1
フイ一ルド分のデジタル信号C)l、 A及びC1l、
B(第2図A参照〉が、第2図Bのようにそれぞれ時間
圧縮される。なお、ダブルギャップヘッド(IA) (
1B)のギャップ間隔αに対応して、第2図已に示すよ
うにヘッド(IB)に対応する信号CH,Bは1,5H
(Hは水平区間)分だけ、パルスRFSWの立ち上がり
から遅れて読み出される。
D/Aコンバータ(23)からの時間圧縮された信号は
、スイッチSW2 を介して第2イコライザ回路(26
)に供給される。この第2イコライザ回路(26)は、
例えば第4図に示すように構成される。
すなわち、入力端子(261)  はトランジスタ(2
62)のベースに接続される。このトランジスタ(26
2)のコレクタは抵抗(263) (抵抗値R8′)を
介して電源端子に接続され、エミッタは抵抗(264)
(抵抗値R1′)と、抵抗(265) (抵抗値R2′
)及びコンデンサ(266)(容ffi C’)の並列
回路Z′を介して接地される。そして、トランジスタ(
262)  のコレクタはエミッタホロワ構成のトラン
ジスタ(267)  を介して出力端子(268)  
に接続されている。
この構成の第2イコライザ回路(26)のイコライズ特
性は、第5図の実線(26EQ)で示すように、角周波
数の=1/C’(R1’+ R2’)より低周波域では
R,/RO(但しRX= RI’R2/(RI’+ R
2’))  のレベルとなり、角周波数のが1/C’(
RI’+R2’) <ω< l/ C’R2’の間では
6 dBloctで増大するものとなり、角周波数ω=
1/C’R,’より高周波域では、R1’    1+
5CR2’ Ro’   1  +  S  C(RI’十 R2’
)で定まるレベルとなる。
そして、各位R1’ 、 R2’ 、 Ro’ 、 C
’の値を選定することにより第7図に示すようにこのイ
コライザ回路(26)によってFM輝度信号YFMSF
Mオーディオ信号A F M 、低減変換搬送色信号C
L。
パイロット信号PILのレベルが正しい記録レベルとな
るようにされる。
なお、第2イコライザ回路(26)は576倍に圧縮さ
れた信号に対してレベル制御がかかるので、周波数的に
は広がっており、イコライズ特性曲線(19EQ)と特
性曲線(26EQ)との変化点は一致しないが、説明の
ため、第5図では両者の周波数方向が一致するとして示
した。
この第2イコライザ回路(26)の出力はカットオフ周
波数が例えばIOM)Izのローパスフィルタ(27)
に供給されて、不要帯域の信号が除去された後、記録ア
ンプ(28)、スイッチsw、及びヘッド切換スイッチ
H3Wを介して回転ヘッド(IA) (1B)に1フイ
ールド毎に交互に供給されて、テープに記録される。ヘ
ッド切換スイッチH3Wはスイッチングパルス発生回路
(29)からのパルスRFSWにより切り換えられる。
次に、再生時について説明する。
すなわち、ヘッド(IA) (1B)からの再生信号は
スイッチH3Wにより1フイールド毎に交互に取り出さ
れ、これがスイッチsw3を介して再生・アンプ(31
)に供給される。この再生アンプ(31)を通じた再生
RF信号はカットオフ周波数10M)lzのローパスフ
ィルタ(32)を通じて第1イコライザ回路(33)に
供給される。この第1イコライザ回路(33)は第1イ
コライザ回路(19)と同様の構成を有するものである
が、抵抗値R8,R1,R2及び容量cが第2イコライ
ザ回路(26)の抵抗値RO’+R1’+R2′、容量
C′に選定される。したがって、ローパスフィルタ(3
2)からの再生RF信号のFM輝度信号YFMよりも低
い帯域の低域変換搬送色信号CL等のレベルが上げられ
る。そしてこのイコライザ回路(33)からの信号がス
イッチswlを介してA/Dコンバータ(20)に供給
される。そして、この再生時は、このA/Dコンバータ
(20)に周波数6fscのクロックが供給されるとと
もに、この6fscのクロックによってフレームメモリ
(22)に書き込まれる。そして、周波数5f:。のク
ロックによってこのフレームメモリ(22)から読み出
されるとともにそれがD/Aコンバータ(23)によっ
てアナログ信号に戻される。したがってD/Aコンバー
タ(23)からは1トラツクの再生信号が1フイ一ルド
期間分に伸長されたものが得られる。
このD/Aコンバータ(23)の出力信号は第2イコラ
イザ回路(34)に供給される。この第2イコライ゛ザ
回路(34)は、第2イコライザ回路(26)と同様の
構成であるが、抵抗値及び容量はRo、 R,、R2及
びCであり、これにより各搬送信号が元の正しいレベル
に戻される。
この第2イコライザ回路(26)からのRF倍信号カッ
トオフ周波数8MHzのローパスフィルタ(35)に供
給されて不要成分が除去された後、バイパスフィルタ(
36)に供給されて、これよりFM輝度信号YFMが取
り出される。この信号Y F MはFM復調回路(37
)に供給されて復調され、これより輝度信号Yが得られ
、これが加算回路(38)に供給される。
マタ、ローハスフィルタ(35)の出力がローパスフィ
ルタ(41)に供給されてこれより低域変換搬送色信号
CLが得られ、これが周波数変換回路(42)に供給さ
れて、元の周波数帯の信号に戻された後、加算回路(3
8)に供給され七輝度信号Yと加算され、その加算信号
、つまりコンポジットカラービデオ信号が出力端子(3
9)に得られる。
ローパスフィルタ(35)の出力は、また、バンドパス
フィルタ(43)に供給されてこれよりFMオーディオ
信号AFMが得られ、これがFM復調回路(44)に供
給されてオーディオ信号が復調され、出力端子(45)
に導出される。
なお、以上の例はA/Dコンバータ(20)及びD/A
コンバータ(23)と、これらの前段又は後段に設けら
れるローパスフィルタ(18)及び(27)又は(32
)及び(35)との間にイコライザ回路(19) (2
6)(33) (34)を設けるようにしたが、ローパ
スフィルタ(18)及び(32)の前段に、また、ロー
パスフィルタ(27)及び(35)の後段に、それぞれ
イコライザ回路(19) (26) (33) (34
)を設けるようにしてもよい。
この例のように、RF倍信号状態で時間圧縮伸長を行な
うようにすれば、記録信号処理系、再生信号処理系は通
常のVTRのものを使用できるという効果がある。
、第1O図はこの発明をVTRの再生信号の時間軸誤差
補正回路(TBC)に適応した場合の一例である。
すなわち、入力端子(51)を通じた再生RF信号は帯
域制限用のローパスフィルタ(52)を介して第1イコ
ライザ回路(53)に供給される。この第1イコライザ
回路(53)は、前述した第1イコライザ回路(19)
と同一のイコライザ特性を有し、レベルの低い低域変換
搬送波信号等のレベルを上げるように働く。この第1イ
コライザ回路(19)の出力信号はA/Dコンバータ(
54)に供給され、後述のように再生RF信号と同じ時
間軸誤差ΔJを含む周波数6fsc±ΔJのクロック信
号CKWによりデジタル信号に変換されるとともにこの
デジタル信号がメモリコントローラ(55)によりフィ
ールドメモリ(56)に、この周波数afsc±ΔJの
クロック信号CKWに同期して書き込まれる。このとき
、メモリコントローラ(55)には入力端子(69)を
通じてヘッド切換信号SWPが供給される。
クロック信号CKWは次のようにして形成される。すな
わち、入力端子(51)からの再生RF信号はリミッタ
(57)を介してFM復調回路(58)に供給されて主
として輝度信号についてFM復調され、その復調出力が
ローパスフィルタ(59)及びデイ・エンファシス回路
(60)を通じて同期分離回路(61)に供給されて、
これより再生水平同期信号PBHが得られる。この再生
水平同期信号PBHはAFC回路(62)に供給される
。すなわち、このAFC回路は自走発振中心周波数が6
fscの可変周波数発振器(621)  を有し、その
発振出力が分周回路(622)  により分周されて水
平周波数の信号とされ、これが位相比較回路(623)
  に供給される。そして、この位相比較回路(623
)  において同期分離回路(61)からの再生水平同
期、信号PBHと分周回路(622)  からの信号と
が位相比較され、その位相比較出力がローパスフィルタ
(624)  を介して可変周波数発振器(621) 
 に供給され、その発振出力が再生水平同期信号PBH
に同期するようにされる。
したがって、発振出力は信号PBHに含まれる時間軸誤
差分ΔJを含むものとなる。
こうしてメモリ(56)に書き込まれたデジタル信号は
、基準発振器(63)からの時間軸誤差分を含まない周
波数6fs。の基準のクロック信号CKRに同期して、
メモリコントローラ(55)によリメモリ(56)から
読み出され、時間軸誤差が除去される。
そして、この読み出されたデジタル信号がクロックCK
Rがサンプルクロックとして供給されるD/Aコンバー
タ(64)に供給されてアナログ信号に戻される。この
D/Aコンバータ(64)の出力は第2イコライザ回路
(65)に供給される。この第2イコライザ回路(65
)は第1図例の第2イコライザ回路(34)と同等の特
性を有し、レベルが上げられている帯域の信号のレベル
が下げられて元に戻される。そして、この第2イコライ
ザ回路(65)の出力がローパスフィルタ(66)を介
して出力端子(67)に導出される。
また、メモリコントローラ回路(55)からはメモリか
ら読み出した信号に対応したヘッド切換信号TSWPが
得られ、これが出力端子(68)に導出される。
この第10図のTBCにおいては、次のような効果があ
る。
すなわち、再生RF信号の状態でTBCをかけるので、
輝度信号及び搬送色信号の両信号に同様の効果がある。
また、同期信号と画像に相対時間変動がないので、モニ
タ受像機のAFCの抑圧効果がこのTBCと2重に期待
できる。
次にこの発明を8ミリビデオのビデオインサート編集を
行なう場合に適応した例を示す。
この例の8ミリビデオは、第11図に示すように180
°角間隔離れて配置された、互いにアジマス角の異なる
2個のへラドHAとHBに加えて、ヘッドHBの近傍で
あって、第12図に示すようにヘッドの高さ方向に1ト
ラックピッチT、だけずれた位置に、ヘッドHAと同じ
アジマス角を有するヘッドHAAが設けられる。この場
合、ヘッドHAAはヘッドHBに対し1トラック分先行
するトラックを走査するようにされている。ヘッドHB
とヘッドHAAとは、いわゆるダブルアジマスヘッドの
構成とすることで実現できる。
そして、このビデオインサートモードのときは、ヘッド
HAは使用せずに、ヘッドHBとヘッドI(AAを用い
、第11図の回転ヘッドドラム構成及び第13図の記録
トラックパターン上において、PCMオーディオ領域は
再生モード、ビデオ領域では記録モードにして、PCM
オーディオ信号の再生音を聞きながら、ビデオ領域に新
たなビデオ信号をインサート記録する。
すなわち、第14図において、SW6及びSW7は記録
モードと再生モードで切換えられるスイッチで、記録モ
ード時は端子R側に、再生モード時は端子P側に、それ
ぞれ切り換えられる。そして、この例においては、ヘッ
ドHB及びヘッドHAAがPCM領域を走査するときは
再生モード、ヘッドHB及びヘッドHAAがビデオ領域
を走査するときは記録モードとされる。
したがって、ヘッドHB及びヘッドHAAがPCM領域
を走査するとき、これらヘッドHB及びヘッドHAAに
よりPCMオーディオ信号がテープより再生され、その
再生出力がアンプ(71)及び(72)を介してPCM
再生処理回路(73)及び(74)に供給されてエラー
訂正、エラー修正、デ/・インターリーブ、時間伸長等
のPCM再生処理がなされ、これら回路(73)及び(
74)より再生デジタルオーディオ信号が得られる。こ
のとき、ヘッドHBの出力はヘッドHAAの出力に対し
て、本来、1フイールド後の信号であるので、PCM再
生処理回路り73)からの再生デジタルオーディオ信号
は1フイールド遅延回路(75)により1フイールド遅
延された後、加算回路(76)に供給される。また、P
CM再生処理回路(74)からの再生デジタルオーディ
オ信号はそのまま加算回路(76)に供給される。
したがって、この加算回路(76)からは時間的に連続
する再生デジタルオーディオ信号が得られ、これがD/
Aコンバータ(77)に供給されてアナログオーディオ
信号に戻される。そして、この再生アナログオーディオ
信号はノイズリダクション回路(78)及びオーディオ
アンプ(79)を介してオーディオ出力端子(80)に
導出される。このオーディオ出力端子(80)に得られ
たオーディオ信号はスピーカによって再生され音声モニ
タがなされる。
そして、この音声モニタをしながら次のようにしてビデ
オ信号が希望するビデオトラック部分にインサート記録
される。
すなわち、インサート記録すべきビデオ信号VI及びオ
ーディオ信号AtJはそれぞれ入力端子(81)及び(
82)を通じて記録ビデオ信号処理回路(83)及び記
録オーディオ信号処理回路(84)に供給される。そし
て、記録ビデオ信号処理回路(83)からはFM輝度信
号YFM及び低域変換搬送色信号CLの周波数多重信号
が得られ、これが加算回路(85)に供給される。また
、記録オーディオ信号処理回路(84)からはFMオー
ディオ信号A F Mが得られ、これが加算回路(85
)に供給され、さらに周波数多重化される。この加算回
路(85)の加算出力の1フレ一ム分がヘッドHAA及
びヘッドHBによって同時に記録されることになる。し
かし、ヘッドHB及びHAAの走査期間は1フイールド
であるので、このままでは記録できないが、ヘッドHA
Aにて記録する1フイ一ルド分を1フイ一ルド期間遅延
させることで、これを可能にする。
この1フイ一ルド期間の遅延処理にこの発明を適応する
すなわち、加算回路(85)からの周波数多重信号は、
ローパスフィルタ(86)を介して第1イコライザ回路
(87)に供給され、前述と同様にして低域側のレベル
が上げられる。このイコライザ回路(87)の出力はA
/Dコンバータ(88)に供給され、入力端子(89)
からの例えば5fscのクロック信号CKをサンプリン
グ信号として量子化されてデジタル信号とされ、これが
メモリコントローラ(90)ヲ介してメモリ(91)に
書き込まれる。メモリコントローラ(90)にはクロッ
ク信号CKが供給されるとともに、入力端子(92)を
通じた回転ヘッド)(A、 HB、、HAAの回転位相
に同期し、1フイールド毎に反転する信号SWPが供給
される。信号SWPはビデオ信号の垂直同期信号に同期
しており、記録ビデオ信号処理回路(83)にも供給さ
れている。
メモリコントローラ(90)により、メモリ(91)か
らは1フイールド遅れたタイミングで、読み出しがなさ
れ、これがD/Aコンバータ(93)によってアナログ
信号に戻される。そして、このアナログ信号が第2イコ
ライザ回路(94)によって第16図に示すようなレベ
ル関係の多重信号に戻される。そして、この第2イコラ
イザ回路(94)の出力信号がローパスフィルタ(95
)及び記録アンプ(97)を介し、スイッチSW? を
介してヘッドHAAに供給され、ヘッドHBとともに、
1フレ一ム分のビデオ信号が2本のトラックとして同時
に記録される。
第15図はこのときのタイムチャートである。
第14図の例においては、遅延処理をRF倍信号状態で
行なうので、記録信号処理回路(83)及び(84)は
現状のものをそのまま用いることができる。
なお、第1イコライザ回路(87)はローパスフィルタ
(86)の前段に設けてもよく、また、第2イコライザ
回路(94)はローパスフィル゛り(95)の後段に設
けてよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、周波数多重信号を時間軸処理する場
合に、レベルの低い帯域部分は周波数イコライズしてレ
ベルを上げて量子化し、時間軸処理後、逆特性のイコラ
イズを施して元に戻すようにしているので、周波数多重
信号のうちのレベルの低い帯域成分であっても量子化の
際のダイナミックレンジは広がることになり、量子化ノ
イズに対して余裕が増えるものである。したがって、レ
ベルの低い搬送信号のために、全体のビット数を上げる
必要がなく、少ないビット数ですべての搬送信号に対し
て良好な時間軸処理が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一実施例のブロック図、第2図
はその説明のためのタイムチャート、第3図〜第7図は
この発明に用いるイコライザ回路の説明のための図、第
8図及び第9図はカメラ一体型VTRの回転ヘッド装置
の一例を説明するための図、第10図はこの発明の他の
例のブロック図、第11図〜第13図はこの発明を適用
する他の例のVTRを説明するだめの図、第14図はこ
の発明の他の例のブロック図、第15図はその説明のた
めのり78−チャート、第16図は8ミリビデオの各信
号記録レベルを説明するための図である。 (19) (53) (87)は第1イコライザ回路、
(26) (65)(94)はその逆特性の第2イコラ
イザ回路、(20)(54) (88)はA/Dコンバ
ータ、(21) (55) (90)はメモリコントロ
ーラ、(22) (56) (91)はメモリ、(23
)(64) (93)はD/Aコンバータである。 代  理  人     伊  藤     真向  
      松  隈  秀  盛イコライ^゛特・1
1列 第5図 菫1イフラづす°゛侑動1γ 第6図 6EQ −粛淳1( 箆2のづコラ1寸°”/IV外 第7図 回転べ・7ド装置−−1ダ・1 第8図 ヘッドら7充す 第8図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の情報信号がそれぞれ異なる搬送波で変調され、そ
    れぞれ互いに周波数軸上で重ならないように多重化され
    た周波数多重信号のうちのレベルの低い搬送信号のレベ
    ルを、レベルの高い搬送信号に対して上げる第1のイコ
    ライズ手段と、この第1のイコライズ手段からの上記周
    波数多重信号をデジタル化するA/Dコバータと、この
    A/Dコンバータからのデジタル信号が書き込まれ、こ
    れより読み出されることで時間軸処理がなされるメモリ
    と、 このメモリから読み出されたデジタル信号をアナログ信
    号に変換するD/Aコンバータと、このD/Aコンバー
    タからのアナログ信号の上記多重信号のレベルを元に戻
    す第2のイコライズ手段と を具備してなる周波数多重信号の時間軸処理装置。
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