JPH01276777A - 位置検出用半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

位置検出用半導体装置及びその製造方法

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JPH01276777A
JPH01276777A JP63103996A JP10399688A JPH01276777A JP H01276777 A JPH01276777 A JP H01276777A JP 63103996 A JP63103996 A JP 63103996A JP 10399688 A JP10399688 A JP 10399688A JP H01276777 A JPH01276777 A JP H01276777A
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layer
type layer
electrodes
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JP63103996A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kawasaki
川崎 篤
Tomoshi Kanazawa
金沢 智志
Hirokatsu Yashiro
弘克 矢代
Mitsuhiko Goto
光彦 後藤
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体素子の表面に照射された入射光ビーム
によって、被検物等の位置検出を行う位置検出用半導体
装置及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 半導体ビーム位置検出用素子(以下P、S、D。
: Po5ition 5ensitive Dete
ctorという)は、半導体素子表面に照射された入射
ビームの位置検出を主たる機能とする半導体センサの一
種である。
P、S、D、による光ビーム位置検出の原理は半導体表
面における“Lateral Photo Effec
t”を利用したもので、その概略は以下の通りである。
即ち、この素子に入射してくる光のエネルギーによって
半導体素子の中に電流が生成され、この電流が、素子端
部に同一極性の部分に少なくとも2つ以上設けられた電
極へ向かって流れる際に、その電流の大きさが電極まで
の距離に反比例して決まるため、発生する光電流の大き
さを各電極において別々に測り、簡単な演算を行えば、
入射光ビームの位置を知ることができる。
入射光ビームの位数を知る目的に従来から使用されてき
たのは、ビデオカメラ等でおなじみのCCDやMO3型
イメージセンサなどの固体撮像素子である。しかし、こ
れらのものは数十五個から数百刃側の検出素子(画素)
を持ち、それを順次走査して信号を取出すため、■信号
読出し回路が複雑、■検出速度か走査速度(フレーム時
間)により決定されそれ以上の時間分解能が得られない
、■画素間に不感領域がある、■位置分解能か画素の大
きさで決定される、などの問題かある。
また、通常、複雑な信号処理回路と数十万、数百万の画
素を同一チ・ノブ上に形成するので製造も難しく、また
、チップ間の素子特性のバラツキか製品要求仕様の条件
の厳しい応用分野での予備部品安定供給などを難しくし
ている。
これに対し、P、S、D、は走査を行わずに1個の検出
素子により、照射された光の位置を検出する方法であっ
て、近年多く用いられるようになった。
第4図(a)は従来のP、S、D、を説明するための平
面図、同図(b)は同図(a)のB−B断面図である。
第4図において、低濃度のn−型半導体ウェハlの第1
面にp型層2の正方形3の部分を形成し、この正方形3
を受光面とし、このP型の正方形3の端部の対向する2
辺に沿って高濃度のp3領域4.5を形成し、p4領域
4.5の表面に金属電極7,8を設けて出力電極とし、
この電極以外の正方形3からなる第1面の少なくともp
−n接合部に透明な絶縁層6が形成されている。そして
、n−型半導体ウェハlの第1面の裏側にnI層9を形
成し、このn0層9の一部に電極10が設けである。
したがって、p型の正方形3の電極のない2辺11.1
2はp−n接合面が形成されているから、正方形3の外
側の比抵抗が実質的に無限と考えて、受光した光による
光電流は11.12を越えて外側のn領域へ電流が流れ
ることはない。そして、第1面に表れるp−n接合は透
明な絶縁層6によって保護されているので、リーク電流
は生しない。
この結果、第4図(a)、(b)のP、S、D。
は受光面の中心を原点0とし、電極のない2辺11.1
2に平行にX軸を、電極7,8に平行にY軸をとり、電
極7と8の間隔を2Lとすると。
受光面の点Q(x、y)に点状の光が入射したとき、各
電極7,8に流れる電流I7.IQはI、+1.=I。
とすると、 I y = I o  (1x/ L) / 2I6=
1.(1+x/L)/2 となり、 Ia −I7 = Io  ” x/ Lx=L (I
a   I7 )/I。
から、位置座標Xは x−L (Ia  I7 )/ (Ia +I7 )か
ら求められる。
また、第4図のP、S、D、はn−型半導体ウェハ1の
n“層9に電極7,8の辺とは異なる対向する2辺に電
極を設けて、y座標を求めることにより、2次元光位置
検出器として機能する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の位置検出用半導体装置は、半導体結
晶の欠陥、製造工程中の熱サイクルによる損傷及び不純
物(汚染物)の存在に起因する結晶欠陥等が原因でリー
ク電流等が発生したり、また結晶に欠陥かあると、均一
な抵抗層が形成できないので、光ビーム位置の充分に高
精度な検出ができないという問題があった。
また、上述の問題を改善するため、半導体基板上に堆請
されたエピタキシャル層内にp−n接合を形成し、この
p−n接合に逆バイアス電圧を印加して空乏層を形成し
光電流を検出すると、p−n接合では空乏層の幅に限界
があるため、波長の長い光は吸収される光の量が少なく
受光面から反対側の面に通過してしまうため、光電流と
しての電気エネルギーへの変換が充分に行われない。そ
の結果、短波長の光に対する位置検出精度は高くなるか
、長波長の光に対する位置検出精度は極めて低いという
問題があった。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、簡単な装置で、位置検出精度が高く、幅広い波
長域にわたって位置検出をすることのてきる位置検出用
半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この出願の第一番目及び
第三番目の発明は接地用の電極を有する第一導電型半導
体基板21と、この第一導電型半導体基板21の上面(
第1面)に埋込まれた第二導電型層22と、前記第一導
電型半導体基板21及び第二導電型層22の前記第1面
上に形成された真性半導体層23と、この真性半導体層
23の中心部に形成された長方形の第一導電型層24と
、前記第一導電型半導体基板21の周辺端部の前記第1
面から前記真性半導体層23の上面(第2面)に達する
領域に設けられた少なくとも1回りの領域の第一導電型
領域25と、前記第一導電型半導体基板21に埋込まれ
た第二導電型層22の前記第1面の周辺端部から前記真
性半導体層23の前記第2面に達する領域に設けられた
1回りの低抵抗の第二導電型領域26と、前記長方形の
第一導電型層24の前記第2面における端部の対向する
2辺に設けられ、この長方形の第一導電型層24に接触
する1対の電極27.28と、前記1回りの低抵抗の第
二導電型領域26における前記第2面上の端部の対向す
る2辺てあって、前記第一導電型層24上の1対の電極
27.28を結ぶ線に対して直交する方向に、前記低抵
抗の第二導電型領域26に接触する1対の電極29゜3
0とをそれぞれ具備したもの及びその製造方法であり、
第二番目及び第四番目の発明は絶縁性基板31と、この
絶縁性基板31の表面に積層された半導体の第二導電型
層と32、この第二導電型層32の上面(第1面)上に
形成された真性半導体層33、この真性半導体層33の
中心部に形成された長方形の第一導電型層34と、第二
導電型層32の前記第1面の周辺端部から前記真性半導
体層33の上面(第2面)に達する領域に設けられた1
回りの低抵抗の第二導電型領域35と、前記長方形の第
一導電型層34の上面(第2面)上における端部の対向
する2辺に設けられ、この長方形の第一導電型層34に
接触する1対の電極36.37と、前記1回りの低抵抗
の第二導電型領域35における前記第2面上の端部の対
向する2辺であって、前記第一導電型層34上の1対の
電極36.37を結ぶ線に対して直交する方向に、前記
低抵抗の第二導電型領域35に接触する1対の電極38
.39とをそれぞれ具備したもの及びその製造方法であ
る。
[作用コ 従来の装置では、波長の短い光に対しては2乃至3Ii
sのp−n接合層で吸収してしまうにも拘らず、波長の
長い光てあれば15gm以上の厚みのp −n接合層を
要するという弊害があった。しかし、この発明では上記
の手段を有することにより、真性半導体層か空乏層とし
ての働きをするので、この空乏層の厚みを制御すること
により、短波長から長波長までの幅広い波長域の光を全
て吸収して光電流として検出することかできる。また、
この幅広い波長域の光の検出精度を上げると共にエピタ
キシャル成長によって形成して、欠陥の少ない結晶によ
って1位置検出精度も向上する。
[実施例] 第1図(a)はこの発明の位置検出用半導体装との一実
施例を示す斜視図で、同図(b)は同図(a)の線A−
Aにおける断面図、同図(c)は同図(a)の平面図で
ある。
第1図(a)、(b)、(C)において、21はp型の
半導体基板、22はこのp型の半導体基板21に埋込ま
れたn型層、23はこのn型層22及びp型の半導体基
板21の上面に形成されたi層、24はこの1層23内
に形成されたp型層、25はp型の半導体基板21の表
面(t51面)から1層23の表面(第2面)に達する
高濃度の20領域、26はp型の半導体基板21に埋込
まれたn型層22の第1面から1層23の表面(第2面
)に達する高濃度のn″″″領域7゜28はp型層24
の表面(第2面)端部に形成された対向するl対の電極
、29.30は前記J対の電極27.28を結ぶ線と直
交する位置であって、かつI’m“領域26の表面(第
2面)上に形成された1対の電極である。
次に、この第1図(a)、(b)、(c)に示した位置
検出用半導体装置の製造方法について21?明する。
まず、Slからなるp型の半導体基板21の第1面にイ
オン注入によりn型層22の埋込層を複数個形成し、こ
のn型層22か複数個埋込まれた前記p型の半導体基板
21の第1面に1層23をエピタキシャル成長により形
成する。次に、p型の半導体基板21の周辺端部の第1
面から前記1層23の第2面に達する少なくとも1回り
の高濃度のp1領域25を複数個設けて分割し、この高
濃度のp゛領域25に分割された複数個の1層23の第
2面の周辺端部から基板に埋込まれたn型層22に達す
る1回りの高濃度のn+領域26を熱拡散法により形成
し、この高濃度のn6領域26に囲まれた各1層23の
第2面の各領域にイオン注入または熱拡散法によって正
方形のp型層24を各々形成する。次に、これら正方形
の各p型層24の第2面上における各端部の対向する2
辺に正方形のp型層24に接触する1対の電極27.2
8をそれぞれ形成し、この1対の電極27.28を結ぶ
線に対して直交する方向の前記1回りの高濃度のn9領
域26の第2面における対向する2辺に高濃度のn0領
域26に接触する電極29.30をそれぞれ形成する。
その後、高濃度のp3領域25の部分を鋸等による機械
的加工、もしくはエツチング等による化学的処理により
各装置に分割する。
次に第1図の位置検出用半導体装置によって被検物の位
置を検出する方法を、第2図を用いて説明する。
第2図(a)はこの発明における被検物からの入射光に
よって被検物の位置を検出する際の位置検出用半導体装
置の概略説明図で、同図(b)は同図(a)の断面図で
ある。
第2図において、p型層24とn型層22に逆バイアス
の電圧、即ちp型層24に負電圧を、n型層22に正電
圧を印加してp型層24の表面(第2面)に被検物から
の光を照射すると、pin接合の1層23は空乏層とし
ての働きをし、この空乏層の中を光電流が流れる。
今、電極29.30に平行にX軸、電極27゜28に平
行にY軸をとり、電極27.28間の間隔を2Lとする
と、受光面の点Q’(x、。
y、)に点状の光か入射したとき、pin接合の空乏層
の中を流れる光電流はp型層24の各電極27.28に
達する。電極27.28に流れる電流を127.I2a
として、 l0=I2?+I28 とすると、 I27=IO(L  Xa )/2L、T2a=Io 
 (L+x、)/2L となるから Xa =L (I 27  I 28) / (I 2
7+ I 21りから座標X1か求められる。
同様にY軸方向の座標は、逆バイアスされたpin接合
を流れる電流を測定することになり、電極29.30間
の間隔を2Mとし、 I’o=129+I3゜ とすると。
129=I’O(M−ya)/2M、 l30=I′0  (M+y、)/2Mとなるから 3/a =M (I3o  I29)/ (I29+l
30)が得られる。
以上のようにして、受光面の点Q’(x、。
ya)が求められ、それにより被検物の位置が検出でき
る。
尚、この際、アース電極31′をp型の半導体基板21
の裏面から引出したか、高濃度のp0領域25の第2面
(表面)から引出すことにすれば、同一の方向から各電
極の引出線を取出すことがてきる。また、上記各電極か
ら得られた信号電流を処理する信号処理回路は図示して
いないが、各電極から得られる出力電流を電圧に変換し
、その出力を演算して検出する等の公知の処理方法によ
って行うことができる。
第5図は第1図、第2図及び後述する第3図に示すこの
実施例の位置検出装置と第4図に示す従来のP、S、D
、どの位置検出性能についての比較を行った特性図で、
横軸、縦軸は受光面の座標をそれぞれ500Bずつの間
隔でとり、各点の検出位置の直線性をこの座標上に示し
たもので、(1)〜(13)の曲線はこの実施例におけ
る位置検出性能を示す特性曲線であり、それ以外の(a
)〜(m)の曲線は従来の位置検出性能を示す特性曲線
である。
第5図から明らかなように、この実施例によると、受光
面の中心位置ては精度の高い直線状態を示し、端部に行
くに従ってやや精度が下る程度て、誤差の範囲は0.1
%以内であるのに対し、従来のP、S、D、は受光面の
中心位置から遠ざかるに従って精度は大きく低下して、
誤差の範囲は数%〜lO%程度になる。
第6図は本発明のP、S、D、と、従来例のP、S、D
、の放射感度スペクトルを示す。本発明のP、S、D、
は、従来例のP、S、D、と比べ遜色ない放射感度特性
が得られる。
以上のことから、この実施例の位置検出用半導体装置は
従来のものに比して2桁精度が高く、かつ放射感度特性
が従来のものに比べ遜色なく、広い波長範囲にわたって
位置検出することができることがわかる。
また、前記実施例では基板としてS、からなる半導体基
板21を用いたが、Ge、G、A、。
I np 、 CMT (Cd、Hx、Ts )もしく
はアモルファスシリコン等を用いてよく、特にG、A、
を用いた場合は基板へのリーク電流が少ないという利点
がある。また、P型の半導体基板に替えてn型の半導体
基板にすることも可能で、n型の半導体基板を用いる場
合は位置検出用半導体装置としては前記実施例のように
pinpの装置ではなく、n1pnの装置になり、周辺
の分離領域をp+領域25に替えてn0領域を形成すれ
ばよい。
さらに、半導体基板21に替えてサファイアのような絶
縁性基板を用いることが可能である。ただ、絶縁性基板
を用いる際は、その絶縁性基板の上に良質な半導体結晶
をエピタキシャル成長により積層することかできるもの
でなけれならない。
そして、絶縁性基板を用いた場合は基板自体が導電層で
はないので、基板へのリーク電流がなくなるという利点
もある。
第3図は他の実施例として絶縁性基板を用いた場合の位
置検出用半導体装置の概略を示す図である。
第3図において、絶縁性基板31の表面にn型層32を
積層し、このn型層32の第1面に1層33をエピタキ
シャル成長により形成する。そして、この1層33の第
2面の周辺端部から前記n型層32に達する高濃度のn
0領域35を熱拡散法により形成し、このnゝ領域35
に囲まれた1層33の第2面の領域に不純物添加によっ
て正方形のp型層34を形成し、この正方形のp型層3
4の第2面(表面)に1対の電極36.37(不図示)
を形成し、この1対の電極36.37を結ぶ線に対して
直交する方向のn3領域35に接触する1対の電極38
.39をそれぞれ形成する。そして、pin接合面に逆
バイアスの電圧を印加して、受光面であるp型層34に
入射した光を電気エネルギーに変換して電流として各電
極36.37及び38.39から取出して位置検出する
点、及びpinに替えてnipにしてよい点は先の実施
例の場合と同じである。
さらに、前記第1図、第2図の実施例では分離領域であ
るp0領域25を1回り設けたが、受光面(実施例では
p型層24)が狭くならない程度に2回り以上設けるこ
とによって、各装置をエツチングもしくは機械加工によ
って切り離す際のクラックやひび割れ等の影響から免れ
ることができる。また、この高濃度のp0領域もしくは
n”9n域は基板と同じ導電型であるので、この高濃度
の領域の上面(第2面)から第3の電極を取出すことが
できるために基板の裏側に電極を設ける必要はない。
さらにまた、前記各実施例ではp型層24もしくは34
を正方形にしたか、正方形に限らず長方形てあっても入
射光に対する位置検出は支障なく行うことがてきる。
尚、半導体基板の軸方位は無指定でCZ(チョクラルス
キ)法によって種結晶棒で引き上げるのか、FZ(フロ
ーティング・ゾーン)法で不純物を結晶中に均一に添加
して形成してもよい。
また、この発明のエピタキシャル成長は分子線エピタキ
シャル成長によるか、CV D (CheIlical
Vapor Deposition)によって、高品位
の結晶層を形成している。その結果、アモルファスシリ
コンを用いたP、S、D、のような抵抗膜によるものと
異なって、高品質の半導体結品を抵抗層として入射光を
光電流に変換し、抵抗分割することにより高精度の位置
検出ケ行うことがてきる。
[発明の効果] 以上説明したとおりの構成を有することにより、この発
明の位置検出用半導体装置は、エピタキシャル成長によ
ってi層を形成しているので、このi層の厚みを制御す
ることによってp−n接合に逆バイアスをかけたときの
空乏層の厚みを制御することができる。その結果、波長
の長い光が入射しても、この空乏層て吸収して電気エネ
ルギーに変換することができ、短波長から長波長にわた
る幅広い波長域の光に対応することができ、位置検出精
度ははるかに向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の位置検出用半導体装置の一実
施例を示す斜視図、同図(b)は同図(a)の線A−A
の断面図、同図(C)は同図(a)の平面図、第2図(
a)はこの発明における被検物からの入射光によって被
検物の位置を検出する際の位置検出用半導体装置の概略
説明図、同図(b)は同図(a)の断面図、第3図は他
の実施例として絶縁性基板を用いた場合の位置検出用半
導体装置の概略を示す図、第4図(a)は従来のp、S
、Dを説明するための平面図、同図(b)は同図(a)
のB−B断面図、第5図は第1図、第2図及び第3図に
示すこの実施例のP、S、D、と第4図に示す従来のP
、S、D。 との位置検出性部についての比較を行った特性図、第6
図は本発明の実施例のP、S、D、と第4図に示す従来
のP、S、D、の放射感度スペクトルを比較した特性図
である。 図中。 21:半導体基板 22:n型層 23:i層 24:p型層 25:p’″領域 26:n+望城 27.28,29,30:電極 31′:アース電極 代理人 弁理士 1)北 嵩 晴 (C) 第1図 (a)            (b)第2図 第3図 Pos’+t’+on (mm) 第50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接地用の電極を有する第一導電型半導体基板21
    と、この第一導電型半導体基板21の面(第1面)に埋
    込まれた第二導電型層22と、前記第一導電型半導体基
    板21及び第二導電型層22の前記第1面上に形成され
    た真性半導体層23と、この真性半導体層23の中心部
    に形成された長方形の第一導電型層24と、前記第一導
    電型半導体基板21の周辺端部の前記第1面から前記真
    性半導体層23の上面(第2面)に達する領域に設けら
    れた少なくとも1回りの領域の第一導電型領域25と、
    前記第一導電型半導体基板21に埋込まれた第二導電型
    層22の前記第1面の周辺端部から前記真性半導体層2
    3の前記第2面に達する領域に設けられた1回りの低抵
    抗の第二導電型領域26と、前記長方形の第一導電型層
    24の前記第2面における端部の対向する2辺に設けら
    れ、この長方形の第一導電型層24に接触する1対の電
    極27、28と、前記1回りの低抵抗の第二導電型領域
    26における前記第2面上の端部の対向する2辺であっ
    て、前記第一導電型層24上の1対の電極27、28を
    結ぶ線に対して直交する方向に、前記低抵抗の第一導電
    型領域26に接触する1対の電極29、30とをそれぞ
    れ具備したことを特徴とする位置検出用半導体装置。
  2. (2)絶縁性基板31と、この絶縁性基板31の表面に
    積層された半導体の第一導電型層32と、この第二導電
    型層32の上面(第1面)上に形成された真性半導体層
    33と、この真性半導体層33の中心部に形成された長
    方形の第一導電型層34と、前記第二導電型層32の前
    記第1面の周辺端部から前記真性半導体層33の上面(
    第2面)に達する領域に設けられた1回りの低抵抗の第
    二導電型領域35と、前記長方形の第一導電型層34の
    上面(第2面)上における端部の対向する2辺に設けら
    れ、この長方形の第一導電型層34に接触する1対の電
    極36、37と、前記1回りの低抵抗の第一導電型領域
    35における前記第2面上の端部の対向する2辺であっ
    て、前記第一導電型層34上の1対の電極36、37を
    結ぶ線に対して直交する方向に、前記低抵抗の第二導電
    型領域35に接触する1対の電極38、39とをそれぞ
    れ具備したことを特徴とする位置検出用半導体装置。
  3. (3)第一導電型半導体基板21の上面(第1面)にイ
    オン注入または熱拡散法により第一導電型層22の埋込
    層を複数個形成し、この第二導電型層22が複数個埋込
    まれた前記第一導電型半導体基板21の上面(第1面)
    に真性半導体層23をエピタキシャル成長により形成し
    、前記第一導電型半導体基板21の周辺端部の前記第1
    面から前記真性半導体層23の上面(第2面)に達する
    少なくとも1回りの第一導電型領域25を複数個設けて
    分割し、この第一導電型領域25に分割された複数個の
    真性半導体層23の前記第2面の周辺端部から前記基板
    に埋込まれた第二導電型層22に達する1回りの低抵抗
    の第一導電型領域26を熱拡散法により形成し、この低
    抵抗の第二導電型領域26に囲まれた各真性半導体層2
    3の前記第2面の各領域にイオン注入または熱拡散法に
    よって長方形の第一導電型層24を各々形成し、これら
    長方形の各第一導電型層24の前記第2面上における各
    端部の対向する2辺に前記長方形の第一導電型層24に
    接触する1対の電極27、28をそれぞれ形成し、この
    1対の電極27、28を結ぶ線に対して直交する方向の
    前記1回りの低抵抗の第二導電型領域26の前記第2面
    における対向する2辺に低抵抗の第二導電型領域26に
    接触する1対の電極29、30をそれぞれ形成すること
    を特徴とする位置検出用半導体装置の製造方法。
  4. (4)絶縁性基板31の表面に半導体の第二導電型層3
    2を積層し、この第二導電型層32の上面(第1面)に
    真性半導体層33をエピタキシャル成長により形成し、
    この真性半導体層33の上面(第2面)の周辺端部から
    前記第二導電型層32に達する1回りの低抵抗の第二導
    電型領域35を熱拡散法により形成し、この低抵抗の第
    二導電型領域35に囲まれた各真性半導体層33の前記
    第2面の各領域にイオン注入または熱拡散法によって長
    方形の第一導電型層34を各々形成し、これら長方形の
    各第一導電型層34の前記第2面における各端部の対向
    する2辺に前記長方形の第一導電型層34に接触する1
    対の電極36、37をそれぞれ形成し、この1対の電極
    36、37を結ぶ線に対して直交する方向の前記1回り
    の低抵抗の第二導電型領域35の前記第2面における対
    向する2辺に低抵抗の第二導電型領域35に接触する1
    対の電極38、39をそれぞれ形成することを特徴とす
    る位置検出用半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991006122A1 (en) * 1989-10-11 1991-05-02 The University Of New Mexico High resolution position sensor
US5600173A (en) * 1992-05-28 1997-02-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device capable of detecting a light position

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