JPH01277001A - 誘電体フイルタ - Google Patents

誘電体フイルタ

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JPH01277001A
JPH01277001A JP10807088A JP10807088A JPH01277001A JP H01277001 A JPH01277001 A JP H01277001A JP 10807088 A JP10807088 A JP 10807088A JP 10807088 A JP10807088 A JP 10807088A JP H01277001 A JPH01277001 A JP H01277001A
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dielectric
hole
coupling
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五十嵐 雅夫
Isao Akiyama
功 秋山
Yoshinobu Takeda
武田 芳信
Yoshiaki Iguchi
井口 喜章
Satoshi Kazama
智 風間
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えば自動車電話、パーソナル無線、コード
レス電話等の通信機器等に使用するための誘電体フィル
タに関する。
[従来の技術] 通信機器等に使用するための174波長の分布定数型誘
電体共振器を構成する磁器誘電体の貫通孔に、棒状リー
ド端子とこれを取り囲む円筒状樹脂誘電体とから成るユ
ニットを挿入し、リード端子と貫通孔の壁面の内導体(
内周電極)との間に入力結合容量を得ることは、例えば
実開昭58−54102号公報に開示されている。この
構造によれば単純な構成で結合容量を得ることができる
しかし、目標とする静電容量を基準にして−2゜5%〜
+2.5%程度の許容誤差を超えるものが容易に生じ、
製造歩留りが約70%と悪く、コストアップの要因とな
った。なお、静電容量のバラツキは次の(1)〜(4)
の累積によって生じるものと考えられる。
(1) 円筒状樹脂誘電体の直径、肉厚、長さのバラツ
キによるもの。
(2) 磁器誘電体の共振用貫通孔の径のバラツキによ
るもの。
(3) 共振用貫通孔の内導体膜の膜厚のバラツキに起
因するもの。
(4) 共振用貫通孔に対する円筒状樹脂誘電体の密着
性のバラツキによるもの。
上述のような問題を解決するために、本件出願人は特願
昭62−158425号及び特願昭63−6253号で
個別コンデンサを結合コンデンサとして使用する構造を
提案した。
[発明が解決しようとする課題] ところで、誘電体フィルタにおいては、入力段と出力段
の共振用貫通孔に結合コンデンサを配設し、且つリード
端子を設けなければならない、この時、入力結合コンデ
ンサと出力結合コンデンサとを独立に用意し、独立に共
振用貫通孔に装着すると、部品点数が多くなるのみでな
く、組立作業が煩雑になる。また、入力端子及び出力端
子が独立に導出されている場合には端子相互間の位置ず
れが起き易かった。更にまた、シールド部材を設ける場
合にはシールド部材と入力及び出力端子との間の位置ず
れが起き易かった。
そこで、本発明の目的は上述のような課題を解決するこ
とが可能な誘電体フィルタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、複数の共振用の貫
通孔を有する誘電体ブロックと、前記貫通孔の壁面に設
けられた内導体膜と、前記誘電体ブロックの外周面に設
けられた外導体膜と、前記複数の共振用貫通孔の内の入
力段の共振用貫通孔に少なくとも一部が挿入されるよう
に配置され、一方の電極が前記内導体膜多こ結合されて
いる第1の結合コンデンサと、前記複数の共振用貫通孔
の内の出力段の共振用貫通孔に少なくとも一部が挿入さ
れるように配置され、一方の電極が前記内導体膜に結合
されている第2の結合コンデンサと、前記第1及び第2
の結合コンデンサがそれぞれ固着されている共通の絶縁
支持体とを備えた誘電体フィルタに係わるものである。
なお、シールド部材を設ける場合には、これを絶縁支持
体に固着し、第1及び第2の結合コンデンサとシールド
板とを一体化する事が望ましい。
シールド部材と第1及び第2の結合コンデンサとを一体
化する場合には、王者を共通の絶縁支持体で一体化せず
に、シールド部材に第1及び第2の結合コンデンサを独
立結合させてもよい。
[作用コ 上記発明においては、第1及び第2の結合コンデンサが
絶縁支持体によって一体化されているので、これ等を単
一の部品として扱うことができる。
これにより、誘電体フィルタの組立時の部品点数が減少
するのみでなく、組立が容易になる。また、第1及び第
2の結合コンデンサ灰汁このリード端子の相互間陽のず
れが起り難くなり、電気的特性の変動が少なくなる。
シールド部材を絶縁支持体に固着する場合、及びシール
ド部材に第1及び第2の結合ゴンデンサを装着する場合
には、シールド部材と第1及び第2の結合コンデンサと
の相互間隔を一定に保つことが可能になり、電気的特性
の変動を防ぐことができる。
[第1の実施例] 次に、第1図〜第9図を参照して本発明の第1の実施例
に係わる174波長分布定数型誘電体共振器を含む誘電
体フィルタを説明する。
この誘電体フィルタは、チタン酸バリウム系磁器から成
る角柱状誘電体ブロック1を備えている。
誘電体ブロック1には、この一方の端面2から他方の端
面3に至、る2つの共振用貫通孔4と1つの結合用貫通
孔5とが設けられている。各共振用貫通孔4の壁面には
内導体膜6がそれぞれ設けられ、一対の端面2.3間の
外周面7即ち4側面には外導体膜8が設けられ、他方の
端面3には内導体膜6と外導体WA7とを接続するよう
に端面導体膜9が設けられている。内導体膜6、外導体
膜8及び端面導体膜9は銀ベーストを塗布して焼付けた
ものから成る。なお、一方の端面2は解放端面になって
いる。
各共振用貫通孔4内に一部が挿入されるようにそれぞれ
配置された第1及び第2の結合コンデンサ10.11は
、円柱状のコンデンサ用磁器誘電体12.13と、この
誘電体12.13の一端面及びこの近傍に設けられた第
1の電極14.15と、他端面及びこの近傍領域に設け
られた第2の電極16.17とをそれぞれ有し、第1の
電極14.15と第2の電極16.17との間に静電容
量がそれぞれ得られるように形成されている。なお、こ
の実施例では円柱状誘電体12.13の全外周面にメツ
キによって金属膜を設けた後に部分的に研磨することに
よって第1及び第2の電極14.15.16.17を得
ている。従って、研磨量の調整によって第1及び第2の
電極14.15.16.17の対向間隙を種々調整する
ことが可能である。
各結合コンデンサ10.11の一方の電[!14.15
には金属キャップ18.19を介してリード端子20.
21が接続されている。第2の電極16.17にも金属
キャップ23.24が覆せられ、リード端子24.25
が導出されている。下側のリード端子24.25はL字
状に屈曲され、半田26.27にてそれぞれの内導体膜
6に接続されている。
第1及び第2の結合コンデンサ10.11と金R製シー
ルド部材28とは共通の熱可塑性合成樹脂から成る絶縁
支持対29によって一体化されている。この一体化は第
1及び第2の結合コンデンサ10.11を共振用貫通孔
4に配置する前に行う。即ち、第7図に拡大図示する構
造の第1及び第2の結合コンデンサ10.11と第8図
に示すH型のシールド部、材28とを用意し、これ等を
第5図及び第6図に示すように絶縁支持体29で一体化
して組立体30を得る。
シールド部材28は、結合用貫通孔5の上方及び共振用
貫通孔6の近傍を覆う上面部28aと、誘電体ブロック
1の長手の対の側面の外導体膜8に接続するための一対
の側面部28b、28cと、回路基板(図示せず)に対
する取付は及びアースに対する接続に利用するための4
つの突出部28dとから成り、上面部28aが絶縁支持
体29に固着されている。
絶縁支持体29は第1及び第2の結合ンデンサ10.1
1の連結部29aと、共振用貫通孔6に対する第1及び
第2の結合コンデンサ10.11の径方向の位置決めを
達成するための突出部29b、29cと、共振用貫通孔
6に対する第1及び第2の結合コンデンサ10.11の
深さ方向の位置決めを速成するための鍔部29d、29
eとを有する。なお、第1及び第2の結合コンデンサ1
0.11は、リード端子20.21.24.25と金属
キャップ18.19.22.23の一部とを除いて絶縁
支持体29で被覆されている。
第1図〜第3図に示す誘電体フィルタを組立てる時には
、第4図に示す各導体膜6.8.9を設けた誘電体ブロ
ック1に第5図及び第6図に示す結合コンデンサ10.
11とシールド部材28との組立体30を装着する。絶
縁支持体29の第1及び第2の結合コンデンサ10.1
1を包囲する突出部29b、29cの寸法及び相互間隔
は共振用貫通孔6に適合するように決定されているので
、突出部29b、29cをそれぞれの共振用貫通孔6に
同軸的に嵌入することができる。また、突出部29b、
29cの挿入の深さは鍔部29d、29eが誘電体ブロ
ック1の上面に当接することによって決まる。従って、
結合コンデンサ10.11の正確且つ安定的な装着を達
成することができる。
シールド部材28の一対の側面部28b、28Cは誘電
体ブロック1の外導体膜8の側面間の距離にほぼ一致す
るように決定されているので、−対の側面部28b、2
8cで誘電体ブロック1の外導体膜8の対向側面部を挟
持した第3図の状態を容易に得ることができる。シール
ド部材28は、序かに弾性変形可能な金属板で形成され
ているので、側面部28b、28cの対向間隔が誘電体
ブロック1の幅よりも僅かに小さい場合であっても、装
着を容易に達成することができる。シールド部材28の
外導体膜8に対する電気的及び機械的結合を確実に達成
するなめに第3図に原理的に示す半田31によって両者
を結合する。
なお、結合コンデンサ10.11の第2の電極16.1
7をリード端子24.25によって内導体v46に結合
するために、組立体30を誘電体ブロック1に装着する
前に、第6図で破線で示すようにリング状半田26a、
27aをリード端子24.25に取り付け、誘電体ブロ
ック1に組立体30を装着した後に加熱で溶融して第1
図に示す半田26.27による結合を達成する。
完成した誘電体フィルタは、例えば入力及び出力リード
端子20.21及びシールド部材28の突出部28dを
回路基板〈図示せず)の貫通孔に挿入し、入力及び出力
リード端子20.21を信号伝送ラインに接続すると共
に、シールド部材28をアースに接続する。
第9図は誘電体フィルタの等価回路を示す。コンデンサ
C1とインダクタンスL1とから成る第1の共振回路は
一対の貫通孔4の内の一方の内導体膜6と接地される外
導体膜8と端面導体膜9とに基づいて形成され、コンデ
ンサc2とインダクタンスL2とから成る第2の共振回
路は一対の貫通孔4の内の他方の内導体膜6と接地され
る外導体膜8と端面導体WA9とに基づいて形成され、
2つの共振回路は誘電性インピーダンスZ1によって結
合されている。なお、入力結合容量Caは一対の貫通孔
4内の一方のコンデンサ1oに対応し、出力結合容量c
bは一対の貫通孔4内の他方のコンデンサ11に対応し
ている。
本実施例は次の利点を有する。
(1) 第1及び第2の結合コンデンサ1o、11及び
シールド部材28は絶縁支持体29によって一体化され
ているので、これ等を単一部品として取扱うことが可能
になり、誘電体フィルタを組立てる時の部品点数の低減
、及び組立作業の東線化が可能になる。
(2) 第1及び第2の結合コンデンサ10.11が機
械的精度の高い加工が可能な金属製シールド部材28に
絶縁支持体29を介して装着された構造であるので、第
1及び第2の結合コンデンサ10,11の相互間隔、及
び入力及び出力リード端子20.21の相互間隔を正確
に設定することができる。
(3) 第1及び第2の結合コンデンサ10.11が相
互に連結されているので、入力及び出力リード端子20
.21の相互間開の大きな変動が発生しなくなり、電気
的特性の変化が少なくなる。
(4) シールド部材28は、全体としてH型に形成さ
れ、誘電体ブロック1の解放端面2と一対の側面を覆う
ように形成されているのみであるので、曲げ加工等で容
易に形成することが可能であり、且つ誘電体ブロック1
に容易に装着することができる。
(5) 結合コンデンサ10.11には汎用のアキシャ
ルリード型のコンデンサが使用されているので、結合コ
ンデンサ10.11を誘電体ブロック1の貫通孔4に装
着する前にその容量を知ることができる。従って、結合
コンデンサ10.11の容量を設計便通りにすることが
できる。これにより、誘電体フィルタの製造歩留りが向
上する。
〈6) 下側のリード端子24.25をL型に屈曲し、
ここにリング状半田26a、27aを取り付け、このリ
ング状半田26a、27aを溶融することによって内導
体膜6に対する接続を達成しているので、接続構造が単
純化されている。
〈7) 共振用貫通孔4に嵌入するための突出部29b
、29cを設けたので、誘電体ブロック1に対する結合
コンデンサ10.11の装着の安定性を高めることがで
きる。
[第2の実施例] 次に、第2の実施例に係わる誘電体フィルタを第10図
〜第13図を参照して説明する。但し、第10図〜第1
3図及び後に述べる第14図〜第20図において、第1
図〜第8図と実質的に同一の部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
第10図の誘電体フィルタは、第1図にしめず誘電体フ
ィルタと実質的に同一な構造の2個の単位誘電体フィル
タ32.33を縦続的に配置したものである。但し、第
1の単位誘電体フイ・ルタ32の出力段の第2の結合コ
ンデンサ11のリード端子及び第2の単位誘電体フィル
タ33の入力段の第1の結合コンデンサ10のリード端
子は省かれている。第1の単位誘電体フィルタ32の第
2の結合コンデンサ11と第2の単位誘電体フィルタ3
3の第1の結合コンデンサ10とはセラミック製絶縁基
板34に導体層35によって結合されている。即ち、導
体層35に結合コンデンサ11の金属キャップ19が半
田36で固着され、且つ導体層35に結合コンデンサ1
0の金属キャップ18が半田37で固着されている。
シールド部材28は結合コンデンサ10.11の絶縁支
持体29と一体にモールドされておらず、絶縁基板34
に固着されている。絶縁基板34には入力及び出力リー
ド端子20.21を押通するための孔38.39が設け
られている。パ)第10図の誘電体フィルタを構成する
時には、第11図、第12図及び第13図に示すように
第1及び第2の結合コンデンサ10.11を絶縁支持体
29で一体化した組立体40を用意し、これを絶縁基板
34を介してシールド部材28に固着する。また、第1
及び第2の誘電体フィルタ32.33も接着剤(図示せ
ず)で相互に固着する。
第10図〜第13図に示す誘電体フィルタも第1の実施
例と同一の利点を有する。
[第3の実施例] 第14図〜第16図に示す第3の実施例の誘電体フィル
タは、第1図と同様に2つの共振器を含むものであるが
、絶縁支持体29にシールド部材(図示せず゛)が一体
化されていない、従って、シールド部材は、従来と同様
に設ける。この実施例でも第1及び第2の結合コンデン
サ10.11は予め一体化されているので、第1の実施
例と同様な利点を得ることができる。
[第4の実施例] 第17図に示すように、第1及び第2の結合コンデンサ
10.11を絶縁支持体によって共通に連結せずにシー
ルド部材29の上面部28aによって連結してもよい、
この第17図の構造は、第6図の組立体30から絶縁支
持体29の連結部29aを省いた以外は第6図と同一で
ある。従って、第4の実施例によっても第1の実施例と
同様な利点を得ることができる。
[第5の実施例コ 第18図は3つの共振用貫通孔6と2つの結合孔5を設
けた誘電体ブロック1を示す、この場合には入力段(左
f4A)及び出力段(右端)の共振用貫通孔6のみに結
合コンデンサを挿入する。
[第6の実施例] 第19図及び第20図に示す誘電体フィルタにおいては
、第17図の場合と同様に第1及び第2の結合コンデン
サ10.11が共通のモールド樹脂にて連結されていな
い、この代りに、鍔部29d、29eの上にセラミック
板から成る絶縁基板41が配設され、ここに形成された
貫通孔にリード端子20.21が挿通され、このリード
端子20.21が絶縁基板41に接着剤43で固着され
ている。又、絶縁基板41の下面には入出力結合容量を
得るための一対の導体層44.45が設けられ、一方の
導体層44に一方のリード端子20が接続され、他方の
導体1145に他方のリード端子21が接続されている
。入出力結合容量が不要の場合には、勿論、導体層44
.45を省くことができる。シールド部材28は接着剤
46で絶縁基板41に固着されている。この実施例の場
合も、第1及び第2の結合コンデンサ10.11とシー
ルド部材28とが絶縁基板41を介して予め一体化され
るので、第1の実施例と同様な利点を得ることができる
[変形例コ 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1) 第1及び第2の結合コンデンサ10.11の構
造を貫通型コンデンサ等に変えることができる。また、
リード端子24.25の代りに弾性リング状等の接続部
材を使用して内導体膜6に対する接続を行ってもよい。
(2) 第1及び第2の結合コンデンサ10.11の誘
電体12.13の部分の全部を貫通孔6に挿入し、金属
キャップ18.19又はリード端子20.21の部分で
絶縁支持体29による相互連結を行うようにしてもよい
(3) 誘電体ブロック1の端面3側にも金属キャップ
等のシールド部材を配置してもよい。
(4) 端面導体膜9を省いて172波長の分布定数型
誘電体共振器とする場合にも適用可能である。
[発明の効果] 上述のように、いずれの請求項の発明によって    
−も第1及び第2の結合コンデンサが一体化されるので
、組立時における部品点数の削減、及び組立の単純化が
可能になる。また、第1及び第2の結合コンデンサの相
互間隔を安定的に保つことが可能になる。
請求項2及び3の発明では、シールド部材が第1及び第
2の結合コンデンサに一体化されるので、シールド部材
に対する第1及び第2の結合コンデンサの位置関係が一
定になる。従って、電気的特性の変動を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わる誘電体フィルタ
を第2図のI−I線で示す断面図、第2図は第1図の誘
電体フィルタの平面図、第3図は第2図の■−I線一部
切欠断面図、第4図は第1図の各導体膜を有する誘電体
ブロックをしめず斜視図、 第5図は第1図の誘電体フィルタのコンデンサとシール
ド部材の組立体を示す平面図、第6図は第5図のVl−
Vl線断面図、第7図は第1図の結合コンデンサの拡大
断面図、第8図は第1図のシールド部材の側面図、第9
図は第1図の誘電体フィルタの等価回路図、第10図は
第2の実施例の誘電体フィルタを示す第1図に対応する
部分の断面図、 第11図は第105図の誘電体フィルタに使用するコン
デンサ組立体を示す断面図、 第12図は第11図のコンデンサ組立体の平面図、 第13図は第11図のコンデンサ組立体の左側面図、 第14図は第3の実施例の誘電体フィルタの一部を第1
図に対応する状態で示す断面図、第15図は第14図の
誘電体フィルタで使用するコンデンサ組立体の平面図、 第16図は第15図の組立体の左側面図、第17図は第
4の実施例の誘電体フィルタに使用するコンデンサとシ
ールド部材との組立体を第6図と同じ状態で示す断面図
、 第18図は第5の実施例の誘電体フィルタの各導体膜を
有する誘電体ブロックを示す平面図、第19図は第6の
実施例の誘電体フィルタを示す第20図のA−A線断面
図、 第20図は第19図の誘電体フィルタの平面図である。 1・・・誘電体ブロック、2・・・一方の端面、3・・
・他方の端面、4・・・共振用貫通孔、6・・・内導体
膜、8・・・外導体膜、9・・・端面導体膜、10・・
・第1の結合コンデンサ、11・・・第2の結合コンデ
ンサ、12.13・・・誘電体、14.15・・・第1
の電極、16.17・・・第2の電極、20.21・・
・リード端子、24.25・・・リード端子、28・・
・シールド部材、29・・・絶縁支持体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]複数の共振用貫通孔を有する誘電体ブロックと、 前記貫通孔の壁面に設けられた内導体膜と、前記誘電体
    ブロックの外周面に設けられた外導体膜と、 前記複数の共振用貫通孔の内の入力段の共振用貫通孔に
    少なくとも一部が挿入されるように配置され、一方の電
    極が前記内導体膜に結合されている第1の結合コンデン
    サと、 前記複数の共振用貫通孔の内の出力段の共振用貫通孔に
    少なくとも一部が挿入されるように配置され、一方の電
    極が前記内導体膜に結合されている第2の結合コンデン
    サと、 前記第1及び第2の結合コンデンサがそれぞれ固着され
    ている共通の絶縁支持体と、 を備えた誘電体フィルタ。 [2]更に、前記絶縁支持体にシールド部材が固着され
    ていることを特徴とする請求項1の誘電体フィルタ。 [3]複数の共振用貫通孔を有する誘電体ブロックと、 前記貫通孔の壁面に設けられた内導体膜と、前記誘電体
    ブロックの外周面に設けられた外導体膜と、 前記複数の共振用貫通孔の内の入力段の共振用貫通孔に
    少なくとも一部が挿入されるように配置され、一方の電
    極が前記内導体膜に結合されている第1の結合コンデン
    サと、 前記複数の共振用貫通孔の内の出力段の共振用貫通孔に
    少なくとも一部が挿入されるように配置され、一方の電
    極が前記内導体膜に結合されている第2の結合コンデン
    サと、 シールド部材と、 前記シールド部材に前記第1及び第2の結合コンデンサ
    を一体化するための電気絶縁性部材とを備えた誘電体フ
    ィルタ。
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